JPH0730180U - メタルハライドヘッドランプ昇圧装置の取付構造 - Google Patents

メタルハライドヘッドランプ昇圧装置の取付構造

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JPH0730180U
JPH0730180U JP6080093U JP6080093U JPH0730180U JP H0730180 U JPH0730180 U JP H0730180U JP 6080093 U JP6080093 U JP 6080093U JP 6080093 U JP6080093 U JP 6080093U JP H0730180 U JPH0730180 U JP H0730180U
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JP
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metal halide
dashboard
headlamp
booster
bracket
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JP6080093U
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政司 根上
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メタルハライドヘッドランプの昇圧装置を、
ブレーキパイプに干渉することなくダッシュボードに取
り付ける。 【構成】 メタルハライドヘッドランプを装着する開閉
式フロントパネル構造のキャブオーバトラックであっ
て、フロントパネル2の内側且つダッシュボード3前面
のメタルハライドヘッドランプ20の上方近傍位置に、
ダッシュボードの裏側から前側に貫通し、ダッシュボー
ド前面に沿って配管されるブレーキパイプ8を架橋する
ブラケット24を固定し、このブラケットにメタルハラ
イドヘッドランプの昇圧装置22を固定する構造とした
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メタルハライドヘッドランプ昇圧装置の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバトラックにおいて、フロントパネルを開閉式の構造とし、ダッシ ュボードの前側にエンジン冷却水タンク、クラッチフルードタンク、ワイパモー タ及びワイパリンク等を配置して点検及び整備性の向上を図るようにしたタイプ の車両がある。一方、ヘッドランプとしてメタルハライドランプの採用が検討さ れてきている。このメタルハライドランプは、高圧水銀ランプと略同じ構造で、 発光管内に水銀、アルゴンの他にハロゲン化金属(メタルハライド)を封入して 高温の水銀アーク中で分解した金属原子の発光を利用するもので、効率が80〜 85lm/Wと高く、演色性が良い等の特徴がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記メタルハライドヘッドランプを使用する場合には、高圧水銀灯 と同様に昇圧装置が必要である。そして、この昇圧装置は、メタルハライドヘッ ドランプに供給する高圧電流の損失を少なくし、且つ安全性を確保するためにメ タルハライドヘッドランプからハーネス長が300mm以下となるように配置する 必要がある。また、昇圧装置は、点検整備性を考慮した場合、開閉式フロントパ ネルの内側のダッシュボードの前面に、且つ各メタルハライドヘッドランプの上 方近傍位置に配置することが好ましい。
【0004】 しかしながら、運転席の足下のブレーキペダルの下方位置にはブレーキバルブ が配設されており、当該ブレーキバルブからのブレーキパイプが前方に延出して ダッシュボードのヘッドランプの上方近傍を貫通して配管されている。このため 右側のメタルハライドヘッドランプの昇圧装置をダッシュボードの当該メタルハ ライドヘッドランプの上方近傍位置に配設することが困難であるという問題があ る。
【0005】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、メタルハライドヘッドランプを装 着する開閉式フロントパネル構造のキャブオーバトラックにおける前記メタルハ ライドヘッドランプの昇圧装置の点検整備性の向上を図るようにしたメタルハラ イドヘッドランプ昇圧装置の取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によれば、メタルハライドヘッドランプを装 着する開閉式フロントパネル構造のキャブオーバトラックであって、 前記フロ ントパネルの内側且つダッシュボード前面の前記メタルハライドヘッドランプ上 方近傍位置に、前記ダッシュボードの裏側から前側に貫通し当該ダッシュボード の前面に沿って配管されるブレーキパイプを架橋するブラケットを固定し、前記 ブラケットに前記メタルハライドヘッドランプの昇圧装置を固定する構造とした ものである。
