JPH07298769A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH07298769A
JPH07298769A JP6092798A JP9279894A JPH07298769A JP H07298769 A JPH07298769 A JP H07298769A JP 6092798 A JP6092798 A JP 6092798A JP 9279894 A JP9279894 A JP 9279894A JP H07298769 A JPH07298769 A JP H07298769A
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JP
Japan
Prior art keywords
sorting
handling
reprocessing
handling cylinder
end side
Prior art date
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Pending
Application number
JP6092798A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Okuda
史郎 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6092798A priority Critical patent/JPH07298769A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】扱胴における刈取穀稈の移送方向下手側での選
別性能の低下を防止して、選別性能を向上させることが
できるコンバインを提供する。 【構成】刈取穀稈を刈取穀稈搬送装置22を介して受け
入れて脱穀処理する軸流型の扱胴9を設け、扱胴9を左
右横向きに配置し、扱胴9における刈取穀稈の移送方向
上手側にあたる左右一端側に刈取穀稈搬送装置22の終
端を臨ませ、扱胴9の左右一端側の受網から漏下した処
理物を、機体後方に揺動移送しながら選別処理する第1
選別部23を、扱胴9の左右一端側の下方からその後方
にわたって配設し、扱胴9の左右他端側に送られて処理
された処理物を受け入れて再処理する再処理部24,2
5を、扱胴9の左右他端側の後方に配設し、再処理部2
4,25の下方に設けた受網から漏下した再処理物を、
機体後方に揺動移送しながら選別処理するための第2選
別部26を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取前処理部で刈取っ
た刈取穀稈を刈取穀稈搬送装置を介して受け入れて脱穀
処理する軸流型の扱胴を設けてあるコンバインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のコンバインにおいて扱胴
は、軸芯が前後方向に向かうように配置し、この扱胴の
下方の受網から漏下した処理物全体をまとめて選別処理
する選別部を一つだけ設けてあった〔例えば特開平6‐
46661号公報〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、扱胴を軸芯が前後方向に向かうように配置してあっ
たために、刈取穀稈の移送方向上手側にあたる扱胴の前
端部側の受網から漏下する処理物は穀粒が多くを占め、
他方、移送方向下手側にあたる扱胴の後端部側の受網か
ら漏下する処理物は夾雑物が多くを占めるようになって
いた。そして、前者の穀粒が多くを占める処理物と、後
者の夾雑物が多くを占める処理物とを一つの選別部でま
とめて選別処理していたために、夾雑物が多い前記後端
部側で選別性能が低下していた。
【0004】本発明の目的は、扱胴における刈取穀稈の
移送方向下手側での選別性能の低下を防止して、選別性
能を向上させることができるコンバインを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、扱
胴を左右横向きに配置し、前記扱胴における刈取穀稈の
移送方向上手側にあたる左右一端側に前記刈取穀稈搬送
装置の終端を臨ませ、前記扱胴の左右一端側の受網から
漏下した処理物を、機体後方に揺動移送しながら選別処
理する第1選別部を、前記扱胴の左右一端側の下方から
その後方にわたって配設し、前記扱胴の左右他端側に送
られて処理された処理物を受け入れて再処理する再処理
部を、前記扱胴の左右他端側の後方に配設し、前記再処
理部の下方に設けた受網から漏下した前記再処理部から
の再処理物を、機体後方に揺動移送しながら選別処理す
るための第2選別部を設けてあることにある。なお、前
記再処理部を、横向き軸芯で回転する処理胴を配備して
構成してもよい。
【0006】
【作用】上記の構成により、刈取穀稈は扱胴の左右一端
