JPH07301179A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH07301179A
JPH07301179A JP7107507A JP10750795A JPH07301179A JP H07301179 A JPH07301179 A JP H07301179A JP 7107507 A JP7107507 A JP 7107507A JP 10750795 A JP10750795 A JP 10750795A JP H07301179 A JPH07301179 A JP H07301179A
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JP
Japan
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muffler
suction
base
refrigerant
compressor
Prior art date
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Application number
JP7107507A
Other languages
English (en)
Inventor
Sung-Tae Lee
成 泰 李
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/0027Pulsation and noise damping means
    • F04B39/0055Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes
    • F04B39/0072Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes characterised by assembly or mounting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • F04B39/123Fluid connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2251/00Material properties
    • F05C2251/04Thermal properties
    • F05C2251/048Heat transfer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S181/00Acoustics
    • Y10S181/403Refrigerator compresssor muffler

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダブロックの内部へ吸入される冷媒の
比体積増加を抑制させて圧縮効率をより向上させること
にある。 【構成】圧縮機本体50と、前記圧縮機本体50内に内
設されて吸入された低温低圧の冷媒を高温高圧に圧縮す
るシリンダブロック60および当該シリンダブロック6
0で往復動可能に内設されたピストン55とからなる圧
縮手段と、この圧縮手段のシリンダブロック60内に内
設されたピストン55をクランク軸53およびコネクテ
ィングロッド54を通して、直線往復動される固定子5
2および回転子51とからなる電気モータと、前記圧縮
手段のシリンダブロック60に内設されたピストン55
の往復動にしたがって前記シリンダブロック60内に高
温高圧に圧縮された冷媒を吐出させるか、あるいは前記
シリンダブロック60内で低温低圧の冷媒を吸入させる
吐出口および吸入口を形成されたバルブプレート56と
を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫、エアコン等の
ごとき冷熱装置において、蒸発器から導入される冷媒を
高温、高圧に圧縮させて凝縮器に排出する圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記圧縮機としては、例えば、米国特許
公報第5759693号に開示されている。
【0003】上記同公報に開示されている圧縮機は、冷
媒の吸入通路がシリンダーカバーに直接接触されて形成
されているため、冷媒が吸入される時に冷媒が高熱に加
熱される問題点および冷媒がシリンダーカバーに直接接
触されて騒音が生じる問題点があった。この問題点を解
消のために、米国特許公報第5759693号は、第1
のセルおよび第2のセルを有するプラスチックハウジン
グと、前記セルより熱抵抗力の大なるプラスチックで押
出成形された吸入ニップルとから構成されている。
【0004】一般に、冷媒を圧縮させる圧縮機は、冷媒
の比体積増加を抑制させるとともに、製造時に生産性の
向上を図り、かつ、製造コストをダウンさせるために、
