JPH033119B2 - - Google Patents

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JPH033119B2
JPH033119B2 JP61209765A JP20976586A JPH033119B2 JP H033119 B2 JPH033119 B2 JP H033119B2 JP 61209765 A JP61209765 A JP 61209765A JP 20976586 A JP20976586 A JP 20976586A JP H033119 B2 JPH033119 B2 JP H033119B2
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JP
Japan
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plug
port
vacuum
sealing
upper member
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JP61209765A
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JPS6267391A (ja
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Tomasu Andason Hooru
Aauin Rorensu
Kurarensu Masuyuuzu Jon
Yuujiin Hoogu Chaaruzu
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Babcock and Wilcox Co
Original Assignee
Babcock and Wilcox Co
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Publication date
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Publication of JPS6267391A publication Critical patent/JPS6267391A/ja
Publication of JPH033119B2 publication Critical patent/JPH033119B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
    • F16L41/06Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、管の側壁に形成されたポートを通し
て管の内部を真空引きした後、そのポートを密封
するための真空密封方法及び装置に関し、特に、
二重管の形とした断熱スチーム注入管の外側管と
内側管の間の環状空間に連通するポートを通して
真空引きされた該空間内の真空を維持するために
該ポートを密封するための真空密封方法及び装置
に関する。
従来の技術 米国特許第4396211号には、地中の井戸内に管
連結体を敷設するのに使用するための断熱導管が
開示されている。この導管は、内側管と外側管か
ら成る二重管であり、内外管の間に環状空間を有
している。この環状空間からガスを排気するため
の取付具が設けられている。その取付具は、外側
管の外周面に係合するクランプを備えており、外
側管の排気ポートに連通する半径方向の貫通通路
を有している。この取付具の貫通通路内に、環状
シールを巻いたテーパピンのようなプラグを最初
は弛く挿入しておき、該取付具の貫通通路に真空
ホースを接続し、真空ポンプを用いて内外管の間
の環状空間を真空引きすることができる。真空引
きされた後、テーパピンを真空引きポート即ち上
記取付具の貫通開口に押込み、環状空間を閉鎖す
ることができる。
米国特許第1472019号は、外側殻体と内側殻体
を有し、両者の間に空気室を形成するようにした
ビンの形の二重壁容器を開示している。外側殻体
にはテーパ付空気通路が形成されており、このテ
ーパ付空気通路に連通し、上記空気室から空気を
抜気するための通路を構成するスリーブがビンに
クランプされる。スリーブ内には、打込みバーが
嵌められ、打込みバーの端部にテーパ付プラグが
取付けられる。上記空気室を真空引きした後打込
みバーを工具で叩き、プラグを上記テーパ付空気
通路内へ打込んで空気室を密封する。
これと同様の、金属タンクを密封するための密
封装置が米国特許第2035862号に開示されている。
この特許では、タンクの側壁に溶接されたフラン
ジ部材に設けられたテーパ付開口を通してタンク
内を真空引きした後、ラムを用いて密封プラグを
該テーパ付開口内へ圧入プレス嵌めし、該開口を
密封する。即ち、ラムの一端にばねワイヤから成
