JPH09108527A - 濃縮酸素供給方法及び装置 - Google Patents

濃縮酸素供給方法及び装置

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JPH09108527A
JPH09108527A JP7267506A JP26750695A JPH09108527A JP H09108527 A JPH09108527 A JP H09108527A JP 7267506 A JP7267506 A JP 7267506A JP 26750695 A JP26750695 A JP 26750695A JP H09108527 A JPH09108527 A JP H09108527A
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compressed air
valve
concentrated oxygen
drain
gas
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JP7267506A
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Masayuki Imai
正幸 今井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 酸素濃縮における気液分離手段のドレン排出
を簡単な装置で確実に行ない、ドレンの排出時に余分の
圧縮空気の排出をなくす。又、安価に且つコンパクトに
するとともに酸素濃度の調整を容易にする。 【解決手段】圧縮空気中の水分を凝縮し、気液分離し、
この気液分離した圧縮空気を複数の濃縮酸素生成手段1
8、19へ供給する流路を、切換バルブ17で所定時間
毎に切換えることにより圧縮空気を各濃縮酸素生成手段
18、19へ選択的に供給し、該濃縮酸素生成手段1
8、19で圧縮空気中から窒素と酸素を分離して濃縮酸
素を生成し、前記切換バルブ17の作動時に発生する切
換バルブ17の上流側の圧縮空気の圧力変化により前記
気液分離した水分を排出することを特徴とする濃縮酸素
供給方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大気から酸素濃度
の高められた濃縮酸素を得るための濃縮酸素供給方法及
び装置に関する。酸素濃縮器は、主として呼吸器疾患患
者の酸素療法、救急医療用、手術中の患者に酸素を供給
する等のために医療で利用され、その他、集中力や思考
力を回復して勉強の効率アップをはかるために家庭でも
用いられ、会議や仕事等の集中的作業でのストレスを解
消するために職場でも、スポーツ前後の疲労回復や運動
機能回復を図るためにスポーツ施設などでも広く、手軽
に利用され、新鮮で安全な酸素が日常生活の中に取り入
れられている。特に、本発明は酸素濃縮器の長期間安定
した運転を行うため、コンプレッサの下流側でのドレン
の排出を確実にし且つ余分の圧縮空気の排出を極力少な
くすると共に、酸素濃度の調整を容易にした濃縮酸素供
給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素濃縮器50は、図5に示すよ
うに、大気を粗いメッシュのフィルタ51及び細かいメ
ッシュのフィルタ52を経て圧縮空気供給手段のコンプ
レッサ11に吸入し、このコンプレッサ11で圧縮した
圧縮空気を吸着タンク内へ供給し、この吸着タンク内に
充填した吸着剤で前記圧縮空気中の窒素を吸着して濃縮
酸素を得るものである。かかる酸素濃縮器50では、通
常、コンプレッサ11の下流側に凝縮手段たる冷却管5
6を設けて圧縮空気中の水分を凝縮させ、次いで気液分
離手段たるエアフィルタ53内を通過させて圧縮空気中
の水分を分離し、この水分をエアフィルタ53の底面に
溜める。エアフィルタ53の下流側は流路切換え用五方
弁57を介して2基の吸着タンク58,59の空気流入
口にそれぞれ連結され、エアフィルタ53を通過した圧
縮空気は前記五方弁57により2基の吸着タンク58,