多人数によって研究開発されて多様に提案されている。
【0005】今までに提案された代表的な圧縮機は、図
6および図7に示すごとく、内部の気密を保持させる圧
縮機本体1と、該圧縮機本体1内に配設されて外部から
電源が印加されると磁場を形成させる固定子6と、該固
定子6に形成された磁場により回転される回転子7と、
該回転子7の回転にしたがって回転するよう該回転子7
の中心に配設されたクランク軸8と、前記回転子7が回
転されるときに、前記クランク軸8が回転される際、前
記クランク軸8の回転動を往復動に切換えるコネクティ
ングロッド2と、該コネクティングロッド2の端部に固
着されて往復動を行うピストン4と、該ピストン4が往
復動されるよう案内するとともに、冷媒が圧縮されるよ
う空間を形成するシリンダブロック3と、該シリンダブ
ロック3の一側に配設され吸入口5aおよび吐出口5b
を形成されたバルブプレート5と、該バルブプレート5
の一面に固着されて吸入室7aおよび吐出室7bを形成
するシリンダヘッド7とから構成される。
【0006】また、シリンダーヘッド7と前記バルブプ
レート5との間には、前記吸入室7aおよび吐出室7b
を気密に保持させるガスケット9が挿入されている。
【0007】また、シリンダヘッド7の一面には、一対
の第1の収容孔7cが穿孔されており、これら第1の収
容孔7cの間には第2の収容孔7dが形成されている。
【0008】そして、これら第1の収容孔7cおよび第
2の収容孔7dは、前記吸入室7aに貫通されるように
形成されている。
【0009】前記第1の収容孔7cには、一対の連結管
13の一端がそれぞれ挿入され、前記第2の収容孔7d
には毛細管15に接続されているブロック14が挿入さ
れている。
【0010】また、前記連結管13は、板薄のスチール
からなり、他端が吸入マフラにそれぞれ挿入されて、冷
媒導入管(図示せず)を通して吸入マフラ10に供給さ
れた冷媒が前記シリンダヘッド7に形成された吸入室7
aに吸入されるよう冷媒の流れを案内する。
【0011】また、前記毛細管15の他端は、前記圧縮
機本体1の下部に配置されて前記圧縮機本体1の下部に
貯蔵されたオイルが前記シリンダブロック3に供給され
るよう案内する。
【0012】このように構成された従来の圧縮機は、圧
縮機に電源が印加されると前記固定子6に磁場が形成さ
れ、前記固定子6に形成された磁場により前記回転子が
回転される。
【0013】また、前記回転子7の回転に連動されて前
記クランク軸8が回転され、該クランク軸8の回転運動
は前記コネクティングロッド2により往復動に切換えら
れる。
【0014】また、前記コネクティングロッド2の往復
動にしたがって前記ピストン4はシリンダブロック3内
で往復動される。
【0015】この際、前記ピストン4が図6に示すごと
く、矢印A方向へ駆動されると、前記吸入マフラ10お
よび前記連結管13を通して前記シリンダヘッド7の吸
入室7a内に流れこまれた冷媒は、前記バルブプレート
5に形成された吸入口5aを通して前記シリンダーヘッ
ド3の内部に流れ込まれる。
【0016】一方、前記ピストン4が矢印B方向へ駆動
されると前記シリンダブロック3内のピストン4は、圧
縮動により高温、高圧に圧縮された冷媒を吐出口5bを
通してシリンダーヘッド7の吐出室7bに吐出させる。
【0017】この際、前記連結管13を通り抜ける冷媒
は、前記圧縮機本体1に配設された前記固定子6と回転
子7とからの発熱により温度が上昇されるため、シリン
ダヘッド7の吸入室7aに流入された冷媒は比体積が増
加される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、連結管13
は、熱伝導率の高いスチール材質からなっているため、
前記圧縮機本体1の内部からの発熱される高熱が冷媒に
伝熱されて前記連結管13を流れる冷媒の温度が上昇さ
れて冷媒が泡化されすぎて冷媒の比体積が増加されると
いう問題点があった。
【0019】また、前記連結管13を通り抜ける冷媒の
比体積の増加により冷媒の循環量が低減されて圧縮効率
が低下され、該圧縮効率の低下により冷凍能力が低下さ
れるとともに、エネルギー効率が低下されるという問題
点があった。
【0020】一方、前記シリンダヘッド7の第2の収容
孔7dに挿入されたブロック14と、そのブロック14
に接続された毛細管15は、半田付け等により結合され
ているため、製造時、製造コストが高まるのは勿論、生
産性が低下されるという問題点もあった。
【0021】さらに、前記ブロック14と前記毛細管1
5が半田付け等により一体に結合されることにより、前
記シリンダヘッド7の吸入室7aの真空度が測定できな
いという種々の問題点もあった。
【0022】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、シリンダブロックの
内部へ吸入される冷媒の比体積増加を抑制させて圧縮効
率をより向上させる圧縮機を提供することにある。
