JP3099916B2 - パイプの圧洩れ検査装置 - Google Patents

パイプの圧洩れ検査装置

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JP3099916B2
JP3099916B2 JP03359946A JP35994691A JP3099916B2 JP 3099916 B2 JP3099916 B2 JP 3099916B2 JP 03359946 A JP03359946 A JP 03359946A JP 35994691 A JP35994691 A JP 35994691A JP 3099916 B2 JP3099916 B2 JP 3099916B2
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義幸 堀江
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Honda Motor Co Ltd
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークに圧入したパイプ
の圧洩れを検出するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シリンダヘッドと吸排気弁の摺
動孔を構成するパイプとの間の圧洩れを検査するには、
通常、シリンダヘッドの下面を板状のシール部材によっ
シールするとともにパイプの口縁を柔軟なシール部
材によって封止し、その上で、パイプ内に挿入したエア
供給管によってシリンダヘッドとパイプとの間にエアを
供給し、その洩れ具合を圧の低減により読取って、これ
らの間に圧洩れがあるか否かを調べるようにしてい
ところがこのような検査方法では、シリンダヘッドのよ
うなワークの下面を封止するシール部材が別途必要にな
るほか、パイプの口縁を封止するシール部材が劣化した
り変形したりしたような場合にはこの部分よりエアが
洩れることになって、圧洩れ検査の信頼性を損ねかねな
いといった問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
ワークの下面を封止する封止部材を必要とすることな
く、しかもワークに圧入したパイプの圧洩れを確実に検
査することのできる新たなパイプの圧洩れ検査装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するためのパイプの圧洩れ検査装置とし
て、この検査装置を、パイプの外端部周面を気密に包被
する筒状のシール部材と、エア供給源に接続し、かつパ
イプの内部を通して嵌合孔の内奥まで先端部を挿入させ
るエア供給管とによって構成するとともに、エア供給管
に、嵌合孔内奥に挿入した状態でシール部材の上端を閉
塞するキャップ部材を設ける一方、エア供給管の先端部
には、嵌合孔との間の隙間を封止する封止部を設け、さ
らに封止部の軸方向後方には、エア供給管内のエアを嵌
合孔とパイプとの間に供給する小孔を設けるようにした
ものである
【0005】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図面は本発明の一実施例をなす圧洩れ装置を示した
ものである。
【0006】図において符号1で示した機枠には、その
ガイドレール2に沿って昇降動する第1の支持板3が機
枠1上の第1の昇降シリンダ6に駆動されて上下動し得
るようロッド4を介して取付けられていて、ここには、
ワークWに圧入したパイプpを外側から封止する筒状の
シール部材7…がパイプpの数に応じて数本取付けられ
ている。
【0007】この筒状シール部材7は、その内面の下端
部に嵌込んだパッキング8によってパイプpの上部外周
面を封止するもので、このシール部材7は、中央に設け
たフランジ部分9を支持板3とその下面に固定した支持
板5との間で、長手方向には不動で径方向には若干動き
得るよう僅かな間隙δをもって保持されている。
【0008】11は、この第1の支持板3の上方に上下
動自在に取付けられた第2の支持板で、ロッド12を介
して機枠1上の第2の昇降シリンダ13に取付けられた
この支持板11には、パイプp内に挿通するエア供給管
15が各シール部材7を貫通するようにして取付けられ
ている。
【0009】このエア供給管15は、シール部材7に対
して径方向に若干動き得るよう僅かな間隙δをもって挿
通され、またこの先端には、パイプpの内面に密接する
頭部16を介してワークWの嵌合孔a内にエアを供給す
る小孔17が穿設されている。
【0010】このエア供給管15は、図示しないエア供
給源に接続したエアホース20とともに第2の支持板1
