JPH07303516A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH07303516A
JPH07303516A JP10140694A JP10140694A JPH07303516A JP H07303516 A JPH07303516 A JP H07303516A JP 10140694 A JP10140694 A JP 10140694A JP 10140694 A JP10140694 A JP 10140694A JP H07303516 A JPH07303516 A JP H07303516A
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登美雄 田原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフィール容器の交換作業性を向上させると
ともに自由にデザインすることのできる化粧料容器を提
供する。 【構成】 容器本体2の開口部2aには、開口形状の長
手方向Xにて互いに対向する位置に、上方に向けて突出
しプロテクター1の側壁部1b、1bと長手方向に重な
り合う一対の突出片17、17が形成され、前記突出片
と前記側壁部との互いに対向する面には、その一方に凸
部18、18が、同他方に該凸部と係合自在な凹部1
6、16が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料を収容する際に
好適な容器であって、化粧料の充填されたリフィール容
器を容器本体に着脱自在に収納可能な化粧料容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、化粧料をリフィール容器に充填
し、このリフィール容器を別の容器本体に収納してなる
化粧料容器が提供されている。この化粧料容器は、安価
に製造したリフィール容器と、意匠的・実用的に優れる
よう比較的高価に製造した容器本体とを用いるものであ
る。そして、リフィール容器内の化粧料を使い切った際
には、同容器に換えて新品の(化粧料の充満されてい
る)リフィール容器を容器本体に収容して使用すること
で、容器本体を繰り返し使用可能としたもので、化粧料
製品の低コスト化を実現するものである。
【0003】従来、この種の化粧料容器としては、図5
ないし図8に示すようなものが知られている(特公平4
−24045号)。これらの図に示すように、この化粧
料容器Bは、有底筒状の本体22の開口部22aにプロ
テクター24を着脱自在に装着した外装体21(図5お
よび図6参照)と、この外装体21の本体22内に嵌脱
自在に内装し、前記プロテクター24にて、その注出口
34側を固定して、前記外装体21に嵌脱自在に装着し
たリフィール容器30(図7参照)と、このリフィール
容器30の注出口34に着脱自在に装着した前記外装体
21に対応する外装キャップ43(図8参照)とから成
るものである。
【0004】この場合、本体22に対するプロテクター
24の装着は、本体22の開口部22aの外周に螺子部
26を設ける一方、プロテクター24の環状の本体24
aの内周壁に螺子部25を設け、両者25、26を螺合
させることにより行なっていた。また、リフィール容器
30の本体22に対する装着は、リフィール容器30の
本体31の外周壁31aに複数の突条32、32‥を突
設するとともに、本体22に対する位置決め用の幅広な
凹溝33を凹設する一方、本体22の内周壁2bには、
前記突条32、32‥に係合する条溝27、27‥を設
けるとともに、前記凹溝33に係合する突条28を設
け、これら突条32、32‥と条溝27、27‥および
凹溝33および突条28を係合させることにより行なっ
ていた。
【0005】ところで、前記化粧料容器は、リフィール
容器を交換する際に、まず、容器本体からプロテクター
を外し、次に、リフィール容器を容器本体から抜き出す
必要がある。この場合、化粧料容器Bによれば、プロテ
クター24の螺子部25と本体22の螺子部26との螺
合を解く必要がある上に、本体22の条溝27、27‥
および突条28とリフィール容器30の突条32、32
‥および凹溝33との係合を解く必要があるため、リフ
ィール容器の交換作業性が良くないという問題があっ
た。
【0006】また、リフィール容器30の本体31の外
周壁31aには、複数の突条32、32‥や凹溝33が
設けられているため、該リフィール容器30は、ある程
度の厚さが必要となり、該容器に使用する合成樹脂量が
多くなるといった問題もあった。
【0007】そこで、リフィール容器の交換をより簡便
にし、かつ肉薄で合成樹脂部分が少ないリフィール容器
