JPH07299803A - 木造建築材の穴あけ加工装置 - Google Patents

木造建築材の穴あけ加工装置

Info

Publication number
JPH07299803A
JPH07299803A JP11390894A JP11390894A JPH07299803A JP H07299803 A JPH07299803 A JP H07299803A JP 11390894 A JP11390894 A JP 11390894A JP 11390894 A JP11390894 A JP 11390894A JP H07299803 A JPH07299803 A JP H07299803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
drill
elevating base
drill head
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11390894A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Hiroyuki Suzuki
寛之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinx Ltd filed Critical Shinx Ltd
Priority to JP11390894A priority Critical patent/JPH07299803A/ja
Publication of JPH07299803A publication Critical patent/JPH07299803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工材の上面を基準として、迅速かつ正確に
羽子板ボルトなどの装入穴を穴あけすること。 【構成】 加工材Wを載置するテーブル3の後側に、昇
降手段10によって上下移動する昇降ベース9を設け
る。昇降ベース9には、長尺のドリルTを備えたドリル
ヘッド12を設け、このドリルヘッド12を突出手段1
3によって前後作動する。また、昇降ベース9に上下ガ
イド14を取りつけ、この上下ガイド14に当接片18
を高さ調整自在に備える。上記の当接片18は、加工材
Wの上面に対応して上側に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築材の適所に羽子
板ボルトなどの装入穴をあける穴あけ加工装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】在来の軸組建築工法において、例えば図
3のように桁Aと二階ばりBとをT字状に継ぐ場合は、
桁Aに雌ほぞaを二階ばりBに雄ほぞbを形成して、両
者を嵌合するのが一般的である。また両部材A、Bの結
合強度をさらに増大するためには、金具(羽子板ボル
ト)Cによって連結することが行われている。この羽子
板ボルトCを用いる場合は、両部材A、Bにそれぞれ貫
通状の穴Da、Dbをあける必要がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記の桁Aと二階ばりB
とは、その上面高さを一致して結合するものであるが、
従来においては穴Da、Dbを下面基準であけていた。
したがって図3のように高さ寸法(Ha、Hb)が違う
ものでは、穴の高さを一々算出して設定しなければなら
ず、作業に手間が掛かるという問題があった。また設定
ミスにより加工不良を生ずるという問題点もあった。
【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、作業を迅速かつ容易に行う
ことができ、またミスがなく正確な加工を行うことがで
きる穴あけ加工装置を提供しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の目的を達成する
ために、この発明に係る穴あけ加工装置は次のように構
成したものである。すなわち、その要旨とするところ
は、加工材を載置したテーブルの後側に昇降ベースを設
けて、この昇降ベースに前後方向に移動するドリルヘッ
ドを備えるようにし、さらに上記昇降ベースに対し上下
方向の位置を調整できるように当接片を設け、この当接
片を加工材の上面に対応して上側に設けたことことにあ
る。
【0006】また本発明に係る穴あけ加工装置の第2の
発明は、前記の要件に加えて当接片に検出スイッチを備
え、この検出スイッチの検出信号によりドリルヘッドの
前後移動を操作するようにしたことを要旨とする。
【0007】
【作用】ドリルヘッドと当接片は昇降ベースに備えら
れ、一緒に昇降移動する。昇降ベースの下降動作によっ
て当接片が加工材の上面に当接するとき、この当接片と
共に昇降ベースが停止する。昇降ベースに対する当接片
の取りつけ位置を調整することにより、上記停止位置す
なわち、加工材の上面に対するドリルヘッドの高さを任
意に設定することができる。
【0008】請求項2の構成においては、ドリルヘッド
の高さが決定した後に自動的にドリルヘッドを加工方向
に動作することができる。このため、穴あけ作業を迅速
かつ容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】本発明に係る穴あけ加工装置を一実施例につ
いて具体的に説明する。図1はこの装置の全体構成を示
す正面図、図2は同じく側面図を示し、1はベースフレ
ーム 2はベースフレーム1の前側(図2の左側)に配
設したベッド 3はベッド2の上側に配設したローラか
らなるテーブル このテーブル3には、左右方向に供給
した加工材Wを載置する。
【0010】4はテーブル3の奥部一側に設けた固定バ
イス片 5は前部一側に設けた可動バイス片 6は可動
