JPH0335364Y2 - - Google Patents

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JPH0335364Y2
JPH0335364Y2 JP1985073264U JP7326485U JPH0335364Y2 JP H0335364 Y2 JPH0335364 Y2 JP H0335364Y2 JP 1985073264 U JP1985073264 U JP 1985073264U JP 7326485 U JP7326485 U JP 7326485U JP H0335364 Y2 JPH0335364 Y2 JP H0335364Y2
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plate
diaphragm
protrusions
pressure fluid
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、汚泥等の脱水に用いるフイルタプ
レスのダイヤフラム付板のシール装置の改良に
関するものである。
「従来技術」 従来、フイルタプレスにおいて、過室内に汚
泥等を圧入して過脱水したのち、そのケーキを
板に付属して設けたダイヤフラムで圧搾して、
さらに脱水することは周知である。例えば、実公
昭54−33657は、フイルタプレスに用いられるダ
イヤフラム板の一例であり、このものでは、ダ
イヤフラム内の高圧水のシールは凸条によつてお
り、(第3図参照)各板間に形成される過室
のシールは、これらの板を締付ける油圧シリン
ダに依つている。
「考案が解決しようとする問題点」 上述のように従来の装置では、各板間に形成
される過室をシールするのに、多数の板列の
端部に設けた油圧シリンダによつているので、各
板の締付面を均一に締付けることは困難であ
り、特に、各板間には、布やダイヤフラムが
介在し、これらが締付により変形するので、多数
の板を並列したフイルタプレスでは、どうして
も長尺の締付シリンダを必要とし、機械の設置面
が大きくなることも余儀なくされていた。
「問題を解決するための手段」 この考案は、上述のような問題点を解決したも
のであつて、各板を閉板して構成される各過
室の周部をシールするのに、従来のように、油圧
シリンダの締付力によることなく、別途の高圧流
体を用いることを特徴とするものである。すなわ
ち、その要旨とするところは、板状あるいは窓枠
状の板の両面に、ゴム等の可撓材よりなるダイ
ヤフラムを装着してなるフイルタプレスのダイヤ
フラム付板において、上記板の両面の周辺部
分に、それぞれ一連の凹溝を設け、この凹状溝
に、前記ダイヤフラムの裏面に形成した一連の並
行した一対の突条3,3を嵌合させ、この突状
3,3の相対する方向に舌片3′,3′を設けると
ともに、上記嵌合した一対の突条間の空間に、高
圧流体の供給口を開口させたもので、従来のフイ
ルタプレスが一方のフレームに向つて、締付シリ
ンダで以つて板を押付け、各板間に形成され
る過室の周部をシールしていたのに対して、各
板間宛にシール装置を設けたものである。
「作用」 この考案は、上述のように構成してあるので、
一対の突条が構成する空間に高圧流体を注入する
と、突条が溝の側壁に押し付けられ、ダイヤフラ
ムと板とをシールすると同時に、ダイヤフラム
を側方(板の厚さ方向)に膨張させ、隣接する
板あるいはダイヤフラムとの間をシールするこ
とができるものである。そして、そのシール圧力
も、注入する高圧流体の圧力によつて自由に選択
することができるものである。
「実施例」 以下、図に基づいてこれを更に詳述すると、図
は、窓枠状の板1の両面にダイヤフラム2,2
を取付けた場合を示しており、第2図において、
符号3,3はダイヤフラム2の裏面に形成した一
対の突条であり、その突条に形成した舌片3′が
対をなして、断面が蟻溝状を呈するように構成し
てある。そして、これら舌片3′,3′間の空間に
は、高圧流体の供給路4が開口させてある。ま
た、符号5は高圧流体の接続用の口金であり、ま
た、第1図において符号6は原液の供給口7,7
は液の取出口である。さらに、符号8は、ダイ
ヤフラムへの高圧流体供給用の口金である。
フイルタプレスでは、上述のような板2…を
多数並列して、これらを閉止した状態で、これら
板間に設けた布で形成される過室に汚泥等
を圧入して過したのち、上記ダイヤフラム2,
2を膨張させて、過結果、生じたケーキをさら
に圧搾するのであるが、このとき、この考案で
は、前述のように板の周辺部に、一対の突条
3,3が設けてあるので、板を閉止したとき
に、予め突条3,3間の空間に高圧流体を注入し
ておくことによつて、突条3,3が板1に設け
た溝の側壁に、舌片3′,3′が溝の底部に押付け
られると同時に、ダイヤフラムを側方(厚み方
向)に膨張させ、隣接する板に圧接させる。従
つて、前述のようにして形成された過室に汚泥
等を圧入したとき、これが板1の周辺から洩れ
るのを防止することができる。そして、ダイヤフ
ラムを膨張させたときにも、突条3,3および舌
片3′,3′が溝に押付けられ、ダイヤフラム室と
溝部分をシールすることができる。
「考案の効果」 このように、この考案に係るシール装置は、突
条が板に設けた溝の側壁に、舌片が溝の底部に
押付けられ、一対の突条間のダイヤフラムが膨張
して、隣接する板に圧接されるので、ダイヤフ
ラムと板とをシールすると同時に、隣接する
板あるいダイヤフラムとの間をシールすることが
できるものである。即ち、フイルタプレスにおい
て、過室形成のために必要とした長尺のシリン
ダを排除し、安価に製作が可能であるとともに、
各独立した高圧流体室に、シール用の高圧流体を
送り込むので、従来の一点、あるいは数点で押圧
するのに比して各板のシール面を完全に密着さ
せることができるとともに、そのシール圧力も簡
単に選択できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る板の正面図、第2
図は、この考案の要部を示すもので、第1図のA
−A線に沿つての断面図、第3図は、第2図の突
条部分の拡大図、第4図は、第1図のB−B線に
沿つての断面図である。 符号説明、1……板、2……ダイヤフラム、
3……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状あるいは窓枠状の板1の両面に、ゴム等
    の可撓材よりなるダイヤフラム2を装着してなる
    フイルタプレスのダイヤフラム付板において、
    上記板1の両面の周辺部分に、それぞれ一連の
    凹状溝を設け、この凹状溝に、前記ダイヤフラム
    の裏面に形成した一連の並行した一対の突状3,
    3を嵌合させ、この突状3,3の相対する方向に
    舌片3′,3′を設けるとともに、上記嵌合した一
    対の突条間の空間に、高圧流体の供給口を開口さ
    せてなるダイヤフラムを有する板のシール装
    置。
JP1985073264U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0335364Y2 (ja)

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JP1985073264U JPH0335364Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP1985073264U JPH0335364Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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Publication Number Publication Date
JPS61191104U JPS61191104U (ja) 1986-11-28
JPH0335364Y2 true JPH0335364Y2 (ja) 1991-07-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119473A (en) * 1977-03-29 1978-10-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Filter press for flat diaphragms
JPS5841087A (ja) * 1981-08-24 1983-03-10 ヤマハ発動機株式会社 液体容器の減圧装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53119473A (en) * 1977-03-29 1978-10-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Filter press for flat diaphragms
JPS5841087A (ja) * 1981-08-24 1983-03-10 ヤマハ発動機株式会社 液体容器の減圧装置

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JPS61191104U (ja) 1986-11-28

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