1に固定され、またこのエア供給管15の上端には、エ
ア供給管15がワークWの嵌合孔a内奥に挿通された状
態でシール部材7の上端部を被覆するキャップ部材21
が一体的に取付けられている。
【0011】なお図中符号18は、嵌合孔aとエア供給
管15との間の気密を保持すべくエア供給管15の先端
部に取付けたパッキングを示しており、また22は、シ
ール部材7の外周面とキャップ部材21の内周面との間
を気密に保つパッキングを示している。
【0012】このように構成された装置において、いま
圧洩れ検査をすべきワークWが治具25上に載置される
と、第1の昇降シリンダ6は第1の支持板3を下降さ
せ、径方向に若干の緩みを設けて取付けた筒状のシール
部材7をパイプpの上端に合わせるようにして嵌合わ
せ、その内面に設けたパッキング8により両者を気密に
結合させる。
【0013】そして以上の結合を終えたらつぎに第2の
昇降シリンダ13を作動させ、ロッド12を介して結合
した第2の支持板11を下降させ、シール部材7に緩く
挿通したエア供給管15を若干径方向に移動させパイプ
pとの位置合わせを行わせながら、その先端をワークW
の嵌合孔a内奥へ挿通し、先端部に取付けたパッキング
18をもって嵌合孔aとエア供給管15とを気密に接合
する。
【0014】またこれと同時に、エア供給管15の上端
に設けたキャップ体21もシール部材7の上端に嵌合
し、その内面に設けたパッキング22を介してシール部
材7と気密に結合するから、ワークWの嵌合孔aとエア
供給管15とシール部材7とは、エア供給管15、シー
ル部材7及びキャップ21のそれぞれに設けたパッキン
グ18、8、22を介して気密に結合される。
【0015】したがって、この状態でエア供給管15か
ら嵌合孔a内にエアを注入してその状態に保持すれば、
嵌合孔aとパイプpとの間の圧洩れは確実に検出される
ことになる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、パイ
プの外端部周面を気密に包被するシール部材の上端をキ
ャップ部材で封止するとともに、シール部材を通してワ
ークの嵌合孔内奥に挿入したエア供給管と嵌合孔との間
を封止部材により封止するようにしたので、ワークの一
面やパイプの外端を封止したりする手間や部材を必要と
することなく、パイプとエア供給部材との間をシール部
材とエア供給管によって気密に保持しつつ、これらの部
材の間の圧洩れを正確に検知することができる。
【0017】しかも、第1の支持体と第2の支持体にそ
れぞれにシール部材とエア供給部材を径方向に緩く支
させた状態で軸方向に進退動させるようにしたので、
多少の位置ズレがあってもシール部材とパイプとの接合
及びパイプ内へのエア供給部材の挿入動作を無理なく行
なわせて、この種の検査作業を効率よく行わせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置の正面図である。
【図3】パイプの圧洩れ検査状態をもって示した同上装
置の要部の断面図である。
【符号の説明】
3 第1の支持板 7 筒状シール部材 11 第2の支持板 15 エア供給管 21 キャップ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/00 - 3/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの嵌合孔と該嵌合孔に圧入したパ
    イプとの間の圧洩れを検査する検査装置であって、 該検査装置を、前記パイプの外端部周面を気密に包被す
    る筒状のシール部材と、エア供給源に接続し、かつ前記
    パイプの内部を通して前記嵌合孔の内奥まで先端部を挿
    入させるエア供給管とによって構成するとともに、 前記エア供給管に、前記嵌合孔内奥に挿入した状態で前
    記シール部材の上端を閉塞するキャップ部材を設ける一
    方、該エア供給管の先端部には、前記嵌合孔との間の隙
    間を封止する封止部を設け、さらに該封止部の軸方向後
    方には、前記エア供給管内のエアを前記嵌合孔と前記パ
    イプとの間に供給する小孔を設けたことを特徴とするパ
    イプの圧洩れ検査装置。
  2. 【請求項2】 前記シール部材を径方向に緩く保持しつ
    つ前記パイプの軸方向に進退動する第1の支持部材と、
    前記エア供給管を径方向に緩く保持しつつ前記パイプの
    軸方向に進退動する第2の支持部材を設けたことを特徴
    とする請求項1記載のパイプの圧洩れ検査装置。
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