JPH0729850Y2 - 携帯保持具および携帯保持具とケースとの組合せ体 - Google Patents

携帯保持具および携帯保持具とケースとの組合せ体

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JPH0729850Y2
JPH0729850Y2 JP1990017191U JP1719190U JPH0729850Y2 JP H0729850 Y2 JPH0729850 Y2 JP H0729850Y2 JP 1990017191 U JP1990017191 U JP 1990017191U JP 1719190 U JP1719190 U JP 1719190U JP H0729850 Y2 JPH0729850 Y2 JP H0729850Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
cylindrical body
portable holder
elastic
lens
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990017191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03106933U (ja
Inventor
裕 濱口
健次郎 神山
玄 庄子
智洋 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Toray Industries Inc
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Toray Industries Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はコンタクトレンズのレンズケース等あるいは、
シャンプーとリンス、醤油とソース等、一緒に使われる
ものを保持するための携帯保持具、および携帯保持具と
ケースとの組合せ体に関する。
(従来の技術) コンタクトレンズのケースを例にとって説明すると、一
般にコンタクトレンズのレンズケースおよび保存液、洗
浄液等のケースを携帯する場合、それぞれ別々に分けて
携帯している。しかしながら、これらのレンズケースお
よび洗浄液又は、保存液のケースは同時に使用されるこ
とが多いので、一緒にまとめて携帯したほうが都合が良
い。
又、レンズケースおよび洗浄液等のケースを一緒に携帯
するものとして、ボックス状の携帯箱、携帯袋の中にレ
ンズケースおよび洗浄液等ケースを収納するものがあ
る。しかしながら、このようにボックス状の携帯箱形態
袋の中に一緒に収納した場合、全体的にかさばってしま
うという欠点がある。又、開閉して、ケースを取り出す
手間もかかる。
(考案が解決しようとする課題) 上述のように、コンタクトレンズのレンズケースおよび
洗浄液等のケースをまとめて携帯するため、ボックス状
の携帯箱等に収納すると、全体としてかさばってしまう
というと同時に、取出しの手間がかかる問題がある。
本考案はこのような点を考慮してなされたものであり、
全体としてかさばらず、コンタクトにレンズケースおよ
び洗浄液等のケースを保持し、ワンタッチで取出して使
用することができる携帯保持具、および携帯保持具とケ
ースとの組合せ体を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、合成樹脂製の弾性円筒体からなり、前記円筒
体の一側に円筒体の軸線方向に延びる切欠部を形成する
とともに、円筒体の内部に円筒状ケース用の収納空間を
形成したことを特徴とする携帯保持具、および上記の弾
性円筒体内にレンズケース等の円筒状硬質ケースを収納
してなる携帯保持具とケースとの組合せ体である。
(作用) 本考案によれば、複数の円筒状硬質ケースを収納空間内
に収納することにより、これらのケースを最小限の大き
さで、2つ一緒に、収納保持することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示す図である。
第1図に示すように、携帯保持具10は合成樹脂製の弾性
円筒体11からなっており、この弾性円筒体11の一側には
弾性円筒体の一端から他端まで軸線方向に延びる切欠部
12が形成されている。また、切欠部12によって、弾性円
筒体11は、半円(180°)以上、例えば略240°程度の円
弧状断面形状を有している(第2図)。さらに、弾性円
筒体11内には円筒状ケースを収納するための収納空間13
が形成されている。
上述のように、弾性円筒体11は、合成樹脂製の弾性材
料、例えばABS樹脂またはポリプロピレン樹脂から形成
されているので、弾性円筒体11の切欠部12側の両端縁11
a,11bを第2図矢印方向に押広げることにより、切欠部1
2の開口面積を大きくすることができる。
また、弾性円筒体11の切欠部12に対向する側に、複数、
例えば2個の押出開口14が形成されている。さらに、弾
性円筒体11の収納空間13内には、第1図および第3図に
示すように、コンタクトレンズの円筒状レンズケース15
および円筒状洗浄液ケース16が収納保持されている。こ
れらレンズケース15および洗浄液ケース16は、いずれも
比較的硬質の合成樹脂材料から形成されている。なお、
第1図に示すように収納空間13内にレンズケース15およ
び洗浄液ケース16の他に、他の円筒状ケース18を収納し
てもよい。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
まず、弾性円筒体1の切欠部12側からレンズケース15お
よび洗浄液ケース16を収納空間13内に押圧する。この場
合、各ケース15および16は弾性円筒体11の切欠部12側の
両端縁11a,11bを第2図矢印方向に押広げて、切欠部12
の開口面積を拡大する。そして、各ケース15および16
は、この拡大された切欠部12から収納空間13内に収納さ
れる。あるいは、11の両端から各ケース、15,16を、ス
ライドさせて収納しても良い。
このようにして、携帯保持具10の収納空間13内にレンズ
ケース15と洗浄液ケース16を収納保持してなる携帯保持
具とケースとの組合せ体が得られる。
レンズケース15と洗浄液ケース16を取出す場合は、押出
開口14から指を挿入してレンズケース15および洗浄液ケ
ース16を切欠部12側に押圧する。この場合、各ケース15
および16は、弾性円筒体11の切欠部12側の両端縁11a,11
bを第2図矢印方向に押広げて切欠部12の開口面積を拡
大する。そして上述の場合とは逆に、この拡大された切
欠部12から各ケース15および16を外部へ取出すことがで
きる。又、各ケース15,16を、11の両端ヘスライドさせ
て、外部へ取出すこともできる。
以上説明したように、本実施例によれば、全体としてか
さばらず、コンパクトにレンズケース15と洗浄液ケース
16を携帯保持具10内に収納保持して携帯し必要な時、簡
単に取出して使用することができる。なお、洗浄液以外
に、保存液、点眼剤等であっても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば複数の円筒状硬質
ケースを収納空間内に収納することにより、これらのケ
ースをコンパクトに収納保持すると共に、ワンタッチで
取出し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数のケースを保持した携帯保持具を示す分解
斜視図、第2図は弾性円筒体の断面図、第3図は携帯保
持具内に複数のケースを保持した状態を示す図、第4図
は弾性円筒体の押出開口を示す図である。 10…携帯保持具、11…弾性円筒体、12…切欠部、13…収
納空間、14…押出開口、15…レンズケース、16…洗浄液
ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 庄子 玄 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)考案者 小坂 智洋 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の弾性円筒体からなり、前記円
    筒体の一側に円筒体の軸線方向の延びる切欠部を形成す
    るとともに、円筒体の内部に円筒状ケース用の収納空間
    を形成したことを特徴とする携帯保持具。
  2. 【請求項2】弾性円筒体の切欠部に対向する側に押出開
    口を設けたことを特徴とする請求項1記載の携帯保持
    具。
  3. 【請求項3】請求項1記載の弾性円筒体内に円筒状硬質
    ケースを収納してなる携帯保持具とケースとの組合せ
    体。
JP1990017191U 1990-02-22 1990-02-22 携帯保持具および携帯保持具とケースとの組合せ体 Expired - Lifetime JPH0729850Y2 (ja)

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JPH03106933U JPH03106933U (ja) 1991-11-05
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