【0007】
【作用】
開閉式フロントパネル構造のキャブオーバトラックのダッシュボードの前面に 、当該ダッシュボードの裏側から前側に貫通し、前面に沿って配管されるブレー キパイプを架橋するブラケットを固定し、このブラケットにメタルハライドヘッ ドランプの昇圧装置を取り付ける。これによりメタルハライドヘッドランプの上 方近傍位置にブレーキパイプに干渉することなく昇圧装置を配設することが可能 となり、点検整備性の向上が図られる。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は、メタルハライドヘッドランプを装着した開閉式フロントパネル構造の キャブオーバトラックのキャブを示し、キャブ1は、フロントパネル2が開閉可 能とされており、当該フロントパネル2の内側のダッシュボード3の前面又は前 側にはエンジン冷却水タンク10、クラッチフルードタンク11、ウインドウォ ッシャタンク12、エンジンオイルフィラー&ゲージ13、ワイパモータ&リン ク14、エアコン外気導入口フィルタ15、オートグリスタンク16、クーラ冷 媒サイドグラス17、及び左右のメタルハライドヘッドランプ20、21(図2 )の各昇圧装置22、23が配設されている。メタルハライドヘッドランプ20 、21は、図2に示すようにバンパ4の上端から前方に臨んで配設されている。
【0009】 キャブ1のフロアパネル5(図3)の右側運転席の足下にはブレーキペダル6 が、床下にはブレーキバルブ7が配設されている。尚、ブレーキバルブ7は、ダ ッシュボード3の後方に位置している。そして、ブレーキバルブ7から前方に延 出されたブレーキパイプ8は、ダッシュボード3の下部3aに穿設された長孔孔 3b(図4)を貫通して前側に突出した後一側に略直角に折曲されダッシュボー ド3の前面に沿って例えば、車体前部中央に配設されたブレーキ制御装置(図示 せず)に配管されている。そして、ブレーキパイプ8が貫通する孔3aは、右側 のヘッドランプ20の上方近傍に位置している(図2)。
【0010】 右側のメタルハライドヘッドランプ20の昇圧装置22は、ブラケット24( 図3)を介してダッシュボード3の前面に、且つ当該メタルハライドヘッドラン プ20の上方近傍位置にブレーキパイプ8を架橋して配設されている。昇圧装置 22は、図4に示すように上下両側の左右に夫々取付用の脚22a〜22dが設 けられており、これらの各脚22a〜22dには夫々ボルト孔が穿設されている 。
【0011】 ブラケット24は、図4及び図5に示すように上板25、下板26により構成 されている。これらの上板25、下板26は、昇圧装置22の脚22aと22b 、22cと22dの外法寸法よりも僅かに長く、ブレーキパイプ8のダッシュボ ード3の前面からの突出長さよりも幅広の鋼板により形成されている。上板25 は、前後両縁部25a、25bが例えば、上側に略直角に折曲され、前縁部25 aには、昇圧装置22の脚22a、22bの各ボルト孔と対応する位置にボルト 孔が穿設されている。
【0012】 下板26は、前縁部26aが下方に、後縁部26bが上方に折曲されており、 前縁部26aには昇圧装置22の脚22c、22dの各ボルト孔と対応する位置 にボルト孔が穿設されている。この下板26は、前縁部26aが鋭角に、後縁部 26bが鈍角に折曲され、且つこれら両縁部26aと26bとは平行をなしてい る。
【0013】 そして、図5に示すように上板25、下板26は、ダッシュボード3の下部3 aの前面、且つ長孔3bの上下両側に対向して左右方向に水平に配置され、上板 25の後縁部25bが長孔3bの上方近傍位置に、下板26の後縁部26bがダ ッシュボード3の下端に夫々スポット溶接により強固に溶着固定される。そして 、上板25は、前後方向に略水平に、下板26は、前下がりに固定され、且つダ ッシュボード3から各前縁25a、26aまでの距離が同じとされ、ダッシュボ ード3の下部3aに昇圧装置22を正面に向けて有効に取り付け得るようになっ ている。このようにしてブラケット24が構成される。
【0014】 昇圧装置22は、図4及び図5に示すようにブラケット24の前側に、且つ各 脚22a〜22dが上板25、下板26の各前縁部25a、26aの前面に夫々 当接し、脚22a、22b、脚22c、22dの各ボルト孔が、各前縁部25a 、26aの対応する各ボルト孔と合致して配置され、夫々ボルト27、ナット2 8とにより強固に固定される。このようにして昇圧装置22がダッシュボード3 のブレーキパイプの貫通孔3bの前方、且つメタルハライドヘッドランプ20の 上方近傍位置(前記300mm以内の距離)に配設固定される。
