JPH07298163A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JPH07298163A JPH07298163A JP6083092A JP8309294A JPH07298163A JP H07298163 A JPH07298163 A JP H07298163A JP 6083092 A JP6083092 A JP 6083092A JP 8309294 A JP8309294 A JP 8309294A JP H07298163 A JPH07298163 A JP H07298163A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、テレビジョンのスイッチング電源
とくにCRTアノード電圧源として用いられる1次側に
矩形波を入力して定電圧を発生するトランスを用いた電
源回路に関するもので、水平同期パルスの無入力時に過
電流が長時間流れてトランスを駆動するスイッチング素
子が破壊しないようにすることを目的とする。 【構成】 水平同期パルスに同期したパルスを出力する
パルス発生回路1の出力と水平同期パルスに同期した水
平周期より長い負論理期間のパルスを出力する単安定マ
ルチバイブレータ回路2の出力の論理和を位相反転して
作成したパルスによりスイッチング素子6をオン/オフ
しトランスの1次側に矩形波を加えることにより、水平
同期パルスの無入力時にスイッチング素子6をオフにし
て過大な電流が長時間流れないようにすることができ
る。
とくにCRTアノード電圧源として用いられる1次側に
矩形波を入力して定電圧を発生するトランスを用いた電
源回路に関するもので、水平同期パルスの無入力時に過
電流が長時間流れてトランスを駆動するスイッチング素
子が破壊しないようにすることを目的とする。 【構成】 水平同期パルスに同期したパルスを出力する
パルス発生回路1の出力と水平同期パルスに同期した水
平周期より長い負論理期間のパルスを出力する単安定マ
ルチバイブレータ回路2の出力の論理和を位相反転して
作成したパルスによりスイッチング素子6をオン/オフ
しトランスの1次側に矩形波を加えることにより、水平
同期パルスの無入力時にスイッチング素子6をオフにし
て過大な電流が長時間流れないようにすることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン、CRT
ディスプレイ、ブラウン管方式ビデオプロジェクタなど
のスイッチング電源とくにCRTアノードの電圧源とし
て用いられる1次側に矩形波を入力して定電圧を発生す
るトランスを用いた電源回路に関するものである。
ディスプレイ、ブラウン管方式ビデオプロジェクタなど
のスイッチング電源とくにCRTアノードの電圧源とし
て用いられる1次側に矩形波を入力して定電圧を発生す
るトランスを用いた電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の矩形波を入力して定電圧を
発生するトランスを2系統用いた電源回路のブロック
図、図8はそのタイムチャートである。図7において、
81は一定周期の水平同期パルスSAを2分周してデュ
ーティ50%の矩形波SCを出力する2分周回路、82
は2分周回路81の出力矩形波SCの立ち上がりもしく
は立ち下がりをトリガーのタイミングとし2分周回路8
1の出力矩形波に同期した一定のパルス幅のパルスS
E、SFを出力するパルス発生回路、5及び6はパルス
発生回路82の出力パルスSE、SFそれぞれによりス
イッチング素子をオン/オフして矩形波SG,SHそれ
ぞれをトランスの1次側に出力してそれぞれのトランス
を駆動するトランス駆動回路、7及び8はトランス駆動
回路5及び6の出力矩形波SG、SHそれぞれを1次側
に入力して2次側に誘導された矩形波を整流して定電圧
を出力するトランスである。
発生するトランスを2系統用いた電源回路のブロック
図、図8はそのタイムチャートである。図7において、
81は一定周期の水平同期パルスSAを2分周してデュ
ーティ50%の矩形波SCを出力する2分周回路、82
は2分周回路81の出力矩形波SCの立ち上がりもしく
は立ち下がりをトリガーのタイミングとし2分周回路8
1の出力矩形波に同期した一定のパルス幅のパルスS
E、SFを出力するパルス発生回路、5及び6はパルス
発生回路82の出力パルスSE、SFそれぞれによりス
イッチング素子をオン/オフして矩形波SG,SHそれ
ぞれをトランスの1次側に出力してそれぞれのトランス
