JPH07302230A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JPH07302230A
JPH07302230A JP6114151A JP11415194A JPH07302230A JP H07302230 A JPH07302230 A JP H07302230A JP 6114151 A JP6114151 A JP 6114151A JP 11415194 A JP11415194 A JP 11415194A JP H07302230 A JPH07302230 A JP H07302230A
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JP6114151A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ogino
宏幸 荻野
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データの機密保持が十分に行える画像記
録装置及び画像記録方法を提供することを目的とする。 【構成】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1のメ
モリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第2の
メモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体とを用
い、外部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従
って前記第1のメモリにキーワードを記録し、その後に
前記操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに
記録されたキーワードとの一致、不一致を検出し、その
一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出
して前記第2のメモリに蓄積し、この画像データに対し
てスクランブル処理を施した後再び前記記録媒体へ記録
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を電子的に記
録し、特に電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを本
体内に備えるほか、メモリカードなどの記録媒体を装着
し得る電子カメラ等の画像記録装置及び画像記録方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子カメラでは、メモリカードや
ハードディスクなどの記録媒体を電子カメラ本体に装着
し、この記録媒体にカメラ本体内の画像メモリに蓄積さ
れた画像信号を記録するものが既に知られている。
【0003】この種の電子カメラは、被写体からの反射
光をレンズに通し、さらに絞り・シャッタを通して撮像
素子への露光を行い、その撮像素子からのアナログ電気
出力に対してノイズ除去やA/D変換前に行う非線形処
理などを行った後、A/D変換器によってデジタル信号
に変換する。その後、その画像信号は画像メモリへ一時
的に格納された後、カメラ本体に装着された記録媒体へ
転送される。
【0004】そして、カメラの動作条件を変更してユー
ザ任意の動作を行わせる場合は、カメラ本体に内蔵され
た電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPRO
M)を利用し、その内容を書き換えることにより行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子カメラでは、次のような問題点があった。
【0006】(1)機密保持の機能が十分でないため、
撮影した画像を他人に簡単に見られてしまう。すなわ
ち、撮影した画像データを通常の画像処理を施しただけ
で記録媒体に記録したのでは簡単に読み取ることができ
てしまう。
【0007】(2)撮影した画像データを階層構造にし
て記録媒体に記録する場合には、使用者自身の操作によ
ってディレクトリを作成し、階層構造のファイルを作成
しているので、手間がかかる。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、画像デ
ータの機密保持が十分に行え、しかも自動的にデータを
階層構造にして記録することができる画像記録装置及び
画像記録方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、電気的に書き換え可能な不
揮発性の第1のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメ
モリと、該第2のメモリを制御するメモリコントローラ
と、前記第2のメモリに蓄積された画像信号を記録する
記録媒体と、外部からの操作を受け付ける操作部と、全
体の動作を制御する制御手段とを備えた画像処理装置に
おいて、前記制御手段は、前記操作部からの入力に従っ
て前記第1のメモリにキーワードを記録し、その後に前
記操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに記
録されたキーワードとの一致、不一致を検出し、前記メ
モリコントローラは、前記キーワードと前記データとの
一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出
