JPH07293686A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JPH07293686A
JPH07293686A JP6080231A JP8023194A JPH07293686A JP H07293686 A JPH07293686 A JP H07293686A JP 6080231 A JP6080231 A JP 6080231A JP 8023194 A JP8023194 A JP 8023194A JP H07293686 A JPH07293686 A JP H07293686A
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朝生 沢崎
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研司 沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通の電磁ソレノイド弁により、所定の摩擦
締結要素に供給される作動油の油圧の制御と、特定の変
速段におけるロックアップクラッチのスリップ制御とを
行うことが可能な自動変速機の油圧制御装置を提供す
る。 【構成】 電磁ソレノイド弁31により油圧を制御された
作動油が供給される油路fを、所定の摩擦締結要素26,
27に接続する第1の切換位置と、3速および4速におい
て上記ロックアップクラッチの制御手段32に接続する第
2の切換位置とに選択的に切換える切換弁33を設けると
ともに、3速および4速において、上記摩擦締結要素2
6,27に対し元圧を供給する油路iを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の油圧制御
装置に関し、特に、所定の摩擦締結要素に供給される作
動油の油圧の制御と、特定の変速段におけるロックアッ
プクラッチのスリップ制御とを、共通の電磁ソレノイド
弁によって制御するように構成された自動変速機の油圧
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用自動変速機は、トルクコ
ンバータと、遊星歯車機構等を用いた多段変速機構とを
備え、この多段変速機構における動力伝達経路を切り替
えるための各種クラッチ、ブレーキ等の摩擦締結要素が
設けられ、これら摩擦締結要素の締結・解放状態を種々
に切り替えて、遊星歯車機構等における複数の回転要素
を互いに選択的に連結したり、あるいは特定の回転要素
の回転を制動することにより、そのときの車両の運転状
態に対して最適の変速段を自動的に選択するように構成
されている。そして、上記摩擦締結要素の締結または解
放は、通常油圧回路によって行われている。
【0003】ところが、従来の車両用自動変速機におい
ては、スロットル開度および車速に応じて切換え作動さ
れるシフトバルブや、ライン圧を制御するレギュレータ
バルブや各摩擦締結要素の締結圧特性を設定するアキュ
ムレータが組み込まれているために、変速段を多くする
場合には、シフトバルブやアキュムレータの必要個数が
多くなり、バルブボディが大型化し、また、油圧回路が
複雑となり、かつ、重量、容積および価格が増大し、自
動変速機の小型化および価格低減に大きな障害となって
いた。
【0004】また、アキュムレータは、オリフィスとス
プリング力により摩擦締結要素の締結圧特性を設定して
いるため、スロットル開度、車速、油温等の異なるすべ
ての変速条件に対して精密なショックコントロールが行
えないとともに、種類の異なる自動変速機に対する調整
が困難であるという問題を有している。
【0005】このため、従来より、デューティソレノイ
ド弁のような電磁ソレノイド弁を用いて、上記摩擦締結
要素に供給する作動油の油圧を任意の値に制御し得る構
成とすることにより、シフトバルブおよびアキュムレー
タ等の個数を減らして油圧制御回路を簡素化し、小型化
および価格の低減を図った自動変速機も提案されている
が、、このような目的に用いられる電磁ソレノイド弁は
高価であり、それだけ自動変速機全体の価格の低減を阻
害することになる。特に、2系統の摩擦締結要素を同時
に制御する場合、必然的に2個の電磁ソレノイド弁が必
要であり、さらに、ロックアップクラッチのスリップ制
御をも行おうとした場合は、それだけで3個の電磁ソレ
ノイド弁が必要となってくる。
【0006】そこで、例えば特開平1−164848号
公報に記載された自動変速機の油圧制御装置では、電磁
ソレノイド弁により油圧を制御された作動油が供給され
る油路を、変速段に応じて切換える切換弁を設けること
により、電磁ソレノイド弁の使用個数を減らして、価格
の低減を図っている。
【0007】また、特開平2−278076号公報に開