を駆動するトランス駆動回路、7及び8はトランス駆動
回路5及び6の出力矩形波SG、SHそれぞれを1次側
に入力して2次側に誘導された矩形波を整流して定電圧
を出力するトランスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の回路では、2系統のトランスが同相で動作するため
に、2個のトランスの高圧誘導の相乗が起きたり、トラ
ンスの2次側の矩形波に同期してアース電位が振られた
り、また整流が不十分の場合は直接高圧出力にトランス
の2次側の矩形波の成分が重畳したりするので、例えば
走査線のnラインではトランスの2次側の矩形波の負の
影響を受け、走査線のn+1ラインではトランスの2次
側の矩形波の正の影響を受けて、走査線の1ライン毎に
影響の受ける方向が変わるために、走査線間隔の粗密が
起きたり、走査線の1ライン毎に走査開始位置がずれて
1本の縦線が2重に見えるというような妨害が起きると
いった問題点を有していた。
成の回路では、2系統のトランスが同相で動作するため
に、2個のトランスの高圧誘導の相乗が起きたり、トラ
ンスの2次側の矩形波に同期してアース電位が振られた
り、また整流が不十分の場合は直接高圧出力にトランス
の2次側の矩形波の成分が重畳したりするので、例えば
走査線のnラインではトランスの2次側の矩形波の負の
影響を受け、走査線のn+1ラインではトランスの2次
側の矩形波の正の影響を受けて、走査線の1ライン毎に
影響の受ける方向が変わるために、走査線間隔の粗密が
起きたり、走査線の1ライン毎に走査開始位置がずれて
1本の縦線が2重に見えるというような妨害が起きると
いった問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題点を除去し、走査線間隔
の粗密や縦線が2重に見えるという妨害が起きないよう
な電源回路を提供することを目的とする。
の粗密や縦線が2重に見えるという妨害が起きないよう
な電源回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、互いに逆相の2系統の矩形波を作り、そ
れぞれの矩形波を2系統のトランス駆動回路それぞれに
入力して、2系統のトランスのオン/オフの動作を交互
に行うことによって、2個のトランスの高圧誘導やアー
ス電位の振られや高圧出力に重畳する矩形波成分を小さ
くするとともにそれらが各走査線に及ぼす影響を同じレ
ベルにするようにしたものである。
決するために、互いに逆相の2系統の矩形波を作り、そ
れぞれの矩形波を2系統のトランス駆動回路それぞれに
入力して、2系統のトランスのオン/オフの動作を交互
に行うことによって、2個のトランスの高圧誘導やアー
ス電位の振られや高圧出力に重畳する矩形波成分を小さ
くするとともにそれらが各走査線に及ぼす影響を同じレ
ベルにするようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、上記のように、互いに逆相の
2系統の矩形波を作り、それぞれの矩形波を2系統のト
ランス駆動回路それぞれに入力するようにしたので、2
系統のトランスのオン/オフの動作を交互に行うことに
よって2個のトランスの高圧誘導やアース電位の振られ
や高圧出力に重畳する矩形波成分を小さくするとともに
それらが各走査線に及ぼす影響を同じレベルにすること
ができる。したがって、走査線間隔の粗密が起きたり縦
線が2重に見えるという妨害を防ぐことができる。
2系統の矩形波を作り、それぞれの矩形波を2系統のト
ランス駆動回路それぞれに入力するようにしたので、2
系統のトランスのオン/オフの動作を交互に行うことに
よって2個のトランスの高圧誘導やアース電位の振られ
や高圧出力に重畳する矩形波成分を小さくするとともに
それらが各走査線に及ぼす影響を同じレベルにすること
ができる。したがって、走査線間隔の粗密が起きたり縦
線が2重に見えるという妨害を防ぐことができる。
【0007】
【実施例1】以下に、本発明の第1の実施例について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本発明の請求項1及び2の実施例を
示す電源回路のブロック図である。図1において、図7
と同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の
構成について説明する。1は一定周期の水平同期パルス
の立ち上がりあるいは立ち下がりをトリガーのタイミン
グとしその水平同期パルスに同期した一定のパルス幅の
