JPH07301713A - バックライト用導光板 - Google Patents

バックライト用導光板

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JPH07301713A
JPH07301713A JP6114630A JP11463094A JPH07301713A JP H07301713 A JPH07301713 A JP H07301713A JP 6114630 A JP6114630 A JP 6114630A JP 11463094 A JP11463094 A JP 11463094A JP H07301713 A JPH07301713 A JP H07301713A
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JP
Japan
Prior art keywords
light source
guide plate
light
light guide
linear light
Prior art date
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Pending
Application number
JP6114630A
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English (en)
Inventor
Hirokatsu Nakamura
洋勝 中村
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Apex Corp Japan
Original Assignee
Apex Corp Japan
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Filing date
Publication date
Application filed by Apex Corp Japan filed Critical Apex Corp Japan
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリズムシート、拡散シートを省略できるよ
う形成し、その分、組立コスト、部品、製品コストの低
廉化を可能にし、又上面の発光度、輝度の向上、及び均
一化を図る。 【構成】 下面1を反射面2に形成し、側端面4に線状
光源3を配設するサイドライト式のバックライト用導光
板において、上記反射面2に対向する上面6を、射出成
形法で粗面部7に形成する。この粗面部7を、上記線状
光源3の長手方向と直交する方向に延びる断面逆V字状
の突条7aで、線状光源3に平行する方向の断面を鋸刃
状に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶ディスプレ
イの高輝度化、薄型化に対応できるよう形成したサイド
ライト式(エッジライト式)のバックライト用導光板に
関し、更に詳しくは射出成形法で形成したバックライト
用導光板の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の導光板としては、下面が複
数の突起又は凹孔によって反射面に形成され、上面が粗
面状に形成されたものがある(例えば特開平5ー210
014号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の導光
板では、上面にプリズムシート、拡散シートを重合さ
せ、モジュール化するのが通例である。上面が粗面化さ
れた上記従来品の場合も、この従来品では上面が単に微
小隆起状、エンボス状に形成されているのに過ぎなかっ
たから、上記シートを上面に重合させる必要があった。
その結果従来品によると、この種導光板をモジュール化
する際、組立工程が増加し、その分コストが増加した。
又従来、上記シートは一般に高価であったから、組立コ
ストに止まらず、部品コスト、製品コストが高く付くこ
とになるのを避けられなかった。更に従来品によると、
上記シートを上面に重合させる際、塵等の不純物が上面
とシート間に侵入し易かった。従って従来品の場合は、
製造上、歩留まりが悪かっただけではなく、上面とシー
ト間に接合面が生じる分、上面の発光度、輝度の低下や
均一度にばらつきが生じ易いという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来品の問題点を解
消しようとするものである。従って本発明の技術的課題
は、プリズムシート、拡散シートを省略できるよう形成
し、その分、組立コスト、部品、製品コストの低廉化を
可能にし、又上面の発光度、輝度の向上、及び均一化を
図れるよう形成したバックライト用導光板を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような技術的手段を採る。即ち本発
明の導光板は、下面1が反射面2に形成され、側端面4
に線状光源3が配設されるサイドライト式のバックライ
ト用導光板において、上記反射面2に対向する上面6
が、射出成形法で粗面部7に形成され、この粗面部7
が、上記線状光源3の長手方向と直交する方向に延びる
断面逆V字状の突条7aで、線状光源3に平行する方向
の断面が鋸刃状に形成されたことを特徴とするものであ
る。
【0006】この場合本発明では、反射面2が、線状光
源3からの入射光を線状光源3の長手方向と直交する方
向に導く複数の溝5で形成され、この溝5が、線状光源
3から遠ざかるのに従って次第に深く、且つ先拡がり状
