JPH0730103Y2 - タンクに内蔵されるフィルタ - Google Patents

タンクに内蔵されるフィルタ

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JPH0730103Y2
JPH0730103Y2 JP9813089U JP9813089U JPH0730103Y2 JP H0730103 Y2 JPH0730103 Y2 JP H0730103Y2 JP 9813089 U JP9813089 U JP 9813089U JP 9813089 U JP9813089 U JP 9813089U JP H0730103 Y2 JPH0730103 Y2 JP H0730103Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はタンクに内蔵されるフィルタの改良に関し、更
に詳しくは流通部材が袋状のろ布の端部を貫通して該ろ
布の内部に開口し、かつ該袋状のろ布の膨らみを維持す
るために袋体の内部に膨らみ保持体を設けたタンクに内
蔵されるフィルタに関する。
(従来の技術) ガソリン等の自動車用の燃料は水よりも比重が軽い。こ
のため、自動車用の燃料タンクに一旦水が侵入してしま
うと、侵入した水は燃料から分離してタンクの底部に滞
積してしまう。しかも、侵入した水はタンクの底部に滞
積してしまうので、一旦滞積した水は排出されることが
なく、滞積水量は徐々に増加してしまう。
一方、燃料を吸出するパイプは燃料タンク内の燃料をで
きるだけ多く吸出し、タンク内部に残る燃料の残量をで
きるだけ少なくすることが必要であるから、パイプの開
口を極力燃料タンクの底部付近に位置させることが望ま
しい。
ところが、吸出パイプの開口を底部に近付け過ぎると、
タンクの底部に滞積している水を吸出してしまうおそれ
がある。そこで、メッシュ布を袋状に形成してなるフィ
ルタを吸出パイプの先端に取り付けて水の吸出を防止
し、燃料のみを吸出するように工夫すると共に、タンク
中の不純物を濾過するようにしている。これが本考案で
言うところのタンクに内蔵されるフィルタである。
液体はそれぞれ固有の表面張力を持っている。一方、メ
ッシュ布には多数の小さな孔が形成されており、該孔を
通過する時の液体の抵抗は前記それぞれの液体が持って
いる表面張力によって異なる。たとえば、前記メッシュ
布の孔を通過する抵抗は、燃料よりも水の方が大きい。
このため、メッシュ布が水と液体の両方に浸かっている
時には、燃料だけを吸入し、水は吸入しない。このよう
な現象を利用したフィルタが本考案に係るフィルタであ
る。
以下に、第9図を参照して、自動車用燃料タンクに内蔵
される燃料フィルタの一例を説明する。
燃料フィルタユニットUは吸入部材1とメッシュ袋体2
と該メッシュ袋体2の膨らみを維持させる膨らみ保持部
材3とからなっている。吸入部材1は吸入パイプPの端
部に圧入される端部材1Aと後述のメッシュ布を挟んで止
める止部材1Bとからなっている。メッシュ袋体2は2枚
のメッシュ布2A、2Bからなっており、一方のメッシュ布
2Aの中央付近を前記端部材1Aが貫通している。メッシュ
布2A、2Bは、この実施例では円形あるいは4辺形となっ
ており、その周囲あるいはその4辺を溶着Mされてい
る。メッシュ袋体2の内部には、該メッシュ袋体2の膨
らみを維持させるための膨らみ保持体3が収容されてい
る。膨らみ保持体3はメッシュ袋体2の内部に空間を形
成維持させるものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来公知の燃料フィルタには次のような問題点があ
った。
まず、吸入部材1が4辺形あるいは円形のメッシュ布2
A、2Bの中央部分を貫通しているので、吸入パイプPと
燃料フィルタユニットUの周縁との間に間隔Hが生じ、
吸入パイプPを燃料タンクTの壁に極力近付けて設置し
