JP2538337Y2 - 携帯くし - Google Patents

携帯くし

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JP2538337Y2
JP2538337Y2 JP1991065863U JP6586391U JP2538337Y2 JP 2538337 Y2 JP2538337 Y2 JP 2538337Y2 JP 1991065863 U JP1991065863 U JP 1991065863U JP 6586391 U JP6586391 U JP 6586391U JP 2538337 Y2 JP2538337 Y2 JP 2538337Y2
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JP1991065863U
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JPH059407U (ja
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正雄 長谷川
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正雄 長谷川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、くしと、鏡を備えた携
帯くしに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯くしとしては、くし
と鏡部とが互いに重なる形として、正面視略長方形状
のケースに夫々引出し・収納自在に取付けられたものが
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の携帯くしでは、収納状態に於いて厚み寸法が大と
ならざるを得ないため、洋服やズボン等のポケットに入
れると違和感が生じて携帯し難かった。
【0004】そこで、本考案は、上述の欠点を解消した
携帯くしを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係る携帯くしは、表壁と裏壁と側壁とか
ら成る断面偏平略U字状の第一・第二ケースを、同一平
面上に配設される展開状態、乃至、重ね合わされる折り
畳み状態の変位を可能として枢支軸を介して枢結し、さ
らに、第一ケースの外側方開口部から侵入して該第一ケ
ース内に収納される収納状態乃至第一ケースと直列状に
配設される引出し状態の変位を可能として、第一ケース
の上端部に、くし歯を有する偏平矩形状のくし部を取付
け、かつ、第二ケースの外側方開口部から侵入して該第
二ケース内に収納される収納状態乃至第二ケースと直列
状に配設される引出し状態の変位を可能として、第二ケ
ースの上端部に、鏡を有する偏平矩形状の鏡部を取付け
たものである。
【0006】
【作用】くし又は鏡として使用する場合は、第一ケース
と第二ケースを枢支軸にて折り畳み、かつ、くし又は
鏡部を引出して、折り畳んだケースを手で把持して使用
する。携帯する場合は、くしと鏡部を第一ケース及び
第二ケースに収納し、かつ、第一ケースと第二ケースを
枢支軸にて展開して同一平面上に配設してポケット等に
入れる。この展開状態では、全体がポケット手帳あるい
は定期入れ程度の大きさとなるため、洋服やズボン等の
ポケットにいれても違和感が生じない。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0008】図1と図2と図3は、本考案に係る携帯く
1の一実施例を示し、この携帯くし1は、枢支軸Lに
て折り畳み・展開自在として連結された第一ケース2及
び第二ケース3と、を備えている。つまり、第一・第二
ケース2,3は、同一平面上に配設される展開状態乃至
重ね合わされる折り畳み状態の変位を可能として枢支軸
Lを介して枢結されている。
【0009】そして、第一ケース2と第二ケース3は、
表壁22と裏壁23と側壁24とから成る断面偏平略U
の字状とされている。また、第一ケース2には、該第一
ケース2の一長辺に沿ってその上下中央から上端部付近
及び下端部付近に伸びると共に、略円筒の一部をなす連
結部5が突設されている。さらに、第二ケース3には、
該第二ケース3の一長辺に沿ってその上端部及び下端部
に夫々略円筒の一部をなす連結部6,6が突設されてい
る。
【0010】しかして、上記第一ケース2の連結部5の
上下端を上記第二ケース3の連結部6,6が挟む形に嵌
め込まれ、さらに、該第一ケース2の連結部5の筒内
と、該第二ケース3の連結部6,6の筒内に、金属製の
上記枢支軸Lが密嵌状に軸通されている。
【0011】また、第一ケース2の外側方開口部25か
ら侵入して該第一ケース2に収納される収納状態乃至第
一ケース2と直列状に配設される引出し状態の変位を可
能として、第一ケース2の上端部には、くし歯4を有す
偏平矩形状のくし部8が取付けられる。
【0012】そして、第二ケース3の外側方開口部26
から侵入して該第二ケース3に収納される収納状態乃至
第二ケース4と直列状に配設される引出し状態の変位を
可能として、第二ケース3の上端部には、偏平矩形状の
鏡部11が取付けられている。図例では、この鏡部11
は表面に鏡9、裏面に洋服ブラシ10を有しているが、
逆に表面に洋服ブラシ10、裏面に鏡9を有するものと
するも自由である。なお、この鏡部11は鏡9のみを有
するものとするも自由である
【0013】つまり、第一ケース2の上端部中央には、
軸孔12,12が貫設され、これと同様に、第二ケース
3の上端部中央には、軸孔13,13が貫設されてい
る。また、くし8の下端部の表裏面には、正面視円形
の突部14,14が一体形成され、これと同様に、鏡部
11の下端部の表裏面には、正面視円形の突部15,1
が一体形成されている。
【0014】そして、この第一ケースの軸孔12,12
にくし8の突部14,14が嵌入され、同様に、第二
ケース3の軸孔13,13に鏡部11の突部15,15
が嵌入されて(図1の矢印のように)揺動自在に枢着さ
れる。従って、くし8と鏡部11は、夫々第一ケース
2と第二ケース3に引出し・収納自在となる。なお、上
記と逆に第一ケース2に鏡部11を取付け、かつ、第二
ケース3にくし8を取付けるも自由である。
【0015】また、図2に示すように、くし8と鏡部
11の夫々上方の角部の後方側───即ち図6と図8に
示す第一ケース2と第二ケース3の折り畳み状態におけ
る外方側───の面には、引出しの際に指の爪を掛ける
ための矩形状の小突部16,16が形成されている。