【0023】本発明の他の目的は、圧縮機の製造コスト
をダウンさせ、生産性の向上を図り、吸入室の真空度を
測定しやすくする圧縮機を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の第1の発明は、圧縮機本体と、前記
圧縮機本体内に内設されて吸入された低温低圧の冷媒を
高温高圧に圧縮するシリンダブロックおよび当該シリン
ダブロックで往復動可能に内設されたピストンとからな
る圧縮手段と、この圧縮手段のシリンダブロック内に内
設されたピストンをクランク軸およびコネクティングロ
ッドを通して、直線往復動される固定子および回転子と
からなる電気モータと、前記圧縮手段のシリンダブロッ
クに内設されたピストンの往復動にしたがって前記シリ
ンダブロック内に高温高圧に圧縮された冷媒を吐出させ
るか、あるいは前記シリンダブロック内で低温低圧の冷
媒を吸入させる吐出口および吸入口を形成されたバルブ
プレートと、このバルブプレートにガスケットを介して
固着され、内側面に吐出室および収容溝を形成されたシ
リンダヘッドと、このシリンダヘッドの収容溝に挿入さ
れ前記電気モータから生じる伝熱を遮断させるベースマ
フラと、このベースマフラに結合されて吸入される低温
低圧の冷媒の流れによって生じる騒音を減衰させる吸入
マフラを具備し、前記シリンダヘッドの収容溝内に前記
ベースプレートのベース部が嵌入された締付部材により
固定されていることを要旨とする。
【0025】請求項2記載の第2の発明は、前記吸入マ
フラには、前記ベースマフラの挿入部が挿入される収容
部と、低温、低圧の冷媒を吸入する吸入口が形成されて
いることを要旨とする。
【0026】請求項3記載の第3の発明は、前記吸入マ
フラの収容部には、前記ベースマフラの吸入管の先端部
に形成されたクリックに結合されるクランプ用溝が形成
されていることを要旨とする。
【0027】請求項4記載の第4の発明は、前記吸入マ
フラは、冷媒サイクルを循環させつつ低温、低圧に変換
された冷媒ガスを吸入する吸入口と、該吸入口から導入
された低温、低圧の冷媒ガスをベースマフラの吸入室に
案内するようベースマフラの吸入管が挿入される収容部
にて構成されていることを要旨とする。
【0028】請求項5記載の第5の発明は、前記ベース
マフラは、前記吸入マフラの収容部に挿固されて前記吸
入マフラの吸入口を通して吸入された低温、低圧の冷媒
ガスの流れにより案内する吸入管と、該吸入管を通して
吸入されるオイルを貯蔵するとともに、シリンダーヘッ
ドに固定するベース部とから構成されていることを要旨
とする。
【0029】請求項6記載の第6の発明は、前記ベース
マフラの吸入管は、前記吸入マフラの収容部に容易に挿
入されるように長手方向に沿って切欠部が形成されてい
ることを要旨とする。
【0030】請求項7記載の第7の発明は、前記ベース
マフラの吸入管の先端部には、前記ベースマフラが遊動
されることなしに堅固に前記吸入マフラに固定されるよ
う前記吸入マフラに形成されたクランプ用溝にかみ合う
クリックが形成されていることを要旨とする。
【0031】請求項8記載の第8の発明は、前記ベース
マフラの吸入管は、前記吸入マフラの収容部に挿入され
る長さを規制するとともに、容易に結合されるようテー
パ状に形成されていることを要旨とする。
【0032】請求項9記載の第9の発明は、前記ベース
マフラのベース部には、冷媒の流れを案内する冷媒案内
孔と、前記シリンダーヘッドの吸入室両側に形成された
凹溝に収容されて締付部材により前記凹溝に形成された
通孔に締付けられるねじ固定溝を形成された突設部と、
前記冷媒案内孔を通して導入された冷媒の比体積の増加
を抑制するよう熱を遮断させるとともに、バルブプレー
トに形成された吸入口を通してシリンダーブロック内に
冷媒を案内する吸入室とを具備したことを要旨とする。
【0033】
【作用】上述の如く構成すれば、第1の発明による圧縮
機によれば、前記ベースマフラに、熱伝達係数の低いプ
ラスチック射出製品に成形されており、さらに、前記ベ
ースマフラの吸入室は前記シリンダヘッドと前記ベース
マフラのベース部により二重に形成されているため、本
体に配設された固定子と回転子からの発熱がベースマフ
ラにより吸入マフラを通り抜ける冷媒への伝熱を防止す
るため、冷媒の比体積増加が抑制されより多量の冷媒が
循環されて圧縮効率が向上され、かつ、組立が容易であ
るため、製造コーストをダウンさせ得るとともに、生産
性をより向上できる。
【0034】第2の発明は、前記吸入マフラには、前記
ベースマフラの挿入部が挿入される収容部と、低温、低
圧の冷媒を吸入する吸入口が形成されているので、蒸発
器(図示せず)から吸入される低温、低圧の冷媒の流れ
等により発生される騒音を減衰できる。
【0035】第3の発明は、前記吸入マフラの収容部に
は、前記ベースマフラの吸入管の先端部に形成されたク
リックに結合されるクランプ用溝が形成されているの
で、ベースマフラが遊動されることなしに、堅固に前記