59のうちの一方の吸着タンク58へ供給される。この
吸着タンク58内で圧縮空気中の窒素を吸着して酸素と
窒素を分離して濃縮酸素を得、この濃縮酸素を吸着タン
クの下流側に設けたチェックバルブ21、貯留タンク6
1、減圧調整弁22、流量計23、除菌フィルタ24を
経て吐出する。この間、他方の吸着タンク59では前工
程で吸着剤に吸着した窒素を大気中へ排気する。次い
で、前記五方弁57を設定時間、例えば12秒毎に切換
えてエアフィルタ53から一方の吸着タンク58への流
路を遮断し、他方の吸着タンク59への流路を連通して
圧縮空気を供給し、一方の吸着タンク58と同様にして
濃縮酸素を生成し吐出する。この設定時間の12秒間、
一方の吸着タンク58では窒素を脱着して大気中へ排気
する。したがって、エアフィルタ53からの圧縮空気は
五方弁57の切換える設定時間20秒間を一サイクルと
して2基の吸着タンクに交互に供給され、一方の吸着タ
ンクで濃縮酸素を得て吐出し、他方の吸着タンクで窒素
を排気し、この過程を交互に行うものである。
【0003】かかる酸素濃縮器50においては、前記エ
アフィルタ53に貯留した水分を除去するためにフロー
ト形ドレントラップやバケット形ドレントラップが用い
られ排出されていた。あるいは、図5に示すように、エ
アフィルタ53の底部にタイマー55で制御された常時
閉の自動開閉弁54を設け、この自動開閉弁54の開閉
を前記タイマー55により前記五方弁57のサイクルと
同調させ、五方弁57が切換わる毎に短時間、例えば1
秒間だけ開の状態となるように制御していた。なお、上
記三方弁及び自動開閉弁54の開閉制御はマイクロコン
ピュータに組み込まれたシーケンス制御手段等で行って
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の濃縮酸素供給手
段においては、以下の問題点があった。
【0005】エアフィルタの底部にタイマーで制御され
た常閉の自動開閉弁を設けた場合は、自動開閉弁を作動
するためにタイマーを含むマイクロコンピュータのシー
ケンス制御手段等を必要とするため、部品コストが増大
するという問題点があった。
【0006】さらに、酸素濃縮器はできるだけコンパク
トにすることが望まれるが、電装品を設置する場所を要
するのでコンパクトにするためのマイナス要因になると
いう問題点があった。
【0007】本発明は叙上の問題点を解決するために開
発されたもので、圧縮空気供給手段の下流側におけるド
レンの排出を簡単な装置で確実に行ない、ドレンの排出
時に余分の圧縮空気の排出をなくして、安価に且つコン
パクトにする濃縮酸素供給方法及び装置を提供すること
を目的とする。
【0008】ドレントラップは、弁が適正に作動しにく
くなりやすいために、充分に弁が閉まらず空気の漏れを
生じて所定の吸着圧力が得られない等のトラブルが発生
しやすいという問題点があった。
【0009】上記の理由で、ドレントラップの弁が適正
に開きにくくなってドレンの排出が十分に行われないた
めに、エアフィルタ内の水分が吸着タンク内に供給され
て吸着剤の吸着能力が低下してしまうというトラブルが
発生しやすいという問題点があった。
【0010】エアフィルタに溜まるドレン量は圧縮空気
中の水分の量によって異なるために種々変化する。した
がって、エアフィルタの底部にタイマーで制御された常
閉の自動開閉弁を設けた場合、自動開閉弁を開く時間は
ドレン量に応じた時間に自動的に調整できないので、ド
レン排出を確実にするために実際にすべてのドレンを排
出するために要する時間より多少長くしなければならな
いため、エアフィルタ内の圧縮空気の不要な漏出による
浪費を生じるという問題点があった。
【0011】また、濃縮酸素の濃度を調整するために
は、吸着タンク58,59の処理能力を越えて圧縮空気
を送り、酸素濃度を低く調整することが行われていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の濃縮酸素供給方法においては、圧縮空気を
冷却して圧縮空気中の水分を凝縮し、気液分離し、この
気液分離した圧縮空気を複数の濃縮酸素生成手段へ供給