るホルダが取付けられており、このホルダにその
ばねワイヤのばね力によりプラグを取付け、ラム
の上端をハンマーで叩くことによつてプラグをタ
ンクの開口にプレス嵌めするようになされてい
る。プラグをタンクの開口にプレス嵌めした後、
ラムを引上げれば、ホルダーのばねワイヤがプラ
グを解放し、プラグだけが開口にプレス嵌めされ
た状態に残される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の密封装置は、密
封すべき管又は容器に特別の口金部材(上記米国
特許第4396211号では取付具、上記米国特許第
1472019号ではスリーブ、米国特許第2032862号で
はフランジ部材)を付設することを必要とし、し
かも、それらの口金部材及びその開口を密封する
プラグは、管又は容器を密封した後にも、管又は
容器から突出した形で残される。通常、管又は容
器を真空引きした後その開口をプラグで密封した
ならば、真空を維持するためにプラグを開口に密
封溶接するが、密封溶接を行う前に、管又は容器
の面から突出した口金部材及びプラグを密封溶接
に適するように切断し、研摩しなければならな
い。従来技術の密封装置では、密封溶接前にこの
ような余分の準備作業が必要とされるばかりでな
く、準備作業をする間に真空が失われてしまう場
合もある。更に、スチーム注入管の場合、管の外
面からから突出した口金部材やプラグが存在する
と、管を地中へ垂直に打込むのに障害となるので
望ましくないことはいうまでもない。
本発明は、従来のこの種の密封装置の上記のよ
うな問題点を解決することを企図したものであ
る。
従つて、本発明の目的は、管壁に設けられたポ
ート即ち開口を密封するための密封方法及び装置
を提供することであり、特に、断熱スチーム注入
二重管の内外管の間の環状空間に真空を設定した
後該注入管の外側管に設けられたポートを密封す
るための方法及び装置であつて、密封後に管の面
から突出した口金部材やプラグを残すことなく、
管のポートを密封することを可能にする真空密封
方法及び装置を提供することである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明は、管の管
壁に設けられた真空引きポートを密封するための
真空密封方法であつて、 該ポートに連通する開口を備えた空間を有する
上側部材と下側部材とから成るクランプ手段を準
備し、 該クランプ手段の上側部材を、その前記空間の
開口が前記ポートを被うようにして前記管の上側
外周面に係合させて保持し、 プラグと、シヤンクと、該プラグとシヤンクを
連結した破断可能な連結片を有する密封ピンを準
備し、該密封ピンを前記上側部材の空間及び開口
を通して挿入し、該密封ピンのプラグを前記ポー
ト内に部分的に挿入して該プラグをポートに心合
させ、 前記プラグと前記上側部材の開口との間に爾後
の真空引き操作中気体を通すための環状間隙を残
すように前記密封ピンを一定限度だけ上昇させ、 前記クランプ手段の下側部材を前記管の下側外
周面の周りに係合させて前記上側部材に固定し、 前記上側部材の空間及びその開口、及び前記ポ
ートを通して真空引きして前記管内に所定の真空
を設定し、 前記密封ピンを再び下降させて密封ピンのプラ
グを前記ポート内にプレス嵌めして該ポートを密
封し、 前記破断可能な連結片が破断するまで前記シヤ
ンクを引張ることによつて該シヤンクを該プラグ
から切離すことから成る真空密封方法を提供す
る。
本発明は、又、上記真空密封方法を実施するた
めの装置として、 密封すべき管の前記ポートを被つて該管の上側
外周面にそれを取巻くようにして係合する湾曲凹
部を有し、該ポートに連通するための開口を備え
た空間を有する上側部材と、該管の下側外周面に
それを取巻くようにして係合する湾曲凹部を有す
る下側部材から成るクランプ手段と、 前記クランプ手段の上側部材の空間を通して真
空引きするために該上側部材に接続された該空間
に連通する真空コネクタと、 前記上側部材の空間内に、前記開口から離れた
第1位置と該開口を通つて前記ポート内へ進入す
る第2位置との間で移動自在に配設されており、
プラグと、シヤンクと、該プラグとシヤンクを連
結した破断可能な連結片を有する密封ピンと、 該密封ピンを前記第1位置から第2位置へ打込
み密封ピンのプラグを前記クランプ手段によつて
保持された前記管の前記ポート内へプレス嵌めす
るための打込み手段とから成り、 前記密封ピンの連結片は、密封ピンのシヤンク
をプラグから切離すために、前記打込み手段が不
作動にされて密封ピンのシヤンクが引張り上げら
れたとき、破断するようになされており、前記打
込み手段は、前記ポートに対し、移動自在に取付
けられた取付プレートと、一端を該取付プレート
に連結され、他端を前記密封ピンに連結された押
棒と、該上側部材の前記空間内に真空を維持する
べく該空間を閉鎖するために該取付プレートと上
