JPH0730450Y2 - 台車の制動装置 - Google Patents

台車の制動装置

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JPH0730450Y2
JPH0730450Y2 JP393791U JP393791U JPH0730450Y2 JP H0730450 Y2 JPH0730450 Y2 JP H0730450Y2 JP 393791 U JP393791 U JP 393791U JP 393791 U JP393791 U JP 393791U JP H0730450 Y2 JPH0730450 Y2 JP H0730450Y2
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JP
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operation lever
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関根展行
安田一男
Original Assignee
ヨシイケ科研機器株式会社
関根 展行
安田 一男
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軌道を走行する台車に
おいて、この台車上に荷物の積載または降す時の台車の
暴走を防止する制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来台車に制動装置を具備したものは数
多く存在し特に手押し台車では例えば実公昭15−64
02号公報、実公昭54−15372号公報等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来公知の実
公昭15−6402号公報及び実公昭54−15372
号公報は何れもベルクランクの一方に制動子、他方には
作動杆を挿込む受部を設け、この受部に作動杆を嵌めて
手動により制動及び制動解除を行なうもので長い作動杆
を用いるので作業範囲が広く必要で、場所をとり、更に
一番の課題は、何れも制動装置は車輪に対して外側に位
置させてある。従って軌道を走行させる台車では、多く
の場合は夜間作業時の使用が多く、そのため車輪の外側
に設ける事は危険の原因となっている。
【0004】また前者の装置は、荷物の積降しには平坦
な場所以外は台車の車輪を適宜の手段で制動しなければ
危険であって一人で作業はできない等の不都合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は斯様な実情に鑑
み、これ等の問題に対処するためのもので、軌道を走行
する車輪を配した台車本体の一側の前後車輪間に一端に
車輪と対応させた制動子を、他端にはラチエット機構を
組合せて一端を軸支させた操作レバーにインナーワイヤ
の芯線ワイヤーを介して連絡させた揺動部材下部側に枢
着して設け、また揺動部材は中間部分を取付け板に軸
支、更にこの取付け板の両端側には台車本体上に載せて
位置決めさせる受片を設け、取付け板を台車本体上に載
せ位置決めと共に取付け板を締付け具により本体に取付
けるようにした事を特徴としたものである。
【0006】
【作用】本考案は、制動装置Aを設けた取付け板4の両
端部の受片4a,4aを、台車本体1の一側の上面に載
せると共に制動装置Aの揺動部材8の下端側に軸9で枢
着した制動子6を、台車本体1に配した車輪2,3間の
一方車輪2と対応させるように調整して位置決めした
後、台車本体1と取付け板4に孔を穿ってボルト5で締
付け、取付け板4を台車本体1に固定し、更に揺動部材
8と操作レバー15を連結するインナーワイヤーの芯線
ワイヤー12aをタンバックル等の調整部材22によっ
て調整した後、台車本体1を軌道R上で停めて台車本体
1上に荷物の積降を行う時、ラチエット機構を構成する
ギヤー13aと係合するラチエット爪18を係合状態の
まま操作レバー15を軸14を中心に揺動し作動する
と、操作レバー15に設けた突子片15aに連結させた
芯線ワイヤー12aは操作レバー15の揺動運動で引張
られ、更に芯線ワイヤー12aを連結した揺動部材8は
軸9を中心に揺動運動があたえられ、更に、この揺動運
動で制動子6を車輪2に向けて押し進め車輪2を制動す
る。一方操作レバー15に設けたラチエット爪18はス
プリング19の作用でギヤー13a上を移動し、移動位
置で係合し車輪2を確実に制動する。従って危険がな
い。
【0007】また台車本体1を走行できるようにする時
は、操作レバー15に設けた釦20を押し、これにより
連結杆21を介してラチエット爪18をスプリング19
に抗してギヤー13aから外した後、操作レバー15を
揺動前の位置まで戻すと芯線ワイヤー12aによって揺
動部材8は揺動が行なわれ下端に設けた制動子6は車輪
2から離れ自由な状態となって走行ができる。この場合
取付け板4に設けた制動装置Aは車輪2,3の間になっ
て走行時の障害とならない。
