JPH07293622A - ガス封入緩衝部材 - Google Patents

ガス封入緩衝部材

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JPH07293622A
JPH07293622A JP7004578A JP457895A JPH07293622A JP H07293622 A JPH07293622 A JP H07293622A JP 7004578 A JP7004578 A JP 7004578A JP 457895 A JP457895 A JP 457895A JP H07293622 A JPH07293622 A JP H07293622A
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JP
Japan
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gas
piston rod
cylinder
lubricant
guide bush
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Pending
Application number
JP7004578A
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English (en)
Inventor
Wolfgang Katz
カッツ ヴォルフガング
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Danly Corp
Original Assignee
Danly Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Danly Corp filed Critical Danly Corp
Publication of JPH07293622A publication Critical patent/JPH07293622A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • F16F9/0236Telescopic characterised by having a hollow piston rod
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/3278Details for lubrication

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のガス封入緩衝部材を改良し、特に寿命
が長く、安価に製造できるガス封入緩衝部材を提供す
る。 【構成】 ピストン棒がシリンダを端面側で高圧密封さ
れて貫通していて、前記シリンダ内に形成された作動室
内部に高圧下で存在しているガスのばね力に抗して軸方
向に移動できるように支持されており、さらに潤滑材を
収容する全周のへこみ部がピストン棒に相対して設けら
れているガス封入緩衝部材において、ガイドブシュ20
が内腔部11にはめ込まれていて、このガイドブシュに
ピストン棒30がわずかな半径方向遊びをもって案内さ
れており、ガイドブシュ20が潤滑材を収容するへこみ
部21を有しており、ガイドブシュ20に概ね半径方向
に延びている潤滑材通路22が取り付けられていて、こ
の潤滑材通路の一方の端部がへこみ部21に通じ、他方
の端部がシリンダ10内で概ね半径方向に延びた閉鎖可
能な供給孔12と連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、請求項1の前提部に記載された
ガス封入緩衝部材、すなわち、内腔部を有するシリンダ
と、このシリンダ内に案内されているピストン棒とを含
んでなる、特に工作機械または工具のためのガス封入緩
衝部材であって、前記ピストン棒が前記シリンダを端面
側で高圧密封されて貫通していて、零位置(上方死点)
から出て、前記シリンダ内に形成された作動室内部に高
圧下で存在しているガスのばね力に抗して軸方向に移動
できるように支持されており、さらに潤滑材を収容する
全周のへこみ部がピストン棒に相対して設けられている
ガス封入緩衝部材に関する。
【0002】
【背景技術】この種類のガス封入緩衝部材は、特に工作
機械や工具などで、最小のスペースで大きい復元力を実
現しなければならないところで用いられる。ガス封入緩
衝部材は概ね内腔部を有するシリンダと、このシリンダ
