JPH07304528A - 媒体シートつまみ・送りシステム - Google Patents
媒体シートつまみ・送りシステムInfo
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- JPH07304528A JPH07304528A JP7129594A JP12959495A JPH07304528A JP H07304528 A JPH07304528 A JP H07304528A JP 7129594 A JP7129594 A JP 7129594A JP 12959495 A JP12959495 A JP 12959495A JP H07304528 A JPH07304528 A JP H07304528A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0684—Rollers or like rotary separators on moving support, e.g. pivoting, for bringing the roller or like rotary separator into contact with the pile
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0615—Rollers or like rotary separators reciprocating and rotatable in one direction only
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H3/00—Separating articles from piles
- B65H3/02—Separating articles from piles using friction forces between articles and separator
- B65H3/06—Rollers or like rotary separators
- B65H3/0669—Driving devices therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ばね負荷媒体シートトレイを不要とし、媒体
シートトレイを再ロードし易くし得る媒体シートつまみ
・送りシステムを提供する。 【構成】 つまみローラーシャフト６２；つまみ・送り
動作中、媒体シートスタック５０を支持し、つまみロー
ラーシャフトから固定距離だけ離れた媒体シート支持面
５２；つまみローラーシャフトに結合し突出するアーム
５８，６０；スタックの最上位媒体シート５４上に静止
するアームで回転可能に支持され、ローラーシャフトに
係合して駆動するつまみローラー５６，６４，６６；第
１と第２の回転方向を持つ駆動手段９０，９２；駆動状
態と非駆動状態を有し、駆動状態では、駆動手段をつま
みローラーシャフト６２に結合してその回転とつまみロ
ーラーのつまみ回転を生じ、非駆動状態では、つまみロ
ーラーシャフトから解放されてつまみローラーシャフト
とつまみローラーの自由回転を可能とするが、送られる
媒体シートとは接触するクラッチ６８，７０，７２，７
４；を備えている。
シートトレイを再ロードし易くし得る媒体シートつまみ
・送りシステムを提供する。 【構成】 つまみローラーシャフト６２；つまみ・送り
動作中、媒体シートスタック５０を支持し、つまみロー
ラーシャフトから固定距離だけ離れた媒体シート支持面
５２；つまみローラーシャフトに結合し突出するアーム
５８，６０；スタックの最上位媒体シート５４上に静止
するアームで回転可能に支持され、ローラーシャフトに
係合して駆動するつまみローラー５６，６４，６６；第
１と第２の回転方向を持つ駆動手段９０，９２；駆動状
態と非駆動状態を有し、駆動状態では、駆動手段をつま
みローラーシャフト６２に結合してその回転とつまみロ
ーラーのつまみ回転を生じ、非駆動状態では、つまみロ
ーラーシャフトから解放されてつまみローラーシャフト
とつまみローラーの自由回転を可能とするが、送られる
媒体シートとは接触するクラッチ６８，７０，７２，７
４；を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体シート送り装置に
関するものであり、更に詳細に述べれば、ばね負荷媒体
シートトレイの必要性を除去し、媒体シートトレイを再
ロードし易くすることができる媒体シートつまみ・送り
システムに関する。
関するものであり、更に詳細に述べれば、ばね負荷媒体
シートトレイの必要性を除去し、媒体シートトレイを再
ロードし易くすることができる媒体シートつまみ・送り
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする問題点】普
通に使用されている、媒体シートをつまみ且つ送る従来
技術の機構は、回転して媒体シートつまみ動作を生ずる
Ｄ形ホイールを採用している。つまみ動作に続くシート
送り中、Ｄホイールの平らな部分は、送られるシートと
接触しないままである。この構成は、媒体シートが、送
り動作中、Ｄホイールのシャフトの周りに曲がらない限
り満足である。この曲がりは、媒体トレイが送り機構に
対して傾いて設置されるときに生ずることがある。この
ような状況のもとでは、媒体シートは、印刷機構に送り
込まれるにつれて曲がらなければならない。媒体シート
がＤ形ホイールに抗して押せば、媒体シートにかかるか
なりな抵抗が生ずる。この問題に対する解法は、一対の
自由回転円盤を、Ｄホイールが取り付けられている同じ
シャフトに取り付けることであった。これら円盤はＤホ
イール（またはホイール）の平らな部分を超えて突出
し、それにより送り動作中媒体シートを、Ｄホイールの
代わりに円盤に対して押すことができるようにする。こ
の問題に対する更に他の解法は、Ｄホイールシャフトの
後に別のシャフトを使用し、媒体シートが別のシャフト
にある円形ローラーの周りに曲がるようにすることであ
る。両解法とも、媒体シートつまみ・送りシステムの部
品数とコストとに追加が生ずる。
通に使用されている、媒体シートをつまみ且つ送る従来
技術の機構は、回転して媒体シートつまみ動作を生ずる
Ｄ形ホイールを採用している。つまみ動作に続くシート
送り中、Ｄホイールの平らな部分は、送られるシートと