示されているように、1個の電磁ソレノイド弁からのコ
ントロール油圧だけで、ロックアップクラッチおよびエ
ンブレクラッチの両方の制御を行うことにより、油圧制
御回路の構成の簡略化および小型化を図った自動変速機
の制御装置も知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電磁ソレノ
イド弁により油圧を制御された作動油が供給される油路
を、変速段に応じて切換える切換弁を設け、1つの電磁
ソレノイド弁により、所定の摩擦締結要素の油圧制御と
ロックアップクラッチのスリップ制御とを行うように際
して、摩擦締結要素の構成によっては、ロックアップク
ラッチのスリップ制御が行われる変速段で、上記所定の
摩擦締結要素に対しても一定の油圧を印加しておくこと
が必要な場合があるが、従来の油圧制御回路の構成で
は、それが困難であった。
【0009】上述の事情に鑑み、本発明は、1つの電磁
ソレノイド弁を、所定の摩擦締結要素の油圧制御とロッ
クアップクラッチのスリップ制御とに兼用する場合に、
極めて簡単な構成により、ロックアップクラッチのスリ
ップ制御が行われる変速段で、上記所定の摩擦締結要素
に対しても一定の油圧を印加しておくことができる自動
変速機の油圧制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による自動変速機
の油圧制御装置は、電磁ソレノイド弁により油圧を制御
された作動油が供給される油路を、所定の摩擦締結要素
に接続する第1の切換位置と、特定の変速段においてロ
ックアップクラッチの制御手段に接続する第2の切換位
置とに選択的に切換える切換手段を備えてなるととも
に、該切換手段により上記油路が上記ロックアップクラ
ッチの制御手段に接続されたときに、上記所定の摩擦締
結要素に対し元圧を供給する元圧供給手段を備えてなる
ことを特徴とするものである。
【0011】上記元圧供給手段は、上記切換手段の上記
第1の切換位置から上記第2の切換位置への切換に伴っ
て作動され、また、上記切換手段は、上記特定の変速段
で締結される摩擦締結要素に供給される作動油の油圧に
よって作動される切換弁よりなる。
【0012】本発明の1つの態様によれば、上記電磁ソ
レノイド弁は、1速と2速との間の変速時に、所定の摩
擦締結要素に供給される作動油の油圧制御を行い、上記
ロックアップクラッチのスリップ制御が行われる上記特
定の変速段は3速および4速よりなる。
【0013】
【作用および発明の効果】本発明によれば、電磁ソレノ
イド弁により油圧を制御された作動油が供給される油路
を、所定の摩擦締結要素に接続する第1の切換位置と、
特定の変速段(例えば3速および4速)においてロック
アップクラッチの制御手段に接続する第2の切換位置と
に選択的に切換える切換手段が設けられていることによ
り、上記切換手段の第1の切換位置では、上記電磁ソレ
ノイド弁による所定の摩擦締結要素に供給される作動油
の油圧制御が可能になるとともに、上記切換手段が第2
の切換位置に切換えられたときに、上記所定の摩擦締結
要素に対し元圧を供給する元圧供給手段が設けられてい
るため、極めて簡単な構成でありながら、上記電磁ソレ
ノイド弁によるロックアップクラッチの制御を行いつ
つ、上記所定の摩擦締結要素に対して一定の油圧を印加
しておくことが容易になる。
【0014】また、上記切換手段が、上記特定の変速段
で締結される摩擦締結要素に供給される作動油の油圧に
よって作動される切換弁よりなる場合、この切換弁の作
動圧を別途設けなくても良い利点がある。
【0015】
【実施例】以下、本発明による自動変速機の油圧制御装
置の実施例について図面に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、自動変速機ATには、
エンジン出力軸1のトルクを変速してタービンシャフト
2に伝達するトルクコンバータ3と、タービンシャフト
2のトルクをさらに変速しまた後進段が選択されている
ときには回転を逆転させて、出力ギヤ4から駆動輪側に
出力する変速歯車機構5とが設けられている。タービン
シャフト2はパイプ状に形成され、その中空部には、エ
ンジン出力軸1に連結されたオイルポンプシャフト6が
配設され、このオイルポンプシャフト6によって、変速
歯車機構5の後方(図1の左側)に配置されたオイルポ
ンプ7が回転駆動されるようになっている。
【0017】トルクコンバータ3は、連結部材8を介し
てエンジン出力軸1に連結されたポンプ9と、タービン
シャフト2に連結され、ポンプ9から吐出される作動油
によって回転駆動されるタービン10と、タービン10から
ポンプ9に還流される作動油をポンプ9の回転を促進す
る方向に整流するステータ11とによって構成され、ポン
