JPH07294501A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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Publication number
JPH07294501A
JPH07294501A JP6091794A JP9179494A JPH07294501A JP H07294501 A JPH07294501 A JP H07294501A JP 6091794 A JP6091794 A JP 6091794A JP 9179494 A JP9179494 A JP 9179494A JP H07294501 A JPH07294501 A JP H07294501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
ultrasonic probe
ultrasonic
nozzle
sensor head
Prior art date
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Pending
Application number
JP6091794A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Makawa
俊雄 真川
Yoshiji Isozaki
芳史 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6091794A priority Critical patent/JPH07294501A/ja
Publication of JPH07294501A publication Critical patent/JPH07294501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】微少欠陥の定量化を図れる超音波探触子を提供
することにある。 【構成】吐出口15aを有する薄板状のセンサヘッド1
0の一側面に、薄形に形成された超音波発信用のセンサ
部11aと超音波受信用のセンサ部11bとをその発信
面13a、受信面13bを露出させて所定の間隔で埋設
し、センサヘッド10に上記吐出口15aへカプラント
水を供給するチュ−ブ15を設けて、超音波探触子14
を構成した。これによって、管台2とサ−マルチュ−ブ
3との間の約3mmの隙間へ超音波探触子14を挿入でき
るようにして、管台2における微少欠陥の寸法、特に深
さの定量検出を行えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば原子炉容器の上
蓋に設けられている制御棒駆動装置の管台ならびに同管
台内に在るサ−マルスリ−ブといった被検査物の狭い隙
間に挿入可能な超音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉容器は、図4および図5に示され
るように上蓋1に、同上蓋1を貫通するように複数本の
管台2が設けられている。これら管台2は、上蓋1に溶
接され、上蓋1を貫通した上部端が制御棒駆動装置(C
RDM)に接続される。
【0003】こうした管台2(被検査物)には、微少欠
陥の検査する内面検査が必要とされている。ところで、
図5に示されるような管台2の内部にサ−マルスリ−ブ
3が設けられているものでは、同管台2とサ−マルスリ
−ブ3との間に在る非常に狭い隙間d(約3mm)から、
管台2の内面検査を行う必要がある。なお、3aはサ−
マルスリ−ブ3の下端に設けた円錐台状のガイドであ
る。
【0004】従来では、隙間dに対し挿入自在な薄形の
渦電流探傷子4を採用し、これを隙間dに挿入させてい
た。すなわち、渦電流探傷子4には昇降プレ−ト5が接
続され、挿入装置6によって、管台2とサ−マルスリ−
ブ3との間に挿入できる構造にしてある。
【0005】これにより、図6に示されるように点検床
7に安置しておいた上蓋1の下側から、挿入装置8によ
り、渦流探傷子4をガイド3aに沿って、管台3とサ−
マルスリ−ブ3との間の隙間dへ挿入して検査範囲l
(管台2で要求されている検査範囲)を探傷する。そし
て、管台2の周方向の一部の探傷を終えると、渦流探傷
子4を引抜き、挿入装置8の位置を変え、再び別な角度
から、渦流探傷子4を挿入して検査範囲lを探傷すると
いう作業を、繰り返し行うことにより、探傷範囲lの全
体の内面検査が行える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、渦流探傷子
4だと、微少欠陥(傷など)が検出されても、その欠陥
の大きさ、深さを定量的に評価するには限度がある。こ
のため検出精度の点で難点がある。本発明はこのような
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、微少欠陥の定量化を図ることができる超音波探触子
