JPH07297892A - コードレス通信接続装置の壁面取付機構及び方法、コードレス通信接続装置、及び壁面埋め込み配線器具 - Google Patents
コードレス通信接続装置の壁面取付機構及び方法、コードレス通信接続装置、及び壁面埋め込み配線器具Info
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- JPH07297892A JPH07297892A JP6113615A JP11361594A JPH07297892A JP H07297892 A JPH07297892 A JP H07297892A JP 6113615 A JP6113615 A JP 6113615A JP 11361594 A JP11361594 A JP 11361594A JP H07297892 A JPH07297892 A JP H07297892A
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コード類の処理が不要で、簡単な操作でコー
ドレス電話接続装置を壁面に取り付けることができる取
付機構及び方法を提供する。 【構成】 壁面埋め込み配線器具の前面にＡＣ電源コン
セント（２）とモジュラコネクタ（３）とが設けられ、
コードレス電話接続装置（１）の背面にそれらに対応し
たＡＣ電源プラグ（４）とモジュラジャック（５）とが
設けられている。この壁面埋め込み配線器具にコードレ
ス電話接続装置の背面を向けて押圧することにより、Ａ
Ｃ電源コンセントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュ
ラコネクタにモジュラジャックを接合させる。更に引掛
金具（７ａ）が取付部１０に係合することで壁面埋め込
み配線器具にコードレス電話接続装置を固定させる。
ドレス電話接続装置を壁面に取り付けることができる取
付機構及び方法を提供する。 【構成】 壁面埋め込み配線器具の前面にＡＣ電源コン
セント（２）とモジュラコネクタ（３）とが設けられ、
コードレス電話接続装置（１）の背面にそれらに対応し
たＡＣ電源プラグ（４）とモジュラジャック（５）とが
設けられている。この壁面埋め込み配線器具にコードレ
ス電話接続装置の背面を向けて押圧することにより、Ａ
Ｃ電源コンセントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュ
ラコネクタにモジュラジャックを接合させる。更に引掛
金具（７ａ）が取付部１０に係合することで壁面埋め込
み配線器具にコードレス電話接続装置を固定させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス通信装置に係
り、特にその接続装置を壁面に取り付けるための機構及
び方法に関する。
り、特にその接続装置を壁面に取り付けるための機構及
び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、多種類のコードレス電話装置が市
販され、一般家庭にも広く普及している。これらコード
レス電話装置の従来の構成例を図７に示す。同図におい
て、電話回線に接続された接続装置３１は携帯送受話器
３２との間で電波による送受信を行う。接続装置３１
は、ＡＣ電源アダプタ３３及び接続コード３４によって
電源を得ており、接続ケーブル３５を介して屋内電話線
コネクタと接続されている。
販され、一般家庭にも広く普及している。これらコード
レス電話装置の従来の構成例を図７に示す。同図におい
て、電話回線に接続された接続装置３１は携帯送受話器
３２との間で電波による送受信を行う。接続装置３１
は、ＡＣ電源アダプタ３３及び接続コード３４によって
電源を得ており、接続ケーブル３５を介して屋内電話線
コネクタと接続されている。
【０００３】しかしながら、接続装置３１は、接続コー
ド３４及びケーブル３５を用いて商用電源コンセント及
び電話線コネクタに接続するために、コード処理が煩雑
で見苦しいものとなり、更に電源コンセント及び電話線
コネクタの配置によっては接続装置３１の設置場所が限
定され、特別な設置棚３６を設ける必要が生じる。この
ような不都合を解決するために、種々の提案が行われて
いる。
ド３４及びケーブル３５を用いて商用電源コンセント及
び電話線コネクタに接続するために、コード処理が煩雑
で見苦しいものとなり、更に電源コンセント及び電話線
コネクタの配置によっては接続装置３１の設置場所が限
定され、特別な設置棚３６を設ける必要が生じる。この
ような不都合を解決するために、種々の提案が行われて
いる。
