JPH07296301A - 回転磁気ヘッド装置のロータリトランス - Google Patents
回転磁気ヘッド装置のロータリトランスInfo
- Publication number
- JPH07296301A JPH07296301A JP6107980A JP10798094A JPH07296301A JP H07296301 A JPH07296301 A JP H07296301A JP 6107980 A JP6107980 A JP 6107980A JP 10798094 A JP10798094 A JP 10798094A JP H07296301 A JPH07296301 A JP H07296301A
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- rotary
- winding
- rotary transformer
- magnetic head
- transformer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ロータリトランスにおける巻線の引出し部にお
ける巻線の断線を防止して、生産性の向上を図ることが
できる回転磁気ヘッド装置のロータリトランスを提供す
ること。 【構成】磁気記録媒体に情報信号を記録再生するかある
いは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用いられる
回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触でやり
取りするためのロータリトランス3であり、巻線Wの引
出し部100に面取り部210が形成されている回転磁
気ヘッド装置のロータリトランス。
ける巻線の断線を防止して、生産性の向上を図ることが
できる回転磁気ヘッド装置のロータリトランスを提供す
ること。 【構成】磁気記録媒体に情報信号を記録再生するかある
いは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用いられる
回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触でやり
取りするためのロータリトランス3であり、巻線Wの引
出し部100に面取り部210が形成されている回転磁
気ヘッド装置のロータリトランス。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばVTR,DA
T,DDS(デジタルデータストリーマ)等に用いて最
適な回転磁気ヘッド装置のロータリトランスに関するも
のである。
T,DDS(デジタルデータストリーマ)等に用いて最
適な回転磁気ヘッド装置のロータリトランスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の回転磁気ヘッド装置は、回転ド
ラムと固定ドラムを有している。回転ドラムにはたとえ
ば記録再生用の磁気ヘッドを備えている。この磁気ヘッ
ドと外部の制御回路との信号のやり取りは、非接触式の
ロータリトランスによって行う。ロータリトランスは、
回転ドラム側に設定されたロータリコアと、固定ドラム
側に設定されたステータコアを備えている。このロータ
リコアの溝には、巻線が配設されていると共に、ステー
タコアの溝にも巻線が配設されている。従ってこれらの
ロータコアとステータコアの間で非接触で信号のやり取
りを行うようになっている。
ラムと固定ドラムを有している。回転ドラムにはたとえ
ば記録再生用の磁気ヘッドを備えている。この磁気ヘッ
ドと外部の制御回路との信号のやり取りは、非接触式の
ロータリトランスによって行う。ロータリトランスは、
回転ドラム側に設定されたロータリコアと、固定ドラム
側に設定されたステータコアを備えている。このロータ
リコアの溝には、巻線が配設されていると共に、ステー
タコアの溝にも巻線が配設されている。従ってこれらの
ロータコアとステータコアの間で非接触で信号のやり取
りを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のロー
タリトランスでは、たとえば図11と図12に示すよう
に、ロータコアあるいはステータコア101の溝102
に沿って配置されている巻線103が、溝102の出口
部分でほぼ直角に折れ曲がるようにして伸びている。こ
の溝102の出口は巻線の引出し口104となってお
り、図11と図12に示すように巻線103はほぼその
引出し口104のところで直角に折り曲げられている。
タリトランスでは、たとえば図11と図12に示すよう
に、ロータコアあるいはステータコア101の溝102
に沿って配置されている巻線103が、溝102の出口
部分でほぼ直角に折れ曲がるようにして伸びている。こ
の溝102の出口は巻線の引出し口104となってお
り、図11と図12に示すように巻線103はほぼその
引出し口104のところで直角に折り曲げられている。
