JPH0730414Y2 - インレツトパイプにおける逆止弁 - Google Patents
インレツトパイプにおける逆止弁Info
- Publication number
- JPH0730414Y2 JPH0730414Y2 JP1988070742U JP7074288U JPH0730414Y2 JP H0730414 Y2 JPH0730414 Y2 JP H0730414Y2 JP 1988070742 U JP1988070742 U JP 1988070742U JP 7074288 U JP7074288 U JP 7074288U JP H0730414 Y2 JPH0730414 Y2 JP H0730414Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet pipe
- valve plate
- engaging
- check valve
- leg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、インレツトパイプにおける逆止弁に係り、液
体燃料タンクに装着して、燃料補給時にタンクから噴き
戻して前記のパイプに逆流し溢れ出るのを防止するもの
である。
体燃料タンクに装着して、燃料補給時にタンクから噴き
戻して前記のパイプに逆流し溢れ出るのを防止するもの
である。
（従来の技術） 第６図に示した逆止弁ｂは、図示のようにインレツトパ
イプａの先端外周に先端口まで突出する軸支片ｃを取付
け、その軸支片ｃの軸子ｄによつて弁板ｆを軸支し、ス
トツパーｅにより弁板ｆの実線と鎖線に示す揺動範囲を
規制しているものであつて、軸支片ｃと弁板ｆとを別個
に製作して軸子ｄによりアツセンブリを施し、さらに軸
支片ｃをインレツトパイプａに、ロー付け、スポツト溶
接などで取付けている。このため、構成部品の点数が多
いのみでなく、その取付け作業にも手間がかかる欠点が
あつた。
イプａの先端外周に先端口まで突出する軸支片ｃを取付
け、その軸支片ｃの軸子ｄによつて弁板ｆを軸支し、ス
トツパーｅにより弁板ｆの実線と鎖線に示す揺動範囲を
規制しているものであつて、軸支片ｃと弁板ｆとを別個
に製作して軸子ｄによりアツセンブリを施し、さらに軸
支片ｃをインレツトパイプａに、ロー付け、スポツト溶
接などで取付けている。このため、構成部品の点数が多
いのみでなく、その取付け作業にも手間がかかる欠点が
あつた。
（本考案が解決しようとする問題点） 本考案は前記に鑑み、均等な逆止弁作用であるが、弁板
側の合成樹脂による成形も可能であり、取付け工数も少
ない、低コストのインレツトパイプの逆止弁を提供する
ことを目的とするものである。
側の合成樹脂による成形も可能であり、取付け工数も少
ない、低コストのインレツトパイプの逆止弁を提供する
ことを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本考案は、前記に述べた目的に合わせて具体的にしたも
のであつて、インレツトパイプ（１）の先端部周面の上
方部に円周方向に長い係合孔（２）を穿設すると共に、
該パイプ（１）の先端口にほぼ当接する弁板（３）から
板状クランク形の係合脚（４）をほぼ直角に突出すると
共に、該弁板（３）の内面に、弁板が開いたときにその
開き角度を規制するための前記インレツトパイプ（１）
の内面に係合するストッパ６を設け、前記係合脚（４）
の屈曲部（５）をインレツトパイプ（１）の係合孔
（２）に揺動を可能にして挿入し、係合脚（４）の突出
基部（4a）と屈曲部（５）の間をインレツトパイプ
（１）の外面に対応させ、屈曲部（５）と突出末端（4
b）との間をインレツトパイプの内面に対応させ、弁板
（３）の揺動方向と直交する方向のフラツキを係合脚
（４）の側縁で規制するようにしたことを特徴とするイ
ンレツトパイプにおける逆止弁に係るものである。
のであつて、インレツトパイプ（１）の先端部周面の上
方部に円周方向に長い係合孔（２）を穿設すると共に、
該パイプ（１）の先端口にほぼ当接する弁板（３）から
板状クランク形の係合脚（４）をほぼ直角に突出すると
共に、該弁板（３）の内面に、弁板が開いたときにその
開き角度を規制するための前記インレツトパイプ（１）
の内面に係合するストッパ６を設け、前記係合脚（４）
の屈曲部（５）をインレツトパイプ（１）の係合孔
（２）に揺動を可能にして挿入し、係合脚（４）の突出
基部（4a）と屈曲部（５）の間をインレツトパイプ
（１）の外面に対応させ、屈曲部（５）と突出末端（4
b）との間をインレツトパイプの内面に対応させ、弁板