接触しないままである。この構成は、媒体シートが、送
り動作中、Ｄホイールのシャフトの周りに曲がらない限
り満足である。この曲がりは、媒体トレイが送り機構に
対して傾いて設置されるときに生ずることがある。この
ような状況のもとでは、媒体シートは、印刷機構に送り
込まれるにつれて曲がらなければならない。媒体シート
がＤ形ホイールに抗して押せば、媒体シートにかかるか
なりな抵抗が生ずる。この問題に対する解法は、一対の
自由回転円盤を、Ｄホイールが取り付けられている同じ
シャフトに取り付けることであった。これら円盤はＤホ
イール（またはホイール）の平らな部分を超えて突出
し、それにより送り動作中媒体シートを、Ｄホイールの
代わりに円盤に対して押すことができるようにする。こ
の問題に対する更に他の解法は、Ｄホイールシャフトの
後に別のシャフトを使用し、媒体シートが別のシャフト
にある円形ローラーの周りに曲がるようにすることであ
る。両解法とも、媒体シートつまみ・送りシステムの部
品数とコストとに追加が生ずる。
【０００３】他の従来技術のつまみ・送りシステムを図
１〜図３に示す。この図は、エプソン・コーポレーショ
ンにより製造されている媒体シート送り機構に採用され
ているつまみローラーシステムを示している。図１は、
エプソンのつまみホイールの側面図であり、駆動モータ
（図示せず）に結合されているシャフト１２に取り付け
られた駆動ギア１０を備えている。旋回アーム１４がシ
ャフト１２の周りに回転するよう取り付けられ、ゴム製
つまみローラー１６を囲んでいる。被駆動ギア１８が駆
動ギア１０と組合い、ゴム製つまみローラー１６に堅く
接続され、回転のためにシャフト２０に取り付けられて
いる。ばねワッシャー（ｗａｓｈｅｒ）２２がアーム１
４の内面と被駆動ギア１８との間に設置され、摩擦クラ
ッチ機能を行なう。
１〜図３に示す。この図は、エプソン・コーポレーショ
ンにより製造されている媒体シート送り機構に採用され
ているつまみローラーシステムを示している。図１は、
エプソンのつまみホイールの側面図であり、駆動モータ
（図示せず）に結合されているシャフト１２に取り付け
られた駆動ギア１０を備えている。旋回アーム１４がシ
ャフト１２の周りに回転するよう取り付けられ、ゴム製
つまみローラー１６を囲んでいる。被駆動ギア１８が駆
動ギア１０と組合い、ゴム製つまみローラー１６に堅く
接続され、回転のためにシャフト２０に取り付けられて
いる。ばねワッシャー（ｗａｓｈｅｒ）２２がアーム１
４の内面と被駆動ギア１８との間に設置され、摩擦クラ
ッチ機能を行なう。
【０００４】媒体トレイは、媒体シート２６のスタック
を支持し、ばね２８によりバイアスされてゴム製つまみ
ローラー１６と接触している圧力板２４を備えている。
エッジセパレータ３０は、ゴム製つまみローラー１６の
動作までスタック２６の最上位のシートを所定位置に維
持するよう設置されている。
を支持し、ばね２８によりバイアスされてゴム製つまみ
ローラー１６と接触している圧力板２４を備えている。
エッジセパレータ３０は、ゴム製つまみローラー１６の
動作までスタック２６の最上位のシートを所定位置に維
持するよう設置されている。
【０００５】図２および図３を参照すると、図１のつま
みローラー送り装置の概略図が示されている。つまみ動
作を行なうには、駆動ギア１０を反時計（ＣＣＷ）方向
に駆動し、それにより被駆動ギア１８を時計（ＣＷ）方
向に回転させる。ばねワッシャー２２により加えられる
摩擦により、アーム１４およびつまみローラー１６はア
ーム１４が止め３２に当るまでＣＷ方向に回転する。こ
の動作により、ローラー１６はスタック２６の最上位の
シートと接触する。この最上位のシートは、ばね２８の
動作により、つまみローラー１６に抗してトレイ２４の
上に押上げられる。つまみローラー１６が連続して時計
方向に回転すると、スタック２６から最上位のシート３
４が送られる。
みローラー送り装置の概略図が示されている。つまみ動
作を行なうには、駆動ギア１０を反時計（ＣＣＷ）方向
に駆動し、それにより被駆動ギア１８を時計（ＣＷ）方
向に回転させる。ばねワッシャー２２により加えられる
摩擦により、アーム１４およびつまみローラー１６はア
ーム１４が止め３２に当るまでＣＷ方向に回転する。こ
の動作により、ローラー１６はスタック２６の最上位の
シートと接触する。この最上位のシートは、ばね２８の
動作により、つまみローラー１６に抗してトレイ２４の
上に押上げられる。つまみローラー１６が連続して時計
方向に回転すると、スタック２６から最上位のシート３
４が送られる。
【０００６】図３に示すように、最上位の媒体シート３
４が一対の送りローラー３６に掴まれると、駆動ギア１
０の回転方向がＣＷ方向に逆転し、それによりアーム１
４およびつまみローラー１６は、ＣＣＷ方向に回転し
て、最上位のシート３４との係合から外れる。つまみロ
ーラー１６のＣＣＷ回転がなされないで係合が外れない
とすれば、ばねワッシャー２２のクラッチ動作がつまみ
ローラー１６に媒体シート３４の送りを妨害させるの
で、つまみローラー１６のＣＣＷ回転は必要である。ア
ーム１４およびつまみローラー１６のＣＣＷ回転は、ア
ーム１４が第２の止め３８に当るまで続く。
４が一対の送りローラー３６に掴まれると、駆動ギア１
０の回転方向がＣＷ方向に逆転し、それによりアーム１
４およびつまみローラー１６は、ＣＣＷ方向に回転し
て、最上位のシート３４との係合から外れる。つまみロ
ーラー１６のＣＣＷ回転がなされないで係合が外れない
とすれば、ばねワッシャー２２のクラッチ動作がつまみ
ローラー１６に媒体シート３４の送りを妨害させるの
で、つまみローラー１６のＣＣＷ回転は必要である。ア
ーム１４およびつまみローラー１６のＣＣＷ回転は、ア
ーム１４が第２の止め３８に当るまで続く。
【０００７】ばね負荷トレイを使用するには、媒体シー
トの再ロードのため媒体シートトレイを取り外すこと、
または圧力板を押して再ロードを可能とするカム機構を
設けることが必要であろう。カム機構は、機構駆動モー
タに関する所要トルクを増大する。
トの再ロードのため媒体シートトレイを取り外すこと、
または圧力板を押して再ロードを可能とするカム機構を
設けることが必要であろう。カム機構は、機構駆動モー
タに関する所要トルクを増大する。
【０００８】したがって、本発明の目的は、必要駆動ト
ルクを減少し、媒体シートを容易に再ロードすることが
