JPH07297454A - 赤外線イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents

赤外線イメージセンサ及びその製造方法

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JPH07297454A
JPH07297454A JP6091435A JP9143594A JPH07297454A JP H07297454 A JPH07297454 A JP H07297454A JP 6091435 A JP6091435 A JP 6091435A JP 9143594 A JP9143594 A JP 9143594A JP H07297454 A JPH07297454 A JP H07297454A
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JP
Japan
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layer
image sensor
infrared image
electrode
thermoelectric element
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Application number
JP6091435A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kakinuma
弘明 柿沼
Mikio Mori
幹雄 毛利
Tsutomu Tajima
勉 多嶋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型化が容易で歩留り良く作成できる赤外線
イメージセンサを提供する。 【構成】 絶縁性基板30を断熱性材料例えばガラス又は
セラミクスから成る基板とし、この基板面30a 上に熱型
の熱電素子32をアレイ状に配列して設けて、赤外線イメ
ージセンサ28を構成する。熱電素子32は赤外線の吸収に
より熱を発する吸収層42と吸収層42の温度変化に応じて
電流−電圧特性が変化する熱電変換層46とを有する熱型
の熱電素子である。基板30は断熱性材料から成るので、
基板30中にキャビティ(空洞)を形成しなくとも、熱電
素子32と基板30とを熱的に絶縁できる。この結果、目的
を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線イメージセン
サ特に熱型の熱電素子を用いて構成した赤外線イメージ
センサと、その製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の熱電素子をアレイ状に配列して構
成した赤外線イメージセンサは、発熱体例えば車、人間
或は炎を検知することができ、このような特性を活かし
て、交通管制、セキュリティー、防災等の種々の分野で
応用されている。
【0003】図14は赤外線イメージセンサを構成する
のに用いて好適な、熱型の熱電素子の構成の一例を概略
的に示す断面図である。同図に示す熱電素子は、Si基
板10の(100)基板面10a上に順次に設けたメン
ブレン12、pnダイオード14、保護膜16及び吸収
層18と、pnダイオード14に対応する領域の基板1
0中に設けたキャビティ20とを有して成る。メンブレ
ン12及び保護膜16はそれぞれ、SiO2 膜或はSi
X 膜から成り、吸収層18は赤外線の吸収により熱を
発する材料例えば金ブラック(gold black)から成る。
pnダイオード14はメンブレン12上に設けたp−p
olySi層22a及びn−polySi層22bから
成る能動層22と、これらp層22a及びn層22bに
設けたp側電極24及びn側電極26とから成る。
【0004】キャビティ20の形成に当っては、保護膜
16から基板面10aに至る深さのエッチングホール2
1を、pnダイオード14近傍に形成し、このホール2
1を介し基板10をアルカリエッチャントでエッチング
して、pnダイオード14下方の基板10中に空洞を形
成する。キャビティ20はこのようにして形成した空洞
であって、従ってpnダイオード14と基板10とをキ
ャビティ20により熱的に絶縁できる。
【0005】吸収層18が赤外線を吸収し熱を発する
と、この熱によりpnダイオード14の電流−電圧特性
が変化するので、この変化に基づいて発熱体からの熱を
検知できる。この際、吸収層18の発熱温度に追従させ