【０００４】第１例として、実開平４−１２８４６３号
公報には、ファクシミリ装置にＡＣ電源コネクタとモジ
ュラジャックとを一体化した接続ユニットを設け、それ
を適所に付け換え可能にすることで、コード処理を簡単
にする構造が開示されている。
公報には、ファクシミリ装置にＡＣ電源コネクタとモジ
ュラジャックとを一体化した接続ユニットを設け、それ
を適所に付け換え可能にすることで、コード処理を簡単
にする構造が開示されている。
【０００５】第２例として、実開平３−４０７７１号公
報には、壁埋め込みボックス内にＤＣ電源アダプタとモ
ジュラジャックとを設け、モジュラジャックの端子の一
部を自給電源用に用いた接続構造が開示されている。
報には、壁埋め込みボックス内にＤＣ電源アダプタとモ
ジュラジャックとを設け、モジュラジャックの端子の一
部を自給電源用に用いた接続構造が開示されている。
【０００６】また、第３例として、実開平４−２０７４
６号公報には、モジュラジャックの両外側の接続端子を
直流電源供給用の出力端子とした電源付き電話コンセン
トが開示されている。
６号公報には、モジュラジャックの両外側の接続端子を
直流電源供給用の出力端子とした電源付き電話コンセン
トが開示されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第１例
の構造では、ファクシミリ本体と接続ユニットとの間に
接続コードが延びているために、コード処理の煩雑さ及
び見苦しさを本質的に解消するものではない。
の構造では、ファクシミリ本体と接続ユニットとの間に
接続コードが延びているために、コード処理の煩雑さ及
び見苦しさを本質的に解消するものではない。
【０００８】また、第２例の接続構造では、モジュラジ
ャックの端子を自給電源用に使用する特別な形態となる
ために、市販のコードレス電話装置を接続することがで
きない。しかも、壁埋め込みボックスの工事は建築時に
有資格者が行う必要があるために、レイアウトフリーで
なく、ユーザにとって使いにくいものとなる。
ャックの端子を自給電源用に使用する特別な形態となる
ために、市販のコードレス電話装置を接続することがで
きない。しかも、壁埋め込みボックスの工事は建築時に
有資格者が行う必要があるために、レイアウトフリーで
なく、ユーザにとって使いにくいものとなる。
【０００９】第３例の電話コンセントも第２例と同様に
市販のコードレス電話装置を接続できないものであり、
更に、この電話コンセントは壁面から突き出た形態であ
るために、不便で使いにくいものとなる。
市販のコードレス電話装置を接続できないものであり、
更に、この電話コンセントは壁面から突き出た形態であ
るために、不便で使いにくいものとなる。
【００１０】このように、いずれの従来例においても、
コードレス電話装置を設置しようとするとき、その設置
場所や配線の面でユーザの十分な満足を得ることができ
ないものである。
コードレス電話装置を設置しようとするとき、その設置
場所や配線の面でユーザの十分な満足を得ることができ
ないものである。
【００１１】壁面に取り付けるＡＣ電源コンセント及び
電話回線のコネクタは、住居を建築する際に壁内に設置
するために、それぞれ法規により基準が定められてお
り、更にそれぞれ別の資格を有する者により工事を行う
必要がある。注文住宅以外は、建築する側である程度想
定して電源コンセントや電話線コネクタの設置場所を決
めている。例えば、一般的電気製品及び電話機が使える
ように居間のコーナー近くの壁の下方に設けられてい
る。
電話回線のコネクタは、住居を建築する際に壁内に設置
するために、それぞれ法規により基準が定められてお
り、更にそれぞれ別の資格を有する者により工事を行う
必要がある。注文住宅以外は、建築する側である程度想
定して電源コンセントや電話線コネクタの設置場所を決
めている。例えば、一般的電気製品及び電話機が使える
ように居間のコーナー近くの壁の下方に設けられてい
る。
【００１２】ところが、床面に近い場所にコードレス電
話接続装置を設置したのでは、何らかの金属の障害物が
存在すると電波の伝播が妨げられ、通話に不具合が生じ
やすい。このために接続装置の設置場所は必然的に高い
ところとなり、電源コンセント及び電話線コネクタとの
接続をとるコード類は壁面に沿って配線され、極めて見
苦しいものとなる。
話接続装置を設置したのでは、何らかの金属の障害物が
存在すると電波の伝播が妨げられ、通話に不具合が生じ
やすい。このために接続装置の設置場所は必然的に高い
ところとなり、電源コンセント及び電話線コネクタとの
接続をとるコード類は壁面に沿って配線され、極めて見
苦しいものとなる。
