JPH07298443A - ケーブル接続部の気密検査方法および接続用クロージャ - Google Patents

ケーブル接続部の気密検査方法および接続用クロージャ

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JPH07298443A
JPH07298443A JP6107586A JP10758694A JPH07298443A JP H07298443 A JPH07298443 A JP H07298443A JP 6107586 A JP6107586 A JP 6107586A JP 10758694 A JP10758694 A JP 10758694A JP H07298443 A JPH07298443 A JP H07298443A
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JP
Japan
Prior art keywords
closure
compressed gas
gas container
cable
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP6107586A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Watanabe
信彦 渡辺
Akinobu Kubota
昭伸 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Ltd
Original Assignee
DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
Fujikura Ltd
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Publication date
Application filed by DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK, Fujikura Ltd filed Critical DAIICHI GIJUTSU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル接続部のクロージャの気密検査が簡
単にできる。 【構成】 中空円柱状の接続スリーブ2、その軸方向の
両端に配置される端面板3および所要のシール材からな
りケーブル接続部11を気密に覆うべきクロージャ内部
に圧縮気体容器4を配設し、この圧縮気体容器4をクロ
ージャ外部から操作してこの内部の気体を開放してクロ
ージャ内部に充満させ、この気体がクロージャ外部へ漏
洩しないかどうかを検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はケーブル接続部の気密
検査方法および接続部用クロージャに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ケーブルであれメタルケーブルであ
れ、その内部に水蒸気を含む水分の浸入を厳に防止する
ことが路線、特に幹線路の保守対策の上で重要なことと
されている。このためケーブル1の接続部11は、通常
図3に示すようにクロージャによって密閉状態に覆われ
るものである。
【0003】具体的に言えば、ケーブル接続部において
は概して中空円柱体をその中心軸線を含む平面によって
2分割してなる接続スリーブ半体101A,101Bを
ケーブル接続部11を取り囲むように中空円柱体として
合体してボルト等の締結要素102によって固定し、そ
の軸方向の両端にはケーブル挿通孔の穿設された端面板
103を配し、これらの両者相互間およびケーブル1と
端面板103との間には所要のシール材を配設してケー
ブル接続部11を外気から密封隔離する接続作業がなさ
れるものである。
【0004】このときケーブル接続部11を取り囲むク
ロージャが外気に対して密閉状態に形成されたかどうか
を検査する方法として、従来下記の方法が採られてい
る。すなわち、図3に示すように接続スリーブ半体10
1A等の壁面に設けたガスバルブ104を介してガスボ
ンベから窒素などの不活性ガスをクロージャ内部に送入
し、クロージャの外部全面にたとえば石鹸液などを塗布
して気泡が発生するかどうかによってそのクロージャの
気密性を検査確認する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のケーブル接続部の気密検査方法では、ケーブル接
続作業の都度いちいち比較的大きくて重いガスボンベを
持ち歩き、しかもこれを狭いマンホール内に搬入し、さ
らにこのボンベとクロージャのガスバルブとを接続す
る、という煩雑で労力のかかる作業を余儀なくされる欠
点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はこの課題を解
決するためになされたものであって、この解決のために
この請求項1の発明がとる手段は、中空の接続スリー
ブ、その軸方向の両端に気密に配置される端面板および
所要のシール材を備え、ケーブル接続部を気密に覆って
成るクロージャ内部に圧縮気体容器を配設する工程と、
前記圧縮気体容器をクロージャ外部から操作してその圧
縮気体容器内部の気体を開放し前記クロージャ内部に充
満させる工程と、当該気体の前記クロージャ外部への漏
洩を検査する工程とを有するケーブル接続部の気密検査
方法である。
【0007】また請求項2の発明がとる手段は、ケーブ
ル接続部を気密に覆うケーブル接続用クロージャを構成
する接続スリーブまたは端面板の少なくともいずれか一
方に圧縮気体容器が設けられ、前記接続スリーブまたは
端面板の外側から操作して前記圧縮気体容器の内部の気
体を開放できる開放手段が設けられて成る接続用クロー
ジャである。
【0008】
【作用】クロージャ内部に圧縮気体容器があらかじめ設
けられ、しかもこの圧縮気体容器内部の圧縮気体をクロ
ージャ外部からの操作によって簡単に開放することがで
きるから、クロージャ内部にその気密検査用の気体を簡