して前記第2のメモリに蓄積し、この画像データに対し
て所定の処理を施した後再び前記記録媒体へ記録するよ
うにしたものである。
【0010】上述の画像記録装置において、前記所定の
処理は、前記画像データのスクランブル処理であること
が望ましい。
【0011】上記目的を達成するために本発明の画像記
録装置は、電気的に書き換え可能な不揮発性の第1のメ
モリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第2の
メモリを制御するメモリコントローラと、前記第2のメ
モリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と、外部
からの操作を受け付ける操作部と、全体の動作を制御す
る制御手段とを備えた画像処理装置において、前記制御
手段は、前記操作部からの入力に従って前記第1のメモ
リにデータを記録し、その第1のメモリに記録されたデ
ータに応じて前記記録媒体にディレクトリを作成し、前
記第2のメモリに蓄積された画像信号を前記ディレクト
リへ転送するように前記メモリコントローラを制御する
ようにしたものである。
【0012】上記目的を達成するために本発明の画像記
録方法は、電気的に書き換え可能な不揮発性の第1のメ
モリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第2の
メモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体とを用
い、外部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従
って前記第1のメモリにキーワードを記録し、その後に
前記操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに
記録されたキーワードとの一致、不一致を検出し、その
一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出
して前記第2のメモリに蓄積し、この画像データに対し
てスクランブル処理を施した後再び前記記録媒体へ記録
するようにしたものである。
【0013】上記目的を達成するために本発明の画像記
録方法は、電気的に書き換え可能な不揮発性の第1のメ
モリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第2の
メモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体とを用
い、前記記録媒体の所定領域に予めキーワードを記録し
ておき、前記記録媒体から前記キーワードを読出して前
記第1のメモリにキーワードを記録した後、前記記録媒
体中の前記キーワードを消去し、その後に外部からの操
作を受け付ける操作部から入力されたデータと前記第1
のメモリに記録されたキーワードとの一致、不一致を検
出し、その一致時のみ前記記録媒体に記録された画像デ
ータを読出して前記第2のメモリに蓄積し、この画像デ
ータに対してスクランブル処理を施した後再び前記記録
媒体へ記録するようにしたものである。
【0014】上記目的を達成するために本発明の画像記
録方法は、電気的に書き換え可能な不揮発性の第1のメ
モリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第2の
メモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体とを用
い、外部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従
って前記第1のメモリにデータを記録し、前記第1のメ
モリに記録されたデータに応じて前記記録媒体にディレ
クトリを作成し、前記第2のメモリに蓄積された画像信
号を前記ディレクトリへ転送するようにしたものであ
る。
【0015】
【作用】上記構成により本発明の画像記録装置によれ
ば、制御手段は、操作部からの入力に従って第1のメモ
リにキーワードを記録し、その後に前記操作部から入力
されたデータと前記第1のメモリに記録されたキーワー
ドとの一致、不一致を検出し、メモリコントローラは、
前記キーワードと前記データとの一致時のみ前記記録媒
体に記録された画像データを読出して第2のメモリに蓄
積し、この画像データに対して例えばスクランブル処理
を施した後再び前記記録媒体へ記録する。これにより、
第1のメモリに設定されたキーワードと同一のキーワー
ドを入力することによって、撮影した画像データにスク
ランブルをかけることができる。従って、このデータは
他人に読まれることがなく、画像データの機密保持を十
分に行うことができる。
【0016】また、本発明の画像記録装置によれば、制
御手段は、操作部からの入力に従って第1のメモリにデ
ータを記録し、その第1のメモリに記録されたデータに
応じて記録媒体にディレクトリを作成し、第2のメモリ
に蓄積された画像信号を前記ディレクトリへ転送するよ
うにメモリコントローラを制御する。これにより、撮影
した画像データを階層構造にして記録媒体に記録する場
合において、第1のメモリにディレクトリを変更する条
件を任意に設定し、その条件に従って自動的にディレク
トリが変更される。
【0017】また、本発明の画像記録方法によれば、外
部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って第
1のメモリにキーワードを記録し、その後に前記操作部
