JPH07303003A - 集積回路用容量素子,及びその製造方法 - Google Patents
集積回路用容量素子,及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07303003A JPH07303003A JP6094727A JP9472794A JPH07303003A JP H07303003 A JPH07303003 A JP H07303003A JP 6094727 A JP6094727 A JP 6094727A JP 9472794 A JP9472794 A JP 9472794A JP H07303003 A JPH07303003 A JP H07303003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode layer
- upper electrode
- integrated circuit
- layer
- capacitive element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Micromachines (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容量を変化させて、集積回路のインピーダン
ス整合を容易にかつ安価に行うことができる集積回路用
容量素子を提供する。 【構成】 MIC基板100上に形成された半円形状の
下地電極層1と、その中心が下地電極層1の半円の中心
上に配置されるよう基板100,及び下地電極層1に形
成された円柱状の中間誘電体層2と、該中間誘電体層2
上に配置された半円形状の上地電極層3とを備え、上地
電極層3が中間誘電体層2上を回転移動できるようにし
た。
ス整合を容易にかつ安価に行うことができる集積回路用
容量素子を提供する。 【構成】 MIC基板100上に形成された半円形状の
下地電極層1と、その中心が下地電極層1の半円の中心
上に配置されるよう基板100,及び下地電極層1に形
成された円柱状の中間誘電体層2と、該中間誘電体層2
上に配置された半円形状の上地電極層3とを備え、上地
電極層3が中間誘電体層2上を回転移動できるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は集積回路用容量素子に
関し、特にマイクロ波用集積回路に使用される容量素子
に関するものである。
関し、特にマイクロ波用集積回路に使用される容量素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のマイクロ波用容量素子の一
例を示す斜視図である。図において、80はGaAs
や,アルミナ等からなるMIC基板,81,及び83は
Au,Al,Ti/Mo合金,又はTi/Au合金等の
金属膜からなる厚さ約1〜2μmの下地電極層,及び上
地電極層で、それぞれがMIC基板80上の伝送線路等
と接続されている。82は所定の誘電体率を有する厚さ
1500〜2000オングストロームの中間誘電体層
で、SiN等が用いられる。85は所定の容量を有する
MIMコンデンサで、その底面積は数100μm2 であ
る。また、図15は従来のマイクロ波用容量素子の製造
方法を説明するための斜視図であり、図において、図8
と同一符号は同一部分を示している。
例を示す斜視図である。図において、80はGaAs
や,アルミナ等からなるMIC基板,81,及び83は
Au,Al,Ti/Mo合金,又はTi/Au合金等の
金属膜からなる厚さ約1〜2μmの下地電極層,及び上
地電極層で、それぞれがMIC基板80上の伝送線路等
と接続されている。82は所定の誘電体率を有する厚さ
1500〜2000オングストロームの中間誘電体層
で、SiN等が用いられる。85は所定の容量を有する
MIMコンデンサで、その底面積は数100μm2 であ
る。また、図15は従来のマイクロ波用容量素子の製造
方法を説明するための斜視図であり、図において、図8
と同一符号は同一部分を示している。
【0003】次に製造方法を図15について説明する。
まず、図15(a) に示すように、MIC基板80上にパ
ターニングを利用して蒸着により線路に接続された下地
金属層81を形成する。次に、図15(b) に示すよう
に、パターニングを利用して該下地金属層81上に誘電
体層82を形成する。この時、下地金属層81の一端の
近傍のMIC基板80上にも誘電体層82が形成される
ようにする。さらに、図15(c) に示すように、誘電体
膜82上に、上記MIC基板80上に伝送線路等と接続
された上地金属層83を形成して図8に示すマイクロ波
用容量素子を形成する。
まず、図15(a) に示すように、MIC基板80上にパ
ターニングを利用して蒸着により線路に接続された下地
金属層81を形成する。次に、図15(b) に示すよう
に、パターニングを利用して該下地金属層81上に誘電
体層82を形成する。この時、下地金属層81の一端の
近傍のMIC基板80上にも誘電体層82が形成される
ようにする。さらに、図15(c) に示すように、誘電体
膜82上に、上記MIC基板80上に伝送線路等と接続
された上地金属層83を形成して図8に示すマイクロ波
用容量素子を形成する。
【0004】次に動作について説明する。図8におい
て、下地電極層81,中間誘電体層82,上地電極層8
3はMIM(metal insulator metal) コンデンサ部85
を形成しており、下地金属層81,上地電極層83にそ
れぞれ線路より電流を流すと、電位差が生じることによ
り、所定の容量を有するコンデンサとして動作する。
て、下地電極層81,中間誘電体層82,上地電極層8
3はMIM(metal insulator metal) コンデンサ部85
を形成しており、下地金属層81,上地電極層83にそ
れぞれ線路より電流を流すと、電位差が生じることによ
り、所定の容量を有するコンデンサとして動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波用容
量素子等の集積回路用容量素子は図8のように構成され
ており、非常に微細なものとして、MIC基板上に蒸着
等により形成されるため、その容量値は所定の値に固定
されているものであった。従来の容量素子を備えたMI
C基板は、トランジスタ等の整合用として、外部回路
や、トランジスタを備えた回路等を取付けたパッケージ
に配置して、これらの回路とワイヤボンディングにより
接続して使用されていたが、トランジスタの品質のばら
つき等により、インピーダンス整合を必要とする場合に
は、MIMコンデンサの容量が固定されているので、M
IMコンデンサの容量の異なる複数のMIC基板を用意
し、必要に応じて交換しなければならず、コストが高く
なる等の問題点があった。
量素子等の集積回路用容量素子は図8のように構成され
ており、非常に微細なものとして、MIC基板上に蒸着
等により形成されるため、その容量値は所定の値に固定
されているものであった。従来の容量素子を備えたMI
C基板は、トランジスタ等の整合用として、外部回路
や、トランジスタを備えた回路等を取付けたパッケージ
に配置して、これらの回路とワイヤボンディングにより
接続して使用されていたが、トランジスタの品質のばら
つき等により、インピーダンス整合を必要とする場合に
は、MIMコンデンサの容量が固定されているので、M
IMコンデンサの容量の異なる複数のMIC基板を用意
し、必要に応じて交換しなければならず、コストが高く
なる等の問題点があった。
【0006】また、MMIC(monolithic microwave in
tegrated circuit) のように、MIC基板上に容量素子
とトランジスタ等が一体形成されている場合、インピー
ダンス整合は非常に難しく、製品の歩留りが悪くなると
いう問題点があった。
tegrated circuit) のように、MIC基板上に容量素子
とトランジスタ等が一体形成されている場合、インピー
ダンス整合は非常に難しく、製品の歩留りが悪くなると
いう問題点があった。
【0007】また、MIMコンデンサのみをあらかじめ
形成しておき、これをMIC基板上に取りつけることに
より、容量素子を形成することは、集積回路が微細なも
のであるため、技術的に非常に困難であるという問題点
があった。
形成しておき、これをMIC基板上に取りつけることに
より、容量素子を形成することは、集積回路が微細なも
のであるため、技術的に非常に困難であるという問題点
があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、容量を変化させてインピーダン
ス整合を容易に,かつ安価に行うことができる集積回路
用容量素子を提供することを目的としている。
ためになされたもので、容量を変化させてインピーダン
ス整合を容易に,かつ安価に行うことができる集積回路
用容量素子を提供することを目的としている。
【0009】また、この発明は、上記のような、容量を
変化させてインピーダンス整合を容易に,かつ安価に行
うことができる集積回路用容量素子を製造する方法を提
供することを目的としている。
変化させてインピーダンス整合を容易に,かつ安価に行
うことができる集積回路用容量素子を製造する方法を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る集積回路
用容量素子は、集積回路用基板上に形成された下地電極
層と、この下地電極層上に形成された中間誘電体層と、
この中間誘電体層を介して上記下地電極層と対向するよ
うに配置された上地電極層とからなるMIM(metal ins
ulator metal) コンデンサ部とを備えており、このMI
Mコンデンサ部は、上記上地電極層が移動可能に設けら
れ、その移動により、その容量が変化するようにしたも
のである。
用容量素子は、集積回路用基板上に形成された下地電極
層と、この下地電極層上に形成された中間誘電体層と、
この中間誘電体層を介して上記下地電極層と対向するよ
うに配置された上地電極層とからなるMIM(metal ins
ulator metal) コンデンサ部とを備えており、このMI
Mコンデンサ部は、上記上地電極層が移動可能に設けら
れ、その移動により、その容量が変化するようにしたも
のである。
【0011】また、上記集積回路用容量素子において、
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する面積が変
化して、容量が変化するものである。
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する面積が変
化して、容量が変化するものである。
【0012】また、上記集積回路用容量素子において、
上記上地電極層の移動は回転移動であり、上記MIMコ
ンデンサ部は、上記上地電極層が所定の回転中心軸の回
りに回転移動可能であり、この回転移動によりその容量
を線形的に変化させる摺動機構を備えているものであ
る。
上記上地電極層の移動は回転移動であり、上記MIMコ
ンデンサ部は、上記上地電極層が所定の回転中心軸の回
りに回転移動可能であり、この回転移動によりその容量
を線形的に変化させる摺動機構を備えているものであ
る。
【0013】また、上記集積回路用容量素子において、
上記上地電極層の移動は直線移動であり、上記MIMコ
ンデンサ部は、上記上地電極層が所定の方向に直線移動
可能であり、この直線移動により、その容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているものである。
上記上地電極層の移動は直線移動であり、上記MIMコ
ンデンサ部は、上記上地電極層が所定の方向に直線移動
可能であり、この直線移動により、その容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているものである。
【0014】また、上記集積回路用容量素子において、
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層との距離が変化して、
容量が変化するものである。
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層との距離が変化して、
容量が変化するものである。
【0015】また、上記集積回路用容量素子において、
上記中間誘電体層は、その上面が上記基板と所定の角度
をなすように傾斜しており、上記上地電極層は、上記中
間誘電体層の傾斜面上に配置されており、かつその傾斜
方向の長さが上記中間誘電体層の傾斜面の該傾斜方向の
長さより短いものであり、上記MIMコンデンサ部は、
上記上地電極層が上記中間誘電体層の傾斜面の該傾斜方
向に移動可能であり、該移動によりその容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているものである。
上記中間誘電体層は、その上面が上記基板と所定の角度
をなすように傾斜しており、上記上地電極層は、上記中
間誘電体層の傾斜面上に配置されており、かつその傾斜
方向の長さが上記中間誘電体層の傾斜面の該傾斜方向の
長さより短いものであり、上記MIMコンデンサ部は、
上記上地電極層が上記中間誘電体層の傾斜面の該傾斜方
向に移動可能であり、該移動によりその容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているものである。
【0016】また、上記集積回路用容量素子において、
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する領域の上
記中間誘電体層の誘電率が変化して、その容量が変化す
るものである。
上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する領域の上
記中間誘電体層の誘電率が変化して、その容量が変化す
るものである。
【0017】また、上記集積回路用容量素子において、
上記中間誘電体層は、所定の方向において線形的に変化
した誘電率分布を有し、上記上地電極層は、上記中間誘
電体層の誘電率分布方向と平行な方向の長さが上記中間
誘電体層の上記誘電率分布方向の長さより短いものと
し、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記
中間誘電体層の誘電率分布方向に直線移動可能であり、
該移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を
備えているものである。
上記中間誘電体層は、所定の方向において線形的に変化
した誘電率分布を有し、上記上地電極層は、上記中間誘
