JPH04128463A - 階段用マット - Google Patents
階段用マットInfo
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- JPH04128463A JPH04128463A JP2247195A JP24719590A JPH04128463A JP H04128463 A JPH04128463 A JP H04128463A JP 2247195 A JP2247195 A JP 2247195A JP 24719590 A JP24719590 A JP 24719590A JP H04128463 A JPH04128463 A JP H04128463A
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、階段の踏面に敷設されて使用される階段用マ
ットに関するものである。
ットに関するものである。
階段の路面に適度の柔軟性を付与することにより昇降の
際の結感を向−トさせたり、あるいは階段の美観を向上
させる目的で、該階段にカーベント等を敷設することか
行われているか、使用されるパイルがループ状に形成さ
れているため、カ−ペット等は滑り易く、滑落事故を惹
起するという欠点か指摘されている。 このような事情の下、第7図に示すように、先端部に合
成樹脂材料等により製せられる滑り止め部材9を固定し
たカーペット地10をゴム、あるいは合成樹脂製の本体
部1kに貼着した階段用マットが使用されている。
際の結感を向−トさせたり、あるいは階段の美観を向上
させる目的で、該階段にカーベント等を敷設することか
行われているか、使用されるパイルがループ状に形成さ
れているため、カ−ペット等は滑り易く、滑落事故を惹
起するという欠点か指摘されている。 このような事情の下、第7図に示すように、先端部に合
成樹脂材料等により製せられる滑り止め部材9を固定し
たカーペット地10をゴム、あるいは合成樹脂製の本体
部1kに貼着した階段用マットが使用されている。
しかし、上述した従来例においては、ツノ−ベット地1
0とは材質、質感の異なる滑り止め部材9を局部的に配
置する必要があるために、階段用マツ!・の表面部、特
に階段の段鼻対応部における形状は凹凸条等に限られ、
階段用マットに装飾的な処理を施すのには物理的な限界
を有しており、この結果、かかる従来例における階段用
マツ]・を敷設した階段は、階段マツ(・とじての装飾
性に難点があるばかりでなく、階段との意匠的な違和感
か強い上に、先端部に設けられる滑り止め部材9の柔軟
性等の素材特性がカーペット地lOと大きく異なるため
に、踏感の不連続性が引き起こされ、階段昇降時の違和
感をもたらすという欠点を有するものであった。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、踏面対応部の略全面にわたって均一化された滑り止
め効果がイ;]与され、かつその装飾性を向上するとと
もに階段全体との調和にも優れた階段用で7 hを提供
することを目的とする。
0とは材質、質感の異なる滑り止め部材9を局部的に配
置する必要があるために、階段用マツ!・の表面部、特
に階段の段鼻対応部における形状は凹凸条等に限られ、
階段用マットに装飾的な処理を施すのには物理的な限界
を有しており、この結果、かかる従来例における階段用
マツ]・を敷設した階段は、階段マツ(・とじての装飾
性に難点があるばかりでなく、階段との意匠的な違和感
か強い上に、先端部に設けられる滑り止め部材9の柔軟
性等の素材特性がカーペット地lOと大きく異なるため
に、踏感の不連続性が引き起こされ、階段昇降時の違和
感をもたらすという欠点を有するものであった。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであっ
て、踏面対応部の略全面にわたって均一化された滑り止
め効果がイ;]与され、かつその装飾性を向上するとと
もに階段全体との調和にも優れた階段用で7 hを提供
することを目的とする。
本発明によれは、上記目的は、実施例に対応する第2図
Jりよひ第3図に示すように、基4(1上にバイル2を
密に静電植毛してなるマット本体3の該バイル2を階段
の段鼻対応部から後方に向けて傾斜状に形成するととも
に、1i1f記マット本体3の段鼻対応部に見切り模様
7を形成してなり、階段の踏面8の略全面にわたって敷