から入力されたデータと前記第1のメモリに記録された
キーワードとの一致、不一致を検出し、その一致時のみ
記録媒体に記録された画像データを読出して第2のメモ
リに蓄積し、この画像データに対してスクランブル処理
を施した後再び前記記録媒体へ記録する。これにより、
撮影した画像データにスクランブルをかけることがで
き、画像データの機密保持を十分に行うことができる。
【0018】また、本発明の画像記録方法によれば、記
録媒体の所定領域に予めキーワードを記録しておき、前
記記録媒体から前記キーワードを読出して第1のメモリ
にキーワードを記録した後、前記記録媒体中の前記キー
ワードを消去し、その後に外部からの操作を受け付ける
操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに記録
されたキーワードとの一致、不一致を検出し、その一致
時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出して
第2のメモリに蓄積し、この画像データに対してスクラ
ンブル処理を施した後再び前記記録媒体へ記録する。こ
れにより、上述の発明と同様に、撮影した画像データに
スクランブルをかけることができ、画像データの機密保
持を十分に行うことができる。
【0019】また、本発明の画像記録方法によれば、外
部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って第
1のメモリにデータを記録し、その第1のメモリに記録
されたデータに応じて記録媒体にディレクトリを作成
し、第2のメモリに蓄積された画像信号を前記ディレク
トリへ転送する。これにより、上述の発明と同様に、撮
影した画像データを階層構造にして記録媒体に記録する
場合において、第1のメモリにディレクトリを変更する
条件を任意に設定し、その条件に従って自動的にディレ
クトリが変更される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0021】図1は、本発明の画像記録装置に係る電子
カメラの第1実施例の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0022】同図中1は撮影レンズであり、この撮影レ
ンズ1の光軸上には、絞り及びシャッタなどの光量制御
部材2と、被写体からの反射光を電気信号に変換する撮
像素子3が順次設置されている。そして、撮像素子3の
出力側には、前置処理回路4及びA/D変換器5を介し
てメモリコントローラ6が接続されている。前置処理回
路4は、撮像素子3の出力ノイズを除去のためのCDS
回路やA/D変換前に行う非線形増幅回路を備えた回路
である。メモリコントローラ6は、DRAMで構成され
るバッファメモリ7の読み書きやリフレッシュ動作を制
御する機能を有している。
【0023】一方、光量制御部材2及び撮像素子3に
は、それぞれメカ系駆動回路8及びタイミング信号発生
回路9が接続されている。ここで、メカ系駆動回路8は
光量制御部材2を駆動する回路であり、タイミング信号
発生回路9は撮像素子3を動作させるために必要なタイ
ミング信号を発生する回路であり、これらは撮影シーケ
ンスなどシステム全体の動作を制御するCPUから成る
マイクロコントローラ10に接続されている。
【0024】そして、マイクロコントローラ10には、
操作補助のための表示やカメラの状態を表す操作表示部
11と、カメラを外部から操作するための操作部12
と、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ(第1のメ
モリ)13と、システムに電源を投入するためのメイン
スイッチ14と、AFやAE等の撮影スタンバイ動作を
行うための撮影スタンバイスイッチ15と、この撮影ス
タンバイスイッチ15の操作後に撮影を行う撮影スイッ
チ16とが接続されている。
【0025】また、メモリコントローラ6は、拡張イン
タフェース(I/F)17及び記録媒体インターフェー
ス18を介してそれぞれ拡張ユニット19及び記録媒体
20に接続されている。拡張ユニット19は、電子カメ
ラ本体に着脱自在に接続して各種処理や操作を行うため
の拡張用のユニットであり、また記録媒体20は、メモ
リカードやハードディスクなどから成り、電子カメラ本
体に着脱自在に接続してバッファメモリ7に蓄積された
画像信号を記録する。
【0026】次に、図2のフローチャートを用いてカメ
ラの基本的な撮影動作について説明する。これは、メイ
ンスイッチ14をオンすることによりスタートする。
【0027】図2において、まず、ステップS21では
記録媒体20の残容量が“0”であるかどうかを調べ、
“0”であればステップS22へ進み、そうでなければ
ステップS23へ進む。
【0028】ステップS22では、記録媒体20の残容
量が“0”であることを警告し、ステップS21へ戻
る。つまり、記録媒体20の残容量が“0”であると、
ここから以降のステップには進めず、撮影できないこと
になる。
【0029】ステップS23では撮影スタンバイスイッ
チ15がオンであるかどうかを調べ、オンであればステ
ップS24へ、そうでなければ前記ステップS21へ戻
る。ステップS24では、AFやAE等の撮影スタンバ
イ動作を行いステップS25へ進む。
【0030】ステップS25では撮影スイッチ16がオ
ンであるかどうかを調べ、オンであればステップS26
へ進み、そうでなければステップS27へ進む。ステッ
プS27では、スイッチ15がオンであるかどうかを調
べ、オンであればステップS25へ、そうでなければス
