JPH0730087Y2 - フイルタプレスにおける原液の供給装置 - Google Patents

フイルタプレスにおける原液の供給装置

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JPH0730087Y2
JPH0730087Y2 JP1989128516U JP12851689U JPH0730087Y2 JP H0730087 Y2 JPH0730087 Y2 JP H0730087Y2 JP 1989128516 U JP1989128516 U JP 1989128516U JP 12851689 U JP12851689 U JP 12851689U JP H0730087 Y2 JPH0730087 Y2 JP H0730087Y2
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Inventor
明利 岩谷
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石垣機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フイルタプレスの原液の供給装置の改造に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の原液の供給装置としては、例えば、特公
昭52-2742号がある。このものでは、その第1図〜第3
図に示されているように、原液の供給部において布と
布の下側の板部分に原液が洩れるのを防止するため
に、布で包んだ給液具を用いている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然しながら、上述のような構造のものでは、原液通路15
(以下、前記引用例の符号を利用)から分岐した過室
への給液路16が狭くなり、使用中該部分が詰る難点があ
る。また、構造が複雑で高価となる難点もある。
〔問題点を解消するための手段〕 そこで、この考案は原液洩れを防ぐのに最小限の部材
で、然も、原液供給のために各板を閉板したとき、こ
の閉板力を加えるに随って益々布を強く押えることが
でき、完全にシールが可能な装置を実現したものであ
り、その要旨とするところは、その中央部分を凹部とし
た過床を設け、その過床の周辺をシール面とした
板を形成し、上記過床の上方のシール面に、板をそ
の厚み方向に貫く原液供給口を穿設し、この原液供給口
と上記過床部とを連通する上下方向の溝を設けるとと
もに、この板の過面を覆う布には、上記原液供給
口と合致する通孔を設けたフイルタプレスにおいて、
布に設けた通孔の下方には上記板の溝の内面に合致し
て、常態においてその左右の端縁部が前記シール面より
も板の厚み方向に突出する弾性板よりなる半円筒状の
布の押え具を板間に設けた一対の布にそれぞれ固
定したものである。
〔作用〕
このように、構成された原液の供給装置では、板を閉
板することによって、各板の原液の供給口は連通管と
なって原液の通路となり、この原液の通路には、溝によ
って各板間に形成される過室への原液の供給路が形
成される。すなわち、各板の溝内には布に設けた押
え具が嵌合して、この押え具の左右の端縁部が閉板する
ことによって相対する押え具あるいは対向する板、ダ
イヤフラム等によって押されて布を溝の内面に押え込
み布とその下面の板との隙間を埋めるとともに、
液の通路を拡張確保することができるものである。以
下、図面に随ってこの考案を具体的に説明する。
〔実施例〕
図において、符号1は板Aの上部に設けた原液の供給
口、2は過床、3はシール面、4は原液の供給口1と
過床2を連通する原液の供給路、5は布である。
布5には、第4図および第5図に示すように、上述供給
路4に対応する位置に布5の押え具6が止着してあ
る。この押え具6の構成について詳述すると第4図およ
び第5図に示すように、押え具6は供給路4の断面形状
に合致するように略半円筒状に構成してあり、弾性材で
構成してあって供給路4に嵌入したとき、その左右の端
縁部がシール面よりも突出するようにしてあり、その突
出端部はその一部が内側に折り曲げてあって、第4図に
示すように板Aを閉板したときにその対向する押え具
6と押し合い易くしてある。符号7は押え具を布に止
着する止具を示す。
この考案に係る原液の供給装置は、上述のように構成し
てあり、板Aを閉板すると第3図に示すように、押え
具6の左右の端縁部が互に押し合って溝4内に押し込れ
布5を板Aに対して押し付け原液の洩れを防止する
と同時に原液の供給路を形成する。
すなわち、この押え具6は弾性を有する薄板であり、広
い断面の原液供給路を形成し、従来のもののように原液
が詰ることがないものである。そして、過が完了して
板Aを開いたときには、これらの押え具6は布5と
ともに二つ割状に左右分れ、仮に、ケーキ等が付着して
いても剥離する。
〔考案の効果〕
このように、この考案に係る押え具は、弾力性を有する
ので、その左右の端縁部が互いに押し合って板の溝内
に押し込まれ、押え具自体が広い原液の供給路を形成す
るとともに、高圧で板を締付ければ、これに比例して
布と板の間隙をシールすることができ、板を開板
したときには完全開放(二つ割り)となってケーキが付
着する等して詰るおそれもなく、さらに、構造簡単で廉
価に製作が可能である等、従来のこの種フイルタプレス
における原液の供給装置の難点を解消し得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る原液供給装置を有する板の
概略の正面図、第2図は第1図のA−A線に沿っての断
面図、第3図は原液供給口部分の正面図、第4図は第3
図におけるB−B線における断面図、第5図は押え具の
取付構造を解説的に示す斜面図である。 A……板、1……供給口、2……過床、3……シー
ル面、4……溝、5……布、6……押え具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その中央部分を凹部として過床2を設
    け、その過床2の周辺をシール面3とした板Aを形
    成し、上記過床2の上方のシール面3に、板Aをそ
    の厚み方向に貫く原液の供給口1を穿設し、この原液の
    供給口1と上記過床2とを連通する上下方向の溝4を
    設けるとともに、この板Aの過面部分を覆う布5
    には、上記原液の供給口1と合致する通孔を設けたフイ
    ルタプレスにおいて、布5に設けた通孔の下方には上
    記板Aの溝4の内面に合致し、常態においてその左右
    の端縁部が前記シール面2よりも板Aの厚み方向に突
    出する弾性板よりなる半円筒状の布の押え具6を板
    A.A間に設けた一対の布5.5にそれぞれ固定したことを
    特徴とするフイルタプレスにおける原液の供給装置。
JP1989128516U 1989-11-02 1989-11-02 フイルタプレスにおける原液の供給装置 Expired - Fee Related JPH0730087Y2 (ja)

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JPH0366607U JPH0366607U (ja) 1991-06-28
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JPH0220005Y2 (ja) * 1985-02-25 1990-06-01

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