プ9とタービン10との回転数差に応じた変速比で、エン
ジン出力軸1のトルクを変速するようになっている。ス
テータ11は、ワンウェイクラッチ12を介して変速機ケー
ス13に固定されている。なお、14はエンジン出力軸1と
タービンシャフト2とをトルクコンバータ3を介さずに
直結するためのロックアップクラッチである。
【0018】変速歯車機構5は、それ自体は公知のラビ
ニヨ型の遊星歯車装置であって、この変速歯車機構5に
は、タービンシャフト2に遊嵌された比較的小径のスモ
ールサンギヤ15と、このスモールサンギヤ15の後方でタ
ービンシャフト2に遊嵌された比較的大径のラージサン
ギヤ16と、スモールサンギヤ15と噛み合う複数のショー
トピニオンギヤ17と、前部(図1の右側)がショートピ
ニオンギヤ17と噛み合い、後部がラージサンギヤ16と噛
み合うロングピニオンギヤ18と、さらにこのロングピニ
オンギヤ18と噛み合うリングギヤ(インターナルギヤ)
19と、ショートピニオンギヤ17とロングピニオンギヤ18
とを回転自在に支持するキャリア20とが設けられてい
る。
【0019】このように構成された変速歯車機構5で
は、変速段に応じてスモールサンギヤ15、ラージサンギ
ヤ16またはキャリア20がトルク入力部となる一方、どの
変速段でもリングギヤ19が出力部となる。従って、出力
ギヤ4はリングギヤ19に連結されている。
【0020】そして、変速歯車機構5内でのトルク伝達
路を切替えるために、複数のクラッチおよびブレーキが
設けられている。
【0021】すなわち、タービンシャフト2とスモール
サンギヤ15との間には、スモールサンギヤ15を駆動する
フォワードクラッチ21が介設され、タービンシャフト2
とキャリア20との間には、3速と4速時にキャリア20を
駆動する3−4クラッチ24が介設され、タービンシャフ
ト2とラージサンギヤ16との間には、後退時にラージサ
ンギヤ16を駆動するリバースクラッチ25が介設されてい
る。また、ラージサンギヤ16とリバースクラッチ25との
間には、2速と4速時にラージサンギヤ16を固定するた
めのバンドブレーキからなる2−4ブレーキ26が設けら
れている。さらに、キャリア20と変速機ケース13との間
には、1速と後退時にキャリア20を固定するためのロー
リバースブレーキ27が介設されている。
【0022】この変速歯車機構5は、それ自体で前進4
段、後進1段の変速段を有し、摩擦締結要素であるクラ
ッチ21,24,25およびブレーキ26,27を適宜作動させる
ことによって所要の変速段を得ることができる。
【0023】図2は、図1の自動変速機ATのための油
圧制御回路を示す。なお、図2を参照した以下の説明に
おいては、DレンジおよびRレンジ以外のレンジ(Nレ
ンジ,Pレンジ等)については省略してあり、また図2
中の各種切換弁はすべてDレンジの1速および2速にお
ける切換位置を示してある。
【0024】図2において、3−4クラッチ24,フォワ
ードクラッチ21およびリバースクラッチ25は、それぞれ
締結用油圧が供給される締結室24A,21A,25A(Aは
アプライを意味する)のみを備えているが、ローリバー
スブレーキ27および2−4ブレーキ26には、それぞれ締
結用油圧が供給される締結室27A,26Aに加えて、解放
用油圧が供給される解放室27R,26R(Rはリリースを
意味する)とがそれぞれ設けられている。
【0025】このように、締結室と解放室との双方を備
えた摩擦締結要素においては、締結室のみに油圧が与え
られているときに締結され、締結室と解放室との双方に
油圧が与えられているとき、および締結室と解放室との
双方に油圧が印加されていないときには、解放されるよ
うに構成されている。
【0026】ここで、各変速段とクラッチ、ブレーキの
作動関係を表1に示す。なお、表1においては、油圧が
印加されている状態を「○」で示してある。
【0027】
【表1】
【0028】表1から明らかなように、1速と2速との
間の変速時には、ローリバースブレーキ27と2−4ブレ
ーキ26とが変速に関与し、2速と3速との間の変速時に
は、2−4ブレーキ26と3−4クラッチ24とが変速に関
与し、3速と4速との間の変速時には、2−4ブレーキ
26とフォワードクラッチ21とが変速に関与して、それぞ
れ一方が解放され、他方が締結されるようになってい
る。すなわち、1速ではローリバースブレーキ27が締結
されて、2−4ブレーキ26が解放され、2速では、2−
4ブレーキ26が締結され、3−4クラッチ24が解放され
ているが、3速への変速時に、2−4ブレーキ26が解放
され、3−4クラッチ24が締結される。また、3速で
は、2−4ブレーキ26が解放され、フォワードクラッチ
21が締結されているが、4速への変速時に、2−4ブレ