パルスを出力するパルス発生回路、2は同じ水平同期パ
ルスを2分周して、例えばデューティ50%の互いに逆
相の2系統の矩形波を出力する2分周回路、3は2分周
回路2の2系統の出力矩形波のうちの1系統の矩形波と
パルス発生回路1の出力の論理積を出力する論理積演算
回路、4は2分周回路2の2系統の出力矩形波のうち論
理積演算回路3に入力された矩形波と逆相の矩形波とパ
ルス発生回路1の出力の論理積を出力する論理積演算回
路である。
示す電源回路のブロック図である。図1において、図7
と同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の
構成について説明する。1は一定周期の水平同期パルス
の立ち上がりあるいは立ち下がりをトリガーのタイミン
グとしその水平同期パルスに同期した一定のパルス幅の
パルスを出力するパルス発生回路、2は同じ水平同期パ
ルスを2分周して、例えばデューティ50%の互いに逆
相の2系統の矩形波を出力する2分周回路、3は2分周
回路2の2系統の出力矩形波のうちの1系統の矩形波と
パルス発生回路1の出力の論理積を出力する論理積演算
回路、4は2分周回路2の2系統の出力矩形波のうち論
理積演算回路3に入力された矩形波と逆相の矩形波とパ
ルス発生回路1の出力の論理積を出力する論理積演算回
路である。
【0009】又、5及び6はトランス駆動回路、7及び
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
【0010】上記構成により、図2に示すように水平同
期パルスSAに同期したパルス発生回路1の出力SBが
2系統ある論理積演算回路3及び4に入力される。一方
2分周回路2により水平同期パルスSAを2分周してデ
ューティ50%の互いに逆相の2系統の矩形波SC及び
SDがそれぞれ論理積演算回路3及び4に出力される。
従って、論理積演算回路3及び4はそれぞれ互いに逆相
の矩形波パルスSE及びSFをFBT駆動回路5及び6
に出力するので、2系統あるトランス7及び8のオン/
オフの動作を交互に行わせることができる。トランス駆
動回路5及び6、トランス7及び8のそれぞれの動作は
従来の例と同じである。
期パルスSAに同期したパルス発生回路1の出力SBが
2系統ある論理積演算回路3及び4に入力される。一方
2分周回路2により水平同期パルスSAを2分周してデ
ューティ50%の互いに逆相の2系統の矩形波SC及び
SDがそれぞれ論理積演算回路3及び4に出力される。
従って、論理積演算回路3及び4はそれぞれ互いに逆相
の矩形波パルスSE及びSFをFBT駆動回路5及び6
に出力するので、2系統あるトランス7及び8のオン/
オフの動作を交互に行わせることができる。トランス駆
動回路5及び6、トランス7及び8のそれぞれの動作は
従来の例と同じである。
【0011】なお、上記実施例においてトランスの代わ
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
【0012】
【実施例2】図3は本発明の第2の実施例を示す電源回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【0013】実施例1と同様に図3においても、図7と
同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の構
成について説明する。31は一定周期の水平同期パルス
を2分周してデューティ50%の互いに逆相の2系統の
矩形波を出力する2分周回路、32は2分周回路31の
出力矩形波の立ち上がりあるいは立ち下がりをトリガー
のタイミングとしその矩形波に同期した一定のパルス幅
のパルスを出力するパルス発生回路、33は2分周回路
31の2系統ある出力のうちパルス発生回路32に入力
された矩形波と逆相の矩形波の立ち上がりと立ち下がり
のうちパルス発生回路32と同じ方をトリガーのタイミ
ングとしその矩形波に同期したパルス発生回路32の出
力と同じパルス幅のパルスを出力するパルス発生回路で
ある。
同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の構
成について説明する。31は一定周期の水平同期パルス
を2分周してデューティ50%の互いに逆相の2系統の
矩形波を出力する2分周回路、32は2分周回路31の
出力矩形波の立ち上がりあるいは立ち下がりをトリガー
のタイミングとしその矩形波に同期した一定のパルス幅
のパルスを出力するパルス発生回路、33は2分周回路
