JPH07295956A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ

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JPH07295956A
JPH07295956A JP6092158A JP9215894A JPH07295956A JP H07295956 A JPH07295956 A JP H07295956A JP 6092158 A JP6092158 A JP 6092158A JP 9215894 A JP9215894 A JP 9215894A JP H07295956 A JPH07295956 A JP H07295956A
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intermittent operation
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bus
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマイクロコントローラに関し、周辺
回路と独立にCPUの動作速度を設定でき、かつ、回路
規模を抑えることができることを目的とする。 【構成】 周辺クロック供給部43は内部クロックを基
に周辺クロックを生成する。間欠動作モード制御回路5
1は、通常動作モードを指定された場合、通常動作モー
ドを指示するモード信号を生成し、間欠動作モードを指
定された場合、間欠動作モードを指示するモード信号を
生成する。間欠動作制御信号生成部52は、間欠動作モ
ードを指示するモード信号と内部バスアクセス信号が供
給されたときに、CPUクロックの一時停止を指示する
間欠動作制御信号を生成する。CPUクロック供給部4
2は、内部クロックを基にCPUクロックを生成し、間
欠動作制御信号を供給されたとき、CPUクロックを一
時停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコントローラ
に係り、特に、ワンチップに中央演算装置(CPU)、
ROM,RAM等の記憶装置、びタイマやシリアルI/
O等の周辺回路、及びクロック供給回路を内蔵するマイ
クロコントローラに関する。
【0002】上記マイクロコントローラは、作成するプ
ログラムにより様々な制御を行うことができるので、様
々な分野の制御用途に使用されている。
【0003】様々な分野の制御用途の中で、電池駆動に
より低消費電力が要求される制御用途が存在する。この
制御用途では、電池による動作時間を長くするために、
消費電力は大きいが高速に動作させるモードや、低速に
動作させて消費電力が小さくなるモードなどに段階的に
動作状態を変化させて、高速に処理を行いつつ、低消費
電力にすることが必要とされている。
【0004】
【従来の技術】マイクロコントローラには、中央演算装
置(CPU)、ROM,RAM等の記憶装置、及びタイ
マやシリアルI/O等の周辺回路を内蔵しているものが
ある。
【0005】上記従来のマイクロコントローラでは、動
作していないブロックのクロックを停止させたり、低速
モード時に、CPU及び周辺回路の動作クロックとして
入力クロックを分周したクロックを供給することで低速
に動作させたりして、低消費電力になるようにしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のマイクロコ
ントローラでは、低速モードに設定すると、動作クロッ
クとして入力クロックを分周したクロックをCPU及び
周辺回路に供給しているが、分周することによりクロッ
ク周波数が変化するため、周辺回路のタイマの時定数や
シリアル転送の転送レートが変動してしまう。
【0007】このため、分周により動作クロックを切り
換えるごとに、タイマの時定数やシリアル転送レートの
設定値を変更する必要があり、処理が複雑になるという
問題がある。
【0008】また、低速モードにしてCPUを低速動作
させる場合には、周辺回路も低速動作することとなり、
消費電力の大きいCPUのみを低速動作させることがで
きないという問題がある。
【0009】また、クロック切り換え時には、上記の設
定値を切り換えるまで、誤動作防止のために、タイマや
シリアルI/O等の周辺回路を一時停止させる必要があ
り、ロスタイムが生じてしまう。
【0010】別の構成として、CPUへのクロックと、
タイマやシリアルI/O等の周辺回路へのクロックを独
立に生成して供給するものがある。しかし、この構成で
は、CPUクロックと周辺クロックの同期が必要であ
り、クロックのぶれを考慮しても同期が取れる回路とす
るために、回路規模が大きくなってしまうという問題が
ある。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、周辺回路と独立にCPUの動作速度を設定でき、か
つ、回路規模を抑えることができるマイクロコントロー
ラを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、演算
処理部、周辺回路、読み出し専用メモリ、ランダムアク
セスメモリ、及びクロック供給回路が内部バスで接続さ