ーキ26が締結され、フォワードクラッチ21が解放され
る。
【0029】さらに、同時に締結されると動力伝達経路
がインタロックする関係にある摩擦締結要素を表2に示
す。
【0030】
【表2】
【0031】表2から明らかなように、ローリバースブ
レーキ27と2−4ブレーキ26とが同時に締結されたと
き、およびローリバースブレーキ27と3−4クラッチ24
とが同時に締結されたとき、それぞれ動力伝達経路がイ
ンタロックするから、図2の油圧回路は、このインタロ
ックのが発生を阻止する構成となっている。
【0032】次に、図2に示す各摩擦締結要素の締結室
および解放室に対して作動油を給排する各種弁の構成お
よび動作について詳細に説明する。
【0033】オイルポンプ7で昇圧された作動油は、油
路aを経てプレッシャレギュレータバルブ23に供給され
る。このプレッシャレギュレータバルブ23を制御するた
めに、二方デューティソレノイド弁28(符号Cでしめさ
れている)とモデュレータバルブ29とが設けられてお
り、ソレノイド弁28は、エンジントルクに応じた(通常
はスロットル開度に応じた)パイロット圧を出力し、モ
デュレータバルブ29を介して、プレッシャレギュレータ
バルブ23の出力圧(ライン圧)をエンジントルクに応じ
て調圧するように構成されている。そして、このように
して得られたライン圧は、油路bを経てマニュアルバル
ブ30に供給される。
【0034】マニュアルバルブ30は、図面を簡単にする
ために、DレンジとRレンジとを切換える2ポート2位
置切換弁として描かれており、Nレンジその他は省略さ
れている。そして、マニュアルバルブ30に供給されたラ
イン圧は、シフトレバーの位置により、2つの油路c,
dのうちの1方に選択的に伝達される。すなわち、Dレ
ンジではライン圧が油路cに伝達され、Rレンジでは油
路dに伝達されるとともに、油路c,dのうちのいずれ
かが選択されてこれにライン圧が伝達されたとき、他方
の油路内の作動油はドレーンされるように構成されてい
る。
【0035】一方、ローリバースブレーキ27と2−4ブ
レーキ26とが同時に締結されるのを防止するために、ロ
ーリバースブレーキ27の解放室27Rと2−4ブレーキ26
の締結室26Aとが油路eを介して連通され、この油路e
と油路cと間に、ドレーンポートを備えた常開型の三方
デューティソレノイド弁31(符号Aで示されている)
と、切換弁33とが油路fを挟んで介装されている。
【0036】上記三方デューティソレノイド弁31は、1
速と2速との間の変速に際して、ローリバースブレーキ
27の解放室27Rと2−4ブレーキ26の締結室26Aとに対
し供給・排出される作動油の油圧のデューティ制御し
て、ローリバースブレーキ27および2−4ブレーキ26の
トルク容量をコントロールするためと、3速および4速
において、差圧制御弁32を介したロックアップクラッチ
14のスリップ制御とを行うために設けられているソレノ
イド弁である。また、上記切換弁33は、スプリングオフ
セット・パイロット方式の5ポート2位置切換弁よりな
り、3速および4速で締結される3−4クラッチ24の締
結室24Aに連通する油路g内の油圧が、切換弁33に対し
パイロット圧として作用するようになっている。
【0037】すなわち、表1から明らかなように、1速
および2速では、3−4クラッチ24の締結室24A内の作
動油が後述する経路で排出されることにより、上記切換
弁33に対してはパイロット圧が作用せず、したがって、
切換弁33はオフセットスプリングの付勢力で、図2に示
す第1の切換位置にあり、三方デューティソレノイド弁
31の下流側の油路fが、切換弁33および油路eを介して
ローリバースブレーキ27の解放室27Rと2−4ブレーキ
26の締結室26Aとに連通される。したがって、1速から
2速への変速時および2速から1速への変速時に、ロー
リバースブレーキ27の解放室27Rおよび2−4ブレーキ
26の締結室26A内の油圧が上記三方デューティソレノイ
ド弁31によりデューティ制御され、変速が行われる。な
お、上記切換弁33が第1の切換位置にあるとき、ロック
アップクラッチ14を作動させる差圧制御弁32に接続され
た油路h内の作動油はドレーンされている。
【0038】一方、3速および4速では、油路g内に作
動油が後述する経路で供給され、この油圧が上記切換弁
33に対してパイロット圧が作用することにより、この切
換弁33は、図3(3速状態)および図4(4速状態)に
示す第2の切換位置に切換えられる。この場合は、三方
デューティソレノイド弁38の下流側の油路fが、ロック
アップクラッチ14を作動させる差圧制御弁32に接続され
た油路hに連通して、三方デューティソレノイド弁31に
よるロックアップクラッチ14のスリップ制御が可能にな
る。