設される階段用マットを提供することにより達成される
。 さらに、前記マット本体3の先端部を断面路r7字状に
形成されるライナー月4の011垂れ対応片5と踏面対
応片6とに接着固定することによっても達成される。 [作 用] 上記構成に基づき、本発明による階段用マットは、基材
)上にバイル2を密に静電植毛して形成されるマット本
体3を有して構成される。 細径のバイル2を基材IJ二に密に植毛することにより
、基祠1」二面には柔軟層が構成され、路感向上に寄与
する」−に、定の剛性を有するバイル2が密集植毛され
ることにより、該柔軟層の表面部の摩擦抵抗は踏面対応
部の略全面にわたって均−状に付与されて大きな滑り止
め効果を発揮する。 さらに、密に植毛されたバイル2は階段の段鼻対応部か
ら後方に向けて傾斜さセた状態で形成することにより、
摩擦係数は踏面8の後方から段鼻部に向かう方向、すな
わち第2図および第3図において矢印で示すように、階
段から足を踏み降ろす方向において選択的に大きくなる
。 足の踏み降ろし方向での摩擦係数の増加は、滑落事故の
最も大きな原因となる階段からの踏み外しを減少させる
。 以上のようにして、必要な滑り止め効果をマット本体3
の表面に略全面にわたって均−状に付与することにより
、従来例のように特別な滑り止め部材9を局部的に、別
途配置する必要がなく、表面の柔軟性を損なわず、かつ
各段に識別力をもつ模様を自由に表現することが可能と
なり、第1図に示すように、階段マットとじての装飾性
および階段廻りとの調和が得られる。 また、マツ[・本体3の段鼻対応部に形成された見切り
模様7は、例えば第6図に示すように、階段上方より踏
面8を見下ろした際に各踏面8の端縁が他の踏面8に紛
れて識別か困難になることを防止し、踏み外しによる滑
落事故か防止される。 さらに、ライナー材4はマyl・本体3の先端部を断面
略り字状に成形して、階段の段鼻対応部に適応される。 【実 施 例] 以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第1図ないし第3図は本発明の実施例を示すもので、図
中3はマ用・本体、11はこのマツi・本体3の一端縁
部に固着されるライナー材である。 4−記マット本体3け、基イイl上にナイロン66製の
バイル2を密に静電植毛して形成されており、バイル2
には、表面の柔軟性、および滑り止め性能を考慮して、
長さ2 、1 mm、太さ15デニ一ル程度のものが使
用されている。 また、上記パイル2は、密に植毛された状態において段
鼻対応部から後方に傾いた状態で形成され、第2図Jイ
よび第3図において矢印で示すように、上段の踏面8が
ら下段の踏面8に踏み降ろす方向に7jする摩擦係数を
選択的に犬きくして階段の踏み外しか生しにくいように
されている。 ご(”)バイル2におけ乙一定方向・\の傾斜は、植毛
工程に13い−Cなさノする他、後述−46[7−タリ
ースグリーンに、Vる染色、あるいは見切り模様7の捺
染工程における加熱、圧縮を利用してなされる。 なお、本発明において、バイル2の傾斜状態を述べる際
には、全てのバイル2,2・・・・が一定方向に傾斜し
ていることを意味せず、全体として一定方向に傾斜して
いる状態を指している。 方、基材1はマット本体3の強度、および保形性の向上
のためのグラスファイバ製不縁布12と、上記バイル2
の目止め、および防水性の向上のために上記不織布12
の裏面にコーティングされる塩化ビニル製のバンキング
材13とからなり、ロール状に保管された不織布12を
順次繰り出してその裏面にツル状のバッキング材13を
コーティングして製造され、この基材1の製造工程に連
続する基材1表面への接着剤塗布、およびこの基材lに
対するバイル2の静電植毛工程を経てフロツキ−原反か
製造される。 また、マット本体3に地模様を付チするには、ロール状
に巻回収納されるフロンキー原反をさらにロータリース
タリンに通し、染色がなされる。 さらに、マット本体3は、階段に敷設された際に各段の
踏面8の先端部を昇降者に認識させて踏み外し全防止し
、かつマ・ノド本体3に装飾性をイ・」与するだめの見
切り模様7を有しており、この見切り模様7は、」二記
フrlンキー原反を細長矩形状に切断した後、該原反に
適宜の模様を真空昇華捺染法により熱転写して形成され
る。 この見切り模様7は、−F記熱転写または種々の印刷等
により平面的に表示される以外立体的tJ模様も可能で
