JPH07293446A - エアコンプレッサ - Google Patents

エアコンプレッサ

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Publication number
JPH07293446A
JPH07293446A JP6114179A JP11417994A JPH07293446A JP H07293446 A JPH07293446 A JP H07293446A JP 6114179 A JP6114179 A JP 6114179A JP 11417994 A JP11417994 A JP 11417994A JP H07293446 A JPH07293446 A JP H07293446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
discharge
passage
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP6114179A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Onozawa
基行 小野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP6114179A priority Critical patent/JPH07293446A/ja
Priority to US08/431,030 priority patent/US5647731A/en
Publication of JPH07293446A publication Critical patent/JPH07293446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/02Stopping, starting, unloading or idling control
    • F04B49/03Stopping, starting, unloading or idling control by means of valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンロード時にシリンダ内が負圧になり、オ
イル上がりが生じることを防止すると共に、吐出側アン
ローダバルブを保護することのできるエアコンプレッサ
を提供する。 【構成】 吸入側アンローダバルブの閉塞時に、この吸
入側アンローダバルブの弁体と弁座の間に所定の通気抵
抗を有するエアリーク孔を形成し、また、吐出側アンロ
ーダバルブの開放時に、該アンローダバルブの摺動部を
前記吐出通路から遮断するシート部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアブレーキ、エア
サスペンション、オートドア等に圧縮空気を供給するエ
ア配管系に用いられるエアコンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エア配管系は、図6で示すよう
に、エアコンプレッサ1と、エアタンク2とがエアドラ
イヤ3及びチェックバルブ4を介して配管結合されるも
ので、エアコンプレッサ1で吸入圧縮された空気が、エ
アドライヤ3の乾燥剤で除湿された後一旦エアタンク2
に貯えられ、このエアタンク2の吐出側に接続された配
管を介してエアブレーキ等へ供給されるようになってい
る。また、エアタンク2には配管を介してガバナ5が接
続され、このガバナ5の出口側はエアコンプレッサ1の
吸入側及び吐出側アンローダバルブに通じており、エア
タンク2の圧力が所定以上になると前記ガバナ5が開状
態となり、アンローダバルブを作動させてエアコンプレ
ッサ1をデコンプ状態(アンロード状態)にする。ま
た、エアタンク2の圧力が所定圧以下になると、ガバナ
5が閉状態となって初期状態に戻り、エアコンプレッサ
1の圧縮作用を開始するようになっている。
【0003】この種のエアコンプレッサとしては、実公
平2−32875号公報に示すものが上げられる。この
エアコンプレッサは、アンロード時のシリンダ内の負圧
をできるだけ抑え、オイル上がりを防止することを目的
とし、吸入側通路に設けられたアンロード弁が閉塞した
時に、吐出側通路を閉塞する残圧形成弁を設けたことを