れており、基準とする内部クロックを基にして前記クロ
ック供給回路により生成される演算処理部用クロックと
周辺回路用クロックにより動作するマイクロコントロー
ラにおいて、前記クロック供給回路は、前記内部クロッ
クを基にして周辺回路用クロックを生成する周辺回路用
クロック供給部と、前記演算処理部により通常動作モー
ドを指定された場合には、前記演算処理部の通常動作モ
ードを指示するモード信号を生成し、前記演算処理部に
より間欠動作モードを指定された場合には、前記演算処
理部の間欠動作モードを指示するモード信号を生成する
間欠動作モード制御部と、前記間欠動作モードを指示す
るモード信号と、前記演算処理部による内部バスのアク
セスを示す内部バスアクセス信号が供給されたときに、
所定時間演算処理部用クロックを一時停止させることを
指示する間欠動作制御信号を生成する間欠動作制御信号
生成部と、前記内部クロックを基にして前記演算処理部
用クロックを生成し、前記間欠動作制御信号を供給され
たときに、前記演算処理部用クロックを一時停止させる
演算処理部用クロック供給部とを有する構成とする。
【0013】請求項2の発明では、前記間欠動作モード
制御部は、動作モードを決定する制御レジスタを備えて
おり、前記演算処理部により設定された前記制御レジス
タの値に対応して、前記演算処理部の間欠動作又は通常
動作を指示するモード信号、及び前記間欠動作時に演算
処理部用クロックを一時停止させるサイクル数を示すサ
イクル数指定信号を生成し、前記間欠動作制御信号生成
部は、前記間欠動作モードを指示するモード信号と、前
記演算処理部による内部バスのアクセスを示す内部バス
アクセス信号が供給されたときに、前記間欠動作制御信
号を生成し、再開指示信号を供給されたときに、前記間
欠動作制御信号の生成を停止する起動制御回路と、前記
サイクル数指定信号と前記間欠動作制御信号とを供給さ
れて、前記間欠動作制御信号が生成されているサイクル
数をカウントし、前記カウント値が指定されたサイクル
数になったことを検出すると、前記演算処理部用クロッ
クの供給再開を指示する再開指示信号を生成して前記起
動制御回路に供給する間欠動作サイクルカウンタとから
なる構成とする。
【0014】請求項3の発明では、マイクロコントロー
ラの外部に設けられた外部バスとの間のデータ転送の制
御を行う外部バス制御部を備え、前記クロック供給回路
は、前記外部バス制御部から外部バスの動作が継続中で
あることを示す外部バス動作実行中信号を供給される
と、ウエイト制御信号を生成するウエイト制御部を備
え、前記演算処理部用クロック供給部は、前記ウエイト
制御信号を供給されると、演算処理部用クロックを一時
停止させる構成とする。
【0015】請求項4の発明では、前記内部バスは、バ
ス動作の1周期が、アクセスするアドレスを前記内部バ
スに出力するバス動作の第1サイクルと、前記内部バス
を介してデータを転送するバス動作の第2サイクルとか
らなるマルチプレックス方式のバスであり、前記間欠動
作制御信号は、バス動作の第1サイクルに生成され、前
記ウエイト制御信号は、バス動作の第2サイクルに生成
される構成とする。
【0016】請求項5の発明では、前記読み出し専用メ
モリは、前記演算処理部用クロックにより動作する構成
とする。
【0017】請求項6の発明では、前記ランダムアクセ
スメモリは、前記演算処理部用クロックにより動作する
構成とする。
【0018】請求項7の発明では、前記演算処理部とは
独立に前記読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモ
リ、周辺回路間のデータ転送を行うデータ転送制御回路
を備えており、前記データ転送制御回路は、前記演算処
理部用クロックにより動作する構成とする。
【0019】
【作用】請求項1の発明では、基準となる内部クロック
を変えることなく、間欠動作モード時に生成される間欠
動作制御信号により、周辺回路用クロックと独立に、演
算処理部用クロックの速度を変えることができる。
【0020】このため、周辺回路用クロックを一定速度
にして、周辺回路を一定速度で動作させた状態で、演算
処理部用クロックのみを低速にして、演算処理部のみを
低速動作させて低消費電力化することを可能とする。
【0021】また、周辺回路用クロックを一定周波数と
しておけるため、従来のマイクロコントローラと異な
り、クロック速度の切り換え時に、周辺回路のタイマの
時定数やシリアル転送レートの設定値を変更する必要が
無く、処理の複雑さを解消でき、また、タイマやシリア
ルI/O等の周辺回路を一時停止させる必要がない。
【0022】また、外部バスアクセス時のウエイト制御
と同様にして、演算処理部用クロックを一時停止させて
演算処理部用クロックを低速にするため、演算処理部と
しては、従来と同様のものをそのまま使用することがで
きる。また、周辺回路用クロックは従来と同様であるの
で、周辺回路は、従来と同様のものをそのまま使用する
ことができる。
【0023】また、演算処理部用クロックと周辺回路用
クロックを独立に生成して両者の同期を確保する構成に
比べると、大幅に小さい回路規模で実現することを可能
とする。
【0024】請求項2の発明では、制御レジスタの値を
設定することで、間欠動作又は通常動作の設定、及び、