吸入マフラに固定される。
【0036】第4の発明は、前記吸入マフラは、冷媒サ
イクルを循環させつつ低温、低圧に変換された冷媒ガス
を吸入する吸入口と、該吸入口から導入された低温、低
圧の冷媒ガスをベースマフラの吸入室に案内するようベ
ースマフラの吸入管が挿入される収容部にて構成されて
いるので、吸入マフラを通過した冷媒が前記バルブプレ
ートに形成された吸入口を介して前記シリンダブロック
の内部に吸入させるよう冷媒の流れを案内する。
【0037】第5の発明は、前記ベースマフラは、前記
吸入マフラの収容部に挿固されて前記吸入マフラの吸入
口を通して吸入された低温、低圧の冷媒ガスの流れによ
り案内する吸入管と、該吸入管を通して吸入されるオイ
ルを貯蔵するとともに、シリンダーヘッドに固定するベ
ース部とから構成されているので、吸入マフラを通過し
た冷媒の流を案内するとともに、前記固定子と前記回転
子等からの発熱が冷媒に伝熱されるのを遮断できる。
【0038】第6の発明は、前記ベースマフラの吸入管
は、前記吸入マフラの収容部に容易に挿入されるように
長手方向に沿って切欠部が形成されているので、吸入マ
フラの収容部に容易に挿入できる。
【0039】第7の発明は、前記吸入管の先端部には、
前記ベースマフラが遊動されることなしに堅固に前記吸
入マフラに固定されるよう前記吸入マフラに形成された
クランプ用溝にかみ合うクリックが形成されているの
で、ベースマフラが遊動されることなしに、堅固に前記
吸入マフラに固定される。
【0040】第8の発明は、前記ベースマフラの吸入管
は、前記吸入マフラの収容部に挿入される長さを規制す
るとともに、容易に結合されるようテーパ状に形成され
ているので、吸入マフラとベースマフラとが気密に結合
される。
【0041】第9の発明は、前記ベースマフラのベース
部には、冷媒の流れを案内する冷媒案内孔と、前記シリ
ンダーヘッドの吸入室両側に形成された凹溝に収容され
て締付部材により前記凹溝に形成された通孔に締付けら
れるねじ固定溝を形成された突設部と、前記冷媒案内孔
を通して導入された冷媒の比体積の増加を抑制するよう
熱を遮断させるとともに、バルブプレートに形成された
吸入口を通してシリンダーブロック内に冷媒を案内する
吸入室と備えたので、冷媒案内孔を通して導入された冷
媒の比体積の増加を抑制するよう熱を遮断させるととも
に、シリンダーブロック内に冷媒を案内できる。
【0042】
【実施例】以下、本発明による一実施例について、添付
図面に沿って詳述する。
【0043】図1、図2に示すごとく、圧縮機本体50
内には、電源供給手段(図示せず)から電源が印加され
て磁場を形成する固定子52と、該固定子52に形成さ
れた磁場等により回転される回転子51と、該回転子5
1に連動されて回転されるクランク軸53と、該クラン
ク軸53に一端が接続されて前記クランク軸53の回転
運動を往復動に変換させるコネクティングロッド54
と、該コネクティングロッド54の他端に接続されて該
コネクティングロッド54に連動されて往復動を行うピ
ストン55と、該ピストン55が往復動されるよう前記
ピストン55を案内するシリンダブロック60が配設さ
れている。
【0044】上述において、前記シリンダブロック60
と、そのシリンダブロック60内で摺動可能に配設され
ているピストン55は、低温、低圧の冷媒を高温、高圧
の冷媒に圧縮する圧縮手段を構成している。前記固定子
52と、その固定子52内で回転可能に配設された回転
子51は電気モータを構成している。
【0045】また、前記シリンダブロック60内には、
気密を保持させるガスケット58を介して吐出口および
吸入口を形成されたバルブプレート56がボルト等の締
付手段59により固着されており、前記バルブプレート
56の他面には気密を保持するガスケット57を介して
シリンダヘッド30が固着されている。
【0046】また、前記シリンダヘッド30の内側面に
は、シリンダブロック60内で前記ピストン55の往復
動にしたがって圧縮された高温、高圧の冷媒が吐出され
る吐出室33と、ベースマフラ20のベース部23が安
着される収容溝31が形成され、前記シリンダヘッド3
0の外側面には毛細管40を容易に固定させ得る溝34
が形成されている。
【0047】また、前記シリンダヘッド30に形成され
た収容溝31の両側には、ベースマフラ20の突設部2
33が挿入される凹溝32が形成されており、該凹溝3
2には孔32aが穿孔されている。
【0048】一方、図2に示すごとく、吸入マフラ10
は、蒸発器(図示せず)から吸入される低温、低圧の冷
媒の流れ等により発生される騒音を減衰させるものであ
って、該吸入マフラ10は、冷媒が吸入される吸入口1
2と、ベースマフラ20を収容する収容部11と、該収
容部11の内側端部に形成されたクランプ用溝13が形
成されている。
【0049】また、前記吸入マフラ10と前記シリンダ
ヘッド30との間には、前記固定子52と回転子51か
