JPH08168576A - 噴気流により、浮上滞空しながら回転する空中ゴマ装置 - Google Patents
噴気流により、浮上滞空しながら回転する空中ゴマ装置Info
- Publication number
- JPH08168576A JPH08168576A JP33942294A JP33942294A JPH08168576A JP H08168576 A JPH08168576 A JP H08168576A JP 33942294 A JP33942294 A JP 33942294A JP 33942294 A JP33942294 A JP 33942294A JP H08168576 A JPH08168576 A JP H08168576A
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- Japan
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- staying
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は、噴気流発生器から噴き上げる
噴気流に乗って、浮上滞空しながら回転する空中ゴマの
装置である。 【構 成】 噴き上げる噴気流に乗って、浮上滞空可能
な形状を有する物体に、回転を与える為の羽根3や溝4
を設ける。この物体(空中ゴマ2)を噴気流発生器1で
噴き上げて、浮上滞空させたまま、コマの様に回転させ
る。
噴気流に乗って、浮上滞空しながら回転する空中ゴマの
装置である。 【構 成】 噴き上げる噴気流に乗って、浮上滞空可能
な形状を有する物体に、回転を与える為の羽根3や溝4
を設ける。この物体(空中ゴマ2)を噴気流発生器1で
噴き上げて、浮上滞空させたまま、コマの様に回転させ
る。
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、噴気流発生器から噴き上げる噴気流に乗っ
て、浮上滞空しながら回転する空中ゴマの装置である。
空中ゴマとなる物体の、形状は多様であるが、その一例
として球体を挙げて、以下に説明する。噴気流発生器1
から噴き上げる噴気流に、軽い球体を乗せると、球体は
ベルヌーイの定理により浮上滞空するが、その回転方向
に規則性は無い。この球体の一端(上部となる部分)
に、プロペラ状の羽根3を取り付けて、同様に噴気流に
乗せると、羽根3の付いている側が、風圧で上部に押し
上げられて安定するとともに、噴気流によって生じる羽
根のモーメントによって、球体の中心を通る縦方向の直
線を軸として、浮上滞空したままコマの様に回転する。
〔図1〕〔図2〕 ここで、羽根3を取り付ける位置を、下方(球の赤道寄
り)にずらすと回転軸が定まらず、ふらつく現象が生じ
るので、球体(空中ゴマ2)の下部となる部分に、浮上
に影響を及ぼさない程度の錘5を付けると安定し易くな
る。〔図3〕 又、羽根3の代わりに、同様の作用をする(回転を与え
る)形状の溝4(例えば、切欠や窪み等)を設けても良
い。〔図4〕 尚、空中ゴマ2の形状は、球体以外でも良いが、浮上滞
空時、横に飛び出ない形状でなければならない。その形
状とは、空中ゴマの回転軸を含む断面の形が左右対称に
近ければ、ベルヌーイの定理によって、両側を流れる噴
気流に因って生じる気圧差が小さくなるので、横へは飛
び出ない。この時、左右の重量バランスが釣合っている
と、更に安定し易い。実験では、〔図5〕〔図6〕〔図
7〕の形状において好結果を得た。又、空中ゴマの周り
に、「棒6で支えたリング7」や「糸8で吊した小物体
9」を設けてみたが、それぞれ、回転時に遠心力によっ
て安定し、好結果を得た。〔図8〕〔図9〕 又、空中ゴマ2の位置を移動するには、 (イ) 噴気流発生器1を移動する。
て、浮上滞空しながら回転する空中ゴマの装置である。
空中ゴマとなる物体の、形状は多様であるが、その一例
として球体を挙げて、以下に説明する。噴気流発生器1
から噴き上げる噴気流に、軽い球体を乗せると、球体は
ベルヌーイの定理により浮上滞空するが、その回転方向
に規則性は無い。この球体の一端(上部となる部分)
に、プロペラ状の羽根3を取り付けて、同様に噴気流に
乗せると、羽根3の付いている側が、風圧で上部に押し
上げられて安定するとともに、噴気流によって生じる羽
根のモーメントによって、球体の中心を通る縦方向の直
線を軸として、浮上滞空したままコマの様に回転する。
〔図1〕〔図2〕 ここで、羽根3を取り付ける位置を、下方(球の赤道寄
り)にずらすと回転軸が定まらず、ふらつく現象が生じ
るので、球体(空中ゴマ2)の下部となる部分に、浮上
に影響を及ぼさない程度の錘5を付けると安定し易くな
る。〔図3〕 又、羽根3の代わりに、同様の作用をする(回転を与え
る)形状の溝4(例えば、切欠や窪み等)を設けても良
い。〔図4〕 尚、空中ゴマ2の形状は、球体以外でも良いが、浮上滞
空時、横に飛び出ない形状でなければならない。その形
状とは、空中ゴマの回転軸を含む断面の形が左右対称に
近ければ、ベルヌーイの定理によって、両側を流れる噴
気流に因って生じる気圧差が小さくなるので、横へは飛
び出ない。この時、左右の重量バランスが釣合っている
と、更に安定し易い。実験では、〔図5〕〔図6〕〔図
7〕の形状において好結果を得た。又、空中ゴマの周り
に、「棒6で支えたリング7」や「糸8で吊した小物体
9」を設けてみたが、それぞれ、回転時に遠心力によっ
て安定し、好結果を得た。〔図8〕〔図9〕 又、空中ゴマ2の位置を移動するには、 (イ) 噴気流発生器1を移動する。
(ロ) 噴気流の風向きの角度を若干変化させる。
(ハ) 噴気流の風力の強弱を変化させる。
以上の方法がある。尚、噴気流発生器1は、空中ゴマ2
を浮上滞空させる性能を有していれば、その形状や動力
等は何でも良い。
を浮上滞空させる性能を有していれば、その形状や動力
等は何でも良い。
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の斜視図