電体層の誘電率分布方向と平行な方向の長さが上記中間
誘電体層の上記誘電率分布方向の長さより短いものと
し、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記
中間誘電体層の誘電率分布方向に直線移動可能であり、
該移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を
備えているものである。
【0018】また、上記集積回路用容量素子において、
上記中間誘電体層は、所定の誘電率を有する所定幅の複
数の誘電体部材をその幅方向に配列してなり、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電体部材の配列方向と
平行な方向の長さが上記中間誘電体層の上記配列方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記誘電体部材の配列方向に直線移動可
能であり、該移動によりその容量を非線形的に変化させ
る摺動機構を備えているものである。
上記中間誘電体層は、所定の誘電率を有する所定幅の複
数の誘電体部材をその幅方向に配列してなり、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電体部材の配列方向と
平行な方向の長さが上記中間誘電体層の上記配列方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記誘電体部材の配列方向に直線移動可
能であり、該移動によりその容量を非線形的に変化させ
る摺動機構を備えているものである。
【0019】また、この発明に係る集積回路用容量素子
は、集積回路用基板上に形成された下地電極上に、中間
誘電体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置
されてなる構造のMIMコンデンサ部とを備え、このM
IMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方の
上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されている
ものである。
は、集積回路用基板上に形成された下地電極上に、中間
誘電体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置
されてなる構造のMIMコンデンサ部とを備え、このM
IMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方の
上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されている
ものである。
【0020】また、この発明に係る集積回路用容量素子
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地電極層を形成
し、この下地電極層上を含む上記集積回路基板上に、中
間誘電体層を形成し、この中間誘電体層の上面全面に、
レジスト膜を形成した後、このレジスト膜上の所定の領
域に上地電極層を形成し、さらに上記レジスト膜を全て
除去し、移動可能な上地電極層を形成するようにしたも
のである。
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地電極層を形成
し、この下地電極層上を含む上記集積回路基板上に、中
間誘電体層を形成し、この中間誘電体層の上面全面に、
レジスト膜を形成した後、このレジスト膜上の所定の領
域に上地電極層を形成し、さらに上記レジスト膜を全て
除去し、移動可能な上地電極層を形成するようにしたも
のである。
【0021】
【作用】この発明においては、集積回路用基板上に形成
された下地電極層と、上記下地電極層上に形成された中
間誘電体層と、この中間誘電体層を介して上記下地電極
層と対向するように配置された上地電極層とからなり、
その上地電極層が移動可能に設けられ、その移動により
容量が変化するMIMコンデンサ部とを備えたから、基
板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子
を提供することができる。
された下地電極層と、上記下地電極層上に形成された中
間誘電体層と、この中間誘電体層を介して上記下地電極
層と対向するように配置された上地電極層とからなり、
その上地電極層が移動可能に設けられ、その移動により
容量が変化するMIMコンデンサ部とを備えたから、基
板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子
を提供することができる。
【0022】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部を上地電
極層の移動により、上地電極層と下地電極層とが対向す
る面積が変化して、容量が変化するようにしたから、基
板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子
を提供することができる。
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部を上地電
極層の移動により、上地電極層と下地電極層とが対向す
る面積が変化して、容量が変化するようにしたから、基
板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子
を提供することができる。
【0023】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記上地電極層の移動は回転移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の回転中心軸の回りに回転移動可能であり、該回転
移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を備
えているようにしたから、基板上で容量調節を容易に行
うことができる集積回路用容量素子を提供することがで
きる。
用容量素子において、上記上地電極層の移動は回転移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の回転中心軸の回りに回転移動可能であり、該回転
移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を備
えているようにしたから、基板上で容量調節を容易に行
うことができる集積回路用容量素子を提供することがで
きる。
【0024】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記上地電極層の移動は直線移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を線形的に変化させる摺動機構を備えているよう
にしたから、基板上で容量調節を容易に行うことができ
る集積回路用容量素子を提供することができる。
用容量素子において、上記上地電極層の移動は直線移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を線形的に変化させる摺動機構を備えているよう
にしたから、基板上で容量調節を容易に行うことができ
る集積回路用容量素子を提供することができる。
【0025】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
との距離が変化して、容量が変化するようにしたから、
基板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素
子を提供することができる。
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
との距離が変化して、容量が変化するようにしたから、
基板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素
子を提供することができる。
【0026】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、その上面が
上記基板と所定の角度をなすように傾斜しており、上記
上地電極層は、上記中間誘電体層の傾斜面上に配置され
ており、かつその傾斜方向の長さが上記中間誘電体層の
傾斜面の該傾斜方向の長さより短いものであり、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間誘電体
層の傾斜面の該傾斜方向に移動可能であり、該移動によ
りその容量を線形的に変化させる摺動機構を備えている
ようにしたから、基板上で容量調節を容易に行うことが
できる集積回路用容量素子を提供することができる。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、その上面が
上記基板と所定の角度をなすように傾斜しており、上記
上地電極層は、上記中間誘電体層の傾斜面上に配置され
ており、かつその傾斜方向の長さが上記中間誘電体層の
傾斜面の該傾斜方向の長さより短いものであり、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間誘電体
層の傾斜面の該傾斜方向に移動可能であり、該移動によ
りその容量を線形的に変化させる摺動機構を備えている
ようにしたから、基板上で容量調節を容易に行うことが
できる集積回路用容量素子を提供することができる。
【0027】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
とが対向する領域の上記中間誘電体層の誘電率が変化し
て、その容量が変化するようにしたから、基板上で容量
調節を行うことができる集積回路用容量素子を提供する
ことができる。
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
とが対向する領域の上記中間誘電体層の誘電率が変化し
て、その容量が変化するようにしたから、基板上で容量
調節を行うことができる集積回路用容量素子を提供する
ことができる。
【0028】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の方向
において線形的に変化した誘電率分布を有し、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電率分布方向と平行な
方向の長さが上記中間誘電体層の上記誘電率分布方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記中間誘電体層の誘電率分布方向に直
線移動可能であり、この直線移動によりその容量を線形
的に変化させる摺動機構を備えているようにしたから、
基板上で容量調節を容易に行うことができる集積回路用
容量素子を提供することができる。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の方向
において線形的に変化した誘電率分布を有し、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電率分布方向と平行な
方向の長さが上記中間誘電体層の上記誘電率分布方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記中間誘電体層の誘電率分布方向に直
線移動可能であり、この直線移動によりその容量を線形
的に変化させる摺動機構を備えているようにしたから、
基板上で容量調節を容易に行うことができる集積回路用
容量素子を提供することができる。
【0029】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の誘電
率を有する所定幅の複数の誘電体部材をその幅方向に配
列してなり、上記上地電極層は、上記中間誘電体部材の
誘電体部材の配列方向と平行な方向の長さが上記中間誘
電体層の上記配列方向の長さより短いものとし、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記誘電体部材
の配列方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を非線形的に変化させる摺動機構を備えているよ
うにしたから、基板上で容量調節を容易に行うことがで
きる集積回路用容量素子を提供することができる。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の誘電
率を有する所定幅の複数の誘電体部材をその幅方向に配
列してなり、上記上地電極層は、上記中間誘電体部材の
誘電体部材の配列方向と平行な方向の長さが上記中間誘
電体層の上記配列方向の長さより短いものとし、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記誘電体部材
の配列方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を非線形的に変化させる摺動機構を備えているよ
うにしたから、基板上で容量調節を容易に行うことがで
きる集積回路用容量素子を提供することができる。
【0030】また、この発明においては、集積回路用基
板と、この基板上に形成された下地電極上に、中間誘電
体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置され
てなる構造のMIMコンデンサ部とを備えており、この
MIMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方
の上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されてい
るから、上記各上地電極層と下地電極層との間に得られ
る容量が異なるものとなり、伝送線路等と接続を行う上
地電極層を選択することにより容量を切り換えることが
できる集積回路用容量素子を提供することができる。
板と、この基板上に形成された下地電極上に、中間誘電
体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置され
てなる構造のMIMコンデンサ部とを備えており、この
MIMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方
の上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されてい