する流路を、切換バルブ17で所定時間毎に切換えるこ
とにより圧縮空気を各濃縮酸素生成手段へ選択的に供給
し、該濃縮酸素生成手段で圧縮空気中から窒素と酸素を
分離して濃縮酸素を生成し、前記切換バルブ17の作動
時に発生する切換バルブ17の上流側の圧縮空気の圧力
変化により前記気液分離した水分を排出することを特徴
とする。
【0013】本発明の濃縮酸素供給装置においては、圧
縮空気供給手段11を圧縮空気凝縮手段12及び圧縮空
気中の水分を分離する気液分離手段14とを設けた管路
26を介して圧縮空気中の窒素と酸素を分離して濃縮酸
素を生成する複数の濃縮酸素生成手段、例えば2基のシ
ーブ・コラム18,19に連結し、前記管路26に前記
気液分離手段の下流側を圧縮空気の流路を複数の濃縮酸
素生成手段へ選択的に切換える切換バルブ17を介して
連結すると共に、前記気液分離手段14内の圧力変化に
より排出バルブ44を開閉するドレン排出手段15を気
液分離手段に連結したことを特徴とする。
【0014】また、前記気液分離手段15と切換バルブ
17間の管路26を分岐したバイパス管路27を設け、
このバイパス管路27に常閉のパイロットバルブ16を
介設することできる。 なお、前記ドレン排出手段15
は、ドレン排出手段の本体41内を上下に二分して上部
室45と下部室46を形成するピストン42を前記本体
41内に上下動自在に設け、前記ピストン42の上下動
で前記本体41の底部のドレン穴を開閉する排出バルブ
44を備えた常閉の差圧式ドレンバルブから成り、この
差圧式ドレンバルブを気液分離手段14の底部に連結す
ることができる。
【0015】さらに、前記ドレン排出手段の本体41内
に1.0kgf/cm2 以上の圧力により排出バルブ44を閉
塞するピストン42を設けることができる。
【0016】また、前記圧縮空気凝縮手段12と気液分
離手段14間の管路にドレン・サージタンク13を設け
ることにより、例えばレシプロ型コンプレッサなどにお
いて発生する圧縮空気流の脈動を、前記ドレン・サージ
タンク13で膨張減圧して、抑える事が可能となり、排
出バルブ44の作動をより確実なものとすることができ
る。
【0017】さらに、前記圧縮空気供給手段11をプレ
ッシャ・リリーフバルブ28を介して圧縮空気凝縮手段
に連通し、前記プレッシ・ャリリーフバルブと気液分離
手段間の管路の容積を前記圧縮空気供給手段11とプレ
ッシャ・リリーフバルブ間の管路より大きく形成して、
該管路で圧縮空気を膨張させ、前記ドレン・サージタン
ク13に、代替できる。
【0018】また、前記濃縮酸素生成手段18,19の
下流に、前記気液分離手段14から前記切換弁17への
管路を分岐し、流量調整弁25を介設した管路29を連
通することにより、濃縮酸素を任意の濃度に調整するこ
とができる。
【0019】大気は圧縮空気供給手段11内で圧縮さ
れ、管路を介して圧縮空気凝縮手段12へ送り出され
る。大気内の水分は凝縮、冷却されて水滴となる。圧縮
空気は気液分離手段14で大部分の水分が除去されて乾
燥し、管路26を経て切換バルブ17へ送られる。この
切換バルブ17において、複数の濃縮酸素生成手段へ圧
縮空気を供給する流路を所定時間毎に切換えることによ
り、前記気液分離した圧縮空気は各濃縮酸素生成手段へ
選択的に供給される。例えば、切換バルブ17が作動し
て2基の濃縮酸素生成手段18,19のうちの濃縮酸素
生成手段19への流路を遮断し且つ濃縮酸素生成手段1
8への流路を連通して圧縮空気を濃縮酸素生成手段18
へ送給する。圧縮空気は濃縮酸素生成手段18で窒素と
酸素に分離され高濃度の濃縮酸素が生成され外部へ供給
される。この間、つまり次に切換バルブの流路が切換わ
るまでの所定時間内他の濃縮酸素生成手段19内に貯留
した窒素が大気中へ排出される。上記のように切換バル
ブ17の流路が濃縮酸素生成手段19への流路から濃縮
酸素生成手段18の流路へ変わるとき流路が瞬間的に遮
断されるために管路26内の圧縮空気圧が一時的に高く
なり、次いですぐに圧縮空気が濃縮酸素生成手段18へ
流れるので管路26及び気液分離手段14内の圧力が瞬