【0039】また、3速および4速において、ローリバ
ースブレーキ27の解放室27Rおよび2−4ブレーキ26の
締結室26A内の油圧(油路e内の油圧)をライン圧(元
圧)に保つために、3速および4速において油路cを油
路eに接続する元圧供給用油路iが設けられている。こ
の油路iは、図2から明らかなように、切換弁33が第1
の切換位置にあるときには、切換弁33によって閉塞され
ているが、切換弁33が第1の切換位置から第2の切換位
置への切換に伴って、図3および図4に示すように、切
換弁33を介して油路eに連通されるように構成されてい
る。
【0040】また、上記油路eから分岐された油路j
と、2−4ブレ−キ26の解放室26Rに連通する油路kと
間に、ドレーンポートを備えた常開型の三方デューティ
ソレノイド弁34(符号Bで示されている)が介装されて
いる。
【0041】この三方デューティソレノイド弁34は、2
速と3速との間の変速に際して、2−4ブレ−キ26の解
放室26Rおよび3−4クラッチ24の締結室24Aに対し供
給・排出される作動油の油圧をデューティ制御し、かつ
3速と4速との間の変速に際して、2−4ブレ−キ26の
解放室26Rに対し供給・排出される作動油の油圧をデュ
ーティ制御するために設けられたソレノイド弁である。
【0042】さらに、上記油路kから油路mが分岐さ
れ、この油路mが、1速〜3速で第1の切換位置にある
スプリングオフセット・パイロット方式の9ポート2位
置切換弁35を介して、3−4クラッチ24の締結室24Aに
連通する油路gに接続されている。上記三方デューティ
ソレノイド弁34は、3速のみにおいてOFF状態とさ
れ、3速以外ではON状態とされるので、1速および2
速では油路jが閉塞され、かつ油路kおよび油路m内の
作動油がこのソレノイド弁34のドレーンポートから排出
される。そして、2速と3速との間の変速時および3速
と4速との間の変速時に、2−4ブレ−キ26の解放室26
Rおよび3−4クラッチ24の締結室24A内の油圧が、三
方デューティソレノイド弁34によりデューティ制御され
るように構成されている。
【0043】一方、上記切換弁35に対しては、油路aの
ライン圧が、ドレーンポートを備えたON/OFFソレ
ノイド弁36(符号ON/OFFで示されている)を介し
てパイロット圧として与えられるようになっている。そ
して、このソレノイド弁36は、1速〜3速ではOFF状
態とされるので、ライン圧がパイロット圧として印加さ
れて、切換弁35は図2に示す第1の切換位置にあり、こ
れによって、油路cとフォワードクラッチ21の締結室21
Aに通じる油路nとが連通され、フォワードクラッチ21
が締結される。
【0044】ここで、上記三方デューティソレノイド弁
31,34およびON/OFFソレノイド弁36の動作を表3
に示す。
【0045】
【表3】
【0046】1速〜3速では、第1の切換位置にある切
換弁35を介して油路mと油路gとが連通されるが、表3
から明らかなように、3速では三方デューティソレノイ
ド弁34がOFF状態とされて、そのドレーンポートが閉
じられ、かつ入出力ポート間が連通されるので、油路j
に供給された作動油は、油路mおよび切換弁35を介して
油路gに供給され、3−4クラッチ24が締結される。ま
た、シャトル弁37が設けられ、このシャトル弁37の
一方の入力ポートが油路cに接続され、他方の入力ポー
トが、切換弁35を介してドレーン状態の油路dに連通す
る油路pに接続され、出力ポートが、油路qを通じてロ
ーリバースブレーキ27の締結室27Aに連通していること
により、1速〜3速において、作動油が油路cからシャ
トル弁37を通ってローリバースブレーキ27の締結室27
Aに供給される。
【0047】そして、1速では、三方デューティソレノ
イド弁31がON状態とされて、ローリバースブレーキ27
の解放室27Rおよび2−4ブレーキ26の締結室26A内の
作動油がソレノイド弁31のドレーンポートから排出され
ていることにより、ローリバースブレーキ27が締結され
る。また、三方デューティソレノイド弁34もON状態と
されるので、2−4ブレーキ26の解放室26Rおよび3−
4クラッチ24の締結室24Aには油圧が印加されず、2−
4ブレーキ26および3−4クラッチ24が解放されてい
る。
【0048】次に、2速では、三方デューティソレノイ
ド弁31がOFF状態とされることにより、ライン圧がこ
の常開型のソレノイド弁31を経由してローリバースブレ
ーキ27の解放室27Rおよび2−4ブレーキ26の締結室26
Aに印加されて、ローリバースブレーキ27が解放され
る。また、三方デューティソレノイド弁34はON状態と
されるので、2−4ブレーキ26の解放室26Rおよび3−
4クラッチ24の締結室24Aには油圧が印加されず、2−