部側から他端部側に移送されながら脱穀処理される。そ
のために、前記左右一端部側の受網から漏下する処理物
は穀粒が多くを占め、左右他端部側の受網から漏下する
処理物は夾雑物が多くを占めるようになる。前記扱胴の
左右一端側の受網から漏下した穀粒が多くを占める処理
物は、第1選別部で機体後方に揺動移送しながら選別処
理される。また、前記扱胴の左右他端側の受網から漏下
した夾雑物が多くを占める処理物は、再処理部によって
再処理され、再処理部の下方に設けた受網から漏下し
て、第2選別部で機体後方に揺動移送しながら選別処理
される。
【0007】このように、扱胴における刈取穀稈の移送
方向上手側の受網から漏下する処理物と、下手側の受網
から漏下する処理物とを別個に処理し、夾雑物が多くを
占める処理物を再処理した後に選別処理するから、扱胴
における刈取穀稈の移送方向下手側での選別性能の低下
を防止できる。
【0008】なお、前記再処理部を、横向き軸芯で回転
する処理胴を配備して構成した場合には、第2選別部に
おける左右横幅方向での処理物の偏在を防止できる。
【0009】
【発明の効果】従って、扱胴における刈取穀稈の移送方
向下手側での選別性能の低下を防止できるから、選別性
能を向上させることができるコンバインを提供すること
ができた。
【0010】
【実施例】図1,図4に示すように、機体幅と略同幅の
刈り幅を有する刈取前処理部1を機体の前部に昇降可能
に配備するとともに、機体の左側に片寄せて脱穀装置2
を搭載し、また、機体の右側に片寄せて運転部3、エン
ジン4、及び、穀粒回収部としてのグレンタンク5を搭
載して全稈投入式の軸流型コンバインを構成してあり、
基本的には機体左側、つまり脱穀装置2側を未刈り側に
した回り刈り形態で収穫作業を行うようになっている。
【0011】図1に示すように、脱穀装置2において扱
室6内に扱胴9を、その扱胴9の右端部側が刈取穀稈の
移送方向上手側になるようにして左右横方向に駆動回転
自在に軸支し、扱胴9の外周面に螺旋状扱歯10aを全
長にわたって取付けるとともに、螺旋状扱歯10aにそ
の周方向所定ピッチで独立状扱歯10bを取付け、扱胴
9の回転に伴って扱胴周方向に流動する処理物を機体の
右端部側から左端部側に案内するために、扱室天板に送
塵弁11(図2参照)を左右に並設し、扱胴9の駆動回
転に伴って穀稈を脱穀処理するとともに送塵弁11との
協働で左端部側に移送するように構成してある。前記扱
胴9の右端部には、刈取前処理部1で刈取った刈取穀稈
を搬送する刈取穀稈搬送装置としてのフィードコンベヤ
22の終端を臨ませてある。
【0012】前記扱胴9よりも後方の脱穀装置2内の空
間は、図1、図3に示すように、脱穀装置2の底部の左
右ほぼ中央部に前後方向に沿って立設した中仕切り壁2
7で、右側の空間と左側の空間とに仕切ってある。そし
て、前記扱胴9の右端部側の受網8aから漏下した処理
物を、機体後方に揺動移送しながら選別処理する第1選
別部23を扱胴9の右端部側の下方からその後方の前記
右側の空間にわたって配設し、扱胴9の左端部側に送ら
れて処理された処理物を受け入れて再処理する左右横向
き姿勢の第1、第2処理胴24,25(再処理部の一
例)を、前後にこの順で扱胴9の左端部側の後方の前記
左側空間内に配設し、前記第1、第2処理胴24,25
の下方に設けた受網8bから漏下した第1、第2処理胴
24,25からの再処理物を、機体後方に揺動移送しな
がら選別処理するための第2選別部26を、前記左側の
空間内で、第1、第2処理胴24,25の下方からその
後方にわたって配設してある。
【0013】前記第1、第2処理胴24、25は脱穀装
置2の左側板30と前記中仕切り壁27とで軸支してあ
り、この第1、第2処理胴24、25には、その外周部
に線材からなる山型の独立状扱歯31を周方向及び軸芯
方向に所定ピッチで取り付けてある。
【0014】前記第1選別部23と第2選別部26との
それぞれには、中抜き枠形の揺動選別ケース12a,1
2bと、処理物をチャフシーブ19a,19bで受け止
めて揺動移送しながら粗選別を行う粗選別部20a,2
0bと、この粗選別部20a,20bから漏下した選別
処理物を揺動移送しながら穀粒と二番物とに選別する精
選別部21a,21bとを設けてある。そして、両粗選
別部20a,20bの前下方に唐箕13を配設し、両精
選別部21a,21bの下方に、1番物回収用スクリュ
ーコンベア14と2番物回収用スクリューコンベア15
とを配設してある。両揺動選別ケース12a,12b
は、スライド案内機構32とクランク揺動機構33とに
よって一体的に揺動駆動されるように構成してある。脱
穀装置2の左横一側には、2番物回収用スクリューコン
ベア15内の処理物を扱胴9の右端部側に還元する還元
装置34を設けてある。
【0015】上記の構成により、刈取穀稈は扱胴9の右
端部側から左端部側に移送されながら脱穀処理される。