て、感度良く、pnダイオード14の特性変化を生じさ
せるためには、pnダイオード14をキャビティ20で
熱的に絶縁することが、有用である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の熱電素子では、キャビティー20の形成に長時間
のエッチングを必要とする。この結果、メンブレン12
がエッチングにより破損したり、メンブレン12がシリ
コン基板10から剥離したりすることがあり、その結
果、歩留りが悪くなる。また、赤外線イメージセンサを
構成するため熱電素子を集積化する場合には、各熱電素
子毎にキャビティ20を形成し、或は熱電素子の配設領
域全体にわたって一つのキャビティ20を形成する必要
があり、この結果、赤外線イメージセンサの構造的強度
が低下し、大面積の赤外線イメージセンサを構成するこ
とが困難となる。
【0007】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解決し、歩留り良く製造でき、しかも大面積化が容易
な赤外線イメージセンサとその製造方法とを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第一発明の赤外線イメージセンサは、絶縁性基板
と、絶縁性基板上にアレイ状に配列して設けた複数の熱
電素子とを備え、絶縁性基板を、断熱性材料から成る基
板とし、熱電素子を、赤外線の吸収により熱を発する吸
収層と吸収層の温度変化に応じて電流−電圧特性が変化
する熱電変換層とを有する熱型の熱電素子として成るこ
とを特徴とする。
【0009】また第二発明の赤外線イメージセンサの製
造方法は、第一発明の赤外線イメージセンサを製造する
ための一方法であって、絶縁性基板をガラス基板とし、
絶縁性基板上に低温成長させた半導体層を用いて、熱電
素子の熱電変換層を形成することを特徴とする。
【0010】
【作用】第一発明によれば、絶縁性基板を断熱性材料か
ら成る基板とする。従って絶縁性基板中にキャビティを
形成しなくても、熱型の熱電素子と絶縁性基板との間の
熱的絶縁を行なえる。
【0011】また第二発明によれば、半導体層を、絶縁
性基板上に低温成長させるので、絶縁性基板をガラス基
板とした場合でも、この基板の熱変形を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、発明の実施例につき
説明する。尚、図面は発明が理解できる程度に概略的に
示してあるにすぎず、従って発明を図示例に限定するも
のではない。
【0013】まず図1を参照して、この実施例の赤外線
イメージセンサ28の全体構成につき概略的に説明す
る。図1はこの発明の第一実施例の全体構成を概略的に
示す平面図である。
【0014】この実施例の赤外線イメージセンサ28
は、絶縁性基板30と、この絶縁性基板30上にアレイ
状に配列して設けた複数の熱電素子32とを備える。絶
縁性基板30を、断熱性材料から成る基板とし、熱電素
子32を、赤外線の吸収により熱を発する吸収層とこの
吸収層の温度変化に応じて電流−電圧特性が変化する熱
電変換層とを有する熱型の熱電素子とする。
【0015】さらに赤外線イメージセンサ28は、絶縁
性基板30上に設けた熱電素子32を駆動するための駆
動用電極を備える。熱電素子32を駆動するための回路
構成は種々のものが考えられるが、ここでは一例とし
て、熱電素子32を駆動するための駆動用電極をX電極
34及びY電極36とし、これら電極34及び36を介
しXYアドレス方式により熱電素子32を駆動する。さ
らにこれに加え、赤外線イメージセンサ28は、絶縁性
基板30上に設けた熱電素子32を駆動するための周辺
回路38、40を備える。尚、周辺回路38、40は必
ずしも設けなくとも良い。
【0016】そしてm個のX電極34を並列させると共
に、n個のY電極36を並列配置し(但し、m、nは自
然数であってm・n≠1)、これらX電極34及びY電
極36を平面的に見て相交差するように配置する。また
熱電素子32をm行n列に配列し、第i行第j列の熱電
素子32を対応する第i行のX電極34に電気接続する
と共に対応する第j列のY電極36に電気接続する(但
し、i、jは自然数であって1≦i≦m、1≦j≦
n)。m個のX電極32はそれぞれ周辺回路38と電気
接続すると共に、n個のY電極36はそれぞれ周辺回路
40と電気接続する。
【0017】次に図2〜図5を参照して、熱電素子3
2、周辺回路38、40の構成につきより詳細に説明す
る。図2は第一実施例の要部構成を拡大して概略的に示