【００１３】本発明の目的は、コード類の処理が不要
で、簡単な操作でコードレス通信接続装置を壁面に取り
付けることができる取付機構及び方法、そのような壁面
配線器具及び接続装置構造を提供することにある。
で、簡単な操作でコードレス通信接続装置を壁面に取り
付けることができる取付機構及び方法、そのような壁面
配線器具及び接続装置構造を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明によるコードレス
通信接続装置の壁面取付機構は、ＡＣ電源を供給するた
めのＡＣ電源コンセントと電話回線を接続するための少
なくとも１つのモジュラコネクタとを前面に有する壁面
埋め込み配線器具と、ＡＣ電源コンセントに接合するＡ
Ｃ電源プラグとモジュラコネクタに接合するモジュラジ
ャックとを背面の所定位置に有するコードレス通信接続
装置と、コードレス通信接続装置を壁面埋め込み配線器
具に固定する固定手段と、からなることを特徴とする。
通信接続装置の壁面取付機構は、ＡＣ電源を供給するた
めのＡＣ電源コンセントと電話回線を接続するための少
なくとも１つのモジュラコネクタとを前面に有する壁面
埋め込み配線器具と、ＡＣ電源コンセントに接合するＡ
Ｃ電源プラグとモジュラコネクタに接合するモジュラジ
ャックとを背面の所定位置に有するコードレス通信接続
装置と、コードレス通信接続装置を壁面埋め込み配線器
具に固定する固定手段と、からなることを特徴とする。
【００１５】本発明によるコードレス通信接続装置の壁
面取付方法は、壁面埋め込み配線器具に対してコードレ
ス通信接続装置を押圧することによって、ＡＣ電源コン
セントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネクタ
にモジュラジャックを接合させ、同時に壁面埋め込み配
線器具にコードレス通信接続装置を固定させる、ことを
特徴とする。
面取付方法は、壁面埋め込み配線器具に対してコードレ
ス通信接続装置を押圧することによって、ＡＣ電源コン
セントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネクタ
にモジュラジャックを接合させ、同時に壁面埋め込み配
線器具にコードレス通信接続装置を固定させる、ことを
特徴とする。
【００１６】本発明によるコードレス通信接続装置は、
ＡＣ電源を供給するためのＡＣ電源コンセントと通信回
線を接続するための少なくとも１つのモジュラコネクタ
とが所定間隔で配置された壁面埋め込み配線器具に取り
付けられるものであり、その背面の所定位置に、ＡＣ電
源コンセントに接合するＡＣ電源プラグと、モジュラコ
ネクタに接合するモジュラジャックと、壁面埋め込み配
線器具と連結する固定手段と、を設けたことを特徴とす
る。
ＡＣ電源を供給するためのＡＣ電源コンセントと通信回
線を接続するための少なくとも１つのモジュラコネクタ
とが所定間隔で配置された壁面埋め込み配線器具に取り
付けられるものであり、その背面の所定位置に、ＡＣ電
源コンセントに接合するＡＣ電源プラグと、モジュラコ
ネクタに接合するモジュラジャックと、壁面埋め込み配
線器具と連結する固定手段と、を設けたことを特徴とす
る。
【００１７】本発明による壁面埋め込み配線器具は、背
面の所定位置にＡＣ電源を入力するＡＣ電源プラグと通
信回線を接続する少なくとも１つのモジュラジャックと
を有するコードレス通信接続装置を取り付けるためのも
のであり、その前面の所定位置に、ＡＣ電源プラグに接
合するＡＣ電源コンセントと、モジュラジャックと接合
するモジュラコネクタと、コードレス通信接続装置を固
定する固定手段と、からなることを特徴とする。
面の所定位置にＡＣ電源を入力するＡＣ電源プラグと通
信回線を接続する少なくとも１つのモジュラジャックと
を有するコードレス通信接続装置を取り付けるためのも
のであり、その前面の所定位置に、ＡＣ電源プラグに接
合するＡＣ電源コンセントと、モジュラジャックと接合
するモジュラコネクタと、コードレス通信接続装置を固
定する固定手段と、からなることを特徴とする。
【００１８】
【作用】壁面埋め込み配線器具の前面にはＡＣ電源コン
セントと電話線モジュラコネクタとが所定間隔で設けら
れ、コードレス通信接続装置にはそれらに対応したＡＣ
電源プラグとモジュラジャックとが背面に設けられてい
る。この壁面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装
置の背面を向けて押圧することにより、ＡＣ電源コンセ
ントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネクタに
モジュラジャックを接合させ、更に固定手段によって壁
面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装置を固定さ
せる。
セントと電話線モジュラコネクタとが所定間隔で設けら
れ、コードレス通信接続装置にはそれらに対応したＡＣ
電源プラグとモジュラジャックとが背面に設けられてい
る。この壁面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装
置の背面を向けて押圧することにより、ＡＣ電源コンセ
ントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネクタに
モジュラジャックを接合させ、更に固定手段によって壁
面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装置を固定さ
せる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００２０】図１は、本発明によるコードレス通信接続
装置の取り付け機構の第１実施例を示す壁面配線器具及
び接続装置の概略的斜視図である。同図において、コー
ドレス電話接続装置１は、図示されていない送受話器と
電波による送受信を行う。この接続装置１の背面には、
接続装置１を動作させるための電源を得るＡＣ電源プラ
グ４と電話回線用のモジュラジャック５とが所定位置に
設けられている。更に、ＡＣ電源プラグの上方には接続
装置１を取り付けるための引掛金具７が設けられてい
る。引掛金具７ａは、後述するようにバネによって付勢
され、背面垂直方向（矢印ａ方向）に回動可能である。
装置の取り付け機構の第１実施例を示す壁面配線器具及
び接続装置の概略的斜視図である。同図において、コー
ドレス電話接続装置１は、図示されていない送受話器と
電波による送受信を行う。この接続装置１の背面には、
接続装置１を動作させるための電源を得るＡＣ電源プラ
グ４と電話回線用のモジュラジャック５とが所定位置に
設けられている。更に、ＡＣ電源プラグの上方には接続
装置１を取り付けるための引掛金具７が設けられてい
る。引掛金具７ａは、後述するようにバネによって付勢
され、背面垂直方向（矢印ａ方向）に回動可能である。
【００２１】壁面６に取り付けられた配線器具は、その
前面の所定位置にＡＣ電源コンセント２とモジュラコネ
クタ３とを有し、ＡＣ電源コンセント２は接続装置１の
ＡＣ電源プラグ４と接合して電源を供給し、モジュラコ
ネクタ３はモジュラジャック５と接合して電話回線を形
成する。ＡＣ電源コンセント２とモジュラコネクタ３と
はカバー１１により覆われ、カバー１１の上面には金具
取付け部１０が設けられている。金具取付け部１０の凹
部に接続装置１の引掛金具７ａが係合して接続装置１が
固定される。
前面の所定位置にＡＣ電源コンセント２とモジュラコネ
クタ３とを有し、ＡＣ電源コンセント２は接続装置１の
ＡＣ電源プラグ４と接合して電源を供給し、モジュラコ
ネクタ３はモジュラジャック５と接合して電話回線を形
成する。ＡＣ電源コンセント２とモジュラコネクタ３と
はカバー１１により覆われ、カバー１１の上面には金具
取付け部１０が設けられている。金具取付け部１０の凹
部に接続装置１の引掛金具７ａが係合して接続装置１が
固定される。
【００２２】接続装置１の取付け方法は、先ず接続装置
１の上部を壁側に傾けて引掛金具７ａを取付け部１０に
挿入して引掛け、続いて接続装置１を引掛金具７ａを中
心にして回転させるように壁側に押しつけることで、Ａ
Ｃ電源プラグ４及びモジュラジャック５をそれぞれ壁側
配線器具のＡＣ電源コンセント２及びモジュラコネクタ
３へ挿入し接続を完了する。
１の上部を壁側に傾けて引掛金具７ａを取付け部１０に
挿入して引掛け、続いて接続装置１を引掛金具７ａを中
心にして回転させるように壁側に押しつけることで、Ａ
Ｃ電源プラグ４及びモジュラジャック５をそれぞれ壁側
配線器具のＡＣ電源コンセント２及びモジュラコネクタ
３へ挿入し接続を完了する。
【００２３】なお、接続装置１の背面には、カバー１１
を十分覆うことができる凹部が設けられても良い。
を十分覆うことができる凹部が設けられても良い。
【００２４】図２は、本実施例における接続装置１の詳
細を示す一部破断の斜視図である。同図に示すように、
接続装置１の背面上部には引掛金具部７が設けられてい
る。引掛金具部７は、Ｌ字型の引掛金具７ａと、引掛金
具７ａが固定されたバネ性を有する軸８と、軸８の両端
を固定する支持部７ｂとからなる。軸８がバネ性を有す