ようとしても、この間隔Hの分だけ離れて設置せざるを
得なくなる。このため、燃料タンクTの内部へ設置する
場合の自由度が制約されてしまう。
又、メッシュ袋体2を形成する場合、2枚のメッシュ布
2A、2Bを重ね合わせてその周囲を溶着して形成させる構
造となっているので、メッシュ布2A、2Bの周縁を合わせ
つつ溶着する作業に手間がかかる構造となっている。
更に、前記従来公知の燃料タンク内蔵の燃料フィルタユ
ニットUは、燃料タンクTの底壁に接して設置されてい
るので、振動を受けると燃料タンクTの底壁とメッシュ
布2Bとの間にこすり合いが生じて摩耗による破損が生ず
るおそれがあった。
更に又、燃料を吸出する場合に、該吸出燃料に脈動が生
じ、燃料給送の面で好ましくなかった。
そこで、本考案の目的は、前記公知の燃料タンク内蔵の
燃料フィルタの欠点を改善することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の特徴とするところは、液体通路を有する吸入部
材が袋状のメッシュ布を貫通して設けられ、該メッシュ
布の内部にメッシュ布の膨らみを維持するための膨らみ
保持体が設けられたタンクに内蔵されるフィルタにおい
て、吸入部材が外フランジと内フランジとから構成さ
れ、前記メッシュ布の2つ折れ部分に開口が設けられ、
前記外フランジと内フランジとによって前記メッシュ布
の折れ曲がり部分を挟着貫通して設け、前記内フランジ
に前記膨らみ保持体を設け、該膨らみ保持体は前記内フ
ランジから伸び出す平板体部と該平板体部から突出する
突出壁体とを有し、前記平板体部の中央には抜き孔が設
けられ、前記メッシュ布の周囲の3方を溶着してなると
ころにある。
(実施例) 以下に、本考案の実施例を図によって説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す燃料タンク内蔵の燃料
フィルタを示す平面図であり、第2図は第1図のA−A
断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図はメッ
シュ布を広げた平面図である。
第1図及び第4図を参照して、1枚のメッシュ布11が2
つに折り曲げられてなり、該メッシュ布11には後述の内
フランジの突起部分が挿通される3つの開口11A、11B、
11Cが開口されている。該メッシュ布11はその開口11A、
11B、11Cが設けられている部分で2つに折り曲げられて
いる。外フランジ12と内フランジ13が該メッシュ布11の
開口11A、11B、11Cの部分を挟んで両側から嵌合連結さ
れている。外フランジ12には図示しない吸出パイプが連
結される連結開口部12Aが形成されており、更に内フラ
ンジ13に形成された筒状の吸入路13Aが嵌合される連結
開口部12Bと、内フランジ13に形成された棒状の圧入突
起13B、13Cが嵌合挿通される固定開口部12C、12Dが設け
られている。圧入突起13B、13Cはそれぞれ断面形状が異
なっており、これによって外フランジ12と内フランジ13
とを誤って上下逆に圧入することのないように工夫され
ている。内フランジ13の吸入路13Aの反対側の吸入口13D
は傾斜した切り口となっており、これによって吸入口面
積を増大させると同時に、メッシュ布11によって該吸入
口13Dが閉塞されることを低減している。前記外フラン
ジ12と内フランジ13とを圧入挟着する場合に、内フラン
ジ13に形成された吸入路12Aがメッシュ布11に設けられ
ている開口11Aを貫通し、圧入突起13B、13Cが開口11B、
11Cを貫通し、吸入路13Aが連結開口部12Bに圧入嵌合さ
れ、圧入突起13Bが固定開口部12Cに圧入嵌合され、圧入
突起13Cが固定開口部12Dに圧入嵌合されるものとなって
いる。この場合、吸入路13Aの外周には環状に突出段部1
3Eが形成されており、連結開口部12Bの内周には環状の
