JPS6129353Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6129353Y2 JPS6129353Y2 JP1977121126U JP12112677U JPS6129353Y2 JP S6129353 Y2 JPS6129353 Y2 JP S6129353Y2 JP 1977121126 U JP1977121126 U JP 1977121126U JP 12112677 U JP12112677 U JP 12112677U JP S6129353 Y2 JPS6129353 Y2 JP S6129353Y2
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- Japan
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- carpet
- slip
- stairs
- board
- tread
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、階段の歩行面、け込み板、並びに前
縁角部に取付ける滑り止めをもつ階段用カーペツ
トに関するものである。
縁角部に取付ける滑り止めをもつ階段用カーペツ
トに関するものである。
従来は階段の歩行面に敷くカーペツトと、滑り
止め部材とは夫々別個の作業で敷設、取付けが行
なわれており、このため当該別作業によるコスト
高が否めないところであつた。またカーペツトと
滑り止め部材の接続をビス、接着剤等によつてい
るので、ビスが浮いたり、接着剤がはがれたり、
滑り止め部材の塩ビ等の合成樹脂部が収縮し、波
打ちして美観を損う等の欠陥があつた。
止め部材とは夫々別個の作業で敷設、取付けが行
なわれており、このため当該別作業によるコスト
高が否めないところであつた。またカーペツトと
滑り止め部材の接続をビス、接着剤等によつてい
るので、ビスが浮いたり、接着剤がはがれたり、
滑り止め部材の塩ビ等の合成樹脂部が収縮し、波
打ちして美観を損う等の欠陥があつた。
さらに言うなら、滑り止め部材は長尺物を所定
の長さに適宜切断し、且つ切断端縁をキヤツプ等
で仕上げするための作業そのものについても不便
であつた。
の長さに適宜切断し、且つ切断端縁をキヤツプ等
で仕上げするための作業そのものについても不便
であつた。
これに対して例えば仏国特許出願第2138659号
のようにカーペツトと滑り止め部材を一体化した
ようなものが見られる。しかしながら、かかる手
段によつても依然として解決されない問題点が残
されている。それは階段のけ込み部分についての
処置である。すなわち、階段の昇降の際に最も目
につくけ込み板の保護、美観の配慮が充分でな
く、特に土足で昇降するビル等の建物内の階段に
おけるけ込み板については、泥等の汚れが付着し
て目立ち、またつま先でけ込み板を傷つけたりし
て好ましくない。また一般家屋においては床面の
カーペツトに継続して階段も同色同カーペツトを
敷設し、全体のインテリア効果を上げようという
要望が強く、け込み面が露出する階段カーペツト
では不満足な点がある。
のようにカーペツトと滑り止め部材を一体化した
ようなものが見られる。しかしながら、かかる手
段によつても依然として解決されない問題点が残
されている。それは階段のけ込み部分についての
処置である。すなわち、階段の昇降の際に最も目
につくけ込み板の保護、美観の配慮が充分でな
く、特に土足で昇降するビル等の建物内の階段に
おけるけ込み板については、泥等の汚れが付着し
て目立ち、またつま先でけ込み板を傷つけたりし
て好ましくない。また一般家屋においては床面の
カーペツトに継続して階段も同色同カーペツトを
敷設し、全体のインテリア効果を上げようという
要望が強く、け込み面が露出する階段カーペツト
では不満足な点がある。
この点だけに関してみればホルルなどで使用さ
れている長尺物のカーペツトを用いればよいが、
何分高価であり、しかも近年多く見られる回り階
段には使えず、さらに滑り止め部材を取り付ける
には既述の別途作業を行なわなければならず。結
局現在のところ上記各問題点をすべて満足すべき
ものがなく、新しいこの種の階段用カーペツトが
待ち望まれていたのである。
れている長尺物のカーペツトを用いればよいが、