るから、上記各上地電極層と下地電極層との間に得られ
る容量が異なるものとなり、伝送線路等と接続を行う上
地電極層を選択することにより容量を切り換えることが
できる集積回路用容量素子を提供することができる。
【0031】また、この発明に係る集積回路用容量素子
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地金属層を形成
し、この下地金属層上を含む上記集積回路基板上に中間
誘電体層を形成した後、この中間誘電体層の上面全面
に、レジスト膜を形成し、さらに、この該レジスト膜上
の所定の位置に上地電極層を形成した後、上記レジスト
膜を全て除去するようにしたから、上地電極層を中間誘
電体層上に、接着させることなく形成して、上地電極層
を中間誘電体層上に接触させたまま移動可能とすること
ができ、基板上で容量調整が可能な集積回路用容量素子
を提供することができる。
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地金属層を形成
し、この下地金属層上を含む上記集積回路基板上に中間
誘電体層を形成した後、この中間誘電体層の上面全面
に、レジスト膜を形成し、さらに、この該レジスト膜上
の所定の位置に上地電極層を形成した後、上記レジスト
膜を全て除去するようにしたから、上地電極層を中間誘
電体層上に、接着させることなく形成して、上地電極層
を中間誘電体層上に接触させたまま移動可能とすること
ができ、基板上で容量調整が可能な集積回路用容量素子
を提供することができる。
【0032】
実施例1.図1はこの発明の第1の実施例によるマイク
ロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、図2はこの
発明の第1の実施例によるマイクロ波用容量素子の構造
を示す断面模式図である。図において、100はGaA
s等の半導体材料や、アルミナ等のセラミック材料から
なるMIC基板,1はAu,Al,Ti/Mo合金,又
はTi/Au合金等の金属膜からなり、平面形状が直径
約100μmの半円形状で、厚さが1〜2μmである下
地電極層で、伝送線路や接地線路等の線路20と接続さ
れている。また、この線路20を設ける代わりに、下地
電極層1をスルーホール(図示せず)等を介して基板1
00の裏面に設けられた接地メタライズ(図示せず)等
と接続するようにしてもよい。2はその中心が上記下地
電極層1の半円の中心上に配置されるようMIC基板1
00,及び下地電極層1上に形成された、直径約100
μm,厚さ1500〜2000オングストロームの円柱
状の中間誘電体層で、SiN,SiON等の誘電体材料
が用いられる。この中間誘電体層2の上面の中心部に
は、下地金属層1に達しない深さの円柱状凹部2aが形
成されている。3は平面形状が直径約100μmの半円
形状で、厚さが1〜2μmの、Au,Al,Ti/Mo
合金,又はTi/Au合金等の金属膜からなる半円形状
の上地電極層で、その半円の中心部には上記円柱状凹部
2aに嵌合する円柱状の突起部3a,および該突起部3
aを保持する突起保持部3bを有している。この上地電
極層3はその突起部3aを上記凹部2aにはめ込み、上
記半円形状の部分が、中間誘電体層2の上面に接するよ
うに、中間誘電体層2上に配置されている。この上地電
極層3の突起部3aと中間誘電体層2の凹部2aは互い
にはめ合わされて回転摺動機構部を構成している。ま
た、90は下地電極層1,中間誘電体層2,上地電極層
3により構成されるMIM(metal insulator metal) コ
ンデンサ部である。
ロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、図2はこの
発明の第1の実施例によるマイクロ波用容量素子の構造
を示す断面模式図である。図において、100はGaA
s等の半導体材料や、アルミナ等のセラミック材料から
なるMIC基板,1はAu,Al,Ti/Mo合金,又
はTi/Au合金等の金属膜からなり、平面形状が直径
約100μmの半円形状で、厚さが1〜2μmである下
地電極層で、伝送線路や接地線路等の線路20と接続さ
れている。また、この線路20を設ける代わりに、下地
電極層1をスルーホール(図示せず)等を介して基板1
00の裏面に設けられた接地メタライズ(図示せず)等
と接続するようにしてもよい。2はその中心が上記下地
電極層1の半円の中心上に配置されるようMIC基板1
00,及び下地電極層1上に形成された、直径約100
μm,厚さ1500〜2000オングストロームの円柱
状の中間誘電体層で、SiN,SiON等の誘電体材料
が用いられる。この中間誘電体層2の上面の中心部に
は、下地金属層1に達しない深さの円柱状凹部2aが形
成されている。3は平面形状が直径約100μmの半円
形状で、厚さが1〜2μmの、Au,Al,Ti/Mo
合金,又はTi/Au合金等の金属膜からなる半円形状
の上地電極層で、その半円の中心部には上記円柱状凹部
2aに嵌合する円柱状の突起部3a,および該突起部3
aを保持する突起保持部3bを有している。この上地電
極層3はその突起部3aを上記凹部2aにはめ込み、上
記半円形状の部分が、中間誘電体層2の上面に接するよ
うに、中間誘電体層2上に配置されている。この上地電
極層3の突起部3aと中間誘電体層2の凹部2aは互い
にはめ合わされて回転摺動機構部を構成している。ま
た、90は下地電極層1,中間誘電体層2,上地電極層
3により構成されるMIM(metal insulator metal) コ
ンデンサ部である。
【0033】図9は本発明の第1の実施例による半導体
装置の製造方法を模式的に示す斜視図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当する部分を示して
おり、4はレジスト,5は上地電極形成用誘電体膜であ
る。
装置の製造方法を模式的に示す斜視図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当する部分を示して
おり、4はレジスト,5は上地電極形成用誘電体膜であ
る。
【0034】次に製造方法を図9について説明する。ま
ず、図9(a) に示すように、MIC基板100上に線路
20と接続した半円状の下地電極層1を、レジストパタ
ーン等を利用して蒸着等により形成する。この線路20
との接続は、例えば、下地電極層1と線路20とを同時
に蒸着等により形成することにより行われる。次に、図
9(b) に示すように、円柱状の中間誘電体層2を蒸着等
により形成した後、該中間誘電体膜の上面の中心部をエ
ッチング等により円柱状に除去することにより凹部2a
を形成する。次に図9(c) に示すように、MIC基板1
00表面を覆うようにレジスト4を形成する。このと
き、上記凹部2aが該レジスト4により完全に埋め込ま
れないようにする。さらに、該レジスト4上に上地電極
形成用誘電体膜5を形成した後、この上地電極形成用誘
電体膜5の、上地電極層3を形成する領域をレジストパ
ターンとエッチングの組合せ等により除去し( 図9
(d))、この除去した領域に蒸着等により上地金属層3を
形成し、上地電極形成用誘電体膜5をエッチング等によ
り選択的に除去する。このとき、上記凹部2aの表面の
レジスト3上には、この凹部2aを埋め込むように突起
部3aが形成される。その後、図9(e) に示すように、
レジスト4を除去することにより上地電極層3を中間誘
電体層2上に接触するよう配置させて、図9(f) に示す
ようなマイクロ波用容量素子を得る。
ず、図9(a) に示すように、MIC基板100上に線路
20と接続した半円状の下地電極層1を、レジストパタ
ーン等を利用して蒸着等により形成する。この線路20
との接続は、例えば、下地電極層1と線路20とを同時
に蒸着等により形成することにより行われる。次に、図
9(b) に示すように、円柱状の中間誘電体層2を蒸着等
により形成した後、該中間誘電体膜の上面の中心部をエ
ッチング等により円柱状に除去することにより凹部2a
を形成する。次に図9(c) に示すように、MIC基板1
00表面を覆うようにレジスト4を形成する。このと
き、上記凹部2aが該レジスト4により完全に埋め込ま
れないようにする。さらに、該レジスト4上に上地電極
形成用誘電体膜5を形成した後、この上地電極形成用誘
電体膜5の、上地電極層3を形成する領域をレジストパ
ターンとエッチングの組合せ等により除去し( 図9
(d))、この除去した領域に蒸着等により上地金属層3を
形成し、上地電極形成用誘電体膜5をエッチング等によ
り選択的に除去する。このとき、上記凹部2aの表面の
レジスト3上には、この凹部2aを埋め込むように突起
部3aが形成される。その後、図9(e) に示すように、
レジスト4を除去することにより上地電極層3を中間誘
電体層2上に接触するよう配置させて、図9(f) に示す
ようなマイクロ波用容量素子を得る。
【0035】次に動作について説明する。上地電極層3
と、MIC基板100上の所定の伝送線路等の線路を、
例えば金線等により接続し、上地電極層3と下地電極層
1にそれぞれ電流を流すと、MIMコンデンサ部90の
下地電極層1と上地電極層3とが中間誘電体層2を介し
て対向する領域がMIMコンデンサとして動作し、その
対向する領域の面積の変化にともなって容量が可変とな
る。ここで、本実施例1の容量素子においては上地電極
層3が中間誘電体層2上に接着されていないため、突起
部3aを軸として、中間誘電体層2上で上地金属層3を
回転移動させることにより、下地電極層1と上地電極層
3とが中間誘電体層を介して対向する領域の面積を変化
させることができる。従って、マイクロマシーン等の治
具を用いて上地電極層3を回転させることにより、本実
施例に示したマイクロ波用容量素子においては、その容
量を所定の値に調整することが容易に可能となる。
と、MIC基板100上の所定の伝送線路等の線路を、
例えば金線等により接続し、上地電極層3と下地電極層
1にそれぞれ電流を流すと、MIMコンデンサ部90の
下地電極層1と上地電極層3とが中間誘電体層2を介し
て対向する領域がMIMコンデンサとして動作し、その
対向する領域の面積の変化にともなって容量が可変とな
る。ここで、本実施例1の容量素子においては上地電極
層3が中間誘電体層2上に接着されていないため、突起
部3aを軸として、中間誘電体層2上で上地金属層3を
回転移動させることにより、下地電極層1と上地電極層
3とが中間誘電体層を介して対向する領域の面積を変化
させることができる。従って、マイクロマシーン等の治
具を用いて上地電極層3を回転させることにより、本実
施例に示したマイクロ波用容量素子においては、その容
量を所定の値に調整することが容易に可能となる。
【0036】また、本実施例においては、凹部2aに突
起部3aをはめ込んで構成された回転摺動機構部を備え
ており、上地電極層3が該回転摺動機構部を回転中心軸
として回転移動可能としたから、一定の割合で下地電極
層1と上地電極層3とが中間誘電体層を介して対向する
領域の面積を変化させることができ、容量素子の容量を
線形的に変化させることが可能となる。従って、本実施
例に示したマイクロ波用容量素子においては、上地電極
層3の回転移動により、容量を連続的に増加,あるいは
減少させることができるから、所定の容量を容易にかつ
迅速に得ることができる。
起部3aをはめ込んで構成された回転摺動機構部を備え
ており、上地電極層3が該回転摺動機構部を回転中心軸
として回転移動可能としたから、一定の割合で下地電極
層1と上地電極層3とが中間誘電体層を介して対向する
領域の面積を変化させることができ、容量素子の容量を
線形的に変化させることが可能となる。従って、本実施
例に示したマイクロ波用容量素子においては、上地電極
層3の回転移動により、容量を連続的に増加,あるいは
減少させることができるから、所定の容量を容易にかつ
迅速に得ることができる。
【0037】なお、本実施例のマイクロ波用容量素子に
おいて、上地電極層3を移動させて容量を調整した後
は、必要に応じて、例えば固定部材や接着剤等を用いて
上地電極層3が中間誘電体層2上を移動しないように固
定することで、容量を一定の値に保つことができる。
おいて、上地電極層3を移動させて容量を調整した後
は、必要に応じて、例えば固定部材や接着剤等を用いて
上地電極層3が中間誘電体層2上を移動しないように固
定することで、容量を一定の値に保つことができる。
【0038】このように本実施例によれば、上地電極層
3を中間誘電体層2上において回転移動可能な構造とし
たから、下地電極層1と上地電極層3が中間誘電体層2
を介して対向する領域の面積を変化させることにより、
容量を変化させることができるマイクロ波用容量素子を
提供することができる。
3を中間誘電体層2上において回転移動可能な構造とし
たから、下地電極層1と上地電極層3が中間誘電体層2
を介して対向する領域の面積を変化させることにより、
容量を変化させることができるマイクロ波用容量素子を
提供することができる。
【0039】ここで本実施例1の変形例について説明す
る。図10〜12は本発明の第1の実施例によるマイク
ロ波用容量素子の変形例を説明するための図であり、図
において、図1と同一符号は同一または相当する部分を
示しており、6は伝送線路等と同一の材料からなる上地
電極接続用線路,7は上地電極層3上に形成されたハン
ドリング用凹部である。
る。図10〜12は本発明の第1の実施例によるマイク
ロ波用容量素子の変形例を説明するための図であり、図
において、図1と同一符号は同一または相当する部分を
示しており、6は伝送線路等と同一の材料からなる上地
電極接続用線路,7は上地電極層3上に形成されたハン
ドリング用凹部である。
【0040】まず、本実施例1の第1の変形例のマイク
ロ波用容量素子を図10について説明する。この変形例
1は中間誘電体層2を形成した後、エッチングと蒸着の
組合せにより、該中間誘電体層2の凹部2aの周りに、
図10に示すように、伝送線路等の線路と接続された上
地電極接続用線路6を埋め込むように形成し、上地電極
層3が中間誘電体層2上を回転移動する際、この線路6
の一部に接触するようにしたものである。上記第1の実
施例においては、上地電極層3と中間誘電体層2の接続
の際に金線等のワイヤボンディング等を利用する必要が
あり、例えば容量を変化させるために上地電極層3を移
動させる際には、ワイヤを付けかえる必要があるが、こ
の第1の変形例のように線路6を設けることにより、上
地電極層3と伝送線路が常に接続された状態となるか
ら、金線等のワイヤボンディングが不要となり、容量の
調整を容易に行うことができる効果がある。
ロ波用容量素子を図10について説明する。この変形例