あるか、見切り模様7か表示される段鼻対応部のパイル
2と踏面対応部のパイル2との間に柔軟性の差異や段差
か生しないことか望ましい。 マット本体3に適度の柔軟性をケ・え、階段に敷設した
際に好ましい踏感を付与するために、該マット本体3の
裏面にはポリエステル不織布14を介して接着剤により
スポンジ層15が貼着されている。 このスボンン゛層15は、例えは軟質塩化ヒニルtb(
耐裂の発泡体により形成されており、階段のn面8にな
しみ、該路面8への密着性を向上させるために、その裏
面には、適宜の凹凸16か形成されるとともに、その表
層に軟質塩化ビニル樹脂製の薄膜17か接着されている
。 また、この薄膜17には、第4図に示すように、接漬テ
ブ18か固着さ4″lてお゛す、その保護ンールを剥離
させて階段の踏面8に押しつけることにより簡単に該踏
面8への固定かなされる。この場合、接着テープ18は
、後端縁よりやや中央寄りに配置されており、階段の踏
面8の面積に合わせてマツ]・本体3全切断しても接着
面かマット本体3」二に残るようにされている。また、
接着テープ18は裏面薄膜17の適宜位置以外ライナー
材4の踏面対応片6の裏面全長にわたって貼着されても
よく、さらに、階段に敷設される際適宜貼着してから接
着固定するものであってもよい。 一方、ライナー拐4は、硬質塩化ビニル樹脂材に押し出
し加工を施して断面略し字状に形成され、」二記マット
本体3の先端部に接着される。 このライナー材4の踏面対応片6は、第2図に示すよう
に、先端に行くに従って徐々に厚みか少なくなるような
傾斜面とされて、マット本体3を接着した際の段差の発
生か防止され、かつ前垂れ対応片5の下端に突出した前
方突出条19によりマット本体3の端部を保護し、該マ
ツ]・本体3のめくれを防止している。 以上のように構成される本発明による階段用マットにお
けるマット本体3は、基材1上にパイル2を密に静電植
毛して形成され、各パイル2,2・・・が基材l」二に
独立して固定されているために、自由な裁断か可能であ
り、該マット本体3を階段の踏面8に合わせて裁断する
ことにより踏面8の略全面にわたった敷設が可能となる
。 すなわち、階段用マットを階段に敷設するには、第5図
に示すように、先ず踏面8が略全面に渡ってマツ[・本
体3により覆われるように、該マノ(・本体3の後端部
を、第5図において鎖線で示ずJ:うに、踏面8の奥行
き寸法にaわUで切断し、その後、接着テープ18の保
護ンールを剥離させて踏面8に押しつければ良い。この
場合、少なくともライナー材4か接着されていない部位
は鋏、あるいはカッター等により自由に裁断することが
可能であるので、曲かり階段等に対しては、側部も併せ
て裁断し、踏面8に敷設することができる。 第6図は、以−■−のようにして階段用マットを敷設し
た階段を上方から見下ろした状態を示すもので、踏面8
の両端を除いて略全面に渡って階段用マットか敷設され
ることにより、階段には地模様および見切り模様7によ
る装飾効果かもたらされるとともに、見切り模様7によ
り各踏面8の端縁か階段昇降者に明確に認識されるよう
になり、階段の踏み外しによる事故が防止される。 なお、第6図において、20は上階の床面に敷設される
階段用マットの終端縁に装着される縁取り材を示すもの
である。 【発明の効果] 以」二の説明から明らかなように、本発明による階段用
マットによれば、マット本体は、基材上にパイルを密に
静電植毛され、また植毛されたパイルは段鼻対応部から
後方に向けた状態で形成したので、特別な滑り止め部材
を配置することなく踏面対応部に略全面にわたって均−
状な滑り止め効果が与えられるとともに、良好な踏感が
得られる。 この結果、表面全体、特に従来不可能であった段鼻対応
部に、その表面の柔軟性を損なわずに、かつ各段に識別
力をもたせた模様を自由に表現することができ、階段マ
ットの装飾性および階段廻りとの調和を得ることができ
る。 さらに、マツ]・本体の段鼻対応部には見切り模様が形
成されるので、階段上方より踏面を見下ろした際に各段
の踏面の境界が明確にされ、踏み外しによる滑落事故を
防止することができる。
Jりよひ第3図に示すように、基4(1上にバイル2を
密に静電植毛してなるマット本体3の該バイル2を階段
の段鼻対応部から後方に向けて傾斜状に形成するととも
に、1i1f記マット本体3の段鼻対応部に見切り模様
7を形成してなり、階段の踏面8の略全面にわたって敷