に形成されると共に、幅方向の断面が台形状に底取り形
成されるのが好ましい。この場合は、溝5と突条7aと
の形成方向が一致する為、突条7aが溝5と共に、光源
3からの光を遠くへ導くよう作用する。従ってこれによ
れば、上面6の発光度、輝度の向上、均一化を一層図れ
る。
【0007】
【作用】本発明の場合、線状光源3から光が入射する
と、この光は反射面2で線状光源3と反対する側に導か
れながら上方に反射する。そしてこの反射光は、粗面部
7の突条7aが作る屈折面7a1 で屈折、反射し、上面
6から出射する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
従って説明する。1は本発明導光板の下面であり、この
下面1は射出成形法で反射面2に形成されている。又3
は、冷陰極管からなる線状光源であり、この線状光源3
は側端面4に配設されている。
【0009】上記の反射面2は、線状光源3からの入射
光を、線状光源3の長手方向と直交する方向に導く複数
の溝5で形成されている。この溝5は、図2に示される
如く、線状光源3から遠ざかるのに従って次第に深く、
且つ先拡がり状に形成されると共に、幅方向の断面が台
形状に底取り形成されている。
【0010】又6は、反射面2に対向する上面である。
この上面6は、射出成形法で粗面部7に形成されてい
る。この粗面部7は、上記線状光源3の長手方向と直交
する方向に延びる断面逆V字状の突条7aで、線状光源
3に平行する方向の断面が鋸刃状に形成されている。
【0011】図3において、7a1 は、突条7aによっ
て形成される屈折面である。この屈折面7a1 の交叉角
Aはこの実施例では90度に選定されている。尚突条7
aは、側端面4の側から他方の側端面8の側まで同じ
幅、同じ高さであり、このような突条7aが並列され、
線状光源3に平行する方向の断面が鋸刃状に形成されて
いる。
【0012】図4において、9は本発明導光板を成形す
る金型である。この金型9は、反射面2を成形する可動
型9aと、粗面部7を成形する固定型9bとで形成され
ている。
【0013】10は、可動型9aの型面に形成された、
反射面2の溝5を成形する為の突条である。この突条1
0は、並列状に複数形成され、型面の一端部から他端部
にわたって次第に高く、且つ先拡がり状に形成されると
共に、幅方向の断面が台形状に形成されている。
【0014】又図5において、11は、固定型9bの型
面に並列状に複数形成された断面V字状の溝である。固
定型9bの型面は、このV字状溝11によって断面が鋸
刃状に形成され、又V字状溝11は導光板の突条7aに
対応状に形成されている。尚12(図6等参照)は、下
面1に配設された反射板である。
【0015】次にこの実施例の作用を説明する。この実
施例の場合は、溝5によって空気層の光路が形成されて
いる。従って線状光源3からの入射光は、図6に示され
る如く、本発明導光板の板厚内だけではなく、溝5内を
例えば溝5の底面5a、傾斜内側面5b、反射板12間
で乱反射しながら、線状光源3側の側端面4から他方の
側端面8の側にわたって導かれる。尚この場合、溝5は
断面台形状に形成されているから、図7に示される如
く、底面5aと傾斜内側面5bとが作る角部5cで反射
度合が高くなり、反射光は平面状の底面5aを介して上
方に導かれ易くなる。そして上方に導かれた反射光は、
屈折面7a1 で反射、屈折し、粗面部7から出射する。
【0016】以上の処において、上記屈折面7a1 の交
叉角Aは、反射面2との兼ね合いで適宜選定されるので
良い。又溝5の底面5aは、上例では傾斜平面状に形成
されているが、本発明ではその他例えば図8に示される
如く下方に凸湾曲、又は図9に示される如く下方に凹湾
曲の平面状に形成されるのでも良い。
【0017】又本発明は、図10に示される如く、上記
溝5の長手方向の断面が、凹レンズ状に形成され、溝5
の底面5aが凹湾曲状に形成されるのでも良い。この場
合は、上面6が粗面部7に形成された二灯式の導光板を
提供できる。
【0018】又本発明の場合、上記の反射面2は、溝5
で形成される場合には限定されない。即ち反射面2は、
例えば図11に示される如く、開口面13aが円形状の
複数の凹孔13で形成されるのでも良い。この場合、凹
孔13は、線状光源3から遠ざかるのに従って次第に深
く形成され、且つ径方向の断面が台形状に底取り形成さ
れている。
【0019】尚図11に示される実施例では、底面13
bの直径rが開口面13aの直径Rの変化に関係なく、
全ての凹孔13について同じ長さに選定されているが、
本発明はこれに限られない。即ち凹孔13は、図12に
示される如く、径Rと、径rとの割合が各凹孔13を通
じて同じ比率になるよう形成されるのでも良い。又本発
明の場合、凹孔13の開口面13a及び底面13bの形
状は任意であり、凹孔13は例えば方形状等に形成され
るのでも良い。
【0020】図13Aにおいて、9は、図11に示され
る本発明導光板成形用の金型を示す。この金型9は、可
動型9aと固定型9bとからなり、前者の型面に上記の
凹孔13を成形する為の凸部14が、凹孔13に対応状
に複数形成されている。又固定型9bの型面には、図1
4に示される如く、断面ほぼV字状の溝11が、上記の
突条7aに対応して並列状に複数形成され、このV字状
溝11によって固定型9bの型面は断面が鋸刃状に形成
されている。
【0021】尚反射面2が、凹孔13を有して形成され
た本発明導光板では、凹孔13の角部13cの箇所で反
射割合が高くなり、光は特に平面状の底面13bを介し
て上方へ導かれ易くなる。そして粗面部7から出光す
