JPH07299000A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH07299000A
JPH07299000A JP6094150A JP9415094A JPH07299000A JP H07299000 A JPH07299000 A JP H07299000A JP 6094150 A JP6094150 A JP 6094150A JP 9415094 A JP9415094 A JP 9415094A JP H07299000 A JPH07299000 A JP H07299000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bathtub
grating
skimmer
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6094150A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Iwakawa
幸生 岩川
Toshiyuki Nakagawa
俊幸 中川
Shigeru Iida
茂 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP6094150A priority Critical patent/JPH07299000A/ja
Publication of JPH07299000A publication Critical patent/JPH07299000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グレーチング付きの大型浴槽の水使用量の低
減を図る。 【構成】 浴槽本体1の上縁部の外側にグレーチング2
が周設されている。浴槽本体1の上部側壁面にスキマー
31が設けられ、蓋32が着脱可能に装着されている。
グレーチング2及びスキマー31からのオーバーフロー
水は、濾過ユニット19で濾過された後、戻口7から浴
槽本体1に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽に係り、特にグレー
チングを備えた浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】浴槽本体の上縁部の外側にグレーチング
を設けることがある。このグレーチングは、該上縁部か
らオーバーフローする水を受け入れる受水枡であり、通
常は、該上縁部に沿って長凾状に設けられる。このグレ
ーチングを設けることにより、浴槽が大きく立派に見え
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大型の浴槽にグレーチ
ングを設けた場合、浴槽に水を張ったときの水深はこの
浴槽の底面から上縁部までとなり、相当に深いものとな
り、水の使用量も多くなる。浴槽を多人数で使用する場
合には、浴槽水の総使用量が多くても入浴者1人当りの
使用量はさほどではない。
【0004】しかしながら、大型の浴槽であっても常に
多人数で使用する訳ではなく、少人数で使用する場合も
あり、このような場合には、入浴者1人当りの水の使用
量がかなり多くなり、経済的ではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の浴槽は、浴槽
本体の上縁部の外側にグレーチングを設けた浴槽におい
て、該浴槽本体の側壁面に開閉可能なスキマーを設けた
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の浴槽は、請求項1において、前
記グレーチング及びスキマーからの水を濾過処理した
後、浴槽本体に戻す濾過装置を設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】請求項1,2の浴槽においては、スキマーを設
けたことにより、浴槽本体のスキマーの高さまで水
(湯)を張ることができる。
【0008】請求項2の浴槽においては、グレーチング
やスキマー内へのオーバーフロー水を濾過して浴槽本体
に戻すため、浴槽本体からのオーバーフロー水の再利用
が可能である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は実施例に係る浴槽の平面図、第2図は同縦
断面図、第3図は同斜視図、第4図は水の循環を示す系
統図、第5図は第2図のV−V線に沿う断面図である。
【0010】浴槽本体1は平面視が方形状のものであ
り、上部外周縁にはグレーチング(オーバーフロー水の
受水枡)2が周回されている。
【0011】浴槽本体1内には上縁から約50〜60c
m程度の深さのレベルに腰掛部3が周回して設けられて
いる。浴槽本体1の中央部が方形の最深部4となってい
る。この最深部4は浴槽本体1の上縁から85〜95c
mの深さとするのが好適である。
【0012】上縁部から腰掛部3まで立ち下がる上部側
壁面5に合計8個の気泡含有水噴出用のノズル6が設け
られている。また、この上部側壁面5には、濾過水の戻
口7が2個設けられている。
【0013】最深部4の底面には2個のジェット用取水
口8と2個の濾過用取水口9とが設けられている。さら
に、この底面には、排水口10と、空気のみを吹き出す
ための噴気口11とが設けられている。腰掛部3の座面
(水平面)にも噴気口12が設けられている。この噴気
口11,12は、多数個が列をなすように配設されてい
る。
【0014】腰掛部3から最深部4に立ち下がる側壁面
13には水中ライト14が設けられている。
【0015】グレーチング2には出水口2aが設けられ
ている。
【0016】第4図に示す通り、ジェット用取水口8は
配管15、ポンプ16及び配管17を介してノズル6に
接続されている。このノズル6から延出されたエアー配
管6aは、浴槽上縁部の空気取入部20に接続されてい
る。この空気取入部20には、気泡噴出量を調節するた
めの摘みが設けられている。
【0017】濾過用取水口9は、配管18を介して濾過
ユニット19に接続されている。この濾過ユニット19
は、濾過エレメントとポンプとを備えている。濾過ユニ
ット19の濾過水は、配管21を介して戻口7に送られ
る。
【0018】グレーチング2の出水口2aは配管22を
介してタンク23に接続されている。タンク23にはボ
ールタップ24が設けられ、上水配管25から常に所定
水位以上となるように上水が供給可能とされている。タ