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、挿入装置によって被検査物
内に挿脱される、挿入方向前側の端部に吐出口を有して
なる薄板状のセンサヘッドと、超音波発信用のセンサ部
と超音波受信用のセンサ部とにそれぞれ分離されて薄形
に形成されてなり、これら各センサ部がセンサヘッドの
一側面に所定の間隔でそれぞれ発信面、受信面を同側面
から露出させて埋設された超音波センサと、センサヘッ
ドに接続された、吐出口へカプラント水を供給するため
のチュ−ブとを有して、超音波探触子を構成した。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明によると、超音波探触子
は薄形化となる。それ故、被検査物として、例えばサ−
マルスリ−ブ付の管台の内面検査をするときは、薄形化
を利用して、超音波探触子を、挿入装置により、管台と
サ−マルスリ−ブとの間に隙間に挿入する。
【0009】ついで、チュ−ブからカプラント水を供給
する、すると、吐出孔から吐出するカプラント水で、各
センサ部の表面と管台の内面との間が満たされていく。
この後、超音波発信用のセンサ部を発信動作させ、管台
に超音波を投入する。
【0010】このとき管台に欠陥が在れば、同欠陥に応
じて反射散乱した反射波が超音波受信用のセンサ部で受
信される。この受信した信号を解析すれば、微少欠陥の
寸法、深さまでもわかる。このことは、微少欠陥の定量
化が図れ、高い検出精度をもたらす。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図3に示す一実施
例にもとづいて説明する。なお、先の「従来の技術」の
項で述べた部分と同一部分には同一符号を付してその説
明を省略し、この項では異なる部位(発明の要部)につ
いて説明することにする。
【0012】すなわち、図1および図2中、10はセン
サヘッドである。センサヘッド10は、例えば2mm程度
の厚み寸法を有した板部材から構成される。このセンサ
ヘッド10の右側面には、超音波センサ11が埋設され
ている。
【0013】詳しくは、超音波センサ11は、超音波発
信用のセンサ部11a、超音波受信用のセンサ部11b
とに分離されている。これら各センサ部11a,11b
は、いずれも薄形、例えば2mm程度に薄く形成されてい
る。
【0014】これらセンサ部11a,11bは、センサ
ヘッド10に所定の間隔で左右に設けた設置孔12に嵌
挿されて、センサヘッド10に埋設されている。そし
て、センサ部11aの発信面13aがセンサヘッド10
の右側面に露出し、センサ部11bの受信面13bがセ
ンサヘッド10の右側面に露出している。
【0015】但し、センサ部11a,11bは、いずれ
もセンサヘッド10の側面と面一にしてある。これによ
り、厚さ寸法が約2mmの超音波探触子14、すなわち管
台2とサ−マルスリ−ブ3との間の非常に狭い隙間(約
3mm)へ挿入できる超音波探触子14を実現している。
【0016】そして、センサヘッド10は、薄帯状を呈
した昇降プレ−ト5の先端に取付けられ、挿入装置8を
用いて、管体2とサ−マルスリ−ブ3との間の隙間dへ
挿脱自在に挿入できるようにしてある。
【0017】また昇降プレ−ト5から側方へ張り出たセ
ンサヘッド10の片側の下端には、カプラント水供給用
ミクロチュ−ブ15(以下、単にミクロチュ−ブと称
す)が接続されている。
【0018】このミクロチュ−ブ15の昇降プレ−ト5
から出た入口側の端部は、カプラント水供給源(図示し
ない)に接続してある。またミクロチュ−ブ15の出口
側の端部は、センサヘッド10の上端面に開口している
吐出口15aに連通していて、ミクロチュ−ブ15から
供給されるカプラント水をセンサヘッド1の上方へ吐出
させるようにしてある。
【0019】この吐出によって、各センサ部11a,1
1bの表面とこれと対向する管台2の内面との間をカプ
ラント水で満たせるようにしてある。なお、センサヘッ
ド部1の全体は、管体2とサ−マルスリ−ブ3の隙間d
における半径Rに対応した曲率半径の円弧状に曲成して
あり、隙間dへ挿入しやすくしてある。
【0020】しかして、このように構成された超音波探
触子14を用いて、管台2の内面検査を行うときは、点
検床7に安置されている上蓋1の下側に、まず、検査し
ようとする管台部位に対応して、駆動機構8を配置す
る。
【0021】このとき、挿入装置8には、超音波探触子
14が付いた昇降プレ−ト5が組込まれているとする。
この後、挿入装置8を動作させ、図3に示されるように
昇降プレ−ト5の先端に在る超音波探触子14を、ガイ
ド3aに沿って、管台3とサ−マルスリ−ブ3との間の
隙間dへ挿入する。
【0022】ついで、カプラント供給源からチュ−ブ1
5へカプラント水を供給する。すると、吐出孔15aか
ら吐出するカプラント水で、各センサ部11a,11b
の表面とこれと対向する管台2の内面との間が満たされ
る。
【0023】この後、超音波発信用のセンサ部11aを
発信動作させ、管台2に超音波を投入する。このとき管