【0004】つまり引出し口104のところは段形状に
なっており、巻線103の巻線作業時に、巻線103を
引っ張ると、部分Aで巻線103の断線を発生させてい
た。特に回転磁気ヘッド装置の小型化の要求に伴ない、
ロータリトランス自体も小径となっている。しかしロー
タリトランスのロータコアとステータコアの対向する面
積を確保して非接触で充分に信号のやり取りを行うため
に、溝102の幅が狭くなり、それに合せて巻線103
の線径も細くなっている。
なっており、巻線103の巻線作業時に、巻線103を
引っ張ると、部分Aで巻線103の断線を発生させてい
た。特に回転磁気ヘッド装置の小型化の要求に伴ない、
ロータリトランス自体も小径となっている。しかしロー
タリトランスのロータコアとステータコアの対向する面
積を確保して非接触で充分に信号のやり取りを行うため
に、溝102の幅が狭くなり、それに合せて巻線103
の線径も細くなっている。
【0005】そのために、巻線作業時における巻線10
3の引出し口104における断線の発生がしやすく、ロ
ータリトランスの生産性の低下につながっている。
3の引出し口104における断線の発生がしやすく、ロ
ータリトランスの生産性の低下につながっている。
【0006】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、ロータリトランスにおける巻線の
引出し部における巻線の断線を防止して、生産性の向上
を図ることができる回転磁気ヘッド装置のロータリトラ
ンスを提供することを目的としている。
なされたものであり、ロータリトランスにおける巻線の
引出し部における巻線の断線を防止して、生産性の向上
を図ることができる回転磁気ヘッド装置のロータリトラ
ンスを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第1発明に
あっては、磁気記録媒体に情報信号を記録再生するかあ
るいは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用いられ
る回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触でや
り取りするためのロータリトランスにおいて、巻線の引
出し部に面取り部が形成されている回転磁気ヘッド装置
のロータリトランスにより、達成される。
あっては、磁気記録媒体に情報信号を記録再生するかあ
るいは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用いられ
る回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触でや
り取りするためのロータリトランスにおいて、巻線の引
出し部に面取り部が形成されている回転磁気ヘッド装置
のロータリトランスにより、達成される。
【0008】本発明にあっては、好ましくは前記面取り
部は、前記巻線のはめ込まれた溝に対応して形成されて
いる。また、上記目的は、第2発明にあっては、磁気記
録媒体に情報信号を記録再生するかあるいは磁気記録媒
体の情報信号を再生するのに用いられる回転磁気ヘッド
装置に設けられて、信号を非接触でやり取りするための
ロータリトランスにおいて、巻線の引出し部に断線防止
用の保護剤が設定されている回転磁気ヘッド装置のロー
タリトランスにより、達成される。本発明にあっては、
好ましくは前記保護剤は接着剤である。
部は、前記巻線のはめ込まれた溝に対応して形成されて
いる。また、上記目的は、第2発明にあっては、磁気記
録媒体に情報信号を記録再生するかあるいは磁気記録媒
体の情報信号を再生するのに用いられる回転磁気ヘッド
装置に設けられて、信号を非接触でやり取りするための
ロータリトランスにおいて、巻線の引出し部に断線防止
用の保護剤が設定されている回転磁気ヘッド装置のロー
タリトランスにより、達成される。本発明にあっては、
好ましくは前記保護剤は接着剤である。
【0009】
【作用】上記構成によれば、巻線の引出し部に面取り部
が形成されているか、あるいは巻線の引出し部に断線防
止用の保護剤を設定することで、巻線の断線を防ぐ。
が形成されているか、あるいは巻線の引出し部に断線防
止用の保護剤を設定することで、巻線の断線を防ぐ。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0011】図1は、本発明の回転磁気ヘッド装置のロ
ータリトランスの好ましい実施例を備えた回転磁気ヘッ
ド装置を示している。回転磁気ヘッド装置は、たとえば
記録再生型のVTR装置用のものであり、回転ドラム2
と固定ドラム4を備えている。回転ドラム2は上ドラム
ともいい、固定ドラム4は下ドラムともいう。この回転
磁気ヘッド装置は、回転ドラム2にドラム軸14が固定
されているタイプのもので、一般に上ドラム回転型と呼
ばれている。
ータリトランスの好ましい実施例を備えた回転磁気ヘッ
ド装置を示している。回転磁気ヘッド装置は、たとえば