1は中間誘電体層2を形成した後、エッチングと蒸着の
組合せにより、該中間誘電体層2の凹部2aの周りに、
図10に示すように、伝送線路等の線路と接続された上
地電極接続用線路6を埋め込むように形成し、上地電極
層3が中間誘電体層2上を回転移動する際、この線路6
の一部に接触するようにしたものである。上記第1の実
施例においては、上地電極層3と中間誘電体層2の接続
の際に金線等のワイヤボンディング等を利用する必要が
あり、例えば容量を変化させるために上地電極層3を移
動させる際には、ワイヤを付けかえる必要があるが、こ
の第1の変形例のように線路6を設けることにより、上
地電極層3と伝送線路が常に接続された状態となるか
ら、金線等のワイヤボンディングが不要となり、容量の
調整を容易に行うことができる効果がある。
【0041】次に、本実施例1の第2の変形例のマイク
ロ波用容量素子を図11について説明する。この変形例
2は上地電極層3の表面にハンドリング用凹部7を形成
したものであり、このマイクロ波用容量素子は、このハ
ンドリング用凹部7にマイクロマシーン等の治具の先端
を係合させて、上地電極層3を回転移動させるものであ
る。このハンドリング用凹部7の大きさは、回転に用い
られる治具の大きさや形状にあわせて形成される。この
第2の変形例によれば、ハンドリング用凹部7にマイク
ロマシーン等の治具の先端を係合させることができるか
ら、上地電極層3の回転移動を容易に行うことができる
効果がある。なお、この第2の変形例において、上地電
極層3上にハンドリング用凹部6を設ける代わりに、回
転に使用する治具の形状にあわせたハンドリング用突起
部を設け、これに治具を係合させて上地電極層3を回転
させるようにしても同様の効果を得ることができる。
ロ波用容量素子を図11について説明する。この変形例
2は上地電極層3の表面にハンドリング用凹部7を形成
したものであり、このマイクロ波用容量素子は、このハ
ンドリング用凹部7にマイクロマシーン等の治具の先端
を係合させて、上地電極層3を回転移動させるものであ
る。このハンドリング用凹部7の大きさは、回転に用い
られる治具の大きさや形状にあわせて形成される。この
第2の変形例によれば、ハンドリング用凹部7にマイク
ロマシーン等の治具の先端を係合させることができるか
ら、上地電極層3の回転移動を容易に行うことができる
効果がある。なお、この第2の変形例において、上地電
極層3上にハンドリング用凹部6を設ける代わりに、回
転に使用する治具の形状にあわせたハンドリング用突起
部を設け、これに治具を係合させて上地電極層3を回転
させるようにしても同様の効果を得ることができる。
【0042】次に本実施例1の第3の変形例のマイクロ
波用容量素子を図12について説明する。この変形例
は、上記中間誘電体層2の凹部2aを断面形状が逆T字
型となるよう形成し、さらに該逆T字型凹部2aにはめ
込むように上記上地電極層3の突起部3aを断面形状が
逆T字型となるように形成したものである。この構造に
おいては、逆T字型凹部2aから逆T字型突起部3aが
抜けることがない。従って、本変形例3のような逆T字
型凹部2aと逆T字型突起部3aからなる係止構造を設
けることにより、容量調節の際の上地電極層3の取扱い
を容易とすることができる効果がある。
波用容量素子を図12について説明する。この変形例
は、上記中間誘電体層2の凹部2aを断面形状が逆T字
型となるよう形成し、さらに該逆T字型凹部2aにはめ
込むように上記上地電極層3の突起部3aを断面形状が
逆T字型となるように形成したものである。この構造に
おいては、逆T字型凹部2aから逆T字型突起部3aが
抜けることがない。従って、本変形例3のような逆T字
型凹部2aと逆T字型突起部3aからなる係止構造を設
けることにより、容量調節の際の上地電極層3の取扱い
を容易とすることができる効果がある。
【0043】実施例2.図3は本発明の第2の実施例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、11はAu,Al,Ti/Mo合金,Ti
/Au合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの下地電
極層,12はSiN,SiON等の誘電体材料からなる
厚さが1500〜2000オングストロームである中間
誘電体層,12aは、該中間誘電体層12の上面に形成
された所定の方向に伸びるストライプ状溝、13は中間
誘電体層12上に設けられ、中間誘電体層12上部と大
きさが等しいAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au
合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層、
13aは該上地電極層13の中間誘電体層12側に、上
記ストライプ状溝12aにはめ込むように形成されたス
トライプ状突起部で、このストライプ状突起部13aと
ストライプ状溝12aは互いにはめ合わされて摺動機構
部を形成している。91は下地電極層11,中間誘電体
層12,及び上地電極層13からなるMIMコンデンサ
部である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、11はAu,Al,Ti/Mo合金,Ti
/Au合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの下地電
極層,12はSiN,SiON等の誘電体材料からなる
厚さが1500〜2000オングストロームである中間
誘電体層,12aは、該中間誘電体層12の上面に形成
された所定の方向に伸びるストライプ状溝、13は中間
誘電体層12上に設けられ、中間誘電体層12上部と大
きさが等しいAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au
合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層、
13aは該上地電極層13の中間誘電体層12側に、上
記ストライプ状溝12aにはめ込むように形成されたス
トライプ状突起部で、このストライプ状突起部13aと
ストライプ状溝12aは互いにはめ合わされて摺動機構
部を形成している。91は下地電極層11,中間誘電体
層12,及び上地電極層13からなるMIMコンデンサ
部である。
【0044】図13は本実施例2の製造方法を示す工程
図であり、図において、図3と同一符号は同一または相
当する部分を示しており、14はレジスト、15は上地
電極形成用誘電体膜である。
図であり、図において、図3と同一符号は同一または相
当する部分を示しており、14はレジスト、15は上地
電極形成用誘電体膜である。
【0045】次に製造方法を図13について説明する。
まず、図13(a) に示すように、MIC基板100上に
線路20と接続した長方形形状の下地電極層11をレジ
ストパターン等を利用して蒸着等により形成する。この
線路20との接続は、例えば、下地電極層11と線路2
0とを同時に蒸着等により形成することにより行われ
る。次に、図13(b) に示すように、上記下地電極層1
1上に中間誘電体層12を蒸着等により形成した後、該
中間誘電体膜12の上面にエッチング等により所定方向
に伸びるストライプ状の溝12aを形成する。次に図1
3(c) に示すように、MIC基板100上を覆うように
レジスト14を形成する。このとき、上記ストライプ状
溝12aが該レジスト14により完全には埋め込まれな
いようにする。さらに、該レジスト14上に上地電極形
成用誘電体膜15を形成した後、この上地電極形成用誘
電体膜15の、上地電極層13を形成する領域をレジス
トパターン等を利用して除去し( 図13(d))、この除去
した領域に蒸着等により上地電極層13を形成し、上地
電極形成用誘電体膜15をエッチング等により選択的に
除去する。このとき、上地電極層13の中間誘電体層1
2側に、上記溝12aを埋め込むようにストライプ状突
起部13aが形成される。その後、図13(e)に示すよ
うに、レジスト14を除去することにより上地電極層1
3を中間誘電体層12上に接触するよう配置させて、図
13(f) に示すようなマイクロ波用容量素子を得る。
まず、図13(a) に示すように、MIC基板100上に
線路20と接続した長方形形状の下地電極層11をレジ
ストパターン等を利用して蒸着等により形成する。この
線路20との接続は、例えば、下地電極層11と線路2
0とを同時に蒸着等により形成することにより行われ
る。次に、図13(b) に示すように、上記下地電極層1
1上に中間誘電体層12を蒸着等により形成した後、該
中間誘電体膜12の上面にエッチング等により所定方向
に伸びるストライプ状の溝12aを形成する。次に図1
3(c) に示すように、MIC基板100上を覆うように
レジスト14を形成する。このとき、上記ストライプ状
溝12aが該レジスト14により完全には埋め込まれな
いようにする。さらに、該レジスト14上に上地電極形
成用誘電体膜15を形成した後、この上地電極形成用誘
電体膜15の、上地電極層13を形成する領域をレジス
トパターン等を利用して除去し( 図13(d))、この除去
した領域に蒸着等により上地電極層13を形成し、上地
電極形成用誘電体膜15をエッチング等により選択的に
除去する。このとき、上地電極層13の中間誘電体層1
2側に、上記溝12aを埋め込むようにストライプ状突
起部13aが形成される。その後、図13(e)に示すよ
うに、レジスト14を除去することにより上地電極層1
3を中間誘電体層12上に接触するよう配置させて、図
13(f) に示すようなマイクロ波用容量素子を得る。
【0046】次に動作について説明する。上地電極層1
3と、MIC基板100上の所定の伝送線路等の線路
を、例えば金線等により接続し、上地電極層13と下地
電極層11にそれぞれ電流を流すと、MIMコンデンサ
部91の下地電極層11と上地電極層13とが中間誘電
体層12を介して対向する領域がMIMコンデンサとし
て動作する。このMIMコンデンサ部91はその下地電
極層11と上地電極層13とが対向する領域の面積によ
って容量が決定するものである。ここで、本実施例2の
容量素子においては上地電極層13が中間誘電体層12
上に接着されていないため、中間誘電体層12上で上地
金属層13を移動させることにより、下地電極層11と
上地電極層13とが中間誘電体層を介して対向する領域
の面積を変化させることができる。従って、マイクロマ
シーン等の治具を用いて上地電極層13を移動させるこ
とにより、本実施例に示した容量素子においては、その
容量を所定の値に調整することが容易に可能となる。
3と、MIC基板100上の所定の伝送線路等の線路
を、例えば金線等により接続し、上地電極層13と下地
電極層11にそれぞれ電流を流すと、MIMコンデンサ
部91の下地電極層11と上地電極層13とが中間誘電
体層12を介して対向する領域がMIMコンデンサとし
て動作する。このMIMコンデンサ部91はその下地電
極層11と上地電極層13とが対向する領域の面積によ
って容量が決定するものである。ここで、本実施例2の
容量素子においては上地電極層13が中間誘電体層12
上に接着されていないため、中間誘電体層12上で上地
金属層13を移動させることにより、下地電極層11と
上地電極層13とが中間誘電体層を介して対向する領域
の面積を変化させることができる。従って、マイクロマ
シーン等の治具を用いて上地電極層13を移動させるこ
とにより、本実施例に示した容量素子においては、その
容量を所定の値に調整することが容易に可能となる。
【0047】ここで、上記ストライプ溝12aとストラ
イプ状突起部13aとは、互いにはめ合わされて摺動機
構部を形成しており、上記上地金属層13のストライプ
状突起部13aの伸びる方向に移動方向を定め、上地電
極層13の中間誘電体層12上からの脱落を防止するよ
う機能しているとともに、一定の割合で下地電極層11
と上地電極層13とが中間誘電体層を介して対向する領
域の面積を変化させることができ、容量素子の容量を線
形的に変化させることが可能となる。従って、上地電極
層13を移動させることにより、容量を連続的に増加,
あるいは減少させることができるから、所定の容量を容
易にかつ迅速に得ることができる。
イプ状突起部13aとは、互いにはめ合わされて摺動機
構部を形成しており、上記上地金属層13のストライプ
状突起部13aの伸びる方向に移動方向を定め、上地電
極層13の中間誘電体層12上からの脱落を防止するよ
う機能しているとともに、一定の割合で下地電極層11
と上地電極層13とが中間誘電体層を介して対向する領
域の面積を変化させることができ、容量素子の容量を線
形的に変化させることが可能となる。従って、上地電極
層13を移動させることにより、容量を連続的に増加,
あるいは減少させることができるから、所定の容量を容
易にかつ迅速に得ることができる。
【0048】このように本実施例2においては、マイク
ロ波用容量素子の上地電極層13を中間誘電体層12上
をスライド可能とし、この上地電極層13の移動によ
り、下地金属層11,上地金属層13が中間誘電体層1
2を介して対向する面積を変化させることができるか
ら、容量が可変であるマイクロ波容量素子を提供するこ
とができる。
ロ波用容量素子の上地電極層13を中間誘電体層12上
をスライド可能とし、この上地電極層13の移動によ
り、下地金属層11,上地金属層13が中間誘電体層1
2を介して対向する面積を変化させることができるか
ら、容量が可変であるマイクロ波容量素子を提供するこ
とができる。
【0049】なお、上記実施例においては、中間誘電体
層12表面にストライプ状溝12aを1本設けた場合に
ついて説明したが、本発明はこのストライプ状溝を複数
設け、かつ上地電極層の下面に上記各ストライプ状溝に
嵌め込むように複数のストライプ状突起部を設けるよう
にしても良く、上記実施例と同様の効果を奏する。
層12表面にストライプ状溝12aを1本設けた場合に
ついて説明したが、本発明はこのストライプ状溝を複数
設け、かつ上地電極層の下面に上記各ストライプ状溝に
嵌め込むように複数のストライプ状突起部を設けるよう
にしても良く、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0050】また、上記第2の実施例において、図14
に示すように、上地電極層の移動方向に沿って中間誘電
体層12上面に伝送線路と接続された上地金属接続用線
路16を埋め込み形成するようにしても、上地金属層1
3と伝送線路が常に接続された状態となるから、上記実
施例1の第1の変形例と同様の効果を奏する。なお、図
14において、図3と同一符号は同一または相当する部