テップS21へ戻る。
【0031】ステップS26では、光量制御部材2を駆
動し、撮像素子3への露光を行う。続くステップS28
においては、撮像素子3の出力のノイズ除去やA/D変
換前に行う非線形処理などを行い、さらにステップS2
9では前置処理回路4からのアナログ信号をデジタル信
号に変換する。
【0032】その後のステップS30では、A/D変換
器5からの出力データをメモリコントローラ6を介して
バッファメモリ7へ一時的に格納し、ステップS31に
おいて、バッファメモリ7内のデータを、メモリコント
ローラ6及び記録媒体インターフェース18を介してカ
メラ本体に装着された記録媒体20へ転送する。
【0033】ステップS32では、スイッチ16がオン
であるかどうかを調べ、オンでなければ、前記ステップ
S27へ戻る。
【0034】このようにして撮影した画像データにスク
ランブルをかける動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。
【0035】まず、ステップS41では、操作部12の
操作によりスクランブルモードになっているかどうかを
調べ、スクランブルモードになっていればステップS4
2へ進み、そうでなければこのルーチンを抜ける。ステ
ップS42では、EEPROM13にキーワードが記録
されているかどうかを調べ、記録されていなければステ
ップS43へ進み、記録されていればステップS44へ
進む。
【0036】ステップS43では、操作部12から入力
されたキーワードをEEPROM13に記憶する。この
時、複数のキーワードを設定できるようにしてもよい。
ステップS44においては、これからスクランブルをか
けようとする画像が選択されているかどうかを調べ、選
択されていなかったらステップS45へ進み画像を選択
する。
【0037】前記ステップS44でスクランブルをかけ
ようとする画像が選択されていると判断されたときには
ステップS46へ進む。ステップS46では、キーワー
ドが入力されたかどうかを調べ、入力されたらステップ
S47へ、そうでなければ前記ステップS41へ戻る。
ステップS47では、入力されたキーワードが設定され
たキーワードと等しいかどうかを調べ、等しくないとき
にはステップS48へ進み、等しいときにはステップS
49へ進む。
【0038】ステップS48では入力されたキーワード
と等しくないことを警告して前記ステップS41へ戻
り、ステップS49では、前記ステップS45で選択さ
れた画像データを記録媒体20から記録媒体インターフ
ェース18、及びメモリコントローラ6を介してバッフ
ァメモリ7へ読み込む。
【0039】ステップS50では前記ステップS49で
バッファメモリ7へ読み込んだ画像データにスクランブ
ルをかける。ステップS51では、前記ステップS50
でスクランブルかけたデータを記録媒体20へ転送す
る。
【0040】前述の説明では、操作部12からの入力に
よってEEPROM13にキーワードを設定したが、こ
れとは別に次のようにしてもよい。
【0041】まず、撮影した画像を再生、処理する装置
(コンピュータ)に記録媒体20を接続し、記録媒体2
0にはキーワード記録用の領域を用意しておく。次にコ
ンピュータからキーワードを入力し記録媒体20のキー
ワード記録用の領域に記録する。この時、コンピュータ
側にもこのキーワードを記録しておく。
【0042】次に、この記録媒体20をカメラに接続す
る。カメラ側では、記録媒体20が接続されたことを検
出し、キーワードを読出しEEPROM13に記録す
る。または接続された後にスイッチなどを操作すること
によってキーワードを読出し、EEPROM13に記録
してもよい。その後、記録されたキーワードを消去す
る。このようにすれば、記録媒体20の内容が解読され
てキーワードが分かってしまうことはない。
【0043】次に、バッファメモリ7に読み込んだデー
タのスクランブルのかけ方の例(A),(B)を、図4
〜図7を用いて説明する。なお、ここでは16ビットの
データを例に説明する。
【0044】(A)元のデータの隣り合うビット同士の
排他的論理和を取る方法 元のデータが図4(a)に示すようなデータであったと
すると、このデータの隣り合うビット同士の排他的論理
和をとり、その結果を新たなデータとすればよい(図4
(a)のZ1)。
【0045】まず、元のデータの最下位ビットと“0”
との排他的論理和をとる。この時、図4(a)の場合は
最下位ビットが“0”であるので排他的論理和をった結
果は“0”になる。この結果の“0”を新たなデータの
最下位ビットとする。
【0046】次に最下位ビットとその隣のビットとの排
他的論理和をとる。この時、図4(a)の場合は最下位
ビットが“0”、隣のビットが“1”であるので排他的
論理和をとった結果は“1”になる。この結果の“1”
を新たなデータの第2ビットとする。
【0047】以下同様に隣り合うビット同士の排他的論
理和をとり、その結果を新たなデータとすればよい。こ
の結果作成されたデータが図4(b)に示すものとな
る。
【0048】こうして作成されたデータは元のデータの
内容とは何ら関係のないデータになるので、画像データ
としては意味のないものとなる。
【0049】上述のようにスクランブルをかけたデータ
を元に戻すには、次のようにする。まず、スクランブル
のかけられたデータ(図5(a))の最下位ビットに着
目する。図5(a)の場合は“0”であるので元のデー
タの最下位ビットは“0”であることが分かる(Z
2)。なぜならば、元のデータにスクランブルをかける
ときに最下位ビットと“0”との排他的論理和をとった
