JPH07294069A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07294069A
JPH07294069A JP8434794A JP8434794A JPH07294069A JP H07294069 A JPH07294069 A JP H07294069A JP 8434794 A JP8434794 A JP 8434794A JP 8434794 A JP8434794 A JP 8434794A JP H07294069 A JPH07294069 A JP H07294069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
refrigeration cycle
heat exchanger
air conditioner
indoor unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8434794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kogure
博志 小暮
Hiroaki Ishiyama
広明 石山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】2つのユニットを接続配管を用いて接続して構
成する冷凍サイクルにおいて、冷凍サイクルの一部に空
気中の水分、酸素、窒素、炭酸ガス等のガスの中で2つ
以上吸収できる物質を封入した冷凍サイクルと空気除去
終了を表示する制御を有する空気調和機。 【効果】空気を取り除くための真空引きの作業やエアパ
ージの作業が不要となり、約20%の作業時間の短縮が可
能となる。さらに、空気除去作業を確実に行わせる効果
もある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットと室外ユ
ニットを接続配管を使いフレアナットを用いて接続して
構成される冷凍サイクルにおいて、冷凍サイクル構成時
にサイクル内の空気を除去する作業を無くする事ができ
る、空気調和機の初期運転制御法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内ユニットと室外ユニットを接続配管
を使つて接続する空気調和機の一例を図2に示す。1は
室内ユニット、2は室外ユニット、3は接続配管、4は
サービスバルブ、5はフレアナットである。この様な空
気調和機で冷房運転を行なう事が出来る冷凍サイクルの
一例を図4に示す。6は圧縮機、7は室外側熱交換器、
8は減圧器、9は室内側熱交換器で、室内側熱交換器9
と圧縮機6の間にくるフレアナット5b及びサービスバ
ルブ4bの内径は圧力損失を少なくするために代のフレ
アナット5a及びサービスバルブ4aの内径より太くな
つている。この様な冷凍サイクルにおいて、接続配管3
を使い冷凍サイクルを形成した時に、サービスバルブ4
a、フレアナット5a、室内側熱交換器9、フレアナッ
ト5b、サービスバルブ4bの所に位置する配管内には
空気が残っている。この空気を取り除くために、サービ
スバルブ4b部にあるフレアナット部10に真空ポンプ
11を接続し、空気を除いてから、サービスバルブ4a
と4bを開き、室内ユニット1と室外ユニット2を連結
し冷凍サイクルを形成していた。簡易的には、サービス
バルブ4aを2〜3秒間開き、室外ユニット2にある冷
媒を空気が入つている配管の中に混入させ、このガスを
サービスバルブ4bのフレアナット9から大気中に放出
することを数回行なうことにより、冷凍サイクル内から
空気を無くする方法が行なわれていた。冷凍サイクル内
の水分を取り除くためにドライヤーを取り付けた公知例
として実開昭53−41766号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、接続配管
を使って冷凍サイクルを形成する時に、真空ポンプを用
いて配管中の空気を除去せねばいけないために、手間が
かかり作業時間が長く必要なこと、また、冷凍サイクル
内の冷媒を用いて空気を取り除くためには、冷媒を空気
中に放出することになり作業のバラツキにより冷凍サイ
クル内の冷媒量に変化が発生しやすく、性能のバラツキ
が発生しやすいことや、地球環境的にもオゾン層破壊等
の問題から冷媒の放出は良くないことより、以上の様な
作業無しで空気を取り除く方法が必要となつて来てい
る。
【0004】本発明の目的は、前記問題点の作業を容易
にするためになされたもので、冷凍サイクル中の空気
(水分、酸素、窒素、炭酸ガス等)を取り除く吸着材を
設置することにより、冷凍サイクル形成時の真空引き
や、冷媒による空気の除去作業を無くする冷凍サイクル
を有する空気調和機において、工事初期の必要運転時間
を如何程にしてよいか明確で無かった。これを作業者に
わかる様にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、室外ユニットの冷凍サイクル内に空気を吸着する吸
着剤を設けておき、室内ユニットを接続配管で接続して
冷凍サイクルを運転した時に、冷凍サイクル内の空気を
吸着剤に吸着させて取り除くことにより、従来の様な空
気の除去方法を行なうことなく冷凍サイクルを形成する
空気調和機において、冷凍サイクル内の空気が無くなる
運転終了を知らせる手段を設ける事により、確実に空気
除去作業を行わせる事が出来る様にしたものである。
【0006】
【作用】空気の主成分としては、水分、酸素、窒素、炭
酸ガス等であり、特にこれらを吸着する吸着剤を冷凍サ
イクル内に設ける必要がある。特に水分、酸素は、冷凍
サイクル内の冷凍機油の分解や、冷凍サイクル内を腐食
させる等の問題を発生させるため、此れ等を十分取り除
ける吸着剤の素材を設けるとともに、冷凍サイクルから
空気を除去する運転が必要である。
【0007】
【実施例】以下、本発明に関係する冷凍サイクルを図4
にて説明する。まず、図1は本発明の実施例に係る冷凍
サイクルである。12は吸着剤(ガスを吸着出来る穴径
がことなるゼオライロ)が入った容器であり、冷房運転
のみ行なう冷凍サイクルにおいては、室外側熱交換器7
と減圧器8の間に吸着剤を設置した方が、吸着剤の所に
液冷媒が流れるため、流速が低くなり、吸着剤の破砕等
が発生しなくなり、良好な位置である。ここで、空気の