間的に減少する。この圧力変化によりドレン排出手段1
5の排出バルブ44が作動して瞬間的にしかも確実に前
記気液分離した水分が圧縮空気の圧力により排出され
る。
【0020】なお、前記ドレン排出手段として差圧式ド
レンバルブを気液分離手段14の底部に連結した場合、
管路26及び気液分離手段14内の圧力が瞬間的に減少
すると、ドレン排出手段15の上部室45の圧力が減
じ、上部室45と下部室46間に瞬間的に差圧が生じた
めにピストン42が下部室46の圧力で上昇して排出バ
ルブ44が開放し、底部に貯留したドレンを瞬間的に排
出する。ドレン排出と同時に下部室46の圧力が上部室
45の圧力より下がるので、ピストン42は下降して排
出バルブ44を閉塞する。
【0021】なお、ピストン42は1.0kgf/cm2 以上
の僅かな圧力で作動するものを用いれば、瞬時にドレン
排出が行われて排出バルブ44が確実に閉塞する。
【0022】また、前記濃縮酸素生成手段18,19の
下流に、前記気液分離手段14から前記切換弁17への
管路を分岐し、流量調整弁25を介設した管路29を連
通することにより、濃縮酸素に気液分離手段14からの
大気を前記流量調整弁25により所望量供給混合して任
意の濃度に調整して外部に供給することができる。
【0023】
【発明の実施の形態及び実施例】以下に、本発明の実施
の形態を図示の実施例に基づいて説明する。
【0024】図1において、酸素濃縮器10は圧縮空気
供給手段としてコンプレッサ11を備え、このコンプレ
ッサ11で粗いメッシュのフィルタ51と細かいメッシ
ュのフィルタ52を介して大気を吸入して圧縮空気を供
給し、この圧縮空気の流路となる管路を介してコンプレ
ッサ11の下流側にプレッシャ・リリーフバルブ28を
介して凝縮器12を連結する。この凝縮器12は圧縮空
気を冷却して圧縮空気中の水分を凝縮する凝縮手段であ
る。また、凝縮器12の下流側に圧縮空気から水分を分
離する気液分離手段としてドレン・サージタンク13及
びエアフィルタ14を備え、前記ドレン・サージタンク
13で膨張減圧し、ある程度気液分離した後、また、脈
動を抑止され、エアフィルタ14で気液分離された圧縮
空気中から窒素と酸素を分離して濃縮酸素を生成する濃
縮酸素生成手段としての2基のシーブ・コラム18,1
9を備え、これら2基のシーブ・コラムの上流側に圧縮
空気の流路を切換えて2基のシーブ・コラムのうちの何
方か一方のシーブ・コラムへ交互に圧縮空気を供給する
切換バルブとして四方弁17を備え、各シーブ・コラム
18,19の下流側はそれぞれ、チェックバルブ21を
介して順に貯溜タンク61、プレッシャ・レギュレータ
22(減圧調整弁)、流量計23、バクテリアフィルタ
24(除菌フィルタ)に連結している。尚、各機器への
圧縮空気は管路を介して供給され、本実施例では前記管
路がポリウレタンチューブで成るがこの限りではない。
【0025】また、酸素濃縮器10は前記エアフィルタ
14の底部にエアフィルタ14内の圧力変化により排出
バルブ44(図3)を開閉するドレン排出手段として差
圧式ドレンバルブ15を備えている。
【0026】さらに、前記エアフィルタ14と四方弁1
7を連通する管路26から分岐したバイパス管路27を
設け、このバイパス管路27を介して管路26の圧縮空
気の一部を四方弁17に作動圧として供給する。しかも
前記バイパス管路27に常閉電磁弁で成るパイロットバ
ルブ16を介設している。したがって、パイロットバル
ブ16の開で管路26の圧縮空気の一部がパイパス管路
27を経て四方弁17へ供給されることにより、圧縮空
気の管路26からシーブ・コラム18,19への流路を
切換え、エアフィルタ14からの圧縮空気を下流側の管
路26から前記2基のシーブ・コラム18,19の何れ
か一方のシーブ・コラムへ供給する。
【0027】なお、前記パイロットバルブ16は図示せ
ざるタイマーにより設定時間毎に開になる常閉電磁弁で
あり、タイマーの設定時間はシーブ・コラムの容量に応
じて設定する。本実施例のタイマーの設定時間は12秒
である。
【0028】また、エアフィルタ14の下流側に管路2
6から分岐する管路29を設け、この管路29に流量調