側部材の間に、かつ、前記押棒を囲包して延設さ
れた閉鎖手段とから成り、該閉鎖手段は、該取付
プレートと上側部材との間の相対移動を許すよう
に伸縮自在である真空密封装置を提供する。
発明の作用効果 本発明の重要な特徴は、管壁のポートに打込む
密封ピンのプラグとシヤンク部分とを破断可能な
連結片を介して連結したことと、管の全周を上下
から抱持する上側部材と下側部材から成る密封装
置を用いることである。これによつて、従来技術
におけるように密封すべき管に特別の口金部材を
付設することを必要とせず、管壁に直接穿設した
真空引きポートにプラグをプレス嵌めすることを
可能にし、しかも、管を密封した後に、口金部材
やその開口を密封するプラグが管から突出した形
で残ることがない。このような密封ピンを用いる
ことは上記どの先行特許にも開示されていない。
実施例の説明 第1図を参照すると、断熱スチーム注入管1の
内側管2と外側管3との間の環状空間から真空引
きし、該空間を密封するための真空密封装置10
が示されている。外側管3には、内側管2との間
の環状空間に連通する真空引きポート(以下、単
に「ポート」とも称する)4が設けられている。
真空密封装置10は、断熱スチーム注入管(以
下、「スチーム注入管」又は単に「注入管」とも
称する)1の上側に係合する下向き湾曲凹部を有
するポート12と、注入管1の下側に係合する上
向き湾曲凹部を有する下側部材14とを備えてい
る。上側部材12と下側部材14とは、ボルト1
6によつて結合される。かくして、上側部材12
と下側部材14とでクランプ手段を構成する。上
側部材12の湾曲凹部には真空引きポート4を取
巻く密封ガスケツト18が装着されており、上側
部材12の内部空間(以下、単に「空間」とも称
する)20と外側管3の外周との間を密封するよ
うになされている。空間20は、ポート4と連通
する下方開口21を有している。
上側部材12には、空間20に連通する観察孔
22が設けられており、空間20を視検するため
の覗き窓24が観察孔22内に装着される。第2
図に示されるように、上側部材12には、又、空
間20に連通するねじ孔が形成されており、その
ねじ孔に真空ポンプに接続するためのコネクタ2
6(第2図)が螺入される。上側部材12には、
更に、空間20内の真空度を検出する真空検出器
のためのねじ孔28(第2図参照)も設けられて
いる。
空間20と整列する貫通開口を有する第1取付
プレート30が上側部材12に固定され、第1取
付プレート30には可撓金属製ベロー32の下端
が連結される。ベロー32の上端は、第2取付プ
レート33(第1図参照)に固定されている。か
くして、ベロー32は、クランプ手段の上側部材
12の空間20内の真空を維持する閉鎖手段を構
成する。
第2取付プレート33は、互いに重ね合されて
一体的に結合された下側孔あきプレート部分34
と上側孔なしプレート部分36とから成る。第2
取付プレート33の下側孔あきプレート部分34
は、空間20及び第1取付プレート30の開口と
整列する開口を有している。押棒又は調心ロツド
40の上端が第2取付プレート33の下側プレー
ト部分34の開口を通して上側プレート部分36
の下面に固定されている。押棒40は、第1取付
プレート30の開口を貫通して空間20内へ延長
している。第2取付プレート33は、ベロー32
の弾性作用により第1取付プレート30及び上側
部材12に対して上下動することができる。従つ
て、押棒40も第2取付プレート33と一緒に上
下動する。第2取付プレート33の上下運動を案
内するために第2取付プレート33のプレート部
分34,36に穿設した孔を貫通して1対の案内
ロツド42を設け、それらの案内ロツドの下端を
第1取付プレート30に連結してある。かくし
て、第2取付プレート33は、案内ロツド42に
沿つて上下動することができる。押棒40は、第
2取付プレート33と共に上下動し、押棒の下端
は、空間20内を上下動する。第2取付プレート
33が下降したときは、ベロー32は圧縮され、
第2取付プレート33が上昇したときはベロー32
は伸張する。案内ロツド42は、プレート部分3
4,36に弛く嵌合しているので、第2取付プレ
ート33の上方移動を制限するために上側プレー
ト部分36の上方で止めナツト44が各案内ロツ
ド42に螺着されている。止めナツト44は、第
2取付プレート33の上限位置を限定するストツ
パである。
第3取付プレート46が各案内ロツド42の上
端に固定されており、第1取付プレート30に対
して固定関係に保持される。第3取付プレート4
6上には、接続管52を通して加圧することがで
きる室を有するシリンダ50と、該シリンダ内に
移動自在に配設されたピストン54とから成る、
例えば油圧プレスのようなピストン・シリンダユ
ニツト48のシリンダ50は、第3取付プレート
46に固定される。ピストン・シリンダユニツト
48のピストン54は、第3取付プレート46の
開口を貫通して第2取付プレート33の上側プレ
