JP2002290904A - 電子カメラ及び画像処理装置並びに画像処理方法 - Google Patents
電子カメラ及び画像処理装置並びに画像処理方法Info
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Abstract
場合でも、組画像の表示が可能な画像の処理が可能な電
子カメラ及び画像処理装置並びに画像処理方法を提供す
ること。 【解決手段】 複数の連続撮影した画像を含む組画像を
撮影する機能を有する電子カメラにおいて、前記組画像
に基づいて、少なくとも1つの代表画像を生成する代表
画像生成手段21を備えた。
Description
撮影が可能な電子カメラと連続撮影された画像の処理に
関する。
ならず、複数の画像を連続して撮影する連写撮影や動画
撮影が可能である(この連続して撮影された複数の画像
を「組画像」と称し、連写撮影及び動画撮影を特に区別し
ない場合には、「組画像撮影」と称する)。そして、検索
時にインデックス画面等で組画像を表示する場合には、
全ての画像を表示すると表示画像枚数が多くなるので、
例えば、組画像の先頭画像を代表画像として、表示する
ようにしている。このようにすることにより、組画像で
あっても、単独で撮影された画像と同様に、1枚の画像
で代表して表示されるので、組画像の概略内容がつかめ
ることになる。
合を考慮すると、動画は基本的に連続した画像であり、
全体として意味を持つものと考えられるので、1枚の画
像を消去すると、当該組画像の全部が消去される。しか
し、連写の場合には、組画像を構成する画像の1枚1枚
が意味を持つものであるので、1枚毎に消去可能である
ことが必要である。ここで、連写撮影によって得られた
組画像を消去する場合において、その先頭画像を消去す
ると代表画像がなくなってしまうことになる。この問題
点を解決するために、通常の電子カメラにおいては、先
頭画像が消去された場合には、連写された番号を繰り上
げて、2番目の画像を先頭画像とするような処理(「再
付番処理」と称する)が行われる。しかし、例えば、電
子カメラを他の機器(例えば、パーソナルコンピュー
タ)などに取り込んで処理した場合に、連写した組画像
の先頭画像を消去した場合には、電子カメラに備えられ
ているような再付番処理は行われず、代表画像がなくな
ることになる。この結果、組画像の表示が出来なくなる
という問題が生じる。
影により得られた組画像の先頭画像(代表画像)を、再
付番処理を行うことが可能な機器(例えば電子カメラ)
以外の機器、例えばパーソナルコンピュータ等で消去す
ると、組画像の表示が出来なくなるという問題がある。
像を消去した場合でも、組画像の表示が可能な画像の処
理が可能な電子カメラ及び画像処理装置並びに画像処理
方法を提供することを目的とする。
解決するために次のような手段を講じた。
並びに画像処理方法は、電子カメラであれば複数の連続
撮影した画像を含む組画像を撮影する機能を有し、画像
処理装置や画像処理方法であれば組画像を入力して、こ
の組画像に基づいて、少なくとも1つの代表画像を生成
することを特徴とする。
ある。なお、以下の各実施態様は、単独で適用しても良
いし、適宜組み合わせて適用しても良い。 (1) 前記組画像に含まれる画像が全て消去された場
合には、前記代表画像も消去されること。
ト撮影及びプリキャプチャ撮影のいずれかで得られたも
のであること。
態を説明する。図1は、本発明に係る電子カメラの概略
ブロック図である。
CCD12で電気信号に変換され、撮像回路13でアナ
ログ画像信号に変換される。このアナログ画像信号はA
D変換器14でデジタル画像信号(以下、「画像情報」
とも称する)に変換されて、一旦、揮発性の内蔵メモリ
25に記憶される。この内蔵メモリ25は、高速な、例
えばSDRAM(Synchronous Dynam
ic RandomAccess Memory)であ
り、後述する画像処理用のワークエリアとしても使用さ
れる。画像処理回路21は、内蔵メモリ25に一時記憶
された画像情報の色情報の変換処理、画素数変換などの
処理を行う。そして、画像処理回路21でのさまざまな
画像処理を受けた画像情報は、圧縮伸長部23で例えば
JPEG圧縮されて、スマートメディア等の着脱メモリ
20に記録される。
処理後の画像情報は、LCDドライバ31が画像表示用
LCD30を駆動制御して画像表示を行う。
表示する場合には、圧縮伸長部23で伸長されて、例え
ば、画像処理回路21で所定の画像処理がなされた後
に、撮影した場合と同様に、画像表示用LCD30に記
録された画像が表示される。
の不揮発性メモリ41から電子カメラの基本制御プログ
ラムを読み出して電子カメラ全体の制御を行う。
字キーやジャンプキーやレリーズボタンを含む操作部4