らの発熱の伝熱を遮断させるとともに、前記吸入マフラ
10を通過した冷媒が前記バルブプレート56に形成さ
れた吸入口56aを介して前記シリンダブロック60の
内部に吸入させるよう冷媒の流れを案内するベースマフ
ラ20が配設されている。
【0050】前記吸入マフラ10は、冷媒サイクルを循
環させつつ低温、低圧の冷媒ガスを吸入する吸入口12
と、該吸入口12から導入された低温、低圧の冷媒ガス
をベースマフラ20の吸入室231に案内するようベー
スマフラ20の吸入管22が挿入される収容部11にて
構成されている。
【0051】前記ベースマフラ20は、前記吸入マフラ
10を通過した冷媒の流を案内するとともに、前記固定
子52と前記回転子51等からの発熱が冷媒に伝熱され
るのを遮断させるよう熱伝達係数の低いプラスチック等
の材質にて射出形成されているものである。前記ベース
マフラ20は、前記吸入マフラ10の収容部11に挿固
されて前記吸入マフラ10の吸入口12を通して吸入さ
れた低温、低圧の冷媒ガスの流れを案内する吸入管22
と、該吸入管22を通して吸入されるオイルを貯蔵する
とともに、シリンダヘッド30に固定するベース部23
とから構成されている。
【0052】また、前記ベースマフラ20の吸入管22
は、前記吸入マフラ10の収容部11に容易に挿入され
るように長手方向に沿って切欠部211が形成され、前
記ベースマフラ20の吸入管22の先端部には、前記吸
入マフラ10の収容部11に挿入された後、前記ベース
マフラ20が遊動されることなしに、堅固に前記吸入マ
フラ10に固定されるよう前記吸入マフラ10に形成さ
れたクランプ用溝13とかみ合うクリック212が形成
されている。
【0053】上述において、ベースマフラ20をシリン
ダブロック60に結合させるためにシリンダヘッド3
0、シリンダブロック60とベースマフラ20とを連通
する孔を穿孔して、単一のボルトで締付ける場合、高速
動作をする圧縮機によりシリンダヘッド30、シリンダ
ブロック60およびベースマフラ20に形成されたそれ
ぞれの孔に亀裂が生じる場合がある。これを防止するた
めに、前記ベースマフラ20の吸入管22に形成された
切欠部211は、吸入マフラ10の収容部11に挿入す
る際、弾性力をもつように構成されたものである。
【0054】また、前記ベースマフラ20の吸入管22
は、前記吸入マフラ10の収容部11に挿入される長さ
を規制するとともに、結合が容易になるようにテーパ状
に形成されている。
【0055】また、前記ベースマフラ20のベース部2
3は、冷媒の流れを案内する冷媒案内孔232と、前記
シリンダヘッド30の吸入室31両側に形成された凹溝
32に収容されて締付部材239等により該凹溝32に
穿孔された孔32aに締付けられるように、ねじ固定溝
234を形成された突設部233と、前記冷媒案内孔2
32を通して導入された冷媒の比体積増加を抑制される
よう熱を遮断させるとともに、バルブプレート56に形
成された吸入口56aを通してシリンダブロック60内
に冷媒を案内する吸入室231とを具備している。
【0056】換言すれば、前記ベースマフラ20のベー
ス部23に突設された前記突設部233は、前記シリン
ダヘッド30の収容溝31の両側に形成された凹溝32
が挿入された後、ボルト等の締付部材239等により締
付けられて前記ベースマフラ20のベース部23が前記
シリンダヘッド30の収容溝31内に遊動さることなく
挿固される。
【0057】また、図3に示すごとく、前記ベースマフ
ラ20のベース部23の他面には、後述する毛細管40
の一部が当接される溝237と、毛細管40の一側端部
が挿入される収容部238が穿孔されている。
【0058】一方、前記毛細管40は、前記圧縮機本体
50の下部に形成されたオイルチャンバー50aに貯蔵
されたオイルを毛細管作用により吸入して前記シリンダ
ブロック60の内部へ供給するものである。また、前記
毛細管40は、前記ベースマフラ20のベース部23に
穿孔された収容孔238に挿入されるよう一側が折曲さ
れた端部42と、該端部42に連続され前記ベースマフ
ラ20の背面側に形成された溝237に当接する第1の
平坦部43と、その第1の平坦部43に連続され所定状
にてベンディングされたベンディング部41と、該ベン
ディング部41に連続され前記シリンダヘッド30の案
内溝34に当接される第2の平坦部44と、該第2の平
坦部44で折曲されて前記圧縮機本体50の下部に形成
されたオイルチャンバー50aに一部が漬かる第3の平
坦部45とからなる。
【0059】すなわち、前記毛細管40は、前記第2の
平坦部44が前記圧縮機本体50のオイルチャンバー5
0aに貯油されたオイルに漬かれてオイルを毛細管作用
により吸入して前記シリンダブロック60の内部へ供給
されて油膜を形成して潤滑作用および冷却作用を有する
ものである。
【0060】つぎに、上述のごとく構成された本発明の
圧縮機の主要部分の組立順について述べる。
【0061】まず、前記シリンダブロック60にガスケ