31の2系統ある出力のうちパルス発生回路32に入力
された矩形波と逆相の矩形波の立ち上がりと立ち下がり
のうちパルス発生回路32と同じ方をトリガーのタイミ
ングとしその矩形波に同期したパルス発生回路32の出
力と同じパルス幅のパルスを出力するパルス発生回路で
ある。
【0014】又、5及び6はトランス駆動回路、7及び
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
【0015】上記構成により、図4に示すように2分周
回路31により水平同期パルスSAを2分周してデュー
ティ50%の互いに逆相の2系統の矩形波SC及びSD
がそれぞれパルス発生回路32及び33に出力される。
パルス発生回路32では入力された矩形波SCの例えば
立ち上がりをトリガーのタイミングとし矩形波SCに同
期した一定のパルス幅の矩形波パルスSEを出力する。
回路31により水平同期パルスSAを2分周してデュー
ティ50%の互いに逆相の2系統の矩形波SC及びSD
がそれぞれパルス発生回路32及び33に出力される。
パルス発生回路32では入力された矩形波SCの例えば
立ち上がりをトリガーのタイミングとし矩形波SCに同
期した一定のパルス幅の矩形波パルスSEを出力する。
【0016】一方パルス発生回路33では矩形波SCと
逆相の矩形波SDを入力し、パルス発生回路32と同じ
く矩形波SDの立ち上がりをトリガーのタイミングとし
矩形波SDに同期した一定のパルス幅の矩形波パルスS
Fを出力する。従って、パルス発生回路32及び33は
それぞれ互いに逆相の矩形波パルスSE及びSFをトラ
ンス駆動回路5及び6に出力するので、2系統あるトラ
ンス7及び8のオン/オフの動作を交互に行わせること
ができる。
逆相の矩形波SDを入力し、パルス発生回路32と同じ
く矩形波SDの立ち上がりをトリガーのタイミングとし
矩形波SDに同期した一定のパルス幅の矩形波パルスS
Fを出力する。従って、パルス発生回路32及び33は
それぞれ互いに逆相の矩形波パルスSE及びSFをトラ
ンス駆動回路5及び6に出力するので、2系統あるトラ
ンス7及び8のオン/オフの動作を交互に行わせること
ができる。
【0017】トランス駆動回路5及び6、トランス7及
び8のそれぞれの動作は従来の例と同じである。また実
施例1では矩形波パルスSE及びSFのデューディを5
0%以下にしか設定できないのに対し、上記構成では矩
形波パルスSE及びSFのデューディを0%から100
%までの範囲で任意に設定できるとともに、矩形波パル
スSE及びSFのデューディを独立に設定できるので1
次側の入力矩形波のデューティの最適値が異なるトラン
スをトランス7及び8に用いることができる。
び8のそれぞれの動作は従来の例と同じである。また実
施例1では矩形波パルスSE及びSFのデューディを5
0%以下にしか設定できないのに対し、上記構成では矩
形波パルスSE及びSFのデューディを0%から100
%までの範囲で任意に設定できるとともに、矩形波パル
スSE及びSFのデューディを独立に設定できるので1
次側の入力矩形波のデューティの最適値が異なるトラン
スをトランス7及び8に用いることができる。
【0018】なお、上記実施例においてトランスの代わ
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
【0019】
【実施例3】図5は本発明の請求項3及び4のもう一つ
の実施例を示す電源回路のブロック図である。
の実施例を示す電源回路のブロック図である。
【0020】実施例1と同様に図5においても、図7と
同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の構
成について説明する。51は一定周期の水平同期パルス
を2分周してデューティ50%の矩形波を出力する2分
周回路、52は2分周回路51の出力矩形波の立ち上が
りをトリガーのタイミングとしその矩形波に同期した一
定のパルス幅のパルスを出力するパルス発生回路、53
は2分周回路51の出力矩形波の立ち下がりをトリガー
のタイミングとしその矩形波に同期した一定のパルス幅
のパルスを出力するパルス発生回路である。
同一の部分には同一の符号を付し、それ以外の部分の構
成について説明する。51は一定周期の水平同期パルス
を2分周してデューティ50%の矩形波を出力する2分
周回路、52は2分周回路51の出力矩形波の立ち上が
りをトリガーのタイミングとしその矩形波に同期した一
定のパルス幅のパルスを出力するパルス発生回路、53