【0008】
【実施例】図は本考案による台車の制動装置の一実施例
を示したもので、以下この図に従って説明する。
【0009】1は台車本体で、この台車1は前後に鍔2
a,3aを付けた車輪2,3を配して敷設された軌道R
上を走行できるようにしてある。
【0010】台車本体1の一側には、両端の上部に台車
1上に向けて延出させた受片4a,4aを設けた取付け
板4を、前記受片4a,4aを台車1上に載せて受止め
た後、取付け板4に設けた後記制動装置Aの位置決めを
行った後ボルト孔を穿ってボルト5により側面に締付け
固定する。取付け板4に設ける制動装置Aは、前記車輪
2又は3の一方の車輪2の鍔2aと対応させて接離可能
な制動子6を位置させる。この制動子6は、取付け板4
に中間部を軸7により揺動可能に軸支された揺動部材8
の下端部に軸9により枢着し、揺動部材8の他方上端側
には、取付け部材10より取付け板4に一端側を締付け
固定し、他端も同じように取付け部材11で固定された
インナーワイヤ被覆部12の芯線ワイヤ12aの一端を
タンバックルの調整部材22を介して取付け、芯線ワイ
ヤ12aの他端は、取付け板4に固定されたセクター体
13に一端を軸14で軸支した操作レバー15からの突
出片15aに連結して、操作レバー15を軸14を中心
に作動することで揺動部材8を介して制動子6を車輪2
から接離させる。前記セクター体13には軸14を中心
とした半径の長孔16を穿ち、この長孔16内には操作
レバー15からのピン17を遊嵌させて長孔16により
案内させる。
【0011】また操作レバー5には、セクター体13の
周縁に設けたギヤー13aに対応させたラチエット爪1
8を位置させて常にスプリング19によってギヤー13
aに噛合せ係止させる。ラチエット爪18は、操作レバ
ー15の端部に設けた釦20からの連結杆21に連結さ
せ、釦20を押すことでラチエット爪18をギヤー13
aから外すようにしてある。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、従来の欠点であった制
動装置を台車本体に配した前後の車輪の内側即ち間に配
し作業時の危険防止ができ、更に制動子に設けた受部に
作動杆を嵌めて作動を行うため作業範囲を広くとるが、
操作レバーとインナーワイヤの芯線ワイヤにより行うた
め広い場所を必要としない。また制動装置は両端に受片
を設けた取付け板に設けてあるので台車本体の取付けが
ボルトで簡単に取付けできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】台車の側面図。
【図2】台車の一部平面図。
【符号の説明】
1 台車本体 2,3 車輪 2a,3a 鍔 4 取付け板 4a 受片 5 ボルト 6 制動子 7,9 軸 8 揺動部材 10,11,14 取付け部材 12 インナーワイヤ被覆部 12a 芯線ワイヤー 13 セクター体 13a セクターギヤ 15 操作レバー 15a 突出片 16 長孔 17 ピン 18 ラチエット爪 19 スプリング 20 釦 21 連結杆 22 調整部材 R 軌道 A 制動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−257664(JP,A) 実開 昭58−97073(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道を走行する台車本体の前後に車輪を
    配し、この台車本体の何れか一側の前後の車輪間に、前
    記何れかの車輪と対応させて制動子を位置させ、この制
    動子を、両端側に台車本体上に載せて受止め位置決めす
    る受片を設けた取付け板に、中間部分を揺動可能に軸支
    した揺動部材の下部側に枢着し、また揺動部材の上端部
    は、前記取付け板に設けたセクター本体に一端側を揺動
    可能に軸着した操作レバーにインナーワイヤの芯線を介
    して連結し、更に操作レバーにはセクター本体のギヤー
    と対応させたラチエット爪をスプリングを作用させて設
    け、更に前記取付け板は台車本体に位置決めして着脱可
    能にした事を特徴とした台車の制動装置。
JP393791U 1991-02-05 1991-02-05 台車の制動装置 Expired - Fee Related JPH0730450Y2 (ja)

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JPH04100960U JPH04100960U (ja) 1992-09-01
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ID=31733304

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JPH04100960U (ja) 1992-09-01

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