JPH07302059A - 旗などの棚引かせ装置 - Google Patents

旗などの棚引かせ装置

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Publication number
JPH07302059A
JPH07302059A JP14523394A JP14523394A JPH07302059A JP H07302059 A JPH07302059 A JP H07302059A JP 14523394 A JP14523394 A JP 14523394A JP 14523394 A JP14523394 A JP 14523394A JP H07302059 A JPH07302059 A JP H07302059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flag
air
wind
holes
overlapping
Prior art date
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Pending
Application number
JP14523394A
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English (en)
Inventor
Akira Shimaya
章 島也
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】屋外や無風のときに、旗や吹流しなどを風に棚
引かせておくことが、単調なものとならずに複雑に変化
して自然的な感じでへん翻と棚引かせる装置を提供する
ものである。 【構成】送風管とした旗柱1の旗取付け部3に、旗等の
方向へ向けた縦長の孔を空気吹出し口2として設ける。
その旗取付け部3の内側には、旗取付け部3の内壁に沿
って回動する筒状の回動筒体4を設ける。この回動筒体
4の側面には孔を上から下へ斜めに配列した重なり孔5
として設け、重なり孔5と空気吹出し口2とが重なり合
ってできる孔より吹風を送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋内や無風のときに
でも、旗や吹流しなどを風に棚引かせておくことがで
き、吹出し空気の量を変化させる旗などの棚引かせ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の旗や吹流しなどを吹出し空気の吹
風に棚引かせておくものは、モーターの一定した回転力
によって仕事をする送風機を使用するものであって、そ
の空気吹出し口から吹き出る空気の量は一定となるもの
であった。(実開平2−36894号) また、現在におけるセンサーの技術を使って吹出し空気
の量を制御する手段によって一定量の空気を吹き出すも
のもあった。(実公平3−10292号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のものでは、吹出
し口から見て常に一定方向と一定量とを旗等に向けて吹
風を送るもので、旗等に単調な棚引きを与えるものであ
った。また、現在のセンサー技術を使った実公平3−1
0292号のものであっても、棚引く旗等に対しては一
定方向と一定風量とを送るものであった。したがって、
その旗等の棚引き方は、単調なものとなる欠点があっ
た。この発明が解決しようとする課題は、送風機の一定
した能力を生かして、旗等に向けて吹き出す空気の風量
と吹出し口の位置とを変化させ、旗等の単調な棚引きを
自然で複雑な動きのあるものにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る旗などの棚
引かせ装置は、送風管とした旗柱(1)の旗や吹流し等
を取り付ける位置に、旗の方向に向けた縦長の孔を空気
吹出し口(2)として少なくとも一箇所に設ける。そし
て、空気吹出し口(2)の形状は、様々な形として考え
られる。この空気吹出し口(2)を設けた旗取付け部
(3)の内側には、旗取付け部(3)の内壁に沿って回
動する筒状の回動筒体(4)を設ける。そして、この回
動筒体(4)の側面には、様々な形状でと切れ状態や連
続状態とした適当な孔を、上から下へ斜めに配列した重
なり孔(5)として設ける。この回動筒体(4)の回動
手段としては、回動筒体(4)の下側に風受け羽根
(6)を設けて、送風の力で回動することが考えられ
る。また、回動筒体(4)の中心軸(7)をモーターの
力で回動する手段も考えることができる。空気吹出し口
(2)の形状としては、スリット状のものから幅のある
太長のものなど、回動していく重なり孔(5)との重な
り合いを考慮して様々に形成することができる。
【0005】
【作用】送風管である旗柱(1)の下から来る空気は、
回動筒体(4)の下側にあるタービンや回り灯ろうに見
られる風受け羽根(6)に当る。この風受け羽根(6)
に当って通過する空気は、回動筒体(4)を回動する。
回動筒体(4)の回動は、風受け羽根(6)だけでなモ
ーターの回転力によっても行うことが出来ることは当然
である。回動筒体(4)の中を通った空気は、重なり孔
(5)と空気吹出し口(2)とが重なり合ってできる大
きさや位置の変化する孔を通って、旗等に向かう吹風と
なる。すなわち、重なり孔(5)と空気吹出し口(2)
との重なり合いが変化することで、吹風の風量と吹き出
る位置が変化し、旗に様々な棚引かせを与えることがで
きるものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例1を示す斜視図であ
る。図2は、本発明の実施例1の回動筒体(4)を示す
斜視図である。この実施例1のものでは、送風管とした
旗柱(1)の旗や吹流し等を取り付ける旗取付け部
(3)に、旗等に向けた縦長の孔を空気吹出し口(2)
として旗等の幅と同じ長さの一箇所に設けている。そし
て、その空気吹出し口(2)を設けた旗取付け部(3)
の内側には、旗取付け部(3)の内壁に沿って回動する
一つの長い筒状とした回動筒体(4)を設けている。そ