は2分周回路51の出力矩形波の立ち下がりをトリガー
のタイミングとしその矩形波に同期した一定のパルス幅
のパルスを出力するパルス発生回路である。
【0021】又、5及び6はトランス駆動回路、7及び
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
8はトランスであり、トランス駆動回路5、6またはト
ランス7、8はそれぞれ同一の回路構成であるものとす
る。
【0022】上記構成は、図6に示すように2分周回路
51により水平同期パルスSAを2分周してデューティ
50%の矩形波SCがパルス発生回路52及び53に出
力される。パルス発生回路52では入力された矩形波S
Cの立ち上がりをトリガーのタイミングとし矩形波SC
に同期した一定のパルス幅の矩形波パルスSEを出力す
る。
51により水平同期パルスSAを2分周してデューティ
50%の矩形波SCがパルス発生回路52及び53に出
力される。パルス発生回路52では入力された矩形波S
Cの立ち上がりをトリガーのタイミングとし矩形波SC
に同期した一定のパルス幅の矩形波パルスSEを出力す
る。
【0023】一方パルス発生回路53では入力された矩
形波SCの立ち下がりをトリガーのタイミングとし矩形
波SCに同期した一定のパルス幅の矩形波パルスSFを
出力する。従って、パルス発生回路52及び53はそれ
ぞれ互いに逆相の矩形波パルスSE及びSFをトランス
駆動回路5及び6に出力するので、前述した実施例2と
同様に2系統あるトランス7及び8のオン/オフの動作
を交互に行わせることができる。
形波SCの立ち下がりをトリガーのタイミングとし矩形
波SCに同期した一定のパルス幅の矩形波パルスSFを
出力する。従って、パルス発生回路52及び53はそれ
ぞれ互いに逆相の矩形波パルスSE及びSFをトランス
駆動回路5及び6に出力するので、前述した実施例2と
同様に2系統あるトランス7及び8のオン/オフの動作
を交互に行わせることができる。
【0024】トランス駆動回路5及び6、トランス7及
び8のそれぞれの動作は従来の例と同じである。また上
記構成では、実施例2と同様に矩形波パルスSE及びS
Fのデューディを0%から100%までの範囲で任意に
設定できるとともに、矩形波パルスSE及びSFのデュ
ーディを独立に設定できるので1次側の入力矩形波のデ
ューティの最適値が異なるトランスをトランス7及び8
に用いることができる。
び8のそれぞれの動作は従来の例と同じである。また上
記構成では、実施例2と同様に矩形波パルスSE及びS
Fのデューディを0%から100%までの範囲で任意に
設定できるとともに、矩形波パルスSE及びSFのデュ
ーディを独立に設定できるので1次側の入力矩形波のデ
ューティの最適値が異なるトランスをトランス7及び8
に用いることができる。
【0025】なお、上記実施例においてトランスの代わ
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
りに矩形波を1次側に入力して高圧を発生するフライバ
ックトランスを用いた例えばCRTアノード電圧のよう
な高圧を発生する電源回路についても同様の動作となる
ことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、2系統のトラン
スのオン/オフの動作を交互に行うことによって2個の
トランスの高圧誘導やアース電位の振られや高圧出力に
重畳する矩形波成分を小さくするとともにそれらが各走
査線に及ぼす影響を同じレベルにすることができる。し
たがって、走査線間隔の粗密が起きたり縦線が2重に見
えるという妨害を防ぐことができる。
スのオン/オフの動作を交互に行うことによって2個の
トランスの高圧誘導やアース電位の振られや高圧出力に
重畳する矩形波成分を小さくするとともにそれらが各走
査線に及ぼす影響を同じレベルにすることができる。し
たがって、走査線間隔の粗密が起きたり縦線が2重に見
えるという妨害を防ぐことができる。
【図1】本発明の請求項1及び2の一実施例における電
源回路のブロック図
源回路のブロック図
【図2】請求項1及び2の一実施例における電源回路の
パルス波形を示す図
パルス波形を示す図
【図3】本発明の請求項3及び4の一実施例における電
源回路のブロック図
源回路のブロック図
【図4】請求項3及び4の一実施例における電源回路の
パルス波形を示す図
パルス波形を示す図
【図5】本発明の請求項3及び4のもう一つの実施例に
おける電源回路のブロック図
おける電源回路のブロック図
