JPH0824553A - ガス組成制御装置 - Google Patents

ガス組成制御装置

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Publication number
JPH0824553A
JPH0824553A JP6168256A JP16825694A JPH0824553A JP H0824553 A JPH0824553 A JP H0824553A JP 6168256 A JP6168256 A JP 6168256A JP 16825694 A JP16825694 A JP 16825694A JP H0824553 A JPH0824553 A JP H0824553A
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JP
Japan
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adsorption
gas
port
regeneration
flow path
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Application number
JP6168256A
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English (en)
Inventor
Atsunori Ochi
篤則 越知
Akira Yanagida
昭 柳田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/151Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2

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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内の空気をポンプにより吸着タンクに送っ
て窒素や二酸化炭素を除去し、酸素富化空気として室内
に供給するものにおいて、吸着剤の再生時にも酸素富化
空気を室内に供給できるようにする。 【構成】 吸着運転時にはポンプ11により室内の空気
が矢印Fで示す流路で吸着タンク14に送られ、吸着剤
21により窒素、二酸化炭素を吸着除去されて酸素に富
んだ空気となる。この酸素富化空気は吸着タンク14か
ら矢印Hで示す流路で室内に供給される。このとき、酸
素富化空気の一部はサージタンク23に蓄えられる。再
生運転時にはポンプ11により吸着タンク14内が減圧
されるので、吸着剤15に吸着された窒素や二酸化炭素
が脱着されて矢印Gで示す流路にて大気中に排出され
る。このとき、サージタンク23内の酸素富化空気は逆
止弁25により逆流することのないようにされているの
で、そのサージタンク23内の酸素富化空気を室内に連
続して供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の成分ガスを含む原
料ガス中から不要の成分ガスを吸着部に収容された吸着
剤により吸着して必要成分ガスに富んだガスを供給する
ガス組成制御装置に係わり、特に吸着部を複数設けなく
とも、吸着剤の再生時にも必要成分ガスに富んだガスを
得ることができるようにしたガス組成制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のガス組成制御装置には、酸素富
化空気生成装置がある。これは、図13に示すように、
ポンプ1により原料ガスである空気を室内から吸入して
これを吸着剤を収容した吸着タンク2に送り、ここで窒
素および二酸化炭素を吸着剤により吸着し、酸素富化空
気とする。このとき、第1および第2の電磁弁3および
4は開放状態、第3および第4の電磁弁5および6は閉
塞状態とされ、空気は矢印Aで示す流路を流れる。そし
て、吸着タンク2から矢印B方向に送り出された酸素富
化空気は矢印Cで示すように一部サージタンク7に流入
して貯留され、残りの酸素富化空気は室内に送られる。
【0003】吸着剤が能力の限界まで窒素および二酸化
炭素を吸着すると、吸着剤から窒素および二酸化炭素を
除く再生運転が行われる。この再生運転は第3および第
4の電磁弁5および6は開放状態、第1および第2の電
磁弁3および4は閉塞状態とされ、ポンプ1によって吸
着タンク2内のガスを矢印Dで示す流路を介して吸引す
ることにより行われる。このため、サージタンク7に貯
留された酸素富化空気が矢印Eで示すように逆流して吸
着タンク2内に流入し、この酸素富化空気が吸着剤の再
生ガスとして利用される。なお、図13において、8は
再生時に室内の空気が吸着タンク2側に吸入されること
を防止するための逆止弁である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように吸着剤の再