溝部12Eが形成されており、該突出段部13Eが溝部12Eに
嵌合することにより抜け止めされている。
内フランジ13には前記メッシュ布11の膨らみを維持させ
る膨らみ保持体14が設けられている。該膨らみ保持体14
はこの実施例では内フランジ13と一体に形成されてお
り、平板体部14Aと該平板体部14Aから上方に突出する複
数の突出壁体14Bとからなっている。平板体部14Aは略長
方形の平板からなっており、該平板体14Aの中央には長
手方向に抜き孔14Cが設けられている。突出壁体14Bは平
板体14Aの長手方向と直交して設けられており、その高
さは任意に設定される。この実施例では突出壁体14Bは
先端に向かうに従って低くされ、これによってメッシュ
布11の先端部分の溶着を容易とするものである。
メッシュ布11の3辺は超音波溶着等により所定の巾だけ
溶着されており、該溶着部分11Sと2つに折り曲げられ
た部分とによって袋状とされている。突出して形成され
ている保持体14がその根元において簡単に弾性変形(折
れ曲がったり、元の状態に戻ったりする変形)できるよ
うにするため、メッシュ布11には内側に伸び込む曲げ溶
着部分11Tが設けられている。この曲げ溶着部分11Tによ
ってメッシュ布11の厚みが低減し、メッシュ布11の厚み
が保持体14の弾性変形の邪魔とならないので簡単に弾性
変形ができるものとなる。
上記燃料フィルタを燃料タンクの内部に設置するに当た
っては、メッシュ布11が燃料タンクの底壁(図示しな
い)に接触するようにして設置する。
以上のように構成された本考案の燃料フィルタは以下の
ように作用する。
燃料は図の矢印Fに示すように、メッシュ布11を通過
し、袋体の内部へ入り、吸入口13D、連結開口部12Aを経
て図示しないパイプを介して燃料系統機器に給送され
る。
この場合、メッシュ布11の折り曲げ部分に外フランジ12
が設けられているので、該外フランジ12(あるいはこれ
と連結しているパイプ)を燃料タンクの側壁に接して設
置することが可能となり、設置の自由度が増大し、設置
のレイアウトが簡単となる。
又、メッシュ布12Bは図示しない燃料タンクの底壁に接
触して設置されているので、振動によってメッシュ布12
Bと燃料タンクの底壁との間でこすり合いによる摩耗が
生ずるおそれがある。ところが、本考案によるとメッシ
ュ布11A、11B及び膨らみ保持体14が内フランジ13から片
持状に伸びて設置されているので、第1図のO−Oを中
心として第2図に示すVのように上下に揺動するものと
なり、メッシュ布12Bが底壁と接触する接触圧が低くな
って摩耗が低減する。
更に、前記揺動運動はメッシュ布11によって構成されて
いる袋体を上下に折り曲げるような運動となるので、該
袋体が折り曲げの抵抗となって簡単に折り曲げ運動が生
じなくなるおそれがあるが、曲げ溶着部分11Tによって
袋体の折り曲げが容易となり、該袋体自身による折り曲
げ抵抗が低減する。
以上に説明したものは本考案の一実施例であって、この
他に本考案は次のような構造とすることもできる。
第5図は本考案の他の実施例を示す断面図である。
この実施例では、所定の容積を持つダンパー室体21に係
合段21Aを形成して置き、該係合段21Aを内フランジ22に
形成された爪部22Aにスナップフィットさせたものであ
る。ダンパー室体21は内部に容積部分を有しており、端
部に燃料の開口21Bが設けられており、係合段21Aは該コ
ップ状のダンパー室体21の開口側の縁に形成されてい
る。又、爪部22Aは内フランジ22の吸入口22Bの周縁部分
に設けられている。メッシュ布23の膨らみを維持させる
膨らみ保持体24は前記ダンパー室体21に設けられてい
る。ダンパー室体21の内部には所定の容積を持つダンパ
ー室21Cが形成されている。その他の構成は第1図ない
し第4図の実施例の構造と同一であるから、説明を省略
する。
上記実施例の燃料フィルタによると、ダンパー室体21の