分を示している。さらに、上地電極層13の表面にハン
ドリング用凹部やハンドリング用突起部を設けるように
しても、上記実施例1の第2の変形例と同様の効果を奏
する。
に示すように、上地電極層の移動方向に沿って中間誘電
体層12上面に伝送線路と接続された上地金属接続用線
路16を埋め込み形成するようにしても、上地金属層1
3と伝送線路が常に接続された状態となるから、上記実
施例1の第1の変形例と同様の効果を奏する。なお、図
14において、図3と同一符号は同一または相当する部
分を示している。さらに、上地電極層13の表面にハン
ドリング用凹部やハンドリング用突起部を設けるように
しても、上記実施例1の第2の変形例と同様の効果を奏
する。
【0051】実施例3.図4は本発明の第3の実施例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、
本実施例3のマイクロ波用容量素子は、くさび型の中間
誘電体層の斜面上を、該斜面の傾き方向と平行な方向に
上地電極層が移動可能となるようにしたものである。図
4において、図3と同一符号は同一又は相当する部分を
示しており、22はくさび型のSiN,SiON等の誘
電体材料からなる中間誘電体層、23は該中間誘電体層
22の斜面上に形成された、該斜面よりも、その斜面方
向の長さが短いAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/A
u合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層
で、その斜面方向と垂直の方向の両端部には、中間誘電
体層22の端部に沿って基板側に曲げられた側面係止部
18が設けられている。この側面係止部18は中間誘電
体層22の端部にはめ合わされて摺動機構部を形成して
いる。また、17はハンドリング用凹部,92は下地電
極層11,中間誘電体層22,上地電極層23からなる
MIMコンデンサ部である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、
本実施例3のマイクロ波用容量素子は、くさび型の中間
誘電体層の斜面上を、該斜面の傾き方向と平行な方向に
上地電極層が移動可能となるようにしたものである。図
4において、図3と同一符号は同一又は相当する部分を
示しており、22はくさび型のSiN,SiON等の誘
電体材料からなる中間誘電体層、23は該中間誘電体層
22の斜面上に形成された、該斜面よりも、その斜面方
向の長さが短いAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/A
u合金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層
で、その斜面方向と垂直の方向の両端部には、中間誘電
体層22の端部に沿って基板側に曲げられた側面係止部
18が設けられている。この側面係止部18は中間誘電
体層22の端部にはめ合わされて摺動機構部を形成して
いる。また、17はハンドリング用凹部,92は下地電
極層11,中間誘電体層22,上地電極層23からなる
MIMコンデンサ部である。
【0052】本実施例3のマイクロ波用容量素子は、下
地電極層11上に、蒸着とエッチングを繰り返すことに
よりくさび型の中間誘電体層22を形成し、さらに上記
実施例2と同様にレジスト,及び上地電極形成用誘電体
膜を用いたプロセスにより、ハンドリング凹部17を上
面に備えた上地電極層22を形成するようにしたもので
ある。
地電極層11上に、蒸着とエッチングを繰り返すことに
よりくさび型の中間誘電体層22を形成し、さらに上記
実施例2と同様にレジスト,及び上地電極形成用誘電体
膜を用いたプロセスにより、ハンドリング凹部17を上
面に備えた上地電極層22を形成するようにしたもので
ある。
【0053】次に動作について説明する。上記実施例2
においては、上地電極層13を中間誘電体層12上で移
動させることにより、下地電極層11と上地電極層13
の中間誘電体層12を介して対向する面積を変化させる
ことにより、容量素子のMIMコンデンサ部91の容量
を変化させるようにしたが、本実施例においては、上地
電極層23を中間誘電体層22の斜面上を斜面方向に移
動させることにより、下地電極層11と上地電極層23
の中間誘電体層22を介して対向する面積は変化させ
ず、下地電極層11と上地電極層23の間の中間誘電体
層22の厚さを変化させることにより、MIMコンデン
サ部92の容量を変化させるようにしたものであり、こ
のような実施例においても、上記第2の実施例と同様の
効果を奏する。
においては、上地電極層13を中間誘電体層12上で移
動させることにより、下地電極層11と上地電極層13
の中間誘電体層12を介して対向する面積を変化させる
ことにより、容量素子のMIMコンデンサ部91の容量
を変化させるようにしたが、本実施例においては、上地
電極層23を中間誘電体層22の斜面上を斜面方向に移
動させることにより、下地電極層11と上地電極層23
の中間誘電体層22を介して対向する面積は変化させ
ず、下地電極層11と上地電極層23の間の中間誘電体
層22の厚さを変化させることにより、MIMコンデン
サ部92の容量を変化させるようにしたものであり、こ
のような実施例においても、上記第2の実施例と同様の
効果を奏する。
【0054】また、本実施例3においては上記摺動機構
部は、上記上地電極層23を上記中間誘電体層の斜面方
向と平行な方向に直線移動可能として、上地電極層23
の中間誘電体層22上からの脱落を防止するよう機能し
ているとともに、この上地電極層の直線移動により一定
の割合で下地電極層11と上地電極層13との間の中間
誘電体層の厚さを変化させることができ、容量素子の容
量を線形的に変化させることが可能となる。従って、上
地電極層23を移動させることにより、容量を連続的に
増加,あるいは減少させることができるから、所定の容
量を容易に得られる効果がある。
部は、上記上地電極層23を上記中間誘電体層の斜面方
向と平行な方向に直線移動可能として、上地電極層23
の中間誘電体層22上からの脱落を防止するよう機能し
ているとともに、この上地電極層の直線移動により一定
の割合で下地電極層11と上地電極層13との間の中間
誘電体層の厚さを変化させることができ、容量素子の容
量を線形的に変化させることが可能となる。従って、上
地電極層23を移動させることにより、容量を連続的に
増加,あるいは減少させることができるから、所定の容
量を容易に得られる効果がある。
【0055】実施例4.図5は本発明の第4の実施例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、図3と同一符号は同一または相当する部分
を示しており、32はその長手方向において所定の誘電
率分布を有する厚さ1500〜2000オングストロー
ムの中間誘電体層,33は該中間誘電体層32上に形成
された、その上記中間誘電体層32の長手方向と平行な
方向の長さが、中間誘電体層32よりも短いAu,A
l,Ti/Mo合金,Ti/Au合金等の金属膜からな
る厚さ1〜2μmの上地電極層で、その上記中間誘電体
層32の長手方向と垂直な方向の両端部には、中間誘電
体層32の端部に沿って基板100側に曲げられた側面
ガイド部28が設けられている。この側面ガイド部28
は上記中間誘電体層32の長手方向と垂直な方向の両端
部にはめ合わされて摺動構造部を形成している。34は
ハンドリング用凹部,93は下地電極層11,中間誘電
体層32,及び上地電極層33からなるMIMコンデン
サ部である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、図3と同一符号は同一または相当する部分
を示しており、32はその長手方向において所定の誘電
率分布を有する厚さ1500〜2000オングストロー
ムの中間誘電体層,33は該中間誘電体層32上に形成
された、その上記中間誘電体層32の長手方向と平行な
方向の長さが、中間誘電体層32よりも短いAu,A
l,Ti/Mo合金,Ti/Au合金等の金属膜からな
る厚さ1〜2μmの上地電極層で、その上記中間誘電体
層32の長手方向と垂直な方向の両端部には、中間誘電
体層32の端部に沿って基板100側に曲げられた側面
ガイド部28が設けられている。この側面ガイド部28
は上記中間誘電体層32の長手方向と垂直な方向の両端
部にはめ合わされて摺動構造部を形成している。34は
ハンドリング用凹部,93は下地電極層11,中間誘電
体層32,及び上地電極層33からなるMIMコンデン
サ部である。
【0056】本実施例4のマイクロ波用容量素子は、下
地電極層11上に、誘電体材料を蒸着した後、その長手
方向に濃度を所定の割合で増加させながらイオン注入等
を行うことにより、その長手方向に向かって誘電率が順
次増加している中間誘電体層32を形成し、さらに上記
実施例3と同様にレジスト,及び上地電極形成用誘電体
膜を利用してハンドリング凹部34を上面に備えた上地
電極層33を形成するようにしたものである。
地電極層11上に、誘電体材料を蒸着した後、その長手
方向に濃度を所定の割合で増加させながらイオン注入等
を行うことにより、その長手方向に向かって誘電率が順
次増加している中間誘電体層32を形成し、さらに上記
実施例3と同様にレジスト,及び上地電極形成用誘電体
膜を利用してハンドリング凹部34を上面に備えた上地
電極層33を形成するようにしたものである。
【0057】上記実施例2においては、MIMコンデン
サ部91の上地電極層13を中間誘電体層12上で移動
させることにより、下地電極層11と上地電極層13の
中間誘電体層12を介して対向する面積を変化させるこ
とにより、容量素子の容量を変化させるようにしたが、
本実施例においては、MIMコンデンサ部93の上地電
極層33を、その長手方向において誘電率が所定の割合
で増加している中間誘電体層32上を中間誘電体層32
の長手方向と平行な方向に移動させることにより、下地
電極層11と上地電極層33の中間誘電体層32を介し
て対向する面積は変化させるのではなく、下地電極層1
1と上地電極層33の間の中間誘電体層32の誘電率を
変化させることにより、容量を変化させるようにしたも
のであり、このような実施例においても、上記第2の実
施例と同様の効果を奏する。
サ部91の上地電極層13を中間誘電体層12上で移動
させることにより、下地電極層11と上地電極層13の
中間誘電体層12を介して対向する面積を変化させるこ
とにより、容量素子の容量を変化させるようにしたが、
本実施例においては、MIMコンデンサ部93の上地電
極層33を、その長手方向において誘電率が所定の割合
で増加している中間誘電体層32上を中間誘電体層32
の長手方向と平行な方向に移動させることにより、下地
電極層11と上地電極層33の中間誘電体層32を介し
て対向する面積は変化させるのではなく、下地電極層1
1と上地電極層33の間の中間誘電体層32の誘電率を
変化させることにより、容量を変化させるようにしたも
のであり、このような実施例においても、上記第2の実
施例と同様の効果を奏する。
【0058】また、本実施例4において上記摺動機構部
は、上記上地電極層33を上記中間誘電体層の長手方向
と平行な方向に直線移動可能として、上地電極層33の
中間誘電体層32上からの脱落を防止するよう機能する
とともに、上地電極層33の直線移動により一定の割合
で下地電極層11と上地電極層33との間の中間誘電体
層の誘電率を変化させ、容量素子の容量の線形的な変化
を可能とするものである。従って、上地電極層33を移
動させることにより、容量を連続的に増加,あるいは減
少させることができるから、所定の容量を容易に得るこ
とができる効果がある。
は、上記上地電極層33を上記中間誘電体層の長手方向
と平行な方向に直線移動可能として、上地電極層33の
中間誘電体層32上からの脱落を防止するよう機能する
とともに、上地電極層33の直線移動により一定の割合
で下地電極層11と上地電極層33との間の中間誘電体
層の誘電率を変化させ、容量素子の容量の線形的な変化
を可能とするものである。従って、上地電極層33を移
動させることにより、容量を連続的に増加,あるいは減
少させることができるから、所定の容量を容易に得るこ
とができる効果がある。
【0059】なお、上記実施例においては、イオン注入
等により誘電率分布を有する中間誘電体層323を形成
するようにしたが、本実施例は上記中間誘電体層32
を、レジストパターン等を利用し、所定の誘電率を有す
る所定幅の複数のストライプ状部材を、下地金属層11
上に、下地金属層11の長手方向に向かって、互いに平
行になるよう隣接させながら順次蒸着することにより形
成するようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
等により誘電率分布を有する中間誘電体層323を形成
するようにしたが、本実施例は上記中間誘電体層32
を、レジストパターン等を利用し、所定の誘電率を有す
る所定幅の複数のストライプ状部材を、下地金属層11
上に、下地金属層11の長手方向に向かって、互いに平
行になるよう隣接させながら順次蒸着することにより形
成するようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0060】また、本実施例においては、長手方向に向
かって誘電率が順次増加,あるいは減少している中間誘
電体層32を形成するようにしたが、中間誘電体層に一
様でない誘電率分布を持たせるようにしても、容量を変
化させることができる集積回路用容量素子を得られる効
果がある。
かって誘電率が順次増加,あるいは減少している中間誘
電体層32を形成するようにしたが、中間誘電体層に一
様でない誘電率分布を持たせるようにしても、容量を変
化させることができる集積回路用容量素子を得られる効
果がある。
【0061】実施例5.図6は本発明の第5の実施例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、図5と同一符号は同一または相当する部分
を示しており、40A1 〜40An はSiN,SiON
等の誘電体材料からなるストライプ状部材で、下地金属
層11上に互いに平行に、かつ互いに所定の間隔を隔て
るよう配置されている。また、このストライプ状部材
は、それぞれの配列方向の幅が互いに異なり、かつその
高さが1500〜2000オングストロームで互いに等
しくなるよう、レジストパターンと蒸着の組合せにより
形成されている。40は該ストライプ状部材40A1 〜
40An からなる中間誘電体層、43は該中間誘電体層
上に配置された、上記ストライプ状部材40A1 〜40
