JPH07300971A - 板状建材の張付施工方法 - Google Patents

板状建材の張付施工方法

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JPH07300971A
JPH07300971A JP11392494A JP11392494A JPH07300971A JP H07300971 A JPH07300971 A JP H07300971A JP 11392494 A JP11392494 A JP 11392494A JP 11392494 A JP11392494 A JP 11392494A JP H07300971 A JPH07300971 A JP H07300971A
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JP
Japan
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building material
fixing
mounting hole
stirrup
tool
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Application number
JP11392494A
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English (en)
Inventor
Takahiko Ando
孝彦 安藤
Kenichi Hara
健一 原
Yuuji Kuriaki
裕次 栗秋
Katsuro Nakano
克郎 中野
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】接着剥離に基づいて建材が脱落するのを防止す
るとともに、建材が垂れ下がり状態となるのを防止す
る。 【構成】被施工面14上に所定幅の帯筋16を被施工面
14との間に所定の隙間を形成する状態で上下に複数段
に横設する一方、建材24の裏面上部に帯筋16に対し
て上方より係合可能な下向きの係合片を上端部に有する
吊持具28を上下に所定距離スライド可能に固定すると
ともに、裏面下部に下段の帯筋16に対して上方より係
合する下向きの係合片を備えた支持具26を上下に実質
上相対移動しない状態で固定する。そして支持具26を
下段の帯筋16に係合させるとともに建材24裏面をモ
ルタル等固着材にて被施工面14に固着処理し、且つ吊
持具28を下方にスライドさせて上端部の係合片を上段
の帯筋16に対して係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は大型陶板,石材等の大
型の板状建材の張付施工に際して好適な施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
大型の板状建材の張付施工方法として、裏面をモルタ
ル,有機接着剤等の固着剤にて被施工面に固着する工法
が広く実施されている。
【0003】ところでこの工法の場合、接着剥がれ等に
よって建材が脱落する恐れがある。そこで張付施工した
建材の剥落防止のための方法として、従来図8に示すよ
うにワイヤー100の一端を建材102の裏面に接着剤
104にて止着する一方、他端をビス等の止付具106
にて躯体に固定する方法が用いられている。しかしなが
らこの工法の場合、接着剤104が経時変化により劣化
する問題があり、信頼性に乏しい問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、陶板,石材等の板状建材を被施工面に張付施
工する方法であって、該被施工面上に所定幅の帯筋を該
被施工面との間に所定の隙間を形成する状態で上下に複
数段に横設する一方、前記建材の裏面上部に該帯筋に対
して上方より係合可能な下向きの係合片を上端部に有す
る吊持具を上下に所定距離スライド可能に固定するとと
もに、該裏面の下部に該吊持具を係合させるべき帯筋よ
りも下段の帯筋に対して上方より係合する下向きの係合
片を備えた支持具を上下に実質上相対移動しない状態で
固定し、該支持具を該下段の帯筋に係合させるととも
に、該建材裏面をモルタル等固着材にて前記被施工面に
固着処理し、且つ前記吊持具を下方にスライドさせて上
端部の前記係合片を上段の帯筋に対して係合させること
を特徴とする(請求項1)。