す平面図である。図3は熱電素子及びその近傍部分の構
成を断面図であって、図2のIII −III 線に沿って取っ
た断面に対応する断面を拡大してより詳細に示す。図4
及び図5は周辺回路及びその近傍部分の構成を示す断面
図であって、図2のIV−IV線及びV−V線に沿って取っ
た断面に対応する断面を拡大してより詳細に示す。図2
にあっては図面の理解を助けるために、図3〜図5で示
す第一絶縁層82及び第二絶縁層84を省略して示すと
共に、吸収層44を点線で示した。
【0018】この実施例では図3及び図2にも示すよう
に、熱電素子32は、絶縁性基板30の基板面30a上
に順次にpnダイオード42及び吸収層44を設けて成
る。このダイオード42は、pn接合を形成するn−ポ
リSi半導体層46a及びp−ポリSi半導体層46b
により構成した能動層46と、n型半導体層46aに設
けた端子電極ここではn側電極48及びp型半導体層4
6bに設けた端子電極ここではp側電極50とを有して
成る。この能動層46を熱電素子32の熱電変換層とす
る。
【0019】n側電極48を対応する列のY電極36と
電気接続すると共に、p側電極50を対応する行のX電
極34と電気接続する。
【0020】尚、pnダイオード42に代えてpinダ
イオードを設けても良い。pinダイオードは、pin
接合を形成するp型半導体層、i型半導体層(ノンドー
プ半導体層)及びn型半導体層により構成した能動層
と、この能動層のp型及びn型半導体層にp側及びn側
電極とを有して成る。
【0021】また図4及び図2にも示すように、周辺回
路40は、各Y電極36毎に設けたスイッチング素子5
2、54及び制御信号電極56(図2参照)と、全ての
Y電極36に共通の出力信号電極58及び基準信号電極
60とから成る。
【0022】スイッチング素子52は薄膜トランジスタ
であって、i−ポリSi(ノンドープポリSi)半導体
層62a及びn−ポリSi半導体層62b、62cによ
り構成した能動層62と、主電極64、66及びゲート
電極68とゲート絶縁膜70とを有して成る。n型半導
体層62b、62cをチャネルとなるべき領域を挟んで
離間させてi型半導体層62aに設ける。そして主電極
64及び66を、n型半導体層62b及び62cに設け
ると共に、ゲート電極68をゲート絶縁膜70を介して
チャネルとなるべき領域上に設ける。
【0023】スイッチング素子54もまた薄膜トランジ
スタであって、i−ポリSi(ノンドープポリSi)半
導体層72a及びn−ポリSi半導体層72b、72c
により構成した能動層72と、主電極74、76及びゲ
ート電極78とゲート絶縁膜80とを有して成る。n型
半導体層72b、72cをチャネルとなるべき領域を挟
んで離間させてi型半導体層72aに設ける。そして主
電極74及び76を、n型半導体層72b及び72cに
設けると共に、ゲート電極78をゲート絶縁膜80を介
してチャネルとなるべき領域上に設ける。
【0024】周辺回路40に関しては、スイッチング素
子52の主電極64を対応する列のY電極36と電気接
続し、主電極66を出力信号電極58と電気接続し、さ
らにゲート電極68を対応する制御信号電極56と電気
接続する。そしてスイッチング素子54の主電極74を
基準信号電極60と電気接続し、ゲート電極78を対応
する制御信号電極56と電気接続する。図示せずも、制
御信号電極56にはシフトレジスタからのY電極選択信
号が入力され、出力信号電極58からはY電極出力信号
が次段の回路へ出力され、基準信号電極60にはY電極
基準信号が入力され、主電極76にはバイアス電圧が印
加される。
【0025】周辺回路40と同様にして、周辺回路38
は、各X電極34毎に設けたスイッチング素子52、5
4及び制御信号電極56と、全てのX電極34に共通の
出力信号電極58及び基準信号電極60とから成る。
【0026】周辺回路38に関しては、スイッチング素
子52の主電極64を相対応する行のX電極34と電気
接続し、主電極66を出力信号電極58と電気接続し、
さらにゲート電極68を相対応する制御信号電極56と
電気接続する。そしてスイッチング素子54の主電極7
4を基準信号電極60と電気接続し、ゲート電極78を
相対応する制御信号電極56と電気接続する。図示せず
も、制御信号電極56にはシフトレジスタからのX電極
選択信号が入力され、出力信号電極58からはX電極出
力信号が次段の回路へ出力され、基準信号電極60には
X電極基準信号が入力され、主電極76にはバイアス電
圧が印加される。
【0027】配線構造をこれに限定するものではない