バイス片5を前後方向に作動する前向きの空圧シリンダ
この空圧シリンダ6は、ピストンロッドを収縮作動す
るとき、加工材Wをクランプ固定する。なお、上記の固
定バイス片4及び可動バイス片5は、それぞれ中間部を
隔てて左右に一対を配設する。
【0011】7はベースフレーム1の後側に樹立して設
けたコラム 8はコラム7の側面部に配設した上下方向
のガイドレール 9はガイドレール8に配設した昇降ベ
ース10はコラム7の上端に取りつけた空圧シリンダ式
の昇降手段である。この昇降手段10は、下向きのピス
トンロッドを昇降ベース9に連結し、その収縮および伸
長動作により昇降ベース9を昇降作動する。
【0012】11は昇降ベース9の側面部に配設した前
後方向のスライドガイド 12はスライドガイド11に
配設したドリルヘッド このドリルヘッド12は、駆動
モータMとその回転軸に取りつけた長尺のドリルTによ
って構成する。ドリルTは、前向きに突出して備えるも
ので、加工材Wの側面に対応する。このドリルTの根部
には、座掘りカッターを備える。
【0013】13は昇降ベース9に取りつけた空圧シリ
ンダからなる突出手段 この突出手段13は、前向きの
ピストンロッドをドリルヘッド12に連結してあり、そ
の収縮および伸長動作によりドリルTを前後作動する。
この突出手段13には、図示省略のストローク設定手段
が関連しており、ドリルTの突出量を大小二通りに切り
換えることができる。
【0014】14は昇降ベース9に樹立して設けた円筒
状の上下ガイド 15はスライド筒16を上下ガイド1
4に緩く嵌合して昇降移動できるように設けたアーム状
の保持体 17は上下ガイド14に対してスライド筒1
6を締付け固定するロックハンドル 18は保持体15
の前端部に下向きに設けた当接片である。この当接片1
8は、加工材Wの上面に対応して上側に配設する。
【0015】Sは当接片18の内部に設けた検出スイッ
チ この検出スイッチSは、当接片18が加工材Wの上
面に当接したとき検出信号を出力する。19は上下ガイ
ド14の前面部に配設した上下方向の寸法目盛 20は
寸法目盛19に対応して保持体15側に取りつけた指標
21は上下ガイド14の上端に取りつけたスプロケッ
ト 22は上下ガイド14内に設けたバランスウェイト
で、スプロケット21を介して掛け渡したチェン23に
よって保持体15に連係する。
【0016】24は上下ガイド14の上端部に前向きに
設けた取付ステイ 25は取付ステイ24の端部に下向
きに取りつけた光線表示器 この光線表示器25は、ド
リルTの穴あけ位置と一致する光線を加工材Wの上面に
照射する。
【0017】一実施例に係る穴あけ加工装置の構成は上
記の通りであり、次のようにして羽子板ボルトの装入穴
をあけるものである。それには、まずテーブル3上に加
工材Wを供給し、これを可動バイス片5によりクランプ
固定する。なお、位置決めに当たっては加工材Wの上面
に付した墨付線(図示省略)と光線表示器25の照射光
線とを目視により一致する。
【0018】他方においては、当接片18を高さ方向で
調整し、加工材Wの上面位置からの穴あけ深さを設定す
る。これには、ロックハンドル17を緩めて上下ガイド
14に対するスライド筒16の取付位置を調整する。こ
の操作は、寸法目盛19と指標20を目視して行う。当
接片18の下端位置とドリルTの高さ位置の差が、例え
ば30mmの場合は、寸法目盛19にその数値が指示さ
れる。
【0019】このようにして高さ設定が終了したなら
ば、ロックハンドル17を締め付けてスライド筒16の
動きを固定する。以上のセッティングの後は、図におい
て特定しない操作スイッチにより昇降手段10を操作
し、昇降ベース9を下降動作する。この動作は、当接片
18が加工材Wの上面に当接するとき停止する。この停
止動作に伴ってドリルTの高さ位置が特定される。
【0020】また、上記の当接片18が加工材Wに当接
するとき、検出スイッチSが検出信号を出力する。この
信号により突出手段13がドリルヘッド12を前向きに
移動する。これによって加工材Wの側面部に穴あけ加工
が行われる。突出手段13がストローク端まで作動する
ときは、貫通穴に加えて座掘り加工を、またストローク
途中まで作動するときは、貫通穴のみの加工を行うこと
ができる。
【0021】上記の突出手段13のストロークは、切換
スイッチにより事前に設定しておくようにする。以上の
穴あけ加工が終了したならば、ドリルTを抜去すると共
に昇降手段10によって上昇位置に戻し、またバイス片
5によるクランプ動作を開放して加工材Wを別の加工位
置へ移すようにする。
【0022】なお上記の一実施例では、上下ガイド14
に対するスライド筒16の調整を手動操作で行い、寸法
目盛19を目視して位置決めを行ったものである。しか
し、電動モータと送りねじ式の昇降駆動手段を用いて自
動位置決めすることは、設計上容易である。また、昇降
手段10および突出手段13は、空圧シリンダ方式に限
らず他の駆動機器を用いることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係る穴あけ加工装
置は、加工材の上面を基準としてドリルの加工位置を設
定するものである。このため、下面基準のように加工材
の高さが変わるごとに寸法を一々算出して設定する必要
がなく、作業を迅速かつ容易に行うことができる。また
設定ミスによる加工不良を招くこともない。
【0024】また、当接片に検出スイッチを備えた場合
は、ドリル高さ設定と同時に突出作動して穴あけ加工を
行うことができるもので、作業の効率化に大きく寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る穴あけ加工装置の全体構成を示
す正面図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】桁と二階ばりの結合状態を示す説明図である。