開口21Bからダンパー室21Cに吸入された燃料が、一旦該
ダンパー室21Cに滞留することとなり、燃料流動の脈動
が防止されるものである。又、ダンパー室21Cを設けて
いない場合には、燃料ポンプで発生する高周波の振動が
燃料に伝達し、このため燃料液中に騒音や異音が発生す
るが、ダンパー室21Cを設けるとポンプで発生する高周
波の騒音や高周波の異音が該ダンパー室21C内で減衰す
るので、燃料液中から発生する騒音や異音を防止するも
のとなる。
第6図ないし第8図は本考案の他の実施例を示すもので
あり、この実施例では、メッシュ布31の内外から外フラ
ンジ32と内フランジ33によって該メッシュ布31を挟着
し、メッシュ布31の両側を溶着(M)して後、該袋体の
内部へ膨らみ保持体34を挿入し、これを内フランジ33に
圧入固定するものとなっている。このため、内フランジ
33には突出部材33Aが形成され、膨らみ保持体34には該
突出部材33Aが挿入される孔が形成されている。又、内
フランジ33の吸入口33Dを閉塞しないように膨らみ保持
体34には開口34Aが設けられている。又、メッシュ布31
と図示しない燃料タンクの底壁とのこすり合いによる摩
耗を無くすため、外フランジ32には当て板32Aが設けら
れ、メッシュ布32は該当て板32Aと膨らみ保持体34の間
に挟んで設けられる。当て板32Aはこの実施例では外フ
ランジ32に一体に設けられているが、本考案には当て板
32Aを外フランジ32とは別体とし、この別体の当て板32A
が外フランジ32に装着する構造とすることも含むもので
ある。メッシュ布31の膨らみ保持体34の挿入端は該膨ら
み保持体34が挿入された後に溶着される。
上記実施例によると、膨らみ保持体34の挿入前にメッシ
ュ布31の両側を溶着できるので溶着作業が簡単となる。
又、当て板32Aが設けられているので、メッシュ布31の
摩耗による破損がなくなる。
以上の説明において、本考案をフィルタを燃料タンクに
内蔵される燃料フィルタとして説明しているが、本考案
はこれに限定されるものではない。
(考案の効果) 以上に説明した本考案の効果を上げると、次のとおりで
ある。
まず、メッシュ布の折り曲げ部分に外フランジが設けら
れているので、該外フランジ(あるいはこれと連結して
いるパイプ)を燃料タンク等の容器の側壁に接して設置
することが可能となり、設置の自由度が増大し、設置の
レイアウトが簡単となる。
又、、メッシュ布は燃料タンク等の容器の底壁に接触し
て設置されているので、振動によってメッシュ布と容器
の底壁との間でこすり合いによる摩耗が生ずるおそれが
あるが、本考案によるとメッシュ布及び膨らみ保持体が
内フランジから片持状に伸びて設置されているので、こ
れらが上下に揺動するものとなり、メッシュ布が底壁と
接触する接触圧が低くなって摩耗が低減する。又、燃料
ポンプで発生する高周波の振動が燃料中を伝播して燃料
フィルタの振動となって現われ、これが燃料タンクを振
動させて騒音や異音の原因となっているが、本考案の構
成によるとメッシュ布と底壁との接触圧が低減するの
で、燃料タンクから発生する騒音や異音が低減されるも
のとなる。
更に、前記揺動運動はメッシュ布によって構成されてい
る袋体を上下に折り曲げるような運動となるので、該袋
体が折り曲げの抵抗となって簡単に折り曲げ運動が生じ
なくなるおそれがあるが、曲げ溶着部分が設けられてい
るので袋体の折り曲げが容易となり、該袋体自身による
折り曲げ抵抗が低減する。
ダンパー室体の設けられた燃料フィルタによると、ダン
パー室体の開口からダンパー室に吸入された燃料が、一
旦該ダンパー室に滞留することとなり、燃料流動の脈動
が防止されると同時に燃料液中の騒音や異音が防止され
るものとなる。
膨らみ保持体を着脱自在としたものでは、膨らみ保持体
の挿入前にメッシュ布の両側を溶着できるので溶着作業
が簡単となる。
又、当て板が設けられているものでは、メッシュ布の摩
