JPH07297330A - 放熱体固定具 - Google Patents

放熱体固定具

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Publication number
JPH07297330A
JPH07297330A JP10457294A JP10457294A JPH07297330A JP H07297330 A JPH07297330 A JP H07297330A JP 10457294 A JP10457294 A JP 10457294A JP 10457294 A JP10457294 A JP 10457294A JP H07297330 A JPH07297330 A JP H07297330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
radiator
radiator fixing
fixing tool
fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP10457294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Ishida
良夫 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIYAMONDO DENKI KK
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
DAIYAMONDO DENKI KK
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by DAIYAMONDO DENKI KK, Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical DAIYAMONDO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱体93と放熱体90の何れかに故障が発生し
た場合でも、この両者を共に取り替えることなく、故障
した部分の何れか一方のみが取り替えられる構造とする
ことを目的とする。 【構成】 発熱体を冷却する放熱体を備え、前記放熱体
が受熱プレート90a上に複数個のフィン90bを積層してな
るヒートシンクで構成され、前記発熱体93と放熱体90と
が上面部20aと側面部20b、底面部20cから構成され、前
記上面部20aの上側には放熱体固定具掛止部22が突出し
ており、前記放熱体90の複数のフィン90bの少なくとも
一つのフィン90bの左右両端部より内側には、前記放熱
体固定具掛止部22が掛止する穴98が設けてある放熱体固
定具で接着固定が施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速駆動マイクロコン
ピュータなどの発熱密度の高いLSI、中容量のサイリス
タやパワートランジスタなどの半導体素子と、これらの
冷却を行うヒートシンク、及びヒートパイプで構成され
る放熱体との接続、固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】発熱体となるQFP(Quad Fla
t Package)でセラミックス・パッケージのマ
イクロコンピュータに、放熱体となるヒートパイプを取
り付けた1例を図4に、この側面図を図5に示す。図4
と5において、放熱体90はアルミニウムや銅等の高熱伝
導性の材料を用いて、熱伝導支柱部91の周辺部にフィン
部92を持つように切削加工されており、前記支柱部91の
中央部が発熱体93となるQFP型のマクロコンピュータ
の中央部平面に密着搭載され、前記発熱体93の発熱は前
記フィン部92によって放熱されている。
【0003】従来、前記放熱体90と発熱体93とは、エポ
キシ樹脂、接着剤等により接合、一体化がなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、発熱体となるマイクロコンピュータ等の半導体素
子と放熱体とは接着剤で密着固定され、前記半導体素子
と放熱体との間に分離が必要な場合、例えば半導体素子
のみの故障による半導体素子の取り替え、逆に放熱体が
破損し放熱体のみを取り替えたい場合であっても、前記
半導体素子と放熱体とは1組の部品として確立されてい
るので、この両者を共に交換する必要がある。
【0005】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
で、発熱体と放熱体の何れかに故障が発生した場合で
も、この両者を共に取り替えることなく、故障した部分
の何れか一方のみが取り替えられる構造とすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、発熱体を冷却する放熱体を備え、前記放
熱体が受熱プレート90a上に複数個のフィン90bを積層し
てなるヒートシンクで構成され、前記発熱体93と放熱体
90とが放熱体固定具を使用することにより一体化され、
前記放熱体固定具20が上面部20aと側面部20b、底面部20
cから構成され、前記上面部20aの上側には放熱体固定具
掛止部22が突出し、前記放熱体90の複数のフィン90bの
少なくとも一つのフィン90bの左右両端部より内側に
は、前記放熱体固定具掛止部22が掛止する穴98が設けて
ある放熱体固定具とする。
【0007】また、放熱体固定具掛止部22が放熱体固定
部20の上面部20aの下側に配置され、フィン90bに設けら
れている穴98が受熱プレート90a側に設けてもよい。
【0008】さらに、放熱体固定部20と一体成形で構成
され、前記受熱プレート90a方向に伸びている上面部20a
とは逆方向に上面部20aを延長した形で形成されている
舌片部20dを設けてもよい。
【0009】
【作用】上記構成により、発熱体93、若しくは放熱体90
の何れか一方が故障、破損を起こした場合であってもこ
の両者を同時に交換する必要はなく、放熱体固定具を取
り外すことにより、容易に発熱体93若しくは放熱体90の
交換が行える。
【0010】
【実施例】本発明の第一の実施例とする放熱体固定具を
発熱体に取り付けた側面半断面図を図1に示す。図1に
おいて、配線基板95上に発熱体93となる半導体装置若し
くはマイクロコンピュータが配置され、前記発熱体93上