生時には、サージタンク7内の酸素富化空気を再生ガス
として使用するため、その再生運転中は酸素富化空気を
室に供給することができなくなる。このため、酸素富化
空気を連続して供給することが要求される場合には、図
13に示す装置を複数組使用する必要があるが、これで
は、装置の設置のために広いスペースを必要とし、しか
も設備コストが高くなる。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、吸着部、送気手段などを複数組設けず
とも、必要な成分ガスを多く含んだガスを連続的に供給
できるガス組成制御装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のガス組成制御装置は、複数の成分ガスを含
む原料ガス中から不要の成分ガスを吸着するための吸着
剤を収容した吸着部を備え、この吸着部内に送気手段に
より原料ガスを送って必要成分ガスに富んだガスを生成
するガス組成制御装置において、前記吸着剤に不要成分
ガスを吸着させる吸着運転時には、前記送気手段の吸入
側を前記原料ガスの供給源に連通させると共に吐出側を
前記吸着部に連通させ、前記吸着剤から当該吸着剤が吸
着した不要成分ガスを除く再生運転時には、前記送気手
段の吸入側を前記吸着部に連通させると共に吐出側を排
出部に連通させるように流路を切り換える流路切換手段
と、前記吸着運転時に前記吸着部で生成された必要成分
ガスに富むガスの一部を溜める貯留部と、この貯留部に
貯留した必要成分ガスに富んだガスが前記吸着部側に逆
流することを阻止する逆止手段とを設け、前記再生運転
時には前記貯留部から必要成分ガスに富むガスを得るよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0007】この場合、前記流路切換手段は、前記送気
手段の吸入側と原料ガスの供給源とを接続する流路に設
けられ、吸着運転時に開放し再生運転時に閉塞する第1
の開閉手段と、前記送気手段の吐出側と前記吸着部とを
接続する流路に設けられ、吸着運転時に開放し再生運転
時に閉塞する第2の開閉手段と、前記送気手段の吸入側
と前記吸着部との間を接続する流路に設けられ、吸着運
転時に閉塞し再生運転時に開放する第3の開閉手段と、
前記送気手段の吐出側と前記排出部とを接続する流路に
設けられ、前記吸着剤の吸着運転時に閉塞し再生運転時
に開放する第4の開閉手段とにより構成することができ
る。
【0008】また、前記流路切換手段は、前記送気手段
の吸入側に接続される第1の口、この送気手段の吐出側
に接続される第2の口、原料ガスの供給源に接続される
第3の口、前記吸着部に接続される第4の口、前記排出
部に接続される第5の口を有し、吸着運転時に前記第1
の口と第3の口とを接続すると共に前記第2の口と第4
の口とを接続し、再生運転時に前記第1の口と第4の口
とを接続すると共に前記第2の口と第5の口とを接続す
る五方弁装置により構成しても良い。
【0009】本発明のガス組成制御装置では、吸着運転
時間および再生運転時間をカウントするタイマ手段を設
け、前記流路切換手段による流路の切り換えを、前記タ
イマ手段のカウント時間に基づいて行う構成とすること
ができる。
【0010】また、前記吸着部内の圧力を検出する圧力
検出手段を設け、前記流路切換手段による流路の切り換
えを、前記圧力検出手段により検出された圧力に基づい
て行う構成としても良い。
【0011】
【作用】本出願の発明者は酸素富化空気生成装置におい
て、再生ガス(酸素富化空気)を吸着タンク1内に供給
して吸着剤を再生する場合(再生ガス方式)と、再生ガ
スを供給することなく吸着タンク1内を真空引きしてそ
の内部圧力を低くすること(再生圧力)によって吸着剤
を再生させる場合(再生圧力方式)とで、再生ガス、再
生圧力がそれぞれ吸着剤の再生にどの程度寄与している
かを、吸着タンク1内の圧力を種々変化させて実験し
た。その結果を図11に示す。
【0012】この図11によれば、再生ガスの寄与率は
吸着タンク1内の圧力が低下するに伴って低くなり、−
8Kgf/cm(ゲージ圧)では僅かに5%程度とな
って再生ガスの必要性がなくなる。これに対し、再生圧
力の寄与率は、その圧力が低下するに従って上昇し、−
8Kgf/cm(ゲージ圧)では90%程度となる。
このことから、吸着剤の再生は吸着タンク1内に再生ガ
ス(酸素富化空気)を供給しなくとも、吸着タンク1内
を減圧することだけでも、吸着剤の再生を効果的に行い
得ることが理解される。
【0013】以上のことから、上記手段の本発明によれ
ば、貯留部に貯留した必要成分ガスに富んだガスが吸着
部側に逆流することを阻止する逆止手段が設けられてい
るので、吸着剤の再生時に吸着部が送気手段により減圧
されても、貯留部内のガスは吸着部に供給されない。こ
のため、吸着剤の再生は、吸着部を減圧することで行う
再生圧力方式によることとなり、再生ガスを供給せずと
も吸着剤の再生を効果的に行うことができる。従って、