を使用した化粧料容器として、図9および図10に示す
ものが提供されている(実開平6−13713号)。こ
れらの図に示すように、化粧料容器Cは、筒状の外装体
50内に、リフィール容器60を交換自在に収納する化
粧料容器において、該筒状の外装体50を無底に形成
し、該外装体50の開口された口部上端部内周に複数の
凹溝52、52‥を設け、該外装体50の口部外周には
ネジ54を設けるとともに、該リフィール容器60の胴
部を肉薄に形成し、該リフィール容器60の首部にキャ
ップ80を着脱自在に装着し、該リフィール容器60の
胴部61外周には該外装体50の該凹溝52、52‥に
係合可能な複数の凸状リブ67、67‥を設けて該リフ
ィール容器60を該外装体50内に着脱自在に嵌着収納
可能とし、該外装体50の口部外周に螺合して該リフィ
ール容器60を係止保持する固定リング70を着脱自在
に配設したことを特徴とするものである。
【0008】この化粧料容器Bによれば、リフィール容
器60の交換時には、まず、固定リング70を外装体5
0から外し、次に、無底の外装体50の下方からリフィ
ール容器60の底部68を押し上げる。これにより、リ
フィール容器60の凸状リブ67、67‥は、外装体5
0の凹溝52、52‥から容易に離脱し、使用済みのリ
フィール容器60を簡単に取り外すことができるという
ものである。また、リフィール容器60には、凸状リブ
67、67‥以外の突条等を設ける必要がないため、肉
薄に形成することが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記化粧
料容器Cによれば、リフィール容器60を交換する際
に、外装体50から該リフィール容器60を取り外す作
業は簡単であるが、固定リング70を外装体50から取
り外すには、固定リング70のネジ72と外装体50の
ネジ54との螺合を解除する必要があり、依然として交
換作業性があまり良くないという問題があった。また、
これに関連して、固定リング70と外装体50は、いず
れか一方を他方に対して相対的に回転させて両者70、
50のネジ72、54を螺合させることにより互いに装
着状態とされるため、必然的に両者70、50の断面形
状は円形に限られていた。したがって、特に、意匠的に
優れていることが要求される化粧料容器にあって、デザ
イン面での大きな制約となるという問題があった。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、リフィール容器の交換作業性を向上させるととも
に、デザインの創作の自由度を拡げた化粧料容器を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の化粧料容
器は、断面略楕円状の有底円筒状に形成された可撓性材
料からなる容器本体と、該容器本体の開口部から該容器
本体内部に着脱自在に収納されるリフィール容器と、前
記容器本体の開口部に着脱自在に装着されて、前記リフ
ィール容器の前記容器本体内からの抜出を阻止するプロ
テクターとを備えてなり、前記容器本体の開口部には、
開口形状の長手方向Xにて互いに対向する位置に、上方
に向けて突出し前記プロテクターの側壁部と前記長手方
向Xに重なり合う一対の突出片が形成され、前記一対の
突出片と前記側壁部との互いに対向する面には、その一
方に凸部が、同他方に該凸部と係合自在な凹部が形成さ
れていることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の化粧料容器は、請求項1記
載の化粧料容器において、前記容器本体の断面形状を前
記略楕円状に代えて、略矩形状または略多角形状のいず
れかに形成したことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の化粧料容器では、容器本体に対
するプロテクターの装着は、容器本体の開口部の開口形
状の長手方向にて互いに対向する位置に形成された上方
に向けて突出する一対の突出片と、プロテクターの側壁
部との互いに対向する面の一方に形成された凸部と同他
方に形成された凹部とを係合させ、前記一対の突出片と
前記側壁部とを前記長手方向に重なり合わせることによ
り行なわれる。この場合、プロテクターの下部で前記略
楕円状の短手方向を押圧すると、前記凸部と前記凹部と
の相対的位置がそれぞれずれるため、これらの係合が解
除されて、容器本体とプロテクターとの装着状態が解か
れる。
【0014】請求項2記載の化粧料容器では、請求項1
記載の化粧料容器において、容器本体の断面形状を前記
略楕円状に代えて略矩形状または略多角形状のいずれか
に形成したため、容器本体に対してプロテクターが装着
された後に、プロテクターの下部で前記略矩形状または