何分高価であり、しかも近年多く見られる回り階
段には使えず、さらに滑り止め部材を取り付ける
には既述の別途作業を行なわなければならず。結
局現在のところ上記各問題点をすべて満足すべき
ものがなく、新しいこの種の階段用カーペツトが
待ち望まれていたのである。
本考案はかかる要望に応えるべく創作されたも
のであり、階段踏み板用に取付けるカーペツト並
びにけ込み板にとりつけるカーペツトの間に滑り
止め部をはさんで設置し、三者を一体に溶着する
か又は一体的に製作し、裏面に接着テープや感圧
接着剤を設けて確実にしかも容易に固定敷設でき
る滑り止め付階段用カーペツトを提供せんとする
ものである。
のであり、階段踏み板用に取付けるカーペツト並
びにけ込み板にとりつけるカーペツトの間に滑り
止め部をはさんで設置し、三者を一体に溶着する
か又は一体的に製作し、裏面に接着テープや感圧
接着剤を設けて確実にしかも容易に固定敷設でき
る滑り止め付階段用カーペツトを提供せんとする
ものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する
と、一般的に広く使用されている毛・綿・ヤシ
皮・麦わら・麻などの天然糸、アクリル・ナイ
ン・ポリプロピレンなどの合成繊維からなる長方
形の約60〜80cmの幅と約20〜25cmの奥行をもつ踏
み板用カーペツト1の6−6′線に沿う前面側壁
に、合成樹脂、ゴム又は金属からなり表面に凹凸
を有する滑り止め4を縫合又は融着して連結し、
さらに滑り止め4の7−7′線に沿う側壁に、約
60〜80cmの幅と約20〜25cmの奥行をもつけ込み板
用カーペツト3を縫合又は融着し連結させる。而
して図3に示されるように、踏み板用カーペツト
1を6−6′線で滑り止め4と連結し、滑り止め
4の7−7′線でけ込み板用カーペツト3を連結
したこれら三者を一体に作成した裏面全面に発泡
塩化ビニール等の合成樹脂又はゴムの液状を塗布
あるいは浸圧せしめ、融着加工を行ない約2〜8
mmの厚さをもつ、適度の柔軟性のある基板となる
合成樹脂板2を成形し、踏み板用カーペツト1と
け込み板用カーペツト3及び滑り止め4を一体に
形成する。さらにこのように形成した平面形状を
滑り止め4の中心線8−8′線に沿つて図2に示
される通り、直角又は鋭角に、け込み板用カーペ
ツト3を前縁角部の下方に折り曲げる熱加工を行
ない、断面が逆L字をする形状をもつ構造にす
る。合成樹脂板2は踏み板用カーペツト1とけ込
み板用カーペツト3の面積より大きく、これら両
者の前後左右の縁を形成するか、又は同等の大き
さで縁のないものでもよい。
と、一般的に広く使用されている毛・綿・ヤシ
皮・麦わら・麻などの天然糸、アクリル・ナイ
ン・ポリプロピレンなどの合成繊維からなる長方
形の約60〜80cmの幅と約20〜25cmの奥行をもつ踏
み板用カーペツト1の6−6′線に沿う前面側壁
に、合成樹脂、ゴム又は金属からなり表面に凹凸
を有する滑り止め4を縫合又は融着して連結し、
さらに滑り止め4の7−7′線に沿う側壁に、約
60〜80cmの幅と約20〜25cmの奥行をもつけ込み板
用カーペツト3を縫合又は融着し連結させる。而
して図3に示されるように、踏み板用カーペツト
1を6−6′線で滑り止め4と連結し、滑り止め
4の7−7′線でけ込み板用カーペツト3を連結
したこれら三者を一体に作成した裏面全面に発泡
塩化ビニール等の合成樹脂又はゴムの液状を塗布
あるいは浸圧せしめ、融着加工を行ない約2〜8
mmの厚さをもつ、適度の柔軟性のある基板となる
合成樹脂板2を成形し、踏み板用カーペツト1と
け込み板用カーペツト3及び滑り止め4を一体に
形成する。さらにこのように形成した平面形状を
滑り止め4の中心線8−8′線に沿つて図2に示
される通り、直角又は鋭角に、け込み板用カーペ
ツト3を前縁角部の下方に折り曲げる熱加工を行
ない、断面が逆L字をする形状をもつ構造にす
る。合成樹脂板2は踏み板用カーペツト1とけ込
み板用カーペツト3の面積より大きく、これら両
者の前後左右の縁を形成するか、又は同等の大き
さで縁のないものでもよい。
なお、図2は階段の踏み板及びけ込み板一面に
すき間なく本考案のカーペツトを敷設した例を示
したものである。一体成形されていることから、
滑り止め4の中新線8−8′を階段の踏み板とけ
込み板との接合する角部縁線に合わせて敷くこと