るために、引掛金具７ａは配線器具側の取付け部１０に
係合すると、軸８のたわみによって矢印ａ方向に移動
し、接続装置１の取付けが容易となる。
細を示す一部破断の斜視図である。同図に示すように、
接続装置１の背面上部には引掛金具部７が設けられてい
る。引掛金具部７は、Ｌ字型の引掛金具７ａと、引掛金
具７ａが固定されたバネ性を有する軸８と、軸８の両端
を固定する支持部７ｂとからなる。軸８がバネ性を有す
るために、引掛金具７ａは配線器具側の取付け部１０に
係合すると、軸８のたわみによって矢印ａ方向に移動
し、接続装置１の取付けが容易となる。
【００２５】図３は、本実施例における配線器具の詳細
を示す分解斜視図である。同図において、取付枠９は壁
面６に配線器具を固定するための規格化された形状及び
寸法を有する。取付枠９の上下端には、接続装置１の引
掛金具７ａと係合する取付部１０が設けられている。取
付部１０は、取付枠９を切り起こすことで、壁面６との
間に引掛金具７ａを挿入可能な隙間を形成する。
を示す分解斜視図である。同図において、取付枠９は壁
面６に配線器具を固定するための規格化された形状及び
寸法を有する。取付枠９の上下端には、接続装置１の引
掛金具７ａと係合する取付部１０が設けられている。取
付部１０は、取付枠９を切り起こすことで、壁面６との
間に引掛金具７ａを挿入可能な隙間を形成する。
【００２６】更に、取付枠９の内側には複数対の爪部１
２が設けられ、ＡＣ電源コネクタ２及びモジュラコネク
タ３を所定位置に位置決めして固定する。ＡＣ電源コネ
クタ２及びモジュラコネクタ３には、それぞれ爪部１２
と係合する１対の凹部１２’が設けられている。
２が設けられ、ＡＣ電源コネクタ２及びモジュラコネク
タ３を所定位置に位置決めして固定する。ＡＣ電源コネ
クタ２及びモジュラコネクタ３には、それぞれ爪部１２
と係合する１対の凹部１２’が設けられている。
【００２７】取付枠９の上部及び下部に設けられた１対
の楕円状の穴部１３は埋め込みボックス（図示せず）を
固着するためのネジ穴である。更に、取付枠９の取付部
１０を構成する切り起こし部に設けられた穴１４は、カ
バー１１を固定するためのネジ穴である。また、壁に取
付枠９を固定するための挟み金具（図示せず）の装着穴
１５も設けられている。
の楕円状の穴部１３は埋め込みボックス（図示せず）を
固着するためのネジ穴である。更に、取付枠９の取付部
１０を構成する切り起こし部に設けられた穴１４は、カ
バー１１を固定するためのネジ穴である。また、壁に取
付枠９を固定するための挟み金具（図示せず）の装着穴
１５も設けられている。
【００２８】カバー１１において、取付部１０に対応す
る部分１６は肉薄に形成されており、容易に取付部１０
を露出できるようにしている。即ち、コードレス電話装
置を購入して接続装置１を取り付ける際に、カバー１１
の肉薄部分１６を切り欠くことによって取付部１０を露
出させ、接続装置１の引掛金具７ａを挿入し、上述した
ように接続装置１を接合させることができる。カバー１
１には、ＡＣ電源コネクタ２及びモジュラコネクタ３の
接合部が前面に露出するように、２個の窓１７が所定位
置に形成されている。
る部分１６は肉薄に形成されており、容易に取付部１０
を露出できるようにしている。即ち、コードレス電話装
置を購入して接続装置１を取り付ける際に、カバー１１
の肉薄部分１６を切り欠くことによって取付部１０を露
出させ、接続装置１の引掛金具７ａを挿入し、上述した
ように接続装置１を接合させることができる。カバー１
１には、ＡＣ電源コネクタ２及びモジュラコネクタ３の
接合部が前面に露出するように、２個の窓１７が所定位
置に形成されている。
【００２９】このような壁面配線器具は、通常の配線器
具と同様に壁面に埋め込み施工される。即ち、住居建築
時に先行配線し、コードレス電話装置用として壁面のや
や高いところに設置される。高所に設置することで、電
波の障害物がなくなり、通話を良好にする。また、引掛
金具７ａを取付部１０に係合させて接続装置１を固定す
るために、従来のように机上に単に載置されたものに比
べて確実に固定され、地震等による振動に対しても安心
である。
具と同様に壁面に埋め込み施工される。即ち、住居建築
時に先行配線し、コードレス電話装置用として壁面のや
や高いところに設置される。高所に設置することで、電
波の障害物がなくなり、通話を良好にする。また、引掛
金具７ａを取付部１０に係合させて接続装置１を固定す
るために、従来のように机上に単に載置されたものに比
べて確実に固定され、地震等による振動に対しても安心
である。
【００３０】また、コードレス電話接続装置１を取り付
けるまでは、壁面配線器具の取付部１０を利用して壁面