整弁25を介設してバクテリアフィルタ24の上流側に
連結している。つまり、バクテリアフィルタ24の上流
側の濃縮酸素(90〜95%)とエアフィルタ14で除
湿された大気と同じ酸素濃度(約21%)の圧縮空気と
を合流させて酸素濃度の低い濃縮酸素に調整して、バク
テリアフィルタ24で除菌して外部へ供給する。なお、
前記流量調整弁25で圧縮空気の流量を調整することに
より、外部へ供給する濃縮酸素の酸素濃度を任意に設定
することができる。
【0029】前記圧縮空気供給手段としてのコンプレッ
サにはケーシング内をロータが回転して空気を圧縮する
スクリュー式、シリンダ内のピストンが往復運動するこ
とにより空気を圧縮する往復式、ロータリに取り付けら
れたスライドベーンにより圧縮する回転可動翼式等があ
る。本実施例のコンプレッサはピストンによる往復式コ
ンプレッサで、回転数1575rpmで定格出力0.1
9kwのモータで回転駆動され、モータを含めた総重量
が7.1kgで、大きさは幅が約130mm、長さが約
260mm、高さが約190mmのコンパクトタイプで
ある。
【0030】ドレン・サージタンク13は圧縮空気中の
水分を貯留するタンクで、凝縮器12で凝縮した水分は
ドレン・サージタンク13内で水滴となって底面に溜ま
る。ドレン・サージタンク13は図4に示すように34
mm四方の断面四角形を成し、高さ110mmの容器
で、上部に圧縮空気の導入口31を設け、底面に圧縮空
気の排出口32を設けたものでもよい。なお、前記ドレ
ン・サージタンク13に代替する構成として、前記圧縮
空気供給手段11をプレッシャ・リリーフバルブ28を
介して圧縮空気凝縮手段に連通し、前記プレッシャ・リ
リーフバルブと気液分離手段間の管路の容積を前記圧縮
空気供給手段11とプレッシャ・リリーフバルブ間の管
路より大きく形成して、該管路で圧縮空気を膨張させる
ことにより、前述の脈動をある程度抑止できる。
【0031】エアフィルタ14は圧縮空気中に含まれて
いる水分、ごみ等を分離して除去する気液分離手段の代
表的な例で、エアフィルタ14に流入した圧縮空気に、
ルーバディフレクタにより旋回運動を与え、そのサイク
ロン効果により比較的大きな遊離水滴や異物をエアフィ
ルタ14の内壁に押しやり、壁面を伝わって落下させ底
部に溜める。大部分の水分や異物を除去された圧縮空気
は中央のフィルタエレメントを通過して、このフィルタ
エレメントでさらに小さい微粒子のごみが除去され吐出
口より吐出する。
【0032】差圧式ドレンバルブ15は図2に示すよう
に、上記のエアフィルタ14の底部に連結されており、
エアフィルタ14の底部に落下した水分やごみを排出す
るドレン排出手段である。差圧式ドレンバルブ15の詳
細は図3に示すような構造であり、本体41内を上下動
するピストン42を備え、ピストン42の下部に一体に
バルブパッキン43を設け、該バルブパッキン43で本
体41の底部に設けたドレン穴に連通する排出バルブ4
4を開閉する構造である。ピストン42は常時、自重で
下がっており、本体41内に1.0kgf/cm2 以上の圧力
がピストン42に加わると排出バルブ44はバルブパッ
キン43で閉塞され、且つピストン42の上部に上面を
微細なスクリーンで被覆された上部室45及びピストン
42の下部に下部室46が形成される。なお、ドレンは
本体41の下部室46の底部に溜まる。ピストン42が
下降して排出バルブ44が閉じている時、上部室45と
下部室46は等圧である。エアフィルタ14内の圧力が
瞬間的に減じた時、上部室45の圧力が瞬間的に下が
り、上部室45と下部室46との間に瞬間的に差圧が生
じるため、下部室46の圧力でピストン42が上昇して
排出バルブ44が開放し、ドレンを瞬間的に排出する。
ドレン排出と同時に下部室46の圧力が上部室45の圧
力より下がるため、ピストン42は下降して排出バルブ
44がバルブパッキン43で閉塞される。エアフィルタ
14内の圧縮空気の消費が一定になっている時は上部室
45と下部室46との圧力が等しくなり排出バルブ44
は常閉の状態にある。
【0033】なお、上述したようにピストン42が1.