ート部分36の上面に係合するピストンロツド5
6を有している。接続管52を通してシリンダ5
0の室内へ加圧流体を導入することによつてピス
トン54及びピストンロツド56が押下げられ、
それによつて第2取付プレート33を下降させ、
ベロー32を圧縮しながら、押棒40を下降させ
る。
かくして、上述した第1取付プレート30、第
2取付プレート33、ベロー(閉鎖手段)32、
押棒40、及びピストン・シリンダユニツト48
(シリンダ50、ピストン54、ピストンロツド
56)は、密封ピン58を打込むための打込み手
段を構成する。
押棒40の下端には密封ピン58が固定されて
いる。第3図に示されるように、密封ピン58
は、小径の破断可能な連結片64によつて連結さ
れた下方プラグ60と上方シヤンク65を有して
いる。下方プラグ(以下、単に「プラグ」とも称
する)60は、下方円錐形部分62と上方円筒形
部分63を有している。上方円筒形部分63の外
径は、ポート4の内径より僅かに大きく、プラグ
60がポート4内に完全に座着すると良好な真空
密封が設定されるようになされている。例えば、
ポート4の直径を10.16〜12.7mmとした場合、プ
ラグ60の直径はポート4の直径より少くとも
0.0762mm、好ましくは0.1524mm以上大きくし、両
者の間に十分な干渉嵌め(締り嵌め)が設定され
るようにする。円錐形部分62は、プラグ60を
ポート4内へ案内するために設けられている。
密封ピン58は、シヤンク65の小径部分66
に係合する止めねじ67によつて押棒40の下方
凹部内に保持される。
使用に当つては、まず、上側部材12だけを注
入管1の上側部分にかぶせ、手操作で又はピスト
ン・シリンダユニツト48を用いて第2取付プレ
ート33を第1取付プレート30に向けて押し下
げることによつてベロー32を圧縮させる。この
押下げ操作は、プラグ60の円錐形部分62が、
空間20の下方開口21を通つて上側部材12の
湾曲凹部より下方へ外側管3のポート4内にまで
押下げられ、ポート4内に部分的に挿入され弛く
嵌合するまで行われる。プラグ60の円錐形部分
62の、ポート4に対する弛い嵌合は、プラグ6
0をポート4に対し心合させるのに十分である。
かくして、押棒40は、プラグ60をポート4に
対し心合させる。この意味で、押棒40は、「調
心ロツド」と称することができる。ガスケツト1
8は、予めポート4を囲繞するようにして上側部
材12に装着しておくことができる。このよう
に、プラグ60の円錐形部分62が、ポート4内
に弛く嵌合し、ポート4に対して心合した時点
で、シリンダ50内の圧力流体を排出し、一旦、
第2取付プレート33に対する下向き押圧力を解
放する。その結果、第2取付プレート33は、案
内ロツド42のナツト44によつて停止されるま
でベロー32の弾発力により第1取付プレート3
0から離れる方向に押上げられる。それによつ
て、プラグ60の円錐形部分62が、ポート4か
ら引上げられる(第1,2図)。この状態では、
プラグ60の外周面とポート4の周壁との間に後
述する真空引きのための間隙が残されるように寸
法づけされている。
次いで、下側部材14を注入管1の下側に係合
させ、ボルト16によつて上側部材12に締着す
る。
コネクタ26に真空ポンプを接続し、ねじ孔2
8に真空検出器を接続する。注入管1の内外管
2,3の間の環状空間から上述したポート4とプ
ラグ60の間の間隙及び空間20を通して真空引
きし、所望の真空が得られるまで真空ポンプを作
動させる。
このとき、密封ピン58のプラグ60は、先に
述べたように引上げられた状態にあり、プラグの
外周面とポート4の周壁との間に間隙が存在して
いるが、真空引きが完了し、所望の真空が得られ
た時点で、接続管52を通してシリンダ50に加
圧流体を導入し、ピストン54及びピストンロツ
ド56を下降させる。それによつて、再び、第2
取付プレート33を下降させ、ベロー32を圧縮
させながら押棒40を下降させる。かくして、押
棒40の下端に固定された密封ピン58のプラグ
60はポート4内へ完全に圧入し、プレス嵌めさ
せる。その際、密封ピン58は、そのプラグ60
の円筒形部分63がポート4内に座着するまで円
錐形部分62によつて案内される。プラグの円筒
形部分63がポート4内に座着するまで密封ピン
58が押下げられたことは、覗き窓24を通して
空間20を目視することによつて確認することが
できる。この時点で、ポート4の、従つて、注入
管1の内外管2,3の間の環状空間の密封が設定
される。
このようにして、ポート4が密封ピン58のプ
ラグ60によつて密封されたならば、シリンダ5
0内の圧力流体を排出する。シリンダ50内の圧
力流体が排出されるにつれてベロー32の弾発復
元力により押棒40が引張り上げられたとき、密
封ピン58の連結片64が破断するように寸法づ
けされている。プラグ60は、ポート4にプレス