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、上面が
粗面部に形成され、この粗面部が光源に対し直交する方
向に延びる突条で光源に平行する断面が鋸刃状に形成さ
れているから、光源からの入射光は粗面部の突条でも導
かれ、且つ屈折面で屈折反射し出光する。従ってこれに
よれば、上面の輝度アップ、輝度の均一化を図れるか
ら、プリズムシート、拡散シートを省略でき、この種シ
ートを上面にあらためて重合する手間暇を一掃でき、そ
の分、組立、部品、製品コストの低廉化が可能になり、
安価な面状光源を提供できる。又本発明では、上記シー
トを省略できるから、不純物等が上面とシート間に侵入
することによる不利益を一掃でき、且つシートとの接合
面がない為、上面の発光度、輝度の向上、均一化を一層
図れるという利点がある。更に本発明は、射出成形法に
より金型で形成されているから、量産に適し、従ってこ
の面でも導光板を安価に提供できる。
【0023】又請求項2記載の場合は、溝が光路を形成
し、線状光源から遠くなるに従い、溝の箇所の導光板の
肉厚が薄くなり、且つ溝幅が拡大し、又溝の底面と傾斜
内側面とが作る角部の箇所で反射光が多くなるから、こ
れによれば発光度、輝度の向上、及び均一化を一層図る
ことができる。又この場合は、突条と溝の形成方向が一
致するから、これによれば線状光源からの入射光を、遠
い箇所まで効率良く導くことができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明導光板の好適な一例を示す斜視図であ
る。
【図2】Aは同上導光板の底面図、BはAのBーB線断
面図、CはAのCーC線断面図である。
【図3】突条の屈折面を示す説明図である。
【図4】同上導光板を成形する為の金型を示し、Aは成
形時の要部縦断面図、Bは可動型の要部正面図、CはB
のCーC線断面図である。
【図5】同上導光板を成形する為の金型を示し、Aは固
定型の要部正面図、BはAのBーB線断面図である。
【図6】同上導光板の光の反射作用を説明する説明図で
ある。
【図7】同上導光板の光の反射作用を説明する説明図で
ある。
【図8】同上導光板の他の実施例を示し、Aは縦断面
図、BはAのBーB線における要部拡大断面図である。
【図9】同上導光板の他の実施例を示し、Aは縦断面
図、BはAのBーB線における要部拡大断面図である。
【図10】同上導光板の他の実施例を示し、Aは底面
図、BはAのBーB線断面図、CはAのCーC線断面図
である。
【図11】同上導光板の他の実施例を示し、Aは要部底
面図、BはAのBーB線断面図、CはAのCーC線断面
図である。
【図12】同上導光板の他の実施例を示し、Aは要部底
面図、BはAのBーB線断面図、CはAのCーC線断面
図である。
【図13】図11に示す本発明導光板の成形用の金型を
示し、Aは成形時の要部縦断面図、Bは可動型の要部正
面図である。
【図14】Aは図13Aに示す金型の固定型の要部正面
図、BはAのBーB線断面図である。
【符号の説明】
1 下面 2 反射面 3 線状光源 4 側端面 6 上面 7 粗面部 7a 突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が反射面に形成され、側端面に線状
    光源が配設されるサイドライト式のバックライト用導光
    板において、上記反射面に対向する上面が、射出成形法
    で粗面部に形成され、この粗面部が、上記線状光源の長
    手方向と直交する方向に延びる断面逆V字状の突条で、
    線状光源に平行する方向の断面が鋸刃状に形成されたこ
    とを特徴とするバックライト用導光板。
  2. 【請求項2】 反射面が、線状光源からの入射光を線状
    光源の長手方向と直交する方向に導く複数の溝で形成さ
    れ、この溝が、線状光源から遠ざかるのに従って次第に
    深く、且つ先拡がり状に形成されると共に、幅方向の断
    面が台形状に底取り形成されたことを特徴とする請求項
    1記載のバックライト用導光板。
JP6114630A 1994-04-28 1994-04-28 バックライト用導光板 Pending JPH07301713A (ja)

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JP6114630A JPH07301713A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 バックライト用導光板

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1039302A (ja) * 1996-05-09 1998-02-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 面状照明系
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JP2003279753A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Sanyo Electric Co Ltd 導光板およびそれを用いた面光源装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05224019A (ja) * 1990-10-15 1993-09-03 Hirashiro Yoshimichi 平面照光装置

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