特徴とするものである。この考案よれば、残圧形成弁が
吐出通路を閉塞することにより、ピストンの上昇行程時
でのシリンダ内の空気の吐出が抑えられてシリンダ内が
高圧に保たれ、ピストンが下降行程に入ってもシリンダ
内を著しく負圧にすることがなくなるために、シリンダ
内が負圧になることを防止できるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記引例にお
いては、アンロード時にシリンダ内へのエア供給がない
ために、アンロード時間が長くなると、シリンダ内のエ
アがシリンダとピストンの隙間からクランク室内に漏れ
出ることからシリンダ内の圧力が低下して負圧になる可
能性があった。
【0005】さらに、吐出空気にはシリンダ内のオイル
やカーボン等が含まれるために、前記残圧形成弁(吐出
側アンローダバルブ)の摺動部にこれらのオイルやカー
ボンが付着して作動不良を起こす可能性があり、また吐
出空気の吐出圧力の圧力波により弁体が微動して摩耗す
る可能性があった。
【0006】このために、この発明は、アンロード時に
シリンダ内が負圧になりオイル上がりが生じることを防
止すると共に、吐出側アンローダバルブを保護すること
のできるエアコンプレッサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1記載
の発明は、前述のアンロード時のシリンダ内の負圧を防
止することを目的として、ピストンの往復動で吸入弁を
介してシリンダ内に空気を吸入する吸入通路と、吐出弁
を介してエアタンク側へ圧縮空気を吐出する吐出通路と
を有し、さらに前記エアタンク内の空気が所定以上にな
った場合に、前記吸入通路を閉塞する吸入側アンローダ
バルブ及び前記吐出側通路を閉塞する吐出側アンローダ
バルブとを有するエアコンプレッサにおいて、吸入側ア
ンローダバルブの閉塞時に、この吸入側アンローダバル
ブの弁体と弁座の間に所定の通気抵抗を有するエアリー
ク孔を形成したことにある。
【0008】また、請求項2記載の発明は、前述した吐
出側アンローダバルブを保護することを目的として、ピ
ストンの往復動で吸入弁を介してシリンダ内に空気を吸
入する吸入通路と、吐出弁を介してエアタンク側へ圧縮
空気を吐出する吐出通路とを有し、さらに前記エアタン
ク内の空気が所定以上になった場合に、前記吸入通路を
閉塞する吸入側アンローダバルブ及び前記吐出側通路を
閉塞する吐出側アンローダバルブとを有するエアコンプ
レッサにおいて、吐出側アンローダバルブの開放時に、
前記吐出側アンローダバルブの弁体を収容し、該アンロ
ーダバルブの摺動部を前記吐出通路から遮断するシート
部を設けたことにある。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、前述した
目的を同時に達成するために、ピストンの往復動で吸入
弁を介してシリンダ内に空気を吸入する吸入通路と、吐
出弁を介してエアタンク側へ圧縮空気を吐出する吐出通
路とを有し、さらに前記エアタンク内の空気が所定以上
になった場合に、前記吸入通路を閉塞する吸入側アンロ
ーダバルブ及び前記吐出側通路を閉塞する吐出側アンロ
ーダバルブとを有するエアコンプレッサにおいて、吸入
側アンローダバルブの閉塞時に、この吸入側アンローダ
バルブの弁体と弁座の間に所定の通気抵抗を有するエア
リーク孔を形成し、さらに吐出側アンローダバルブの開
放時に、前記吐出側アンローダバルブの弁体を収容し、
該アンローダバルブの摺動部を前記吐出通路から遮断す
るシート部を設けたことにある。
【0010】
【作用】したがって、請求項1記載の発明によれば、吸
入側アンローダバルブの閉塞時に、この吸入側アンロー
ダバルブの弁体と弁座の間に所定の通気抵抗を有するエ
アリーク孔を形成したことによって、シリンダの下降行
程時に前記エアリーク孔から所定量の空気が吸入され、
シリンダの上昇行程時に圧縮されてシリンダ内の圧力を
所定の圧力に維持できるために、シリンダ内の負圧を防
止できる。尚、このエアリーク孔から吸入されるエアに
よってシリンダとピストンの間の隙間からブローバイす
るエアが常に補填されるために、アンロード時間が長い
場合でもシリンダ内の圧力を常に維持することができ
る。
【0011】また、請求項2記載の発明によれば、吐出
側アンローダバルブの開放時に、該アンローダバルブの