An の配列方向と平行な方向の長さが、中間誘電体層4
0の長さよりも短く、かつ、互いに隣接する上記ストラ
イプ状部材間の間隔に落下しない長さとなるよう形成さ
れたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au合金等の
金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層で、その上
記ストライプ状部材40A1 〜40An の配列方向と平
行な方向に対して垂直な方向の両端部には、中間誘電体
層40の端部に沿って基板100側に曲げられた側面ガ
イド部48が設けられている。この側面ガイド部48は
中間誘電体層40の両端部にはめ合わされて摺動機構部
を形成している。44はハンドリング用凹部である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
図において、図5と同一符号は同一または相当する部分
を示しており、40A1 〜40An はSiN,SiON
等の誘電体材料からなるストライプ状部材で、下地金属
層11上に互いに平行に、かつ互いに所定の間隔を隔て
るよう配置されている。また、このストライプ状部材
は、それぞれの配列方向の幅が互いに異なり、かつその
高さが1500〜2000オングストロームで互いに等
しくなるよう、レジストパターンと蒸着の組合せにより
形成されている。40は該ストライプ状部材40A1 〜
40An からなる中間誘電体層、43は該中間誘電体層
上に配置された、上記ストライプ状部材40A1 〜40
An の配列方向と平行な方向の長さが、中間誘電体層4
0の長さよりも短く、かつ、互いに隣接する上記ストラ
イプ状部材間の間隔に落下しない長さとなるよう形成さ
れたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au合金等の
金属膜からなる厚さ1〜2μmの上地電極層で、その上
記ストライプ状部材40A1 〜40An の配列方向と平
行な方向に対して垂直な方向の両端部には、中間誘電体
層40の端部に沿って基板100側に曲げられた側面ガ
イド部48が設けられている。この側面ガイド部48は
中間誘電体層40の両端部にはめ合わされて摺動機構部
を形成している。44はハンドリング用凹部である。
【0062】上記第4の実施例においては、誘電体分布
を有する中間誘電体層32を形成し、この誘電体層32
上を上地電極層33を移動させることにより、容量素子
の容量を変化させていたが、本実施例は上地金属層43
を、下地金属層11上に互いに平行に、かつ不等間隔で
配置された、それぞれの配列方向の幅が互いに異なり、
かつその高さが互いに等しいストライプ状部材40A1
〜40An からなる中間誘電体層40上を、上記配列方
向に移動させることにより、上地電極層43と下地電極
層11との間に挟まれる中間誘電体層40の面積を変化
させることにより、マイクロ波用容量素子の容量を変化
させるものであり、このような実施例においても上記第
4の実施例と同様の効果を奏する。
を有する中間誘電体層32を形成し、この誘電体層32
上を上地電極層33を移動させることにより、容量素子
の容量を変化させていたが、本実施例は上地金属層43
を、下地金属層11上に互いに平行に、かつ不等間隔で
配置された、それぞれの配列方向の幅が互いに異なり、
かつその高さが互いに等しいストライプ状部材40A1
〜40An からなる中間誘電体層40上を、上記配列方
向に移動させることにより、上地電極層43と下地電極
層11との間に挟まれる中間誘電体層40の面積を変化
させることにより、マイクロ波用容量素子の容量を変化
させるものであり、このような実施例においても上記第
4の実施例と同様の効果を奏する。
【0063】また、本実施例5において上記摺動機構部
は、上地電極層43の移動方向を上記ストライプ状部材
40A1 〜40An の配列方向と平行な方向に直線移動
可能として、上記上地電極層43の直線移動により、上
記上地電極層43と下地電極層11との間に挟まれる中
間誘電体層40の面積を非線形的に変化させるものであ
り、このような摺動機構部を備えたから、下地電極層1
1と上地電極層33との間の中間誘電体層の実質的な誘
電率を段階的に変化させ、容量素子の容量を非線形的に
変化させることが可能な集積回路用容量素子を得られる
効果がある。
は、上地電極層43の移動方向を上記ストライプ状部材
40A1 〜40An の配列方向と平行な方向に直線移動
可能として、上記上地電極層43の直線移動により、上
記上地電極層43と下地電極層11との間に挟まれる中
間誘電体層40の面積を非線形的に変化させるものであ
り、このような摺動機構部を備えたから、下地電極層1
1と上地電極層33との間の中間誘電体層の実質的な誘
電率を段階的に変化させ、容量素子の容量を非線形的に
変化させることが可能な集積回路用容量素子を得られる
効果がある。
【0064】実施例6.図7は本発明の第6の実施例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、
図において、図2と同一符号は同一又は相当する部分を
示しており、52は下地電極11上に形成されたSi
N,SiON等の誘電体材料からなる第1の中間誘電体
層,53は該第1の中間誘電体層52上面に蒸着により
形成されたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au合
金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの第1の上地電極
層,57は該第1の上地電極層53上面に蒸着により形
成された、その長手方向の長さが第1の上地電極層53
の長さに対して短いSiN,SiON等の誘電体材料か
らなる第2の中間誘電体層で、第1の上地電極層53と
第2の中間誘電体層57との間には段差が形成されてい
る。58は第2の中間誘電体層57の上面に蒸着等によ
り形成されたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au
合金等の金属膜からなる第2の上地金属層、59は第1
の上地電極層53上面の、上記第2の中間誘電体層57
が形成されていない領域上に蒸着等により形成された第
1の電極パッド、60は第2の上地金属層58上面に蒸
着等により形成された第2の電極パッドである。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図であり、
図において、図2と同一符号は同一又は相当する部分を
示しており、52は下地電極11上に形成されたSi
N,SiON等の誘電体材料からなる第1の中間誘電体
層,53は該第1の中間誘電体層52上面に蒸着により
形成されたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au合
金等の金属膜からなる厚さ1〜2μmの第1の上地電極
層,57は該第1の上地電極層53上面に蒸着により形
成された、その長手方向の長さが第1の上地電極層53
の長さに対して短いSiN,SiON等の誘電体材料か
らなる第2の中間誘電体層で、第1の上地電極層53と
第2の中間誘電体層57との間には段差が形成されてい
る。58は第2の中間誘電体層57の上面に蒸着等によ
り形成されたAu,Al,Ti/Mo合金,Ti/Au
合金等の金属膜からなる第2の上地金属層、59は第1
の上地電極層53上面の、上記第2の中間誘電体層57
が形成されていない領域上に蒸着等により形成された第
1の電極パッド、60は第2の上地金属層58上面に蒸
着等により形成された第2の電極パッドである。
【0065】次に使用方法について説明する。本実施例
6の集積回路用容量素子は、第1の電極パッド59,ま
たは第2の電極パッド60のいずれかと基板100上の
外部回路と接続された所定の伝送線路とをAu線等によ
り接続して使用されるものであり、下地電極層11と、
第1の上地電極層53,または第2の上地電極層58の
いずれかに電流を流すと、下地電極層11と第1の上地
電極層53との間,または下地電極層11と第2の上地
電極層58の間がMIMコンデンサ部として動作する。
ここで、第1の上地電極層53と伝送線路とを接続した
場合と、第2の上地電極層58と伝送線路とを接続した
場合では、第1,第2の上地電極層53,58の面積が
異なり、かつ下地電極層11と第1,第2の上地電極5
3,58の間に挟まれている誘電体層の厚みが異なり、
容量素子の容量が異なるものとなる。従って、例えば、
外部回路等の整合を取るために容量を変更する必要があ
る場合には、電極パッド59,60のいずれか一方と、
外部回路と接続された伝送線路とをワイヤボンディング
などで接続することにより、容易に容量を変化させるこ
とができる。
6の集積回路用容量素子は、第1の電極パッド59,ま
たは第2の電極パッド60のいずれかと基板100上の
外部回路と接続された所定の伝送線路とをAu線等によ
り接続して使用されるものであり、下地電極層11と、
第1の上地電極層53,または第2の上地電極層58の
いずれかに電流を流すと、下地電極層11と第1の上地
電極層53との間,または下地電極層11と第2の上地
電極層58の間がMIMコンデンサ部として動作する。
ここで、第1の上地電極層53と伝送線路とを接続した
場合と、第2の上地電極層58と伝送線路とを接続した
場合では、第1,第2の上地電極層53,58の面積が
異なり、かつ下地電極層11と第1,第2の上地電極5
3,58の間に挟まれている誘電体層の厚みが異なり、
容量素子の容量が異なるものとなる。従って、例えば、
外部回路等の整合を取るために容量を変更する必要があ
る場合には、電極パッド59,60のいずれか一方と、
外部回路と接続された伝送線路とをワイヤボンディング
などで接続することにより、容易に容量を変化させるこ
とができる。
【0066】このように、本実施例のマイクロ波用容量
素子においては、外部回路等に接続された伝送線路と該
マイクロ波用容量素子との接続場所を、電極パッド5
9,60のいずれか一方とすることにより、異なる2つ
の容量を選択することができる効果がある。
素子においては、外部回路等に接続された伝送線路と該
マイクロ波用容量素子との接続場所を、電極パッド5
9,60のいずれか一方とすることにより、異なる2つ
の容量を選択することができる効果がある。
【0067】なお、本実施例においては、第1の上地電
極層上に、第2の中間誘電体層,第2の上地電極層を順
次形成するようにしたが、本発明は、さらに第2の上地
電極層上に複数の中間誘電体層,及び上地電極層を形成
するようにしてもよい。このとき、各中間誘電体層は、
その下部の上地電極層に対して長手方向の長さが短くな
るようにし、かつ各上地電極層はその下部の中間誘電体
層に対して長手方向の長さが等しいか、もしくは短くな
るようにする。このような場合においても、伝送線路と
接続する各上地電極層をつなぎかえることにより、上記
実施例と同様の効果を得ることができるとともに、2つ
以上の複数の容量を切り換えることができるから、容量
調整の幅を広げることができる効果がある。
極層上に、第2の中間誘電体層,第2の上地電極層を順
次形成するようにしたが、本発明は、さらに第2の上地
電極層上に複数の中間誘電体層,及び上地電極層を形成
するようにしてもよい。このとき、各中間誘電体層は、
その下部の上地電極層に対して長手方向の長さが短くな
るようにし、かつ各上地電極層はその下部の中間誘電体
層に対して長手方向の長さが等しいか、もしくは短くな
るようにする。このような場合においても、伝送線路と
接続する各上地電極層をつなぎかえることにより、上記
実施例と同様の効果を得ることができるとともに、2つ
以上の複数の容量を切り換えることができるから、容量
調整の幅を広げることができる効果がある。
【0068】また、上記第1〜第6の実施例において
は、マイクロ波用容量素子を用いた場合について説明し
たが、本発明は他の集積回路用容量素子についても適用
することができ、上記各実施例と同様の効果を奏する。
は、マイクロ波用容量素子を用いた場合について説明し
たが、本発明は他の集積回路用容量素子についても適用
することができ、上記各実施例と同様の効果を奏する。
【0069】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、集積回
路用基板上に形成された下地電極層と、上記下地電極層
上に形成された中間誘電体層と、この中間誘電体層を介
して上記下地電極層と対向するように配置された上地電
極層とからなり、その上地電極層が移動可能に設けら
れ、その移動により容量が変化するMIMコンデンサ部
とを備えたから、基板上で容量調節を行うことができる
集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路の
インピーダンス整合を容易に行うことができる。
路用基板上に形成された下地電極層と、上記下地電極層
上に形成された中間誘電体層と、この中間誘電体層を介
して上記下地電極層と対向するように配置された上地電
極層とからなり、その上地電極層が移動可能に設けら
れ、その移動により容量が変化するMIMコンデンサ部
とを備えたから、基板上で容量調節を行うことができる
集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路の
インピーダンス整合を容易に行うことができる。
【0070】また、この発明によれば、上記集積回路用
容量素子において、上記MIMコンデンサ部を上地電極
層の移動により、上地電極層と下地電極層とが対向する
面積が変化して、容量が変化するようにしたから、基板
上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子を
提供することができ、集積回路のインピーダンス整合を
容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
容量素子において、上記MIMコンデンサ部を上地電極
層の移動により、上地電極層と下地電極層とが対向する
面積が変化して、容量が変化するようにしたから、基板
上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素子を
提供することができ、集積回路のインピーダンス整合を
容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