嵌めされているので、上方へ引抜かれず、破断可
能な連結片64がプラグから引きちぎられ、密封
ピン58の連結片64より上の部分だけが押棒4
0と共に持上げられる。密封ピン58の連結片6
4より下のプラグ60は、ポート4内にプレス嵌
めされたままに残される。
連結片64は、上記のように密封ピン58が引
張り上げられるときに破断するようにしてもよい
が、別法として、真空引きが完了してプラグ60
を上側部材4にプレス嵌めするために密封ピン5
8を急激に下降させたたときに連結片64が折れ
るようにしてもよい、ただし、後者の場合、連結
片64は、プラグ60の円筒形部分62とポート
4の間に十分な真空密封を設定するまでは破断し
ないように寸法づけしなければならない。例え
ば、連結片の直径は2.3622mm程度とすることがで
きる。
以上の説明では、本発明の密封装置は、内外2
つの管から成る二重管に適用した場合を例にとつ
て説明されたが、第1,2図において内側管2が
存在しなくても本発明の密封装置の機能に何の支
障もないから、本発明の密封装置は一重管にも適
用することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の密封装置の立断面図であ
る。第2図は、第1図の線2−2に沿つてみた断
面図である。第3図は、第1図及び第2図に示さ
れた密封装置に使用される密封ピンの拡大立面図
である。 1:断熱スチーム注入管、2:内側管、3:外
側管、4:ポート、10:密封装置、{12:上
側部材、14:下側部材}クランプ手段、20:
空間、21:開口、26:真空コネクタ、{3
0:第1取付プレート、33:第2取付プレー
ト、32:ベロー(閉鎖手段)、40:押棒、4
8:ピストン・シリンダユニツト、50:シリン
ダ、54:ピストン、56:ピストンロツド}打
込み手段、42:案来ロツド、58:密封ピン、
60:プラグ、62:円錐形部分、63:円筒形
部分、64:破断可能な連結片、65:シヤン
ク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管3の管壁に設けられた真空引きポート4を
    密封するための真空密封方法であつて、 該ポート4に連通する開口21を備えた空間2
    0を有する上側部材12と下側部材14とから成
    るクランプ手段を準備し、 該クランプ手段の上側部材12を、その前記空
    間20の開口21が前記ポート4を被うようにし
    て前記管の上側外周面に係合させて保持し、 プラグ60と、シヤンク65と、該プラグとシ
    ヤンクを連結した破断可能な連結片64を有する
    密封ピン58を準備し、該密封ピンを前記上側部
    材の空間20及び開口21を通して挿入し、該密
    封ピンのプラグ60を前記ポート4内に部分的に
    挿入して該プラグをポートに心合させ、 前記プラグ60と前記上側部材の開口21との
    間に爾後の真空引き操作中気体を通すための環状
    間隙を残すように前記密封ピンを一定限度だけ上
    昇させ、 前記クランプ手段の下側部材14を前記管3の
    下側外周面の周りに係合させて前記上側部材12
    に固定し、 前記上側部材の空間20及びその開口21、及
    び前記ポート4を通して真空引きして前記管3内
    に所定の真空を設定し、 前記密封ピン58を再び下降させて密封ピンの
    プラグ60を前記ポート4内にプレス嵌めして該
    ポートを密封し、 前記破断可能な連結片64が破断するまで前記
    シヤンク65を引張ることによつて該シヤンクを
    該プラグから切離すことから成る真空密封方法。 2 管3の管壁に設けられた真空引きポート4を
    密封するための真空密封装置において、 密封すべき管の前記ポート4を被つて該管の上
    側外周面にそれを取巻くようにして係合する湾曲
    凹部を有し、該ポートに連通するための開口21
    を備えた空間20を有する上側部材12と、該管
    の下側外周面にそれを取巻くようにして係合する
    湾曲凹部を有する下側部材14から成るクランプ
    手段と、 前記クランプ手段の上側部材の空間20を通し
    て真空引きするために該上側部材に接続され該空
    間20に連通する真空コネクタ26と、 前記上側部材の空間20内に、前記開口21か
    ら離れた第1位置と該開口を通つて前記ポート4
    内へ進入する第2位置との間で移動自在に配設さ
    れており、プラグ60と、シヤンク65と、該プ
    ラグとシヤンクを連結した破断可能な連結片64
    を有する密封ピン58と、 該密封ピンを前記第1位置から第2位置へ打込
    み密封ピンのプラグ60を前記クランプ手段によ
    つて保持された前記管の前記ポート内へプレス嵌
    めするための打込み手段とから成り、 前記密封ピン58の連結片64は、密封ピン5