摺動部を前記吐出通路から遮断するシート部を設けたこ
とによって、吐出空気がアンローダバルブの摺動部に侵
入することを防止できると共に、弁体をシート部に収容
保持できることから吐出空気の圧力波によって弁体が微
動して摩耗するを防止できる。
【0012】さらに、請求項3記載の発明によれば、前
記請求項1記載の発明及び請求項2記載の発明を具備し
たことから、上記課題を同時に達成することができるも
のである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0014】図1乃至図5で示すエアコンプレッサ1
は、図示しない走行用エンジンとタイミングギアにより
直結されており、走行用エンジンが駆動されている場合
には常に回転し、クランク室70内に配されたコネクテ
ィングロッド6を介してピストン7がシリンダ8内を往
復動して圧縮室60の容積を変化させるものである。
【0015】このシリンダ8の上部には冷却水路9を有
した中間部材10が配され、さらにこの中間部材10の
上部にはシリンダヘッド11が固装されている。前記中
間部材10には、貫通孔12a,12bが形成され、貫
通孔12aのシリンダ側開口端には吸入弁17が、また
貫通孔12bのシリンダヘッド側開口端には吐出弁18
が設けられている。また、前記シリンダヘッド11は、
一方の側面から底面にかけて形成された連通孔13aと
他方の側面から底面にかけて形成された連通孔13bと
を有しており、前記連通孔13aは前記貫通孔12aと
接続されて吸入通路14を構成し、また前記連通孔13
bは前記貫通孔12bと接続されて吐出通路15を構成
するものである。また、前記吸入通路14にはこの吸入
通路14を開閉する吸入側アンローダバルブ19が設け
られ、前記吐出通路15にはこの吐出通路15を開閉す
る吐出側アンローダバルブ20が設けられている。
【0016】前記吸入側アンローダバルブ19は、シリ
ンダヘッド11の上部に取付られたホルダ21に摺動自
在に嵌挿されたアンロードピストン22と、このアンロ
ードピストン22に当接された弁体23と、この弁体2
3と対向するシリンダヘッド11の部位であって前記吸
入通路14上に設けられた弁座24とによって構成され
ている。また、前記弁体23には、所定の大きさに切り
欠き状のエアリーク孔40が形成され、弁体23を弁座
24に着座させた場合に、所定の通気抵抗を有して前記
吸入通路14が開放されることとなる。
【0017】また、アンロードピストン22は、その周
囲に設けられたO−リング25によりホルダ21との間
の気密が保たれ、また前記弁体23の基部に形成された
スプリング受け23aとホルダ21の下部に設けられた
スプリング受け26との間にはスプリング27が弾装さ
れ、このスプリング27によるアンロードピストン22
が常時弁座24から離れる方向へ付勢されているもので
ある。このホルダ21の上端には、図6で示されたガバ
ナ5に通じる配管28が接続されており、この配管28
に形成された孔29を介して前記アンロードピストン2
2の上端にエアタンク2からの圧縮空気が供給され、ア
ンロードピストン22を前記スプリング27に抗して押
し下げることができるようになっている。
【0018】また、吐出側アンローダバルブ20は、同
じくシリンダヘッド11に取付られたホルダ30にアン
ロードピストン31が摺動自在に嵌挿されており、この
アンロードピストン31に当接された弁体32が、これ
に対向するシリンダヘッド11の部位であって吐出通路
15上に設けられた弁座33に着座して前記吐出通路1
5を閉塞できるようになっている。
【0019】このアンロードピストン31も、ホルダ3
0に設けられたO−リング34により該ホルダ30との
気密が保たれ、また前記弁体32の基部に形成されたス
プリング受け32aとホルダ30の下部に設けられたス
プリング受け30aとの間にはスプリング35が弾装さ
れ、このスプリング35によるアンロードピストン31
が常時弁座33から離れる方向へ付勢されているもので
ある。このホルダ30の上端には、図6で示されたガバ
ナ5に通じる配管28が接続されており、この配管28
に形成された孔36を介して前記アンロードピストン3
1の上端にエアタンク2からの圧縮空気が供給され、ア
ンロードピストン31を前記スプリング35に抗して押