吸着運転時に吸着部で生成された必要成分ガスに富むガ
スを一部貯留部に貯留しておき、この貯留部に貯留した
ガスを、再生運転時にそのガスを必要とする所に供給で
きる。
【0014】また、流路切換手段を第1〜第4の開閉手
段により構成した場合には、開と閉との間で往復動作す
る安価なものを使用できる。流路切換手段を五方弁装置
により構成した場合には、小形化できる。また、流路切
換手段による流路の切り換えを、タイマ手段のカウント
時間により行う構成とした場合には吸着運転と再生運転
との切り換えのための制御構成が簡単となり、圧力検出
手段の検出圧力により行う構成とした場合には、吸着お
よび再生の切り換えをそれぞれにとって最適な状態で行
うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を酸素富化空気生成装置に適用
した第1の実施例を図1〜図3に基づいて説明する。こ
の実施例における酸素富化空気生成装置は、室内の空気
を吸引して窒素および二酸化炭素を除き、酸素を多く含
んだ空気にして室内に供給するものであり、かかる装置
において原料ガスは室内の空気である。
【0016】酸素富化空気生成装置の全体構成は図1に
示されている。同図に示すように、送気手段たるポンプ
11の吸入口11aは第1の吸入パイプ12により原料
ガスの供給源である室内に接続されていると共に、第2
の吸入パイプ13により吸着部としての吸着タンク14
に接続されている。また、ポンプ11の吐出口11bは
第1の吐出パイプ15により吸着タンク14に接続され
ていると共に、第2の吐出パイプ16を介して排出部と
しての大気中に開放されている。尚、吸着タンク14は
通常吸着塔と称する。
【0017】ガスの流路である上記第1の吸入パイプ1
2および第1の吐出パイプ15には第1および第2の開
閉手段としての第1および第2の電磁弁17および18
が設けられ、第2の吸入パイプ13および第2の吐出パ
イプ16には第3および第4の開閉手段としての第3お
よび第4の電磁弁19および20が設けられている。こ
れら第1〜第4の電磁弁17〜20は吸着運転と再生運
転とでポンプ11の吸入流路および吐出流路を切り換え
るための流路切換手段を構成する。なお、第1〜第4の
電磁弁17〜20は断電状態では閉塞状態にあり、通電
されると開放動作するように構成されている。
【0018】吸着運転時には、第1および第2の電磁弁
17および18が開放され、第2および第4の電磁弁1
9および20は閉塞されるようになっており、室内空気
が図1に矢印Fで示す流路で吸着タンク14に送られ
る。また、再生運転時には、第3および第4の電磁弁1
9および20が開放されて第1および第2の電磁弁17
および18が閉塞されるようになっており、このときに
は、吸着タンク14内のガスが図1に矢印Gで示す流路
で大気中に排出される。
【0019】さて、前記吸着タンク14内には、空気中
の不要ガスである窒素および二酸化炭素を吸着するゼオ
ライトなどの吸着剤21が収容され、吸着運転時に吸着
タンク14内に供給された空気は酸素富化空気とされ、
図1に矢印Hで示すように還流流路である還流パイプ2
2を介して室内に供給される。この還流パイプ22の途
中には、貯留部としてのサージタンク23が接続されて
おり、還流パイプ22を流れる酸素富化空気の一部が矢
印Iで示すようにサージタンク23内に流入して蓄えら
れるようになっている。そして、還流パイプ22のう
ち、サージタンク23よりも下流側(室内側)には室内
空気の逆流を阻止するための逆止弁24が設けられてい
ると共に、サージタンク23よりも上流側(吸着部14
側)には再生運転時にサージタンク23内の酸素富化空
気が吸着タンク14に逆流することを阻止する逆止手段
としての逆止弁25が設けられている。
【0020】この酸素富化空気生成装置を制御するため
の電気回路構成は図2に示されている。同図において、
前記ポンプ11は電源スイッチである第1の手動スイッ
チ26を直列に介して交流電源27に接続されている。
また、吸着運転および再生運転が交互に行われるように
制御するためのタイマ手段たるタイマ28が第2の手動
スイッチ29および第1の手動スイッチ26を直列に介
して交流電源27に接続されている。このタイマ28は
断電状態においてオフ状態にある常開側スイッチTaと
オン状態にある常閉側スイッチTbとを備えており、こ
のタイマ28は、通電されると計時動作を開始して所定
時間毎、例えば20秒毎にスイッチTaおよびTbを交
互にオンさせるように構成されている。そして、前記第
1および第2の電磁弁17および18は並列に接続さ
れ、この並列回路が常開側スイッチTaおよび第1の手
動スイッチ26を直列に介して交流電源27に接続され
ている。また、第3および第4の電磁弁19および20
も並列に接続され、この並列回路が常閉側スイッチTb
および第1の手動スイッチ26を直列に介して交流電源
27に接続されている。
【0021】次に上記のように構成した酸素富化空気生