できる媒体シートつまみ・送りシステムを提供すること
である。
ルクを減少し、媒体シートを容易に再ロードすることが
できる媒体シートつまみ・送りシステムを提供すること
である。
【０００９】本発明の他の目的は、つまみローラーの位
置を、媒体シートのスタックの変化する高さに合わせて
自動的に調節する、改良された媒体シートつまみ・送り
システムを提供することである。
置を、媒体シートのスタックの変化する高さに合わせて
自動的に調節する、改良された媒体シートつまみ・送り
システムを提供することである。
【００１０】本発明の更に他の目的は、固定位置の媒体
シートトレイを使用し、つまみローラーに対する媒体シ
ートのばね負荷を必要としない、改良された媒体シート
つまみ・送りシステムを提供することである。
シートトレイを使用し、つまみローラーに対する媒体シ
ートのばね負荷を必要としない、改良された媒体シート
つまみ・送りシステムを提供することである。
【００１１】本発明の更に他の目的は、広範囲の紙の重
さを取り扱うことができる、改良された媒体シートつま
み・送りシステムを提供することである。
さを取り扱うことができる、改良された媒体シートつま
み・送りシステムを提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】媒体シートつまみ・送り
システムは、回転のため取り付けられているつまみロー
ラーシャフト、および媒体シートのスタックを支持面上
に支持する媒体シートトレイを備えている。支持面は、
つまみ動作中、つまみローラーシャフトから固定距離だ
け離れている。アーム構造は、つまみローラーシャフト
に結合されてそこから突出し、つまみローラーシャフト
に連結されているつまみローラーを備えている。第１お
よび第２の回転方向を有する駆動モータは、クラッチを
介してつまみローラーシャフトに結合することができ
る。駆動状態中、駆動モータは、クラッチを介して、つ
まみローラーシャフトを回転させ、つまみローラーを操
作する。非駆動状態で、クラッチ機構は、つまみローラ
ーシャフトから解放され、送られている媒体シートとは
なおも接触を維持しながら、つまみローラーを自由回転
させることができる。つまみローラーは、媒体シートト
レイにより支持されている媒体シートとの接触から外れ
ることは決してない。
システムは、回転のため取り付けられているつまみロー
ラーシャフト、および媒体シートのスタックを支持面上
に支持する媒体シートトレイを備えている。支持面は、
つまみ動作中、つまみローラーシャフトから固定距離だ
け離れている。アーム構造は、つまみローラーシャフト
に結合されてそこから突出し、つまみローラーシャフト
に連結されているつまみローラーを備えている。第１お
よび第２の回転方向を有する駆動モータは、クラッチを
介してつまみローラーシャフトに結合することができ
る。駆動状態中、駆動モータは、クラッチを介して、つ
まみローラーシャフトを回転させ、つまみローラーを操
作する。非駆動状態で、クラッチ機構は、つまみローラ
ーシャフトから解放され、送られている媒体シートとは
なおも接触を維持しながら、つまみローラーを自由回転
させることができる。つまみローラーは、媒体シートト
レイにより支持されている媒体シートとの接触から外れ
ることは決してない。
【００１３】
【実施例】図４を参照すると、媒体シートのスタック５
０が、印刷機構から滑動可能に取り外すことができ、且
つそれに挿入することができるトレイ５２に支持されて
いる。トレイ５２は、印刷機構から取り外さずに、媒体
シートを補給することができる。トレイ５２は、印刷機
構の内部の位置にあるとき、静止位置に休止しており、
スタック５０をつまみ・送り装置に抗してバイアスする
ばね手段を備えていない。
０が、印刷機構から滑動可能に取り外すことができ、且
つそれに挿入することができるトレイ５２に支持されて
いる。トレイ５２は、印刷機構から取り外さずに、媒体
シートを補給することができる。トレイ５２は、印刷機
構の内部の位置にあるとき、静止位置に休止しており、
スタック５０をつまみ・送り装置に抗してバイアスする
ばね手段を備えていない。
【００１４】一対のアーム５８および６０が、つまみロ
ーラーシャフト６２から突出して、該シャフトの周りに
回転するために取り付けられている。アーム５８および
６０は、常に縦列を成して移動するように接続されてい
る（図示せず）。つまみローラー駆動ギア６４がつまみ
ローラーシャフト６２に堅く取り付けられ、一対の遊び
ローラー６６を介して、つまみローラー５６に堅く結合
されているギア（図示せず）に係合している。アーム５
８および６０は、つまみローラー５６をスタック５０の
最上位の媒体シート５４に静止できるようにする。つま
みローラー５６の外面は、好適にはゴムまたはゴム様材
料から構成されている。スタック５０の大きさが増大す
るか減少するかするにつれて、アーム５８および６０
は、つまみローラーシャフト６２の周りを回転し、つま
みローラー５６が最上位のシート５４と一定の接触を維
持するようにする。
ーラーシャフト６２から突出して、該シャフトの周りに
回転するために取り付けられている。アーム５８および
６０は、常に縦列を成して移動するように接続されてい
る（図示せず）。つまみローラー駆動ギア６４がつまみ
ローラーシャフト６２に堅く取り付けられ、一対の遊び
ローラー６６を介して、つまみローラー５６に堅く結合
されているギア（図示せず）に係合している。アーム５
８および６０は、つまみローラー５６をスタック５０の
最上位の媒体シート５４に静止できるようにする。つま
みローラー５６の外面は、好適にはゴムまたはゴム様材
料から構成されている。スタック５０の大きさが増大す
るか減少するかするにつれて、アーム５８および６０
は、つまみローラーシャフト６２の周りを回転し、つま
みローラー５６が最上位のシート５４と一定の接触を維
持するようにする。
【００１５】つまみローラーシャフト６２の一方の端部
にギア７０，７２およびアーム７４から成る摩擦クラッ
チ機構と係合する駆動ギア６８がある。クラッチ機構の
側面図（トレイ５２の下から見た）を図５に示してあ
り、平面図を図６に示してある。ギア７２は、図４の固
定壁位置（図示せず）から突出するシャフト７６に取り
付けられている。ギア７０は、シャフト７８を介してア
ーム７４に接続されている。ばね８０が、ギア７０とア
