JPH0729429A - ワイヤーハーネスの配索治具 - Google Patents

ワイヤーハーネスの配索治具

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JPH0729429A
JPH0729429A JP5168214A JP16821493A JPH0729429A JP H0729429 A JPH0729429 A JP H0729429A JP 5168214 A JP5168214 A JP 5168214A JP 16821493 A JP16821493 A JP 16821493A JP H0729429 A JPH0729429 A JP H0729429A
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connector
jig
wire
wire harness
wiring
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Toru Makabe
徹 真壁
Norimasa Watanabe
則政 渡辺
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐電線の寸法不良の発生を防止し、弛みや
突っ張りのない、品質の良いワイヤーハーネスを製造す
る。 【構成】 ワイヤーハーネスを配索する布線板上に固定
されるベース部と、該ベース部に支持され上端に複数本
のピン42が立設された電線掛部38とを備え、コネク
タ15の取り付けられる分岐電線Waの端末部の根元を
前記ピン42間に挿入することで同端末部を前記電線掛
部38で支持するワイヤーハーネスの配索治具におい
て、前記コネクタ15の載置板44とコネクタ15の先
端位置を規制する規制壁46とを有した側面視L字形の
コネクタ支持部材34を、前記電線掛部38に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスの配
索時に用いられる配索治具に係り、特にコネクタの取り
付けられるワイヤーハーネス端末部を支持するワイヤー
ハーネスの配索治具に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスの配索は、図6に示す
ように、布線板1の上に間隔的に配索治具3、5を配置
し、これら治具3、5に電線を掛け渡しながら行ってい
る。この場合の配索治具3、5は、ベース部の上に、複
数のピンを持つ電線掛部を設けた構成とされている。
【0003】図7は、ワイヤーハーネスWの幹線部から
の分岐電線(ワイヤーハーネスの一部である)Waを処
理している状態を示している。図において、5はワイヤ
ーハーネス端末部用の配索治具、3はそれ以外の部分用
のものである。端末部用の配索治具5は、細いピン9が
3本以上突設された電線掛部11を有している。
【0004】分岐電線Waを処理する場合、分岐電線W
aの端末の端子金具13をコネクタ15に挿入し接続す
る。そして、分岐電線Waの端末部の根元を配索治具5
のピン9間に通すことで、コネクタ15を配索治具5に
引っ掛け、その状態で幹線側に分岐電線Waを引っ張り
ながら、分岐電線Waの寸法を配索治具5の位置によっ
て決め、テープ巻きしている(特開平3−114111
号公報参照)。
【0005】図8は、そのようにして製造したワイヤー
ハーネスWを示す。ワイヤーハーネスWの幹線部の中心
から分岐電線Waの端末のコネクタ15の先端までの長
さをLで表すと、この寸法Lを配索治具5を使って正確
に出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の処理
においては、分岐電線Waを引っ張りながらその長さ寸
法Lを決定しているが、従来は単にコネクタ15をピン
9に引っ掛けているだけで、コネクタ15の位置を規制
していたわけではないから、コネクタ15の姿勢がずれ
た場合、その影響で分岐電線Waの寸法Lが規定寸法よ
りも長くなる傾向があった。
【0007】また、分岐電線Waを引っ張りながら作業
するように指示しておいても、引っ張り方によっては、
コネクタの位置が動くことがあるため、電線が弛んだ状
態あるいは突っ張った状態でテープ巻きしてしまうこと
があった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮し、ワイヤーハ
ーネスの寸法不良の発生を防止すると共に、弛みや突っ
張りのない、品質の良いワイヤーハーネスを製造するこ
とのできるワイヤーハーネスの配索治具を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイヤーハー
ネスを配索する布線板上に固定されるベース部と、該ベ
ース部に支持され上端に複数本のピンが立設された電線
掛部とを備え、コネクタの取り付けられるワイヤーハー
ネスの端末部の根元を前記ピン間に挿入することで同端
末部を前記電線掛部で支持するワイヤーハーネスの配索
治具において、前記コネクタの載置部とコネクタの先端
位置を規制する規制部とを有した側面視L字形のコネク
タ支持部材を、前記電線掛部に設けたことを特徴として
いる。
【0010】
【作用】上記構成の配索治具によれば、コネクタが位置
規制された状態で支持される。したがって、配索時にコ
ネクタの姿勢や位置がずれるおそれがなく、分岐電線の
寸法出しが正確になる。また、弛みや突っ張りも発生し
なくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明の第1実施例に係る配索治具
30の側断面図であり、図2は図1の分解斜視図であ
る。
【0013】図2に示すように配索治具30は、治具本
体32にコネクタ支持部材34を着脱自在に取り付けた
ものである。治具本体32は、図示しないベース部の上
に支持棒36を介して電線掛部38を設けたものであ
る。この場合の電線掛部38は、支持棒36の上端に設
けられた直方体状ブロック40と、このブロック40の
上面に立設された3本のピン42とからなる。