結果が図5(a)の最下位ビットになっているので、
“0”と排他的論理和をとった結果が“0”になるもの
は“0”である、と分かるからである。もし、図5
(a)の最下位ビットが“1”であったら元のデータの
最下位ビットは“1”である。
【0050】次に、前述のようにして求めた最下位ビッ
トと図5(a)の第2ビットとの排他的論理和をとる。
これが元のデータの第2ビットとなる。以下同様にし
て、排他的論理和をとると図5(b)のようになり、図
4(a)と一致し、元のデータが得られる。撮影した画
像データをコンピュータに取り込んで使用する場合、カ
メラに設定したキーワードと同じものをコンピュータ側
に設定しておき、これを入力することによりスクランブ
ルを解除することができる。
【0051】(B)キーワードごとの固有のデータを用
いる方法 元のデータが図6(a)に示すようなデータであったと
する。まず、操作部12からキーワードを設定する際
に、入力されたキーワードに任意のデータ(この例では
4ビット)を対応させ、これをキーワード固有のデータ
とし、キーワードと共にEEPROM13に記憶してお
く。
【0052】この時、この固有のデータは重複しないよ
うに個別のデータとする。この例では、図6(a)に示
すような固有データが設定されたものとする。
【0053】次に、実際のスクランブルのかけ方である
が、まず操作部13からの入力に基づいてキーワードを
判断し、これに対応する固有のデータをEEPROM1
3から読み出す。続いて、元のデータを4ビットずつに
分け、これと前述のキーワード固有のデータにおける対
応するビットとの排他的論理和をとる。
【0054】こうして作成されたデータは図6(a)に
示すようになり、前述の(A)の例と同様に元のデータ
とは何ら関係のないデータとなる。
【0055】スクランブルをかけたデータを元に戻すこ
とにも、キーワード固有のデータから求めればよい。ス
クランブルをかけたデータが図7(a)に示すようなデ
ータであったとする。まず、前述のスクランブルをかけ
るときと同様に4ビットずつに分ける。これとキーワー
ド固有のデータを対応させ、元のデータを求める。その
求め方は以下のようになる。
【0056】例えば図7(a)の最下位ビットは“1”
であり、キーワード固有のデータの最下位ビットは
“1”である。従って、キーワード固有のデータの
“1”との排他的論理和をとった結果が“1”になるの
は“0”であるので、元のデータの最下位ビットは
“0”であることが分かる。
【0057】スクランブルしたデータの第2のビットは
同様に“1”であり、キーワード固有のデータの第2ビ
ットは“0”であるので、元のデータの第2ビットは
“1”であることが分かる。以下同様にして、元のデー
タを求めると、図7(b)に示すようになり、図6
(a)に示すものと等しくなる。
【0058】この方法は、キーワードごとに固有のデー
タを用いているので、それぞれ異なるスクランブルのか
け方ができる。なお、前述の例では、キーワード固有の
データを4ビットとしたが、これを8ビットや16ビッ
トにすれば、より多くのキーワードとそれに対応する固
有データを設定することができる。
【0059】前述の例では撮影した画像データ全てにス
クランブルをかけていたが、これとは別に撮影した画像
データの一部にスクランブルをかける例を以下に示す。
これは、JPEG方式の圧縮などを行う場合に有効であ
る。
【0060】JPEG方式の符号化を行う際、入力画像
を図8に示すような8×8画素のブロックに分割し、図
中の矢印に従ってジグザグにスキャンし、二次元DCT
変換を行い、量子化、エントロピー符号化を行う。こう
して作成された符号データのうちDC成分に対応した符
号データを除いたAC成分の符号データにスクランブル
をかける。スクランブルのかけ方としては前述の方法
(A),(B)のどちらを用いてもよい。
【0061】このようにして作成された圧縮データをエ
ントロピー復号化、逆量子化、逆DCT変換を行って伸
長した画像は、DCT変換を行うときのDC成分のみが
元の画像データと等しく、残りのAC成分にはスクラン
ブルがかけられているので、非常に粗い画像となる。
【0062】これはサムネイル等の微小な画像として用
いる場合には問題はないが、通常のモニタ画像全面に表
示する場合などにおいて鮮明さが要求されるときには、
不都合が生ずる。従って、この方法は撮影した画像の概
要は見られてもよいが、鮮明な画像は見られたくない場
合などに有効である。
【0063】前述の例では圧縮する際に画像データ自身
にスクランブルをかけていたが、これとは別にデータの
アドレスにスクランブルをかけてもよい。前述の例と同
様に図8に示すように8×8画素に分割し圧縮した後の
DC成分とAC成分のうちのAC成分のアドレスのみに
スクランブルをかける。
【0064】このようにすると、分割したブロックのう
ち、DC成分のみの正しいアドレスが得られ、AC成分
については正しいアドレスが得られないので画像データ
全体としては非常に粗い画像となり、前述と同様の効果
が得られる。
【0065】次に本発明の第2実施例を説明する。
【0066】本実施例は、記録媒体20内のデータを階
層構造にして記録する場合において、ある条件基づいて
ディレクトリを変更する一例を示すものであり、電子カ
メラのブロック構成としては前述した図1と同様であ
る。ここではディレクトリ変更条件として日付を用いた
場合について、図9、図10及び図11を参照しつつ説
明する。
【0067】図9は、本実施例におけるカメラの基本的