6からの入力を受け付けて、その入力に応じた制御を行
う。また、サブCPU45は、図示しない電源部を制御
して電子カメラ全体の電源管理も行っている。また、サ
ブCPU45は、操作部46からの指示或いは図示しな
い自動露出調整回路からの指示により、ストロボ制御回
路26を制御してストロボ27の発光の制御を行う。な
お、ストロボ27の予備発光もサブCPU45からの指
示に基づいてストロボ制御回路26により制御される。
を参照して説明する。図2は、組画像を撮影する際にお
ける代表画像の作成の流れを示すフローチャートであ
る。まず、連写撮影、動画撮影、プリキャプチャ撮影或
いはブラケット撮影等の組画像の撮影かどうかを判定す
る(ステップA1)。なお、プリキャプチャ撮影とは、
カメラのレリーズタイミングの遅延を考慮して、レリー
ズタイミング所定時間前の画像も、レリーズタイミング
後の画像と共に、撮影画像として記録するような画像を
いう。ステップA1において、撮影が組画像の撮影では
ない場合には、単独撮影を行い(ステップA2)処理を
終了する。ステップA1において、組画像の撮影であれ
ば、組画像撮影を行い(ステップA3)、一旦、内蔵メ
モリに記憶する。そして、撮影した組画像に基づいて、
代表画像を生成する(ステップA4)。この代表画像
は、基本的に表示用にのみ使用されるものであるので、
VGA相当で十分であり、組画像よりも小さい画像、例
えば表示用のサムネイル画像とすれば良く、その場合に
は、着脱メモリのメモリ容量を少なくできる。しかし、
着脱メモリの容量が大きい場合には、他の用途に流用す
ることも考慮して、通常記録される画像(例えば、S
Q、HQ等)と同じように記録しても良いし、サムネイ
ルと併せて記録しても良く、どのようなサイズ或いは組
み合わせでも構わない。また、代表画像は組画像の特定
画像に基づくものとすることが通常であり、例えば、連
写の場合には先頭画像、ブラケット撮影の場合にはセン
タ画像、プリキャプチャの場合はセカンドレリーズ後の
画像になる。なお、この代表画像には、そのヘッダ部分
に、組画像の枚数と代表画像である旨の情報を記録して
おくことが好ましい。このようにすれば、一連の組画像
が全て消去された場合に、代表画像も同時に消去でき
る。なお、ステップA4で代表画像を生成したら、組画
像の設定を行う(ステップA5)。そして、代表画像と
組画像が記録媒体に記録される(ステップA6)。ここ
で、組画像の設定は、撮影画像が組画像であることが分
かるように例えば、組画像の各画像にタグを付したりす
ることをいう。本実施形態においては、好ましくは、組
画像の各画像に代表画像のファイル名と組画像である旨
の情報を付することが好ましい。
ーマット例を図3に示す。図3(a)に示すように、2
回続けて3枚づつ連写を行い、その次に、単写を行った
場合を考慮する。ここで、画像データには、通常画像そ
のもののデータと画像の種類やデータ量を示すような管
理情報を有するヘッダ部とを有している。ここで、ヘッ
ダ部には、例えば、EXIF規格においても、メーカー
が任意に設定できる領域(メーカーエリア)が含まれて
おり、この部分に(b)に示すような連写(すなわち
「組画像」であるが、説明の都合上、「連写」と称す
る)である旨のタグを設定する連写フィールドと(例え
ば、「0」が単写であり、「1」が連写を示す)、他の連
写群と区別するための連写群フィールドと、連写のコマ
数を設定する連写コマ数フィールドと、代表画像である
旨とを区別するため代表画像フィールドを用意してお
く。なお、連写コマ数は、同一連写群の中での連続して
付された番号であるが、各画像データ中にはあってもな
くても良い。また、連写群は、図3(c)に示すよう
に、最初の連写群を「A」、2番目の連写群を「B」で表
示しているが、これを単なる連写群の区別をするためだ
けに使用するのではなく、例えば、代表画像のファイル
名とすることで、より効果的かつ確実な管理が可能とな
る。また、代表画像には、上記のように、そのヘッダ部
に少なくとも組画像の枚数を記録しておくことが好まし
い。また、領域に余裕があれば、組画像のそれぞれのフ
ァイル名も記録しておいても良い。なお、組画像である
ことを示すような情報は、任意に設定可能であって、読
み出したファイルのファイル名と連写群フィールドに記
録されたファイル名が一致したら、代表画像と判定する
ような方法であっても良いし、連写フィールドに代表画
像であることを示す「2」のタグを設定しても良い。この
場合は、フィールドのビット数が1ビットから2ビット
になるので、1ビット増えることになるが、全体のデー
タ量からすれば許容できるものである。なお、図3にお
いて、4コマ目及び8コマ目はそれぞれの組画像の代表
画像である。
用いた表示方法を図4を参照して説明する。図4は、本