ーム７４との間に設置されて、摩擦クラッチ操作を行な
うようになっている。ギア７２がＣＣＷに回転すると、
ギア７０はＣＷ方向に回転し、ばね８０の動作により、
アーム７４はＣＣＷ方向に回転する。この動作により、
ギア７０が、つまみローラーシャフト６２上のギア６８
と係合する。対照的に、ギア７２のＣＷ回転により、ア
ーム７４はＣＷ方向に回転し、ギア７０をギア６８との
係合から解除する。止め（図示せず）がアーム７４と係
合して、そのＣＷ走行を制限する。
にギア７０，７２およびアーム７４から成る摩擦クラッ
チ機構と係合する駆動ギア６８がある。クラッチ機構の
側面図（トレイ５２の下から見た）を図５に示してあ
り、平面図を図６に示してある。ギア７２は、図４の固
定壁位置（図示せず）から突出するシャフト７６に取り
付けられている。ギア７０は、シャフト７８を介してア
ーム７４に接続されている。ばね８０が、ギア７０とア
ーム７４との間に設置されて、摩擦クラッチ操作を行な
うようになっている。ギア７２がＣＣＷに回転すると、
ギア７０はＣＷ方向に回転し、ばね８０の動作により、
アーム７４はＣＣＷ方向に回転する。この動作により、
ギア７０が、つまみローラーシャフト６２上のギア６８
と係合する。対照的に、ギア７２のＣＷ回転により、ア
ーム７４はＣＷ方向に回転し、ギア７０をギア６８との
係合から解除する。止め（図示せず）がアーム７４と係
合して、そのＣＷ走行を制限する。
【００１６】図４に転じて、モータ９０がＣＣＷに駆動
されると、遊びギア９２を介してギア７２をＣＣＷ方向
に駆動する。ギア７０はしたがって、ＣＷ方向に回転
し、ギア６８およびつまみローラーシャフト６２をＣＣ
Ｗ方向に回転させる。この回転運動は、ギア６４および
遊びギア６６を介して伝えられ、つまみローラー５６を
ＣＷ方向に回転させる。アーム５８および６０はつまみ
ローラーシャフト６２に回転可能に取り付けられている
ので、つまみローラー５６は、スタック５０の最上位の
シート５４の上に静止する。
されると、遊びギア９２を介してギア７２をＣＣＷ方向
に駆動する。ギア７０はしたがって、ＣＷ方向に回転
し、ギア６８およびつまみローラーシャフト６２をＣＣ
Ｗ方向に回転させる。この回転運動は、ギア６４および
遊びギア６６を介して伝えられ、つまみローラー５６を
ＣＷ方向に回転させる。アーム５８および６０はつまみ
ローラーシャフト６２に回転可能に取り付けられている
ので、つまみローラー５６は、スタック５０の最上位の
シート５４の上に静止する。
【００１７】つまみ動作中、つまみローラー５６のＣＷ
回転により、媒体シート５４は、送りローラー９４の方
に左方向に移動する。モータ９０のＣＣＷ移動は、遊び
ギア９６および送りローラー駆動ギア９８を介して送り
ローラー９４に伝えられる。送りローラー駆動ギア９８
および送りローラー９４は、ＣＷ方向に回転する。送り
ローラー９４のＣＷ回転は、媒体シート５４がそこを通
過しないようにする。その結果、媒体シート５４は、送
りローラー９４とピンチローラー１００との間のニップ
に向かって押され、したがって媒体シート５４に横断整
列動作が与えられる。
回転により、媒体シート５４は、送りローラー９４の方
に左方向に移動する。モータ９０のＣＣＷ移動は、遊び
ギア９６および送りローラー駆動ギア９８を介して送り
ローラー９４に伝えられる。送りローラー駆動ギア９８
および送りローラー９４は、ＣＷ方向に回転する。送り
ローラー９４のＣＷ回転は、媒体シート５４がそこを通
過しないようにする。その結果、媒体シート５４は、送
りローラー９４とピンチローラー１００との間のニップ
に向かって押され、したがって媒体シート５４に横断整
列動作が与えられる。
【００１８】本発明の特徴は、つまみローラー５６の最
上位媒体シート５４に関連する構成が、媒体シート５４
が送り方向の走行に抵抗する限り、つまみローラー５６
と媒体シート５４との間の法線力を増大させる力のフィ
ードバック動作を可能とするということである。この特
徴は、つまみローラー５６が媒体シート５４の最上面と
係合しているように示してある図７を参照することによ
り、理解することができる。
上位媒体シート５４に関連する構成が、媒体シート５４
が送り方向の走行に抵抗する限り、つまみローラー５６
と媒体シート５４との間の法線力を増大させる力のフィ
ードバック動作を可能とするということである。この特
徴は、つまみローラー５６が媒体シート５４の最上面と
係合しているように示してある図７を参照することによ
り、理解することができる。
【００１９】つまみローラー５６のＣＷ運動が媒体シー
ト５４に作用するにつれて、媒体シート５４は、つまみ
動作に抵抗する反抗力ｆを発生する。この力ｆは、つま
みローラー５６により媒体シート５４に加えられる駆動
力ｆｄに等しく且つ反対方向に作用する（すなわち、ｆ
ｄ＝−ｆ）。ｆｄが達成することができる最大値は、ｆ
ｄｍａｘ＝ｕ・Ｎであり、ここでｕはつまみローラー５
６と媒体シート５４との間の摩擦係数であり、Ｎはつま
みローラー５６と媒体シート５４との間に作用する法線
力である。つまみローラーのＣＷ運動が始まると、ｆｄ
は０からｆｄｍａｘ以下（＝ｕ・Ｎ）の或る値まで増大
する。最初、Ｎは小さく、ｆｄは媒体シート５４の抵抗
に打ち勝つには小さすぎる。ただし、Ｎは、ｆｄが大き
くなるにつれて大きくなる。このことは、次のように説
明することができる。力ｆ（ｆ＝−ｆｄ）は、つまみロ
ーラーシャフト６２の周りにモーメント（ｆ・ｈ）を加
える。（簡単にするために）部品の質量を無視すると、
静止平衡に対して、モーメント（ｆ・ｈ）は、反対モー
メントにより釣り合わされねばならず、反対モーメント
を加えることができる力は、法線力Ｎだけである（すな
わち、Ｎ・Ｌ）。それ故、ｆが大きくなるにつれて、法
線力Ｎも大きくなって、静止平衡を保存しなければなら
ない。Ｎが増大すると、利用できる最大駆動力ｆｄ
ｍａｘが増大する。これにより、ｆｄは、媒体シート５
４の抵抗に打ち勝つのに十分な大きさのポイントに達す
るまで、増大し続けることができる。
ト５４に作用するにつれて、媒体シート５４は、つまみ
動作に抵抗する反抗力ｆを発生する。この力ｆは、つま
みローラー５６により媒体シート５４に加えられる駆動
力ｆｄに等しく且つ反対方向に作用する（すなわち、ｆ
ｄ＝−ｆ）。ｆｄが達成することができる最大値は、ｆ
ｄｍａｘ＝ｕ・Ｎであり、ここでｕはつまみローラー５