内に案内されているピストン棒からなる。ピストン棒は
シリンダ端面側を貫通していて、シリンダケーシング内
を高圧密封されて案内されている。したがって、シリン
ダ内にはガスを高圧下で充填した作動室が生じる。ピス
トン棒は上方死点、すなわち零位置から出て軸方向に移
動できる。軸方向移動の結果として作動室内に生み出さ
れた排除作用によりガスの圧力が増大するので、内側に
向かって軸方向移動が進むにつれてその都度これに必要
な力が増し、したがって所望の緩衝作用が達成される。
【0003】閉じた緩衝装置として構成されたこの種類
のガス封入緩衝部材は、たとえばDE9007590U
によって知られている。シリンダ内に取り付けたバルブ
を通して、ガス、具体的には窒素ガスが高圧で作動室に
装入されている。シリンダ上部には、ピストン棒が貫通
する箇所に切り込み部として形成された潤滑材室が設け
られており、潤滑材貯蔵室として用いられる。メーカー
側で粘液状の潤滑材、たとえばグリースを入れる。ピス
トン棒が可逆的に移動することにより、絶えず少量の潤
滑材が一緒に運ばれ、それによってピストン棒とシリン
ダ内面との摩擦が軽減される。
【0004】この種類のガス封入緩衝部材は非常に実績
があるが、幾つかの短所もある。まず、貫通部でシリン
ダを特別に形成しなければならないので、製造コストが
比較的高い。特に、潤滑材貯蔵室として用いられる切り
込み部を設けるために、追加の加工工程が必要である。
さらに、工場側で装入した潤滑材ストックは比較的急速
に使い果たされるので、特に高い荷重および/ または連
続使用において、ピストン棒とシリンダ内面との摩擦状
況が劣化して摩耗を増す。このような問題の原因の一部
は、粘液状の潤滑材が潤滑すべき表面上に均一な潤滑膜
を作ることができず、それゆえ局所的に潤滑材の隙間が
生じることにある。また、粘性のために潤滑材が潤滑材
室から永久に取り出されてしまうので、ストックがすぐ
に使い果たされる。潤滑材の補充は不可能であり、組立
コストが高いので経済的に有効ではない。
【0005】本発明の目的は、上記の短所がなくなるよ
うに、冒頭に記載した種類のガス封入緩衝部材を改善す
ることである。特に従来のガス封入緩衝部材に比べて寿
命が長く、安価に製造できるガス封入緩衝部材を提供す
ることである。
【0006】
【発明の開示】本発明において、上記の目的は請求項1
の特徴部に記載した特徴、すなわち、ガイドブシュ(2
0、20′)が内腔部(11)にはめ込まれていて、こ
れらのガイドブシュによってピストン棒(30、3
0′)がわずかな半径方向遊びをもって案内されてお
り、前記ガイドブシュ(20、20′)が潤滑材を収容
するへこみ部(21)を有しており、前記ガイドブシュ
(20、20′)に概ね半径方向に延びている潤滑材通
路(22)が取り付けられていて、この潤滑材通路の一
方の端部がへこみ部(21)に通じ、他方の端部がシリ
ンダ(10)内で概ね半径方向に延びた閉鎖可能な供給
孔(12)と連通していることによって達成される。
【0007】本発明の有利な実施態様が、従属請求項に
記載されている。
【0008】本発明は、ピストン棒の貫通部を、直径が
一定の概ね連続した内腔部に挿入できる独立のガイドブ
シュで構成することによって、シリンダの構造を単純に
するという思想に基づいている。このガイドブシュは潤
滑材を収容するへこみ部を有しており、潤滑材は閉鎖可
能な追加の通路を通って外から補充できるようになって
いる。そうすることによって、ガス封入緩衝部材を分解
することなく、潤滑材を必要に応じて補充できる。
【0009】さらに、ピストン棒とガイドブシュとの間
には、わずかな半径方向遊びがあるだけなので、液状潤
滑材、たとえば高荷重合成油を使用できる。これによ
り、薄いが、堅牢で凝集性が高く、寿命を大幅に伸ばす
潤滑膜を作ることが可能である。このようにして摩擦が
軽減される結果として、作動室内で加圧下にあるガスの
加熱が大幅に少なくなり、温度に起因する圧力上昇に基
づく機械的荷重が減少する。緩衝特性も改善されるの
で、寿命が伸びる一方、製造コストは著しく削減でき
る。
【0010】ピストン棒はガイドブシュによって大きい
軸方向区間にわたって均一に案内されており、そうする
ことによって側方荷重はより良好に吸収される。慣用の
ガイドバンドは全くなくなるので、荷重、したがって摩
擦は一層少ない。
【0011】この基本思想の具体的な実現において、シ
リンダは、シリンダ端面側から出て軸方向にほぼ全長に
延びた一定の直径の内腔部を有する。ガイドブシュは内
腔部に差し込めるように、外径がこの内腔部と合致して