成装置の作用を、図3に示すタイムチャートをも参照し
ながら説明する。第1の手動スイッチ26をオン操作す
ると、ポンプ11が起動する。なお、このとき第2の手
動スイッチ26はオフされているため、タイマ28の常
閉側スイッチTbにより第3および第4の電磁弁19お
よび20が通電されて開放動作し、ポンプ11が図1に
矢印Gで示す流路で吸着タンク14内のガスを吸引して
大気中に排出する動作を行う。
【0022】この後、第2の手動スイッチ29をオン操
作すると、タイマ28が通電されて計時動作を開始し、
まず常開側スイッチTaをオンし、常閉側スイッチTb
をオフさせる。これにより吸着運転が開始され、室内の
空気が、図1に矢印Fで示すように第1の吸入パイプ1
2を介してポンプ11に吸引され、第1の吐出パイプ1
5を介して吸着タンク14内に供給されるようになる。
吸着タンク14内に供給された空気は、吸着剤21によ
り不要成分ガスである窒素および二酸化炭素を吸着除去
されて酸素富化空気となり、図1に矢印Hで示すように
還流パイプ22を介して室内に供給される。このとき、
酸素富化空気の一部はサージタンク23に蓄えられる。
【0023】タイマ28が吸着運転時間である20秒を
カウントすると、再生運転に切り換えるべく常開側スイ
ッチTaをオフし、常閉側スイッチTbをオンする。こ
れにより第1および第2の電磁弁17および18が閉塞
し、第3および第4の電磁弁19および20が開放する
ように切り換えられるため、ポンプ11は図1に矢印G
で示すように第2の吸入パイプ13を介して吸着タンク
14内のガスを吸引し、第2の吐出パイプ16を介して
大気中に排出するようになる。このとき、サージタンク
23内に蓄えられた酸素富化空気は逆止弁25により吸
着タンク14への流入を止められた状態になっているの
で、この再生運転は再生ガスを使用することなく吸着タ
ンク14内の圧力を下げて吸着剤21を再生する再生圧
力方式で行われることとなる。
【0024】さて、再生運転の開始により、吸着タンク
14内が減圧されてその真空度が増してくると、吸着剤
21に吸着されていた窒素および二酸化炭素は吸着剤2
1から脱着されて最終的に大気中に放出されるようにな
り、これにより吸着剤21は再生される。このような再
生運転中、サージタンク23内に蓄えられていた酸素富
化空気は、サージタンク23内の圧力(供給手段)によ
り図1に矢印Jで示すように室内へと供給されるように
なり、従って再生運転中も室内への酸素富化空気の供給
は継続されることとなる。なお、サージタンク23内に
蓄えられた酸素富化空気は、例えばブロア(供給手段)
により室内に供給するように構成しても良い。
【0025】上述のような再生運転が20秒行われる
と、タイマ28が常開側スイッチTaをオンし、常閉側
スイッチTbをオフするため、吸着運転が再開される。
そして、その後20秒経過すると、タイマ28が常開側
スイッチTaをオフし、常閉側スイッチTbをオンする
ため、再生運転に切り換えられる、というように吸着運
転と再生運転とが交互に行われるが、酸素富化空気は吸
着運転中はもちろん、再生運転中も室内に連続して供給
される。
【0026】このように本実施例によれば、再生運転を
再生圧力方式にて行うようにしたので、その再生運転中
にサージタンク23内の酸素富化空気を再生ガスとして
使用する必要性はない。このため、吸着運転中にサージ
タンク23内に蓄えた酸素富化空気を再生運転中に室内
に供給することができ、1つの吸着タンク14にて連続
的に室内に酸素富化空気を供給することができる。
【0027】ところで、図12は再生ガス方式と再生圧
力方式とで吸着剤の再生に要する時間がどの程度違うか
を実験した結果を示す。この図12において、Vはサー
ジタンクの容量を示し、V=0の曲線は再生ガスを用い
ない再生圧力方式を示す。同図からも明らかなように、
吸着タンク(吸着塔)内を或る真空度まで減圧するに要
する時間、すなわち吸着剤から窒素や二酸化炭素の脱着
がなくなって吸着剤の再生が終了するまでに要する時間
は再生ガス方式よりも、再生圧力方式の方が短い。そし
て、サージタンク23は、再生運転中、室内に酸素富化
空気を供給できるだけの容量を必要とするが、再生時間
が短くて済む本実施例では、サージタンク23としては
小容量のもので良く、それ程大きな容量のものを使用し
なくとも済むものである。
【0028】また、本実施例では、吸着運転と再生運転
との切り換えタイミングをタイマ28のカウント時間に
基づいて決定する構成であるので、制御構成が簡単であ
り、特に本実施例は1個のタイマ28のみで済むので制
御盤の小形化、ひいては酸素富化空気生成装置全体の小
形化を図ることができる。
【0029】図4および図5は本発明の第2の実施例を
示す。この実施例は吸着運転時間と再生運転時間とを異
ならせる場合の制御構成を示すものであり、図4および
図5に図2と同一部分には同一符号を付して異なる部分
のみ説明する。