【0005】また本願の別の発明は、請求項1の施工方
法において、前記支持具における係合片の下端部に折曲
げ形状の折曲げ爪を設け、該折曲げ爪を前記下段の帯筋
の下端縁に対して上向きに係合させることによって、該
支持具を離脱防止することを特徴とする(請求項2)。
【0006】本願の更に別の発明は、請求項1又は2の
施工方法において、コンクリート躯体の表面にモルタル
下地層を形成して該モルタル下地層の表面を前記被施工
面と成すとともに、前記帯筋の所定部と該被施工面との
間にスペーサ部材を挾んだ上、該スペーサ部材及び帯筋
を貫通するようにビス等止付具を該被施工面内部に打ち
込んで、該帯筋を固定すると同時に該帯筋と該被施工面
との間に前記所定の隙間を形成することを特徴とする
(請求項3)。
【0007】本願の更に別の発明は、請求項1,2又は
3の施工方法において、前記建材裏面に、内周面が孔の
軸心方向に実質上真っ直に延びる形態の取付孔を形成し
て、該取付孔に固定金具を挿入固定することにより前記
吊持具及び/又は支持具を取り付けるようにし、且つ該
固定金具を、該取付孔に挿入される筒状の部材であって
該取付孔への挿入部の外周面に径方向に膨出する膨出部
を備え且つ該挿入部が径方向に拡開可能な外筒部材と、
該外筒部材内への押込力によりカム作用で該外筒部材の
該挿入部を拡開させる芯体とを含むように構成し、該外
筒部材における前記膨出部外面の前記取付孔内周面への
押圧力によって前記固定金具の固定力を生ぜしめること
を特徴とする(請求項4)。
【0008】
【作用及び発明の効果】このように本発明は建材の裏面
下部に支持具を固定し、そしてその支持具の下向きの係
合片を、吊持具を係合させるべき帯筋より下段の帯筋に
対して係合させ、併せて吊持具を下方にスライドさせて
その係合片を上段の帯筋に係合させるようにしたもので
ある。
【0009】本発明によれば、建材裏面が接着剥離した
場合において、支持具及び吊持具によって建材の脱落を
確実に防止することができる。尚、建材裏面に上記吊持
具を固定しただけでも建材裏面が接着剥離した場合にお
いて、建材の脱落を防止することができる。
【0010】しかしながら吊持具のみの場合、上記剥離
を生じると建材が垂れ下がった状態、つまりモルタル等
による固着力が無くなると吊持具の相対的なスライド移
動を伴って建材が下方に吊り下がった状態となり、壁面
の美観を損ねる恐れがある。しかるに本発明の施工方法
によれば、建材裏面が接着剥離を生じた場合でも支持具
が建材を支持した状態となるため、建材が垂れ下がった
りすることがない。従って剥離を生じた場合でも美観を
損ねるといった問題を生じない。
【0011】尚、上記吊持具を建材に対して上下にスラ
イド不能に固定し、その係合片を帯筋に対して係合させ
ることによっても建材の脱落防止及び垂れ下がり防止す
ることが可能である。
【0012】しかしながら建材の裏面上部の吊持具をこ
のように固定的に設けてしまうと、建材の張付施工に際
してまず建材と一体の吊持具の係合片を帯筋に対し係合
させることが必要であり、この場合吊持具の係合片を帯
筋に対してひっかける際に帯筋を面外方向、即ち被施工
面から離れる方向に撓ませてしまうことになる。この結
果、折角モルタル等にて固着処理した隣の建材を接着剥
離させてしまったり、位置をずらせてしまったりする不
都合を生じる。
【0013】これに対し、本発明では建材の裏面下部に
支持具を設けてこれを帯筋に対し係合させるようにして
いるため、このような不都合は生じない。即ち建材の上
部に設けられる脱落防止用の吊持具は、建材を固着処理
した後において下方にスライドさせ、これにより帯筋に
対し係合させ得るようにしておくことが必要なのであ
る。
【0014】次に、請求項2の発明は支持具における係
合片の下端部に折曲げ形状の折曲げ爪を形成し、これを
下段の帯筋の下端縁に係合させるようにしたもので、こ
れにより支持具の帯筋からの離脱を防止でき、建材の剥
落をより確実に防止できる。尚この折曲げ爪は弾性爪と
しておくことが望ましい。
【0015】請求項3の発明は、帯筋と被施工面との間
にスペーサ部材を挾み込み、そしてスペーサ部材及び帯
筋を貫通するようにしてビス等止付具を被施工面内に打
ち込むようにしたもので、本発明によれば帯筋の固定と
隙間形成とを行うことができるとともに、これら止付具
とスペーサ部材とによってモルタル下地層をコンクリー
ト躯体に固定することができる。