６と媒体シート５４との間の摩擦係数であり、Ｎはつま
みローラー５６と媒体シート５４との間に作用する法線
力である。つまみローラーのＣＷ運動が始まると、ｆｄ
は０からｆｄｍａｘ以下（＝ｕ・Ｎ）の或る値まで増大
する。最初、Ｎは小さく、ｆｄは媒体シート５４の抵抗
に打ち勝つには小さすぎる。ただし、Ｎは、ｆｄが大き
くなるにつれて大きくなる。このことは、次のように説
明することができる。力ｆ（ｆ＝−ｆｄ）は、つまみロ
ーラーシャフト６２の周りにモーメント（ｆ・ｈ）を加
える。（簡単にするために）部品の質量を無視すると、
静止平衡に対して、モーメント（ｆ・ｈ）は、反対モー
メントにより釣り合わされねばならず、反対モーメント
を加えることができる力は、法線力Ｎだけである（すな
わち、Ｎ・Ｌ）。それ故、ｆが大きくなるにつれて、法
線力Ｎも大きくなって、静止平衡を保存しなければなら
ない。Ｎが増大すると、利用できる最大駆動力ｆｄ
ｍａｘが増大する。これにより、ｆｄは、媒体シート５
４の抵抗に打ち勝つのに十分な大きさのポイントに達す
るまで、増大し続けることができる。
【００２０】更に多数のシート５４がつまみ動作に抵抗
すると、更に大きい駆動力をつまみ動作に利用すること
ができる。力のこの配列は、ばね負荷圧力板を使用する
従来技術の設計とは異なる。このような設計では、法線
力は、圧力板および法線力が固定されている状態で、ば
ねにより与えられる。利用可能な最大駆動摩擦力も、そ
うである。
すると、更に大きい駆動力をつまみ動作に利用すること
ができる。力のこの配列は、ばね負荷圧力板を使用する
従来技術の設計とは異なる。このような設計では、法線
力は、圧力板および法線力が固定されている状態で、ば
ねにより与えられる。利用可能な最大駆動摩擦力も、そ
うである。
【００２１】力のフィードバック効果は、つまみローラ
ー５６の高さがスタック５０の大きさの変化と共に変化
するにつれて変わる。これは、モーメントの腕ｈがスタ
ック５０の高さと共に変化するからである。それにもか
かわらず、ｈ＞０で、且つつまみローラー５６がつまみ
ローラーシャフト６２から送り方向の下流で媒体シート
に接触している限り、法線力のフィードバック作用は生
ずる。
ー５６の高さがスタック５０の大きさの変化と共に変化
するにつれて変わる。これは、モーメントの腕ｈがスタ
ック５０の高さと共に変化するからである。それにもか
かわらず、ｈ＞０で、且つつまみローラー５６がつまみ
ローラーシャフト６２から送り方向の下流で媒体シート
に接触している限り、法線力のフィードバック作用は生
ずる。
【００２２】媒体トレイ５２が空である場合には、つま
みローラー５６は、トレイ５２に接触する。つまみ動作
が始まれば、つまみローラー５６とトレイ５２との間
に、モータ９０を失速させるか、またはつまみ機構の部
品を破壊する大きい力が発生する可能性がある。この状
況は、回避しなければならない。これを回避するには、
種々の方法を取ることができる。たとえば、空のトレイ
からつまもうとすることを防止するため、トレイ内の紙
を感知するのに、光学センサ（たとえば、図８の１１０
を参照）を使用することができる。他の方法は、トレイ
５２の下の遊びローラーを、つまみローラー５６の下に
設置することである。遊びローラーは、空のトレイから
つまもうとする間は、つまみローラー５６と共に回転
し、それにより、つまみローラー５６により発生される
力を、遊びローラーを回転させるのに必要なレベルに制
限する。
みローラー５６は、トレイ５２に接触する。つまみ動作
が始まれば、つまみローラー５６とトレイ５２との間
に、モータ９０を失速させるか、またはつまみ機構の部
品を破壊する大きい力が発生する可能性がある。この状
況は、回避しなければならない。これを回避するには、
種々の方法を取ることができる。たとえば、空のトレイ
からつまもうとすることを防止するため、トレイ内の紙
を感知するのに、光学センサ（たとえば、図８の１１０
を参照）を使用することができる。他の方法は、トレイ
５２の下の遊びローラーを、つまみローラー５６の下に
設置することである。遊びローラーは、空のトレイから
つまもうとする間は、つまみローラー５６と共に回転
し、それにより、つまみローラー５６により発生される
力を、遊びローラーを回転させるのに必要なレベルに制
限する。
【００２３】図８に転じて、送り動作を説明する。一
旦、媒体シート５４が図４に示す構成に到達すると、モ
ータ９０の回転方向がＣＷ方向に変わる。ＣＷ回転は、
遊びギア９２を介して伝えられ、ギア７２のＣＷ回転を
生ずる。ギア７０により与えられるクラッチ動作の結
果、アーム７４は、ギア６８との係合が外れて、ＣＷ方
向に回転する。アーム７４は、その時計方向の回転が、
止め（図示せず）により制限される。
旦、媒体シート５４が図４に示す構成に到達すると、モ
ータ９０の回転方向がＣＷ方向に変わる。ＣＷ回転は、
遊びギア９２を介して伝えられ、ギア７２のＣＷ回転を
生ずる。ギア７０により与えられるクラッチ動作の結
果、アーム７４は、ギア６８との係合が外れて、ＣＷ方
向に回転する。アーム７４は、その時計方向の回転が、
止め（図示せず）により制限される。
【００２４】ギア７０をギア６８から外すと、つまみロ
ーラーシャフト６２は自由回転モードで動作し、つまみ
ローラー５６が、送りローラー９４がモータ９０から遊
びギア９６を介して伝えられる駆動動作により、ＣＣＷ
方向に回転している間に、ＣＷ方向に自由に回転し続け
ることができる。つまみローラー５６の自由回転動作の
ために、送りローラー９４の動作中、最上位の媒体シー
ト５４の走行に僅かな抵抗が存在する。スタック５０の
高さが変わる（上向きおよび下向きの両方で）が、つま
みローラー５６は、アーム５８および６０のつまみロー
ラーシャフト６２の周りの回転のために、最上位のシー
トと接触している。
ーラーシャフト６２は自由回転モードで動作し、つまみ
ローラー５６が、送りローラー９４がモータ９０から遊
びギア９６を介して伝えられる駆動動作により、ＣＣＷ
方向に回転している間に、ＣＷ方向に自由に回転し続け
ることができる。つまみローラー５６の自由回転動作の
ために、送りローラー９４の動作中、最上位の媒体シー
ト５４の走行に僅かな抵抗が存在する。スタック５０の
高さが変わる（上向きおよび下向きの両方で）が、つま
みローラー５６は、アーム５８および６０のつまみロー
ラーシャフト６２の周りの回転のために、最上位のシー