な撮影動作を示すフローチャートであり、図2と共通の
要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0068】図9に示す本実施例の撮影動作は、図2の
ステップS31に対応するステップS61の処理のみが
図2と異なり、本実施例では該ステップS61の処理と
して図10のフローチャートを実行する。
【0069】すなわち、図10において、ステップS7
1では、ディレクトリ(DIR)自動設定モードになっ
ているかどうかを調べ、ディレクトリ自動設定モードに
なっていればステップS72へ進み、そうでなければス
テップS73へ進んで現在のディレクトリに画像データ
を転送してメインルーチンへ戻る。
【0070】ステップS72では、EEPROM13に
ディレクトリ変更条件が書かれているかどうかを調べ、
書かれているときにはステップS74へ進み、そうでな
いときにはステップS75の処理を経てステップS74
へ進む。ステップS75では、操作部12から条件を設
定し、EEPROM13に書き込む。ここでは条件とし
て“日付”と入力する。
【0071】ステップS74では、現在の日付のディレ
クトリが記録媒体20内にあるかどうかを調べ、記録媒
体20内にあるときにはステップS76へ進み、記録媒
体20内にないときにはステップS77に進む。ステッ
プS76では、バッファメモリ7内の画像データを現在
の日付のディレクトリに転送して図9のメインルーチン
に戻る。
【0072】ステップS77では、現在と同じ年のディ
レクトリがあるかどうかを調べ、あるときにはステップ
S78へ進んで、さらに現在と同じ月のディレクトリが
あるかどうかを調べる。あればステップS79で現在の
月のディレクトリ内に現在の日のサブディレクトリを作
成し、前記ステップS76へ進む。
【0073】一方、前記ステップS77で現在と同じ年
のディレクトリがないと判断されたときには、ステップ
S80へ進んで、現在の年のディレクトリを作成した
後、さらにステップS81へ進んで現在の年のディレク
トリ内に現在の月のサブディレクトリを作成し、前記ス
テップS79以降へ進む。また、前記ステップS78で
現在と同じ月のディレクトリがないと判断されたときに
は、前記ステップS81のみを行って前記ステップS7
9以降へ進む。
【0074】このようにして、撮影日ごとのディレクト
リが自動的に作成され、階層構造のファイルを作成する
ことができる。
【0075】なお、前述の説明ではディレクトリ変更条
件として、日付を用いて説明したが、条件としてはこれ
に限ったものではない。例えば時間や場所を変更条件に
してもよい。また、これとは別に被写体の明るさや光源
の色温度によるホワイトバランス、光源の点滅の有無な
どを変更条件としてもよい。以下に光源の色温度をディ
レクトリ変更の条件に用いる場合の例を図11を用いて
説明する。
【0076】これは、前述の例と同様に図9のフローチ
ャートの前記ステップS61において、実行される処理
である。
【0077】まず、ステップS91では、ディレクトリ
自動設定モードになっているかどうかを調べ、ディレク
トリ自動設定モードになっていればステップS92へ進
む。そうでなければステップS93へ進んで現在のディ
レクトリに画像データを転送してメインルーチンへ戻
る。
【0078】ステップS92では、EEPROM13に
ディレクトリ変更条件が書かれているかどうかを調べ、
書かれているときにはステップS94へ進み、そうでな
いときにはステップS95の処理を経てステップS94
へ進む。ステップS95では、操作部12からの入力に
従ってEEPROM13にディレクトリ変更条件を書き
込む。このとき、例えば色温度によりディレクトリを変
更する旨と、2種類の色温度の値(以下、第1の所定
値、第2の所定値とする)を設定する。
【0079】ステップS94では、光源の色温度を測定
し、この値が第1の所定値以下であるかどうかを調べ、
第1の所定値以下であるときにはステップS96へ進
む。ステップS96では、第1の所定値以下に対応する
ディレクトリが記録媒体20内にあるかどうかを調べ、
記録媒体20内にあるときにはステップS97へ進む。
記録媒体20内にないときにはステップS98へ進んで
第1の所定値に対応するディレクトリを作成した後、ス
テップS97へ進む。ステップS97では、第1の所定
値以下に対応するディレクトリにデータを転送してメイ
ンルーチンに戻る。
【0080】一方、前記ステップS94で光源の色温度
の値が第1の所定値を越えると判定された時にはステッ
プS99へ進み、光源の色温度の値が第2の所定値以下
であるかどうかを調べ、第2の所定値以下であるときに
はステップS100へ進む。
【0081】ステップS100では、第2の所定値以下
に対応するディレクトリが記録媒体20内にあるかどう
かを調べ、記録媒体20内にあるときにはステップS1
01へ進む。記録媒体20内にないときにはステップS
102へ進んで第2の所定値に対応するディレクトリを
作成した後、ステップS101へ進む。
【0082】ステップS101では、第2の所定値以下
に対応するディレクトリにデータを転送してメインルー
チンに戻る。
【0083】前記ステップS99において、光源の色温
度の値が第2の所定値を越えると判定された時には、ス
テップS103へ進んで、第2の所定値以上のディレク
トリがあるかどうかを調べ、あればステップS104へ
進む。第2の所定値以上のディレクトリがないときには
ステップS105へ進んで、第2の所定値以上に対応す
るディレクトリを作成し、ステップS104へ進む。