設される階段用マットを提供することにより達成される
。 さらに、前記マット本体3の先端部を断面路r7字状に
形成されるライナー月4の011垂れ対応片5と踏面対
応片6とに接着固定することによっても達成される。 [作 用] 上記構成に基づき、本発明による階段用マットは、基材
)上にバイル2を密に静電植毛して形成されるマット本
体3を有して構成される。 細径のバイル2を基材IJ二に密に植毛することにより
、基祠1」二面には柔軟層が構成され、路感向上に寄与
する」−に、定の剛性を有するバイル2が密集植毛され
ることにより、該柔軟層の表面部の摩擦抵抗は踏面対応
部の略全面にわたって均−状に付与されて大きな滑り止
め効果を発揮する。 さらに、密に植毛されたバイル2は階段の段鼻対応部か
ら後方に向けて傾斜さセた状態で形成することにより、
摩擦係数は踏面8の後方から段鼻部に向かう方向、すな
わち第2図および第3図において矢印で示すように、階
段から足を踏み降ろす方向において選択的に大きくなる
。 足の踏み降ろし方向での摩擦係数の増加は、滑落事故の
最も大きな原因となる階段からの踏み外しを減少させる
。 以上のようにして、必要な滑り止め効果をマット本体3
の表面に略全面にわたって均−状に付与することにより
、従来例のように特別な滑り止め部材9を局部的に、別
途配置する必要がなく、表面の柔軟性を損なわず、かつ
各段に識別力をもつ模様を自由に表現することが可能と
なり、第1図に示すように、階段マットとじての装飾性
および階段廻りとの調和が得られる。 また、マツ[・本体3の段鼻対応部に形成された見切り
模様7は、例えば第6図に示すように、階段上方より踏
面8を見下ろした際に各踏面8の端縁が他の踏面8に紛
れて識別か困難になることを防止し、踏み外しによる滑
落事故か防止される。 さらに、ライナー材4はマyl・本体3の先端部を断面
略り字状に成形して、階段の段鼻対応部に適応される。 【実 施 例] 以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。 第1図ないし第3図は本発明の実施例を示すもので、図
中3はマ用・本体、11はこのマツi・本体3の一端縁
部に固着されるライナー材である。 4−記マット本体3け、基イイl上にナイロン66製の
バイル2を密に静電植毛して形成されており、バイル2
には、表面の柔軟性、および滑り止め性能を考慮して、
長さ2 、1 mm、太さ15デニ一ル程度のものが使
用されている。 また、上記パイル2は、密に植毛された状態において段
鼻対応部から後方に傾いた状態で形成され、第2図Jイ
よび第3図において矢印で示すように、上段の踏面8が
ら下段の踏面8に踏み降ろす方向に7jする摩擦係数を
選択的に犬きくして階段の踏み外しか生しにくいように
されている。 ご(”)バイル2におけ乙一定方向・\の傾斜は、植毛
工程に13い−Cなさノする他、後述−46[7−タリ
ースグリーンに、Vる染色、あるいは見切り模様7の捺
染工程における加熱、圧縮を利用してなされる。 なお、本発明において、バイル2の傾斜状態を述べる際
には、全てのバイル2,2・・・・が一定方向に傾斜し
ていることを意味せず、全体として一定方向に傾斜して
いる状態を指している。 方、基材1はマット本体3の強度、および保形性の向上
のためのグラスファイバ製不縁布12と、上記バイル2
の目止め、および防水性の向上のために上記不織布12
の裏面にコーティングされる塩化ビニル製のバンキング
材13とからなり、ロール状に保管された不織布12を
順次繰り出してその裏面にツル状のバッキング材13を
コーティングして製造され、この基材1の製造工程に連
続する基材1表面への接着剤塗布、およびこの基材lに
対するバイル2の静電植毛工程を経てフロツキ−原反か
製造される。 また、マット本体3に地模様を付チするには、ロール状
に巻回収納されるフロンキー原反をさらにロータリース
タリンに通し、染色がなされる。 さらに、マット本体3は、階段に敷設された際に各段の
踏面8の先端部を昇降者に認識させて踏み外し全防止し
、かつマ・ノド本体3に装飾性をイ・」与するだめの見
切り模様7を有しており、この見切り模様7は、」二記
フrlンキー原反を細長矩形状に切断した後、該原反に
適宜の模様を真空昇華捺染法により熱転写して形成され
る。 この見切り模様7は、−F記熱転写または種々の印刷等
により平面的に表示される以外立体的tJ模様も可能で