4ブレーキ26は締結され、3−4クラッチ24は解放され
る。
【0049】さらに3速では、三方デューティソレノイ
ド弁34がOFF状態とされることにより、ライン圧が油
路j,常開型のソレノイド弁34,油路m,切換弁35およ
び油路gを経由して3−4クラッチ24の締結室24Aに印
加されるため、3−4クラッチ24が締結される。そし
て、3−4クラッチ24の締結室24Aに供給される作動油
の油圧(油路g内の油圧)により、切換弁33が図3に示
す第2の切換位置に切換えられ、三方デューティソレノ
イド弁31による差圧制御弁32を介してのロックアップク
ラッチ14のスリップ制御が可能になる(4速でも同
様)。また、油路iを経由した作動油が、ローリバース
ブレーキ27の解放室27Rと、2−4ブレーキ26の締結室
26Aおよび解放室26Rとに印加されるため、ローリバー
スブレーキ27および2−4ブレーキ26が解放される。さ
らに、油路iを経由した作動油が油路j,常開型のソレ
ノイド弁34,油路m,切換弁35および油路gを経由して
3−4クラッチ24の締結室24Aに印加されるため、3−
4クラッチ24の締結状態が維持される。
【0050】次に、ソレノイド弁36が4速でONになる
と、そのドレーンポートが開くため、切換弁35に対する
パイロット圧が消滅して、切換弁35は、図4に示すよう
に、スプリングの付勢力で第2の切換位置に移動して、
油路cとフォワードクラッチ21の締結室21Aに通じる油
路nとの間が遮断され、かつフォワードクラッチ21の締
結室21A内の作動油が切換弁35を通じてドレーンされる
ため、フォワードクラッチ21が解放される。また、油路
eから分岐された油路rが切換弁35を介して油路gに連
通するため、3−4クラッチ24が引続き締結される。さ
らに、三方デューティソレノイド弁34がON状態とされ
ることにより、2−4ブレーキ26の解放室26R内の作動
油がソレノイド弁34のドレーンポートから排出され、2
−4ブレーキ26が締結される。
【0051】一方、Rレンジが選択されて、油路dにラ
イン圧が供給されたとき、油路c内の作動油はドレーン
されるから、ライン圧は、油路dからリバースクラッチ
25の締結室25Aに印加され、リバースクラッチ25が締結
される。また、油路dから分岐された油路s,切換弁3
5,油路p,シャトル弁37および油路q通じて、ローリ
バースブレーキ27の締結室27Aに作動油が供給される
が、三方デューティソレノイド弁31がON状態とされる
ので、ローリバースブレーキ27の解放室27R内の作動油
がソレノイド弁31を通じてドレーンされ、ローリバース
ブレーキ27が締結される。
【0052】さらに、図2から明らかなように、フォワ
ードクラッチ21の締結室21Aに接続された油路nおよび
リバースクラッチ25の締結室25Aに接続された油路dに
は、モデュレータバルブ29により、エンジントルクに応
じて背圧を制御されるアキュムレータ38および39がそれ
ぞれ接続されている。油路nに接続されたアキュムレー
タ38は、マニュアルバルブ30のNレンジからDレンジへ
のシフト操作時および4速から3速への変速時に、フォ
ワードクラッチ21の締結室21A内の油圧を緩やかに上昇
させるとともに、3速から4速への変速時にフォワード
クラッチ21の締結室21A内の油圧を緩やかに下降させる
棚圧形成機能を有する。
【0053】また、油路dに接続されたアキュムレータ
39は、マニュアルバルブ30のNレンジからRレンジへの
シフト操作時に、リバースクラッチ25の締結室25A内の
油圧を緩やかに上昇させる棚圧形成機能を有する。
【0054】図5および図6は、変速時における油圧の
変化を示すタイミングチャートである。
【0055】まず、図5(A) は、マニュアルバルブ30の
NレンジからRレンジへのシフト操作時における、ロー
リバースブレーキ27の締結室27内の油圧PAL-RBおよび
フォワードクラッチ21の締結室21A内の油圧PAFWC
変化を示し、ローリバースブレーキ27の締結室27内の油
圧PAL-RBは急速に立ち上がるが、フォワードクラッチ
21の締結室21A内の油圧PAFWC はアキュムレータ38の
作用により、緩やかに上昇することを示している。
【0056】図5(B) は、1速から2速への変速時にお
いて、三方デューティソレノイド弁31によりデューティ
制御されるローリバースブレーキ27の解放室27R内の油
圧PRL-RBおよびこれに等しい2−4ブレーキ26の締結
室26A内の油圧PA2-4Bの変化を示す。
【0057】図5(C) は、2速から3速への変速時にお
いて、三方デューティソレノイド弁34によりデューティ
制御される2−4ブレーキ26の解放室26R内の油圧PR
2-4Bおよびこれに等しい3−4クラッチ24の締結室24A