【0016】従って万一モルタル下地層がコンクリート
躯体から接着剥離を生じた場合にも、モルタル下地層及
びその表面に固着された多数の建材が一挙に脱落してし
まうといった危険を回避することができる。
【0017】請求項4の発明は、外筒部材と芯体とで固
定金具を構成し、その外筒部材への芯体の押込みにより
外筒部材の取付孔内部への挿入部を拡開させ、以て膨出
部の外面を取付孔内周面に押圧して固定具の固定力を生
ぜしめるようにしたもので、本発明によれば、建材裏面
の取付孔を建材裏面と直角方向にストレートに延びる形
態とすることができ、即ち特殊な形状としなくても良
く、従って特殊なドリルを用いなくても容易に取付孔を
加工・形成でき、加工が簡単になるとともに加工コスト
も安価にできる利点が得られる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10はコンクリート躯体で、そ
の上側にモルタル下地層12が形成され、このモルタル
下地層12の表面が被施工面14とされている。そして
この被施工面14上に、所定幅を有する帯筋16が上下
に多段に且つ被施工面14との間に所定の隙間を形成す
る状態でスペーサ部材18を介して固定されている。
【0019】具体的には、図3に示しているように横方
向に所定ピッチで配置されたスペーサ部材18及び帯筋
16を貫通するようにして止付ビス20をコンクリート
躯体10内部に打ち込むことにより、かかる帯筋16が
被施工面14との間に隙間形成する状態で固定されてい
る。ここでスペーサ部材18はステンレス製プレートか
ら成っている。
【0020】図1において24は大型陶板、例えば45
0〜650mm角程度の大型陶板等の板状建材であっ
て、図2に示しているように裏面下部と上部とに支持金
具26と吊持金具28とが固定金具30により左右位置
をずらせて固定されている。
【0021】支持金具26は、図4(ロ)(A)に示し
ているように上下に延びる板状の取付片部32と下向き
の係合片34とを有しており、その取付片部32に形成
された固定穴36によって上記固定金具30により建材
24裏面に固定されるとともに、係合片34において下
段の帯筋16に対し上方より係合させられている。
【0022】一方吊持金具28は、図4(イ)に示して
いるように上下に長い板状の取付片部38とその上端部
に形成された下向きの係合片40とを有しており、その
係合片40が上段の帯筋16に対して上方より係合させ
られている。
【0023】この吊持金具28は、取付片部38に上下
に長い長孔形状のスライド孔42が形成されており、そ
してその中央部に前記固定金具30を挿通させるための
大径部44が形成されている。
【0024】この固定金具30は、図5〜図7に示して
いるように外筒金具(外筒部材)46と芯体48とから
成っている。芯体48は筒状の金具から成っており、そ
こに波形状のすり割溝50が形成され、このすり割溝5
0によって芯体48に一定の弾性変形能が付与されてい
る。
【0025】一方外筒金具46は同じく筒状の部材であ
って、基端部に鍔部52と大径の膨出部54とを有して
いる。また建材24裏面に形成された取付孔56内への
挿入部に複数の小径の膨出部58が形成されており、こ
れら膨出部58の外面が外筒金具46内への芯体48の
打込みに基づく拡開力で取付孔56の内周面に押圧さ
れ、以て固定金具30の固定力が生ぜしめられている。
【0026】この外筒金具46の取付孔56への挿入部
には、その先端で開口する形態の切欠60が形成されて
おり、この切欠60に基づいて外筒金具46に拡開変形
能が付与されている。取付孔56は、ここでは建材24
の裏面と直角且つ内周面が軸心方向にストレートな面を
なす形態とされている。
【0027】尚、外筒金具46には大径の膨出部54と
小径の膨出部58との間に溝62が形成されており、こ
の溝62において固定金具30が前記吊持金具28のス
ライド孔42、具体的には大径部44以外の部分に嵌合
されている。またこの吊持金具28の大径部44は、収
縮状態の外筒金具46の小径の膨出部58を通過させ得
る大きさとされる一方、スライド孔40,42の他の部
分の幅はこれよりも寸法が小さくされている。
【0028】次に本例の建材の張付施工方法を以下に具
体的に詳述する。まず建材24の裏面に支持金具26及
び吊持金具28を固定金具30によって予め取り付けて
おく。その取付作業は以下のようにして行うことができ