【0030】吸着運転時間をカウントするタイマ手段と
しての第1のタイマ30は常開スイッチT1aを有し、
通電されると例えば20秒をカウントした時点で常開ス
イッチT1aをオンする。また、再生運転時間をカウン
トするタイマ手段としての第2のタイマ31は常閉スイ
ッチT2bを有し、通電されると例えば15秒をカウン
トした時点で常閉スイッチT2bをオフさせる。
【0031】上記第1のタイマ30、第1の電磁弁1
7、第2の電磁弁18は並列に接続され、この並列回路
がリレー32の常閉側スイッチRb、第2の手動スイッ
チ29第1の手動スイッチ26を直列に介して交流電源
27に接続されている。また、リレー32と第2のタイ
マ31の常閉スイッチT2bとは直列に接続されてお
り、この直列回路、第2のタイマ31、第3の電磁弁1
9、第4の電磁弁20は、第1のタイマ30の常開スイ
ッチT1aとリレー32の常開側スイッチRaとの並列
回路、第1の手動スイッチ26を直列に介して交流電源
27に接続されている。
【0032】この制御構成において、第1の手動スイッ
チ26がオン操作されると、ポンプ11が起動する。そ
して、第2の手動スイッチ29をオン操作すると、第1
のタイマ30がタイマ動作を開始すると共に、第1およ
び第2の電磁弁17および18が通電されて開放し、吸
着運転が行われる。
【0033】吸着運転が20秒行われると、第1のタイ
マ30が常開スイッチT1aをオンさせるため、リレー
32が通電されて常開側スイッチRaをオンさせると共
に、常閉側スイッチRbをオフさせる。これにより第1
および第2の電磁弁17および18が断電されて開放動
作すると共に、第3および第4の電磁弁19および20
が通電されて開放動作し、以て再生運転が行われる。同
時に、第2のタイマ31が通電されて計時動作を開始す
る。なお、常閉側スイッチRbのオフにより第1のタイ
マ30が断電されて常開スイッチT1aをオフさせる
が、このときには常開側スイッチRaのオンによりリレ
ー32の自己保持回路が形成されていてリレー32が断
電されることはない。
【0034】再生運転が15秒行われると、第2のタイ
マ31が常閉スイッチT2bをオフさせるため、リレー
32が断電されて常開スイッチRaをオフさせると共
に、常閉スイッチRbをオンさせる。これにより、第3
および第4の電磁弁19および20が断電されると共
に、第1および第2の電磁弁17および18が通電され
て吸着運転が開始され、同時に第1のタイマ30が計時
動作を開始する。以下、20秒経過すると再生運転に切
り換えられ、15秒経過すると吸着運転に切り換えられ
るというように吸着運転と再生運転とが交互に行われ
る。このように構成した場合には、吸着運転時間と再生
運転時間とを個別に設定できるので、吸着および再生に
最適な時間で吸着運転と再生運転とを行うことができ
る。
【0035】図6および図7は本発明の第3の実施例を
示すもので、これは吸着運転と再生運転との切り換えを
吸着タンク14内の圧力に応じて行うようにしたもので
ある。すなわち、吸着タンク14内の圧力に応じて動作
する高圧側圧力スイッチ33と低圧側圧力スイッチ34
とが設けられている。高圧側圧力スイッチ33は吸着運
転において吸着タンク14内の圧力が例えば0.5Kg
f/cm(ゲージ圧、以下同じ)になったときオン動
作するもので、低圧側圧力スイッチ34は再生運転時に
吸着タンク14内の圧力が例えば−0.8Kgf/cm
になったときオン動作するものである。
【0036】上記高圧側圧力スイッチ33は第1のリレ
ー35と直列に接続され、この直列回路、第1の電磁弁
17、第2の電磁弁18の並列回路が第2のリレー36
の常閉側スイッチR2b、第2の手動スイッチ29およ
び第1の手動スイッチ26を直列に介して交流電源27
に接続されている。そして、第2のリレー36は第3の
リレー37の常閉スイッチR3bと直列に接続され、第
3のリレー37は低圧側圧力スイッチ34と直列に接続
され、これらの直列回路、第3の電磁弁19、第4の電
磁弁20が第1のリレー35の常開スイッチR1aと第
2のリレー36の常開側スイッチR2aとの並列回路、
および第1の手動スイッチ26を直列に介して交流電源
27に接続されている。
【0037】この制御構成において、第1の手動スイッ
チ26がオン操作されると、ポンプ11が起動する。そ
して、第2の手動スイッチ29がオン操作されると、第
1および第2の電磁弁17および18が通電されて開放
し、吸着運転が行われる。この吸着運転において、ポン
プ11により室内空気が吸着タンク14内に供給される
ことによって該吸着タンク14内の圧力が0.5Kgf
/cmにまで上昇すると、高圧側圧力スイッチ33が
オンするため、第1のリレー35が通電されて常開スイ
ッチR1aをオンさせる。すると、第2のリレー36が
通電されて常閉側スイッチR2bをオフさせると共に、
常開側スイッチR2aをオンさせる。これにより第1の
リレー35が断電されると共に、第1および第2の電磁
