JPH07297069A - 巻線方法及び巻線装置 - Google Patents

巻線方法及び巻線装置

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JPH07297069A
JPH07297069A JP10455194A JP10455194A JPH07297069A JP H07297069 A JPH07297069 A JP H07297069A JP 10455194 A JP10455194 A JP 10455194A JP 10455194 A JP10455194 A JP 10455194A JP H07297069 A JPH07297069 A JP H07297069A
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JP
Japan
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winding
wire
magnet wire
wound
core
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JP10455194A
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English (en)
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Akira Sasaki
晃 佐々木
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】閉磁路型コアの巻線工程において、巻線作業を
自動化することができる巻線方法及び巻線装置を提供す
ること。 【構成】線材3を螺旋状に曲げ加工し、この螺旋状に曲
げ加工した線材3及び又は被巻線材2を回転させ、螺旋
状に曲げ加工した線材3によって形成される円柱形状の
空間に、被巻線材2を進入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻線方法及び巻線装置
に係り、例えばトロイダルコア等に巻線してインダクタ
ーを形成する巻線方法及び巻線装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインフィルタ等のインダクター
においては、所定の線材をトロイダルコアに巻線して形
成するようにしている。
【0003】すなわち図12に示すように、この種のイ
ンダクター1においては、円環状に形成されたトロイダ
ルコア2で磁気回路を形成し、この磁気回路に例えばマ
グネットワイヤ3を巻線して形成される。このため図1
3に示すように、インダクター1においては、マグネッ
トワイヤ3を巻回したリールからマグネットワイヤ3を
所定長さだけ引き出した後、トロイダルコア2にこのマ
グネットワイヤ3を挿通して1ターンづつ巻線すること
により形成されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの種の巻線
作業においては、結局、手作業に頼らざるを得ないとい
う問題がある。
【0005】このため従来のインダクター1において
は、作業員が巻線数を間違えて形成する場合がある。ま
たマグネットワイヤの線径が太くなると、作業が困難に
なり、作業能率が低下するという欠点がある。さらに巻
線に時間を要し、インダクターの製造工程全体を自動化
できないという欠点もある。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてされたもので、
閉磁路型コアの巻線工程において、巻線作業を自動化す
ることができる巻線方法及び巻線装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、被巻線材の巻線されるべき部分に線材を巻線す
る巻線装置であって、前記線材を螺旋状に曲げ加工する
曲げ加工部と、この曲げ加工部によって螺旋状に曲げ加
工された線材及び又は前記被巻線材を回転させることに
より、前記線材の一端から、この線材を前記被巻線材に
対して巻付ける巻付け部とを備えた巻線装置により、達
成される。
【0008】前記曲げ加工部は、円柱形状の回転軸に前
記線材を巻付けることにより、前記線材を螺旋状に曲げ
加工する構成とすることができる。
【0009】また、前記曲げ加工部は、円弧形状に曲面
を形成した治具に、前記線材を押し当てることにより、
前記線材を螺旋状に曲げ加工する構成としてもよい。