る。即ち図7に示しているように外筒金具46を吊持金
具28のスライド孔大径部44又は支持金具26の固定
穴36に挿通するとともに、これを建材24裏面の取付
孔56内に挿入し、続いて外筒金具46の内部に芯体4
8を強い力で打ち込む。
【0029】すると芯体48の押込力によって外筒金具
46における取付孔56への挿入部(外筒金具46の中
間部から先端にかけての部分)がカム作用で拡開し(外
筒金具46は収縮状態、即ち自由状態で内面がテーパ形
状となっている)、取付孔56内周面に強く押圧され
る。そしてこの押圧力に基づいて固定金具30が取付孔
56に強固に固定されると同時に、支持金具26及び吊
持金具28が建材24裏面に固定される。尚吊持金具2
8は、建材24への取付状態において所定距離、即ちス
ライド孔42の長さ分だけ上下にスライド可能である。
【0030】次に、支持金具26及び吊持金具28を装
着した建材24を下段側から順次上側に張付施工してい
く。具体的な手順は、まず最下段の建材24の支持金具
26を帯筋16に引掛けるようにしてセットするととも
に、建材24裏面をモルタル(或いは有機接着剤)にて
被施工面14に固着処理し、そして最後に予め上方に引
き上げてある吊持金具28を下方に押し込むことによっ
て、吊持金具28の係合片40を帯筋16に係合させ
る。以下同様の操作を順次に繰り返して行く。
【0031】本例の施工方法の場合、支持金具26及び
吊持金具28によって建材24の下部と上部の何れもが
帯筋16に対して係合させられ、しかも下部の支持金具
26は建材24に対してスライドしないように固定され
ているため、万一建材24裏面が接着剥離を起した場合
にも建材24が剥落するといった危険が無く、また垂れ
下がりを生じるといったことも無い。
【0032】また建材24を張付施工する際、帯筋16
を面外方向に引っ張ってこれを撓ませてしまい、隣の建
材24を接着剥離させてしまったり、位置をずらせてし
まったりする不都合も生じない。
【0033】本例の施工方法は、また、スペーサ部材1
8及び止付ビス20がモルタル下地層12をコンクリー
ト躯体10に固定する働きをなしているため、万一モル
タル下地層12が接着剥離を生じたときにもモルタル下
地層12全体が建材24とともに剥落するといったこと
を防止できる利点を有する。
【0034】更に、固定金具30は取付孔56の内周面
への押圧力でかかる取付孔56に固定されるため、取付
孔56の形態は通常のストレートな形態の孔で良く、従
って通常のドリルを用いて容易に取付孔56を加工・形
成できる利点を有する。
【0035】尚上記支持金具26の他の例として、図4
(ロ)(B)に示しているように係合片34の下端に折
曲げ形状の折曲げ爪37を形成しておくのが有利であ
る。この場合折曲げ爪37が帯筋16の下端縁に係合す
ることによって支持金具26が帯筋16から離脱するの
が防止され、従って建材24がより確実に剥落防止され
る利点が得られる。
【0036】尚折曲げ爪37はここでは弾性爪とされて
おり、折曲げ爪37が帯筋16の下端縁に到ると弾性ア
クションで帯筋16に係合する。従って容易に折曲げ爪
37を帯筋16に対して係合させることができる。
【0037】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明は一辺の大きさが3
00mm以上の大型の建材に適用して効果が高いが、場
合によってこれより小さい建材の施工に際しても適用可
能であるし、またスペーサ部材として他の形態のものを
用いることも可能である。
【0038】更に固定金具として外筒金具と芯体とから
成るものを例示したが、他の形態の固定金具を用いるこ
とも可能である。その他本発明はその主旨を逸脱しない
範囲において、種々変更を加えた態様で実施可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である板状建材の張付施工方
法の説明図である。
【図2】同施工方法の手順の説明図である。
【図3】図1,図2における帯筋の固定方法の説明図で
ある。
【図4】図1における支持金具と吊持金具及び他の支持
金具の例を示す図である。
【図5】図2における固定金具の説明図である。
【図6】同固定金具を分解して示す斜視図である。
【図7】同固定金具を分解して示す断面図である。