【図6】請求項3及び4のもう一つの実施例における電
源回路のパルス波形を示す図
源回路のパルス波形を示す図
【図7】従来の電源回路のブロック図
【図8】従来の電源回路のパルス波形を示す図
1 パルス発生回路 2 2分周回路 3,4 論理積演算回路 5,6 トランス駆動回路 7,8 トランス 9 スイッチング素子 10 ダンパダイオード 11,12,15 共振コンデンサ 13,16 クランプダイオード 14 電源 17 整流ダイオード 18 整流コンデンサ 31 2分周回路 32,33 パルス発生回路 51 2分周回路 52,53 パルス発生回路
Claims (4)
- 【請求項1】 水平同期パルスに同期した一定のパルス
幅のパルスを出力するパルス発生回路と、前記水平同期
パルスを2分周して互いに逆相の2系統の矩形波を出力
する2分周回路と、前記2分周回路の2系統ある出力の
うちの一方の矩形波と前記パルス発生回路の出力の論理
積を出力する論理積演算回路と、前記2分周回路の2系
統ある出力のうち前記論理積演算回路に入力された矩形
波と逆相の矩形波と前記パルス発生回路の出力の論理積
を出力する論理積演算回路と、前記2系統の論理積演算
回路のそれぞれの出力によりスイッチング素子をオン/
オフしトランスの1次側に矩形波を出力してトランスを
駆動する2系統のトランス駆動回路と、前記2系統のト
ランス駆動回路の出力矩形波を1次側に入力して定電圧
を発生する2系統のトランスを有する電源回路。 - 【請求項2】 トランスはフライバックトランスである
ことを特徴とする請求項1記載の電源回路。 - 【請求項3】 一定周期の水平同期パルスを2分周して
互いに逆相の2系統の矩形波を出力する2分周回路と、
前記2分周回路の2系統ある出力のうちの一方の矩形波
の立ち上がりもしくは立ち下がりをトリガーのタイミン
グとし前記矩形波に同期した一定のパルス幅のパルスを
出力するパルス発生回路と、前記2分周回路の2系統あ
る出力のうち前記パルス発生回路に入力された矩形波と
逆相の矩形波の立ち上がりと立ち下がりのうち前記パル
ス発生回路と同じ方をトリガーのタイミングとし前記矩
形波に同期した前記パルス発生回路の出力と同じパルス
幅のパルスを出力するパルス発生回路と、前記2系統の
パルス発生回路のそれぞれの出力によりスイッチング素
子をオン/オフしトランスの1次側に矩形波を出力して
トランスを駆動する2系統のトランス駆動回路と、前記
2系統のトランス駆動回路の出力矩形波を1次側に入力
して定電圧を発生する2系統のトランスを有することを
特徴とする電源回路。 - 【請求項4】 トランスはフライバックトランスである
ことを特徴とする請求項3記載の電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083092A JPH07298163A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6083092A JPH07298163A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07298163A true JPH07298163A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13792545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6083092A Pending JPH07298163A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07298163A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH106273A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 産業用ロボット |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP6083092A patent/JPH07298163A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH106273A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 産業用ロボット |
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