JPH0730321U - 建設機械のアンダ−カバ− - Google Patents

建設機械のアンダ−カバ−

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JPH0730321U
JPH0730321U JP6120893U JP6120893U JPH0730321U JP H0730321 U JPH0730321 U JP H0730321U JP 6120893 U JP6120893 U JP 6120893U JP 6120893 U JP6120893 U JP 6120893U JP H0730321 U JPH0730321 U JP H0730321U
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JP
Japan
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radiator
engine
undercover
louver
cover
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Pending
Application number
JP6120893U
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English (en)
Inventor
修一 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械のエンジン下部に設けるアンダ−カ
バ−の構造において、熱風の吐出口で熱がこもらない構
造にし、吸気口側への熱風の巻き込み防止を図り、冷却
効率を向上させること、及びポンプ又はファンで発生す
る音が直接外に出ない構造として騒音対策を図ることを
目的とする。 【構成】 エンジン1をアッパ−カバ−5とアンダ−カ
バ−6で覆い、エンジンで駆動されるファン2により吸
引した外気により、オイルク−ラ4及びラジエ−タ3を
冷却するようにした建設機械において、ラジエ−タ3を
通過した空気をラジエ−タ3通過後直ちにアンダ−カバ
−6に設けたル−バ9により誘導して排出するようにし
た。又ポンプ下部に排気口を開口せず、ル−バ9からの
み排気するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建設機械のアンダ−カバ−の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1に基いて説明する。1はエンジン、2はエンジンによって駆動されるファ ンである。3はラジエ−タ、4はオイルク−ラである。5はアッパ−カバ−、6 はアンダ−カバ−で、アンダ−カバ−6はパンチ穴を穿設した金属板で構成され ている。エンジン1でファン2が駆動されると、冷気は矢印の方向に流入し、オ イルク−ラ4及びラジエ−タ3を通過してエンジン1の周囲からカバ−5の後部 へと流れる。又流入空気の一部はアンダ−カバ−6を通ってカバ−5の後部へ流 れるが、一部はアッパ−カバ−5の前部吸気口側へ巻込まれる流れとなる。
【0003】 従来アンダ−カバ−6はただ単にパンチ穴を開けただけのため、アンダ−カバ −からの空気吐出量は多かったが、その反面熱風が機械周辺にこもり吸込口へ流 れ、吸気温度の上昇となっていた。この為にヒ−トバランスは効果が上がらなか った。又ファン2の近くにあった為ファン2により発生する音が直接外へ洩れ、 騒音の原因にもなり問題であった。この為ラジエ−タ3の下部穴を少なめにし て、巻き込みの影響の少ないポンプ下部に開口を増やしていた。しかし、この対 策も効果は少く、シュ−7のほこりの吹上げ(図1符号8)の原因となっていた。 さらにアッパ−カバ−5、サイドドア、エンジンフ−ド等の開口増も考えられる が、騒音問題のため思い切った開口増もできなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来技術の問題点に鑑み、 1)熱風の吐出口で熱がこもらないようにし、吸気口側への熱風の巻き込み防 止を図る。 2)ファンで発生する音が直接外に出ない構造として騒音対策を図る。 3)上記1と2の理由により、思い切ってアンダ−カバ−の開口増を図り、通 気抵抗の低減を図る。 4)上記1と3の理由により冷却風量の増加及び冷却風吸込温度の低下を可能 とし、ラジエ−タ、オイルク−ラからの放熱量の増大を図る。 5)上記4によりエンジンル−ムスペ−スを小さくすることを可能とし、エン ジンフ−ドの高さ低減を実現する。 6)開口となる所にシュ−を位置させないで、ほこりや砂などの吹き上げを防 止する。 7)上記3の理由により、ポンプ下のパンチ孔をなくし、ポンプによる騒音低 減を可能とし、さらにポンプ下へのほこりや砂の吹き上げをなくす。 以上のことを可能とする建設機械のアンダ−カバ−を提供することを可能とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
エンジン1をアッパ−カバ−5とアンダ−カバ−6で覆い、エンジンで駆動さ れるファンにより吸引した外気により、オイルク−ラ4及びラジエ−タ3を冷却 するようにした建設機械において、ラジエ−タ3を通過した空気をラジエ−タ3 通過後直ちにアンダ−カバ−6に設けたル−バ9により誘導して排出するように した。 又ポンプ下部に排気口を開口せず、ル−バ9からのみ排気するようにした。
【0006】
【実施例】
図2に基いて説明する。図2を図1と比較し、ほとんどの点でその構成は一致 しているので共通する部位についてはその説明を省く。 さて、本考案においては、アンダ−カバ−6のファン2の下方位置にル−バ9 を設け、ここからラジエ−タ3、オイルク−ラ4を通過した冷却風を排出するよ うにした。 アンダ−カバ−6にル−バ9を設けると、ル−バ9によって出口付近で一定の 流れ(吸気口と反対方向への流れ)を作り、熱風をこもらせないで排出する為、 吸込口への流れをなくすことができる。
【0007】
【効果】
従来吸い込み口から入った空気はオイルク−ラ4、ラジエ−タ3を通ってアン ダ−カバ−6の排出口から出ていくが、出口周辺に熱風がこもり吸気方向へと逆 流し、これにより吸気温度上昇を引き起していた。本考案によれば、アンダ−カ バ−6に吸気口と反対側へ指向するル−バ9を設けたので、アンダ−カバ−6を 出る時ル−バ9の作用により整然とした横向きの流れを生じさせ、アンダ−カバ −近傍に熱がこもらなくなった。この為吸気温度は外気温度そのものとなり、冷 却効果を一段と増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知冷却空気の流れを示す図。
【図2】ル−バを設けた本考案の冷却空気の流れを示す
図。
【符号の説明】
1 エンジン 2 ファン 3 ラジエ−タ 4 オイルク−ラ 5 アッパ−カバ− 6 アンダ−カバ− 7 シュ− 8 ほこりの吹上げ 9 ル−バ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)をアッパ−カバ−(5)とア
    ンダ−カバ−(6)で覆い、エンジンで駆動されるファン
    により吸引した外気によりオイルク−ラ(4)及びラジエ
    −タ(3)を冷却するようにした建設機械において、ラジ
    エ−タ(3)を通過した空気をラジエ−タ(3)通過後直ち
    にアンダ−カバ−(6)に設けたル−バ(9)により誘導し
    て排出するようにしたことを特徴とする建設機械のアン
    ダ−カバ−。
  2. 【請求項2】 ポンプ下部に開口せず、ル−バ(9)から
    のみ排気するようにした請求項1の建設機械のアンダ−
    カバ−。
JP6120893U 1993-11-15 1993-11-15 建設機械のアンダ−カバ− Pending JPH0730321U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017071979A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 日立建機株式会社 建設機械
JP2019157692A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 日立建機株式会社 建設機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017071979A (ja) * 2015-10-08 2017-04-13 日立建機株式会社 建設機械
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