間欠動作時の一時停止させるサイクル数を設定すること
ができる。このため、演算処理部用クロックの速度を容
易に適切な速度に設定することを可能とする。
【0025】請求項3の発明では、外部バスアクセス時
のウエイト動作と、間欠動作モード時の間欠動作の両方
を実行することを可能とする。
【0026】請求項4の発明ではマルチプレックス方式
のバスにおいて、外部バスアクセス時のウエイト動作
と、間欠動作モード時の間欠動作の両方を実行すること
を可能とする。
【0027】請求項5の発明では、内蔵される読み出し
専用メモリが、演算処理部用クロックにより動作するた
め、演算処理部用クロックを低速とすることにより、読
み出し専用メモリの消費電力を低減することを可能とす
る。
【0028】請求項6の発明では、内蔵されるランダム
アクセスメモリが、演算処理部用クロックにより動作す
るため、演算処理部用クロックを低速とすることによ
り、ランダムアクセスメモリの消費電力を低減すること
を可能とする。
【0029】請求項7の発明では、内蔵されるデータ転
送制御回路が、演算処理部用クロックにより動作するた
め、演算処理部用クロックを低速とすることにより、デ
ータ転送制御回路の消費電力を低減することを可能とす
る。
【0030】
【実施例】図1は本発明の一実施例のマイクロコントロ
ーラ21の構成図を示す。マイクロコントローラ21の
内部には、CPUコア(演算処理部)22、ROM2
6、RAM27、タイマ24,シリアルI/O25等か
らなる周辺回路、クロック供給回路31、及び外部バス
制御部28が、内部バス32を介して接続されている。
【0031】CPUコア22は命令を実行するブロック
であり、命令デコーダ部、命令実行制御部、レジスタ、
及び演算実行部から構成される。
【0032】タイマ24は、制御に必要となる時間の計
測を行う回路であり、シリアルI/O25は、外部回路
とシリアルデータで通信する回路である。
【0033】クロック供給回路31は、マイクロコント
ローラ21の外部から供給される外部クロックを基にし
て、CPUクロック(演算処理部用クロック)、周辺ク
ロック(周辺回路用クロック)を生成する。CPUクロ
ックは、CPU22、同期式のROM26とRAM27
に供給され、周辺クロックは、タイマ24,シリアルI
/O25等の周辺回路に供給される。また、クロック供
給回路31は、リセット信号を各部に供給する。
【0034】外部バス制御部28は、マイクロコントロ
ーラ21の外部に設けられた外部バスとの間のデータ転
送の制御を行う。外部バスには、外部メモリ等が接続さ
れる。
【0035】図2は、クロック供給回路31の構成図を
示す。なお、リセット信号に関する部分は図示しない。
動作クロック生成部41は、マイクロコントローラ21
の外部から供給される外部クロックを基にして、クロッ
ク供給回路31の基準となる内部クロックを生成する。
【0036】周辺クロック供給部43は、動作クロック
生成部41から供給される内部クロックと同期した周辺
クロックを生成する。
【0037】CPUクロック供給部42は、動作クロッ
ク生成部41から供給される内部クロックと同期したC
PUクロックを生成する。なお、後述するクロック停止
モード制御回路47からCPUクロック停止指示信号が
供給されたときは、CPUクロックの生成を停止する。
また、後述するように、間欠動作制御信号、又はウエイ
ト制御信号を供給されたときには、CPUクロックの一
時停止を行う。
【0038】クロック停止モード制御回路47は、クロ
ック停止モード、又はクロック停止解除モードのいずれ
かに決定する制御レジスタを持つ。この制御レジスタ
は、CPUコア22等により内部バス32を介して設定
される。
【0039】CPUコア22により、全クロック停止モ
ードを指定する値が制御レジスタに設定されたときは、
クロック停止モード制御回路47は、クロック停止指示
信号を動作クロック生成部41に供給する。
【0040】動作クロック生成部41は、クロック停止
モード制御回路47からクロック停止指示信号を供給さ
れると、内部クロックの生成を停止する。これにより、
CPUクロック供給部42はCPUクロックの生成を停
止し、周辺クロック供給部43は周辺クロックの生成を
停止して、クロック供給回路31は、全クロック停止モ
ードに設定される。
【0041】この全クロック停止モードでは、CPUク
ロックと周辺クロックが共に停止するため、マイクロコ
ントローラ21は、動作を完全に停止した、待機状態と
なる。
【0042】CPUコア22により、CPUクロック停
止モードを指定する値が制御レジスタに設定されたとき
は、クロック停止モード制御回路47は、CPUクロッ
ク停止指示信号をCPUクロック供給部42に供給す
る。
【0043】CPUクロック供給部42は、クロック停
止モード制御回路47からCPUクロック停止指示信号
を供給されると、CPUクロックの生成を停止する。こ
のようにして、クロック供給回路31は、CPUクロッ
ク停止モードに設定される。CPUクロック停止モード
では、周辺クロックは停止されず、周辺回路は動作して
おり、CPUコア22、ROM26、RAM27が動作
を停止する。
【0044】クロック停止モード制御回路47の制御レ