0kgf/cm2 以上の圧力で作動するのでわずかな圧力で排
出バルブ44が確実に閉塞され、従来のドレントラップ
のようにバルブが充分に閉まりにくくなって空気の漏れ
を生じるというトラブルがない。しかも、排出バルブ4
4がわずかな圧力で閉塞することは、上部室45と下部
室46に差圧が生じたとき確実に敏感に反応し得るもの
である。
【0034】また、濃縮酸素生成手段としては、窒素又
は酸素を選択的に吸着し得る吸着剤を充填した吸着タン
クを設け、窒素を選択的に吸着し得る吸着剤としてモレ
キュラシーブゼオライト5A,13X又はそれら或いは
他のタイプのゼオライトを改質したもの、或いはそれら
を併用したものを用いることができ、また、酸素を選択
的に吸着し得る吸着剤としてはモレキュラシーブカーボ
ンを用いることができ、この限りではない。或いは他の
濃縮酸素生成手段としては、大気中の窒素より酸素を透
過しやすい選択性酸素透過膜モジュールをタンク内に設
け、大気を前記選択性酸素透過膜モジュールを通過させ
て大気中の窒素と酸素を分離して濃縮酸素を生成するも
のであってもよく、特に限定するものではない。
【0035】〔酸素濃縮器10及びドレン排出処理の作
用〕図1において、大気が粗いメッシュのフィルタ51
と細かいメッシュのフィルタ52を経てコンプレッサ1
1へ吸入され、このコンプレッサ11内で圧縮され、レ
ッシャ・リリーフバルブ28を経て凝縮器12へ送り出
される。空気がコンプレッサ11で圧縮されると空気中
の水分が凝縮し、次いで凝縮器12で冷却されて結露す
るために水滴(ドレン)となる。圧縮空気と水分はドレ
ン・サージタンク13へ送られ、水分がドレン・サージ
タンク13の底面に溜まり、さらに圧縮空気と水分はエ
アフィルタ14へ送られ、このエアフィルタ14で前述
したようにサイクロン効果により大部分の水分や異物が
壁面を伝わって落下して底部に溜まる。エアフィルタ1
4で90%の水分が除去されて乾燥し、しかも中央のフ
ィルタエレメントで小さい微粒子のごみが除去された清
浄な酸素濃度20%の圧縮空気は吐出口から管路26を
経て四方弁17へ送られる。この四方弁17の流路を経
て2基のシーブ・コラム18,19のうちの何れか一方
のシーブ・コラム、例えばシーブ・コラム18へ送給さ
れて圧縮空気中から窒素と酸素を分離して95%の濃縮
酸素を生成する。この濃縮酸素はチェックバルブ21を
経て貯留タンク61へ送られ、次いでプレッシャ・レギ
ュレータ22へ送られ、このプレッシャ・レギュレータ
22では管路内の圧力を検知する圧力センサの検知信号
で作動して所定の圧力に減圧調整され、流量計23を経
て下流へ送られる。この間、シーブ・コラム19では排
気用電磁弁33を開放して前記シーブ・コラム19内に
貯留した窒素をサイレンサを経て大気中へ排出する。
【0036】一方、エアフィルタ14を通過して90%
の水分が除去され乾燥した酸素濃度20%の圧縮空気の
一部は管路26から分岐する管路29を介して流量調整
弁25へ送られ、この流量調整弁25で流量を調整され
てバクテリアフィルタ24の上流側へ流入し、前述した
シーブ・コラムで生成した95%の濃縮酸素に合流して
35〜40%程度の酸素濃度に希釈し、この濃縮酸素を
バクテリアフィルタ24で除菌して外部へ、例えばスポ
ーツ時の疲労回復を図るための吸入マスクへ供給され
る。
【0037】本実施例ではパイロットバルブ16はタイ
マーの設定時間の12秒毎に1回の頻度で作動し、パイ
ロットバルブ16を開くと、管路26の圧縮空気の一部
がバイパス管路27から四方弁17へ作動圧として送給
され四方弁17を作動する。四方弁17が作動してシー
ブ・コラム18への流路を遮断し且つシーブ・コラム1
9への流路を連通すると、管路26内の圧縮空気がシー
ブ・コラム19へ流入し、シーブ・コラム19内で圧縮
空気を窒素と酸素に分離して95%の濃縮酸素を生成
し、前述したシーブ・コラム18で生成された濃縮酸素
と同じように、チェックバルブ21、貯留タンク61、
流量計23を経て下流へ送られる。この間、シーブ・コ
ラム18では該シーブ・コラム18内に貯留した窒素を
排出する。なお、パイロットバルブ16は四方弁17の
作動後閉塞する。
【0038】以上のように、パイロットバルブ16が1
2秒毎に作動して四方弁17の流路の切換えが12秒毎
に行われ、管路26からの圧縮空気がシーブ・コラム1
8及びシーブ・コラム19へ12秒間ずつ交互に供給さ
れる。一方、シーブ・コラムに貯留した窒素も12秒間