吸着剤としては、空気中の成分である水分、酸素、窒
素、炭酸ガス等の中で、特に水分、酸素の吸着が必要で
ある。水分の吸着としては、穴径が3オングストローム
以下のゼオライトを用いるとよく、従来でも蒸発温度が
零度以下となる低温用冷凍サイクルには凍結による詰ま
り防止に使用されていた。酸素の吸着としては、炭素材
のゼオライト様な物質入れると良く酸素を取り除く事が
できる。窒素の吸着にも同じく穴径の違うゼオライトを
用いれば取り除く事が出来る。炭酸ガスの吸着には、穴
径が4オングストローム以下のゼオライトを用いれば取
り除く事が出来る。この様に、吸着剤としては、吸着す
る物質を入れ、冷凍サイクル中に固定して置ける様にす
れば、冷凍サイクル中のガスを取り除いた事になる。
【0008】ここで、冷凍サイクルを構成した時、冷凍
サイクル中に長時間空気を入れておくと悪い影響を及ぼ
すので、接続したときは早く冷凍サイクルを運転し、吸
着剤に空気を吸着させた方が良い。その為に、試運転ボ
タンを押した時、一定時間空気を吸着させるための運転
を行なう様にすると、間違い無く、容易で早急に取り除
く事ができる。吸着試運転時間は、空気中のガスを取り
除ける約10分間行なうとよい。実際の作業において、
吸着試運転時間を正しく把握することが非常に難しい。
そこで、本発明は、試運転SWを押して運転した時に、
冷凍サイクル中の空気が無くなる運転時間が経過した
ら、作業者に分からせる信号を与えるものである。空気
吸着試運転フォロ−を図1に示す。図4の如く冷凍サイ
クルを構成した後、試運転SWをONすると、冷凍サイ
クル中の空気が無くなるまで、試運転を行う。この運転
終了後、吸着試運転終了表示を行い、作業者に運転終了
を分からせる。ここで、運転終了の表示として、空気調
和機の運転ランプの表示を用いて、点滅で知らせる。又
は、内ファンの強弱を繰り返えして知らせる。又は、空
気調和機に設けられた音声ユニットで、『吸着運転を終
了しました』を知らせる。等の告知手段を設ける事によ
り、空気除去運転を確実に行わせる事が出来るものであ
る。
【0009】
【発明の効果】以上の如く本発明は、冷凍サイクルの一
部に、空気中の成分である、水分、酸素、窒素、炭酸ガ
ス等のガスを吸収できる物質を封入しておく事により、
空氣調和機の室内ユニット1を接続管3を用いて室外ユ
ニット2と接続した時に、接続管3及び室内ユニット1
内に入っていた空気を取り除くことなく運転しても、冷
凍サイクル内に異常を発生させないで運転できる様にし
た冷凍サイクルを有する空気調和機において、空気除去
運転を確実に行なわせる様にしたものである。この様に
することにより、空気を取り除くための真空引き作業や
エアパージの作業が不要となり、約20%の作業時間の短
縮が可能となる。又、エアパージ等による空気抜き作業
においては、冷凍サイクル内の冷媒封入量のバラツキを
発生させ、能力のバラツキの原因となつていたが、これ
も無くすことができる。又、エアパージの時は冷媒を空
気中に放出し、地球環境的にも良くないと言うことがわ
かってきており、これも無くすことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転制御を示す図である。
【図2】空気調和機の外観図である。
【図3】従来の冷凍サイクル図である。
【図4】本発明に関する冷凍サイクル図である。
【符号の説明】
1…室内ユニット、 2…室外ユニット、 3…接続管、 4…サービブバルブ、 5…フレアナット、 6…圧縮機、 7…室外側熱交換器、 8…減圧器、 9…室内側熱交換器、 10…フレアナット、 11…真空ポンプ、 12…吸着剤が入った容器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのユニットを接続配管(8)を用いて
    接続して構成する冷凍サイクルに、冷凍サイクルの一部
    に空気中の水分、酸素、窒素、炭酸ガス等のガスの中で
    2つ以上吸収できる物質を封入した空気調和機におい
    て、冷凍サイクル内に混入した空気を除去するため、冷
    凍サイクル構成時に試運転SWにより運転させ、その後
    に冷凍サイクルの空気が除去した事を認知させる機能を
    設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空気調和機において、試運
    転時に空気中のガスが除去できた後に、運転ランプを点
    滅させた事を特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の空気調和機において、試運
    転時に空気中のガスが除去できた後に、送風機のファン
    を強弱させた事を特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】請求項1記載の空気調和機において、試運
    転時に空気中のガスが除去できた後に、音声装置を用い
    て認知させた事を特徴とする空気調和機。
JP8434794A 1994-04-22 1994-04-22 空気調和機 Pending JPH07294069A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009157325A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び空気調和装置
JP2017015319A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 日立アプライアンス株式会社 断熱箱体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009157325A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び空気調和装置
JPWO2009157325A1 (ja) * 2008-06-24 2011-12-08 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び空気調和装置
JP2017015319A (ja) * 2015-07-01 2017-01-19 日立アプライアンス株式会社 断熱箱体

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