内の油圧PA3-4Cの変化を示す。
【0058】図5(D) は、3速から4速への変速時にお
いて、三方デューティソレノイド弁34によりデューティ
制御される2−4ブレーキ26の解放室26R内の油圧PR
2-4Bの変化と、アキュムレータ38の作用により緩やかに
下降するフォワードクラッチ21の締結室21A内の油圧P
FWC の変化を示す。
【0059】図6(A) は、NレンジからRレンジへのシ
フト操作時における、ローリバースブレーキ27の解放室
27R内の油圧PRL-RBおよびリバースクラッチ25の締結
室25A内の油圧PAREVCの変化を示す。ローリバースブ
レーキ27の締結室27内の油圧PAL-RBは急速に立ち上が
るが、リバースクラッチ25の締結室25A内の油圧PA
REVCはアキュムレータ38の作用により、緩やかに上昇す
ることを示している。
【0060】次の図6(B) は、2速から1速への変速時
において、三方デューティソレノイド弁31によりデュー
ティ制御される、ローリバースブレーキ27の解放室27R
内の油圧PRL-RBおよびこれに等しい2−4ブレーキ26
の締結室26A内の油圧PA2-4Bの変化を示す。
【0061】図6(C) は、3速から2速への変速時にお
いて、三方デューティソレノイド弁34によりデューティ
制御される、2−4ブレーキ26の解放室26R内の油圧P
2-4Bおよびこれに等しい3−4クラッチ24の締結室24
A内の油圧PA3-4Cの変化を示す。
【0062】図6(D) は、4速から3速への変速時にお
いて、三方デューティソレノイド弁34によりデューティ
制御される、2−4ブレーキ26の解放室26R内の油圧P
2-4Bの変化と、アキュムレータ38の作用により緩やか
に上昇するフォワードクラッチ21の締結室21A内の油圧
PAFWC を示す。
【0063】以上の説明で、本実施例における油圧制御
回路の構成および動作が明らかとなったが、本実施例に
よれば、三方デューティソレノイド弁31により油圧を制
御される作動油が出力される油路fを切換える切換弁33
が設けられ、この切換弁33の第1の切換位置において、
上記油路fがローリバースブレーキ27の解放室27Rおよ
び2−4ブレーキ26の締結室26Aに接続されることによ
り、図5(B) および図6(B) に示す1速と2速との間の
変速時に、上記三方デューティソレノイド弁31による、
ローリバースブレーキ27の解放室27R内の油圧PRL-RB
および2−4ブレーキ26の締結室26A内の油圧PA2-4B
のデューティ制御が可能になる。
【0064】また、3速および4速において切換弁33が
第2の切換位置に切換えられた場合には、上記油路f
が、ロックアップクラッチ14の制御手段である差圧制御
弁32に接続されるとともに、ローリバースブレーキ27の
解放室27Rおよび2−4ブレーキ26の締結室26Aに対
し、ライン圧を上記切換弁33を介して印加するめの油路
iが設けられていることにより、上記三方デューティソ
レノイド弁31による、ロックアップクラッチ14のスリッ
プ制御を行いながら、3速および4速におけるローリバ
ースブレーキ27の解放状態の維持と、4速における2−
4ブレーキ26の締結状態の維持とを行うことができる。
【0065】また、上記切換弁33は、3速および4速に
おいて締結される3−4クラッチ24の締結圧をパイロッ
ト圧として、第1の切換位置から第2の切換位置に切換
えられるように構成されているため、上記切換弁33のた
めのパイロット圧形成手段を別途にもうけなくても良い
利点がある。
【0066】さらに、本実施例では、同時に締結される
とインタロックを発生する関係にあるローリバースブレ
ーキ27の解放室27Rと2−4ブレーキ26の締結室26Aと
が油路eを介して連通され、かつ上記ローリバースブレ
ーキ27の解放室27Rおよび2−4ブレーキ26の締結室26
A内の油圧が三方デューティソレノイド弁31により制御
されるように構成されているため、ローリバースブレー
キ27と2−4ブレーキ26とが同時に締結されるおそれは
全くない。
【0067】また、ローリバースブレーキ27と同時に締
結されるとインタロックを発生する関係にある3−4ク
ラッチ24の締結室24Aに連通する油路gが、ローリバー
スブレーキ27の解放室27Rに通じる油路eから分岐され
た形になっているので、ローリバースブレーキ27と3−
4クラッチ24とが同時に締結されるおそれも全くなくな
る。
【0068】なお、本実施例では、ローリバースブレー
キ27と2−4ブレーキ26と3−4クラッチ24とを、デュ
ーティソレノイド弁31,34によって直接制御している
が、図7に示すように、デューティソレノイド弁31,34
に代えて、デューティソレノイド弁51によって制御され