あるか、見切り模様7か表示される段鼻対応部のパイル
2と踏面対応部のパイル2との間に柔軟性の差異や段差
か生しないことか望ましい。 マット本体3に適度の柔軟性をケ・え、階段に敷設した
際に好ましい踏感を付与するために、該マット本体3の
裏面にはポリエステル不織布14を介して接着剤により
スポンジ層15が貼着されている。 このスボンン゛層15は、例えは軟質塩化ヒニルtb(
耐裂の発泡体により形成されており、階段のn面8にな
しみ、該路面8への密着性を向上させるために、その裏
面には、適宜の凹凸16か形成されるとともに、その表
層に軟質塩化ビニル樹脂製の薄膜17か接着されている
。 また、この薄膜17には、第4図に示すように、接漬テ
ブ18か固着さ4″lてお゛す、その保護ンールを剥離
させて階段の踏面8に押しつけることにより簡単に該踏
面8への固定かなされる。この場合、接着テープ18は
、後端縁よりやや中央寄りに配置されており、階段の踏
面8の面積に合わせてマツ]・本体3全切断しても接着
面かマット本体3」二に残るようにされている。また、
接着テープ18は裏面薄膜17の適宜位置以外ライナー
材4の踏面対応片6の裏面全長にわたって貼着されても
よく、さらに、階段に敷設される際適宜貼着してから接
着固定するものであってもよい。 一方、ライナー拐4は、硬質塩化ビニル樹脂材に押し出
し加工を施して断面略し字状に形成され、」二記マット
本体3の先端部に接着される。 このライナー材4の踏面対応片6は、第2図に示すよう
に、先端に行くに従って徐々に厚みか少なくなるような
傾斜面とされて、マット本体3を接着した際の段差の発
生か防止され、かつ前垂れ対応片5の下端に突出した前
方突出条19によりマット本体3の端部を保護し、該マ
ツ]・本体3のめくれを防止している。 以上のように構成される本発明による階段用マットにお
けるマット本体3は、基材1上にパイル2を密に静電植
毛して形成され、各パイル2,2・・・が基材l」二に
独立して固定されているために、自由な裁断か可能であ
り、該マット本体3を階段の踏面8に合わせて裁断する
ことにより踏面8の略全面にわたった敷設が可能となる
。 すなわち、階段用マットを階段に敷設するには、第5図
に示すように、先ず踏面8が略全面に渡ってマツ[・本
体3により覆われるように、該マノ(・本体3の後端部
を、第5図において鎖線で示ずJ:うに、踏面8の奥行
き寸法にaわUで切断し、その後、接着テープ18の保
護ンールを剥離させて踏面8に押しつければ良い。この
場合、少なくともライナー材4か接着されていない部位
は鋏、あるいはカッター等により自由に裁断することが
可能であるので、曲かり階段等に対しては、側部も併せ
て裁断し、踏面8に敷設することができる。 第6図は、以−■−のようにして階段用マットを敷設し
た階段を上方から見下ろした状態を示すもので、踏面8
の両端を除いて略全面に渡って階段用マットか敷設され
ることにより、階段には地模様および見切り模様7によ
る装飾効果かもたらされるとともに、見切り模様7によ
り各踏面8の端縁か階段昇降者に明確に認識されるよう
になり、階段の踏み外しによる事故が防止される。 なお、第6図において、20は上階の床面に敷設される
階段用マットの終端縁に装着される縁取り材を示すもの
である。 【発明の効果] 以」二の説明から明らかなように、本発明による階段用
マットによれば、マット本体は、基材上にパイルを密に
静電植毛され、また植毛されたパイルは段鼻対応部から
後方に向けた状態で形成したので、特別な滑り止め部材
を配置することなく踏面対応部に略全面にわたって均−
状な滑り止め効果が与えられるとともに、良好な踏感が
得られる。 この結果、表面全体、特に従来不可能であった段鼻対応
部に、その表面の柔軟性を損なわずに、かつ各段に識別
力をもたせた模様を自由に表現することができ、階段マ
ットの装飾性および階段廻りとの調和を得ることができ
る。 さらに、マツ]・本体の段鼻対応部には見切り模様が形
成されるので、階段上方より踏面を見下ろした際に各段
の踏面の境界が明確にされ、踏み外しによる滑落事故を
防止することができる。
第1図は本発明に係る階段用マットを階段に設置した状
態を示す斜視図、 第2図は本発明に係る階段用マツ]・の斜視図、第3図
はその要部断面図、 第4図はその裏面図、 第5図は階段への設置手順を示す斜視説明図、第6図は
階段への設置状態を示す鳥敞図、第7図は従来例を示す