にはエポキシ樹脂、接着剤等を介在することなく放熱体
90が搭載されている。本実施例において前記放熱体90
は、上面から見て4辺形の形状をしており、平板状の受
熱プレート90a上に複数個のフィン90bを積層してなるヒ
ートシンクで構成され、前記発熱体93と放熱体90とは、
後述の放熱体固定具を使用することにより一体化が施さ
れている。本第一の実施例とする放熱体固定具20は上面
部20aと側面部20b、底面部20cから構成されるコの字型
をした樹脂、若しくは金属材料で構成され、前記上面部
20aの上側には放熱体固定具掛止部22が突出しており、
前記底面部20cは半導体装置等発熱体93が配線基板上に
取り付けられるために設けられているピン97-97を回避
して取り付けられる形状構造となっている。また前記放
熱体90の複数のフィン90bの少なくとも一つのフィン90b
の左右両端部より内側には、前記放熱体固定具掛止部22
が掛止する穴98が設けてある。本第一の実施例では、放
熱体90が4辺形状であるため放熱体固定具20と前記フィ
ンに備えられている穴98は対抗する2辺にそれぞれ設け
られている。
【0011】本発明の第二の実施例を図2に示す。第二
の実施例においては、前記第一の実施例で述べた放熱体
固定具掛止部22が放熱体固定部20の上面部20aの下側に
配置され、フィン90bに設けられている穴98が受熱プレ
ート90a側に設けられている部分を除いては、前記第一
の実施例で述べた構造と同一または相当分であるため説
明は省略する。
【0012】本発明の第三の実施例を図3に示す。第三
の実施例は、前記第二の実施例で述べた放熱体固定具20
の着脱を容易に行うために舌片部20dが設けられてい
る。図3において、前記第一及び第二の実施例で述べた
ように放熱体固定具20は上面部20aと側面図20b、底面部
20cを備え、前記上面図20aは、受熱プレート90a方向、
即ち放熱体90に向かって配置されている。舌片部20dは
前記放熱体固定部20と一体成形で構成され、前記受熱プ
レート90a方向に伸びている上面部20aとは逆方向、即ち
放熱体90とは逆方向に上面部20aを延長した形で形成さ
れている。
【0013】本発明のそれぞれの実施例においては、放
熱体90は4辺形の積層型ヒートシンクで、放熱体固定具
20は4辺中の対抗する2辺に設けてあるが、取り付け場
所の条件によっては1辺以上の任意の辺に設けてもよ
く、また、取り付け位置は辺に限定することなくそれぞ
れの角部に設けてもよい。さらに本放熱体固定具20は、
4辺形の形状をしている放熱体90でなく、多角形、円形
等種々の形状に利用できるのは勿論である。
【0014】
【発明の効果】上記構成により、従来発熱体93、若しく
は放熱体90の何れか一方が故障、破損した場合、この両
者を同時に交換しなくてはならなかったものが、故障、
破損をした何れか一方のみの交換で済み、発熱体93と放
熱体90の熱接触面が接着剤等を介さないために両者間の
熱伝導効率が良好になる。
【0015】また、第三の実施例に示す如く舌片20dを
設ければ、容易に放熱体固定具20の着脱が行える。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例を示す半断面図であ
る。
【図2】 本発明の第二の実施例を示す半断面図であ
る。
【図3】 本発明の第三の実施例を示す半断面図であ
る。
【図4】 従来の放熱体と発熱体の斜視図である
【図5】 従来の放熱体と発熱体の側面図である
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 20 放熱体固定部 20a 上面部 20b 側面部 20c 底面部 90 放熱体 90a 受熱プレート 90b フィン 93 発熱体 95 配線基板 98 穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を冷却する放熱体を備え、前記放
    熱体が受熱プレート上に複数個のフィンを積層してなる
    ヒートシンクで構成され、前記発熱体と放熱体とが放熱
    体固定具を使用することにより一体化され、前記放熱体
    固定具が上面部と側面部、底面部から構成され、前記上
    面部の上側には放熱体固定具掛止部が突出し、前記放熱
    体の複数のフィンの少なくとも一つのフィンの左右両端
    部より内側には、前記放熱体固定具掛止部が掛止する穴
    が設けてある放熱体固定具。
  2. 【請求項2】 放熱体固定具掛止部が放熱体固定部の上
    面部の下側に配置され、フィンに設けられている穴が受
    熱プレート側に設けられている請求項1記載の放熱体固
    定具。
  3. 【請求項3】 放熱体固定部と一体成形で構成され、前
    記受熱プレート方向に伸びている上面部とは逆方向に上
    面部を延長した形で形成されている舌片部を備えている
    請求項2記載の放熱体固定具。
JP10457294A 1994-04-19 1994-04-19 放熱体固定具 Pending JPH07297330A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10457294A JPH07297330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 放熱体固定具

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JP10457294A JPH07297330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 放熱体固定具

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JPH07297330A true JPH07297330A (ja) 1995-11-10

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JP10457294A Pending JPH07297330A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 放熱体固定具

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