耗による破損がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す燃料タンク内蔵の燃料
フィルタを示す平面図であり、第2図は第1図のA−A
断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4図はメッ
シュ布を広げた平面図、第5図は本考案の他の実施例を
示す断面図、第6図は本考案の更に他の実施例を示す平
面図、第7図は第6図のC−C断面図、第8図は第6図
の底面図、第9図は従来公知のタンク内蔵のフィルタを
示す断面図である。 11:メッシュ布 11A、11B、11C:開口 11S:溶着部分、11T:曲げ溶着部分 12:外フランジ、12A,12B:連結開口部 12C、12D:固定開口部、12E……溝部 13:内フランジ、13A:吸入路 13B、13C:圧入突起、13D……吸入口 13E:突出段部、14:膨らみ保持体 14A:平板体部、14B:突出壁体 14C:抜き孔、21:ダンパー室体 21A:係合段、21B:開口 21C:ダンパー室、22:内フランジ 22A:爪部、22B:吸入口 23:メッシュ布、24:膨らみ保持体 31:、メッシュ布、32:外フランジ 32A:33:内フランジ、33A:突出部材 33D:吸入口、34:膨らみ保持体 34A:開口

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体通路を有する吸入部材が袋状のメッシ
    ュ布を貫通して設けられ、該メッシュ布の内部にメッシ
    ュ布の膨らみを維持するための膨らみ保持体が設けられ
    たタンクに内蔵されるフィルタにおいて、 吸入部材が外フランジと内フランジとから構成され、前
    記メッシュ布の2つ折れ部分に開口が設けられ、前記外
    フランジと内フランジとによって前記メッシュ布の折れ
    曲がり部分を挟着貫通して設け、前記内フランジに前記
    膨らみ保持体を設け、該膨らみ保持体は前記内フランジ
    から伸び出す平板体部と該平板体部から突出する突出壁
    体とを有し、前記平板体部の中央には抜き孔が設けら
    れ、前記メッシュ布の周囲の3方を溶着してなることを
    特徴とするタンクに内蔵されるフィルタ。
  2. 【請求項2】メッシュ布の溶着部分において、前記膨ら
    み保持体が伸び出す基端位置付近に、内側に向かって迫
    り出す曲げ溶着部分を設けたことを特徴とする請求項第
    1項記載のタンクに内蔵されるフィルタ。
  3. 【請求項3】前記内フランジに筒状の吸入路が設けら
    れ、該吸入路の外周に環状の突出段部が形成され、外フ
    ランジに連結開口部が設けられ、該連結開口部の内周に
    環状の溝が設けられ、前記吸入路の突出段部が前記連結
    開口部の溝に嵌合して連結されてなることを特徴とする
    請求項第1項あるいは第2項記載のいずれか1項記載の
    タンクに内蔵されるフィルタ。
  4. 【請求項4】膨らみ保持体が内フランジとは別体に設け
    られ、メッシュ布の両側が溶着された後に、該膨らみ保
    持体をメッシュ布の内部に挿入し、該膨らみ保持体を内
    フランジに圧入結合し、その後に前記メッシュ布の挿入
    端を溶着してなることを特徴とする請求項第1項ないし
    第3項のいずれか1項記載のタンクに内蔵されるフィル
    タ。
  5. 【請求項5】吸入路の反対側の吸入口の周縁に係合爪を
    設け、内部に容積を有するダンパー体に形成された係合
    段を前記係合爪にスナップフィットさせてなることを特
    徴とする請求項第1項ないし第4項のいずれか1項記載
    のタンクに内蔵されるフィルタ。
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