弁17および18が断電される。そして、第1のリレー
35の断電によりその常開スイッチR1aがオフする
も、第2のリレー36の常開側スイッチR2aのオンに
より第3および第4の電磁弁19および20が通電され
て開放動作し、以て再生運転が行われる。
【0038】再生運転において、ポンプ11により吸着
タンク14内のガスが吸引されることによって該吸着タ
ンク14内の圧力が−0.8Kgf/cmまで減少す
ると、低圧側圧力スイッチ34がオン動作する。これに
より、第3のリレー37が通電されて常閉スイッチR3
bをオフさせるため、第2のリレー36が断電されて常
開側スイッチR2aをオフさせると共に、常閉側スイッ
チR2bをオンさせるため、第3および第4の電磁弁1
9および20が断電されて閉塞動作すると共に、第1お
よび第2の電磁弁17および18が通電されて開放動作
し、これにて吸着運転が再開される。そして、以下、上
述したと同様にして吸着タンク14内の圧力に基づいて
再生運転、吸着運転が交互に行われる。
【0039】ところで、吸着運転時にあっては、吸着剤
21が吸着タンク13内に供給される空気から窒素、二
酸化炭素を吸着するので、吸着タンク14内の圧力はそ
れ程高くならないが、吸着剤21が吸着能力が低下して
くると窒素、二酸化炭素を吸着し難くなるので、吸着タ
ンク14内の圧力は次第に上昇するようになる。一方、
再生運転時にあっては、再生程度が低いときには、吸着
剤21からの窒素、二酸化炭素の排出量が多いので、吸
着タンク14内の圧力はそれ程低くならないが、再生が
進んでくると、吸着剤21からの窒素、二酸化炭素の排
出量が次第に少なくなってくるので、吸着タンク14内
の圧力は次第に低下するようになる。
【0040】従って、吸着タンク14内の圧力により吸
着剤21の吸着能力の低下程度、再生程度を知ることが
できるので、吸着タンク14内の圧力に基づいて吸着運
転から再生運転への切り換え、再生運転から吸着運転へ
の切り換えを行う本実施例では、ポンプ11の能力、吸
着タンク14の容量、吸着剤21の量など、そのシステ
ムにとって最適な時期に吸着運転と再生運転との間での
切り換えを行うことができる。
【0041】図8および図9は本発明の第4の実施例を
示す。この実施例は吸着タンク14内の圧力を検出する
圧力センサ38の出力に基づいて制御手段としてのマイ
クロコンピュータ39により第1〜第4の電磁弁17〜
20を通断電制御するように構成したもので、図8に示
すように、圧力センサ28の出力信号はマイクロコンピ
ュータ38に入力され、マイクロコンピュータ38は圧
力センサ28の出力信号および予め設定されたプログラ
ムに基づいて駆動回路40を介して第1〜第4の電磁弁
17〜20を通断電制御する。
【0042】このように構成した本実施例の制御内容を
説明する。ポンプ11の運転が開始されると、マイクロ
コンピュータ38は図9のフローチャートに示す運転切
換制御を開始し、まず第1および第2の電磁弁17およ
び18に通電してこれを開放動作させ、吸着運転を行わ
せる(ステップS1)。次に、マイクロコンピュータ3
9は圧力センサ38の出力信号を読み込んで吸着タンク
14内の圧力が0.5Kgf/cmに達したか否かを
監視する状態となる(ステップS1およびS2の繰り返
し実行)。
【0043】吸着タンク14内の圧力が0.5Kgf/
cmに達すると、マイクロコンピュータ39はステッ
プS2で「YES」と判断し、次に第1および第2の電
磁弁17および18を断電して閉塞動作させると共に、
第3および第4の電磁弁19および20に通電してこれ
を開放動作させて再生運転を開始させる(ステップS
3)。その後、マイクロコンピュータ39は圧力センサ
38の出力信号を読み込んで吸着タンク14内の圧力が
−0.8Kgf/cmに達したか否かを監視する状態
となり(ステップS3およびS4の繰り返し実行)、吸
着タンク14内の圧力が−0.8Kgf/cmに達す
ると、マイクロコンピュータ39はステップS4で「Y
ES」と判断し、次に第3および第4の電磁弁19およ
び20を断電して閉塞動作させると共に、第1および第
2の電磁弁17および18に通電してこれを開放動作さ
せて吸着運転を再開させる(ステップS1)。以後、マ
イクロコンピュータ39は上述した各ステップを繰り返
し実行し、吸着運転と再生運転とを交互に繰り返す。こ
のように構成しても上記第3の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0044】図10は本発明の第5の実施例を示すもの
で、図1と同一部分に同一符号を付して異なるところを
説明する。この実施例では、流路切換手段として五方弁
装置40が用いられている。この五方弁装置40は、円
形のケース41と、このケース41内に回転可能に嵌合
された弁体42と、この弁体42を所定の角度範囲で往
復回転させるモータ等の駆動源(図示せず)から構成さ
れている。
【0045】上記ケース41には第1〜第5の口41a