が、ここでは次のようにする。図3及び図4にも示すよ
うに、絶縁性基板30をガラス基板とし、この基板面3
0a上に、pnダイオード42の能動層46と薄膜トラ
ンジスタ52、54の能動層62、72とを設ける。こ
れら能動層46、62、72上に、これら能動層を覆う
ように、第一絶縁層82を設ける。能動層62、72の
チャネルとなるべき領域に対応する部分の第一絶縁層8
2は、ゲート絶縁膜70、80を兼ねる。
【0028】そして図3にも示すように、第一絶縁層8
2上に、pnダイオード42のn側電極48及びp側電
極50とX電極34とを設ける。第一絶縁層82は、p
nダイオード42のn型半導体層46a及びp型半導体
層46bに対応する位置にそれぞれコンタクトホールを
有し、これらコンタクトホールを介しpnダイオード4
2のn側電極48及びp側電極50をn型半導体層46
a及びp型半導体層46bと電気接続する。
【0029】これと共に図4にも示すように、第一絶縁
層82上に、薄膜トランジスタ52の主電極64、66
及びゲート電極68と薄膜トランジスタ54の主電極7
4、76及びゲート電極78と出力信号電極58と基準
信号電極60とを設ける。第一絶縁層82は、薄膜トラ
ンジスタ52のn型半導体層62b及び62cに対応す
る位置にそれぞれコンタクトホールを有し、これらコン
タクトホールを介し薄膜トランジスタ52の主電極64
及び66をn型半導体層62b及び62cと電気接続す
る。また第一絶縁層82は、薄膜トランジスタ54のn
型半導体層72b及び72cに対応する位置にそれぞれ
コンタクトホールを有し、これらコンタクトホールを介
し薄膜トランジスタ54の主電極74及び76をn型半
導体層72b及び72cと電気接続する。そして薄膜ト
ランジスタ52の主電極66を出力信号電極58と、ま
た薄膜トランジスタ54の主電極60を基準信号電極6
0と電気接続する。
【0030】さらにこれらX電極34、n側電極48、
p側電極50、主電極64、66、74、76、ゲート
電極68、78、出力信号電極58及び基準信号電極6
0上に、これら電極を覆うように第二絶縁層84を設け
る。
【0031】そして図3及び図2にも示すように、この
第二絶縁層84上に、熱電素子32の吸収層44例えば
金ブラック(gold black)を設ける。吸収層44を、平
面的に見てpnダイオード42の能動層46と重ね合わ
せるように設ける。
【0032】これと共に図4及び図5にも示すように第
二絶縁層84上に、Y電極36及び制御信号電極56を
設ける。第二絶縁層84は、pnダイオード42のn側
電極48及び薄膜トランジスタ52の主電極64に対応
する位置にそれぞれコンタクトホールを有し、これらコ
ンタクトホールを介してこれらn側電極48及び主電極
64をそれぞれ対応する列のY電極36と電気接続す
る。また第二絶縁層84は、薄膜トランジスタ52及び
54のゲート電極68及び78に対応する位置にそれぞ
れコンタクトホールを有し、これらコンタクトホールを
介してこれらゲート電極68及び78を制御信号電極5
6と電気接続する。さらに第二絶縁層84は、薄膜トラ
ンジスタ52の主電極66及び薄膜トランジスタ54の
主電極74に対応する位置にそれぞれコンタクトホール
を有し、これらコンタクトホールを介し主電極66及び
74を出力信号電極58及び基準信号電極60と電気接
続する。
【0033】上述のような構成によれば、赤外線イメー
ジセンサ28に赤外線像を結像させると、熱電素子32
の吸収層44は赤外線を吸収して発熱する。吸収層44
の発熱温度は、赤外線の強度に応じて変化する。
【0034】一方、周辺回路38及び40を介してX電
極34及びY電極36にシフトレジスタからの選択信号
を入力すると、この選択信号に応じて選択された画素の
pnダイオード42に定電流が流れる。このときpnダ
イオード42にはバイアス電圧が印加されている。吸収
層44の発熱温度が高くなると、pnダイオード42の
順方向電圧は低くなり従って順方向電流は増加するの
で、この順方向電圧或は電流の変化に基づいて、画素単
位に赤外線を検知できる。
【0035】この実施例では、絶縁性基板30としてガ
ラス基板を用いており、このガラス基板の熱伝導率は従
来の赤外線イメージセンサで用いていたSi基板の10
0分の1程度と非常に小さい。従って従来の赤外線イメ
ージセンサで形成していたキャビティは不要であり、キ
ャビティを絶縁性基板30に設けなくとも吸収層44の
発熱温度に追従させて、感度良く、pnダイオード42
の特性変化を生じさせることができる。
