JPH07295653A - マスフローコントローラ - Google Patents

マスフローコントローラ

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Publication number
JPH07295653A
JPH07295653A JP6088228A JP8822894A JPH07295653A JP H07295653 A JPH07295653 A JP H07295653A JP 6088228 A JP6088228 A JP 6088228A JP 8822894 A JP8822894 A JP 8822894A JP H07295653 A JPH07295653 A JP H07295653A
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JP
Japan
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data
temperature
flow rate
compensation
bridge circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6088228A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Kogure
晶一 小暮
Noboru Shiyoubayashi
登 庄林
Toshimitsu Uemura
利光 植村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH07295653A publication Critical patent/JPH07295653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲温度の影響を受けずに精度良く流量制御
を行うことができる。 【構成】 ブリッジ回路の出力から流量データを得て主
ガス流路を流れる測定ガスの流量を制御するマスフロー
コントローラにおいて、ブリッジ回路に定電流を供給す
る定電流回路と、周囲温度の変化にともなって変動する
ブリッジ回路の電圧を検出し、温度温度補償データVt
の信号を得る補償信号検出回路と、基準温度において前
記ブリッジ回路の電圧に基づいて得られた基準データV
sが記憶されている基準データ記憶部と、基準データ記
憶部からの基準データVsと補償信号検出回路の温度補
償データVtとに基づき、K1(Vt−Vs)+K2|Vt
s|の演算を行い、ゼロ点補償データを得る温度補償
演算部と、温度補償演算部で得たゼロ点補償データを前
記流量データに加算する加算部とを設け、流量データの
ゼロを補償することを特徴としたマスフローコントロー
ラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ管に巻かれた感
熱コイルの熱応答に応じてガス流量を制御するマスフロ
ーコントローラに関し、更に詳しくは、感熱コイルが周
囲温度の変動によって受ける影響を補正し、精度良く流
量制御を行うことのできるマスフローコントローラに関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のマスフローコントローラ
の構成ブロック図で、実開昭63−12984に詳細が
記載されている。図中、1はセンサ流路、2は主ガス流
路、3は主ガス流路2に設けられた層流エレメントで、
測定ガスの流れを層流とすると共に、主ガス流路2に流
れる測定ガスを絞り、センサ流路1との分流比を一定に
する。センサ流路1は、極めて細い薄肉パイプよりなる
センサパイプ4によって形成されていて、この外周には
一対の感熱コイル5、6が巻回されている。
【0003】一対の感熱コイル5、6は、抵抗7、8と
接続されてブリッジ回路9を形成する。10は定電流源
で、ブリッジ回路9に定電流を供給し、感熱コイル5、
6を室温よりおよそ50〜100°C上昇した温度に加
熱する。
【0004】感熱コイル5、6は、センサ流路1に測定
ガスが流れると、上流側と下流側とで温度差が生じて流
れる電流が変化する。このため、ブリッジ回路は、平衡
が崩れる。この時の電圧は、測定ガスの流量に比例して
おり、演算増幅器11で増幅され流量計測信号となる。
【0005】12は感熱コイル5、6の両端の電圧を検
出する温度検出回路で、その出力は演算増幅器13の反
転入力端子に与えられている。この演算増幅器13は、
非反転入力端子に演算増幅器11の出力端が接続されて
おり、出力として感熱抵抗5、6より得られた信号の値
より温度検出回路12からの信号の値を減算した差信号
を生成する。
【0006】この温度検出回路12は、図6のような構
成で、異なる温度で可変抵抗14、15が調整され、温
度検出回路12の演算増幅器16と演算増幅器11の出
力を一致させてゼロドリフトを補正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のマス
フローコントローラは、ゼロ点補正のみでスパン補正を
行っていないため、高精度に流量を制御するには限界が