【0010】また、上記目的は、本発明にあっては、線
材を螺旋状に曲げ加工し、この螺旋状に曲げ加工した線
材及び又は被巻線材を回転させることにより、前記線材
の一端から、この線材を前記被巻線材に対して巻き付け
る、巻線方法により、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、曲げ加工部において、線材
を螺旋状に巻線し、これと被巻線材の少なくとも一方を
回転させるだけで、被巻線材に対して線材を巻線するこ
とができる。これにより、熟練を要する面倒な手作業に
よらなくても、線材の巻線を行うことができる。
【0012】さらに前記曲げ加工部において、円柱形状
の回転軸に前記線材を巻付けることにより、又は円弧形
状に曲面を形成した所定の治具に、前記線材を押し当て
ることにより、前記線材を螺旋状に簡単に曲げ加工する
ことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様の限られるものではない。
【0014】図2は、本発明の一実施例に係る巻線装置
を示す平面図である。図において、巻線装置10では、
本実施例では例えば長方形形状にテーブル11上に円環
形状のトロイダルコア2をセットした後、このトロイダ
ルコア2にマグネットワイヤ3を巻線するようになって
いる。
【0015】具体的には、このテーブル11の一端にリ
ール置台12を形成し、巻線装置10では、マグネット
ワイヤ3を巻回したリール13をこのリール置台12に
載置する。このリール置台12は、糸巻状のリール13
を回転自在に保持し、これにより巻線装置10では、マ
グネットワイヤ3をリール13から簡単に引き出すこと
ができるようになっている。
【0016】ここで巻線装置10は、このリール13か
らマグネットワイヤ3をテーブル11の長手方向に引き
出して処理するように、リール置台12から順にテーブ
ル11の長手方向にストレーナー部14、送り部15、
ガイドパイプ16、カッタ18、巻取り部19が設けら
れている。このうちストレーナー部14は、マグネット
ワイヤ3の引き出し方向に、4つのローラ20を千鳥状
に配置して形成され、これによりリール13から引き出
して湾曲するマグネットワイヤ3を、直線状に矯正する
ようになっている。
【0017】送り部15は、ストレーナー部14から延
長するマグネットワイヤ3を両側から挟み込むように2
つのピンチローラ21を配置して形成され、巻線装置1
0では、所定のタイミングでこのピンチローラ21を駆
動してマグネットワイヤ3を巻取り部19に送り出すよ
うになっている。ピンチローラ21は回転自在に配置さ
れ、これにより巻線装置10では、巻取り部19にマグ
ネットワイヤ3の一端を固定した後、この巻取り部19
でマグネットワイヤ3を巻取ることができるようになっ
ている。
【0018】ガイドパイプ16は、送り部15から送り
出されるマグネットワイヤ3を巻取り部19の所定位置
にガイドし、カッタ18は、所定量だけマグネットワイ
ヤ3が巻取り部19に巻取られると、ガイドパイプ16
及び巻取り部19間に延長するマグネットワイヤ3を切
断するようになっている。
【0019】図3に示すように、曲げ加工部としての巻
取り部19は、円柱形状の巻軸22を交換可能に保持
し、この巻軸22は、巻軸22の中心軸に沿ってマグネ
ットワイヤ3の線径に対応した溝23が形成されてい
る。巻線装置10においては、巻線開始時、ガイドパイ
プ16でガイドされるマグネットワイヤ3にこの溝23
が対向するように、巻軸22を所定の回転位置に保持し
た後、巻線を開始すると、ピンチローラ21を駆動して
マグネットワイヤ3を送り出すことにより、矢印Aで示
すようにこのマグネットワイヤ3の先端を溝23に進入
させるようになっている。
【0020】そして、マグネットワイヤ3の先端を溝2
3に進入させた状態で、この巻軸22を所定角度だけ回
転させ、これによりマグネットワイヤ3の先端を溝23
に引っ掛けてマグネットワイヤ3の先端を巻軸22に固
定するようになっている。
【0021】続いてピンチローラ21を回転自在とする
と共に、図4において矢印Bで示すように、巻軸22を
所定回数だけ回転駆動し、これにより巻軸22にマグネ
ットワイヤ3を巻付ける。そして、トロイダルコア2の
巻線に必要な長さだけ、予め巻軸22にマグネットワイ
ヤ3を巻取った後、この巻取ったマグネットワイヤ3を
トロイダルコア2に巻線する。
【0022】具体的には、矢印Cで示すように、巻軸2
2を所定の送り速度で軸方向根元側に移動させ、これに
よりマグネットワイヤ3を巻軸22に整列巻線する。こ