略多角形状のいずれかの短手方向を押圧すると、請求項
1記載の化粧料容器と同様、前記凸部と前記凹部との相
対的位置がそれぞれずれ、これらの係合が解除されて、
容器本体とプロテクターとの装着状態が解かれる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1ないし図4は、本発明に係る化粧料容器の
実施例を示したものである。図1および図3において、
符号Aは化粧料容器、1はプロテクター、2は容器本
体、3はリフィール容器、4はキャップである。化粧料
容器Aは、可撓性材料からなる容器本体2と、該容器本
体2の開口部2aから該容器本体2内部に着脱自在に収
納されるリフィール容器3と、容器本体2の開口部2a
に着脱自在に装着されて、前記リフィール容器3の容器
本体2内からの抜出を阻止するプロテクター1と、リフ
ィール容器3の口部3bに着脱自在に装着されるキャッ
プ4とを備えた構成とされている。
【0016】図1に示すように、容器本体2は、その断
面形状が長手方向をX、短手方向をYとする楕円状の有
底円筒状に形成されている。容器本体2の開口部2aに
は、前記長手方向Xにて互いに対向する位置に、容器本
体2の周壁2bから上方に向けて突出する一対の突出片
17、17が形成されている。この突出片17、17
は、プロテクター1の側壁部1b、1bに対して、前記
長手方向Xに重なり合い、その回転方向の移動を規制し
て係脱自在に係合するようになっている。突出片17、
17の外面には、前記長手方向Xの外方に向けてそれぞ
れ突出する突起部(凸部)18、18が形成されてい
る。この突起部18、18は、プロテクター1に対し
て、その上下方向の移動を規制して係脱自在に係合する
ようになっている。
【0017】リフィール容器3は、前記容器本体2より
小径で断面形状略相似の有底円筒状に形成された本体3
aと、この本体3aの上側中央部に設けられた円筒状の
口部3bとからなっている。リフィール容器3の本体3
aは、容器本体2の開口部2aからその内部に着脱自在
に収納可能な外観形状を有するとともに、リフィール容
器3が該容器本体2の内部に収納されたときに、該容器
本体2に形成された突出片17、17の高さと略同じ高
さ寸法を有している(図3参照)。一方、口部3bの外
周には、キャップ4が装着される際に該キャップ4と螺
合するための螺子部3cが螺設されており、また、口部
3bの開口部3e(図3参照)には、中栓3dが嵌着さ
れており、この中栓3dの中央部には注出口3fが形成
されている。
【0018】また、リフィール容器3の口部3bの下部
側には、フランジ部11が設けられており、該フランジ
部11の外周面には、リフィール容器3が容器本体2に
装着されたときに前記短手方向Yにて互いに対向する位
置に、外方に突出する一対の突起部12、12が形成さ
れている。なお、リフィール容器3は、ポリエチレン
(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポ
リプロピレン(PT)製樹脂等をダイレクトブロー成形
法により成形して製造される。
【0019】プロテクター1は、容器本体2の開口部2
aの上端面2cと略等しい肉厚の壁部で、その断面形状
が前記容器本体2の開口部2aと略同寸法の楕円状に形
成された本体1aと、この本体1aの上部に連設され、
やや上方に湾曲して形成された天板部1cとからなって
いる。本体1aの前記長手方向Xの両壁部は、それぞれ
側壁部1b、1bを構成している。天板部1cの中央部
には、リフィール容器3を収納した容器本体2にプロテ
クター1を装着したときに、リフィール容器3の口部3
bが挿通されるための挿通口1dが形成されている。
【0020】図2に示すように、プロテクター1の周壁
1eの前記側壁部1b、1bに対応する部分には、該プ
ロテクター1を容器本体2に装着する際に、前記容器本
体2の突出片17、17と互いに対向する面に、該突出
片17、17に係脱自在に係合する一対の凹部15、1
5が形成されている。凹部15、15の内周面には、プ
ロテクター1が容器本体2に装着される際に、前記容器
本体2の突起部18、18に係脱自在に係合する係合凹
部(凹部)16、16が形成されている。
【0021】また、図1および図3に示すように、プロ
テクター1の内周壁1eには、リフィール容器3をその
内部に収納した容器本体2に対してプロテクター1を装
着する際に、リフィール容器3の突起部12、12の位
置に対応し、該突起部12、12を係止する係止部1
4、14が設けられている。
【0022】キャップ4は、その筒状部の内周壁に、前
記リフィール容器3の口部3bに形成された螺子部3c
と螺合するための螺子部4aを有している。そして、キ