トと接触している。
【００２５】上述の設計の結果、つまみローラー５６に
より最上位の媒体シートに加えられる最初の法線力は、
シートがつまみ上げに抵抗すれば、つまみ上げ中、必要
な別の力が発生するので、極めて低くなることができ
る。これは、つまみローラー５６を、挿入した紙のスタ
ックにより、持ち上げ易くすることができるので、別の
シートのローディング中に役立つ。低い法線力は、最上
位のシートが送りローラー９４により前進しているとき
に、失速を減少させるのにも役立つ。このシステムは、
各場合に必要な一定量の法線力を発生するその能力のた
めに、大きな範囲の紙の重量を取り扱うこともできる。
より最上位の媒体シートに加えられる最初の法線力は、
シートがつまみ上げに抵抗すれば、つまみ上げ中、必要
な別の力が発生するので、極めて低くなることができ
る。これは、つまみローラー５６を、挿入した紙のスタ
ックにより、持ち上げ易くすることができるので、別の
シートのローディング中に役立つ。低い法線力は、最上
位のシートが送りローラー９４により前進しているとき
に、失速を減少させるのにも役立つ。このシステムは、
各場合に必要な一定量の法線力を発生するその能力のた
めに、大きな範囲の紙の重量を取り扱うこともできる。
【００２６】これまでの説明は、本発明の単なる例示で
あることを理解すべきである。当業者は、本発明から逸
脱することなく、各種の代替案および修正案を工夫する
ことができる。たとえば、図４および図８の媒体トレイ
を垂直またはほぼ垂直の向きに取り付けたければ、つま
みローラー５６をスタック５４に対してバイヤスさせる
のに、ばねバイヤスが必要となろう。したがって、本発
明は、特許請求の範囲内に入るこのような全ての代替
案、修正案および変形を包含する。
あることを理解すべきである。当業者は、本発明から逸
脱することなく、各種の代替案および修正案を工夫する
ことができる。たとえば、図４および図８の媒体トレイ
を垂直またはほぼ垂直の向きに取り付けたければ、つま
みローラー５６をスタック５４に対してバイヤスさせる
のに、ばねバイヤスが必要となろう。したがって、本発
明は、特許請求の範囲内に入るこのような全ての代替
案、修正案および変形を包含する。
【００２７】以上のように、本発明の媒体シートつまみ
・送りシステムは、〔１〕回転のため取り付けられたつ
まみローラーシャフト（６２）；つまみ・送り動作中媒
体シートのスタック（５０）を支持し、前記動作中前記
つまみローラーシャフト（６２）から固定距離だけ離れ
ている媒体シート支持面（５２）；前記つまみローラー
シャフト（６２）に結合され、それから突出しているア
ーム手段（５８，６０）；前記スタック（５０）の最上
位の媒体シート（５４）の上に静止するように前記アー
ム手段（５８，６０）により回転可能に支持され、前記
つまみローラーシャフト（６２）に係合して駆動するつ
まみローラー手段（５６，６４，６６）；第１および第
２の回転方向を有する駆動手段（９０，９２）；およ
び、駆動状態および非駆動状態を有し、前記駆動状態で
は、前記駆動手段（９０，９２）を前記つまみローラー
シャフト（６２）に結合してその回転および前記つまみ
ローラー手段（５６，６４，６６）のつまみ回転を生
じ、前記非駆動状態では、前記つまみローラーシャフト
（６２）から解放されて前記つまみローラーシャフト
（６２）およびつまみローラー手段（５６，６４，６
６）の自由回転を可能とする一方で、送られている媒体
シート（５４）とはなお接触しているクラッチ手段（６
８，７０，７２，７４）；を備えてなることを特徴と
し、次のような好ましい実施態様を有する。
・送りシステムは、〔１〕回転のため取り付けられたつ
まみローラーシャフト（６２）；つまみ・送り動作中媒
体シートのスタック（５０）を支持し、前記動作中前記
つまみローラーシャフト（６２）から固定距離だけ離れ
ている媒体シート支持面（５２）；前記つまみローラー
シャフト（６２）に結合され、それから突出しているア
ーム手段（５８，６０）；前記スタック（５０）の最上
位の媒体シート（５４）の上に静止するように前記アー
ム手段（５８，６０）により回転可能に支持され、前記
つまみローラーシャフト（６２）に係合して駆動するつ
まみローラー手段（５６，６４，６６）；第１および第
２の回転方向を有する駆動手段（９０，９２）；およ
び、駆動状態および非駆動状態を有し、前記駆動状態で
は、前記駆動手段（９０，９２）を前記つまみローラー
シャフト（６２）に結合してその回転および前記つまみ
ローラー手段（５６，６４，６６）のつまみ回転を生
じ、前記非駆動状態では、前記つまみローラーシャフト
（６２）から解放されて前記つまみローラーシャフト
（６２）およびつまみローラー手段（５６，６４，６
６）の自由回転を可能とする一方で、送られている媒体
シート（５４）とはなお接触しているクラッチ手段（６
８，７０，７２，７４）；を備えてなることを特徴と
し、次のような好ましい実施態様を有する。
【００２８】〔２〕更に、前記つまみローラー手段（５
６，６４，６６）から送り方向に設置され、前記駆動手
段（９０，９２）が前記第１の回転方向に回転している
間、前記駆動手段（９０，９２）に結合される送りロー
ル手段（９４，９６，９８，１００）を備え、該送りロ
ール手段（９４，９６，９８，１００）は、それにより
前記つまみローラー手段（５６，６４，６６）がつまみ
方向に回転している間、媒体シート（５４）の送り方向
の移動を妨げる回転を生じ、前記送りロール手段（９
４，９６，９８，１００）とつまみローラー手段（５
６，６４，６６）とが協同して前記媒体シート（５４）
を前記送りロール手段に対して整列できるようにする、
ことを特徴とする〔１〕に記載の媒体シートつまみ・送
りシステム。
６，６４，６６）から送り方向に設置され、前記駆動手
段（９０，９２）が前記第１の回転方向に回転している
間、前記駆動手段（９０，９２）に結合される送りロー
ル手段（９４，９６，９８，１００）を備え、該送りロ
ール手段（９４，９６，９８，１００）は、それにより
前記つまみローラー手段（５６，６４，６６）がつまみ
方向に回転している間、媒体シート（５４）の送り方向
の移動を妨げる回転を生じ、前記送りロール手段（９
４，９６，９８，１００）とつまみローラー手段（５
６，６４，６６）とが協同して前記媒体シート（５４）
を前記送りロール手段に対して整列できるようにする、