（３）の揺動方向と直交する方向のフラツキを係合脚
（４）の側縁で規制するようにしたことを特徴とするイ
ンレツトパイプにおける逆止弁に係るものである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
（実施例） 第１図及び第２図はインレツトパイプを縦断して示した
正面図、第３図は分解斜視図、第４図は弁体の内面斜視
図、第５図は使用状態を説明した一部切欠正面図であ
る。
正面図、第３図は分解斜視図、第４図は弁体の内面斜視
図、第５図は使用状態を説明した一部切欠正面図であ
る。
１はインレツトパイプを示し、その先端部周面の上方部
に円周方向に長い係合孔２を透設する。
に円周方向に長い係合孔２を透設する。
３はインレツトパイプの先端口に第２図のとおりにほぼ
接合する弁板であつて、その外周から板状クランク形の
係合脚４をほぼ直角に突出して、インレツトパイプ１の
先端口と係合孔２との距離に合わせた屈曲部５を設け
る。該弁板３の内面には、第１図のとおりに該弁板３が
開いたとき、前記パイプ１の内面に係合してその開き角
度を規制するストツパ６を設け、その全体を耐油性合成
樹脂、軽合金等により一体成形する。インレツトパイプ
１は第５図に示したように燃料タンク７の内部に先端部
を突出して斜めの角度で固定するものであつて、弁板３
は係合脚４の屈曲部５を係合孔２に揺動を可能にして挿
通し、該係合脚４の突出基部4aと屈曲部５の間をインレ
ツトパイプ１の外周に対応させ、屈曲部５と突出末端4b
との間を該パイプ１の内面に対応させる。
接合する弁板であつて、その外周から板状クランク形の
係合脚４をほぼ直角に突出して、インレツトパイプ１の
先端口と係合孔２との距離に合わせた屈曲部５を設け
る。該弁板３の内面には、第１図のとおりに該弁板３が
開いたとき、前記パイプ１の内面に係合してその開き角
度を規制するストツパ６を設け、その全体を耐油性合成
樹脂、軽合金等により一体成形する。インレツトパイプ
１は第５図に示したように燃料タンク７の内部に先端部
を突出して斜めの角度で固定するものであつて、弁板３
は係合脚４の屈曲部５を係合孔２に揺動を可能にして挿
通し、該係合脚４の突出基部4aと屈曲部５の間をインレ
ツトパイプ１の外周に対応させ、屈曲部５と突出末端4b
との間を該パイプ１の内面に対応させる。
前記において、弁板３は係合脚４の屈曲部５を支点とし
て自重により第１図のとおりに垂直状に下がり、ストツ
パ６をインレツトパイプ１の内面に接触して弁開度を規
制される。また、弁板（３）の揺動方向と直交する方向
のフラツキは、係合脚（４）の側縁で規制されているの
で、弁板は円滑に揺動動作を行う。
て自重により第１図のとおりに垂直状に下がり、ストツ
パ６をインレツトパイプ１の内面に接触して弁開度を規
制される。また、弁板（３）の揺動方向と直交する方向
のフラツキは、係合脚（４）の側縁で規制されているの
で、弁板は円滑に揺動動作を行う。
本考案において、インレツトパイプ１から燃料タンク７
に液体燃料を補給するときは、その流入を許容するが、
燃料補給の速度は激しいから、燃料タンク７内で片寄つ
たり渦を巻き、燃料補給が終わると同時に水平に戻ろう
としインレツトパイプ１から見ると噴き戻し現象となり
入口まで溢れ出すが、そのときは弁板３が燃料噴き戻し
勢力に押されて第２図のとおりに閉弁し、該燃料が水平
になると共に再び第１図のとおり開弁する。この逆止弁
作用は従来のものと変わらない。
に液体燃料を補給するときは、その流入を許容するが、
燃料補給の速度は激しいから、燃料タンク７内で片寄つ
たり渦を巻き、燃料補給が終わると同時に水平に戻ろう
としインレツトパイプ１から見ると噴き戻し現象となり
入口まで溢れ出すが、そのときは弁板３が燃料噴き戻し
勢力に押されて第２図のとおりに閉弁し、該燃料が水平
になると共に再び第１図のとおり開弁する。この逆止弁
作用は従来のものと変わらない。
（作用） 本考案はインレツトパイプ１の先端部周面に設けた係合
孔２に、弁板３に設けた係合脚４の屈曲部５を挿入して
逆止弁を組付けるものである。
孔２に、弁板３に設けた係合脚４の屈曲部５を挿入して
逆止弁を組付けるものである。
（効果） 本考案はインレツトパイプ１の先端部周面に係合孔２を
透設して、弁板３は屈曲部５を有する係合脚４を形成す
る簡素な構成とするだけでよく、従来のように軸支板と
か軸子とかを使用しなければならぬものと異なつて部品
点数を減少できると共に、弁板３と係合脚４とを耐油性
の合成樹脂、又は軽合金鋳物により一体成形することも