【0071】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記上地電極層の移動は回転移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の回転中心軸の回りに回転移動可能であり、この回
転移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を
備えているようにしたから、基板上で容量調節を容易に
行うことができる集積回路用容量素子を提供することが
でき、集積回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価
に行うことができる効果がある。
用容量素子において、上記上地電極層の移動は回転移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の回転中心軸の回りに回転移動可能であり、この回
転移動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を
備えているようにしたから、基板上で容量調節を容易に
行うことができる集積回路用容量素子を提供することが
でき、集積回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価
に行うことができる効果がある。
【0072】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記上地電極層の移動は直線移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を線形的に変化させる摺動機構を備えているよう
にしたから、基板上で容量調節を容易に行うことができ
る集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路
のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うことがで
きる効果がある。
用容量素子において、上記上地電極層の移動は直線移動
であり、上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が
所定の方向に直線移動可能であり、該直線移動によりそ
の容量を線形的に変化させる摺動機構を備えているよう
にしたから、基板上で容量調節を容易に行うことができ
る集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路
のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うことがで
きる効果がある。
【0073】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
との距離が変化して、容量が変化するようにしたから、
基板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素
子を提供することができ、集積回路のインピーダンス整
合を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
との距離が変化して、容量が変化するようにしたから、
基板上で容量調節を行うことができる集積回路用容量素
子を提供することができ、集積回路のインピーダンス整
合を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
【0074】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、その上面が
上記基板と所定の角度をなすように傾斜しており、上記
上地電極層は、上記中間誘電体層の傾斜面上に配置され
ており、かつその傾斜方向の長さが上記中間誘電体層の
傾斜面の該傾斜方向の長さより短いものであり、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間誘電体
層の傾斜面の該傾斜方向に移動可能であり、この移動に
よりその容量を線形的に変化させる摺動機構を備えてい
るようにしたから、基板上で容量調節を容易に行うこと
ができる集積回路用容量素子を提供することができ、集
積回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うこ
とができる効果がある。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、その上面が
上記基板と所定の角度をなすように傾斜しており、上記
上地電極層は、上記中間誘電体層の傾斜面上に配置され
ており、かつその傾斜方向の長さが上記中間誘電体層の
傾斜面の該傾斜方向の長さより短いものであり、上記M
IMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間誘電体
層の傾斜面の該傾斜方向に移動可能であり、この移動に
よりその容量を線形的に変化させる摺動機構を備えてい
るようにしたから、基板上で容量調節を容易に行うこと
ができる集積回路用容量素子を提供することができ、集
積回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うこ
とができる効果がある。
【0075】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
とが対向する領域の上記中間誘電体層の誘電率が変化し
て、その容量が変化するようにしたから、基板上で容量
調節を行うことができる集積回路用容量素子を提供する
ことができ、集積回路のインピーダンス整合を容易にか
つ安価に行うことができる効果がある。
用容量素子において、上記MIMコンデンサ部は、上記
上地電極層の移動により、上記上地電極層と下地電極層
とが対向する領域の上記中間誘電体層の誘電率が変化し
て、その容量が変化するようにしたから、基板上で容量
調節を行うことができる集積回路用容量素子を提供する
ことができ、集積回路のインピーダンス整合を容易にか
つ安価に行うことができる効果がある。
【0076】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の方向
において線形的に変化した誘電率分布を有し、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電率分布方向と平行な
方向の長さが上記中間誘電体層の上記誘電率分布方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記中間誘電体層の誘電率分布方向に直
線移動可能であり、この移動によりその容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているようにしたから、基板
上で容量調節を容易に行うことができる集積回路用容量
素子を提供することができ、集積回路のインピーダンス
整合を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の方向
において線形的に変化した誘電率分布を有し、上記上地
電極層は、上記中間誘電体層の誘電率分布方向と平行な
方向の長さが上記中間誘電体層の上記誘電率分布方向の
長さより短いものとし、上記MIMコンデンサ部は、上
記上地電極層が上記中間誘電体層の誘電率分布方向に直
線移動可能であり、この移動によりその容量を線形的に
変化させる摺動機構を備えているようにしたから、基板
上で容量調節を容易に行うことができる集積回路用容量
素子を提供することができ、集積回路のインピーダンス
整合を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
【0077】また、この発明においては、上記集積回路
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の誘電
率を有する所定幅の複数の誘電体部材をその幅方向に配
列してなり、上記上地電極層は、上記中間誘電体層の誘
電体部材の配列方向と平行な方向の長さが上記中間誘電
体層の上記配列方向の長さより短いものとし、上記MI
Mコンデンサ部は、上記上地電極層が上記誘電体部材の
配列方向に直線移動可能であり、この移動によりその容
量を非線形的に変化させる摺動機構を備えているように
したから、基板上で容量調節を容易に行うことができる
集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路の
インピーダンス整合を容易にかつ安価に行うことができ
る効果がある。
用容量素子において、上記中間誘電体層は、所定の誘電
率を有する所定幅の複数の誘電体部材をその幅方向に配
列してなり、上記上地電極層は、上記中間誘電体層の誘
電体部材の配列方向と平行な方向の長さが上記中間誘電
体層の上記配列方向の長さより短いものとし、上記MI
Mコンデンサ部は、上記上地電極層が上記誘電体部材の
配列方向に直線移動可能であり、この移動によりその容
量を非線形的に変化させる摺動機構を備えているように
したから、基板上で容量調節を容易に行うことができる
集積回路用容量素子を提供することができ、集積回路の
インピーダンス整合を容易にかつ安価に行うことができ
る効果がある。
【0078】また、この発明においては、集積回路用基
板と、この基板上に形成された下地電極上に、中間誘電
体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置され
てなる構造のMIMコンデンサ部とを備えており、この
MIMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方
の上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されてい
るから、上記各上地電極層と下地電極層との間に得られ
る容量が異なるものとなり、伝送線路等と接続を行う上
地電極層を選択することにより容量を切り換えることが
できる集積回路用容量素子を提供することができ、集積
回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うこと
ができる効果がある。
板と、この基板上に形成された下地電極上に、中間誘電
体層と上地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置され
てなる構造のMIMコンデンサ部とを備えており、この
MIMコンデンサ部は、上記各中間誘電体層がその下方
の上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されてい
るから、上記各上地電極層と下地電極層との間に得られ
る容量が異なるものとなり、伝送線路等と接続を行う上
地電極層を選択することにより容量を切り換えることが
できる集積回路用容量素子を提供することができ、集積
回路のインピーダンス整合を容易にかつ安価に行うこと
ができる効果がある。
【0079】また、この発明に係る集積回路用容量素子
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地金属層を形成
し、この下地金属層上を含む上記集積回路基板上に中間
誘電体層を形成した後、この中間誘電体層の上面全面
に、レジスト膜を形成し、さらに、この該レジスト膜上
の所定の位置に上地電極層を形成した後、上記レジスト
膜を全て除去するようにしたから、上地電極層を中間誘
電体層上に、接着させることなく形成して、上地電極層
を中間誘電体層上に接触させたまま移動可能とすること
ができ、基板上で容量調整が可能な集積回路用容量素子
を提供することができ、集積回路のインピーダンス整合
を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
の製造方法は、集積回路用基板上に、下地金属層を形成
し、この下地金属層上を含む上記集積回路基板上に中間
誘電体層を形成した後、この中間誘電体層の上面全面
に、レジスト膜を形成し、さらに、この該レジスト膜上
の所定の位置に上地電極層を形成した後、上記レジスト
膜を全て除去するようにしたから、上地電極層を中間誘
電体層上に、接着させることなく形成して、上地電極層
を中間誘電体層上に接触させたまま移動可能とすること
ができ、基板上で容量調整が可能な集積回路用容量素子
を提供することができ、集積回路のインピーダンス整合
を容易にかつ安価に行うことができる効果がある。
【図1】 この発明の第1の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図2】 この発明の第1の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示すを示す断面図である。
容量素子の構造を示すを示す断面図である。
【図3】 この発明の第2の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図4】 この発明の第3の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図5】 この発明の第4の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図6】 この発明の第5の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図7】 この発明の第6の実施例によるマイクロ波用
容量素子の構造を示す斜視図である。
容量素子の構造を示す斜視図である。
【図8】 従来のマイクロ波用容量素子の構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図9】 この発明の第1の実施例によるマイクロ波用
容量素子の製造方法を示す工程図である。
容量素子の製造方法を示す工程図である。
【図10】 この発明の第1の実施例の第1の変形例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
【図11】 この発明の第1の実施例の第2の変形例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
【図12】 この発明の第1の実施例の第3の変形例に
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
よるマイクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
【図13】 この発明の第2の実施例によるマイクロ波
用容量素子の製造方法を示す斜視図である。
用容量素子の製造方法を示す斜視図である。