れにより巻線装置10においては、巻軸22にマグネッ
トワイヤ3を巻付けてマグネットワイヤ3を螺旋状に曲
げ加工する。即ち、巻軸22の回転軸方向に、巻軸22
からマグネットワイヤ3を抜き取った場合でも、マグネ
ットワイヤ3が円筒形状を保持したコイルとなるように
曲げ加工する。
【0023】このようにして巻軸22にマグネットワイ
ヤ3を所定長さだけ巻付けると、巻線装置10において
は、カッタ18を駆動してマグネットワイヤ3を切断す
る。ここで巻線装置10においては、巻取り部19に近
接して巻付け部24を配置し、この巻付け部24で巻軸
22に巻取ったマグネットワイヤ3をトロイダルコア2
に巻線する。尚、この実施例では、巻付け部24は、巻
軸22と後述のジョイント26等の治具を含んでいる。
【0024】ここで図5に示すように、巻付け部24
は、テーブル11から垂直に立ち上がるように3つのコ
ア抑え25を配置し、矢印Dで示すように、これらの3
つのコア抑え25で挟持してトロイダルコア2を保持す
る。これにより巻線装置10においては、これらのコア
抑え25を緩めてトロイダルコア2を装着できるように
され、巻線が完了すると、再びこれらのコア抑え25を
緩めてトロイダルコア2を取り外できるようになってい
る。
【0025】ここで、図6に示すように、巻付け部24
において、トロイダルコア2を配置した際に、巻軸22
の回転軸の延長線が、このトロイダルコア2の断面中心
をほぼ横切るように、コア抑え25を配置する。さら
に、これらの3つのコア抑え25をテーブル11から立
ち上がる断面三角形形状の棒状部材で形成すると共に、
これらの3つのコア抑え25をほぼ120 度の角間隔で配
置し、そのうちの1つのコア抑え25を巻軸22の回転
軸の略延長線上に配置する。これにより巻線装置10に
おいては、巻軸22に巻取ったマグネットワイヤ3をト
ロイダルコア2に容易に巻付け得るようにされ、さらに
これらのコア抑え25が巻付けの妨げとならないように
なっている。
【0026】さらに巻付け部24においては、トロイダ
ルコア2を囲むように、コイルジョイント26を配置す
る。このコイルジョイント26は、例えば表面をラバー
コートした長い可撓性部材で形成されている。この長尺
の可撓性部材は、本実施例にあっては、図1に示されて
いるように、トロコダイルコア2を囲むようにして、所
定の保持部材26A,26Bにより、開口部26D(図
6参照)を有する丸い鍵状もしくはアルファベットの疑
問符のような形状を呈するように保持される。
【0027】しかも、この長尺の可撓性部材は、それ自
体が延びる方向に沿う中心軸の回りに回動し得るように
保持されている。そして、コイルジョイント26の一端
部は、図1及び図6において斜めに傾けたステッピング
モータ27の回転軸に接続されている。
【0028】これにより巻線装置10では、矢印Eで示
すように、ステッピングモータ27を駆動してコイルジ
ョイント26を回転することにより、上方から見て、コ
イルジョイント26の外側面がトロイダルコア2の中心
に向かって移動するようになっている。
【0029】これによって、巻軸22の先端部分が図6
の開口部26Dに臨む状態で、この巻軸22に巻取った
マグネットワイヤ3をトロイダルコア2に巻付ける際
に、この巻付けの妨げとならないようになっている。
【0030】したがって、前述のように、巻軸22にマ
グネットワイヤ3を巻取って切断すると、矢印Fで示す
ように(図6)、巻軸22をトロイダルコア2側に移動
させ、トロイダルコア2の直前で巻軸22の移動を停止
する。この状態で巻線装置10においては、再起動の操
作子が押圧操作されると、図1に矢印Gで示すように、
巻取り時とは逆方向に巻軸22を回転駆動し、同時にス
テッピングモータ27を回転駆動する。
【0031】具体的には、巻軸22がトロイダルコア2
の直前まで可動して停止した状態で、巻軸22に巻取っ
たマグネットワイヤ3の先端がトロイダルコア2に巻付
くように、作業員が、例えばピンセット等を操作してト
ロイダルコア2の中央空心部分にこの先端を挿通する。
そして、上記再起動の操作子が押圧操作されると、巻軸
22に巻取ったマグネットワイヤ3をトロイダルコア2
に巻線する。
【0032】これにより、巻取り時とは逆方向に巻軸2
2が回転駆動されることにより、マグネットワイヤ3に
おいては、トロイダルコア2の周囲を辿って巻付くよう
にトロイダルコア2を周回する。ここで、マグネットワ
イヤ3がトロイダルコア2を周回する際、マグネットワ
イヤ3が巻軸22により円柱形状に曲げ加工されている
ことにより、マグネットワイヤ3においては、巻軸22