発明に係る画像の表示方法を示すフローチャートであ
る。まず、ファイルから最初の画像を読み込む(ステッ
プB1)。そして、その画像が組画像であるかどうか判
定し(ステップB2)、組画像でなければ、単独画像と
してそのまま表示する(ステップB3)。ステップB2
において、組画像であれば、読み込んだ画像が代表画像
であるかどうかが判定され(ステップB4)、当該画像
が代表画像であれば、画像が表示される(ステップB
5)。ステップB4において、読み込んだ画像が代表画
像でなければ、次の画像があるかどうか判定され、(ス
テップB6)、次の画像があれば、読み込まれて(ステ
ップB7)、ステップB2からの処理に戻る。ステップ
B6において、現在の画像が最終画像であれば、処理を
終了する。
場合の処理を説明する。図5は、本発明に係る組画像の
消去処理を示すフローチャートである。この場合、図3
(a)の組画像の連写群Aにおいて、2枚目の画像(図
3(c)における2コマ目の画像)を消去する場合につ
いて説明する。まず、消去対象である連写群Aの1コマ
目から3コマ目までを表示する(ステップC1)。な
お、代表画像である4コマ目は表示しない。そして、消
去対象である2コマ目の画像を選択する(ステップC
2)。この画像を消去してよいかどうか判定し(ステッ
プC3)、消去しない場合には、ステップC1に戻る。
消去する場合には、まず、代表画像のヘッダ部から連写
枚数情報を読み出して、連写枚数を1マイナス(デクレ
メント)して、代表画像のヘッダ部に書き戻す(ステッ
プC4)。ここで、連写画像枚数が0であれば(ステッ
プC5)、代表画像を消去した後に(ステップC6)、
選択した画像を消去する(ステップC7)。ステップC
5において、画像枚数が0でなければ、そのまま選択し
た画像を消去する(ステップC7)。なお、この場合に
おいて、連写群Aの2コマ目が消去されるので、連写コ
マ数が1と3の飛び番号になっているが、連続番号にな
るように再付番した方が管理上好ましいが、そのままと
しても構わない。
されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で
種々変形して実施できるのは勿論である。
る。
組画像については代表画像を生成するようにしたので、
組画像については、代表画像を表示させることで、組画
像中のどの画像を消去しても、代表画像がなくなるとい
うことがなくなる。従って、例えば、パーソナルコンピ
ュータ等で組画像のどの画像を消去しても、代表画像が
表示される。
併せて消去するようにしたので、組画像を全て消去した
場合に、代表画像のみが残ってしまうような不具合を解
消できる。
ので、複数の関連する画像を含む組画像の全てについて
適用可能である。
の流れを示すフローチャート。
ャート。
チャート。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の連続撮影した画像を含む組画像を
撮影する機能を有する電子カメラにおいて、前記組画像
に基づいて、少なくとも1つの代表画像を生成する代表
画像生成手段を備えたことを特徴とする電子カメラ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子カメラにおいて、前
記組画像に含まれる画像が全て消去された場合には、前
記代表画像も消去されることを特徴とする電子カメラ。 - 【請求項3】 請求項1記載の電子カメラにおいて、前
記組画像は連写撮影、ブラケット撮影及びプリキャプチ
ャ撮影のいずれかで得られたものであることを特徴とす
る電子カメラ。 - 【請求項4】 複数の連続撮影した画像を含む組画像を
入力する手段と、前記組画像に基づいて、少なくとも1
つの代表画像を生成する代表画像生成手段を備えたこと
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 複数の連続撮影した画像を含む組画像を
入力し、前記組画像に基づいて、少なくとも1つの代表
画像を生成することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001086157A JP4382999B2 (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 電子カメラ |
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- 2001-03-23 JP JP2001086157A patent/JP4382999B2/ja not_active Expired - Fee Related
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