あった。また、低温と高温の周囲温度で可変抵抗14、
15を繰り返し変化してゼロ調整を行う必要があり、調
整工程が煩雑になるという欠点があった。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、温度変化に応じてドリフトするゼロ点及びスパ
ンの誤差を近似式で近似し、マイクロプロセッサの演算
処理で算出するようにしたもので、このため、従来のよ
うな抵抗を調整する方法で生じる他の構成要素への影響
を受けることがなく、精度良くゼロ点及びスパン補正が
でき、周囲温度の影響を受けずに精度良く流量制御を行
えるマスフローコントローラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、測定ガスが分流されるセンサ管の
上流側と下流側に流れる測定ガスの温度に基づいて抵抗
値が変化する一対の感熱コイルと、この感熱コイルと対
向するように設けた一対の抵抗とによってブリッジ回路
を構成し、このブリッジ回路の出力から流量データを得
て主ガス流路を流れる測定ガスの流量を制御するマスフ
ローコントローラにおいて、前記ブリッジ回路に定電流
を供給する定電流回路と、周囲温度の変化にともなって
変動する前記ブリッジ回路の電圧を検出し、温度温度補
償データVtの信号を得る補償信号検出回路と、基準温
度において前記ブリッジ回路の電圧に基づいて得られた
基準データVsが記憶されている基準データ記憶部と、
この基準データ記憶部からの基準データVsと前記補償
信号検出回路の温度補償データVtとに基づき、K1(V
t−Vs)+K2|Vt−Vs|の演算を行い、ゼロ点補償
データを得る温度補償演算部と、この温度補償演算部で
得たゼロ点補償データを前記流量データに加算する加算
部と、を設け、前記流量データのゼロを補償することを
特徴としている。ここで、K1及びK2は、基準温度及び
これと異なる二つの温度に於ける流量データと温度温度
補償データVtに基づいて決定される係数。また、測定
ガスが分流されるセンサ管の上流側と下流側に流れる測
定ガスの温度に基づいて抵抗値が変化する一対の感熱コ
イルと、この感熱コイルと対向するように設けた一対の
抵抗とによってブリッジ回路を構成し、このブリッジ回
路の出力から流量データを得て主ガス流路を流れる測定
ガスの流量を制御するマスフローコントローラにおい
て、前記ブリッジ回路に定電流を供給する定電流回路
と、周囲温度の変化にともなって変動する前記ブリッジ
回路の電圧を検出し、温度温度補償データVtの信号を
得る補償信号検出回路と、基準温度において前記ブリッ
ジ回路の電圧に基づいて得られた基準データVsが記憶
されている基準データ記憶部と、この基準データ記憶部
からの基準データVsと前記補償信号検出回路の温度補
償データVtとに基づき、K1(Vt−Vs)+K2|Vt
s|の演算を行い、ゼロ点補償データを得る温度補償
演算部と、この温度補償演算部で得たゼロ点補償データ
を前記流量データに加算する加算部と、前記基準データ
記憶部からの基準データVsと前記補償信号検出回路の
温度補償データVtとに基づき、K3(Vt−Vs)の演算
を行い、スパン補償データを得るスパン温度補償演算部
と、このスパン温度補償演算部で得たスパン補償データ
を前記加算部で得られたデータに乗じ、更に、前記加算
部で得られたデータを加算する乗加算部と、を設け、前
記流量データのゼロ及びスパンを補償することを特徴と
している。ここで、K1及びK2は、基準温度及びこれと
異なる二つの温度での流量データと温度温度補償データ
tに基づいて決定される係数、K3は基準温度と異なる
温度での流量データと温度温度補償データVtに基づい
て決定される係数。
【0010】
【作用】ゼロ点温度補償演算部は、ブリッジ回路からの
温度補償データと基準データ記憶部からの基準データと
に基づきゼロ点補償データを得る。このゼロ点補償デー
タは、加算部でブリッジ回路からの流量データに加算さ
れ、流量データは、ゼロ点が補正された流量データとな
る。スパン温度補償演算部は、ブリッジ回路からの温度
補償データと基準データ記憶部からの基準データとに基
づいて得たスパン点補償データを掛算部でゼロ点が補正
された流量データに乗算する。この掛算部でスパン点補
償データが乗算された流量データは、加算部でゼロ点が
補正された流量データが加算され、ゼロ点とスパンが補
正された流量データとなる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明のマスフローコントローラ
の要部の一実施例を示したブロック図である。図中、2
0は定電圧源、21は抵抗r1、r2、r3、r4、オペア
ンプOP1及びトランジスタTr1を主体に構成された
定電流回路で、オペアンプOP1の出力端に設けられた
FETによりトランジスタTr1のベース電流が押さえ
られ、抵抗r3に流れる電流がそのままブリッジ回路2
2に供給できる。
【0012】ブリッジ回路22において、Ruは上流側
に設けられた感熱コイル、Rdは下流側に設けられた感
熱コイル、Rb1、Rb2は感熱コイルRu、Rdと対向して
設けられた一対の抵抗である。R0はゼロ調整用の抵抗
で、基準温度の時にブリッジ回路22のゼロ調整に用い
られる。