ことを特徴とする〔１〕に記載の媒体シートつまみ・送
りシステム。
【００２９】〔３〕前記送りロール手段（９４，９６，
９８，１００）が、前記第２の回転方向の前記駆動手段
（９０，９２）の回転に応答して、媒体シート（５４）
をそれと係合して送ることを特徴とする〔２〕に記載の
媒体シートつまみ・送りシステム。
９８，１００）が、前記第２の回転方向の前記駆動手段
（９０，９２）の回転に応答して、媒体シート（５４）
をそれと係合して送ることを特徴とする〔２〕に記載の
媒体シートつまみ・送りシステム。
【００３０】〔４〕前記アーム手段（５８，６０）が、
前記つまみローラー手段（５６，６４，６６）から前記
媒体シートを送るべき方向に突出して、前記つまみロー
ラー手段（５６，６４，６６）を、前記つまみローラー
シャフト（６２）から前記媒体シートの送り方向の下流
の一点で、媒体シートに連続的に接触させることを特徴
とする〔２〕に記載の媒体シートつまみ・送りシステ
ム。
前記つまみローラー手段（５６，６４，６６）から前記
媒体シートを送るべき方向に突出して、前記つまみロー
ラー手段（５６，６４，６６）を、前記つまみローラー
シャフト（６２）から前記媒体シートの送り方向の下流
の一点で、媒体シートに連続的に接触させることを特徴
とする〔２〕に記載の媒体シートつまみ・送りシステ
ム。
【００３１】〔５〕前記アーム手段およびつまみローラ
ー手段が：前記つまみローラーシャフト（６２）と回転
可能に結合された一対のアーム（５８，６０）；前記一
対のアーム（５８，６０）の間の軸に、前記つまみロー
ラーシャフト（６２）から最も遠いその端部で取り付け
られたつまみローラー（５６）；および、前記つまみロ
ーラー（５６）を前記つまみローラーシャフト（６２）
に結合して駆動するギア手段（６４，６６）；を備えて
なることを特徴とする〔３〕に記載の媒体シートつまみ
・送りシステム。
ー手段が：前記つまみローラーシャフト（６２）と回転
可能に結合された一対のアーム（５８，６０）；前記一
対のアーム（５８，６０）の間の軸に、前記つまみロー
ラーシャフト（６２）から最も遠いその端部で取り付け
られたつまみローラー（５６）；および、前記つまみロ
ーラー（５６）を前記つまみローラーシャフト（６２）
に結合して駆動するギア手段（６４，６６）；を備えて
なることを特徴とする〔３〕に記載の媒体シートつまみ
・送りシステム。
【００３２】〔６〕前記クラッチ手段（６８，７０，７
２，７４）が：前記駆動手段（９０，９２）に結合し、
アーム（７４）の一方の端部で固定軸（７６）に取り付
けられた第１のギア（７２）；前記アーム（７４）の第
２の端部に取り付けられた平行移動可能な軸に摩擦的に
取り付けられた第２のギア（７０）；を備えており、前
記駆動手段（９０，９２）の回転による前記第１のギア
（７２）の前記第１の方向の回転が、前記アーム（７
４）および第２のギア（７０）を移動させて、前記つま
みローラーシャフト（６２）と駆動係合させ、前記駆動
手段（９０，９２）による前記第１のギア（７２）の反
対方向の回転が、前記アーム（７４）および第２のギア
（７０）を移動させて、前記つまみローラーシャフト
（６２）との係合を外す、ことを特徴とする〔５〕に記
載の媒体シートつまみ・送りシステム。
２，７４）が：前記駆動手段（９０，９２）に結合し、
アーム（７４）の一方の端部で固定軸（７６）に取り付
けられた第１のギア（７２）；前記アーム（７４）の第
２の端部に取り付けられた平行移動可能な軸に摩擦的に
取り付けられた第２のギア（７０）；を備えており、前
記駆動手段（９０，９２）の回転による前記第１のギア
（７２）の前記第１の方向の回転が、前記アーム（７
４）および第２のギア（７０）を移動させて、前記つま
みローラーシャフト（６２）と駆動係合させ、前記駆動
手段（９０，９２）による前記第１のギア（７２）の反
対方向の回転が、前記アーム（７４）および第２のギア
（７０）を移動させて、前記つまみローラーシャフト
（６２）との係合を外す、ことを特徴とする〔５〕に記
載の媒体シートつまみ・送りシステム。
【００３３】〔７〕媒体シート（５０）のスタックが、
前記媒体シートつまみ・送りシステムと係合している
間、前記媒体シート支持面（５２）に挿入すること、お
よびそれから取り外すことができ、媒体シート（５０）
の前記スタックが挿入がされると、前記アーム手段（５
８，６０）および前記つまみローラー手段（５６，６
４，６６）を前記つまみローラーシャフト（６２）の周
りに回転させることを特徴とする〔４〕に記載の媒体シ
ートつまみ・送りシステム。
前記媒体シートつまみ・送りシステムと係合している
間、前記媒体シート支持面（５２）に挿入すること、お
よびそれから取り外すことができ、媒体シート（５０）
の前記スタックが挿入がされると、前記アーム手段（５
８，６０）および前記つまみローラー手段（５６，６
４，６６）を前記つまみローラーシャフト（６２）の周
りに回転させることを特徴とする〔４〕に記載の媒体シ
ートつまみ・送りシステム。
【００３４】〔８〕更に、前記つまみローラー（５６）
が、回転駆動状態中、前記媒体シート支持面（５２）に
接触しないようにする手段（１１０）、を備えているこ
とを特徴とする〔５〕に記載の媒体シートつまみ・送り
システム。
が、回転駆動状態中、前記媒体シート支持面（５２）に
接触しないようにする手段（１１０）、を備えているこ
とを特徴とする〔５〕に記載の媒体シートつまみ・送り
システム。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、（１）必要駆動トルク
を減少することができ、媒体シートを容易に再ロードす
ることができる、（２）つまみローラーの位置を、媒体
シートのスタックの変化する高さに合わせて自動的に調
節することができる、（３）つまみローラーに対する媒
体シートのばね負荷が不要となる、（４）広範囲の紙の
重さを取り扱うことができる、などの効果を奏すること
ができる。
を減少することができ、媒体シートを容易に再ロードす
ることができる、（２）つまみローラーの位置を、媒体
シートのスタックの変化する高さに合わせて自動的に調
節することができる、（３）つまみローラーに対する媒
体シートのばね負荷が不要となる、（４）広範囲の紙の
重さを取り扱うことができる、などの効果を奏すること
ができる。
【図１】従来技術のつまみローラー機構の側面図であ
る。