【符号の説明】
3 テーブル 4 固定バイス片 5 可動バイス片 9 昇降ベース 10 昇降手段 12 ドリルヘッド T ドリル 13 突出手段 14 上下ガイド 16 スライド筒 17 ロックハンドル 18 当接片 S 検出スイッチ 19 寸法目盛 20 指標

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工材を載置したテーブルの後側に昇降
    ベースを設けて、この昇降ベースに前後方向に移動する
    ドリルヘッドを備えるようにし、さらに上記昇降ベース
    に対し上下方向の位置を調整できるように当接片を設
    け、この当接片を加工材の上面に対応して上側に設けた
    ことを特徴とする木造建築材の穴あけ加工装置。
  2. 【請求項2】 当接片に検出スイッチを備え、この検出
    スイッチの検出信号によりドリルヘッドの前後移動を操
    作するようにした請求項1の木造建築材の穴あけ加工装
    置。
JP11390894A 1994-04-28 1994-04-28 木造建築材の穴あけ加工装置 Pending JPH07299803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11390894A JPH07299803A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 木造建築材の穴あけ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11390894A JPH07299803A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 木造建築材の穴あけ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07299803A true JPH07299803A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14624200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11390894A Pending JPH07299803A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 木造建築材の穴あけ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07299803A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103659938A (zh) * 2013-04-18 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 专用于对木材料固定的钻孔设备
CN111203943A (zh) * 2020-03-18 2020-05-29 南京林业大学 一种家具板材多孔打孔装置
CN112571530A (zh) * 2020-12-14 2021-03-30 刘首娟 一种工业用圆形物料开孔设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103659938A (zh) * 2013-04-18 2014-03-26 成都天磐科技有限责任公司 专用于对木材料固定的钻孔设备
CN111203943A (zh) * 2020-03-18 2020-05-29 南京林业大学 一种家具板材多孔打孔装置
CN111203943B (zh) * 2020-03-18 2021-11-12 南京林业大学 一种家具板材多孔打孔装置
CN112571530A (zh) * 2020-12-14 2021-03-30 刘首娟 一种工业用圆形物料开孔设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN210475967U (zh) 改进型焊接工装夹具
JPH07299803A (ja) 木造建築材の穴あけ加工装置
JPH0711848Y2 (ja) V字形状溝加工機
CN216939105U (zh) 一种居中定位快速装夹装置
CN214816395U (zh) 一种用于汽车零件生产的组装检测一体机
CN111055223A (zh) 一种机加工零件光学检验用辅助定位工装
CN212885604U (zh) 一种自动焊接机构
CN212705625U (zh) 安全仿形机用气压式定位夹具
CN214771641U (zh) 一种用于精密汽车零件装配工序的可换式夹具
CN212705569U (zh) 安全仿形机用定位夹具
CN214956387U (zh) 一种变压器摆盘装置
CN217667486U (zh) 一种用于叉车侧移器焊接的装夹设备
JP2003117749A (ja) 工作機械のワーク位置決め装置
CN213915594U (zh) 一种自动折弯设备
CN220972047U (zh) 一种水切割设备的工件定位工装
CN214162050U (zh) 适用于汽车保险杠加工的冲孔焊接装置
CN219617064U (zh) 一种焊接设备用升降式夹持固定工装
CN217483465U (zh) 一种新型激光防错工装
CN215846553U (zh) 一种焊接设备
CN211614765U (zh) 一种焊接工装的焊接夹固机构
CN213104730U (zh) 内孔刨槽装置
JP3005915U (ja) パンチプレス機
JPH0623709A (ja) 木工機械におけるワーク押え装置
KR200170594Y1 (ko) 차체 프레임의 홀 가공용 치구
JPS6137468Y2 (ja)