【0036】絶縁性基板30としては、断熱性を有する
熱伝導率の小さな基板を用いることができ、従ってガラ
ス基板、セラミクス基板、或はその他の任意好適な断熱
性材料から成る基板を用いることができる。
【0037】図6〜図8は第二発明の実施例の説明に供
する工程図であって、図2に対応する要部平面図であ
る。この第二発明の実施例は、第一発明の実施例で説明
した熱電素子の熱電変換層従ってpnダイオード42の
能動層46を形成する例である。
【0038】まず絶縁性基板30をガラス基板として、
この基板30上に半導体層86を低温成長させる。この
実施例では、基板面30a上に、プラズマCVD法によ
り、ノンドープ(i型)ポリSi半導体層86を低温成
長させる(図6)。成長温度は、ガラス基板が変形しな
いような低温例えば450℃以下の温度とする。文献:
IEEE IEDM92 pp.673〜676によれ
ば、SiF4 、SiH4 及びH2 の混合ガスを用いて、
プラズマCVD法により、ポリSiを低温成長(成長温
度300℃)できることが開示されている。尚、プラズ
マCVD法のほかレーザ溶融法によっても、半導体層8
6を低温成長させることができる。
【0039】次に半導体層86を用いて、pnダイオー
ド42の能動層46を形成する。
【0040】この実施例では、熱電素子の熱電変換層と
熱電素子用駆動素子の能動層とをここではpnダイオー
ド42の能動層46と薄膜トランジスタ52、54の能
動層62、72とを、同一の半導体層86を用いて形成
する。これら能動層46、62、72を、同一の半導体
層86を用いて形成することにより、工程の簡略化を図
れる。このため、フォトリソ及びエッチング技術を用い
て、これら能動層46、62、72を形成しない領域の
半導体層86をエッチング除去し、これら能動層46、
62、72を形成する領域に残存させた半導体層86か
ら成る半導体パターン86a、86b及び86cを得る
(図7)。半導体パターン86aはpnダイオード42
の能動層46を形成するためのもの、半導体パターン8
6bは薄膜トランジスタ52の能動層62を形成するた
めのもの、及び半導体パターン86cは薄膜トランジス
タ54の能動層72を形成するためのものである。
【0041】次いで半導体パターン86a、86b及び
86cにそれぞれ、P等のn型不純物を選択的に導入し
て、n−ポリSi半導体層46a、62b、62c、7
2b及び72cを形成する。然る後、半導体パターン8
6aにB等のp型不純物を選択的に導入して、p−ポリ
Si半導体層46bを形成する(図8)。不純物の導入
をここではイオン注入により行なうが、不純物拡散その
ほかの任意好適な方法により不純物導入を行なうように
しても良い。
【0042】このようにpnダイオード42の能動層4
6を構成する半導体層と薄膜トランジスタ52、54の
能動層62、72を構成する半導体層のうち、導電型が
同一のものについては同一工程で不純物を導入するの
が、工程の簡略化のためには好ましい。
【0043】図9は第一発明の第二実施例の構成を概略
的に示す要部平面図であって、熱電素子一素子分の構成
を拡大して示す。同図にあっては、図面の理解を助ける
ために、第一絶縁層82及び第二絶縁層84を省略して
示すと共に、吸収層44を点線で示した。以下、第一発
明の第一実施例と相違する点につき説明し、第一発明の
第一実施例と同様の点についてはその詳細な説明を省略
する。
【0044】上述した第一発明の第一実施例では、熱電
素子32一素子を、1個のpnダイオード42と吸収層
44とにより構成したが、第一発明の第二実施例では、
熱電素子32一素子を、直列に多段接続した複数個のp
nダイオード42と吸収層44とにより構成する。
【0045】この実施例では、一画素分の領域内に複数
個のpnダイオード42を分散させて設け、これらpn
ダイオード42を直列に多段接続する。これらの多段接
続に当っては、前段のpnダイオード42のn側電極4
8を後段のpnダイオード42のp側電極50と電気接
続するようにして、順方向に順次に接続する。そして第
一段目のpnダイオード42のp側電極50を対応する
行のX電極34と電気接続すると共に、最終段のpnダ
イオード42のn側電極48を対応する列のY電極36
と電気接続する。平面的に見て、これら多段接続した複
数個のpnダイオード42と、吸収層44とを重ね合わ
せるように設ける。
【0046】このように直列に多段接続した複数個のp
nダイオード42を用いて、熱電素子32一素子を構成
することにより、これらpnダイオード42の個々の順