【0013】23は接地に対するブリッジ回路22の片
側の電圧を得る補償信号検出回路である。この補償信号
検出回路23で得られる電圧は、ブリッジ回路22の両
端電圧と精度良く比例している。補償信号検出回路23
において、OP2はオペアンプで、非反転入力端子が抵
抗r5を介して共通電位点に接続され、反転入力端子が
ブリッジ回路の両端電圧を一定比率に分割する抵抗
d1、Rd2の中点に接続され、出力端がトランジスタT
r2のベースに接続されている。トランジスタTr2
は、エミッタがブリッジ回路22の一端に接続され、コ
レクタが抵抗r6を介して−15V電源に接続されてい
る。
【0014】このため、オペアンプOP2の反転入力端
子は、仮想接地になっており、ブリッジ回路に流れる電
流はトランジスタTr2及び抵抗r6を介して−15V
電源に流れる。24はブリッジ回路22の出力を増幅し
て流量信号を得る差動増幅器、25はブリッジ回路22
の片側の電圧を増幅して補償信号を得る増幅器である。
【0015】差動増幅器24で得た流量信号Seと増幅
器25で得た補償信号Stは、A/D変換器(図2参
照)でデジタルデータEi、Vtに変換され、マイクロプ
ロセッサ(図2参照)でゼロ点及びスパンが補正演算処
理され流量信号E0となる。尚、この実施例では、ブリ
ッジ回路片側の電圧を使用しているが、ブリッジ回路の
両端電圧を使用してもよい。
【0016】図2は、本発明の補正演算処理を行うマイ
クロプロッセサの構成ブロック図である。31、32は
A/D変換器、33は基準データ記憶部で、基準温度
(例えば、25°C)のブリッジ回路22の電圧に基づ
いて得られた基準データVsが記憶されている。
【0017】34はゼロ点温度補償演算部で、基準デー
タ記憶部33から入力した基準データVsとA/D変換
器32から入力した温度補償データVtとに基づきゼロ
点補正データD0を得る。このゼロ点補正データD0は、
加算部35でデジタル変換された流量データEiに加算
され、流量データEiのゼロ点が補正される。
【0018】36はスパン温度補償演算部で、基準デー
タ記憶部33から入力した基準データVsとA/D変換
器32から入力した温度補償データVtとに基づきスパ
ン補正データDsを得る。このスパン補正データDsは、
乗加算部37に与えられ、スパン補正が行われる。37
1は流量データEZにスパン補正データDsが乗算される
掛算部、372は掛算部371空の流量データEZ′に流
量データEZを加算する加算部である。このように、流
量データEiは、ゼロ点補正及びスパン補正がされ、温
度変化に依存しない正確な流量データE0となる。
【0019】図3は、ゼロ点温度補償演算部でゼロ点補
正データを得る説明図で、(A)は流量データEiの変
化量(電圧)、(B)はゼロ点に於ける温度ドリフトの
直線成分の変化量、(C)はゼロ点に於ける温度ドリフ
トの屈曲(2次)成分の変化量を示している。尚、流量
データEiの変化量は、実験において2次曲線で近似で
きることが分かっている。この二次曲線は、(B)の直
線成分の誤差と(C)の屈曲(2次)成分の変化量の和
で近似できるから、ゼロ点温度補償演算部では、次式
(1)の演算を行えばよい。 K1(Vt−Vs)+K2|Vt−Vs| …(1) 尚、K1及びK2は、次のようにして求められ、マスフロ
ーコントローラが装置に取り付けられる時に、基準デー
タ記憶部等に記憶される。25°Cを基準温度とし、こ
の時のブリッジ電圧をVsとする。このVsは、基準デー
タ記憶部33に記憶される。
【0020】基準温度25°Cに対し、周囲温度を45
°Cにして45°Cの時の流量データE45と温度補償デ
ータV45とを得る。この後、周囲温度を5°Cにして5
°Cの時の流量データE5と温度補償データV45とを得
る。補正データVtは、周囲温度に比例しているから、
この3点の温度におけるデータよりK1とK2を得て、温
度変動に応じたゼロ補償データD0が得られるようにな
る。この(1)式に基づいてゼロ点温度補償演算部で得
たゼロ補償データD0は、加算部で流量データEiに加算
される。
【0021】図4は、スパン温度補償演算部でスパン補
正データを得る説明図で、最大流量での変化量を示した
ものである。スパンの温度に対する変化は、リニアに変
化するので、基準温度25°Cでは補正量がゼロ、他の
温度ではΔTに比例した値を加減すればよいから、次式
(2)の補正を行えばよい。 EZ(1+dΔT)=EZ(1+K3(Vt−Vs)) (2) ここでのK3は、次のようにして求められ、基準データ
記憶部等に記憶される。ここで、EZはゼロ点補償後の
流量データ、dは周囲温度変化ΔTに対するEZの変化
度合である。
【0022】周囲温度を例えば、45°C若しくは5°
Cの何れか一方の温度で流量データE5と温度補償デー
タV45を得れば係数K3が求められる。この得られたK3
により、温度変動に応じたスパン補償データDsが得ら
れるようになる。この(2)式に基づいてスパン温度補
償演算部で得たスパン補償データDsは、掛算部で流量
データEZに乗算される。このような補正が行われるマ
スフローコントローラは、つぎのような精度を有する。 ゼロ点の温度係数±0.02%F.S/°C以下 スパンの温度係数±0.02%F.S/°C以下