記録再生型のVTR装置用のものであり、回転ドラム2
と固定ドラム4を備えている。回転ドラム2は上ドラム
ともいい、固定ドラム4は下ドラムともいう。この回転
磁気ヘッド装置は、回転ドラム2にドラム軸14が固定
されているタイプのもので、一般に上ドラム回転型と呼
ばれている。
【0012】図1の回転ドラム2に対しては磁気ヘッド
1がネジ止めされている。この磁気ヘッド1は形式に応
じて1つまたは複数設定されている。回転ドラム2に
は、ドラム軸14の上端部14aが固定されている。ま
た固定ドラム4にはロータリトランス3のロータコア3
aが固定されている。図1の固定ドラム4は、円筒部1
7とロータリトランス3のステータコア3bを備えてい
る。固定ドラム4の外周面にはビデオテープを案内する
ためのリード(図示せず)が形成されている。この固定
ドラム4は基部4aに固定されている。
1がネジ止めされている。この磁気ヘッド1は形式に応
じて1つまたは複数設定されている。回転ドラム2に
は、ドラム軸14の上端部14aが固定されている。ま
た固定ドラム4にはロータリトランス3のロータコア3
aが固定されている。図1の固定ドラム4は、円筒部1
7とロータリトランス3のステータコア3bを備えてい
る。固定ドラム4の外周面にはビデオテープを案内する
ためのリード(図示せず)が形成されている。この固定
ドラム4は基部4aに固定されている。
【0013】図1のモータ50は、たとえば偏平ブラシ
レスモータであり、ロータヨーク33とステータヨーク
30を備えている。ロータヨーク33にはロータマグネ
ット11を備えている。このロータヨーク33のロータ
ボス32がドラム軸14の下端部14bに固定されてい
る。またモータ50のステータヨーク30には、コイル
31を備えている。このコイル31はステータヨーク3
0に固定されている。ロータマグネット11は多極着磁
されていて、コイル31に通電することにより、ロータ
ヨーク33とドラム軸14を、ステータヨーク30に対
して回転することができるようになっている。
レスモータであり、ロータヨーク33とステータヨーク
30を備えている。ロータヨーク33にはロータマグネ
ット11を備えている。このロータヨーク33のロータ
ボス32がドラム軸14の下端部14bに固定されてい
る。またモータ50のステータヨーク30には、コイル
31を備えている。このコイル31はステータヨーク3
0に固定されている。ロータマグネット11は多極着磁
されていて、コイル31に通電することにより、ロータ
ヨーク33とドラム軸14を、ステータヨーク30に対
して回転することができるようになっている。
【0014】軸受60,60は、ドラム軸14と円筒部
17の間に配置されていて、ドラム軸14が円筒部17
に対して回転可能に支持されている。図1のロータリト
ランス3は、上述したようにロータコア3aとステータ
コア3bを備えている。
17の間に配置されていて、ドラム軸14が円筒部17
に対して回転可能に支持されている。図1のロータリト
ランス3は、上述したようにロータコア3aとステータ
コア3bを備えている。
【0015】図2ないし図4は、このロータリトランス
のロータコア3aあるいはステータコア3bの好ましい
実施例を示している。ロータコア3aとステータコア3
bは、図2ないし図4に示すような同じものを採用する
ことができる。ロータコア3aもしくはステータコア3
bは、コア部90とフレキシブル基板部92を有してい
る。コア部90には同心状に溝94が複数本形成されて
いる。この各溝94には巻線が配置される。またコア部
92は半径方向に沿って、複数本の巻線引出し用の溝9
6が形成されている。これらの巻線引出し用の溝96に
は巻線が一般に行われるようにして引き出されるように
なっている。
のロータコア3aあるいはステータコア3bの好ましい
実施例を示している。ロータコア3aとステータコア3
bは、図2ないし図4に示すような同じものを採用する
ことができる。ロータコア3aもしくはステータコア3
bは、コア部90とフレキシブル基板部92を有してい
る。コア部90には同心状に溝94が複数本形成されて
いる。この各溝94には巻線が配置される。またコア部
92は半径方向に沿って、複数本の巻線引出し用の溝9
6が形成されている。これらの巻線引出し用の溝96に
は巻線が一般に行われるようにして引き出されるように
なっている。
【0016】コア部90の外周縁98に近いところは、
巻線の引出し部100となっている。この巻線の引出し
部100は、図5と図6に示すような形状になってい
る。巻線Wの引出し部100には、面取り部210が形
成されている。この面取り部210は、溝96の底部9
6aと別の底部96bの間に形成されている。このよう
に面取り部210が形成されているので、ロータリトラ
ンスを組立て作業する際に、線材Wを引っ張ても、線材
Wの引出し部100において断線を起こしにくい。
巻線の引出し部100となっている。この巻線の引出し
部100は、図5と図6に示すような形状になってい