【0084】ステップS104では、第2の所定値以上
に対応するディレクトリにデータを転送してメインルー
チンに戻る。
【0085】なお、前述の例において、光源の色温度を
測定すると共に光源が点滅しているか否かを判別し、こ
れをディレクトリ変更の条件に付け加えてもよい。
【0086】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像記録装置によれば、制御手段は、操作部からの入力に
従って第1のメモリにキーワードを記録し、その後に前
記操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに記
録されたキーワードとの一致、不一致を検出し、メモリ
コントローラは、前記キーワードと前記データとの一致
時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出して
第2のメモリに蓄積し、この画像データに対して所定の
画像処理を施した後再び前記記録媒体へ記録するように
したので、撮影した画像データに例えばスクランブルを
かけることができ、画像データの機密保持を十分に行う
ことが可能となる。
【0087】また、本発明の画像記録装置によれば、制
御手段は、操作部からの入力に従って第1のメモリにデ
ータを記録し、その第1のメモリに記録されたデータに
応じて記録媒体にディレクトリを作成し、第2のメモリ
に蓄積された画像信号を前記ディレクトリへ転送するよ
うにメモリコントローラを制御するようにしたので、撮
影した画像データを階層構造にして記録媒体に記録する
場合において、撮影者の任意の条件に従って自動的にデ
ィレクトリを作成することができ、操作性が向上する。
【0088】また、本発明の画像記録方法によれば、外
部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って第
1のメモリにキーワードを記録し、その後に前記操作部
から入力されたデータと前記第1のメモリに記録された
キーワードとの一致、不一致を検出し、その一致時のみ
記録媒体に記録された画像データを読出して第2のメモ
リに蓄積し、この画像データに対してスクランブル処理
を施した後再び前記記録媒体へ記録するので、上述した
発明と同様に、撮影した画像データにスクランブルをか
けることができ、画像データの機密保持を十分に行うこ
とが可能となる。
【0089】また、本発明の画像記録方法によれば、記
録媒体の所定領域に予めキーワードを記録しておき、前
記記録媒体から前記キーワードを読出して第1のメモリ
にキーワードを記録した後、前記記録媒体中の前記キー
ワードを消去し、その後に外部からの操作を受け付ける
操作部から入力されたデータと前記第1のメモリに記録
されたキーワードとの一致、不一致を検出し、その一致
時のみ前記記録媒体に記録された画像データを読出して
第2のメモリに蓄積し、この画像データに対してスクラ
ンブル処理を施した後再び前記記録媒体へ記録するよう
にしたので、上述の発明と同様に、撮影した画像データ
にスクランブルをかけることができ、画像データの機密
保持を十分に行うことが可能となる。
【0090】また、本発明の画像記録方法によれば、外
部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って第
1のメモリにデータを記録し、その第1のメモリに記録
されたデータに応じて記録媒体にディレクトリを作成
し、第2のメモリに蓄積された画像信号を前記ディレク
トリへ転送するようにしたので、上述の発明と同様に、
撮影した画像データを階層構造にして記録媒体に記録す
る場合において、撮影者の任意の条件に従って自動的に
ディレクトリを作成することができ、操作性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子カメラの第1実施例の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】前記第1実施例における基本的な撮影動作を示
すフローチャートである。
【図3】前記第1実施例におけるスクランブル動作を示
すフローチャートである。
【図4】前記第1実施例におけるデータにスクランブル
をかける場合の手順を示すフローチャートである。
【図5】前記第1実施例におけるスクランブルをかけた
データを元に戻す手順を示すフローチャートである。
【図6】前記第1実施例におけるデータにスクランブル
をかける場合の他の手順を示すフローチャートである。
【図7】前記第1実施例におけるスクランブルをかけた
データを元に戻す他の手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】JPEG方式の符号化を行う場合の画像のスキ
ャン状態を示す図である。
【図9】第2実施例におけるカメラの基本的な撮影動作
を示すフローチャートである。
【図10】図9における記録媒体への転送処理のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図11】図9における記録媒体への転送処理の他のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 光量制御部材 3 撮像素子 4 前置処理回路 5 A/D変換器 6 メモリコントローラ 7 バッファメモリ 8 メカ系駆動回路 10 マイクロコントローラ 12 操作部 13 EEPROM 20 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/10 H 7736−5D H04N 5/765 5/781