る調圧弁52を用いても、同様の効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動変速機の機械的構成を示す
スケルトン図
【図2】同 1速および2速における油圧制御回路の概
略図
【図3】同 3速における油圧制御回路の概略図
【図4】同 4速における油圧制御回路の概略図
【図5】同 変速時において摩擦締結要素に対し給排さ
れる作動油の油圧の変化を示すタイミングチャート
【図6】同 変速時において摩擦締結要素に対し給排さ
れる作動油の油圧の変化を示すタイミングチャート
【図7】調圧手段の変形を示す回路図
【符号の説明】
3 トルクコンバータ 5 歯車変速機構 21 フォワードクラッチ 24 3−4クラッチ (特定の変速段で締結される
摩擦締結要素) 25 リバースクラッチ 26 2−4ブレーキ (所定の摩擦締
結要素) 27 ローリバースブレーキ (所定の摩擦締
結要素) 31 三方デューティソレノイド弁 (電磁ソレノイ
ド弁) 32 差圧制御弁 (ロックアップクラッ
チの制御手段) 33 5ポート2位置切換弁 (切換手段) 34 三方デューティソレノイド弁 35 9ポート2位置切換弁 38,39 アキュムレータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択的な締結により動力伝達経路を切換
    える複数の摩擦締結要素と電磁ソレノイド弁とを備え、
    該電磁ソレノイド弁により、所定の摩擦締結要素に供給
    される作動油の油圧の制御と、特定の変速段におけるロ
    ックアップクラッチのスリップ制御とを行うように構成
    された自動変速機の油圧制御装置において、 上記電磁ソレノイド弁により油圧を制御された作動油が
    供給される油路を、上記所定の摩擦締結要素に接続する
    第1の切換位置と、上記特定の変速段において上記ロッ
    クアップクラッチの制御手段に接続する第2の切換位置
    とに選択的に切換える切換手段を備えてなるとともに、
    該切換手段により上記油路が上記ロックアップクラッチ
    の制御手段に接続されたときに、上記所定の摩擦締結要
    素に対し元圧を供給する元圧供給手段を備えてなること
    を特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 上記元圧供給手段は、上記切換手段の上
    記第1の切換位置から上記第2の切換位置への切換に伴
    って作動されることを特徴とする請求項1に記載の自動
    変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 上記切換手段は、上記特定の変速段で締
    結される摩擦締結要素に供給される作動油の油圧によっ
    て作動される切換弁よりなることを特徴とする請求項1
    または2に記載の自動変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 上記電磁ソレノイド弁は、1速と2速と
    の間の変速時に、所定の摩擦締結要素に供給される作動
    油の油圧制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3
    のうちのいずれか1つに記載の自動変速機の油圧制御装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ロックアップクラッチのスリップ制
    御が行われる上記特定の変速段が3速および4速よりな
    ることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれか
    1つに記載の自動変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 上記電磁ソレノイド弁が三方デューティ
    ソレノイド弁よりなることを特徴とする請求項1ないし
    5のうちのいずれか1つに記載の自動変速機の油圧制御
    装置。
  7. 【請求項7】 上記電磁ソレノイド弁が、デューティソ
    レノイド弁と調圧弁との組み合わせよりなることを特徴
    とする請求項1ないし5のうちのいずれか1つに記載の
    自動変速機の油圧制御装置。
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JP2004278780A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Nsk Ltd トロイダル型無段変速機

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