【0015】 ブレーキバルブ7から前方に延出されるブレーキパイプ8(図3)は、ダッシ ュボード3の長孔3bを貫通してブラケット24の上下両板25と26との略中 央に至り、次いで、一側に略直角に折曲されてこれらの上板25と下板26との 間を車体前面中央に向かって配管される。即ち、昇圧装置22は、ダッシュボー ド3の前面にブラケット24によりブレーキパイプ8を架橋して干渉しないよう に配設され、メタルハライドヘッドランプ20にハーネス(図示せず)で接続さ れる。
【0016】 ダッシュボード3の左側即ち、助手席側にはブレーキバルブは設けられていな い。従って、左側のメタルハライドヘッドランプ21の昇圧装置23は、ダッシ ュボード3の前面、且つメタルハライドヘッドランプ21の上方近傍位置に直接 配設されてボルト及びナットにより固定され、ハーネス(図示せず)でメタルハ ライドヘッドランプ21に接続される。
【0017】 尚、上記実施例では、運転席が右側に配置されるタイプの車両の右側のメタル ハライドヘッドランプの昇圧装置をダッシュボードに取り付ける場合について記 述したが、運転席が左側に配置されるタイプの車両の場合には、左側のメタルハ ライドヘッドランプ21の昇圧装置23をブラケットによりダッシュボード3に 取り付け、ブレーキパイプを架橋させて干渉しないようにすればよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、開閉式フロントパネル構造のキャブオー バトラックにメタルハライドヘッドランプを装備する際に、メタルハライドヘッ ドランプの昇圧装置を、ブレーキバルブから延出しダッシュボードを貫通して前 側に突出するブレーキパイプに干渉することなく前記ダッシュボードに簡単に着 脱可能に取り付けることができ、点検整備性の向上が図られる。これにより、効 率の高いメタルハライドヘッドランプを装備することが可能となるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した開閉式フロントパネル構造の
キャブオーバトラックのフロントパネルを開いた状態に
おけるキャブの概略斜視図である。
【図2】図1のキャブの一部省略正面図である。
【図3】図1のキャブの運転席の足下付近の要部断面図
である。
【図4】図2の昇圧装置の拡大図である。
【図5】図4の矢線V−Vに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 開閉式フロントパネル 3 ダッシュボード 6 ブレーキペダル 7 ブレーキバルブ 8 ブレーキパイプ 20、21 メタルハライドヘッドランプ 22、23 昇圧装置 24 ブラケット 25 上板 26 下板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタルハライドヘッドランプを装着する
    開閉式フロントパネル構造のキャブオーバトラックであ
    って、 前記フロントパネルの内側且つダッシュボード前面の前
    記メタルハライドヘッドランプ上方近傍位置に、前記ダ
    ッシュボードの裏側から前側に貫通し当該ダッシュボー
    ドの前面に沿って配管されるブレーキパイプを架橋する
    ブラケットを固定し、 前記ブラケットに前記メタルハライドヘッドランプの昇
    圧装置を固定することを特徴とする メタルハライドヘ
    ッドランプ昇圧装置の取付構造。
JP6080093U 1993-11-11 1993-11-11 メタルハライドヘッドランプ昇圧装置の取付構造 Withdrawn JPH0730180U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09267770A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Suzuki Motor Corp 車両の前部構造
JP2003002250A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 農作業機
JP2010169060A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Hino Motors Ltd 車両水冷構造

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