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1
    のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第
    2のメモリを制御するメモリコントローラと、前記第2
    のメモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と、
    外部からの操作を受け付ける操作部と、全体の動作を制
    御する制御手段とを備えた画像処理装置において、 前記制御手段は、前記操作部からの入力に従って前記第
    1のメモリにキーワードを記録し、その後に前記操作部
    から入力されたデータと前記第1のメモリに記録された
    キーワードとの一致、不一致を検出し、 前記メモリコントローラは、前記キーワードと前記デー
    タとの一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データ
    を読出して前記第2のメモリに蓄積し、この画像データ
    に対して所定の処理を施した後再び前記記録媒体へ記録
    することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の処理は、前記画像データのス
    クランブル処理であることを特徴とする請求項1記載の
    画像記録装置。
  3. 【請求項3】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1
    のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第
    2のメモリを制御するメモリコントローラと、前記第2
    のメモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と、
    外部からの操作を受け付ける操作部と、全体の動作を制
    御する制御手段とを備えた画像処理装置において、 前記制御手段は、前記操作部からの入力に従って前記第
    1のメモリにデータを記録し、その第1のメモリに記録
    されたデータに応じて前記記録媒体にディレクトリを作
    成し、前記第2のメモリに蓄積された画像信号を前記デ
    ィレクトリへ転送するように前記メモリコントローラを
    制御することを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1
    のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第
    2のメモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と
    を用い、 外部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って
    前記第1のメモリにキーワードを記録し、 その後に前記操作部から入力されたデータと前記第1の
    メモリに記録されたキーワードとの一致、不一致を検出
    し、 その一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データを
    読出して前記第2のメモリに蓄積し、 この画像データに対してスクランブル処理を施した後再
    び前記記録媒体へ記録することを特徴とする画像記録方
    法。
  5. 【請求項5】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1
    のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第
    2のメモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と
    を用い、 前記記録媒体の所定領域に予めキーワードを記録してお
    き、 前記記録媒体から前記キーワードを読出して前記第1の
    メモリにキーワードを記録した後、前記記録媒体中の前
    記キーワードを消去し、 その後に外部からの操作を受け付ける操作部から入力さ
    れたデータと前記第1のメモリに記録されたキーワード
    との一致、不一致を検出し、 その一致時のみ前記記録媒体に記録された画像データを
    読出して前記第2のメモリに蓄積し、 この画像データに対してスクランブル処理を施した後再
    び前記記録媒体へ記録することを特徴とする画像記録方
    法。
  6. 【請求項6】 電気的に書き換え可能な不揮発性の第1
    のメモリと、画像信号を蓄積する第2のメモリと、該第
    2のメモリに蓄積された画像信号を記録する記録媒体と
    を用い、 外部からの操作を受け付ける操作部からの入力に従って
    前記第1のメモリにデータを記録し、 前記第1のメモリに記録されたデータに応じて前記記録
    媒体にディレクトリを作成し、 前記第2のメモリに蓄積された画像信号を前記ディレク
    トリへ転送することを特徴とする画像記録方法。
JP6114151A 1994-04-28 1994-04-28 画像記録装置及び画像記録方法 Pending JPH07302230A (ja)

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