斜視図である。 l・・・・基材、 2・・・・パイル、 3・・・・マット本体、 4・・・・ライナー材、 5・・・・前垂れ対応片、 6・・・・踏面対応片、 7・・・・見切り模様、 8・・・・踏面。
態を示す斜視図、 第2図は本発明に係る階段用マツ]・の斜視図、第3図
はその要部断面図、 第4図はその裏面図、 第5図は階段への設置手順を示す斜視説明図、第6図は
階段への設置状態を示す鳥敞図、第7図は従来例を示す
斜視図である。 l・・・・基材、 2・・・・パイル、 3・・・・マット本体、 4・・・・ライナー材、 5・・・・前垂れ対応片、 6・・・・踏面対応片、 7・・・・見切り模様、 8・・・・踏面。
Claims (2)
- (1)基材上にパイルを密に静電植毛してなるマット本
体の該パイルを階段の段鼻対応部から後方に向けて傾斜
状に形成するとともに、前記マット本体の段鼻対応部に
見切り模様を形成してなり、階段の踏面の略全面にわた
って敷設される階段用マット。 - (2)前記マット本体の先端部を断面略L字状に形成さ
れるライナー材の前垂れ対応片と路面対応片とに接着固
定される請求項1記載の階段用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247195A JPH04128463A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 階段用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2247195A JPH04128463A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 階段用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128463A true JPH04128463A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17159864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2247195A Pending JPH04128463A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 階段用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128463A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5708705A (en) * | 1994-04-28 | 1998-01-13 | Nec Corporation | Wallhung arrangement for a cordless telephone |
JP2001333853A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Hikkoshisha:Kk | 階段用マット |
US20160353910A1 (en) * | 2015-06-02 | 2016-12-08 | Sandra S. Vergez | Individual Stair Carpets |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP2247195A patent/JPH04128463A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5708705A (en) * | 1994-04-28 | 1998-01-13 | Nec Corporation | Wallhung arrangement for a cordless telephone |
JP2001333853A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Hikkoshisha:Kk | 階段用マット |
US20160353910A1 (en) * | 2015-06-02 | 2016-12-08 | Sandra S. Vergez | Individual Stair Carpets |
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