JPH0729533U - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0729533U
JPH0729533U JP5897593U JP5897593U JPH0729533U JP H0729533 U JPH0729533 U JP H0729533U JP 5897593 U JP5897593 U JP 5897593U JP 5897593 U JP5897593 U JP 5897593U JP H0729533 U JPH0729533 U JP H0729533U
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光義 原
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セイコー電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シーリング剤中の基板間の電気的導通を取る
物質や、液晶の注入口からの影響で、製造工程で一対の
基板を貼り合わせた時に発生する液晶層の間隙ムラをな
くし、コントラストムラ、表面の色ムラ等をなくす。 【構成】 一対の基板で狭持されたシーリング剤の幅を
変える。具体的には導通を取る物質が添加されている部
分のシーリング剤部分と対向するシーリング剤部分の幅
を広くする。または注入口部分のシーリング剤の幅を広
くする。 【効果】 シーリング剤の幅を広くした部分は、製造工
程で一対の基板を貼り合わせた時につぶれにくくなるた
め、シーリング剤中の導電物質や、液晶注入口からの影
響をなくし、液晶層厚を均一にできるという効果があ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンピュ−タ−端末、画像表示装置、シャッタ−のようなシステ ムに使用される薄型の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、薄型の表示装置、本例では液晶表示装置において、 51a、51bはガラス、プラスチック等でできた基板で、表面に電極層52a 、52b、配向膜層53a、53bが設置されている。電極層は文字や絵を表示 するために、グラフィックパターンか、あるいはストライプ状のパターンになっ ている。また配向膜は液晶材料に接する全面に形成されている。一対の基板は配 向膜面が対向するように設置されている。54a、54bは55の液晶を封入す るためのシーリング剤である。56は一対の基板上の透明電極間の電気的導通を 取るための材料である。一般に、銀粒子が添加された接着剤、あるいは高分子球 状粉体の外周部分に金を蒸着させた物質が使われている。
【0003】 56の電気導通を取るための材料について述べる。液晶表示装置に回路基板か ら電気信号を印加する場合、基板51a、51bそれぞれ回路基板と接続する方 法と、電極層52aに印加された電気信号を、56の電気的導通を取るための材 料によって電極層52bに導くことにより、回路からの電気信号を基板51a側 だけに導通をとる方法がある。電気的導通を取る材料を使用した場合には、液晶 表示装置基板と回路基板の接続は単純になり、小型化、軽量化、低コスト化のメ リットがある。
【0004】 図6は図5の液晶表示装置の断面を、基板の法線方向から見た図である。61 は図5中51aの基板、62は51bの基板である。63は54aあるいは54 bのシーリング剤である。64はシーリング剤で基板間に封入された液晶である 。また65は図5中でいうと56の導通物質である。従来63のシーリング剤の 幅は均一であった。
【0005】 また図7は図5、図6の液晶表示装置の製造過程を説明する図である。71は 基板で表面に電極層72a、配向膜層72bが形成されている。次にシーリング 剤73が形成される。一般に、スクリーン印刷による方法と、ディスペンサーに よりシーリング材料を基板上に形成する方法がある。次に基板71に、対向基板 74を合わせる。基板74の表面には電極層75a、配向膜層75bが形成され ていて、配向膜が対向するように二枚の基板を貼りつける。この時、76a、7 6Bの方向から一対の基板に圧力をかけ、二枚の基板の間隙が均一になるように する。77a、77bは貼り合わせた一対の基板で、前記74、71に相当し、 これら一対の基板を法線方向から見た図である。78は前記73に相当するシー リング剤である。シーリング剤は通常、紫外線硬化型接着剤か、熱硬化型接着剤 であり、基板の貼合わせの後、シーリング剤は硬化される。次に一対の基板とシ ーリング剤に囲まれた空間に液晶79を充填する。最後に封止剤80で封止する 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の表示装置では、図6中の65のように導通物質がシーリング剤 中に形成されていると、図7で説明したように基板の法線方向から圧力76a、 76bを加えた場合、一般に使用される導通物質はシーリング剤に比べ固いため 、導通物質がある部分と、ない部分のシーリング剤のつぶれやすさに差が生じ、 一対の基板の間隙を均一にすることができず、導通物質があるシーリング剤付近 の間隙が他のシーリング剤部分比べて厚くなってしまう。そのために液晶層の厚 さが均一でなくなるために、その結果、コントラストムラ、表面の色ムラ等、表 示品質を低下させるような問題が発生していた。
【0007】 また一対の基板とシーリング剤に囲まれた空間に液晶を充填するための液晶注 入口部分図7の80にはシーリング剤がないため、図7で説明したように基板の 法線方向から圧力76a、76bを加えた場合基板間の間隙が薄くなりやすく、 注入口付近の液晶層の厚さが均一でなくなるという問題もあった。
【0008】 そこで、この考案の目的は、従来のこのような課題を解決するため、シーリン グ剤の幅が異なるようにして、一対の基板間の間隙を均一にするということであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案は、シーリング剤の幅が異なるようにし た。具体的には、電気的導通をとる物質とは反対側のシーリング剤の幅を太くし た。また液晶材料の注入口付近のシーリング剤の幅を太くした。
【0010】
【作用】