いる。ガイドブシュの内径はピストン棒の外径と正確に
合致しており、これら2つの部材の間にわずかな半径方
向遊びが存在するようになっている。
【0012】ガイドブシュは中央部に、ピストン棒に相
対した全周のへこみ部を有する。さらに、このへこみ部
に通じている概ね半径方向に延びた潤滑材通路が取り付
けられている。これに対応して、概ね半径方向に延びて
ガイドブシュの潤滑材通路と連通している供給孔がシリ
ンダ内に設けられている。この供給孔は外側に対して閉
じることができる。
【0013】このように構成することによって、常に外
から潤滑材を供給もしくは補充できる。特に液状潤滑材
を簡単な仕方で充填できるので、潤滑材通路および供給
孔を含むガイドブシュのへこみ部は、潤滑材貯蔵器とし
て用いられる。ガイドブシュの内面とピストン棒との間
にわずかな遊びがあるため、閉じた潤滑材膜の形成を可
能にする一方で、潤滑材がへこみ部の区域から早期に流
出するのを妨げる。
【0014】シリンダ内の供給孔が、自動的に閉じる潤
滑ニップルを備えていることが好都合である。この潤滑
ニップルは安価な規格品であり、潤滑材を簡単に補充で
きるようにすると同時に、たとえば弾性的に負荷された
ボールで開口部を確実に閉じる。
【0015】別の好適な実施態様に従えば、ガイドブシ
ュは外側、つまり外套面に、全周の環状スロットを有し
ており、この環状スロットから潤滑材通路が出ている。
環状スロットの高さ、すなわち軸方向の位置は、シリン
ダ内の供給孔の位置に等しい。そうすることによって、
シリンダとガイドブシュを特に簡単で、かつそれぞれ別
個に作ることができる。なぜならば、ガイドブシュをシ
リンダに差し込む際に、潤滑材通路と供給孔を連通させ
るために、2つの部材の間の相対的角位置に留意する必
要がないからである。たとえ角をずらして対応させて
も、潤滑材がへこみ部に流入することが保証されている
のである。つまり、潤滑材は供給孔から流出すると最初
にシリンダとガイドブシュの間で環状スロットの区域に
形成されている環状通路に達し、それから潤滑材通路に
入る。
【0016】ガイドブシュとピストン棒との間の半径方
向遊びが0.02mmと0.04mmの間で選択されて
いることが好都合である。こうすることによって、潤滑
材膜の冒頭に記載した構成が可能になる一方で、この区
域に取り付けられる高圧密封リングが隙間内に押し込ま
れて早期の摩耗が防がれる。
【0017】さらに別の実施態様は、高圧密封を最適に
構成するためのものである。作動室内には150bar
以上の圧力が発生し得るので、高圧密封は特に重要であ
る。
【0018】たとえば、高圧密封は、潤滑材貯蔵器とし
て用いられるへこみ部の下方で、ピストン棒とガイドブ
シュとの間に設けることができる。このために、ガイド
ブシュ内に全周の溝を切り込むことができる。この全周
の溝はピストン棒に相対しており、溝には高圧密封リン
グがはめ込まれている。このような配置構成は、通路を
含むへこみ部からなる潤滑材装置が超過圧下にはなく、
したがって常に、つまり運転中も潤滑材を補充できる点
が長所である。その際、供給管を閉じる部材はほとんど
負荷されず、したがって簡単に構成できる。さらに、こ
のような配置構成は、運転中に発生し得るようなピスト
ン棒の破損が、原則として高圧密封リングには達するこ
とがなく、したがってこれを破損することもない点が長
所である。
【0019】上述のコンセプトにより、従来ほぼ独占的
に使用されてきた、ピストン棒もしくはプランジャの使
用をベースにしたガス封入緩衝部材が決定的に改善され
るだけではない。別の好適な実施態様によれば、作動室
に対する密封はもはやピストン棒とガイドブシュとの間
の密封によってではなく、ピストン棒に取り付けられて
内腔部に案内されているピストンによっておこなわれ
る。それゆえ、密封は、ピストンの外套面内の全周の溝
にはめ込まれた高圧密封リングによって実現できること
が好都合である。それにより、外周が大きいために面積
が非常に大きいピストン密封が得られる。密封リングは
シリンダ接触面として作用する内腔部の内面と接触して
いるから、外的影響による密封リングの破損もなくな
る。別の長所は、作用面が大きくなった結果として、シ
リンダもしくは内腔部の直径は等しくて、はるかに大き
い緩衝力を実現できる点である。このような構成におい
ては、ガイドブシュには高圧密封リングは設けられてい
ないので、ガイドブシュはもっぱらピストン棒の案内に
用いられる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、プランジャ仕様のガス封入緩衝
