JPH07300771A - 形状記憶ウール及びその製造方法 - Google Patents

形状記憶ウール及びその製造方法

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JPH07300771A
JPH07300771A JP8329794A JP8329794A JPH07300771A JP H07300771 A JPH07300771 A JP H07300771A JP 8329794 A JP8329794 A JP 8329794A JP 8329794 A JP8329794 A JP 8329794A JP H07300771 A JPH07300771 A JP H07300771A
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wool
shape memory
resin
fiber
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JP8329794A
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Toshio Mori
敏夫 森
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KIYOUJIYUU KK
MORITOSHI KEORI KK
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KIYOUJIYUU KK
MORITOSHI KEORI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウール繊維を含む梳毛糸または前記梳毛糸を
用いた布帛であって、前記ウール繊維のスケールより内
部の部分に加水分解された羊毛ケラチンを存在させると
ともに、前記ウール繊維の外側に樹脂を被覆したことに
より、防皺性と耐水性、耐ドライクリーニング性等に優
れた形状記憶ウールを実現する。 【構成】 平均分子量約8,000程度に加水分解した
羊毛ケラチンを固形分で6〜7重量%の水溶液(pH4
程度)に調製し、この中にウール先染糸を浸漬し、60
℃で30分間程度処理した後95℃で5分間の失活処理
する。次いで酸化、還元処理した後、ポリジメチルシロ
キサン系処理剤でコーティング処理する。布帛の皺回復
性は、JIS L1059B法(モンサント法)で経、
緯ともに90%以上のものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防皺性、耐水性、耐ド
ライクリーニング性等に優れた形状記憶ウール(本発明
でいう「ウール」とは、羊毛、カシミヤ等の獣毛をい
う。)及びその製造方法に関するものである。さらに詳
しくは、ウール繊維のスケールより内部の部分に特定の
羊毛ケラチンを存在させ、ウール繊維の外側に樹脂を被
覆した形状記憶ウール及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来からウール(羊毛)を用いた織物、
編み物などの布帛は、皺になりやすく、また水に弱いと
いう問題があった。このためアイロンプレス処理をたび
たび行う必要があった。また、汚れたときにはドライク
リーニングが必要で、高品質なものは水洗すると縮んだ
り型くずれしたり縮絨してしまうという問題があった。
また、近年はドライクリーニングの溶剤中に水分を含有
させることが多くなり、ドライクリーニングに出しても
ウールが傷むという問題もあった。
【0003】このため、従来からこのような問題を解決
するため、縮絨加工などの樹脂加工が数多く提案されて
きた。例えば特開平4−240264号公報には、ポリ
ウレタン系樹脂を繊維の表面にコーティングすることが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の樹脂加工は、防皺性を付与することができないとい
う問題があった。たとえば紳士服のズボン着用の場合、
畳の上に座ると膝の裏側に皺が残り易いというような問
題である。また、ドライクリーニング性や耐水性の問題
も依然として改善されていなかった。
【0005】本発明は、前記従来の技術を改良するた
め、防皺性と耐水性、耐ドライクリーニング性等に優れ
た形状記憶ウール及びその製造方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の形状記憶ウールは、ウール繊維を含む梳毛
糸または前記梳毛糸を用いた布帛であって、前記ウール
繊維のスケールより内部の部分に加水分解された羊毛ケ