る。
【図２】図１のつまみローラー機構のつまみ動作中の概
略側面図である。
略側面図である。
【図３】図１のつまみローラー機構のつみ動作後および
シート送り中の概略側面図である。
シート送り中の概略側面図である。
【図４】本発明を取り入れた媒体シートつまみ・送りシ
ステムのつまみ動作を示す斜視図である。
ステムのつまみ動作を示す斜視図である。
【図５】図４のシステムのつまみローラーシャフトを駆
動するのに使用されるクラッチ機構の前面図である。
動するのに使用されるクラッチ機構の前面図である。
【図６】図５に示すクラッチ機構の側面図である。
【図７】図４に示すつまみローラーの動作中生ずる力の
フィードバック作用を示す力図である。
フィードバック作用を示す力図である。
【図８】図４の機構の、つまみ動作が行なわれた後、媒
体シートが送りローラーにより送られているときの、斜
視図である。
体シートが送りローラーにより送られているときの、斜
視図である。
１０ 駆動ギア １４ 旋回アーム １６，５６ つまみローラー １８，９８ 駆動ギア ２０ シャフト ２２ ばねワッシャー ２４ 圧力板 ２６ 媒体シート ３６，９４ 送りローラー ５０ 媒体シートのスタック ５２ トレイ ５４ 最上位の媒体シート ５８，７４ アーム ６２ つまみローラーシャフト ６４ ギア ９０ モータ ９２，９６ 遊びギア １００ ピンチローラー
Claims (1)
- 【請求項１】 回転のため取り付けられたつまみローラ
ーシャフト（６２）；つまみ・送り動作中媒体シートの
スタック（５０）を支持し、前記動作中前記つまみロー
ラーシャフト（６２）から固定距離だけ離れている媒体
シート支持面（５２）；前記つまみローラーシャフト
（６２）に結合され、それから突出しているアーム手段
（５８，６０）；前記スタック（５０）の最上位の媒体
シート（５４）の上に静止するように前記アーム手段
（５８，６０）により回転可能に支持され、前記つまみ
ローラーシャフト（６２）に係合して駆動するつまみロ
ーラー手段（５６，６４，６６）；第１および第２の回
転方向を有する駆動手段（９０，９２）；および、 駆動状態および非駆動状態を有し、前記駆動状態では、
前記駆動手段（９０，９２）を前記つまみローラーシャ
フト（６２）に結合してその回転および前記つまみロー
ラー手段（５６，６４，６６）のつまみ回転を生じ、前
記非駆動状態では、前記つまみローラーシャフト（６
２）から解放されて前記つまみローラーシャフト（６
２）およびつまみローラー手段（５６，６４，６６）の
自由回転を可能とする一方で、送られている媒体シート
（５４）とはなお接触しているクラッチ手段（６８，７
０，７２，７４）；を備えてなることを特徴とする媒体
シートつまみ・送りシステム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US23860194A | 1994-05-03 | 1994-05-03 | |
| US238601 | 1994-05-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304528A true JPH07304528A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3590446B2 JP3590446B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=22898590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12959495A Expired - Fee Related JP3590446B2 (ja) | 1994-05-03 | 1995-04-28 | 媒体トレイの中の媒体シートのスタックから媒体シートをつまみ・送るシステム |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5547181A (ja) |
| EP (1) | EP0680903B1 (ja) |
| JP (1) | JP3590446B2 (ja) |
| DE (1) | DE69502996T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112497934A (zh) * | 2020-11-20 | 2021-03-16 | 衡阳和乐办公设备有限公司 | 一种打印机自动续纸装置 |
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| US6076336A (en) * | 1996-12-04 | 2000-06-20 | Privatizer Systems, Inc. | Apparatus and method for advancing a confidential sheet into a pocket defined by a number of enclosure sheets |
| US5887411A (en) * | 1996-12-04 | 1999-03-30 | Privatizer Systems, Inc. | Apparatus and method for positioning a number of non-transparent enclosure sheets in a document security apparatus |
| US5996317A (en) * | 1996-12-04 | 1999-12-07 | Privatizer Systems, Inc. | Method for providing confidentiality to a facsimile transmission having a non-printed back enclosure sheet |
| US5956930A (en) * | 1996-12-04 | 1999-09-28 | Privatizer Systems, Inc. | Apparatus and method of forming an envelope in a document security apparatus |
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