により、手数を要せず工作も不要で即時に階段に
一段毎に取付けることができる。
すき間なく本考案のカーペツトを敷設した例を示
したものである。一体成形されていることから、
滑り止め4の中新線8−8′を階段の踏み板とけ
込み板との接合する角部縁線に合わせて敷くこと
により、手数を要せず工作も不要で即時に階段に
一段毎に取付けることができる。
而して、この裏面に感圧接着剤等の適宜の接着
剤や接着テープ(いずれも図示せず)を夫々塗布
あるいは装着するのである。
剤や接着テープ(いずれも図示せず)を夫々塗布
あるいは装着するのである。
本考案は、上記の如き構造をしたもので、階段
の上りの際に最も目につくけ込み板の美観を高め
るだけでなく、床面のカーペツト敷から継続し
て、板の露出板を出すことなく全体のインテリア
効果を向上させるものである。
の上りの際に最も目につくけ込み板の美観を高め
るだけでなく、床面のカーペツト敷から継続し
て、板の露出板を出すことなく全体のインテリア
効果を向上させるものである。
又、建築業者にとつても踏み板及びけ込み面の
木目、表面加工、塗装又は化粧板などを配慮する
ことなく、耐久性に重点をおいた安価な材料が使
用できるものである。又、け込み板にもカーペツ
トを一体にして敷くことにより、つま先によつて
汚れたり傷つくのを防止する。
木目、表面加工、塗装又は化粧板などを配慮する
ことなく、耐久性に重点をおいた安価な材料が使
用できるものである。又、け込み板にもカーペツ
トを一体にして敷くことにより、つま先によつて
汚れたり傷つくのを防止する。
さらにまた、一般にけ込み板と踏み板の寸法と
はほぼ同寸法であることから、踏み板用カーペツ
ト1に毛羽の長い、長方形で明るい色彩のものを
使用し、け込み板用カーペツト3には毛羽の短
い、あるいは素材の異なるカーペツトで半円形の
寒色系統の組合わせた本案カーペツトを、冬期に
毛羽の高いカーペツトを踏み板に使用し、夏期に
は、け込み用に使用していた毛羽の短いカーペツ
トを踏み板として使用することができる。従つ
て、四季又は用途に応じ、踏み板に使用する面を
二者選択し交互に使用することができる。
はほぼ同寸法であることから、踏み板用カーペツ
ト1に毛羽の長い、長方形で明るい色彩のものを
使用し、け込み板用カーペツト3には毛羽の短
い、あるいは素材の異なるカーペツトで半円形の
寒色系統の組合わせた本案カーペツトを、冬期に
毛羽の高いカーペツトを踏み板に使用し、夏期に
は、け込み用に使用していた毛羽の短いカーペツ
トを踏み板として使用することができる。従つ
て、四季又は用途に応じ、踏み板に使用する面を
二者選択し交互に使用することができる。
図4は、その応用例を示したもので、踏み板用
とけ込み用とに異なつたカーペツトを使用するこ
とにより、階段の上りの際の感覚と下りの際の感
覚をかえることができる。
とけ込み用とに異なつたカーペツトを使用するこ
とにより、階段の上りの際の感覚と下りの際の感
覚をかえることができる。
また、近年は所謂廻り階段が多いが、本案をそ
の廻り階段に使用すれば、け込み板用カーペツト
3が、昇る際の指標となり、例えば明るい素材の
ものをカーペツト材に使用していれば、暗い所で
階段の曲がる方向を容易に見極めることができ、
混乱を起さず、便利である。
の廻り階段に使用すれば、け込み板用カーペツト
3が、昇る際の指標となり、例えば明るい素材の
ものをカーペツト材に使用していれば、暗い所で
階段の曲がる方向を容易に見極めることができ、
混乱を起さず、便利である。
また、本案カーペツトは、従来全面敷されるカ
ーペツト又は玄関用のすべり止めカーペツトと異
なり、全面に重量が適度にあり、密着性の高い塩
化ビニール等が形成されているため、床面との密
着性が高くこのため、とりつけには少量の接着剤
で固定できるばかりでなく、足の衝動を吸収し、
防音効果が優れ、上から水や汚れが踏み板面に浸
透するのを防止し、カーペツト糸が確実に合成樹
脂板に固着されているので、洗たく機に入れ、丸
ごと水洗いしても糸が抜けることなく何回も水洗
いができ、常に衛生的に保つことができる等の長
所をもつている。
ーペツト又は玄関用のすべり止めカーペツトと異
なり、全面に重量が適度にあり、密着性の高い塩
化ビニール等が形成されているため、床面との密
着性が高くこのため、とりつけには少量の接着剤
で固定できるばかりでなく、足の衝動を吸収し、