ラチンを存在させるとともに、前記ウール繊維の外側に
樹脂を被覆したことを特徴とする。
【0007】また本発明の形状記憶ウールの製造方法
は、ウール繊維を含む梳毛糸を、加水分解された羊毛ケ
ラチンを含む水溶液中に浸漬処理して前記ウール繊維の
スケールより内部の部分に加水分解された羊毛ケラチン
を付着させ、その後酸化処理と還元処理を行い、しかる
後前記ウール繊維の外側に樹脂をコーティングしたこと
を特徴とする。
【0008】前記構成においては、加水分解された羊毛
ケラチンの平均分子量が1000〜10000の範囲で
あることが好ましい。また前記構成においては、加水分
解された羊毛ケラチンの存在量が、0.01〜0.1重
量%であることが好ましい。
【0009】また前記構成においては、ウール繊維の外
側の被覆樹脂が、シリコン系樹脂、スチレン系樹脂及び
弗素樹脂から選ばれる少なくとも一つの樹脂であること
が好ましい。
【0010】また前記構成においては、ウール繊維の外
側の被覆樹脂の存在量が、0.1〜5重量%であること
が好ましい。また前記構成においては、被覆樹脂とウー
ル繊維が共有結合していることが好ましい。
【0011】また前記構成においては、布帛の皺回復性
が、JIS L1059B法(モンサント法)で経、緯
ともに90%以上であることが好ましい。また前記構成
においては、ウール繊維に対する羊毛ケラチン侵入処理
を、梳毛糸のチーズ巻き状態で行うことが好ましい。
【0012】また前記構成においては、ウール繊維への
羊毛ケラチン侵入処理を、40〜100℃の加熱下で行
うことが好ましい。また前記構成においては、梳毛糸が
先染糸であることが好ましい。
【0013】また前記構成においては、ウール繊維のス
ケールが一部破壊されていることが好ましい。
【0014】
【作用】前記した本発明の構成によれば、ウール繊維を
含む梳毛糸または前記梳毛糸を用いた布帛であって、前
記ウール繊維のスケールより内部の部分に加水分解され
た羊毛ケラチンを存在させるとともに、前記ウール繊維
の外側に樹脂を被覆したことにより、防皺性と耐水性、
耐ドライクリーニング性等に優れた形状記憶ウールを実
現できる。すなわち、ウール繊維内に加水分解された羊
毛ケラチンを侵入させ外側を樹脂被覆したことにより、
皺になりにくく、かつ水分に強いウールとすることがで
きる。本発明でいうウール繊維を含む梳毛糸または前記
梳毛糸を用いた布帛とは、純毛、混紡(例えばウールと
合繊の混紡)などからなる梳毛糸または前記梳毛糸を用
いた布帛をいう。前記布帛とは、織物、編物などをい
う。
【0015】また本発明の製造方法の構成によれば、ウ
ール繊維を含む梳毛糸を、加水分解された羊毛ケラチン
を含む水溶液中に浸漬処理して前記ウール繊維のスケー
ルより内部の部分に加水分解された羊毛ケラチンを侵入
させ、その後酸化処理と還元処理を行い、しかる後前記
ウール繊維の外側に樹脂をコーティングしたことによ
り、前記本発明の形状記憶ウールを効率よく合理的に製
造できる。前記において、酸化処理はスケールの一部破
壊をするために行い、還元処理はpHを整えて樹脂をむ
らなく被覆するために行う。
【0016】前記構成において、加水分解された羊毛ケ
ラチンの平均分子量が1000〜10000の範囲であ
ると、ウールの内部に羊毛ケラチンが侵入しやすくなる
ので好ましい。
【0017】また前記構成において、加水分解された羊
毛ケラチンの存在量が、0.01〜0.1重量%である
と、防皺性と耐水性のために好ましい。また前記構成に
おいて、ウール繊維の外側の被覆樹脂がシリコン系樹
脂、スチレン系樹脂及び弗素樹脂から選ばれる少なくと
も一つの樹脂であると、撥水性付与のために好ましい。
前記シリコン系樹脂としては、例えばポリジメチルシロ
キサン系樹脂、ポリジフェニルシロキサン系樹脂及びこ
れらのポリマーに水酸基、カルボキシル基、ビニル基等
を導入して反応性を持たせたものがある。スチレン系樹
脂としては、ポリスチレン、HIポリスチレン、スチレ
ン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン
共重合体、スチレン−アクリロニトリル−ブタジエン共
重合体、及びこれらのポリマーに水酸基、カルボキシル
基、ビニル基等を導入して反応性を持たせたものがあ
る。また弗素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体、ポリビニリデンフルオライド及
びこれらのポリマーに水酸基、カルボキシル基、ビニル
基等を導入して反応性を持たせたものがある。もちろん
他の樹脂であっても使用できる。
【0018】また前記構成において、ウール繊維の外側
の被覆樹脂の存在量が、0.1〜5重量%であると、ウ