を装飾する絵画や写真あるいは鏡等を吊り下げておくこ
ともでき、多目的に使用できる。
けるまでは、壁面配線器具の取付部１０を利用して壁面
を装飾する絵画や写真あるいは鏡等を吊り下げておくこ
ともでき、多目的に使用できる。
【００３１】図４は、本実施例の取付機構の詳細を示す
部分的断面図である。接続装置１の引掛金具７ａは壁面
配線器具の取付部１０に係合し、ＡＣ電源プラグ４がＡ
Ｃ電源コンセント２に嵌合し、モジュラジャック５がモ
ジュラコネクタ３に嵌合している。なお、引掛金具７ａ
を接続装置１の背面に上下１対設けて、取付枠９の上下
の取付部１０にそれぞれ係合させてもよい。
部分的断面図である。接続装置１の引掛金具７ａは壁面
配線器具の取付部１０に係合し、ＡＣ電源プラグ４がＡ
Ｃ電源コンセント２に嵌合し、モジュラジャック５がモ
ジュラコネクタ３に嵌合している。なお、引掛金具７ａ
を接続装置１の背面に上下１対設けて、取付枠９の上下
の取付部１０にそれぞれ係合させてもよい。
【００３２】図５は、本発明の第２実施例を示す取付機
構の部分的断面図である。本実施例では、接続装置１の
背面上下部に１対の引掛金具１８を配し、取付枠９の対
応する取付部１０に引掛金具１８を係合させることで接
続装置１を固定する。この場合には、引掛金具１８をは
ずした状態でＡＣ電源プラグ４及びコンセント２とモジ
ュラジャック５及びモジュラコネクタ３とをそれぞれ接
合させ、その後でネジ１９によって引掛金具１８を取付
部１０に係合させて固定する。
構の部分的断面図である。本実施例では、接続装置１の
背面上下部に１対の引掛金具１８を配し、取付枠９の対
応する取付部１０に引掛金具１８を係合させることで接
続装置１を固定する。この場合には、引掛金具１８をは
ずした状態でＡＣ電源プラグ４及びコンセント２とモジ
ュラジャック５及びモジュラコネクタ３とをそれぞれ接
合させ、その後でネジ１９によって引掛金具１８を取付
部１０に係合させて固定する。
【００３３】図６は、本発明の第３実施例を示す取付機
構の部分的断面図である。本実施例では、壁面配線器具
のカバー１１の裏面に鉄板２０が設けられ、接続装置１
の背面の対応する部分に永久磁石２１が設けられてい
る。勿論、鉄板２０はＡＣ電源コンセント２及びモジュ
ラコネクタ３の部分を除いた部分に配されており、鉄に
限らず磁石に吸引する材料であればよい。本実施例で
は、接続装置１が壁面配線器具に差し込まれる同時に磁
石２１によって吸着され固定される。
構の部分的断面図である。本実施例では、壁面配線器具
のカバー１１の裏面に鉄板２０が設けられ、接続装置１
の背面の対応する部分に永久磁石２１が設けられてい
る。勿論、鉄板２０はＡＣ電源コンセント２及びモジュ
ラコネクタ３の部分を除いた部分に配されており、鉄に
限らず磁石に吸引する材料であればよい。本実施例で
は、接続装置１が壁面配線器具に差し込まれる同時に磁
石２１によって吸着され固定される。
【００３４】なお、上記各実施例では壁面配線器具の取
付枠９は一連であったが、これに限定されるものではな
く、規格化された二連のものでも本発明を適用できるこ
とは明白である。
付枠９は一連であったが、これに限定されるものではな
く、規格化された二連のものでも本発明を適用できるこ
とは明白である。
【００３５】また、規格化された取付枠と同様の取付枠
９を使用することにより、プラグのピッチは標準化され
ていると考えて良く、単に取付部及び引掛金具の寸法を
規制すれば規格化も容易となり、将来にわたって各メー
カが機器を製造する上でも便利である。更に、配線器具
を扱うメーカにとっても、従来の同様に扱えることも都
合がよい。
９を使用することにより、プラグのピッチは標準化され
ていると考えて良く、単に取付部及び引掛金具の寸法を
規制すれば規格化も容易となり、将来にわたって各メー
カが機器を製造する上でも便利である。更に、配線器具
を扱うメーカにとっても、従来の同様に扱えることも都
合がよい。
【００３６】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
るコードレス通信接続装置の取り付け機構は、壁面埋め
込み配線器具の前面にＡＣ電源コンセントと電話線モジ
ュラコネクタとを設け、コードレス通信接続装置の背面
にそれらに対応したＡＣ電源プラグとモジュラジャック
とを設ける。この壁面埋め込み配線器具にコードレス通
信接続装置の背面を向けて押圧するだけで、ＡＣ電源コ
ンセントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネク
タにモジュラジャックを接合させ、更に固定手段によっ