ット58と吸入バルブ(図示せず)および前記バルブプ
レート56とを順次固定させる。
【0062】また、図3に示すごとく、前記ベースマフ
ラ20に穿孔された収容孔238には、前記毛細管40
の端部42を挿入して気密に固定させて前記毛細管40
の端部42が前記ベースマフラ20の吸入室231に連
通されるようにし、前記毛細管40の第1の平坦部43
は前記ベースマフラ20に形成された溝237に当接さ
せる。
【0063】さらに、前記毛細管40の第1の平坦部4
3を前記溝237に当接させる場合には、図5に示すご
とく、前記ベースマフラ20のベース部23に形成され
た突設部233が前記シリンダヘッド30の凹溝32に
嵌入され、以後、前記締付部材239により前記ベース
マフラ20と前記シリンダヘッド30を締付ける。
【0064】すなわち、前記締付部材239により前記
ベースマフラ20と前記シリンダヘッド30とを結合す
ることにより、前記ベースマフラ20のベース部23が
前記シリンダヘッド30の収容溝31内の位置に固定さ
れるとともに、前記毛細管40の第1の平坦部43が遊
動されずに溝237に当接される。
【0065】また、前記シリンダヘッド30と前記ベー
スマフラ20との結合後には、前記毛細管40の第2の
平坦部44を前記シリンダヘッド30の案内溝34に当
接されるよう前記毛細管40を図3に示すごとく、矢印
C方向へベンディングさせベンディング部41を形成さ
せる。
【0066】以後、シリンダヘッド30とガスケット5
7および前記バルブプレート56等を順次固定させてか
ら、締付手段59によりシリンダブロック60に結合さ
せる。
【0067】つぎに、前記ベースマフラ20に形成され
た吸入室231に真空ゲージ(図示せず)を装着された
シリコンホースを前記ベースマフラ20の一方の吸入管
22に嵌入させ、他方の吸入管22を閉鎖させた後、圧
縮機を作動させてシリンダヘッド30、具体的には、ベ
ースマフラ20の吸入室231内の真空度を測定し、前
記吸入室231内の真空度が所定レベル以上を保持して
いる場合には、図4に示すごとく、前記ベースマフラ2
0の吸入管22に前記吸入マフラ10の収容部11を矢
印D方向へ移動させて吸入マフラ10とベースマフラ2
0とを結合させる。
【0068】この際、前記ベースマフラ20の吸入管2
2に形成された切欠部21が弾性力を有するため、前記
吸入マフラ10と前記ベースマフラ20とが容易に結合
でき、前記ベースマフラ20の吸入管22の先端部に形
成されたクリック212が前記吸入マフラ10のクラン
プ用溝13に結合されるので、前記吸入マフラ10は、
前記ベースマフラ20に堅固に結合される。
【0069】一方、前記ベースマフラ20の吸入管22
がテーパ状にて形成されているため、前記吸入マフラ1
0と前記ベースマフラ20とが気密に結合される。
【0070】本発明の圧縮機によれば、前記吸入室23
1の真空度が容易に測定できるとともに、従来のブロッ
ク等のごとき部品が不必要であるため、部品の節減によ
って製造コストを低下させ、半田付け等の工程を必要と
せず、生産性をさらに向上させることができる。
【0071】上述において、本発明の圧縮機の組立順に
ついて、特定のもののみ例示して述べるにとどめたが、
本発明は、作業の便宜上、組立順をかえても本発明の概
念に含まれることは言うまでもない。
【0072】つぎに、本発明の圧縮機による作用、効果
について述べる。
【0073】まず、電源供給手段(図示せず)から電気
モータの固定子52に電源が印加されると前記固定子5
2には磁場が形成され、前記固定子52に形成された磁
場により電気モータの回転子51が回転され、前記回転
子51の回転に連動されて前記クランク軸53が回転す
る。
【0074】また、前記クランク軸53の回転動は、前
記コネクティングロッド54を往復動に切換え、前記コ
ネクティングロッド54により前記ピストン55が往復
動を行う。
【0075】前記ピストン55の往復動により蒸発器
(図示せず)の蒸発作用により低温、低圧に変換された
冷媒が前記圧縮機本体50の内部に吸入され、前記圧縮
機本体50の内部に吸入された冷媒は、前記吸入マフラ
10の吸入口12を通して吸入マフラ10に吸入され
る。
【0076】前記吸入マフラ10に吸入された冷媒は、
図4に示すごとく、矢印方向へ流れて前記ベースマフラ
20を通して前記バルブプレート56の吸入口56aを
経て前記シリンダブロック60の内部へ吸入される。
【0077】この際、前記ベースマフラ20は、熱伝達
係数の低いプラスチック材質で射出成形されているた
め、前記固定子52と前記回転子51とからの発熱は前
記ベースマフ20を通り抜ける冷媒への伝達が遮断され
る。
【0078】また、前記ベースマフラ20の吸入室23
1は、前記シリンダヘッド30と前記ベースマフラ20
とのベース部により二重に形成されているため、固定子
52と回転子51とからなる電気モータからの発熱が遮
断される。