〜41eが形成されており、第1の口41aはパイプ4
3を介してポンプ11の吸入口11aに接続され、第2
の口41bはパイプ44によりポンプ11の吐出口11
bに接続され、第3の口41cはパイプ45により室内
に接続され、第4の口41dはパイプ46により吸着タ
ンク14に接続され、第5の口41eはパイプ47を介
して大気中に開放されている。
【0046】一方、弁体42には第1および第2の通路
42aおよび42bが形成されており、弁体42の回転
範囲では、第1の通路42aは常に第1の口41a(ポ
ンプ11の吸入口11a)に接続され、第2の通路42
bは常に第2の口41b(ポンプ11の吐出口11b)
に接続された状態となるように構成されている。そし
て、吸着運転時に弁体42が一方向に回転駆動される
と、第1の通路42aが第1の口41aを第3の口41
cに連通させ、第2の通路42bが第2の口41bを第
4の口41dに連通させる。これにより、パイプ45→
第3の口41c→第1の通路42a→パイプ43→ポン
プ11→パイプ44→第2の口41b→第2の通路42
b→第4の口41d→パイプ46→吸着部14の流路が
形成され、室内の空気が吸着部14に供給されるように
なる。
【0047】また、再生運転時に弁体42が逆方向に回
転駆動されると、第1の通路42aが第1の口41aを
第4の口41dに連通させ、第2の通路42bが第2の
口41bを第5の口41eに連通させる。これにより、
パイプ46→第4の口41d→第1の通路42a→第1
の口41a→パイプ43→ポンプ11→パイプ44→第
2の口41b→第2の通路42b→第5の口41e→パ
イプ47の流路が形成され、吸着タンク14内のガスが
大気中に排出されるようになる。このように流路切換手
段を五方弁装置40により構成した場合には、一層小形
に構成でき、またパイプの本数、接続箇所が少なく配管
構成を簡素化できる。
【0048】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限られるものではなく、次のように変更或いは拡張
できる。パイプ12,13,15,16,43〜47は
流路を構成するものであるが、これはホースなどに換え
ても良い。酸素富化空気生成装置に限らず、複数の成分
ガスを含む原料ガスから不要の成分ガスを吸着除去する
ガス組成制御装置に広く適用することができる。五方弁
装置40はロータリ式であるが、ピストン式のものであ
っても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。請求項1記載のガス
組成制御装置では、送気手段により、原料ガスを吸引し
て吸着部に供給する場合と、吸着部内のガスを吸引して
排出部に排出する場合とに切り換える流路切換手段を設
けると共に、貯留部に貯留したガスが吸着部側に逆流す
ることを防止する逆止手段を設ける構成としたことによ
り、吸着剤の再生は再生圧力方式によって行われること
となるので、この再生時において貯留部に貯留したガス
を再生ガスとして使用せずとも済み、貯留部に蓄えられ
たガスはこれを必要とする所に供給できる。
【0050】請求項2記載のガス組成制御装置では、流
路切換手段を第1ないし第4の開閉手段により構成した
ことにより、それら開閉手段としては開と閉との間で往
復動作する安価なものを使用できる。請求項3記載のガ
ス組成制御装置では、流路切換手段を五方弁装置により
構成したことにより、流路切換手段を小形化でき、装置
全体の小形化を図ることができる。
【0051】請求項4記載のガス組成制御装置では、流
路切換手段による流路の切り換えを、タイマ手段のカウ
ント時間により行う構成としたことにより、吸着運転と
再生運転との切り換えのための制御構成が簡単となる。
請求項5記載のガス組成制御装置では、流路切換手段に
よる流路切り換えを、圧力検出手段の検出圧力により行
う構成としたことにより、吸着および再生の切り換えを
それぞれにとって最適な状態で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシステム構成図
【図2】制御構成を示す電気回路図
【図3】タイムチャート
【図4】本発明の第2の実施例を示す図2相当図
【図5】図3相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【図7】図3相当図
【図8】本発明の第4の実施例を示す制御構成のブロッ
ク図
【図9】フローチャート
【図10】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図11】再生圧力方式および再生ガス方式の再生寄与
率特性図
【図12】吸着タンク(塔)内圧力と再生時間との関係
を示す図
【図13】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図中、11はポンプ(送気手段)、12,13は第1,
第2の吸入パイプ(流路)、14は吸着タンク(吸着