そのために、前記右端部側の受網8aから漏下する処理
物は穀粒が多くを占め、左端部側の受網8aから漏下す
る処理物は夾雑物が多くを占める。処理物は仕切り壁2
7によって左右に区分けされて、前記扱胴9の右端部側
の受網8aから漏下した穀粒が多く含まれる処理物は、
第1選別部23で機体後方に揺動移送しながら選別処理
され、他方、前記扱胴9の左端部側の受網8aから漏下
した夾雑物が多く含まれる処理物は、第1、第2処理胴
24,25によって再処理されて受網8bから漏下し、
第2選別部26で機体後方に揺動移送しながら選別処理
される。
【0016】このように、扱胴9における刈取穀稈の移
送方向上手側の受網8aから漏下する処理物と、下手側
の受網から漏下する処理物とを別個に処理し、夾雑物が
多い処理物を再処理した後に選別処理するから、扱胴9
における刈取穀稈の移送方向下手側での選別性能の低下
を防止できる。
【0017】〔別実施例〕前記再処理部を、扱胴9の後
方で前後軸芯周りに回転自在に軸支した処理胴に、螺旋
状扱歯を全長にわたって取付けて構成してもよい。
【0018】図5に示すように、前記中仕切り板27の
上端部を扱室天板に固着するとともに、下端部を脱穀装
置2の底部から切り離して、第1、第2選別部23,2
6よりも上方に位置させ、これら第1、第2選別部2
3,26を一体に形成してもよい。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の横断平面図
【図2】脱穀装置の縦断側面図
【図3】脱穀装置の縦断後面図
【図4】コンバインの全体側面図
【図5】別実施例の縦断後面図
【符号の説明】
1 刈取前処理部 8a 受網 8b 受網 9 扱胴 22 刈取穀稈搬送装置 23 第1選別部 24 再処理部 25 再処理部 26 第2選別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取前処理部(1)で刈取った刈取穀稈
    を刈取穀稈搬送装置(22)を介して受け入れて脱穀処
    理する軸流型の扱胴(9)を設けてあるコンバインであ
    って、 前記扱胴(9)を左右横向きに配置し、前記扱胴(9)
    における刈取穀稈の移送方向上手側にあたる左右一端側
    に前記刈取穀稈搬送装置(22)の終端を臨ませ、前記
    扱胴(9)の左右一端側の受網(8a)から漏下した処
    理物を、機体後方に揺動移送しながら選別処理する第1
    選別部(23)を、前記扱胴(9)の左右一端側の下方
    からその後方にわたって配設し、前記扱胴(9)の左右
    他端側に送られて処理された処理物を受け入れて再処理
    する再処理部(24),(25)を、前記扱胴(9)の
    左右他端側の後方に配設し、前記再処理部(24),
    (25)の下方に設けた受網(8b)から漏下した前記
    再処理部(24),(25)からの再処理物を、機体後
    方に揺動移送しながら選別処理するための第2選別部
    (26)を設けてあるコンバイン。
  2. 【請求項2】 前記再処理部(24),(25)を、横
    向き軸芯で回転する処理胴を配備して構成してある請求
    項1記載のコンバイン。
JP6092798A 1994-05-02 1994-05-02 コンバイン Pending JPH07298769A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999009807A1 (fr) * 1997-08-26 1999-03-04 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. Moissonneuse-batteuse polyvalente
US6361435B1 (en) 1997-08-26 2002-03-26 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. General purpose combined harvester and thresher

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US6361435B1 (en) 1997-08-26 2002-03-26 Yanmar Agricultural Equipment Co., Ltd. General purpose combined harvester and thresher
EP1033071A4 (en) * 1997-08-26 2002-07-03 Yanmar Agricult Equip MULTIFUNCTIONAL Combine

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