て壁面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装置を固
定させることができる。
るコードレス通信接続装置の取り付け機構は、壁面埋め
込み配線器具の前面にＡＣ電源コンセントと電話線モジ
ュラコネクタとを設け、コードレス通信接続装置の背面
にそれらに対応したＡＣ電源プラグとモジュラジャック
とを設ける。この壁面埋め込み配線器具にコードレス通
信接続装置の背面を向けて押圧するだけで、ＡＣ電源コ
ンセントにＡＣ電源プラグを接合させ、モジュラコネク
タにモジュラジャックを接合させ、更に固定手段によっ
て壁面埋め込み配線器具にコードレス通信接続装置を固
定させることができる。
【００３７】従って、簡単な操作でコードレス通信接続
装置を取り付けることができ、コード類の処理が全く不
要となり、従来のような配線の見苦しさがない。また、
壁面埋め込み配線器具は、住居建築時に壁面の高所に先
行配線して埋め込み施工しておけば、そこにコードレス
電話等の接続装置を装着するだけで使用でき、設置場所
確保のために机等をおく必要がなく、生活環境の向上に
もつながる。
装置を取り付けることができ、コード類の処理が全く不
要となり、従来のような配線の見苦しさがない。また、
壁面埋め込み配線器具は、住居建築時に壁面の高所に先
行配線して埋め込み施工しておけば、そこにコードレス
電話等の接続装置を装着するだけで使用でき、設置場所
確保のために机等をおく必要がなく、生活環境の向上に
もつながる。
【図１】本発明によるコードレス通信接続装置の取り付
け機構の第１実施例を示す壁面配線器具及び接続装置の
概略的斜視図である。
け機構の第１実施例を示す壁面配線器具及び接続装置の
概略的斜視図である。
【図２】本実施例における接続装置１の詳細を示す一部
破断の斜視図である。
破断の斜視図である。
【図３】本実施例における配線器具の詳細を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図４】本実施例の取付機構の詳細を示す部分的断面図
である。
である。
【図５】本発明の第２実施例を示す取付機構の部分的断
面図である。
面図である。
【図６】本発明の第３実施例を示す取付機構の部分的断
面図である。
面図である。
【図７】従来のコードレス電話装置の設置例を示す模式
図である。
図である。
１ コードレス電話接続装置 ２ ＡＣ電源コンセント ３ モジュラコネクタ ４ ＡＣ電源プラグ ５ モジュラジャック ６ 壁面 ７ 引掛金具部 ７ａ 引掛金具 ７ｂ 支持部 ８ 軸 ９ 取付枠 １０ 金具取付部 １１ カバー １２ 爪部 １６ 肉薄部 １７ 窓 ２０ 鉄板 ２１ 永久磁石
Claims (10)
- 【請求項１】 コードレス通信接続装置を壁面に取り付
けるための機構において、 交流電源を供給するための電源コンセントと通信回線を
接続するための少なくとも１つのモジュラコネクタとを
前面に有する壁面埋め込み配線器具と、 前記電源コンセントに接合する電源プラグと前記モジュ
ラコネクタに接合するモジュラジャックとを背面の所定
位置に有するコードレス通信接続装置と、 前記コードレス通信接続装置を前記壁面埋め込み配線器
具に固定する固定手段と、 からなることを特徴とするコードレス通信接続装置の壁
面取付機構。 - 【請求項２】 前記固定手段は、前記壁面埋め込み配線
器具の上面に設けられた凹部と、前記コードレス通信接
続装置の背面に設けられ前記凹部に係合する引掛部材
と、からなることを特徴とする請求項１記載の壁面取付
機構。 - 【請求項３】 前記固定手段は、前記壁面埋め込み配線
器具の上部及び下部に設けられた凹部と、前記コードレ
ス通信接続装置の背面の上部及び下部に設けられ前記１
対の凹部にそれぞれ係合しネジ止めされる引掛部材と、
からなることを特徴とする請求項１記載の壁面取付機
構。 - 【請求項４】 前記固定手段は、前記コードレス通信接
続装置の背面に設けられ磁石と、前記壁面埋め込み配線
器具に設けられた前記磁石に吸着する材料板と、からな
ることを特徴とする請求項１記載の壁面取付機構。 - 【請求項５】 コードレス通信接続装置を壁面に取り付
ける方法において、 交流電源を供給するための電源コンセントと通信回線を
接続するための少なくとも１つのモジュラコネクタとを
前面に有する壁面埋め込み配線器具に対して、電源プラ
グと少なくとも１つのモジュラジャックとを背面の所定
位置に有するコードレス通信接続装置を押圧することに
よって、前記電源コンセントに前記電源プラグを接合さ
せ、前記モジュラコネクタに前記モジュラジャックを接