ジスタに、クロック停止解除を指定する値が設定される
と、クロック停止解除状態になり、クロック停止モード
制御回路47はクロック停止指示信号、又は、CPUク
ロック停止指示信号の生成を停止する。この場合、動作
クロック生成部41が内部クロックを生成し、周辺クロ
ック供給部43は周辺クロックを生成し、また、CPU
クロック供給部42は、CPUクロックを生成する。
【0045】図3は、クロック停止が解除され、かつ、
CPUクロックの一時停止が無い、通常動作時のタイム
チャートである。
【0046】クロック停止が解除されているので、動作
クロック生成部41は内部クロックを生成しており、周
辺クロック供給部43は、図3(B)に示す周辺クロッ
クを生成している。
【0047】ウエイト制御信号、間欠動作制御信号は、
Hレベルで有効な信号であり、図3(C)のウエイト制
御信号、図3(D)の間欠動作制御信号は、共にLレベ
ルで無効状態である。このため、CPUクロックの一時
停止が無く、CPUクロック供給部42は、図3(A)
に示すように、内部クロックを基に通常のCPUクロッ
クを生成する。
【0048】マイクロコントローラ21は、アドレスと
データをマルチプレックスして転送するマルチプレック
ス方式の内部バス32を用いている。このため、バス動
作の1周期は第1サイクルと第2サイクルからなり、バ
ス動作の第1サイクル(例えば、図3のt1 〜t2 、t
3 〜t4 )は、アクセスするアドレスを内部バス32に
出力するサイクルで、バス動作の第2サイクル(例え
ば、図3のt2 〜t3 、t4 〜t5 )は、内部バス32
を介してデータを転送するサイクルである。
【0049】メモリウエイト制御部45は、外部バス制
御部28と接続されており、下記の外部バス動作実行中
信号を供給される。CPUコア22が外部バス制御部2
8を介して外部バスをアクセスする際に、外部バスとC
PUコア22間でのデータ転送が完了しないとき、外部
バス制御部28は、外部バスの動作が継続中であること
を示す外部バス動作実行中信号をメモリウエイト制御部
45に供給する。
【0050】メモリウエイト制御部45は、外部バス制
御部28から外部バス動作実行中信号を供給されると、
CPUクロックを一時停止させるためのウエイト制御信
号を生成して、CPUクロック供給部42に供給する。
CPUクロック供給部42は、ウエイト制御信号を供給
されると、CPUクロックを一時停止させる。このよう
にして、CPUコア22はウエイト動作を行う。
【0051】図4は、ウエイト動作によるCPUクロッ
クの一時停止の例を示すタイムチャートである。なお、
クロック停止モード制御回路47には、クロック停止解
除が設定されており、図4(B)に示すように、周辺ク
ロックは、通常どおり生成されている。また、図4
(D)の間欠動作制御信号は、Lレベルで無効状態であ
る。
【0052】図4の時刻t11〜t13の周期では、内部バ
スのみにアクセスしており、時刻t 13〜t17の周期で
は、外部バスにアクセスしている。第1サイクルの時刻
13〜t14では、CPUコア22は、内部バス32、外
部バス制御部28を介して、外部バスに対してアドレス
を出力している。
【0053】第2サイクルの時刻t14〜t17では、CP
Uコア22は、外部バスとの間でデータ転送を行おうと
する。この際、外部バスに接続されているメモリ等の速
度が遅いため等によりデータ転送が完了しないと、外部
バス制御部28は外部バス動作実行中信号をメモリウエ
イト制御部45に供給する。
【0054】メモリウエイト制御部45は、この外部バ
ス動作実行中信号に対応して、時刻t15〜t16でウエイ
ト制御信号(図4(C))を生成して、CPUクロック
供給部42に供給する。CPUクロック供給部42は、
ウエイト制御信号を供給されている間、CPUクロック
を一時停止させる。図4(A)では、1クロック分CP
Uクロックを一時停止している。このようにして、CP
Uコア22は、外部バスとの間のデータ転送が完了する
まで、ウエイト動作する。
【0055】次に、本発明の要部である間欠動作制御部
50について説明する。間欠動作制御信号を生成する間
欠動作制御部50は、間欠動作モード制御回路51と間
欠動作制御信号生成部52から構成され、間欠動作制御
信号生成部52は、起動回路53と間欠動作サイクルカ
ウンタ54から構成される。
【0056】間欠動作モード制御回路51は、動作モー
ドを決定する制御レジスタを持つ。この制御レジスタの
制御ビットの値により、動作モードと間欠動作時にCP
Uクロックを一時停止させるサイクル数が決まる。
【0057】CPUコア22は、CPUクロックの一時
停止を行わない通常動作モードを設定しようとする際に
は、内部バス32を介して、通常動作モードを指定する
値を、制御レジスタの動作モード制御ビットに設定す
る。
【0058】また、CPUコア22は、CPUクロック
の一時停止を行う間欠動作モードを設定しようとする際
には、間欠動作モードを指定する値を、制御レジスタの
動作モード制御ビットに設定し、かつ、間欠動作時にC
PUクロックを一時停止させるサイクル数を、制御レジ
スタのサイクル数制御ビットに設定する。
【0059】間欠動作モード制御回路51は、通常動作
モードを指定する値を制御レジスタの動作モード制御ビ