部)、15,16は第1,第2の吐出パイプ(流路)、
17〜20は第1〜第4の電磁弁(第1〜第4の開閉手
段)、21は吸着剤、23はサージタンク(貯留部)、
25は逆止弁(逆止手段)、28はタイマ(タイマ手
段)、30,31は第1,第2のタイマ(タイマ手
段)、33は高圧側圧力スイッチ(圧力検出手段)、3
4は低圧側圧力スイッチ(圧力検出手段)、38は圧力
センサ(圧力検出手段)、39はマイクロコンピュー
タ、40は五方弁装置(流路切換手段)、41はケー
ス、42は弁体、41a〜41eは第1〜第5の口、4
2a,42bは第1,第2の通路である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の成分ガスを含む原料ガス中から不
    要の成分ガスを吸着するための吸着剤を収容した吸着部
    を備え、この吸着部内に送気手段により原料ガスを送っ
    て必要成分ガスに富んだガスを生成するガス組成制御装
    置において、 前記吸着剤に不要成分ガスを吸着させる吸着運転時に
    は、前記送気手段の吸入側を前記原料ガスの供給源に連
    通させると共に吐出側を前記吸着部に連通させ、前記吸
    着剤から当該吸着剤が吸着した不要成分ガスを除く再生
    運転時には、前記送気手段の吸入側を前記吸着部に連通
    させると共に吐出側を排出部に連通させるように流路を
    切り換える流路切換手段と、 前記吸着運転時に前記吸着部で生成された必要成分ガス
    に富むガスの一部を溜める貯留部と、 この貯留部に貯留した必要成分ガスに富んだガスが前記
    吸着部側に逆流することを阻止する逆止手段とを設け、 前記再生運転時には前記貯留部から必要成分ガスに富む
    ガスを得るように構成したことを特徴とするガス組成制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記流路切換手段は、 前記送気手段の吸入側と原料ガスの供給源とを接続する
    流路に設けられ、吸着運転時に開放し再生運転時に閉塞
    する第1の開閉手段と、 前記送気手段の吐出側と前記吸着部とを接続する流路に
    設けられ、吸着運転時に開放し再生運転時に閉塞する第
    2の開閉手段と、 前記送気手段の吸入側と前記吸着部との間を接続する流
    路に設けられ、吸着運転時に閉塞し再生運転時に開放す
    る第3の開閉手段と、 前記送気手段の吐出側と前記排出部とを接続する流路に
    設けられ、前記吸着剤の吸着運転時に閉塞し再生運転時
    に開放する第4の開閉手段とから構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のガス組成制御装置。
  3. 【請求項3】 前記流路切換手段は、 前記送気手段の吸入側に接続される第1の口、この送気
    手段の吐出側に接続される第2の口、原料ガスの供給源
    に接続される第3の口、前記吸着部に接続される第4の
    口、前記排出部に接続される第5の口を有し、吸着運転
    時に前記第1の口と第3の口とを接続すると共に前記第
    2の口と第4の口とを接続し、再生運転時に前記第1の
    口と第4の口とを接続すると共に前記第2の口と第5の
    口とを接続する五方弁装置により構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のガス組成制御装置。
  4. 【請求項4】 吸着運転時間および再生運転時間をカウ
    ントするタイマ手段が設けられ、前記流路切換手段によ
    る流路の切り換えは、前記タイマ手段のカウント時間に
    基づいて行う構成であることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載のガス組成制御装置。
  5. 【請求項5】 前記吸着部内の圧力を検出する圧力検出
    手段が設けられ、前記流路切換手段による流路の切り換
    えは、前記圧力検出手段により検出された圧力に基づい
    て行う構成であることを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載のガス組成制御装置。
JP6168256A 1994-07-20 1994-07-20 ガス組成制御装置 Pending JPH0824553A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020093685A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 株式会社ブリヂストン 空気充填装置及び空気充填方法
WO2023210797A1 (ja) * 2022-04-28 2023-11-02 株式会社Atomis ガスの回収装置及び回収方法

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