上記のように構成された液晶装置においては、一対の基板間の間隙が薄くなり やすい部分のシーリング剤の幅を太くすることにより、図7で説明したような基 板の法線方向からの圧力76a、76bが加えられた場合、シーリング剤単位面 積に加わる圧力が小さくなるため、その部分の間隙がつぶれにくくなるため、表 示装置全体の間隙を均一にすることができる。
【0011】
【実施例】
以下に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 (実施例1) 図1は、本考案の表示装置を基板の法線方向から見た図で、従来例の図6に対 応した図である。ここで11、12は一対の基板である。13はシーリング剤で ある。14は基板間に狭持されている液晶である。15は一対の基板間の電気的 導通を取る物質である。16は導通物質が含まれている部分のシーリング剤の幅 である。また17は導通物質が含まれている部分と対向した部分のシーリング剤 部分の幅である。幅16より幅17の方が太くしてある。シーリング剤の太さの 形状はこれに限定されるものではなく、いろいろなパターンが考えられる。
【0012】 (実施例2) 図2は、図1と同じように本考案の表示装置を基板の法線方向から見た図で、 従来例の図6に対応した図である。ここで21、22は一対の基板である。23 はシーリング剤である。24は基板間に狭持されている液晶である。25は一対 の基板間の電気的導通を取る物質である。図中26は導通物質が含まれているシ ーリング剤の部分に対向したシーリング部分で26の部分だけシーリング剤の幅 が太くなっている。
【0013】 (実施例3) 図3は、図1と同じように本考案の表示装置を基板の法線方向から見た図で、 従来例の図6に対応した図である。ここで31、32は一対の基板である。33 はシーリング剤である。34は基板間に狭持されている液晶である。35は液晶 を充填するための液晶の注入口で、液晶が外に出ないように封止剤36が注入口 35の部分に入っている。注入口部分のシーリング剤の幅37は他の部分より太 くなっている。
【0014】 (実施例4) また図4は図3で示した実施例において、シーリング剤の幅を変える方法を示 した図である。ここではスクリーン印刷によって、シーリング剤を印刷する方法 である。図中41はシルク等のスクリーン版で表面にはエマルジョンが付いてい る。42はシーリング剤を印刷したい形状にエマルジョンが除去されている部分 で、この形状にシーリング剤が基板上に印刷される。43の幅より、44の幅の 方が太く、よって印刷されたシーリング剤の幅を変えるここができる。このよう にシーリング剤が印刷された基板を図7で示した方法で加工すると、図1で示し たように、表示装置の中でシーリング剤の幅を変えることができる。
【0015】 以上の実施例では一つの表示装置を例にとって説明したが、一基板中に多数の 表示装置が存在しても良い。 またシーリング剤の幅を広くしたい部分において、二度以上印刷し、シーリン グ剤が基板に印刷される量を多くすることで、一対の基板を合わせた場合のシー リング剤の幅を広くすることができる。
【0016】 またディスペンサーでシーリング剤を基板上に付着させる場合、シーリング剤 の幅を広くしたい部分のシーリング剤の量を、ディスペンサーから出るシーリン グ剤の量を多くすることにより、一対の基板を合わせた場合のシーリング剤の幅 を広くすることができる。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように基板外周部をシーリング剤で接着した表示装 置において、前記シーリング剤の幅が部分により異なるという構成としたので、 シーリング剤中の導電物質や、液晶注入口からの影響をなくし、液晶層厚を均一 にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表示装置を法線方向から見た説明図で
ある。
【図2】本考案の表示装置を法線方向から見た説明図で
ある。
【図3】本考案の表示装置を法線方向から見た説明図で
ある。
【図4】本考案の表示装置の工程で使用するスクリーン
版の形状の説明図である。
【図5】従来の表示装置の断面を示した説明図である。
【図6】従来の表示装置を法線方向から見た説明図であ
る。
【図7】従来の表示装置の製造工程を説明する図であ
る。
【符号の説明】
11、12、21、22、31、32、51a、51
b、61、62、71、74、77a、77b 基板 13、23、33、54a、54b、63、73、78
シーリング剤 14、24、34、55、64、79 液晶 15、25、56、65 導通物質 16 導通物質が含まれている部分のシーリング剤の幅 17、26 導通物質が含まれている部分と対向した部
分のシーリング剤部分の幅 35 注入口 36 封止剤 37 注入口部分のシーリング剤の幅 41 スクリーン版 42 スクリーン版のエマルジョンが除去されている部
分 43、44 スクリーン版の印刷部分の幅 52a、52b、72a、75a 電極層 53a、53b、72b、75b 配向膜層 76a、76b 基板に圧力を加える方向 80 封止剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に透明電極、前記電極上に配向膜
    を設けた一対の基板で液晶を挟持し、前記基板外周部を
    シーリング剤で接着した表示装置において、一対の基板
    上の透明電極間の電気的導通をとるシーリング剤部分以
    外のシーリング部分の幅が少なくとも一部は広くなって
    いることを特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 基板上に透明電極、前記電極上に配向膜
    を設けた一対の基板で液晶を挟持し、前記基板外周部を
    シーリング剤で接着した表示装置において、シーリング
    剤の幅は、液晶を充填するための注入口近傍が広くなっ
    ていることを特徴とする液晶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015038551A (ja) * 2013-08-19 2015-02-26 セイコーエプソン株式会社 液晶装置の製造方法、液晶装置、及び電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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