ットに設定されると、通常動作モードを指示するモード
信号を生成して、間欠動作制御信号生成部52の起動制
御回路53に供給する。
【0060】また、間欠動作モード制御回路51は、間
欠動作モードを指定する値を制御レジスタの動作モード
制御ビットに設定され、かつ、一時停止させるサイクル
数を制御レジスタのサイクル数制御ビットに設定される
と、間欠動作モードを指示するモード信号を生成して、
間欠動作制御信号生成部52の起動制御回路53に供給
し、CPUクロックを一時停止させるサイクル数を示す
サイクル数指定信号を、間欠動作サイクルカウンタ54
に供給する。
【0061】間欠動作制御信号生成部52の起動制御回
路53は、間欠動作モード制御回路51から、通常動作
モードを指示するモード信号を供給されたときは、間欠
動作制御信号を生成せず、CPUクロック供給部42に
供給される間欠動作制御信号は、Lレベルの無効状態と
なる。この場合、クロック停止解除状態であれば、図3
に示すように、CPUクロック供給部42は通常のCP
Uクロックを生成し、また、周辺クロック供給部43は
周辺クロックを生成する。これにより、CPUコア22
と周辺回路は共に通常動作を行う。
【0062】起動制御回路53には、CPUコア22か
ら、CPUコア22が内部バス32をアクセスしている
ことを示す内部バスアクセス信号が供給される。起動制
御回路53は、間欠動作モード制御回路51から、間欠
動作モードを指示するモード信号を供給されたときは、
CPUコア22が内部バス32をアクセスしていること
を示す内部バスアクセス信号を検出した時点で、CPU
クロックの一時停止を指示するHレベルの間欠動作制御
信号を生成して、CPUクロック供給部42に供給す
る。
【0063】CPUクロック供給部42は、起動制御回
路53から、CPUクロックの一時停止を指示するHレ
ベルの間欠動作制御信号を供給されている間、CPUク
ロックを一時停止させる。
【0064】間欠動作サイクルカウンタ54は、間欠動
作モード制御回路51からサイクル数指定信号を供給さ
れ、起動制御回路53から間欠動作制御信号を供給さ
れ、また、動作クロック生成部41から、内部クロック
を供給される。
【0065】間欠動作サイクルカウンタ54は、内部ク
ロックを用いて、Hレベルの間欠動作制御信号が生成さ
れているサイクル数をカウントして、カウント値がサイ
クル数指定信号が指定するサイクル数に達したことを検
出すると、CPUクロックの供給再開を指示する再開指
示信号を生成して、起動制御回路53に供給する。
【0066】起動制御回路53は、クロック供給再開を
指示する再開指示信号を間欠動作サイクルカウンタ54
から供給されると、Hレベルの間欠動作制御信号の生成
を停止する。これにより、CPUクロック供給部42に
供給される間欠動作制御信号は、Lレベルの無効状態と
なり、CPUクロック供給部42は、CPUクロックの
生成を再開する。
【0067】図5は、間欠動作によるCPUクロックの
一時停止の例を示すタイムチャートである。ここで、ク
ロック停止モード制御回路47には、クロック停止解除
が設定されており、図5(B)に示すように、周辺クロ
ックは、通常どおり生成されている。また、外部バスに
はアクセスしておらず、図5(C)のウエイト制御信号
は、Lレベルの無効状態となっている。
【0068】図5の時刻t21以前に、間欠動作モード制
御回路51は、CPUコア22により、間欠動作モード
に設定されている。また、バス動作の第1サイクル(時
刻t 21〜t24)の間、図5(E)に示すHレベルの内部
バスアクセス信号が起動制御回路53に供給される。
【0069】起動制御回路53は、第1サイクルの先頭
時刻t21で有効となった内部バスアクセス信号を検出し
て、時刻t22でHレベルの間欠動作制御信号の生成を開
始する。図5は、サイクル数指定信号により、4サイク
ルが指定されている場合の例であり、間欠動作サイクル
カウンタ54は、時刻t22から4サイクルカウントした
時刻t23で再開指示信号を起動制御回路53に供給す
る。起動制御回路53は、再開指示信号を供給された時
刻t23で間欠動作制御信号の生成を停止し、間欠動作制
御信号はLレベルの無効状態となる。
【0070】CPUクロック供給部42は、上記の間欠
動作制御信号を供給されて、図5(A)に示すように、
時刻t22〜t23の4サイクル分、CPUクロックを一時
停止させる。
【0071】CPUコア22がアクセスするアドレス
は、CPUクロックが再開された時刻t23〜t24の間に
出力されるため、不都合を生じることなく、CPUコア
22の動作速度を低速にするとこができる。
【0072】図6は、間欠動作及びウエイト動作による
CPUクロックの一時停止の例を示すタイムチャートで
ある。ここで、クロック停止モード制御回路47には、
クロック停止解除が設定されており、図6(B)に示す
ように、周辺クロックは、通常どおり生成されている。
【0073】バス動作の第1サイクルの時刻t31〜t34
では、CPUコア22は、内部バス32と外部バス制御
部28を介して、外部バスに対してアドレスを出力して
いる。また、第2サイクルの時刻t34〜t37では、CP
Uコア22は、外部バスとの間でデータ転送を行う。
【0074】図6の時刻t31以前に、間欠動作モード制