【図3】本発明の他の実施例の部分図
【図4】本発明の他の実施例の部分図
【図5】本発明の他の実施例の部分図
【図6】本発明の他の実施例の部分図
【図7】本発明の他の実施例の部分図
【図8】本発明の他の実施例の部分斜視図
【図9】本発明の他の実施例の部分斜視図
1は噴気流発生器 2は空中ゴマ 3は羽根 4は溝(切欠) 5は錘 6は棒 7はリング 8は糸 9は小物体
Claims (1)
- 【請求項1】(イ) 上方に向かって噴き上げる噴気流
に乗って、浮上滞空可能な形状を有する物体に、回転を
与える為の羽根や溝等を設ける。 (ロ) この物体を、噴気流発生器によって、下方から
上方に向けて噴き上げると、浮上したままの状態で、コ
マの様に回転する。 以上の如く構成された、空中ゴマ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33942294A JPH08168576A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 噴気流により、浮上滞空しながら回転する空中ゴマ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33942294A JPH08168576A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 噴気流により、浮上滞空しながら回転する空中ゴマ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168576A true JPH08168576A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18327325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33942294A Pending JPH08168576A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 噴気流により、浮上滞空しながら回転する空中ゴマ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168576A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2364253A (en) * | 2000-06-28 | 2002-01-23 | Rich Lin | Flying ball toy. |
JP2007054298A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Jenoido Proto Design:Kk | 浮遊体 |
JP2008183270A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2008183271A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2008183272A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
CN104771907A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-07-15 | 吉首大学 | 一种肺动力陀螺 |
CN109011636A (zh) * | 2018-08-22 | 2018-12-18 | 马同金 | 一种中国专利种类模型玩具 |
CN111603786A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-01 | 温岭市淘海文化传媒有限公司 | 一种手摇提升球 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP33942294A patent/JPH08168576A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2364253A (en) * | 2000-06-28 | 2002-01-23 | Rich Lin | Flying ball toy. |
GB2364253B (en) * | 2000-06-28 | 2004-04-07 | Rich Lin | Desktop ornament with air-suspended float |
JP2007054298A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Jenoido Proto Design:Kk | 浮遊体 |
JP2008183270A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2008183271A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2008183272A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-14 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
CN104771907A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-07-15 | 吉首大学 | 一种肺动力陀螺 |
CN109011636A (zh) * | 2018-08-22 | 2018-12-18 | 马同金 | 一种中国专利种类模型玩具 |
CN111603786A (zh) * | 2020-06-06 | 2020-09-01 | 温岭市淘海文化传媒有限公司 | 一种手摇提升球 |
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