ャップ4は、その内部にリフィール容器3を収納した容
器本体2の開口部2aにプロテクター1を装着した状態
において、該プロテクター1の挿通孔1dから挿通され
たリフィール容器3の口部3bに対して、着脱自在に装
着されるようになっている。
【0023】つぎに、本実施例の使用方法および作用に
ついて説明する。リフィール容器3のセット時には、ま
ず、容器本体2内にリフィール容器3を収納し、該リフ
ィール容器3の口部3bに螺合されているキャップ4を
外す。そして、リフィール容器3の口部3bをプロテク
ター1の挿通孔1dに挿通させるようにして、プロテク
ター1を容器本体2の開口部2aに装着する。この場
合、プロテクター1の係止部14、14は、リフィール
容器3の突起部12、12の左右両端部を両側から挟持
するように係止し、これにより、リフィール容器3の回
転方向の移動、ガタつきが規制される。
【0024】そして、図4(a)に示すように、容器本
体2の突出片17、17に対して、プロテクター1の凹
部15、15が係合するとともに、突起部18、18に
対して係合凹部16、16が係合する。突出片17、1
7に対して凹部15、15が係合することにより、容器
本体2に対してプロテクター1の回転方向の移動が規制
される。また、突起部18、18に対して係合凹部1
6、16が係合することにより、容器本体2に対してプ
ロテクター1の上下方向の移動が規制され、リフィール
容器3の容器本体2内からの抜出が阻止される。以上に
より、容器本体2に対して、リフィール容器3がその回
転方向にガタつくことなく収納されるとともに、プロテ
クター1が回転方向、上下方向ともガタつきなく装着さ
れ、これにより、リフィール容器3の容器本体2内から
の抜出が阻止される。
【0025】この場合、これらの作業は、容器本体2に
対してプロテクター1を軽く上方から圧入するだけなの
で、前記従来例でネジにより螺合していた場合に比べて
リフィール容器3の交換(セット)作業を容易に行なう
ことができる。
【0026】リフィール容器3内の化粧料を使い切り、
該リフィール容器3を容器本体2から取り外す場合に
は、プロテクター1の本体1aの下部で前記短手方向Y
に位置する押圧部P、P(図1参照)を軽く押圧すれば
よい。前記押圧部P、Pを押圧すると、プロテクター1
の側壁部1b、1bには、該側壁部1b、1bを前記長
手方向Xの外方に伸長させる力Fが作用する(図4
(b)参照)。これにより、突起部18、18と係合凹
部16、16との係合が解除される。そして、プロテク
ター1を、容器本体2およびリフィール容器3に対して
相対的に上方に持ち上げると、凹部15、15と突出片
17、17との係合が解除されるとともに、該プロテク
ター1の係止部14、14とフィール容器3の突起部1
2、12との係止が解除され、該プロテクター1を取り
外すことができる。以上説明したように、リフィール容
器3を容器本体2から取り外す場合にも、前記従来例の
ネジの螺合を解除する場合に比べて簡単な作業で行なう
ことができる。
【0027】また、本実施例では、容器本体2に対する
プロテクター1の装着を、突出片17、17および凹部
15、15の係合ならびに突起部18、18および係合
突起部16、16の係合により行なうので、容器本体2
およびプロテクター1の断形状を円形に限る必要がな
い。すなわち、前記従来例のように、ネジにより螺合す
るものであると、両者を相対的に回転させなければなら
ず、このため、断面形状を円形に限定する必要があり、
これがデザイン上の大きな制約となるが、本実施例では
このような不都合がないという効果が得られる。
【0028】なお、本実施例では、容器本体2およびプ
ロテクター1の断面形状を楕円状としたが、本発明では
これを前記楕円状に限定するわけではなく、略矩形や略
多角形等、自由な形状であってよい。これにより、デザ
イン面での制約が解消され、デザイン創作の自由度が拡
がる。また、上記実施例にあっては、リフィール容器3
は、ダイレクトブロー成形法により成形することにより
製造したが、これに限らず、インジェクションブロー成
形法により成形して製造してもよい。また、上記実施例
にあっては、突出片17、17に突起部18、18を形
成し、凹部15、15に係合凹部16、16を形成した
が、この構成に代えて突出片17、17に係合凹部を形
成し、凹部15、15に突起部を形成する構成としても
よい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の化粧料容器では、断面略
楕円状の有底円筒状に形成された可撓性材料からなる容
器本体と、該容器本体の開口部から該容器本体内部に着
脱自在に収納されるリフィール容器と、前記容器本体の