    8のシヤンク65をプラグ60から切離すため
    に、前記打込み手段が不作動にされて密封ピン5
    8のシヤンク65が引張り上げられたとき、破断
    するようになされており、前記打込み手段は、前
    記上側部材12に対し、移動自在に取付けられた
    取付プレート33と、一端を該取付プレートに連
    結され、他端を前記密封ピン58に連結された押
    棒40と、該上側部材の前記空間20内に真空を
    維持するべく該空間を閉鎖するために該取付プレ
    ート33と上側部材12の間に、かつ、前記押棒
    を囲包して延設された閉鎖手段32とから成り、
    該閉鎖手段は、該取付プレート33と上側部材と
    の間の相対移動を許すように伸縮自在である真空
    密封装置。 3 前記プラグ60は、小径部分から大径部分へ
    と外方へテーパした円錐形部分62と、該円錐部
    分の大径部分に連接した円筒形部分63を有し、
    該円筒形部分が前記連結片64を介して前記シヤ
    ンク65に連結されている特許請求の範囲第2項
    記載の真空密封装置。 4 前記閉鎖手段は、ベローから成るものである
    特許請求の範囲第2項記載の真空密封装置。 5 前記打込み手段は、前記上側部材12に連結
    されたシリンダ50と、該シリンダ内に移動自在
    に配設された、ピストンロツド56を有するピス
    トン54を有し、該ピストンロツドは前記取付プ
    レート33に係合して該取付プレートを押すこと
    によつて前記密封ピン58を第1位置から第2位
    置へ移動させるようになされている特許請求の範
    囲第2項記載の真空密封装置。 6 前記上側部材に少くとも1つの案内ロツド4
    2が連結されており、前記取付プレート33は、
    該案内ロツドを受容するための貫通開口を有し、
    該案内ロツドは、該取付プレートと上側部材との
    間の相対運動の方向に延長している特許請求の範
    囲第5項記載の真空密封装置。
JP61209765A 1985-09-16 1986-09-08 管壁のポートを密封するための真空密封方法及び装置 Granted JPS6267391A (ja)

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US06/776,254 US4694634A (en) 1985-09-16 1985-09-16 Vacuum sealing device for insulated steam injection tubing
US776254 1985-09-16

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JPS6267391A JPS6267391A (ja) 1987-03-27
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JP61209765A Granted JPS6267391A (ja) 1985-09-16 1986-09-08 管壁のポートを密封するための真空密封方法及び装置

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EP (1) EP0215591B1 (ja)
JP (1) JPS6267391A (ja)
KR (1) KR870003277A (ja)
CN (1) CN1010609B (ja)
AT (1) ATE57755T1 (ja)
BR (1) BR8603210A (ja)
CA (1) CA1240617A (ja)
DE (1) DE3675127D1 (ja)
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EP0215591A1 (en) 1987-03-25
US4694634A (en) 1987-09-22
CN86103825A (zh) 1987-03-18
JPS6267391A (ja) 1987-03-27
DE3675127D1 (de) 1990-11-29
ATE57755T1 (de) 1990-11-15
EP0215591B1 (en) 1990-10-24
KR870003277A (ko) 1987-04-16
PH24548A (en) 1990-08-03
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IN164138B (ja) 1989-01-21
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BR8603210A (pt) 1987-04-22

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