【0014】一方、コネクタ支持部材34は、帯板をL
字形に曲げた形をなしており、コネクタ15が載置され
る水平な載置板(載置部)44と、コネクタ15の先端
位置を規制する垂直な規制壁(規制部)46とからな
る。規制壁46の上端はコネクタ15を嵌めやすくする
ために、外側にやや傾斜している。載置板44の端部に
は、前記3本のピン42に嵌まる3つの貫通孔45が幅
方向に並べてあけられており、これら貫通孔45をピン
42に嵌合することにより、コネクタ支持部材34は電
線掛部38に着脱自在に保持されている。この場合、図
2に示すように、ピン42から規制壁46までの間隔L
bは、図8に示したコネクタ15の寸法Laよりも若干
大きめに設定されている。
【0015】このような構造の配索治具を用いた場合、
図1に示すように、コネクタ15が適正な位置に適正な
姿勢で保持される。したがって、分岐電線Waの寸法が
正確に設定される。また、分岐電線Waを引っ張って
も、コネクタ15がずれたりしないため、電線の弛みや
突っ張りが発生することもない。
【0016】図3は、本発明の第2実施例を示す。この
図において、治具本体32の構成は上記第1実施例と同
じである。この実施例では、電線掛部38の直方体状ブ
ロック40の側面に、3枚の起立挟持片52、53、5
4を有したコネクタ支持部材50を一体的に固定してい
る。各起立挟持片52、53、54は、一枚の底板55
から起立したもので、これら3枚の起立挟持片52、5
3、54と直方体状ブロック40の側面とで、コネクタ
を収容するための空間を構成している。ここでは、底板
55がコネクタ載置部に相当し、中央の起立挟持片52
がコネクタ15の先端位置を規制する規制部に相当して
おり、これらは側面視すると、L字形をなしている。な
お、起立挟持片52、53、54はバネ性を有してお
り、各上部にはコネクタ抜け止め用の括れ57が設けら
れている。
【0017】この実施例の配索治具を用いる場合、図
4、図5に示すように、起立挟持片52、53、54間
にコネクタ15を嵌め入れる。これにより、上記第1実
施例と同様にコネクタ15が適正な位置に適正な姿勢で
保持され、上記と同様の効果を得ることができる。さら
に、起立挟持片52、53、54がバネ性を有している
ので、コネクタ15をより確実に保持することができ、
分岐電線Waを強く引っ張った場合にも、コネクタ15
が外れるおそれがない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コネクタ支持部材を電線掛部に設けたので、分岐電線の
寸法を精度良く設定することができると共に、電線の弛
みや突っ張りを防止することができる。したがって、品
質の良いワイヤーハーネスを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の側断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の配索治具の分解斜視図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例の使用状態を示す側断面図
である。
【図6】従来の配索治具を用いた布線作業途中の状態を
示す斜視図である。
【図7】従来の配索治具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図8】ワイヤーハーネスの分岐部の構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
W ワイヤーハーネス Wa 分岐電線(ワイヤーハーネス) 1 布線板 15 コネクタ 38 電線掛部 34,50 コネクタ支持部材 42 ピン 44 載置板(載置部) 46 規制壁(規制部) 52 起立挟持片(規制部) 55 底板(載置部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスを配索する布線板上に
    固定されるベース部と、該ベース部に支持され上端に複
    数本のピンが立設された電線掛部とを備え、コネクタの
    取り付けられるワイヤーハーネスの端末部の根元を前記
    ピン間に挿入することで同端末部を前記電線掛部で支持
    するワイヤーハーネスの配索治具において、前記コネク
    タの載置部とコネクタの先端位置を規制する規制部とを
    有した側面視L字形のコネクタ支持部材を、前記電線掛
    部に設けたことを特徴とするワイヤーハーネスの配索治
    具。
JP5168214A 1993-07-07 1993-07-07 ワイヤーハーネスの配索治具 Expired - Fee Related JP2934123B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6598988B1 (en) 1999-11-24 2003-07-29 Siemens Aktiengesellschaft Display instrument, in particular in a motor vehicle
JP2007234587A (ja) * 2006-02-01 2007-09-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 端末コネクタ受け治具、端末コネクタの固定方法及びワイヤハーネス組み立て方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6598988B1 (en) 1999-11-24 2003-07-29 Siemens Aktiengesellschaft Display instrument, in particular in a motor vehicle
JP2007234587A (ja) * 2006-02-01 2007-09-13 Furukawa Electric Co Ltd:The 端末コネクタ受け治具、端末コネクタの固定方法及びワイヤハーネス組み立て方法

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