JPH0729866U - 印刷配線基板 - Google Patents

印刷配線基板

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JPH0729866U
JPH0729866U JP6302393U JP6302393U JPH0729866U JP H0729866 U JPH0729866 U JP H0729866U JP 6302393 U JP6302393 U JP 6302393U JP 6302393 U JP6302393 U JP 6302393U JP H0729866 U JPH0729866 U JP H0729866U
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
parts
hole
jig
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Application number
JP6302393U
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English (en)
Inventor
正樹 石崎
邦明 星野
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷配線基板の治具部(各種電子部品を実装
する自動実装機にセットする際に必要となる個所)に形
成する位置決孔に銅メッキすることにより、リフロー炉
半田付け後の位置決孔の熱収縮を防止する。 【構成】 分割基板(印刷配線基板)1は、複数の製品
基板2と治具部3からなり、製品基板2と治具部3とを
分割可能とするため分割溝5が設けられている。位置決
孔4は、治具部3に複数設けられており、位置決孔4の
表裏面の周縁部及び内面には銅メッキからなる補強部材
7が施されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙材からなる印刷配線基板に関し、リフロー炉半田付け後に電子部 品を自動実装する印刷配線基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子部品を自動実装する印刷配線基板を図3,4を用いて説明する。
【0003】 紙材(紙フェノール)からなる分割基板1は、いわゆる印刷配線基板であり、 基板1の表面と裏面とに図示しない配線回路パターンが印刷形成された両面基板 で、図示しないチップ部品(先付け部品)、及び、図示しないアキシャル部品( 抵抗,ダイオード等),ラジアル部品(コンデンサ,トランジスタ等),異形部 品(IC,コネクタ等)等の電子部品(後付け部品)を基板1の両面に実装する 製品基板部2と、製造上必要な治具部(前記電子部品を実装する自動実装機にセ ットする際に必要となる個所)3とから構成されており、この治具部3には、前 記電子部品を自動実装機で実装する際に必要となる位置決孔4が形成されており 、この位置決孔4は、自動実装機の位置決めピン6の太さ(例えば、直径3.6 mm から3.8 mm)を考慮した孔径(例えば、直径4mm)としている。また、分割基板 1が半田付け終了後に、複数の製品基板2と不要な治具部3とを分割可能とする ため、分割溝5を形成している。
【0004】 前述した分割基板1は、製品基板2上に形成されている図示しない所定のラン ドに半田(半田クリーム)を印刷等の手段により形成し、チップ部品(先付け部 品)を自動実装した後、リフロー炉半田付けを行う(リフロー半田付け工程)。 そして、リフロー炉半田付け終了後にアキシャル部品,ラジアル部品,異形部品 等の電子部品(後付け部品)を自動実装し、フロー半田付け(フロー半田付け工 程)を行うものである。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】 かかる分割基板1の製造工程においては、チップ部品(先付け部品)の実装後 にリフロー炉半田付けを行うために分割基板1に熱が加わり、位置決孔4が熱収 縮してしまい、図4に示すように、リフロー炉半田付け後に熱収縮した位置決孔 4に、電子部品(後付け部品)を実装する自動実装機の位置決めピン6が挿入で きないといった問題点があった。
【0006】 また、熱収縮した位置決孔4を自動実装機の位置決めピン6に挿入させるため に、リーマ,ドリル等の工具を利用し人為的作業により位置決孔4を修正してい たため、製造過程において手間がかかるだけではなく、修正時に発生する削りク ズが製造ラインに散乱するといった問題があった。
【0007】 また、位置決孔4の修正を誤ると(大きめに修正する)、位置決孔4と位置決 めピン6とのクリアランスが大きくなってしまい、自動実装機で電子部品を実装 する際、電子部品のリ−ド部が、製品基板1の所定の挿通孔に挿入されなくなり 、その度に自動実装機を停止させることになるため、生産性の低下(製造ライン の稼働率の低下)につながるといった問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点に着目したものであり、電子部品を実装する自動実装機 用の位置決孔を複数個有し、リフロー炉半田付け後にアキシャル部品,ラジアル 部品,異形部品等の電子部品を自動実装する紙材からなる印刷配線基板において 、前記位置決孔に熱収縮防止用の補強部材を形成したものであり、また、前記補 強部材は、前記位置決孔の少なくとも一方の周縁部及び内面に形成する薄膜状の 銅からなるものである。
【0009】
【作用】
印刷配線基板の治具部(電子部品を実装する自動実装機にセットする際に必要 となる個所)に形成する位置決孔に熱収縮防止用の補強部材を設けることにより 、リフロー炉半田付け後の位置決孔の熱収縮を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図1,2に記載した実施例に基づき説明するが、前記従来例と 同一もしくは相当個所には、同一符号を付してその詳細な説明を省く。
【0011】 図1に示す分割基板(印刷配線基板)1は、前記従来例と同様に複数の製品基 板2と治具部3とから構成されており、製品基板2には、リフロー炉半田付け終 了後に、図示しないアキシャル部品,ラジアル部品,異形部品等の電子部品(後 付け部品)のリード部を挿入するための図示しない挿入孔と、製品基板2の表面 と裏面とを電気的に接続するための図示しない貫通孔とが、NC加工により複数 形成されており、これら各孔の表裏面の周縁部及び内面には、電気的接続用の銅 メッキが施されている。また、治具部3には複数個の位置決孔4が前述した各孔 と同様に形成され、この位置決孔4の表裏面の周縁部及び内面に、前記各孔と同 様に銅メッキが施されており、これが熱収縮防止用の補強部材7となっている。 そして、分割基板1には、製品基板2と治具部3とを分割可能とするように分割 溝5が複数設けられている。