【0016】さらに、図4に示すように、第一ケース2
及び第二ケース3の下端の後方側───即ち図6と図8
に示す折り畳み状態における外方側───の壁部の開口
端の角部には、くし8と鏡部11の収納状態に於いて
上記小突部16,16を収めるための矩形状の切欠部1
7,17が形成される。
【0017】以下、この実施例の携帯くし1の作用を説
明する。
【0018】先ず、くしとして使用するには、図5と図
6に示すように、くし8を第一ケース2から引出し、
かつ、鏡部11を収納状態とする。さらに、第一ケース
2と第二ケース3を折り畳み状態とする。このように折
り畳み状態とすれば、第一ケース2と第二ケース3の部
位を手で把持し易くなり、スムースに髪を梳かすことが
出来る。
【0019】また、洋服ブラシ10又は鏡9を使用する
には、図7と図8に示すように、鏡部11を引出し状態
とし、かつ、くし8を収納状態とする。
【0020】そして、携帯する場合には、図9に示すよ
うに、第一ケース2と第二ケース3を展開し、この展開
状態の携帯くし1を図示仮想線で示す洋服やズボン等の
ポケット20に入れる。この展開状態では、携帯くし本
体1は携帯用手帳や定期入れ等と略等しい大きさとなる
ため、上記のようにポケット20に入れても違和感が生
じない。
【0021】なお、本考案は、上記実施例以外にも要旨
を逸脱しない範囲内で設計変更自由であり、例えば、く
8及び鏡部11を、夫々第一ケース2と第二ケース
3にスライド式に引出し・収納自在として取りつけるも
好ましい。
【0022】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0023】 第一・第二ケース2,3を展開して同
一平面状に配設すれば、全体として携帯用手帳や定期入
れ等と同様の薄肉の矩形板状となり、洋服やズボン等の
ポケットに入れることができ、また逆に、第一・第二ケ
ース2,3を折り畳めば幅寸法が比較的小となり幅が狭
いポケットや小物入れに嵩張ることなく収納できる。従
って、この携帯くしを収納させたい相手側の形状に対応
させて収納することができる。
【0024】 第一・第二ケース2,3を折り畳め
ば、この第一・第二ケースにて比較的厚さ寸法が大で、
かつ、幅寸法も適度な握り易い握り柄部を形成すること
ができ、引出し状態のくし部8及び鏡部11の使用が容
易となる。
【0025】 第一ケース2と第二ケース3は枢支軸
Lにて枢結され、この第一・第二ケース2,3には夫々
くし部8、鏡部11が取付けられているため、くし部8
及び鏡部11が第一・第二ケース2,3から分離するこ
とがない。従って、このくし部8及び鏡部11を紛失す
る虞れはない。
【0026】 くし部8及び鏡部11は、第一・第二
ケース2,3内に夫々収納されるので全体として厚さ寸
法が大とならず携帯時に邪魔にならず違和感が生じな
い。
【0027】 くし部8及び鏡部11を収納状態から
引出し状態への揺動途中でも使用することができる。特
に、鏡部11を任意の位置で静止させることができるの
で、使用者にとって楽な姿勢で鏡9に所望の部位を映し
出すことができ至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の展開・引出し状態を示す正
面図である。
【図2】本考案の一実施例の展開・引出し状態を示す平
面図である。
【図3】図1のA−A矢視断面図である。
【図4】本考案の一実施例の展開・引出し状態を示す底
面図である。
【図5】くしの引出し状態を示す正面図である。
【図6】くしの使用状態を示す平面図である。
【図7】鏡部の使用状態を示す正面図である。
【図8】鏡部の使用状態を示す平面図である。
【図9】携帯状態を示す正面図である。
【符号の説明】
2 第一ケース 3 第二ケース 8 くし 9 鏡 11 鏡部22 表壁 23 裏壁 24 側壁 25 外側方開口部 26 外側方開口部 L 枢支軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表壁22と裏壁23と側壁24とから成
    る断面偏平略U字状の第一・第二ケース2,3を、同一
    平面上に配設される展開状態、乃至、重ね合わされる折
    り畳み状態の変位を可能として枢支軸Lを介して枢結
    し、さらに、第一ケース2の外側方開口部25から侵入
    して該第一ケース2内に収納される収納状態乃至第一ケ
    ース2と直列状に配設される引出し状態の変位を可能と
    して、第一ケース2の上端部に、くし歯4を有する偏平
    矩形状のくし部8を取付け、かつ、第二ケース3の外側
    方開口部26から侵入して該第二ケース3内に収納され
    る収納状態乃至第二ケース3と直列状に配設される引出
    し状態の変位を可能として、第二ケース3の上端部に、
    鏡9を有する偏平矩形状の鏡部11を取付けたことを特
    徴とする携帯くし。
JP1991065863U 1991-07-24 1991-07-24 携帯くし Expired - Lifetime JP2538337Y2 (ja)

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JP1991065863U JP2538337Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 携帯くし

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JP1991065863U JP2538337Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 携帯くし

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Publication Number Publication Date
JPH059407U JPH059407U (ja) 1993-02-09
JP2538337Y2 true JP2538337Y2 (ja) 1997-06-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS582421B2 (ja) * 1978-09-09 1983-01-17 株式会社東芝 テ−プレコ−ダのテ−プ走行停止検出装置

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JPH059407U (ja) 1993-02-09

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