ずつ交互に排出される。つまり、一方のシーブ・コラム
に圧縮空気が供給されている12秒間、他方のシーブ・
コラムに貯留した窒素を排出する。
【0039】上述したように、パイロットバルブ16が
開になり四方弁17を作動した時、管路26内の圧縮空
気の一部が瞬間的にバイパス管路27へ流れて管路26
及びエアフィルタ14内の圧力が瞬間的に減少するため
に差圧式ドレンバルブ15の上部室45の圧力が減じ、
上部室45と下部室46間に瞬間的に差圧が生じる。そ
のためにピストン42が下部室46の圧力で上昇して排
出バルブ44を開放し、エアフィルタ14の底部に貯留
したドレンが圧縮空気により瞬間的に排出する。ドレン
排出と同時に下部室46の圧力が上部室45の圧力より
下がるので、ピストン42は下降して排出バルブ44は
バルブパッキン43により直ちに閉塞される。なお、パ
イロットバルブ16の開放は短時間で行われ、その後は
閉塞するので、パイロットバルブ16の開放時以外はピ
ストン42へ影響を与えることはなく、排出バルブ44
は常閉の状態になる。したがって、パイロットバルブ1
6を開にして四方弁17を作動する毎に、つまり12秒
毎に排出バルブ44が瞬間的に開放してドレンを排出す
ることになる。なお、このドレンはコンプレッサ11を
駆動するモータを冷却するために用いられる。
【0040】なお、本実施例ではパイロットバルブ16
を設けている場合について説明したが、パイロットバル
ブ16を設けていない場合、つまり管路26の圧縮空気
の一部を作動圧として利用して四方弁17を作動するの
ではなく、例えば電磁弁で直接に四方弁17を作動する
などの方法で四方弁17を作動する場合であっても差圧
式ドレンバルブ15によるドレン排出はパイロットバル
ブ16を設けている場合と同様に作用する。つまり、四
方弁17を作動して圧縮空気の流路を一方のシーブ・コ
ラムから他方のシーブ・コラムへ切換わる時、管路26
からの圧縮空気の流れが一時遮断されるために管路26
内の圧縮空気の圧力は瞬間的に高くなり、エアフィルタ
14内の圧力も高くなる。次いで、管路26の圧縮空気
がすぐに一方のシーブ・コラムへ流入するために管路2
6内の圧縮空気の圧力が瞬間的に低くなり、エアフィル
タ14内の圧縮空気が瞬間的に消費された状態と同じに
なり、差圧式ドレンバルブ15の上部室45と下部室4
6間に差圧が生じるので、この圧力変動により前述した
実施例の説明と同じように排出バルブ44が瞬間的に開
放してドレンを排出する。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0042】本発明は、従来のようにドレン排出弁の自
動開閉弁を作動するためのマイクロコンピュータのシー
ケンス制御手段等の電装品やタイマーなどの高価な部品
が不要であり、切換バルブを作動する毎に切換バルブの
上流側に生じる圧力変動を利用した簡単な手段で確実に
気液分離手段のドレンを排出できるので、安価で高品質
な濃縮酸素供給方法及び装置を提供できた。
【0043】本発明は、従来のようにドレン排出弁の自
動開閉弁を作動するための電装品やタイマー等の部品が
不要であり、切換バルブの上流側に生じる圧力変動を利
用したコンパクトなドレン排出手段を使用するので、装
置をコンパクトにすることに寄与する。
【0044】本発明は、切換バルブを作動する毎に切換
バルブの上流側に生じる圧力変動によりドレンの排出を
瞬時に確実に行なうので、ドレンの排出時に余分の圧縮
空気の排出をなくすことができた。
【0045】加えるに、ドレン・サージタンクにより、
圧縮空気流の脈動を抑える事が可能となり、排出バルブ
の作動をより確実なものとすることができる。
【0046】さらに、プレッシャ・リリーフバルブと気
液分離手段間の管路の容積を前記圧縮空気供給手段とプ
レッシャ・リリーフバルブ間の管路より大きく形成し
て、該管路で圧縮空気を膨張させ、前記ドレン・サージ
タンクに、代替できよりコンパクト化が可能である。
【0047】また、前記濃縮酸素生成手段の下流に、前
記気液分離手段から前記切換弁への管路を分岐し、流量
調整弁を介設した管路を連通することにより、前記流量
調整弁により、濃縮酸素を任意の濃度に調整して供給
し、広範な用途の酸素供給器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の圧縮空気のフロー図を示すも
のである。
【図2】本発明の実施例の気液分離手段及びドレン排出