部材の概念的な断面図、図2は、ピストン仕様のガス封
入緩衝部材の概念的な断面図である。
【0021】図1に従うガス封入緩衝部材1は、緩衝作
用を生み出すためにピストン棒30を用いた、いわゆる
プランジャ仕様である。ピストン棒30は、シリンダ1
0の内腔部11に進入する。ピストン棒30は、シリン
ダ10の上方に軸方向に突き出ていて、シリンダ10の
軸方向に移動できるように支持されている。シリンダ1
0の内部には、ピストン棒30を密封案内することによ
り、ガスを高圧下で充填した作動室が提供される。ガス
は詳細に図示しないガス弁を通して供給できる。このガ
ス弁は自動的に閉じるように作られており、シリンダ1
0内に設けた凹部14にはめ込まれている。凹部14は
ガス供給路13に移行し、ガス供給路13は下から内腔
部11に通じている。工場側で窒素ガスがガス弁を通し
て高圧下で装入され、作動室11内部で約150bar
の圧力に達する。さらに、このガス弁により、たとえば
運転中にガス損失を補償し、または所定の負荷例に応じ
て圧力を必要な値にするために、後の時点でガスを補充
することが可能である。
【0022】ピストン棒30は、内腔部11にはめ込ま
れたガイドブシュ20を貫通している。ガイドブシュ2
0は、シリンダ10の溝18に埋め込まれた止め輪58
によって固定されている。この止め輪58は、DIN7
993に従うワイヤロッド製スナップリングとして形成
されている。この規格は溝18の形状も具体的に規定し
ている。
【0023】ガイドブシュ20は、止め輪58の代わり
に、ねじ、すなわちシリンダ10内の雌ねじと、これに
対応するガイドブシュ20の雄ねじ(図示せず)で固定
することもできる。
【0024】ガイドブシュ20は外套面に、軸方向に互
いに離して設けた2つの全周の溝26、27を有する。
これらの溝にはOリング58、59がはめ込まれてお
り、ガイドブシュ20とシリンダ10の間を密封する働
きをしている。Oリング56、57は「パーカー...
N3578−80」の表示記号で市販されており、ショ
ア硬さは82である。
【0025】ガイドブシュ20は半径方向の遊びが約
0.02〜0.04mmとなるように、内径がピストン
棒30に正確に合致している。こうすることによって、
ガイドブシュは直接ピストン棒30に対する滑り軸受と
して用いられ、それゆえ、いわゆるラーガーブロンズ
「RG7」で作られている。ガイドブシュ20の上端部
には、端面に付属して、内側全周の溝25が設けられて
おり、これにスクレーパリング55がはめ込まれてい
る。スクレーパリング55は「パーカーAY...P5
008」の表示記号で市販されており、ショア硬さは9
2である。スクレーパリング55は、ピストン棒30に
付着した潤滑材を上昇運動の際にかき取る働きをする。
【0026】これと反対側、すなわちガイドブシュ10
の上端部には、内側全周の溝29が設けられている。こ
の溝は、ガイドブシュ10とピストン棒30の間の接触
区域で作動室11を確実に密封する高圧密封リング51
を収容している。高圧密封リング51は「パーカーB
S...P5008」の表示記号で市販されており、シ
ョア硬さは92である。ガイドブシュ20の下方区域に
配置したこの構成は、外的作用によってピストン棒の外
周区域が破損した場合に、高圧密封リング51が機械的
に破損したり、早期に摩耗したりする危険がない、とい
う長所がある。それゆえ、所望の密封作用が全設計寿命
にわたって維持される。
【0027】2つの溝25、29の間には、内側全周の
へこみ部21が設けられている。このへこみ部21は、
潤滑材を収容するためのものなので、ピストン棒30に
対する永久潤滑が設けられている。へこみ部21を高圧
密封リング51の上方に配置することにより、この区域
は無圧状態に保たれている。つまり、内部はほぼ周囲圧
力に等しい。これは、特別の安全策を講じることなく、
潤滑材を常時、つまり運転中も供給できる点が長所であ
る。
【0028】へこみ部21にある潤滑材は滑動するピス
トン棒30に付着し、ガイドブシュ20とピストン棒3
0との間の半径方向隙間に閉じた潤滑膜を形成する。ス
クレーパリング55と高圧密封リング51は潤滑材が流
出するのを防ぐので、潤滑材の消費量は高い荷重や負荷
回数のもとでも極めて少ない。潤滑材としては、特に粘
液状の合成ギアオイルが適している。このようなオイル
は、たとえば表示記号「Motorex Gear−S
ynt.No.460」で市販されている。