る。巻線Wの引出し部100には、面取り部210が形
成されている。この面取り部210は、溝96の底部9
6aと別の底部96bの間に形成されている。このよう
に面取り部210が形成されているので、ロータリトラ
ンスを組立て作業する際に、線材Wを引っ張ても、線材
Wの引出し部100において断線を起こしにくい。
【0017】これに比べて従来のロータリトランスで
は、既に述べたように巻線の引出し口は直角形状になっ
ているために、巻線を引き出す際に力がかかると、断線
を発生させやすい。
は、既に述べたように巻線の引出し口は直角形状になっ
ているために、巻線を引き出す際に力がかかると、断線
を発生させやすい。
【0018】図7ないし図9は、図2ないし図4のロー
タリトランスとは異なるタイプのロータリトランスを示
している。図7ないし図9に示すロータリトランスは、
ロータコア303aとステータコア303bを備えてい
る。図7ないし図9に示すロータリトランスのロータコ
ア303aもしくは303bは、図2ないし図4に示す
引出し用の溝96に代えて、巻線引出し口400を備え
ている。
タリトランスとは異なるタイプのロータリトランスを示
している。図7ないし図9に示すロータリトランスは、
ロータコア303aとステータコア303bを備えてい
る。図7ないし図9に示すロータリトランスのロータコ
ア303aもしくは303bは、図2ないし図4に示す
引出し用の溝96に代えて、巻線引出し口400を備え
ている。
【0019】この巻線引出し口400の巻線の引出し部
においても、図5と図6に示したような面取り部を形成
している。この図7ないし図9に示す実施例において
は、同様にしてロータリトランスの運転作業時に巻線を
引っ張った際に、巻線Wの断線を起こしにくい。
においても、図5と図6に示したような面取り部を形成
している。この図7ないし図9に示す実施例において
は、同様にしてロータリトランスの運転作業時に巻線を
引っ張った際に、巻線Wの断線を起こしにくい。
【0020】図10はさらに別の実施例を示している。
この図10は、ロータリトランスのロータコア403a
あるいはステータコア403bを示しており、その溝4
96の巻線の引出し部500には、断線防止用の保護剤
600が設定されている。具体的にはこの断線防止用の
保護剤600は、好ましくは接着剤であり、たとえば通
常はエポキシ系の接着剤を用いることができる。つまり
この接着剤は巻線Wの引出し部500に塗布されてい
る。
この図10は、ロータリトランスのロータコア403a
あるいはステータコア403bを示しており、その溝4
96の巻線の引出し部500には、断線防止用の保護剤
600が設定されている。具体的にはこの断線防止用の
保護剤600は、好ましくは接着剤であり、たとえば通
常はエポキシ系の接着剤を用いることができる。つまり
この接着剤は巻線Wの引出し部500に塗布されてい
る。
【0021】この保護剤600を巻線引出し部500に
塗布した後に、ロータリトランスの組立て作業を行う。
保護剤が巻線Wのクッション的な役割を果たすので、巻
線Wの断線防止に効果がある。この保護剤600は、巻
線の引出し部500の段形状の一部およびその周辺に塗
布するのが好ましい。
塗布した後に、ロータリトランスの組立て作業を行う。
保護剤が巻線Wのクッション的な役割を果たすので、巻
線Wの断線防止に効果がある。この保護剤600は、巻
線の引出し部500の段形状の一部およびその周辺に塗
布するのが好ましい。
【0022】図10の実施例は、図2ないし図4のロー
タリトランスあるいは図7ないし図9のロータリトラン
スのいずれにも適用することができる。
タリトランスあるいは図7ないし図9のロータリトラン
スのいずれにも適用することができる。
【0023】ところで本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、図2ないし図4のロータリトランスおよび
図7ないし図9のロータリトランスにおいては、同じ形
のものをロータコアとステータコアとして採用してい
る。しかしこれに限らず、ロータコアとステータコアの
形は必ずしも同じものを採用しなくても良い。
い。例えば、図2ないし図4のロータリトランスおよび
図7ないし図9のロータリトランスにおいては、同じ形
のものをロータコアとステータコアとして採用してい
る。しかしこれに限らず、ロータコアとステータコアの
形は必ずしも同じものを採用しなくても良い。
【0024】特に、図5と図6に示す面取り部210に
対して図10の保護剤600を塗布するようにすれば、
さらに巻線Wの断線を防止する効果が上がる。また図5
と図6の面取り部210の形状は斜面状に限らず、断面
円弧状やその他の形状を採用することができる。
対して図10の保護剤600を塗布するようにすれば、
さらに巻線Wの断線を防止する効果が上がる。また図5
と図6の面取り部210の形状は斜面状に限らず、断面
円弧状やその他の形状を採用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ータリトランスにおける巻線の引出し部における巻線の