御回路51は、CPUコア22により、間欠動作モード
に設定されている。また、バス動作の第1サイクル(時
刻t 31〜t34)の間、図6(E)に示すHレベルの内部
バスアクセス信号が起動制御回路53に供給される。
【0075】起動制御回路53は、第1サイクルの先頭
時刻t31で有効となった内部バスアクセス信号を検出し
て、時刻t32でHレベルの間欠動作制御信号の生成を開
始する。図6は、サイクル数指定信号により、4サイク
ルが指定されている場合の例であり、間欠動作サイクル
カウンタ54は、時刻t32から4サイクルカウントした
時刻t33で再開指示信号を起動制御回路53に供給す
る。起動制御回路53は、再開指示信号を供給された時
刻t33で間欠動作制御信号の生成を停止し、間欠動作制
御信号はLレベルの無効状態となる。
【0076】CPUクロック供給部42は、上記の間欠
動作制御信号を供給されて、図6(A)に示すように、
時刻t32〜t33の4サイクル分、CPUクロックを一時
停止させる。
【0077】第2サイクルの時刻t34〜t37では、CP
Uコア22は、外部バスとの間でデータ転送を行おうと
する。この際、外部バスに接続されているメモリ等の速
度が遅いため等により、外部バス制御部28が、外部バ
ス動作実行中信号をメモリウエイト制御部45に供給す
る。
【0078】メモリウエイト制御部45は、この外部バ
ス動作実行中信号に対応して、時刻t35〜t36でウエイ
ト制御信号(図6(C))を生成して、CPUクロック
供給部42に供給する。CPUクロック供給部42は、
ウエイト制御信号を供給されている間、CPUクロック
を一時停止させる。図6(A)では、1クロック分CP
Uクロックを一時停止している。このようにして、CP
Uコア22は、外部バスとの間のデータ転送が完了する
まで、ウエイト動作する。
【0079】上記のように、外部バスにアクセスする場
合でも、間欠動作モードに設定して、CPUコア22を
間欠動作させることができる。また、間欠動作によるC
PUクロックの一時停止が第1サイクルで行われ、外部
バスアクセスによるCPUクロックの一時停止が第2サ
イクルで行われるため、間欠動作とウエイト動作は不都
合無く両立する。
【0080】本実施例では、内部クロックを基に周辺ク
ロックを生成する周辺クロック供給部43と、内部クロ
ックを基にCPUクロックを生成するCPUクロック供
給部42を設け、内部クロックを変えることなく、間欠
動作モードが設定された際に生成される間欠動作制御信
号により、CPUクロックの速度を可変としている。こ
のため、周辺クロックと独立に、CPUクロックの速度
を変えることができる。
【0081】従って、本実施例では、周辺クロックを一
定速度にして、周辺回路を一定速度で動作させた状態
で、CPUコア22に供給するCPUクロックのみを低
速にして、消費電力の大きいCPUコア22のみを低速
動作させることができる。
【0082】また、CPUクロックの速度を変えても、
周辺クロックは一定周波数としておけるため、従来のマ
イクロコントローラと異なり、クロック速度の切り換え
時に、タイマ24の時定数やシリアルI/O25のシリ
アル転送レートの設定値を変更する必要が無く、処理が
複雑になる問題を解消でき、また、タイマ24やシリア
ルI/O25等の周辺回路を一時停止させる必要がな
い。
【0083】また、間欠動作モード制御回路51の制御
レジスタの値を設定することで、間欠動作又は通常動作
の設定、及び、間欠動作時の一時停止させるサイクル数
を設定することができるため、CPUクロックの速度を
容易に適切な速度に設定することができる。
【0084】本実施例では、通常動作モード、CPUク
ロックと周辺クロックを共に停止させる全クロック停止
モード、CPUクロックのみ停止させるCPUクロック
停止モードに加えて、CPUクロックを一時停止させる
間欠動作モードを設けており、必要に応じて、段階的に
動作状態を変化させて、高速に処理を行いつつ、低消費
電力化することができる。このため、特に電池駆動等
で、低消費電力、かつ、高速処理が必要とされる用途に
好適である。
【0085】また、外部バスアクセス時のウエイト制御
と同様にして、CPUクロックを間引くことにより、C
PUクロックを一時停止させるため、CPUコア22と
しては、外部バスアクセス時のウエイト動作と同様に間
欠動作する。このため、従来のCPUコアをそのまま使
用することができる。
【0086】また、周辺回路に供給される周辺クロック
は、通常動作時における従来の周辺クロックと同様であ
るので、周辺回路は従来と同様の周辺回路をそのまま使
用することができる。
【0087】また、CPUクロックと周辺回路クロック
を独立に生成して両者の同期を確保する構成に比べる
と、大幅に小さい回路規模で実現することができる。
【0088】また、内蔵されるROM26、RAM27
は、CPUクロックにより動作する同期式であるため、
CPUクロックを低速とすることにより、ROM26と
RAM27の消費電力も低減することができ、間欠動作
モード時に、マイクロコントローラ21をより低消費電
力化することができる。
【0089】なお、マイクロコントローラには、CPU
コア以外に、内蔵のROM,RAMと周辺回路間でのデ