して、この回動筒体(4)の側面にも孔を設けていて、
この側面の孔は上から下への斜めにして一まわりするら
旋状の重なり孔(5)としている。また、回動筒体
(4)には垂直な中心軸(7)を設け、その中心軸
(7)は天板(8)と支え部(9)との軸受けによって
回動筒体(4)を回動自在に支持している。この回動筒
体(4)の下部には風受け羽根(6)を回り灯ろうのよ
うに設け、送風管である旗柱(1)の下から来る空気が
風受け羽根(6)に当って通過する力で回動筒体(4)
を回動するものとしている。この実施例1のものに送風
機より空気を送ると、その空気は旗柱(1)の中を通っ
て上方に昇り、風受け羽根(6)に当って回動筒体
(4)を回しながら回動筒体(4)の中に流れる。この
回動筒体(4)の中に入った空気は、重なり孔(5)と
空気吹出し口(2)とが重なり合って出来た孔より旗等
に向かって吹風となる。このとき、回動筒体(4)は回
動しているので、旗等に向かって吹風となる吹き出る孔
の位置は、上下に変化するものである。この変化が、へ
ん翻と旗やこいのぼりなどを翻すことになる。
【0007】図3は、本発明の実施例2を示す斜視図で
ある。この実施例2のものでは、空気吹出し口(2)を
旗取付け部(3)の二箇所に分けて設け、その回動筒体
(4)を回動する手段としてモーターを使用したものと
している。空気吹出し口(2)は細長いものから太い幅
の孔とすることができ、その形状も色々と考えたものに
することができる。
【0008】回動筒体(4)としては、旗取付け部
(3)の長さの内に複数個を設けることができる。そし
て、回動筒体(4)の側面に設ける重なり孔(5)の形
状においても、図4から図6までの回動筒体(4)の展
開した平面図に示すごとく、細長いものから太い幅の孔
の他に、ひようたん形やひし形を複数連続してら旋状と
することができる。これは、重なり孔(5)の幅が広い
ところからは吹風の量が多くなり、幅の狭いところから
は吹風の量が少なくなったりして、変化のある複雑な吹
風を発生させるものである。したがって、旗などは、へ
ん翻と棚引くことができるものである。重なり孔(5)
をら旋状にすると、回動筒体(4)がよじれて壊れ易く
感じるものとなるときには、補強材を設けたり連続する
重なり孔(5)をと切らせたりして、壊れにくいものと
することが考えられる。本発明は、旗などがへん翻と棚
引かせるための吹風を、空気吹出し口(2)と重なり孔
(5)との形状の組合せから回動筒体(4)の回動によ
って発生させることができる装置である。
【0009】
【発明の効果】この発明に係る旗などの棚引かせ装置
は、空気吹出し口(2)と重なり孔(5)との重なり合
いによってできる孔が、吹風の量や吹風の吹き出る位置
を様々に変化するものである。したがって、一定した能
力の送風機から送り出される一定量の空気であっても、
今迄には出来なかった複雑な吹風を旗などに向けて送る
ことができる。旗、こいのぼり、吹流しなどの棚引き
を、屋内や無風であっても自然の棚引きとして表現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1の回動筒体を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例2を示す斜視図である。
【図4】回動筒体を展開した平面図である。
【図5】回動筒体を展開した平面図である。
【図6】回動筒体を展開した平面図である。
【符号の説明】
1 旗柱 2 空気吹出し口 3 旗取付け部 4 回動筒体 5 重なり孔 6 風受け羽根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風管とした旗柱(1)の旗や吹流し等を
    取り付ける位置に旗等の方向に向けた縦長の孔を空気吹
    出し口(2)として少なくとも一箇所に設け、その空気
    吹出し口(2)を設けた旗取付け部(3)の内側には旗
    取付け部(3)の内壁に沿って回動する筒状の回動筒体
    (4)を設け、この回動筒体(4)の側面には様々な形
    状でと切れ状態や連続状態の適当な孔を上から下へ斜め
    に配列した重なり孔(5)として設け、重なり孔(5)
    と空気吹出し口(2)との重なり合ってできる孔より吹
    風を送り出すことを特徴とした旗などの棚引かせ装置。
JP14523394A 1994-05-02 1994-05-02 旗などの棚引かせ装置 Pending JPH07302059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14523394A JPH07302059A (ja) 1994-05-02 1994-05-02 旗などの棚引かせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14523394A JPH07302059A (ja) 1994-05-02 1994-05-02 旗などの棚引かせ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07302059A true JPH07302059A (ja) 1995-11-14

Family

ID=15380421

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14523394A Pending JPH07302059A (ja) 1994-05-02 1994-05-02 旗などの棚引かせ装置

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JP (1) JPH07302059A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5941213B1 (ja) * 2015-12-19 2016-06-29 昭繁 小川 掲揚体の掲揚塔

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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