ールが持つ弾力性や暖かいなどの風合を損ねることがな
く好ましい。
【0019】また前記構成において、被覆樹脂とウール
繊維が共有結合していると、洗濯によっても脱落せず好
ましい。また前記構成において、布帛の皺回復性が、J
IS L1059B法(モンサント法)で経、緯ともに
90%以上であると、従来にはない特に優れた防皺性の
ウール布帛を実現できる。
【0020】また前記構成において、ウール繊維に対す
る羊毛ケラチン侵入処理を、梳毛糸のチーズ巻き状態で
行うと、糸の縮みや変形が起こらないので好ましい。ま
た前記構成において、ウール繊維への羊毛ケラチン侵入
処理を、40〜100℃の加熱下で行うと、効率よく羊
毛ケラチンを侵入させることができて好ましい。またこ
のときの処理溶液のpHは3〜6の範囲が好ましく、と
くにpH4程度が好ましい。
【0021】また前記構成において、梳毛糸が先染糸で
あると、最も商品的価値の高いものが得られる。もちろ
ん布帛に形成した後に染色しても良い。また前記構成に
おいて、ウール繊維のスケールが一部破壊されている
と、スケールどうしの絡み合いが少なくなり、皺がつき
にくいものとなる。
【0022】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。 (実施例1) (1)羊毛ケラチンの調製 羊毛繊維100gに対し、8M尿素1リットルと2−メ
ルカプトエタノール50ミリリットル及びKOHを加え
てpH10.5に保ち、羊毛繊維を溶解した。次いで透
析処理し、プロテアーゼN(酵素)を1重量%添加し、
振とう培養機(旋回振とう80r.p.m)により50
℃で5時間反応させた。反応後、90℃で10分間加熱
し、酵素の失活処理をした。得られた羊毛ケラチン溶液
を液体クロマトグラフを用いて分子量分布を測定したと
ころ、分子量分画は12,300〜6,500と1,4
50であり、平均分子量は約8,000であった。 (2)羊毛ケラチンの付着侵入処理 前記で得た羊毛ケラチンを固形分で6〜7重量%の水溶
液とし、60℃の温度に保った。またpHは4に保っ
た。この中にメリノ種ウール先染糸(例えば48番手/
双糸、または60番手/双糸)をチーズに巻き取ったも
の(チーズ染色後のもの)を浸漬した、浴比は1:20
とした。浸漬後、60℃の温度で30分間保持し、次に
10分で95℃まで昇温し、95℃で5分間保持し、次
にこの加熱槽に水を加えて15℃まで温度を下げた。ウ
ール繊維内の羊毛ケラチンの付着存在量は0.5〜0.
6重量%であった。 (3)酸化処理と還元処理 引き続き前記の槽に酸化剤として1%o.w.f.のソ
ーダ灰とH2 2 を加えて30分間保持し、酸化前処理
を行った。酸化前処理剤としては別にモノエタノールア
ミンサルファイト等を使用することもできる。次に5%
o.w.f.の次亜塩素酸ソーダを加えて、酸化処理
し、スケールの一部破壊を行った。これはウール単繊維
どうしが自由に動けるようにするためである。すなわ
ち、スケールがそのまま残るとスケールどうしが絡ま
り、皺になり易いのである。
【0023】次に水洗後重亜硫酸ソーダを5%o.w.
f.加えて10分間保持し、還元処理を行った。この還
元処理は、pHを整え、次の工程の樹脂コーティング工
程において、樹脂をむらなく被覆するために行った。 (4)樹脂コーティング処理 ウール繊維と化学的共有結合するポリジメチルシロキサ
ン系処理剤(ドイツバラソン社製、バラソンMW)6%
o.w.f.と酢酸2重量%加え、50℃に保持したコ
ーティング液を準備し、この中に前記の還元処理したウ
ール先染糸を浸漬し、40分間保持した。その後水洗
し、乾燥した。ポリジメチルシロキサンはウール繊維に
対して約0.03重量%付着していた。 (5)製織 前記のように処理したウール先染糸を経糸と緯糸に用い
て、常法に従い織物を製織した。目付は166g/
2 、密度は経糸59本/インチ、緯糸52本/インチ
であった。この織物を130℃でヒートセットした。 (6)皺回復試験 前記織物の皺回復試験を、JIS L1059B法(モ
ンサント法)を用いて行った。その結果、皺回復率はサ
ンプルNo.1(経93%、緯92%)、サンプルN
o.2(経91%、緯91%)、サンプルNo.3(経
90%、緯91%)、サンプルNo.4(経90%、緯
92%)、サンプルNo.5(経91%、緯90%)、
サンプルNo.5(経91%、緯93%)であった。以
上の結果から、縦(経)、横(緯)ともに皺回復率は9
0%以上であることが確認できた。
【0024】また掌で強く握って数分後に放すという皺
の官能検査を行ったところ、いずれも皺の回復性は従来
のものと比べてはるかに優れていた。もちろんウールと