【0079】したがって、前記電気モータ等からの発熱
は、前記シリンダヘッド30と前記ベースマフラ20に
より二重で遮断されて前記吸入マフラ10を通り抜ける
ため冷媒に伝達されないため、冷媒の比体積増加が抑制
されて冷媒の圧縮効率をさらに向上せしめる。
【0080】さらに、冷媒が円滑に循環されて圧縮機の
圧縮効率を向上させて冷凍能力をさらに向上させ得る。
【0081】一方、前記ピストン55の往復動にしたが
って前記圧縮機本体50の下部に貯油されたオイルは、
毛細管40を通して円滑に前記シリンダブロック60の
内部へ供給されて、前記ピストン55とシリンダブロッ
ク60との間に油膜を成形して潤滑および冷却機能が有
効に発揮できる。
【0082】
【発明の効果】上述のように、第1の発明による圧縮機
によれば、前記ベースマフラに、熱伝達係数の低いプラ
スチック射出製品に成形されており、さらに、前記ベー
スマフラの吸入室は前記シリンダヘッドと前記ベースマ
フラのベース部により二重に形成されているため、前記
固定子と回転子とからなる電気モータからの発熱の伝達
が完全に遮断されることにより冷媒の循環量が増大され
て冷媒の比体積増加を抑制させて圧縮効率をさらに向上
させるとともに、圧縮機の製造コストを低下させて生産
性を向上させる効果を有する。
【0083】第2の発明は、前記吸入マフラには、前記
ベースマフラの挿入部が挿入される収容部と、低温、低
圧の冷媒を吸入する吸入口が形成されているので、蒸発
器(図示せず)から吸入される低温、低圧の冷媒の流れ
等により発生される騒音を減衰できる。
【0084】第3の発明は、前記吸入マフラの収容部に
は、前記ベースマフラの吸入管の先端部に形成されたク
リックに結合されるクランプ用溝が形成されているの
で、ベースマフラが遊動されることなしに、堅固に前記
吸入マフラに固定される。
【0085】第4の発明は、前記吸入マフラは、冷媒サ
イクルを循環させつつ低温、低圧に変換された冷媒ガス
を吸入する吸入口と、該吸入口から導入された低温、低
圧の冷媒ガスをベースマフラの吸入室に案内するようベ
ースマフラの吸入管が挿入される収容部にて構成されて
いるので、吸入マフラを通過した冷媒が前記バルブプレ
ートに形成された吸入口を介して前記シリンダブロック
の内部に吸入させるよう冷媒の流れを案内する。
【0086】第5の発明は、前記ベースマフラは、前記
吸入マフラの収容部に挿固されて前記吸入マフラの吸入
口を通して吸入された低温、低圧の冷媒ガスの流れによ
り案内する吸入管と、該吸入管を通して吸入されるオイ
ルを貯蔵するとともに、シリンダーヘッドに固定するベ
ース部とから構成されているので、吸入マフラを通過し
た冷媒の流を案内するとともに、前記固定子と前記回転
子等からの発熱が冷媒に伝熱されるのを遮断できる。
【0087】第6の発明は、前記ベースマフラの吸入管
は、前記吸入マフラの収容部に容易に挿入されるように
長手方向に沿って切欠部が形成されているので、吸入マ
フラの収容部に容易に挿入される。
【0088】第7の発明は、前記吸入管の先端部には、
前記ベースマフラが遊動されることなしに堅固に前記吸
入マフラに固定されるよう前記吸入マフラに形成された
クランプ用溝にかみ合うクリックが形成されているの
で、ベースマフラが遊動されることなしに堅固に前記吸
入マフラに固定できる。
【0089】第8の発明は、前記ベースマフラの吸入管
は、前記吸入マフラの収容部に挿入される長さを規制す
るとともに、容易に結合されるようテーパ状に形成され
ているので、吸入マフラと前記ベースマフラとが気密に
結合できる。
【0090】第9の発明は、前記ベースマフラのベース
部には、冷媒の流れを案内する冷媒案内孔と、前記シリ
ンダーヘッドの吸入室両側に形成された凹溝に収容され
て締付部材により前記凹溝に形成された通孔に締付けら
れるねじ固定溝を形成された突設部と、前記冷媒案内孔
を通して導入された冷媒の比体積の増加を抑制するよう
熱を遮断させるとともに、バルブプレートに形成された
吸入口を通してシリンダーブロック内に冷媒を案内する
吸入室と備えたので、冷媒案内孔を通して導入された冷
媒の比体積の増加を抑制するよう熱を遮断させるととも
に、シリンダーブロック内に冷媒を案内できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用される圧縮機の概略内部構造図で
ある。
【図2】本発明に適用される圧縮機の一部部品の分解斜
視図である。
【図3】本発明に適用される圧縮機のベースマフラと毛
細管部材の斜視図である。
【図4】図1のA部分の内部構造を示す断面図である。
【図5】図4の背面を示す背面図である。
【図6】従来例に適用される圧縮機の概略内部構造図で
ある。
【図7】従来例に適用される圧縮機の一部部品の分解斜
視図である。
【符号の説明】