合させ、同時に前記壁面埋め込み配線器具に前記コード
レス通信接続装置を固定させる、ことを特徴とするコー
ドレス通信接続装置の壁面取付方法。 - 【請求項６】 交流電源を供給するための電源コンセン
トと通信回線を接続するための少なくとも１つのモジュ
ラコネクタとが所定間隔で配置された壁面埋め込み配線
器具に取り付けられるコードレス通信接続装置におい
て、 背面の所定位置に、前記電源コンセントに接合する電源
プラグと、前記モジュラコネクタに接合するモジュラジ
ャックと、前記壁面埋め込み配線器具と連結する固定手
段と、を設けたことを特徴とするコードレス通信接続装
置。 - 【請求項７】 前記壁面埋め込み配線器具の上部に開口
部が設けられ、前記固定手段は前記開口部に係合する引
掛部材からなることを特徴とする請求項６記載のコード
レス通信接続装置。 - 【請求項８】 前記引掛部材はバネ部材により付勢され
て背面垂直方向に移動可能であることを特徴とする請求
項７記載のコードレス通信接続装置。 - 【請求項９】 背面の所定位置に交流電源を入力する電
源プラグと通信回線を接続する少なくとも１つのモジュ
ラジャックとを有するコードレス通信接続装置を取り付
けるための壁面埋め込み配線器具において、 前面の所定位置に、前記電源プラグに接合する電源コン
セントと、前記モジュラジャックと接合するモジュラコ
ネクタと、前記コードレス通信接続装置を固定する固定
手段と、からなることを特徴とする壁面埋め込み配線器
具。 - 【請求項１０】 前記電源コンセント及び前記モジュラ
コネクタの使用部分を露出させる窓を設けたカバーによ
って覆われ、前記カバーの前記固定手段に対応する部分
が肉薄に形成されていることを特徴とする請求項９記載
の壁面埋め込み配線器具。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113615A JPH07297892A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | コードレス通信接続装置の壁面取付機構及び方法、コードレス通信接続装置、及び壁面埋め込み配線器具 |
| AU17689/95A AU693162B2 (en) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | Wallhung arrangement for a cordless telephone |
| US08/430,530 US5708705A (en) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | Wallhung arrangement for a cordless telephone |
| GB9508609A GB2289381B (en) | 1994-04-28 | 1995-04-27 | Wallhung arrangement for a cordless telephone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6113615A JPH07297892A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | コードレス通信接続装置の壁面取付機構及び方法、コードレス通信接続装置、及び壁面埋め込み配線器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07297892A true JPH07297892A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14616709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6113615A Pending JPH07297892A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | コードレス通信接続装置の壁面取付機構及び方法、コードレス通信接続装置、及び壁面埋め込み配線器具 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5708705A (ja) |
| JP (1) | JPH07297892A (ja) |
| AU (1) | AU693162B2 (ja) |
| GB (1) | GB2289381B (ja) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961105 |