の軸方向に直進するようにトロイダルコア2を周回し、
トロイダルコア2を数ターン周回すると、コイルの線材
の先端等がトロイダルコア2の周囲に配置したコイルジ
ョイント26に突き当たる。
【0033】このコイルジョイント26においては、ス
テッピングモータ27により図5に矢印Eで示すように
回転駆動されていることにより、この突き当たったマグ
ネットワイヤ3の向きをトロイダルコア2の中心方向に
補正する。これにより、巻軸22により曲げ加工されて
形成されたマグネットワイヤ3の先端部を先ず環状のト
ロコダイルコア2にひっかけ、このワイヤ先端部はトロ
コダイルコア2の輪の中に挿通される。ここで、マグネ
ットワイヤ3は予め巻軸22により螺旋状に巻きクセが
付与されているから、マグネットワイヤ3の先端部はト
ロコダイルコア2の輪の中を通って外側へ向かう。
【0034】外側へ向かったワイヤ3の先端は、上述の
コイルジョイント26の側面に突き当たり、回転するコ
イルジョイント26によってその進行方向を内側に補正
されて、ふたたびトロコダイルコア2の輪の中へ進む。
【0035】かくして、マグネットワイヤ3は、従来図
である図12に示す状態と同様に輪状のトロコダイルコ
ア2の延びる方向に沿ってその周囲に巻き付けられる。
ここで、マグネットワイヤ3をトロイダルコア2に沿っ
て周回させる際、巻線装置10においては、巻軸22の
根元部分に形成したフランジ部28を矢印Hで示すよう
に巻軸22の先端方向に可動し、これにより巻軸22に
巻付けたマグネットワイヤ3を押し出す。これにより巻
線装置では、マグネットワイヤ3をトロイダルコア2に
スムーズに周回させることができる。さらにこのマグネ
ットワイヤ3を押し出す際、溝23を用いてマグネット
ワイヤ3の一端を巻軸22に保持したことにより、フラ
ンジ部28を可動させるだけの簡易な構成でマグネット
ワイヤ3を押し出すことができる。
【0036】かくして巻線装置10においては、半自動
により巻線できることにより、巻線時間を短縮すること
ができ、また巻線数の誤りも有効に回避することができ
る。さらに線径が0.5 〔mm〕以上の太い線材を用いる
場合でも、簡単に巻線でき、さらにトロイダルコア2の
装着等を機械化して、インダクター製造工程全体を簡単
に自動化することができる。
【0037】なお上述の実施例においては、線材として
マグネットワイヤを用いる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、塩化ビニール等で被覆された線材を
用いる場合にも広く適用することができる。
【0038】さらに上述の実施例においては、予めマグ
ネットワイヤを円柱形状に曲げ加工する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、図7に示すように、曲
げ加工の工程と巻付け工程とを同時に実行してもよい。
すなわち図7では、マグネットワイヤ3を巻軸22に送
りながら、矢印Iで示すようにこの巻軸22を回転す
る。さらにトロイダルコア2の先端にマグネットワイヤ
3の一端を巻付け、この状態で巻軸22からマグネット
ワイヤ3を押し出し、矢印Jで示すようにマグネットワ
イヤ3をトロイダルコア2に周回させるようになってい
る。
【0039】さらに上述の実施例においては、円柱形状
の巻軸22にマグネットワイヤを巻付けてマグネットワ
イヤを螺旋状に形成する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、種々の曲げ加工手段を用いてマグネッ
トワイヤを螺旋状に形成する場合に広く適用することが
できる。例えば図8及び図9に示すように、断面を円弧
形状に形成した治具,例えばヘッドチップにマグネット
ワイヤ3を押し当て、これによりマグネットワイヤを螺
旋状に形成してもよい。この場合連続的にマグネットワ
イヤを螺旋状に形成でき、曲げ加工の工程と巻付け工程
とを同時に実行することができる。
【0040】さらに上述の実施例においては、円環形状
のトロイダルコアにマグネットワイヤを巻線する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図10
に示すように矩形形状に磁路を形成した閉磁路型コア3
0にマグネットワイヤを巻線するようにしてもよい。さ
らに、図11に示すようにEI型のコアで形成される磁
路を閉磁路型コア31で一体に形成し、この閉磁路型コ
ア31にマグネットワイヤを巻線する場合、等、種々の
被巻線材に巻線する場合に広く適用することができる。
【0041】さらに上述の実施例においては、円環形状