【0029】ガイドブシュ20には、半径方向に延びて
いる潤滑材通路22が設けられている。この潤滑材通路
22は、やはりガイドブシュ20に設けられた全周の環
状スロット23から出てガイドブシュ20を貫通し、へ
こみ部21に通じている。潤滑材通路22と環状スロッ
ト23とは、シリンダ10を半径方向に貫通している供
給孔12と同じ高さに配置されている。したがって、シ
リンダ10の外套面からへこみ部21まで連通してい
る。へこみ部21は、軸方向の位置がOリング56と5
7の間になるように、したがって作動室11に対して密
封されるように選択されている。供給孔12には、潤滑
ニップル60が差し込まれている。それによって、潤滑
材を外から供給したり、運転中も補充したりできる。同
時に潤滑ニップル60は、潤滑材貯蔵室を外に向かって
閉じる。潤滑材ニップルには、DIN3405−Aに従
い規格化された潤滑ニップルを用いる。この潤滑ニップ
ルは、ばね63により凹部61に保持されたボール62
を有するので、潤滑材が意図せずに流出するのが確実に
防がれる。
【0030】図1に示された構成において、ピストン棒
30は零位置、すなわち上方死点にある。上方死点は、
ピストン棒30に設けられた突起部31がガイドブシュ
20の下方端面に当たっている位置として定義される。
ピストン棒30は、作動室11内で高圧下にある窒素ガ
スにより、無負荷状態でこの位置に保たれている。
【0031】ピストン棒30は、軸方向と半径方向の大
部分が内腔部39になっている。したがって、内腔部3
9は作動室11の一体的な構成部分であり、作動室11
の容積を拡大している。このように構成すると、所定の
軸方向移動において圧縮は比較的小さく、したがって窒
素ガスの温度上昇が比較的少ないので、はるかに有利な
緩衝率が得られる。
【0032】慣用のスクリューキャップも省略したの
で、総じて上記の長所をもった大きい作動室が実現す
る。従来ねじ結合部はOリングで密封しなければならな
かったので、スクリューキャップを省いたことにより、
漏れ源が1つ減る。製造技術上は、最新の切削法を用い
ることによって一層長所が得られる。たとえば、この実
施例では、所望の強度を有し加工性も良好な、モース・
シュタール株式会社(スイス、ルツェルン)の表示記号
ETG88の材料を使用している。ピストン棒30に
は、表示記号1.7131を有する規格化された鋼を使
用する。
【0033】図2には、ガス封入緩衝部材1′の第2の
実施例が示されている。上記のガス封入緩衝部材1と本
質的に違うのは、ピストン棒30(プランジャ)の代わ
りに、ピストン40と一体的に成形されたピストン棒3
0′を用いる点である。その他の点では構造がほぼ等し
いため、異なる特徴のみ以下に詳述する。同じ参照符号
で表した等しい特徴については、説明の繰り返しを省
く。
【0034】ピストン40は、外周に全周の溝44を付
けており、この溝にガイドバンド54がはめ込まれてい
る。ガイドバンド54は、ピストンをシリンダの内腔部
11の内面で支え、案内する働きをしている。そのすぐ
上には高圧密封リング51′を入れた溝49が設けられ
ている。材料の選択と機能の点では、高圧密封リング5
1′は、上記の実施例の高圧密封リング51と等しい。
それゆえ、やはり表示記号「パーカーAY...P50
08」で市販されている、ショア硬さ92の高圧密封リ
ングを用いる。したがって、ガイドブシュ20の下部区
域には、別の高圧密封リングは必要ない。
【0035】このピストン構成は、改善された高圧密封
が実現される点が長所である。なぜならば、高圧密封は
さらに半径方向外側の位置でおこなわれるため、比較的
大きい密封面積が得られるからである。上記のプランジ
ャ仕様に比べ、この幾何学的関係では密封面積は2.5
〜3倍大きくなる。高圧密封もピストン棒30′の状態
には全く依存しないので、万一破損が存在しても高圧密
封リング51′の寿命には全く影響しない。その他の寸
法は等しいが、有効面積がはるかに大きいので、緩衝力
は著しく増大する。
【0036】ここでも、作動室11を拡大するために、
ガイドブシュ30′とピストン40は大部分が中空にな
っている。
【0037】上述したコンセプトにより、単純な手段で
2つの実施態様を実現でき、あるいは一方の態様から他
方の態様に改造できる。たとえば、原理的にはシリンダ
10およびガイドブシュ20を維持しながら、ピストン
棒30を、ピストン40と一体化されたピストン棒3
0′と交換でき、その逆も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プランジャ仕様のガス封入緩衝部材の概念的な