10 吸入マフラ 11 収容部 20 ベースマフラ 22 吸入管 23 ベース部 30 シリンダヘッド 40 毛細管 57 ガスケット 59 締付手段 60 シリンダブロック 232 冷媒案内孔 233 突設部 237 溝 238 収容孔 239 締付部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体と、 前記圧縮機本体内に内設されて吸入された低温低圧の冷
    媒を高温高圧に圧縮するシリンダブロックおよび当該シ
    リンダブロックで往復動可能に内設されたピストンとか
    らなる圧縮手段と、 この圧縮手段のシリンダブロック内に内設されたピスト
    ンをクランク軸およびコネクティングロッドを通して、
    直線往復動される固定子および回転子とからなる電気モ
    ータと、 前記圧縮手段のシリンダブロックに内設されたピストン
    の往復動にしたがって前記シリンダブロック内に高温高
    圧に圧縮された冷媒を吐出させるか、あるいは前記シリ
    ンダブロック内で低温低圧の冷媒を吸入させる吐出口お
    よび吸入口を形成されたバルブプレートと、 このバルブプレートにガスケットを介して固着され、内
    側面に吐出室および収容溝を形成されたシリンダヘッド
    と、 このシリンダヘッドの収容溝に挿入され前記電気モータ
    から生じる伝熱を遮断させるベースマフラと、 このベースマフラに結合されて吸入される低温低圧の冷
    媒の流れによって生じる騒音を減衰させる吸入マフラを
    具備し、 前記シリンダヘッドの収容溝内に前記ベースプレートの
    ベース部が嵌入された締付部材により固定されているこ
    とを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記吸入マフラには、前記ベースマフラ
    の挿入部が挿入される収容部と、低温、低圧の冷媒を吸
    入する吸入口が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記吸入マフラの収容部には、前記ベー
    スマフラの吸入管の先端部に形成されたクリックに結合
    されるクランプ用溝が形成されていることを特徴とする
    請求項2記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記吸入マフラは、冷媒サイクルを循環
    させつつ低温、低圧に変換された冷媒ガスを吸入する吸
    入口と、該吸入口から導入された低温、低圧の冷媒ガス
    をベースマフラの吸入室に案内するようベースマフラの
    吸入管が挿入される収容部にて構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ベースマフラは、前記吸入マフラの
    収容部に挿固されて前記吸入マフラの吸入口を通して吸
    入された低温、低圧の冷媒ガスの流れにより案内する吸
    入管と、該吸入管を通して吸入されるオイルを貯蔵する
    とともに、シリンダーヘッドに固定するベース部とから
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の圧縮
    機。
  6. 【請求項6】 前記ベースマフラの吸入管は、前記吸入
    マフラの収容部に容易に挿入されるように長手方向に沿
    って切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の圧縮機。
  7. 【請求項7】 前記ベースマフラの吸入管の先端部に
    は、前記ベースマフラが遊動されることなしに堅固に前
    記吸入マフラに固定されるよう前記吸入マフラに形成さ
    れたクランプ用溝にかみ合うクリックが形成されている
    ことを特徴とする請求項6記載の圧縮機。
  8. 【請求項8】 前記ベースマフラの吸入管は、前記吸入
    マフラの収容部に挿入される長さを規制するとともに、
    容易に結合されるようテーパ状に形成されていることを
    特徴とする請求項6記載の圧縮機。
  9. 【請求項9】 前記ベースマフラのベース部には、冷媒
    の流れを案内する冷媒案内孔と、前記シリンダーヘッド
    の吸入室両側に形成された凹溝に収容されて締付部材に
    より前記凹溝に形成された通孔に締付けられるねじ固定
    溝を形成された突設部と、前記冷媒案内孔を通して導入
    された冷媒の比体積の増加を抑制するよう熱を遮断させ
    るとともに、バルブプレートに形成された吸入口を通し
    てシリンダーブロック内に冷媒を案内する吸入室とを具
    備したことを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
JP7107507A 1994-04-29 1995-05-01 圧縮機 Pending JPH07301179A (ja)

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