防音効果が優れ、上から水や汚れが踏み板面に浸
透するのを防止し、カーペツト糸が確実に合成樹
脂板に固着されているので、洗たく機に入れ、丸
ごと水洗いしても糸が抜けることなく何回も水洗
いができ、常に衛生的に保つことができる等の長
所をもつている。
その他、既成又は新築の階段に金具を必要とせ
ず剥離紙をはがし、感圧接着剤で取りつけられ、
取りつけが簡単であり、他方生産方式において
も、細かく差し込みが出来るため要尺もよくカー
ペツトのロスを最少限に押えて工場内にて大量生
産が可能で、コストが安くなる等の長所を持つも
のである。
ず剥離紙をはがし、感圧接着剤で取りつけられ、
取りつけが簡単であり、他方生産方式において
も、細かく差し込みが出来るため要尺もよくカー
ペツトのロスを最少限に押えて工場内にて大量生
産が可能で、コストが安くなる等の長所を持つも
のである。
第1図 実施例 斜視図、第2図 断面図、第
3図 正面図、第4図 他の実施例 斜視図。 1……踏み板用カーペツト、2……合成樹脂
板、3……け込板用カーペツト、4……滑り止
め、5……階段、6……踏み板用カーペツト側
壁、7……け込板用カーペツト側壁、6−6′…
…踏み板用カーペツト側壁線、7−7′……け込
み用カーペツト側壁線、8,8′……滑り止め部
中心線。
3図 正面図、第4図 他の実施例 斜視図。 1……踏み板用カーペツト、2……合成樹脂
板、3……け込板用カーペツト、4……滑り止
め、5……階段、6……踏み板用カーペツト側
壁、7……け込板用カーペツト側壁、6−6′…
…踏み板用カーペツト側壁線、7−7′……け込
み用カーペツト側壁線、8,8′……滑り止め部
中心線。
Claims (1)
- 階段の先端部に対応して直角又は直角以下の鋭
角に成形した、かつ表面に凹凸を有する縦断面が
逆略L字形の滑り止めの水平面及び垂直面に夫々
踏み板用カーペツト及びけ込み板用カーペツトを
連結し、裏面に合成樹脂等からなる基板を形成
し、その基板裏面に適宜の接着手段を設けたこと
を特徴とする、階段踏板及びけ込み用滑り止め付
カーペツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977121126U JPS6129353Y2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977121126U JPS6129353Y2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5447832U JPS5447832U (ja) | 1979-04-03 |
JPS6129353Y2 true JPS6129353Y2 (ja) | 1986-08-29 |
Family
ID=29077973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977121126U Expired JPS6129353Y2 (ja) | 1977-09-10 | 1977-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129353Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124743U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-23 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4735331U (ja) * | 1971-05-13 | 1972-12-19 | ||
JPS50157718U (ja) * | 1974-06-13 | 1975-12-26 |
-
1977
- 1977-09-10 JP JP1977121126U patent/JPS6129353Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124743U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5447832U (ja) | 1979-04-03 |
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