【図14】 この発明の第2の実施例の変形例によるマ
イクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
イクロ波用容量素子の構造を示す斜視図である。
【図15】 従来のマイクロ波用容量素子の構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
1,11,81 下地電極層、2,12,40,82
中間誘電体層、2a凹部、3,13,23,33,83
上地電極層、3a 突起部、3b 突起保持部、4,
14 レジスト、5,15 上地電極形成用誘電体膜、
6,16 上地電極接続用線路、7,17,34,44
ハンドリング用凹部、12a ストライプ状溝、13
a ストライプ状突起部、18,28,48 側面ガイ
ド部、22 くさび型中間電極層、20 線路、32
誘電体分布を有する中間誘電体層、40A1 〜40A2
ストライプ状部材、43 上地電極層、52,57第
1,第2の中間誘電体層、53,58 第1,第2の上
地電極層、59,60第1,第2の電極パッド、85,
90,91,92,93 MIMコンデンサ部、80,
100 MIC基板。
中間誘電体層、2a凹部、3,13,23,33,83
上地電極層、3a 突起部、3b 突起保持部、4,
14 レジスト、5,15 上地電極形成用誘電体膜、
6,16 上地電極接続用線路、7,17,34,44
ハンドリング用凹部、12a ストライプ状溝、13
a ストライプ状突起部、18,28,48 側面ガイ
ド部、22 くさび型中間電極層、20 線路、32
誘電体分布を有する中間誘電体層、40A1 〜40A2
ストライプ状部材、43 上地電極層、52,57第
1,第2の中間誘電体層、53,58 第1,第2の上
地電極層、59,60第1,第2の電極パッド、85,
90,91,92,93 MIMコンデンサ部、80,
100 MIC基板。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 21/822 H01P 11/00 F F9,13 H01L 27/04 C
Claims (11)
- 【請求項1】 集積回路用基板と、 該基板上に形成された下地電極層と、該下地電極層上に
形成された中間誘電体層と、該中間誘電体層を介して上
記下地電極層と対向するように配置された上地電極層と
からなるMIM(metal insulator metal) コンデンサ部
とを備え、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が移動可能
に設けられ、その移動により、その容量が変化するもの
であることを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項2】 請求項1記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する面積が変
化して、容量が変化するものであることを特徴とする集
積回路用容量素子。 - 【請求項3】 請求項2記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記上地電極層の移動は回転移動であり、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が所定の回
転中心軸の回りに回転移動可能であり、該回転移動によ
りその容量を線形的に変化させる摺動機構を備えている
ことを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項4】 請求項2記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記上地電極層の移動は直線移動であり、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が所定の方
向に直線移動可能であり、該直線移動によりその容量を
線形的に変化させる摺動機構を備えていることを特徴と
する集積回路用容量素子。 - 【請求項5】 請求項1記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層との距離が変化して、
容量が変化するものであることを特徴とする集積回路用
容量素子。 - 【請求項6】 請求項5記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記中間誘電体層は、その上面が上記基板と所定の角度
をなすように傾斜しており、 上記上地電極層は、上記中間誘電体層の傾斜面上に配置
されており、かつその傾斜方向の長さが上記中間誘電体
層の傾斜面の該傾斜方向の長さより短いものであり、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間
誘電体層の傾斜面の該傾斜方向に移動可能であり、その
容量を線形的に変化させる摺動機構を備えていることを
特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項7】 請求項1記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層の移動によ
り、上記上地電極層と下地電極層とが対向する領域の上
記中間誘電体層の誘電率が変化して、その容量が変化す
るものであることを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項8】 請求項7記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記中間誘電体層は、所定の方向において線形的に変化
した誘電率分布を有するものであり、 上記上地電極層は、上記中間誘電体層の誘電率分布方向
と平行な方向の長さが上記中間誘電体層の上記誘電率分
布方向の長さより短いものであり、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記中間
誘電体層の誘電率分布方向に直線移動可能であり、該移
動によりその容量を線形的に変化させる摺動機構を備え
ていることを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項9】 請求項7記載の集積回路用容量素子にお
いて、 上記中間誘電体層は、所定の誘電率を有する所定幅の複
数の誘電体部材をその幅方向に配列してなるものであ
り、 上記上地電極層は、上記中間誘電体層の配列方向と平行
な方向の長さが上記中間誘電体層の上記配列方向の長さ
より短いものであり、 上記MIMコンデンサ部は、上記上地電極層が上記誘電
体部材の配列方向に直線移動可能であり、該移動により
その容量を非線形的に変化させる摺動機構を備えている
ことを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項10】 集積回路用基板と、 該基板上に形成された下地電極上に、中間誘電体層と上
地電極層とを交互に所定回数繰り返し配置されてなる構
造のMIMコンデンサとを備え、 該MIMコンデンサは、上記各中間誘電体層がその下方
の上地電極層よりも面積が小さくなるよう形成されてい
ることを特徴とする集積回路用容量素子。 - 【請求項11】 集積回路用基板上に、下地電極層を形
成する工程と、 該下地電極層上を含む上記集積回路基板上に、中間誘電
体層を形成する工程と、 該中間誘電体層の上面全面に、レジスト膜を形成する工
程と、 該レジスト膜上の所定の領域に上地電極層を形成する工
程と、 該工程の後、上記レジスト膜を全て除去し、移動可能な
上地電極層を形成する工程とを備えたことを特徴とする
集積回路用容量素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094727A JPH07303003A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 集積回路用容量素子,及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6094727A JPH07303003A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 集積回路用容量素子,及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07303003A true JPH07303003A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14118153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094727A Pending JPH07303003A (ja) | 1994-05-09 | 1994-05-09 | 集積回路用容量素子,及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07303003A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09289365A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Nec Corp | 容量素子取付構造及びそれを用いた電力増幅器のインピーダンス整合回路 |
| US6100773A (en) * | 1997-10-07 | 2000-08-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Impedance matching device |
| WO2005057717A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 可変リアクタンス装置、発振器およびレーダ装置 |
-
1994
- 1994-05-09 JP JP6094727A patent/JPH07303003A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09289365A (ja) * | 1996-04-24 | 1997-11-04 | Nec Corp | 容量素子取付構造及びそれを用いた電力増幅器のインピーダンス整合回路 |
| US6100773A (en) * | 1997-10-07 | 2000-08-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Impedance matching device |
| WO2005057717A1 (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-23 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 可変リアクタンス装置、発振器およびレーダ装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5148260A (en) | Semiconductor device having an improved air-bridge lead structure | |
| US7067869B2 (en) | Adjustable 3D capacitor | |
| JP3808899B2 (ja) | 静電的に動作するマイクロメカニカル・コンデンサ | |
| JPS62118560A (ja) | アナログ集積回路装置に適した耐火金属コンデンサ構造 | |
| EP2429007A2 (en) | Reproducible resistance variable insulating memory devices and methods for forming same | |
| KR20020025975A (ko) | 캐패시터 | |
| KR20210129186A (ko) | 양자 컴퓨팅 디바이스들을 위한 튜닝가능 초전도 공진기 | |
| KR20010039886A (ko) | 반도체 장치 | |
| KR100480603B1 (ko) | 일정한 커패시턴스를 갖는 금속-절연체-금속 커패시터를 포함하는 반도체 소자 | |
| US6100591A (en) | Semiconductor device and method of fabricating the same | |
| CN115298133A (zh) | 量子点装置 | |
| JPH07303003A (ja) | 集積回路用容量素子,及びその製造方法 | |
| AU2002305531B2 (en) | Capacitor having improved electrodes | |
| US7649241B2 (en) | Semiconductor device and method of manufacturing the same | |
| US20030151879A1 (en) | Capacitive micro-electro-mechanical switch and method of manufacturing the same | |
| JPH02231755A (ja) | Mim容量を備えたモノリシック集積回路 | |
| US5210599A (en) | Semiconductor device having a built-in capacitor and manufacturing method thereof | |
| US7432545B2 (en) | Semiconductor device | |
| JP2003124329A (ja) | 容量素子 | |
| EP0441374A1 (en) | Semiconductor device provided with capacitors | |
| JPH0969605A (ja) | 薄膜容量素子およびその製造方法 | |
| US20050121780A1 (en) | Structure of semiconductor element and its manufacturing process | |
| JP2778060B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
| JPH07202123A (ja) | 半導体結合コンデンサ | |
| JP2925006B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 |