ータ転送を行うDMAC(Direct Memory
Access Controller)を内蔵したも
のがある。このマイクロコントローラでは、DMACも
CPUクロックにより動作する同期式として、間欠動作
モード時に、DMACも低消費電力動作させることがで
きる。
【0090】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
基準となる内部クロックを変えることなく、間欠動作制
御信号により、周辺回路用クロックと独立に、演算処理
部用クロックの速度を変えることができるため、周辺回
路を一定速度で動作させた状態で、演算処理部用クロッ
クのみを低速にして、演算処理部のみを低速動作させて
低消費電力化することができ、また、周辺回路用クロッ
クを一定周波数としておけるため、クロック速度の切り
換え時に、周辺回路のタイマの時定数やシリアル転送レ
ートの設定値を変更する必要が無く、処理の複雑さを解
消でき、タイマやシリアルI/O等の周辺回路を一時停
止させる必要がない。
【0091】また、外部バスアクセス時のウエイト制御
と同様にして、演算処理部用クロックを一時停止させて
演算処理部用クロックを低速にするため、演算処理部と
しては、従来と同様のものをそのまま使用することがで
き、周辺回路用クロックは従来と同様であるので、周辺
回路は従来と同様のものをそのまま使用することができ
る。
【0092】また、演算処理部用クロックと周辺回路用
クロックを独立に生成して両者の同期を確保する構成に
比べると、大幅に小さい回路規模で実現することができ
る。
【0093】請求項2の発明によれば、制御レジスタの
値を設定することで、間欠動作又は通常動作の設定、及
び、間欠動作時の一時停止させるサイクル数を設定する
ことができるため、演算処理部用クロックの速度を容易
に適切な速度に設定することができる。
【0094】請求項3の発明によれば、外部バスアクセ
ス時のウエイト動作と、間欠動作モード時の間欠動作の
両方を実行することができる。
【0095】請求項4の発明によれば、マルチプレック
ス方式のバスにおいて、外部バスアクセス時のウエイト
動作と、間欠動作モード時の間欠動作の両方を実行する
ことができる。
【0096】請求項5の発明によれば、内蔵される読み
出し専用メモリが、演算処理部用クロックにより動作す
るため、演算処理部用クロックを低速とすることによ
り、読み出し専用メモリの消費電力を低減することがで
きる。
【0097】請求項6の発明によればでは、内蔵される
ランダムアクセスメモリが、演算処理部用クロックによ
り動作するため、演算処理部用クロックを低速とするこ
とにより、ランダムアクセスメモリの消費電力を低減す
ることができる。
【0098】請求項7の発明では、内蔵されるデータ転
送制御回路が、演算処理部用クロックにより動作するた
め、演算処理部用クロックを低速とすることにより、デ
ータ転送制御回路の消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマイクロコントローラの構
成図である。
【図2】クロック供給回路の構成図である。
【図3】CPUクロックの一時停止が無い、通常動作時
のタイムチャートである。
【図4】ウエイト動作によるCPUクロックの一時停止
の例を示すタイムチャートである。
【図5】間欠動作によるCPUクロックの一時停止の例
を示すタイムチャートである。
【図6】間欠動作、及びウエイト動作によるCPUクロ
ックの一時停止の例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
21 マイクロコントローラ 22 CPUコア 24 タイマ 25 シリアルI/O 26 ROM 27 RAM 28 外部バス制御部 31 クロック供給回路 32 内部バス 41 動作クロック生成部 42 CPUクロック供給部 43 周辺クロック供給部 45 メモリウエイト制御部 47 クロック停止モード制御回路 50 間欠動作制御部 51 間欠動作モード制御回路 52 間欠動作制御信号生成部 53 起動制御回路 54 間欠動作サイクルカウンタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演算処理部(22)、周辺回路(24,
    25)、読み出し専用メモリ(26)、ランダムアクセ
    スメモリ(27)、及びクロック供給回路(31)が内
    部バス(32)で接続されており、基準とする内部クロ
    ックを基にして前記クロック供給回路(31)により生
    成される演算処理部用クロックと周辺回路用クロックに
    より動作するマイクロコントローラにおいて、 前記クロック供給回路(31)は、 前記内部クロックを基にして周辺回路用クロックを生成
    する周辺回路用クロック供給部(43)と、 前記演算処理部(22)により通常動作モードを指定さ
    れた場合には、前記演算処理部(22)の通常動作モー
    ドを指示するモード信号を生成し、前記演算処理部(2
    2)により間欠動作モードを指定された場合には、前記
    演算処理部(22)の間欠動作モードを指示するモード
    信号を生成する間欠動作モード制御部(51)と、 前記間欠動作モードを指示するモード信号と、前記演算