単に充満させることが可能となり、大型のガスボンベ
や、その他の気体送入用の工具なども必要としない。
【0009】
【実施例】図1および図2を参照してこの発明の一実施
例を説明する。符号2は中空円柱をその中心軸線を含む
平面によって2分割した形の接続スリーブ半体2A,2
Bをその分割面を合わせ合体してなる中空円柱状の接続
スリーブを示し、その軸方向の両端部には端面板3が配
設されてなるクロージャ内部にケーブル接続部11が気
密に隔離収容される。
【0010】この発明においては、クロージャを構成す
る接続スリーブ半体2A,2B、または端面板3のいず
れかの内面に、余ったスペースに収納できる大きさの圧
縮気体容器4を配設する。
【0011】図2はこの圧縮気体容器4を接続スリーブ
半体(2Aまたは2B)の内面に取付ブラケット22を
介して取りつけた例を拡大して示したものである。圧縮
気体容器4は、概して中空円柱状をなし、その一方の軸
方向端部には弁座板6が固着され、これに係合する円錐
状の開閉弁51が円錐の小径側を容器の外部に向かうよ
うに設けられる。この開閉弁51と弁座板6とが圧縮気
体容器4の内部と外部との間の流通を閉鎖するための閉
鎖手段である。
【0012】開閉弁51は容器の外部に延びる弁軸52
を備え、その端部には平板状の押当板53が設けられ
る。この押当板53は端面板3の内面に軽く接触する
か、あるいは極めて近く位置するようにされる。しかし
て押当板53に対応する端面板3の外部には、ここが押
当板53の位置であることを示すための標識用突起部3
1が円形の丘の形に形成される。なおこの弁軸52は開
閉弁51と別体の適宜のロッドでもよい。
【0013】圧縮気体容器4の内部には、たとえば窒
素、空気などの数ないし数10気圧、あるいはさらに1
00数10気圧に及ぶ高圧気体が封入されているから、
開閉弁51は普通はその圧力によって弁座板6に押しつ
けられて圧縮気体容器内部の気体の流出を止めている。
【0014】ケーブルの接続作業が終了してクロージャ
の気密検査をおこなう時には、押し棒、ハンマ等の適宜
の工具によって端面板3の標識用突起部31を押すか、
叩くかすることにより、開閉弁51は開いて圧縮気体容
器4内部の気体は噴出し、クロージャ内部に全面的に充
満することになる。したがってこれ以後の工程はクロー
ジャの外面に石鹸液などを塗って気泡の発生を観察する
これまでと同じ仕方によってケーブル接続部クロージャ
の気密性の検査を容易におこなうことができるわけであ
る。
【0015】上述の実施例では、圧縮気体容器4の内部
の気体を容器内に封じ込め、またこれを容器外に開放す
る手段は開閉弁51、弁座板6および弁軸52であった
が、別の実施例として、図示してはいないが、圧縮気体
容器4をガラス、ゴムなど比較的破断しやすい材料の蓋
板で密閉し、これを先端の尖った破断用の突き棒(ゴム
の蓋板に対しては外周部に通気溝が穿設されたものがよ
い)で破断する構成としてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、クロージャ内部に圧
縮気体容器があらかじめ設けられ、しかもこの圧縮気体
容器内部の圧縮気体をクロージャ外部からの操作によっ
て簡単に開放することができるから、クロージャ内部に
その気密検査用の気体を簡単に楽に充満させることが可
能となり、従来のように大型のガスボンベを持ち運び、
これを狭いマンホール内に搬入したりする重労働から解
放され、またその他の気体送入用の接続工具なども必要
とせず、総じてケーブルの接続作業を効率的に実施でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す側断面図であ
る。
【図2】図1の圧縮気体容器の取付け状態を詳細に示す
拡大側断面図である。
【図3】従来のケーブル接続部のクロージャを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 接続スリーブ 22 取付けブラケット 2A,2B 接続スリーブ半体 3 端面板 4 圧縮気体容器 51 開閉弁 52 弁軸 53 押当て板 6 弁座板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の接続スリーブ(2)、その軸方向
    の両端に気密に配置される端面板(3)および所要のシ
    ール材を備え、ケーブル接続部(11)を気密に覆って
    成るクロージャ内部に圧縮気体容器(4)を配設する工
    程と、前記圧縮気体容器(4)をクロージャ外部から操
    作してその圧縮気体容器(4)内部の気体を開放し前記
    クロージャ内部に充満させる工程と、当該気体の前記ク
    ロージャ外部への漏洩を検査する工程とを有するケーブ
    ル接続部の気密検査方法。
  2. 【請求項2】 ケーブル接続部(11)を気密に覆うケ
    ーブル接続用クロージャを構成する接続スリーブ(2)
    または端面板(3)の少なくともいずれか一方に圧縮気
    体容器(4)が設けられ、前記接続スリーブ(2)また
    は端面板(3)の外側から操作して前記圧縮気体容器
    (4)の内部の気体を開放できる開放手段が設けられて
    成る接続用クロージャ。
JP6107586A 1994-04-22 1994-04-22 ケーブル接続部の気密検査方法および接続用クロージャ Pending JPH07298443A (ja)

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JPH07298443A true JPH07298443A (ja) 1995-11-10

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007143595A2 (en) * 2006-06-07 2007-12-13 3M Innovative Properties Company Method of making closure housing for sealing
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