断線を防止して、生産性の向上を図ることができる。
ータリトランスにおける巻線の引出し部における巻線の
断線を防止して、生産性の向上を図ることができる。
【図1】本発明のロータリトランスの好ましい実施例を
有する回転磁気ヘッド装置を示す断面図。
有する回転磁気ヘッド装置を示す断面図。
【図2】図1のロータリトランスのロータコアあるいは
ステータコアを示す平面図。
ステータコアを示す平面図。
【図3】図2のロータリトランスのロータコアあるいは
ステータコアを示す底面図。
ステータコアを示す底面図。
【図4】図2のロータリトランスの断面図。
【図5】ロータリトランスのロータコアもしくはステー
タコアの巻線の引出し部を拡大して示す斜視図。
タコアの巻線の引出し部を拡大して示す斜視図。
【図6】図5の巻線の引出し部の断面図。
【図7】ロータリトランスのロータコアあるいはステー
タコアの別の実施例を示す平面図。
タコアの別の実施例を示す平面図。
【図8】図7のロータリトランスのロータコアあるいは
ステータコアの別の実施例を示す底面図。
ステータコアの別の実施例を示す底面図。
【図9】図7のロータリトランスのロータコアあるいは
ステータコアの別の実施例を示す断面図。
ステータコアの別の実施例を示す断面図。
【図10】本発明の巻線の引出し部の別の実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図11】従来のロータリトランスの巻線の引出し部を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図12】図11の従来の巻線の引出し部の断面図。
2 回転ドラム 3 ロータリトランス 3a ロータコア 3b ステータコア 4 回転ドラム 96 巻線引出し用の溝 100 巻線の引出し部 210 面取り部 600 保護剤 W 巻線(線材)
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気記録媒体に情報信号を記録再生する
かあるいは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用い
られる回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触
でやり取りするためのロータリトランスにおいて、 巻線の引出し部に面取り部が形成されていることを特徴
とする回転磁気ヘッド装置のロータリトランス。 - 【請求項2】 前記面取り部は、前記巻線のはめ込まれ
た溝に対応して形成されている請求項1に記載の回転磁
気ヘッド装置のロータリトランス。 - 【請求項3】 磁気記録媒体に情報信号を記録再生する
かあるいは磁気記録媒体の情報信号を再生するのに用い
られる回転磁気ヘッド装置に設けられて、信号を非接触
でやり取りするためのロータリトランスにおいて、 巻線の引出し部に断線防止用の保護剤が設定されている
ことを特徴とする回転磁気ヘッド装置のロータリトラン
ス。 - 【請求項4】 前記保護剤は、接着剤である請求項3に
記載の回転磁気ヘッド装置のロータリトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107980A JPH07296301A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 回転磁気ヘッド装置のロータリトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6107980A JPH07296301A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 回転磁気ヘッド装置のロータリトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07296301A true JPH07296301A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14472940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6107980A Pending JPH07296301A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 回転磁気ヘッド装置のロータリトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07296301A (ja) |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP6107980A patent/JPH07296301A/ja active Pending
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