    処理部(22)による内部バス(32)のアクセスを示
    す内部バスアクセス信号が供給されたときに、所定時間
    演算処理部用クロックを一時停止させることを指示する
    間欠動作制御信号を生成する間欠動作制御信号生成部
    (52)と、 前記内部クロックを基にして前記演算処理部用クロック
    を生成し、前記間欠動作制御信号を供給されたときに、
    前記演算処理部用クロックを一時停止させる演算処理部
    用クロック供給部(42)とを有することを特徴とする
    マイクロコントローラ。
  2. 【請求項2】 前記間欠動作モード制御部(51)は、
    動作モードを決定する制御レジスタを備えており、前記
    演算処理部(22)により設定された前記制御レジスタ
    の値に対応して、前記演算処理部(22)の間欠動作又
    は通常動作を指示するモード信号、及び前記間欠動作時
    に演算処理部用クロックを一時停止させるサイクル数を
    示すサイクル数指定信号を生成し、 前記間欠動作制御信号生成部(52)は、 前記間欠動作モードを指示するモード信号と、前記演算
    処理部(22)による内部バスのアクセスを示す内部バ
    スアクセス信号が供給されたときに、前記間欠動作制御
    信号を生成し、再開指示信号を供給されたときに、前記
    間欠動作制御信号の生成を停止する起動制御回路(5
    3)と、 前記サイクル数指定信号と前記間欠動作制御信号とを供
    給されて、前記間欠動作制御信号が生成されているサイ
    クル数をカウントし、前記カウント値が指定されたサイ
    クル数になったことを検出すると、前記演算処理部用ク
    ロックの供給再開を指示する再開指示信号を生成して前
    記起動制御回路(53)に供給する間欠動作サイクルカ
    ウンタ(54)とからなることを特徴とする請求項1記
    載のマイクロコントローラ。
  3. 【請求項3】 マイクロコントローラの外部に設けられ
    た外部バスとの間のデータ転送の制御を行う外部バス制
    御部(28)を備え、 前記クロック供給回路(31)は、前記外部バス制御部
    (28)から外部バスの動作が継続中であることを示す
    外部バス動作実行中信号を供給されると、ウエイト制御
    信号を生成するウエイト制御部(45)を備え、 前記演算処理部用クロック供給部(42)は、前記ウエ
    イト制御信号を供給されると、演算処理部用クロックを
    一時停止させることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のマイクロコントローラ。
  4. 【請求項4】 前記内部バス(32)は、バス動作の1
    周期が、アクセスするアドレスを前記内部バス(32)
    に出力するバス動作の第1サイクルと、前記内部バス
    (32)を介してデータを転送するバス動作の第2サイ
    クルとからなるマルチプレックス方式のバスであり、 前記間欠動作制御信号は、バス動作の第1サイクルに生
    成され、 前記ウエイト制御信号は、バス動作の第2サイクルに生
    成されることを特徴とする請求項3記載のマイクロコン
    トローラ。
  5. 【請求項5】 前記読み出し専用メモリ(26)は、前
    記演算処理部用クロックにより動作することを特徴とす
    る請求項1記載のマイクロコントローラ。
  6. 【請求項6】 前記ランダムアクセスメモリ(27)
    は、前記演算処理部用クロックにより動作することを特
    徴とする請求項1記載のマイクロコントローラ。
  7. 【請求項7】 前記演算処理部(22)とは独立に前記
    読み出し専用メモリ(26)、ランダムアクセスメモリ
    (27)、周辺回路(24、25)間のデータ転送を行
    うデータ転送制御回路を備えており、前記データ転送制
    御回路は、前記演算処理部用クロックにより動作するこ
    とを特徴とする請求項1記載のマイクロコントローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678832B1 (en) 1998-10-29 2004-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Memory controller for controlling an integrated memory undergoing logical state transitions
US6986070B2 (en) * 2000-12-28 2006-01-10 Denso Corporation Microcomputer that cooperates with an external apparatus to be driven by a drive signal
US7206957B2 (en) 2001-04-26 2007-04-17 Nec Electronics Corporation Clock distribution circuit

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