【0012】 本考案の位置決孔4に銅メッキの熱収縮防止用の補強部材7が施された分割基 板1の製造工程を図2を用いて説明する。
【0013】 紙材料からなる板材の両面に銅箔を印刷形成した両面銅張積層板からなる分割 基板1に後述する各印刷工程用の図示しない印刷用ガイド孔を形成した後、工程 aで、分割基板1に電子部品のリード部を挿入する挿入孔と、スルーホールとな る貫通孔と、図1に示す位置決孔4とを、NC加工により形成する。そして、各 孔を形成した分割基板1を後述する銅メッキを付けやすくするための薬品処理を 行う。
【0014】 次に、工程bで、挿入孔と貫通孔とにおける電気的接続のため、及び、位置決 孔4に補強部材7を設けるために、各孔を銅メッキし、乾燥後にメッキ加工した 各孔を保護するため、各孔を樹脂性の穴埋め部材で埋める。
【0015】 次に、工程cで、スクリーン印刷等の手段により回路パターンに応じたエッチ ング用のマスクを印刷形成し、乾燥させる。
【0016】 次に、工程dで、分割基板1の前記回路パターン以外の不要な銅箔を、エッチ ング処理により取り除く。
【0017】 次に、工程eで、前記エッチング用のマスクと、各孔の穴埋め部材とを、溶剤 により剥離する。
【0018】 次に、工程fで、回路パターンとなる銅箔上にレジスト印刷を施す。
【0019】 次に、工程gで、複数からなる製品基板2と治具部3とを分離するための図1 で示す分割溝5をプレス加工で形成する際に必要となるシンボルマークを印刷す る。
【0020】 最終に、工程hで、プレス加工することにより複数の分割溝5を形成し、複数 からなる製品基板2と治具部3とを分割可能とする本考案の分割基板1が完成す る。
【0021】 かかる分割基板1においては、位置決孔4の表裏面の周縁部及び内面に補強部 材7を形成することにより、リフロー炉半田付け後の位置決孔4の熱収縮を防止 することができる。
【0022】 また、位置決孔4の表裏面の周縁部及び内面に形成する補強部材7は、前記挿 入孔及び前記貫通孔における電気的接続のための各孔を銅メッキする工程bで同 時に行うことができるため、製造工程が煩雑となることはなく、従来の製造工程 と何ら変わらずに形成できる。
【0023】 尚、本実施例では、位置決孔4を分割基板1の治具部3に形成したが、例えば 、治具部3を形成しない場合には、製品基板2の前記チップ部品や前記電子部品 の実装面に形成しても良い。
【0023】 また、補強部材7を銅メッキにより形成したが、これは、前記挿入孔及び前記 貫通孔とにおける電気的接続用の材料と同じものであれば良く、銅メッキに限定 されるものではないことは言うまでもない。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、電子部品を実装する自動実装機用の位置決孔を複数個有し、リフロ ー炉半田付け後にアキシャル部品,ラジアル部品,異形部品等の電子部品を自動 実装する紙材からなる印刷配線基板において、前記位置決孔に熱収縮防止用の補 強部材を形成したものであり、リフロー炉半田付け後の位置決孔の熱収縮を防ぐ ことができ、人為的作業による位置決孔の修正を必要としないため、従来生じて いた削りクズの問題が無くなり、製造ライン作業が簡素化する。また、位置決孔 の修正ミスによる前記電子部品の誤挿入を防止できるため、生産性向上に寄与す ることができる。
【0025】 また、前記補強部材は、前記位置決孔の少なくとも一方の周縁部及び内面に形 成する薄膜状の銅から構成すれば、位置決孔の補強部材は、前記挿入孔及び前記 貫通孔とにおける電気的接続のための各孔を銅メッキする工程で同時に行うこと ができるため、製造工程が煩雑となることはなく、従来の製造工程と何ら変わら ずに形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の要部を斜視図で示す平面図。
【図2】同上実施例の分割基板の製造工程を示す工程フ
ロー図。
【図3】従来例の分割基板を示す平面図。
【図4】同上従来例の分割基板を示す斜視図。
【符号の説明】
1 分割基板(印刷配線基板) 2 製品基板 3 治具部 4 位置決孔 5 分割溝 7 補強部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を実装する自動実装機用の位置
    決孔を複数個有し、リフロー炉半田付け後にアキシャル
    部品,ラジアル部品,異形部品等の電子部品を自動実装
    する紙材からなる印刷配線基板において、前記位置決孔
    に熱収縮防止用の補強部材を形成したことを特徴とする
    印刷配線基板。
  2. 【請求項2】 前記補強部材は、前記位置決孔の少なく
    とも一方の周縁部及び内面に形成した薄膜状の銅である
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷配線基板。
JP6302393U 1993-10-29 1993-10-29 印刷配線基板 Pending JPH0729866U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6302393U JPH0729866U (ja) 1993-10-29 1993-10-29 印刷配線基板

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JP6302393U JPH0729866U (ja) 1993-10-29 1993-10-29 印刷配線基板

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JPH0729866U true JPH0729866U (ja) 1995-06-02

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ID=13217319

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JP6302393U Pending JPH0729866U (ja) 1993-10-29 1993-10-29 印刷配線基板

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011096745A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Casio Computer Co Ltd 回路基板の端面処理装置、端面処理方法及び回路基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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