方向電圧或は電流が重畳されるので、赤外線の検出感度
を高めることができる。
【0047】図10は第一発明の第三実施例の要部構成
を概略的に示す平面図である。図10にあっては、図面
の理解を助けるため第一絶縁層82及び第二絶縁層84
を省略して示すと共に、吸収層44を点線で示した。ま
た図11は第一発明の第三実施例の要部構成を示す断面
図である。図11にあっては、図10のXI−XI線に沿っ
て取った断面に対応する断面を拡大してより詳細に示す
と共に、熱電素子一素子分の構成を示す。以下、第一発
明の第一実施例と相違する点につき説明し、第一発明の
第一実施例と同様の点についてはその詳細な説明を省略
する。
【0048】この実施例では、熱電素子32は、絶縁性
基板30上に順次に薄膜トランジスタ88及び吸収層4
4を設けて成る。この薄膜トランジスタ88の能動層9
0を熱電素子32の熱電変換層とする。
【0049】薄膜トランジスタ88は、i−ポリSi
(ノンドープポリSi)半導体層90a及びn−ポリS
i半導体層90b、90cにより構成した能動層90
と、主電極92、94及びゲート電極96とゲート絶縁
膜98とを有して成る。n型半導体層90b、90cを
チャネルとなるべき領域を挟んで離間させてi型半導体
層90aに設ける。そして主電極92及び94を、n型
半導体層90b及び90cに設けると共に、ゲート電極
96をゲート絶縁膜90を介してチャネルとなるべき領
域上に設ける。
【0050】配線構造をこれに限定するものではない
が、ここでは、基板面30a上に順次に、薄膜トランジ
スタ88の能動層90及び第一絶縁層82を設ける。そ
して第一絶縁層82上に、薄膜トランジスタ88の主電
極92、94とゲート電極96とを設ける。能動層90
のチャネルとなるべき領域に対応する部分の第一絶縁層
82は、ゲート絶縁膜98を兼ねる。
【0051】第一絶縁層82は、薄膜トランジスタ88
のn型半導体層90b及び90cに対応する位置にそれ
ぞれコンタクトホールを有し、これらコンタクトホール
を介し薄膜トランジスタ88の主電極92及び94をn
型半導体層90b及び90cと電気接続する。また薄膜
トランジスタ88の主電極92及びゲート電極96を対
応する行のX電極34と電気接続する。
【0052】さらにこれら主電極92、94及びゲート
電極96上に、これら電極を覆うように第二絶縁層84
を設ける。第二絶縁層84は、薄膜トランジスタ88の
主電極94に対応する位置にコンタクトホールを有し、
このコンタクトホールを介しこの主電極94を対応する
列のY電極36と電気接続する。
【0053】そして第二絶縁層84上に、熱電素子32
の吸収層44を設ける。この吸収層44を、平面的に見
て薄膜トランジスタ88の能動層90と重ね合わせるよ
うに設ける。
【0054】この実施例の熱電素子32の熱電変換層こ
こでは薄膜トランジスタ88の能動層90を、上述した
第二発明の実施例と同様に、低温成長させた半導体層を
用いて形成することができる。或はまた、この薄膜トラ
ンジスタ88の能動層90と熱電素子用駆動素子の能動
層ここでは薄膜トランジスタ52、54の能動層62、
72とを、低温成長させた同一の半導体層を用いて形成
することができ、この場合には、これら能動層90、6
2、72を構成する半導体層のうち導電型が同一のもの
については同一工程で不純物を導入するのが、工程の簡
略化のためには好ましい。
【0055】図12は第一発明の第四実施例の要部構成
を概略的に示す平面図である。図12にあっては、図面
の理解を助けるため第一絶縁層82及び第二絶縁層84
を省略して示すと共に、吸収層44及びヒートシンクを
点線で示した。また図13は第一発明の第四実施例の要
部構成を示す断面図である。図13にあっては、図12
のXIII−XIII線に沿って取った断面に対応する断面を拡
大してより詳細に示すと共に、熱電素子一素子分の構成
を示す。以下、第一発明の第一実施例と相違する点につ
き説明し、第一発明の第一実施例と同様の点については
その詳細な説明を省略する。
【0056】この実施例では、熱電素子32は、絶縁性
基板30上に順次に熱電対100及び吸収層44を設け
て成る。この熱電対100を熱電素子32の熱電変換層
とする。
【0057】熱電対100は2種の異なった導体100
a及び100bを接合して成る。導体100aは例えば
i−ポリSi(ノンドープポリSi)半導体層、導体1
00bは例えばAlである。
【0058】配線構造をこれに限定するものではない
が、ここでは、基板面30a上に順次に、熱電対100
及び第一絶縁層82を設ける。そして第一絶縁層82上