台2に欠陥が在れば、同欠陥に応じて反射散乱した反射
波が超音波受信用のセンサ部11bで受信される。
【0024】この受信した信号を解析すれば、微少欠陥
の寸法、深さまでもわかる。こうした探傷が検査範囲l
に渡り行われる。ついで、この部位での探傷を終えた
ら、超音波探触子15を引抜き、挿入装置8の位置を変
えて、別の角度から超音波探触子15を隙間dへ挿入し
て、同様に探触すればよい。
【0025】こうした作業の繰返しにより、管台2の内
面全体の検査がなされる。かくして、薄形化した超音波
探触子15の採用により、従来の渦電流探傷子では困難
であった微少欠陥の定量化、すなわち欠陥部の寸法、特
に深さの定量検出ができる。
【0026】したがって、欠陥の検出精度が高く、管台
2の信頼性の向上が図れる。しかも、ミクロチュ−ブ1
5からセンサ部11a,11bの表面へ直接、カプラン
ト水を供給するので、カプラント水を溜めるような構造
は不要である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
微少欠陥の寸法、特に深さの定量検出ができる。したが
って、微少欠陥の定量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の超音波探触子を示す斜視
図。
【図2】(a)は、同超音波探触子の側断面図。(b)
は、同超音波探触子の正面図。
【図3】管台とサ−マルスリ−ブとの間へ超音波探触子
を挿入して管台内面を検査するときを説明する図。
【図4】原子炉容器の管台が付いた上蓋を説明するため
の断面図。
【図5】図4中のA部を拡大して示す断面図。
【図6】従来の渦電流探傷子を用いた管台内面の検査を
説明する図。
【符号の説明】
1…上蓋 2…管台 3…
サ−マルスリ−ブ 5…昇降プレ−ト 8…挿入装置 10…
センサヘッド 11…超音波センサ 11a…超音波発信用のセンサ
部 11b…超音波受信用のセンサ部 13
a…発信面 13b…受信面 14…超音波探触子 15…カラント水供給用ミクロチュ−ブ d
…隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入装置によって被検査物内に挿脱され
    る、挿入方向前側の端部に吐出口を有してなる薄板状の
    センサヘッドと、 超音波発信用のセンサ部と超音波受信用のセンサ部とに
    それぞれ分離されて薄形に形成されてなり、これら各セ
    ンサ部が前記センサヘッドの一側面に所定の間隔でそれ
    ぞれ発信面、受信面を同側面から露出させて埋設された
    超音波センサと、 前記センサヘッドに接続された、前記吐出口へカプラン
    ト水を供給するためのチュ−ブと、 を具備してなることを特徴とする超音波探触子。
JP6091794A 1994-04-28 1994-04-28 超音波探触子 Pending JPH07294501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091794A JPH07294501A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 超音波探触子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6091794A JPH07294501A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 超音波探触子

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Publication Number Publication Date
JPH07294501A true JPH07294501A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14036526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6091794A Pending JPH07294501A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 超音波探触子

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JP (1) JPH07294501A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009047539A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 原子炉圧力容器における溶接部の検査装置
JP2016161489A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 三菱重工業株式会社 管台検査装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990803