ンク23は配管26を介して前記配管18の途中に接続
されている。
【0019】27はグレーチング2に被装された目皿を
示す。図示はしないが、前記取水口8,9には、メッシ
ュや格子などからなるキャップが装着されている。排水
口10には栓が装着されている。
【0020】前記噴気口11,12は、エアー配管27
を介してエアーポンプ28に接続されている。
【0021】浴槽本体1の上縁部のうち、グレーチング
2の外側の上面にはジェット用ポンプ、濾過ユニット1
9のポンプ、エアーポンプ28及び水中ライト14の制
御用のスイッチ30が設けられている。
【0022】上部側壁面5にはスキマー31が設けられ
ている。本実施例では、このスキマー31は、その下縁
部が浴槽本体1の底面から65〜70cmの高さとなる
ように設けられている。このスキマー31に蓋32が装
着されている。本実施例では、この蓋32はボルト33
により浴槽本体1に着脱可能に取り付けられている。こ
のスキマー31にはメッシュ34が取り付けられてい
る。
【0023】スキマー31の後部側には導水部35が浴
槽本体1と一体に設けられており、この導水部35に配
管36が連結されている。この配管36は、第3図の如
く、タンク23に接続されている。
【0024】このように構成された浴槽においては、こ
の蓋32をスキマー31に装着した場合には、浴槽本体
1内の水は浴槽本体1の上縁部をオーバーフローしてグ
レーチング2内に流れ込む。
【0025】蓋32をスキマー31から外した場合に
は、浴槽本体1内の水はスキマー31からオーバーフロ
ーするようになり、浴槽本体1内に水をスキマー31の
高さまで張って使用することができる。従って、この大
型の浴槽を少人数で使用する場合、節水を図ることがで
きる。
【0026】グレーチング2又はスキマー31からのオ
ーバーフロー水は、タンク23内に流れ込む。
【0027】ジェット用ポンプが作動されると、取水口
8から浴槽内の水が取り込まれ、ノズル6から気泡と共
に噴出される。空気取入部20の摘みを回すことによ
り、この気泡の噴出量を調節できる。
【0028】濾過ユニット19のポンプが作動されるこ
とにより、取水口9から取り込まれた浴槽本体1内の水
及びタンク23内の水が濾過ユニット19にて濾過され
た後、戻口7から浴槽1内に戻される。
【0029】エアーポンプ28が作動されることによ
り、噴気口11,12から空気のみが噴出される。
【0030】なお、本実施例においては、この浴槽本体
1にジェット用取水口8及び濾過用取水口9が複数個設
けられているため、取水口8,9に吸い込まれる流速が
小さい。さらに、この取水口8,9は最深部4の底面に
設けられており、しかもこの最深部は十分に深いため、
取水口8,9への吸い込み流は、主として、比較的感覚
の鈍い足裏に感じ取られる。従って、この浴槽本体1の
入浴者は、取水口8,9へ吸い込まれる感覚を殆ど感取
することなく、快適に入浴することができる。
【0031】本発明を、深さが60cm以上、床面積が
約1.2m2 以上の大型浴槽に適用した場合には、スキ
マーの下縁が浴槽底面から30〜40cmの範囲に設け
るのが好適である。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、請求項1,2の浴槽による
と、浴槽本体内の途中高さまで水(湯)を張って浴槽を
使用することができるため、大型浴槽において顕著な節
水効果を得ることができる。
【0033】なお、請求項2の浴槽は浴槽からのオーバ
ーフロー水の再利用が可能であり、節水効果がきわめて
高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る浴槽の平面図である。
【図2】実施例に係る浴槽の縦断面図(図1のII−II線
に沿う縦断面図)である。
【図3】実施例に係る浴槽の斜視図である。
【図4】実施例に係る浴槽の通水系統図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 浴槽本体 2 グレーチング 6 ジェット用ノズル 7 濾過水戻口 8 ジェット用取水口 9 濾過用取水口 11,12 噴気口 19 濾過ユニット 31 スキマー 32 蓋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】本発明を、深さが60cm以上、床面積が
約1.2m2 以上の大型浴槽に適用した場合には、スキ
マーの下縁が浴槽上縁から30〜40cmの範囲に設け
るのが好適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体の上縁部の外側にグレーチング
    を設けた浴槽において、該浴槽本体の側壁面に開閉可能
    なスキマーを設けたことを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記グレーチング及
    びスキマーからの水を濾過処理した後、浴槽本体に戻す
    濾過装置を設けたことを特徴とする浴槽。
JP6094150A 1994-05-06 1994-05-06 浴 槽 Pending JPH07299000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6094150A JPH07299000A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6094150A JPH07299000A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 浴 槽

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Publication Number Publication Date
JPH07299000A true JPH07299000A (ja) 1995-11-14

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ID=14102362

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JP6094150A Pending JPH07299000A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 浴 槽

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