に、端子電極102及び104を設ける。
【0059】第一絶縁層82は、熱電対100の導体1
00a及び100bに対応する位置にそれぞれコンタク
トホールを有し、これらコンタクトホールを介し端子電
極102及び104をこれら導体100a及び100b
と電気接続する。また端子電極102を対応する行のX
電極34と電気接続する。
【0060】さらにこれら端子電極102及び104上
に、これら電極を覆うように第二絶縁層84を設ける。
第二絶縁層84は、端子電極104に対応する位置にコ
ンタクトホールを有し、このコンタクトホールを介しこ
の端子電極94を対応する列のY電極36と電気接続す
る。
【0061】そして第二絶縁層84上に、熱電素子32
の吸収層44と、ヒートシンク106とを設ける。この
吸収層44を、平面的に見て熱電対100の導体100
aと重ね合わせるように設ける。またヒートシンク10
6を、平面的に見て熱電対100の導体100bと重ね
合わせるように設ける。ヒートシンク106は熱伝導率
の良好な絶縁性材料例えばダイヤモンド薄膜から成る。
絶縁性基板30上には複数の熱電素子32従って複数の
熱電対100をアレイ状に配列してあるが、これらアレ
イ状に配列した各熱電対100の導体100bにはヒー
トシンク1066を重ね合わせるように設け、導体10
0aには重ね合わせないようにしてヒートシンク106
を設ける。そして各熱電対100の導体100bに設け
たヒートシンク106を一体に接続する。これら一体に
接続したヒートシンク106の平面形状を例えばメッシ
ュ状にする。
【0062】この実施例の熱電素子32の熱電変換層こ
こでは熱電対100の導体100aを、上述した第二発
明の実施例と同様に、低温成長させた半導体層を用いて
形成することができる。或はまた、この熱電対100と
熱電素子用駆動素子の能動層ここでは薄膜トランジスタ
52、54の能動層62、72とを、低温成長させた同
一の半導体層を用いて形成することができ、この場合に
は、これら熱電対100及び能動層62、72を構成す
る半導体層のうち導電型が同一のものについては同一工
程で不純物を導入するのが、工程の簡略化のためには好
ましい。
【0063】尚、ヒートシンク106を熱伝導率の良好
な導電性材料例えば銅薄膜により形成しても良い。この
場合、赤外線イメージセンサ28の電極と電気的に絶縁
するように絶縁層を介してヒートシンク106を設けれ
ば良い。またこの実施例では、熱電素子32一素子を、
1個の熱電対100と吸収層44とにより構成したが、
このほか、熱電素子32一素子を、直列に多段接続した
複数個の熱電対100と吸収層44とにより構成するよ
うにしても良い。これら多段接続した複数個の熱電対1
00はサーモパイルとも称される。サーモパイルを用い
て構成することにより、赤外線の検出感度を高めること
ができる。
【0064】この発明は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく、従って各構成成分の形状、配設位置、
配設個数、形成材料、導電型、回路構成そのほかを任意
好適に変更できる。
【0065】例えば、熱電素子32の能動層をポリS
i、ゲルマニウム或はそのほかの半導体材料で形成する
ようにしても良い。
【0066】また上述した実施例では、薄膜トランジス
タ52、54、88のチャネル層をi型半導体層62
a、72a、90aとし、薄膜トランジスタ52、5
4、88の主電極層をn型半導体層62b、62c、7
2b、72c、90b、90cとしたが、これらチャネ
ル層及び主電極層の導電型は変更できる。例えば主電極
層をp型半導体層としても良い。
【0067】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、第
一発明の赤外線イメージセンサによれば、絶縁性基板中
にキャビティを形成しなくても、熱型の熱電素子と絶縁
性基板との間の熱的絶縁を行なえるので、赤外線に対す
る熱電素子の感度を実用上充分な感度とすることができ
る。しかもキャビティを形成する必要がないので、絶縁
性基板の機械的強度が劣化することがなくなり、その結
果、赤外線イメージセンサの大型化が容易になる。また
キャビティ形成に纏わる歩留り低下を無くせるので、赤
外線イメージセンサを歩留り良く作成できる。
【0068】さらに第二発明の赤外線イメージセンサの
製造方法によれば、熱電素子の熱電変換を構成するため
の半導体層を、絶縁性基板上に低温成長させるので、絶
縁性基板にガラス基板を用いた場合でも、基板の熱変形