可能であり、組立工数を著しく少なくできる効果を持
つ。
透設して、弁板３は屈曲部５を有する係合脚４を形成す
る簡素な構成とするだけでよく、従来のように軸支板と
か軸子とかを使用しなければならぬものと異なつて部品
点数を減少できると共に、弁板３と係合脚４とを耐油性
の合成樹脂、又は軽合金鋳物により一体成形することも
可能であり、組立工数を著しく少なくできる効果を持
つ。
添付図面の第１〜５図は本考案の実施例を示し、第１図
及び第２図はインレツトパイプを縦断して示した正面
図、第３図は分解斜視図、第４図は弁体の内面斜視図、
第５図は使用状態を説明した一部切欠正面図である。第
６図は従来のインレツトパイプにおける逆止弁の構造を
示したものである。 １……インレツトパイプ、２……係合孔、３……弁板、
４……係合脚、５……屈曲部
及び第２図はインレツトパイプを縦断して示した正面
図、第３図は分解斜視図、第４図は弁体の内面斜視図、
第５図は使用状態を説明した一部切欠正面図である。第
６図は従来のインレツトパイプにおける逆止弁の構造を
示したものである。 １……インレツトパイプ、２……係合孔、３……弁板、
４……係合脚、５……屈曲部
Claims (1)
- 【請求項１】インレツトパイプ（１）の先端部周面の上
方部に円周方向に長い係合孔（２）を穿設すると共に、
該パイプ（１）の先端口にほぼ当接する弁板（３）から
板状クランク形の係合脚（４）をほぼ直角に突出すると
共に、該弁板（３）の内面に、弁板が開いたときにその
開き角度を規制するための前記インレツトパイプ（１）
の内面に係合するストッパ６を設け、前記係合脚（４）
の屈曲部（５）をインレツトパイプ（１）の係合孔
（２）に揺動を可能にして挿入し、係合脚（４）の突出
基部（4a）と屈曲部（５）の間をインレツトパイプ
（１）の外面に対応させ、屈曲部（５）と突出末端（4
b）との間をインレツトパイプの内面に対応させ、弁板
（３）の揺動方向と直交する方向のフラツキを係合脚
（４）の側縁で規制するようにしたことを特徴とするイ
ンレツトパイプにおける逆止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070742U JPH0730414Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | インレツトパイプにおける逆止弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988070742U JPH0730414Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | インレツトパイプにおける逆止弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173023U JPH01173023U (ja) | 1989-12-07 |
| JPH0730414Y2 true JPH0730414Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31295971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988070742U Expired - Lifetime JPH0730414Y2 (ja) | 1988-05-27 | 1988-05-27 | インレツトパイプにおける逆止弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730414Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639177Y2 (ja) * | 1990-08-07 | 1994-10-12 | 堀江金属工業株式会社 | インレットパイプのバタフライ弁装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5461918U (ja) * | 1977-10-11 | 1979-04-28 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP1988070742U patent/JPH0730414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173023U (ja) | 1989-12-07 |
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