【図8】従来の板状建材の張付施工方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 コンクリート躯体 12 モルタル下地層 14 被施工面 16 帯筋 18 スペーサ部材 20 止付ビス 24 建材 26 支持金具 28 吊持金具 30 固定金具 34,40 係合片 37 折曲げ爪 42 スライド孔 46 外筒金具 48 芯体 56 取付孔 58 膨出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 克郎 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶板,石材等の板状建材を被施工面に張
    付施工する方法であって該被施工面上に所定幅の帯筋を
    該被施工面との間に所定の隙間を形成する状態で上下に
    複数段に横設する一方、前記建材の裏面上部に、該帯筋
    に対して上方より係合可能な下向きの係合片を上端部に
    有する吊持具を上下に所定距離スライド可能に固定する
    とともに、該裏面の下部に該吊持具を係合させるべき帯
    筋よりも下段の帯筋に対して上方より係合する下向きの
    係合片を備えた支持具を上下に実質上相対移動しない状
    態で固定し、該支持具を該下段の帯筋に係合させるとと
    もに、該建材裏面をモルタル等固着材にて前記被施工面
    に固着処理し、且つ前記吊持具を下方にスライドさせて
    上端部の前記係合片を上段の帯筋に対して係合させるこ
    とを特徴とする板状建材の張付施工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の施工方法において、前記支持
    具における係合片の下端部に折曲げ形状の折曲げ爪を設
    け、該折曲げ爪を前記下段の帯筋の下端縁に対して上向
    きに係合させることによって、該支持具を離脱防止する
    ことを特徴とする板状建材の張付施工方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の施工方法において、コ
    ンクリート躯体の表面にモルタル下地層を形成して該モ
    ルタル下地層の表面を前記被施工面と成すとともに、前
    記帯筋の所定部と該被施工面との間にスペーサ部材を挾
    んだ上、該スペーサ部材及び帯筋を貫通するようにビス
    等止付具を該被施工面内部に打ち込んで、該帯筋を固定
    すると同時に該帯筋と該被施工面との間に前記所定の隙
    間を形成することを特徴とする板状建材の張付施工方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3の施工方法におい
    て、前記建材裏面に、内周面が孔の軸心方向に実質上真
    っ直に延びる形態の取付孔を形成して、該取付孔に固定
    金具を挿入固定することにより前記吊持具及び/又は支
    持具を取り付けるようにし、且つ該固定金具を、該取付
    孔に挿入される筒状の部材であって該取付孔への挿入部
    の外周面に径方向に膨出する膨出部を備え且つ該挿入部
    が径方向に拡開可能な外筒部材と、該外筒部材内への押
    込力によりカム作用で該外筒部材の該挿入部を拡開させ
    る芯体とを含むように構成し、該外筒部材における前記
    膨出部外面の前記取付孔内周面への押圧力によって前記
    固定金具の固定力を生ぜしめることを特徴とする板状建
    材の張付施工方法。
JP11392494A 1994-04-30 1994-04-30 板状建材の張付施工方法 Pending JPH07300971A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227179A (ja) * 2002-12-09 2003-08-15 Daiwa House Ind Co Ltd 外壁パネルにおける窯業系外壁面材とフレームとの接合構造
JP2016142079A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 Jfeスチール株式会社 建築用パネル、壁状構造体および壁状構造体の施工方法
JP6297231B1 (ja) * 2016-07-14 2018-03-20 株式会社カネカ 内装用建材及びその取付構造

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