しての風合も申し分の無いものであった。 (7)耐洗濯性 財団法人毛製品検査協会中部検査所に依頼してIWS試
験にしたがった水を用いた洗濯試験(3分×5回)を行
った。サンプル数2とした。その結果、緯/幅は2.0
%と1.0%、経/丈は2.5%と1.5%、エッジは
緯2.0%と1.0%、経は3.0%と2.0%であっ
た。この結果、耐洗濯性も優れていることが確認でき
た。
【0025】またドライクリーニング試験も実施したが
まったく問題なかった。
【0026】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ウ
ール繊維を含む梳毛糸または前記梳毛糸を用いた布帛で
あって、前記ウール繊維のスケールより内部の部分に加
水分解された羊毛ケラチンを存在させるとともに、前記
ウール繊維の外側に樹脂を被覆したことにより、防皺性
と耐水性、耐ドライクリーニング性等に優れた形状記憶
ウールを実現できる。すなわち、ウール繊維内に加水分
解された羊毛ケラチンを侵入させ外側を樹脂被覆したこ
とにより、皺になりにくく、かつ水分に強いウールを提
供できる。
【0027】また本発明の製造方法の構成によれば、ウ
ール繊維を含む梳毛糸を、加水分解された羊毛ケラチン
を含む水溶液中に浸漬処理して前記ウール繊維のスケー
ルより内部の部分に加水分解された羊毛ケラチンを侵入
させ、その後酸化処理と還元処理を行い、しかる後前記
ウール繊維の外側に樹脂をコーティングしたことによ
り、前記本発明の形状記憶ウールを効率よく合理的に製
造できる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウール繊維を含む梳毛糸または前記梳毛
    糸を用いた布帛であって、前記ウール繊維のスケールよ
    り内部の部分に加水分解された羊毛ケラチンを存在させ
    るとともに、前記ウール繊維の外側に樹脂を被覆したこ
    とを特徴とする形状記憶ウール。
  2. 【請求項2】 ウール繊維を含む梳毛糸を、加水分解さ
    れた羊毛ケラチンを含む水溶液中に浸漬処理して前記ウ
    ール繊維のスケールより内部の部分に加水分解された羊
    毛ケラチンを付着させ、その後酸化処理と還元処理を行
    い、しかる後前記ウール繊維の外側に樹脂をコーティン
    グしたことを特徴とする形状記憶ウールの製造方法。
  3. 【請求項3】 加水分解された羊毛ケラチンの平均分子
    量が1000〜10000の範囲である請求項1に記載
    の形状記憶ウールまたは請求項2に記載の形状記憶ウー
    ルの製造方法。
  4. 【請求項4】 加水分解された羊毛ケラチンの存在量
    が、0.01〜0.1重量%である請求項1に記載の形
    状記憶ウールまたは請求項2に記載の形状記憶ウールの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 ウール繊維の外側の被覆樹脂が、シリコ
    ン系樹脂、スチレン系樹脂及び弗素樹脂から選ばれる少
    なくとも一つの樹脂である請求項1に記載の形状記憶ウ
    ールまたは請求項2に記載の形状記憶ウールの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 ウール繊維の外側の被覆樹脂の存在量
    が、0.1〜5重量%である請求項1に記載の形状記憶
    ウールまたは請求項2に記載の形状記憶ウールの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 被覆樹脂とウール繊維が共有結合してい
    る請求項1に記載の形状記憶ウールまたは請求項2に記
    載の形状記憶ウールの製造方法。
  8. 【請求項8】 布帛の皺回復性が、JIS L1059
    B法(モンサント法)で経、緯ともに90%以上である
    請求項1に記載の形状記憶ウール。
  9. 【請求項9】 ウール繊維への羊毛ケラチン侵入処理
    を、梳毛糸のチーズ巻き状態で行う請求項2に記載の形
    状記憶ウールの製造方法。
  10. 【請求項10】 ウール繊維への羊毛ケラチン侵入処理
    を、40〜100℃の加熱下で行う請求項2に記載の形
    状記憶ウールの製造方法。
  11. 【請求項11】 梳毛糸が先染糸である請求項1に記載
    の形状記憶ウールまたは請求項2に記載の形状記憶ウー
    ルの製造方法。
  12. 【請求項12】 ウール繊維のスケールが一部破壊され
    ている請求項1に記載の形状記憶ウールまたは請求項2
    に記載の形状記憶ウールの製造方法。
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