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例における赤外線イメージセンサの全
体構成を概略的に示す平面図である。
【図2】第一実施例における赤外線イメージセンサの要
部構成を拡大してより詳細に示す平面図である。
【図3】第一実施例における熱電素子及びその近傍部分
の構成を拡大してより詳細に示す断面図である。
【図4】第一実施例における周辺回路及びその近傍部分
の構成を拡大してより詳細に示す断面図である。
【図5】第一実施例における周辺回路及びその近傍部分
の構成を拡大してより詳細に示す断面図である。
【図6】熱電変換層の作成工程の一例を示す工程図であ
る。
【図7】熱電変換層の作成工程の一例を示す工程図であ
る。
【図8】熱電変換層の作成工程の一例を示す工程図であ
る。
【図9】第二実施例における熱電素子の構成を概略的に
示す平面図である。
【図10】第三実施例における赤外線イメージセンサの
要部構成を概略的に示す平面図である。
【図11】第三実施例における熱電素子の構成を概略的
に示す断面図である。
【図12】第四実施例における赤外線イメージセンサの
要部構成を概略的に示す平面図である。
【図13】第四実施例における熱電素子の構成を概略的
に示す断面図である。
【図14】従来の赤外線イメージセンサにおける熱電素
子の構成を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】 28:赤外線イメージセンサ 30:絶縁性基板 32:熱電素子 42:pnダイオード 44:吸収層 86:低温成長させた半導体層 88:薄膜トランジスタ 100:熱電対

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板と、該絶縁性基板上にアレイ
    状に配列して設けた複数の熱電素子とを備えて成る赤外
    線イメージセンサにおいて、 前記絶縁性基板を、断熱性材料から成る基板とし、 前記熱電素子を、赤外線の吸収により熱を発する吸収層
    と該吸収層の温度変化に応じて電流−電圧特性が変化す
    る熱電変換層とを有する熱型の熱電素子として成ること
    を特徴とする赤外線イメージセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の赤外線イメージセンサに
    おいて、 絶縁性基板を、ガラス基板又はセラミクス基板としたこ
    とを特徴とする赤外線イメージセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の赤外線イメージセンサに
    おいて、 熱電素子は、絶縁性基板上に順次にダイオード及び吸収
    層を設けて成り、該ダイオードの能動層を熱電変換層と
    して成ることを特徴とする赤外線イメージセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の赤外線イメージセンサに
    おいて、 熱電素子は、絶縁性基板上に順次に薄膜トランジスタ及
    び吸収層を設けて成り、該薄膜トランジスタの能動層を
    熱電変換層として成ることを特徴とする赤外線イメージ
    センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の赤外線イメージセンサに
    おいて、 熱電素子は、絶縁性基板上に順次に熱電対及び吸収層を
    設けて成り、該熱電対を熱電変換層として成ることを特
    徴とするイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の赤外線イメージセンサを
    製造するに当り、 絶縁性基板をガラス基板とし、該絶縁性基板上に低温成
    長させた半導体層を用いて、熱電素子の熱電変換層を形
    成することを特徴とする赤外線イメージセンサの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の赤外線イメージセンサの
    製造方法において、 熱電素子の熱電変換層と熱電素子用駆動素子の能動層と
    を、同一の半導体層を用いて形成することを特徴とする
    赤外線イメージセンサの製造方法。
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Cited By (3)

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