断面図である。
【図2】ピストン仕様のガス封入緩衝部材の概念的な断
面図である。
【符号の説明】
1、1’ ガス封入緩衝部材 10 シリンダ 11 内腔部 12 供給孔 13 ガス供給路 14 凹部 18 溝 20、20’ ガイドブシュ 21 へこみ部 22 潤滑材通路 23 環状スロット 25 溝 26 溝 27 溝 29 溝 30、30’ ピストン棒 31 突起部 39 内腔部 40 ピストン 44 溝 49 溝 51、51’ 高圧密封リング 54 ガイドバンド 55 スクレーパリング 56 Oリング 57 Oリング 58 止め輪 60 潤滑ニップル 61 凹部 62 ボール 63 ばね

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内腔部を有するシリンダと、このシリン
    ダ内に案内されているピストン棒とを含んでなる、特に
    工作機械または工具のためのガス封入緩衝部材であっ
    て、前記ピストン棒が前記シリンダを端面側で高圧密封
    されて貫通していて、零位置(上方死点)から出て、前
    記シリンダ内に形成された作動室内部に高圧下で存在し
    ているガスのばね力に抗して軸方向に移動できるように
    支持されており、さらに潤滑材を収容する全周のへこみ
    部がピストン棒に相対して設けられているガス封入緩衝
    部材において、ガイドブシュ(20、20′)が内腔部
    (11)にはめ込まれていて、これらのガイドブシュに
    よってピストン棒(30、30′)がわずかな半径方向
    遊びをもって案内されており、前記ガイドブシュ(2
    0、20′)が潤滑材を収容するへこみ部(21)を有
    しており、前記ガイドブシュ(20、20′)に概ね半
    径方向に延びている潤滑材通路(22)が取り付けられ
    ていて、この潤滑材通路の一方の端部がへこみ部(2
    1)に通じ、他方の端部がシリンダ(10)内で概ね半
    径方向に延びた閉鎖可能な供給孔(12)と連通してい
    ることを特徴とするガス封入緩衝部材。
  2. 【請求項2】 前記供給孔(12)に、自動的に閉じる
    潤滑ニップル(60)が差し込まれている、請求項1に
    記載のガス封入緩衝部材。
  3. 【請求項3】 前記ガイドブシュ(20、20′)が、
    潤滑材通路(22)と供給孔(12)を連通させる手段
    として、軸方向の全周環状スロット(23)を有してお
    り、この環状スロット(23)に潤滑材通路(22)が
    通じていて、環状スロット(23)の軸方向の位置が供
    給孔(12)の軸方向の位置と一致している、請求項1
    または2に記載のガス封入緩衝部材。
  4. 【請求項4】 ガイドブシュ(20、20′)とピスト
    ン棒(30、30′)との間の半径方向の遊びが約0.
    02〜0.04mmである、請求項1から3のいずれか
    1項に記載のガス封入緩衝部材。
  5. 【請求項5】 前記へこみ部(21)が作動室(11)
    に対して高圧密封されている、請求項1から4のいずれ
    か1項に記載のガス封入緩衝部材。
  6. 【請求項6】 前記ガイドブシュ(20)がへこみ部
    (21)の下方で、ピストン棒(30)に相対して全周
    溝(29)を有しており、この溝(29)に高圧密封リ
    ング(51)がはめ込まれている、請求項5に記載のガ
    ス封入緩衝部材。
  7. 【請求項7】 ピストン(40)がピストン棒(3
    0′)に取り付けられて、内腔部(11)内で案内され
    ている、請求項1から5のいずれか1項に記載のガス封
    入緩衝部材。
  8. 【請求項8】 ピストン(40)とピストン棒(3
    0′)とが一体に形成されている、請求項7に記載のガ
    ス封入緩衝部材。
  9. 【請求項9】 ピストン(40)が全周溝(49)を有
    し、この溝(49)に高圧密封リング(51′)がはめ
    込まれている、請求項8または9に記載のガス封入緩衝
    部材。
  10. 【請求項10】 ピストン棒(30、30′)および場
    合により存在するピストン(40)が作動室(11)に
    向かって大部分中空になっている、請求項1から9のい
    ずれか1項に記載のガス封入緩衝部材。
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