のトロイダルコアに巻線して1個のインダクターを形成
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば巻線を2回繰り返して、又は2本のマグネットワイ
ヤを平行に保持して巻線して、1個のトロイダルコアで
2個のインダクターを形成する場合等に広く適用するこ
とができる。なお図10及び図11に示すように、直線
的に巻線する場合、曲げ加工して形成したマグネットワ
イヤ3の円柱形状の空間を断面円形の環状空間に変形さ
せるコイルジョイント26の構成を省略することができ
る。
【0042】さらに上述の実施例においては、一部手作
業によりトロイダルコアにマグネットワイヤを巻線する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、全体を
自動化する場合にも広く適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る巻線方
法及び巻線装置によれば、閉磁路型コア等の被巻線材に
巻線する際に、巻線作業を機械化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る巻線装置の動作を説明
するための平面図である。
【図2】図1の巻線装置の全体構成を示す平面図であ
る。
【図3】図1の巻線装置の巻取り部を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の巻線装置の動作を説明するための斜視図
である。
【図5】図1の巻線装置のコアの保持方法を説明するた
めの断面図である。
【図6】図1の巻線装置の巻付け部を示す平面図であ
る。
【図7】他の実施例による巻線装置の巻取り部及び巻付
け部を示す平面図である。
【図8】他の実施例による巻線装置の曲げ加工を説明す
るための斜視図である。
【図9】図8の巻線装置の動作を説明するための平面図
である。
【図10】他の実施例によるインダクターを示す平面図
である。
【図11】その他の実施例を示す平面図である。
【図12】リングコアに巻線して形成したインダクター
を示す平面図である。
【図13】従来の巻線作業を説明するための平面図であ
る。
【符号の説明】
1 インダクター 2,30,31 コア 3 マグネットワイヤ 10 巻線装置 11 テーブル 14 ストレーナー部 15 送り部 19 巻取り部 22 巻軸 23 溝 24 巻付け部 25 コア抑え 26 コイルジョイント 27 ステッピングモータ 28 フランジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被巻線材の巻線されるべき部分に線材を
    巻線する巻線装置であって、 前記線材を螺旋状に曲げ加工する曲げ加工部と、 この曲げ加工部によって螺旋状に曲げ加工された線材及
    び又は前記被巻線材を回転させることにより、前記線材
    の一端から、この線材を前記被巻線材に対して巻付ける
    巻付け部とを備えたことを特徴とする巻線装置。
  2. 【請求項2】 前記曲げ加工部は、円柱形状の回転軸に
    前記線材を巻付けることにより、前記線材を螺旋状に曲
    げ加工する構成としたことを特徴とする請求項1に記載
    の巻線装置。
  3. 【請求項3】 前記曲げ加工部は、円弧形状に曲面を形
    成した治具に、前記線材を押し当てることにより、前記
    線材を螺旋状に曲げ加工する構成としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の巻線装置。
  4. 【請求項4】 線材を螺旋状に曲げ加工し、 この螺旋状に曲げ加工した線材及び又は被巻線材を回転
    させることにより、前記線材の一端から、この線材を前
    記被巻線材に対して巻き付けることを特徴とする巻線方
    法。
JP10455194A 1994-04-20 1994-04-20 巻線方法及び巻線装置 Pending JPH07297069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1673788A2 (en) * 2003-10-15 2006-06-28 Actown Electrocoil, Inc. Magnetic core winding method, apparatus, and product produced therefrom
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