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明のマ
スフローコントローラは、温度変化に応じてドリフトす
るゼロ点及びスパンの誤差を近似式で近似し、マイクロ
プロセッサの演算処理で算出するようにしたもので、従
来のような抵抗を調整する方法で生じる他の構成要素へ
の影響を受けることがなく、精度良くゼロ点及びスパン
補正ができる。このため、周囲温度の影響を受けずに精
度良く流量制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスフローコントローラの要部の一実
施例を示したブロック図である。
【図2】本発明の補正演算処理を行うマイクロプロッセ
サの構成ブロック図である。
【図3】(A)、(B)及び(C)はゼロ点温度補償演
算部でゼロ点補正データを得る説明図である。
【図4】スパン温度補償演算部でスパン補正データを得
る説明図である。
【図5】従来のマスフローコントローラの構成ブロック
図である。
【図6】図5の温度検出回路の構成ブロック図である。
【符号の説明】
21 定電流回路 23 補償信号検出回路 33 基準データ記憶部 34 ゼロ点温度補償演算部 35 加算部 36 スパン温度補償演算部 37 乗加算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定ガスが分流されるセンサ管の上流側
    と下流側に流れる測定ガスの温度に基づいて抵抗値が変
    化する一対の感熱コイルと、この感熱コイルと対向する
    ように設けた一対の抵抗とによってブリッジ回路を構成
    し、このブリッジ回路の出力から流量データを得て主ガ
    ス流路を流れる測定ガスの流量を制御するマスフローコ
    ントローラにおいて、 前記ブリッジ回路に定電流を供給する定電流回路と、 周囲温度の変化にともなって変動する前記ブリッジ回路
    の電圧を検出し、温度温度補償データVtの信号を得る
    補償信号検出回路と、 基準温度において前記ブリッジ回路の電圧に基づいて得
    られた基準データVsが記憶されている基準データ記憶
    部と、 この基準データ記憶部からの基準データVsと前記補償
    信号検出回路の温度補償データVtとに基づき、K1(V
    t−Vs)+K2|Vt−Vs|の演算を行い、ゼロ点補償
    データを得る温度補償演算部と、 この温度補償演算部で得たゼロ点補償データを前記流量
    データに加算する加算部と、 を設け、前記流量データのゼロを補償することを特徴と
    したマスフローコントローラ。ここで、 K1及びK2は、基準温度及びこれと異なる二つの温度に
    於ける流量データと温度温度補償データVtに基づいて
    決定される係数。
  2. 【請求項2】 測定ガスが分流されるセンサ管の上流側
    と下流側に流れる測定ガスの温度に基づいて抵抗値が変
    化する一対の感熱コイルと、この感熱コイルと対向する
    ように設けた一対の抵抗とによってブリッジ回路を構成
    し、このブリッジ回路の出力から流量データを得て主ガ
    ス流路を流れる測定ガスの流量を制御するマスフローコ
    ントローラにおいて、 前記ブリッジ回路に定電流を供給する定電流回路と、 周囲温度の変化にともなって変動する前記ブリッジ回路
    の電圧を検出し、温度温度補償データVtの信号を得る
    補償信号検出回路と、 基準温度において前記ブリッジ回路の電圧に基づいて得
    られた基準データVsが記憶されている基準データ記憶
    部と、 この基準データ記憶部からの基準データVsと前記補償
    信号検出回路の温度補償データVtとに基づき、K1(V
    t−Vs)+K2|Vt−Vs|の演算を行い、ゼロ点補償
    データを得る温度補償演算部と、 この温度補償演算部で得たゼロ点補償データを前記流量
    データに加算する加算部と、 前記基準データ記憶部からの基準データVsと前記補償
    信号検出回路の温度補償データVtとに基づき、K3(V
    t−Vs)の演算を行い、スパン補償データを得るスパン
    温度補償演算部と、 このスパン温度補償演算部で得たスパン補償データを前
    記加算部で得られたデータに乗じ、更に、前記加算部で
    得られたデータを加算する乗加算部と、 を設け、前記流量データのゼロ及びスパンを補償するこ
    とを特徴としたマスフローコントローラ。ここで、 K1及びK2は、基準温度及びこれと異なる二つの温度で
    の流量データと温度温度補償データVtに基づいて決定
    される係数、K3は基準温度と異なる温度での流量デー
    タと温度温度補償データVtに基づいて決定される係
    数。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315787A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Ckd Corp 熱式流量計
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