開口部に着脱自在に装着されて、前記リフィール容器の
前記容器本体内からの抜出を阻止するプロテクターとを
備えてなり、前記容器本体の開口部には、開口形状の長
手方向Xにて互いに対向する位置に、上方に向けて突出
し前記プロテクターの側壁部と前記長手方向Xに重なり
合う一対の突出片が形成され、前記一対の突出片と前記
側壁部との互いに対向する面には、その一方に凸部が、
同他方に該凸部と係合自在な凹部が形成されている構成
としているため、容器本体に対するプロテクターの装着
は、前記一対の突出片と、プロテクターの側壁部との互
いに対向する面の一方に形成された凸部と同他方に形成
された凹部とを係合させ、前記一対の突出片と前記側壁
部とを前記長手方向に重なり合わせることにより行なわ
れる。この場合、プロテクターの下部で前記略楕円状の
短手方向を押圧すると、前記凸部と前記凹部との相対的
位置がそれぞれずれるため、これらの係合が解除され
て、容器本体とプロテクターとの装着状態が解かれる。
これにより、リフィール容器の交換作業性を向上させる
ことができるという効果が得られる。また、容器本体に
対するプロテクターの装着は、ネジの螺合によるもので
はないため、これらの断面形状を円形に限る必要がな
く、デザイン創作を自由に行なうことができるという効
果が得られる。
【0030】請求項2記載の化粧料容器では、請求項1
記載の化粧料容器において、容器本体の断面形状を前記
略楕円状に代えて略矩形状または略多角形状のいずれか
に形成したため、容器本体に対してプロテクターが装着
された後に、プロテクターの下部で前記略矩形状または
略多角形状のいずれかの短手方向を押圧すると、請求項
1記載の化粧料容器と同様、前記凸部と前記凹部との相
対的位置がそれぞれずれ、これらの係合が解除されて、
容器本体とプロテクターとの装着状態が解かれる。これ
により、リフィール容器の交換作業性を向上させること
ができるという効果が得られる。また、容器本体に対す
るプロテクターの装着は、ネジの螺合によるものではな
いため、これらの断面形状を円形に限る必要がなく、デ
ザイン創作を自由に行なうことができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例を構成するプロテクターの凹部および
係合突起部を示す底面図である。
【図3】同実施例を示す側断面図である。
【図4】(a)は、同実施例を構成するプロテクターと
容器本体との装着状態を、(b)は、同離脱状態をそれ
ぞれ示す拡大縦断面図である。
【図5】従来の化粧料容器を示す側断面図である。
【図6】同容器を構成する本体の一部破断正面図であ
る。
【図7】同容器を構成するリフィール容器の一部破断正
面図である。
【図8】同容器を構成するプロテクターの正面図であ
る。
【図9】従来の他の化粧料容器を示す分解斜視図であ
る。
【図10】同容器を示す正面図である。
【符号の説明】
1……プロテクター 1b……側壁部 2……容器本体 2a……開口部 3……リフィール容器 16……凹部(係合凹部) 17……突出片 18……凸部(突起部) A……化粧料容器 X……長手方向 Y……短手方向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略楕円状の有底円筒状に形成された
    可撓性材料からなる容器本体(2)と、 該容器本体(2)の開口部(2a)から該容器本体
    (2)内部に着脱自在に収納されるリフィール容器
    (3)と、 前記容器本体(2)の開口部(2a)に着脱自在に装着
    されて、前記リフィール容器(3)の前記容器本体
    (2)内からの抜出を阻止するプロテクター(1)とを
    備えてなり、 前記容器本体(2)の開口部(2a)には、開口形状の
    長手方向(X)にて互いに対向する位置に、上方に向け
    て突出し前記プロテクター(1)の側壁部(1b、1
    b)と前記長手方向(X)に重なり合う一対の突出片
    (17、17)が形成され、 前記一対の突出片(17、17)と前記側壁部(1b、
    1b)との互いに対向する面には、その一方に凸部(1
    8、18)が、同他方に該凸部(18、18)と係合自
    在な凹部(16、16)が形成されていることを特徴と
    する化粧料容器(A)。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化粧料容器において、前
    記容器本体(2)の断面形状を前記略楕円状に代えて、
    略矩形状または略多角形状のいずれかに形成したことを
    特徴とする化粧料容器。
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