手段の組立図を示すものである。
【図3】本発明の実施例の差圧式ドレンバルブ(ドレン
排出手段)の詳細な断面図を示すものである。
【図4】本発明の実施例の他のドレン・サージタンクの
断面を示す正面図である。
【図5】従来の酸素濃縮器における圧縮空気のフロー図
を示すものである。
【符号の説明】
10 酸素濃縮器 11 コンプレッサ(圧縮空気供給手段) 12 凝縮器(圧縮空気凝縮手段) 13 ドレン・サージタンク(気液分離手段) 14 エアフィルタ(気液分離手段) 15 差圧式ドレンバルブ(ドレン排出手段) 16 パイロットバルブ(常閉電磁弁) 17 四方弁(切換バルブ) 18 シーブ・コラム(濃縮酸素生成手段) 19 シーブ・コラム(濃縮酸素生成手段) 21 チェックバルブ 22 プレッシャ・レギュレータ 23 流量計 24 バクテリアフィルタ(除菌フィルタ) 25 流量調整弁 26 管路 27 バイパス管路 28 プレッシャ・リリーフバルブ 29 管路 31 導入口 32 排出口 33 排気用電磁弁 41 本体 42 ピストン 43 バルブパッキン 44 排出バルブ 45 上部室 46 下部室 50 酸素濃縮器 51 フィルタ(粗いメッシュの) 52 フィルタ(細かいメッシュの) 53 エアフィルタ 54 自動開閉弁 55 タイマー 56 冷却管 57 三方弁 58 吸着タンク 59 吸着タンク 61 貯留タンク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気中の水分を凝縮し、気液分離し、
    この気液分離した圧縮空気を複数の濃縮酸素生成手段へ
    供給する流路を、切換バルブで所定時間毎に切換えるこ
    とにより圧縮空気を各濃縮酸素生成手段へ選択的に供給
    し、該濃縮酸素生成手段で圧縮空気中から窒素と酸素を
    分離して濃縮酸素を生成し、前記切換バルブの作動時に
    発生する切換バルブの上流側の圧縮空気の圧力変化によ
    り前記気液分離した水分を排出することを特徴とする濃
    縮酸素供給方法。
  2. 【請求項2】圧縮空気供給手段を、圧縮空気凝縮手段及
    び圧縮空気中の水分を分離する気液分離手段を設けた管
    路を介して圧縮空気中の窒素と酸素を分離して濃縮酸素
    を生成する複数の濃縮酸素生成手段に連結し、前記管路
    に前記気液分離手段の下流側を圧縮空気の流路を複数の
    濃縮酸素生成手段へ選択的に切換える切換バルブを介し
    て連結すると共に、 前記気液分離手段内の圧力変化により開閉する排出バル
    ブを有するドレン排出手段を前記気液分離手段に連結し
    たことを特徴とする濃縮酸素供給装置。
  3. 【請求項3】前記気液分離手段と切換バルブ間の管路を
    分岐したバイパス管路を設け、このバイパス管路に常閉
    のパイロットバルブを介設した請求項2記載の濃縮酸素
    供給装置。
  4. 【請求項4】前記ドレン排出手段は、ドレン排出手段の
    本体内を上下に二分して上部室と下部室を形成するピス
    トンを前記本体内に上下動自在に設け、前記ピストンの
    上下動で前記本体の底部のドレン穴を開閉する排出バル
    ブを備えた常閉の差圧式ドレンバルブから成り、この差
    圧式ドレンバルブを気液分離手段の底部に連結した請求
    項2又は3記載の濃縮酸素供給装置。
  5. 【請求項5】ドレン排出手段の本体内に1.0kgf/cm2
    以上の圧力により排出バルブを閉塞するピストンを設け
    た請求項4記載の濃縮酸素供給装置。
  6. 【請求項6】前記圧縮空気凝縮手段と気液分離手段間の
    管路にドレン・サージタンクを設けた請求項2記載の濃
    縮酸素供給装置。
  7. 【請求項7】前記圧縮空気供給手段をプレッシャ・リリ
    ーフバルブを介して圧縮空気凝縮手段に連通し、前記プ
    レッシャ・リリーフバルブと気液分離手段間の管路の容
    積を前記圧縮空気供給手段とプレッシャ・リリーフバル
    ブ間の管路より大きく形成してなる請求項2記載の濃縮
    酸素供給装置。
  8. 【請求項8】前記濃縮酸素生成手段の下流に、前記気液
    分離手段から前記切換弁への管路を分岐し、流量調整弁
    を介設した管路を連通した請求項2記載の濃縮酸素供給
    装置。
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