し下げることができるようになっている。
【0020】また、前記弁体32は、スプリング35に
よってアンロードピストン31が上方に保持される、い
わゆるロード時の位置において、前記ホルダ31の下端
近傍であってシリンダヘッド11が所定の径を有して内
方に延出して形成されたシート部50に収納される共
に、前記ホルダ31の下端部分に着座して前記アンロー
ドピストン31等の部品からなる吐出側アンローダバル
ブ20の摺動部を吐出通路15から遮断するものであ
る。
【0021】以上の構成のエアコンプレッサ1におい
て、図2及び図3で示すように、エアタンク2内の空気
圧が所定圧に至っていない場合には、ガバナ5は閉状態
であるので、吸入側アンローダバルブ19及び吐出側ア
ンローダバルブ20へは圧縮空気が供給されす、吸入通
路14及び吐出通路15は開放された状態でピストン7
の往復動による空気の圧縮作用が行われる(ロード)。
【0022】即ち、図2で示すピストン7の下降行程
(吸入行程)時には、圧縮室内60がその容積を増大し
て内部が負圧となることから、吐出弁18が閉じると共
に吸入通路14を介して吸入弁17が開いて圧縮室60
内に空気が流入する。この後、図3で示すピストン7の
上昇行程(圧縮吐出行程)において、圧縮室60がその
容積を減少させて内部の圧力が増大し、吸入弁17を閉
じると共に吐出弁18を開いて吐出通路15を介して前
記エアドライヤ3に空気を送るものである。この時、前
記吐出側アンローダバルブ20の弁体32はシリンダヘ
ッド11に形成されたシート部50に収納されると共に
前記ホルダ30の下側面に着座してアンロードピストン
31側を吐出通路15から遮断する。
【0023】これによって、吐出空気に含まれるオイル
やカーボン等がアンロードピストン31とホルダ30と
の当接部分に入り込むことを防止できるために、摺動部
の作動不良を防止することができる。また、吐出空気が
吐出弁から吐出される場合に発生する吐出空気の圧力波
若しくは吐出空気の流れにより、弁体が微動して摩耗す
ることを防止できるものである。
【0024】これに対して、図4及び図5で示すよう
に、エアタンク2内の空気圧が所定圧を越えると、ガバ
ナ5が開状態となり、配管28から圧縮空気が孔29,
36から吸入側アンローダバルブ19及び吐出側アンロ
ーダバルブ20に送られ、前記アンロードピストン2
2,31がそれぞれスプリング27,35に抗して押し
下げられて、弁体23,32が弁座24,33に着座す
るものである(アンロード)。これによって、吐出通路
15は完全に閉塞され、吸入通路14は、エアリーク孔
40のみによって吸入通路14が連通することとなる。
【0025】以上のアンロード時におけるピストン7の
上昇行程(圧縮行程)時には、図4で示すように、圧縮
室60内の残圧空気が圧縮されて吐出弁18を介して吐
出しようとするが、吐出側アンローダバルブ20が吐出
通路15を閉塞していることから吐出されず、圧縮室6
0内において圧縮されるものである。この圧縮行程にお
いて、圧縮室60内が高圧となることから、圧縮室60
内の空気はピストン7とシリンダ8との隙間(クリアラ
ンス)からクランク室70側へブローバイとして少量が
漏れ出すため、残圧空気の圧縮圧力は所定値まで徐々に
下降することとなる。。尚、吸入弁17に圧縮室60内
の圧力がすべてかかることを防止するために、吸入側ア
ンローダバルブ19は吸入通路14を閉塞するものであ
る。
【0026】また、ピストン7の下降行程時(リークエ
ア吸入行程)には、図5で示すように、前記圧縮行程時
のブローバイにより圧縮室60内の圧力が所定値以下と
なった場合には、前記エアリーク孔40から所定量の空
気が圧縮室60内に吸入補充されるために、圧縮室60
内で圧縮される空気量を常に一定を維持することができ
る。このために、アンロード時間が長い場合にも、圧縮
室60内がブローバイによって負圧になることを防止で
き、クランク室70側からのオイル上がりを防止できる
ものである。
【0027】尚、前記リークエア吸入行程時において、
吸入側アンローダバルブ19にエアリーク孔を設けずに
該吸入側アンローダバルブ19を開放した場合、ロード
時と同様に吸入通路14から所定量の空気が吸入されて
圧縮されるために、圧縮室60内の空気が所定値以上の
圧力を有することとなるために、吐出側アンローダバル
ブ20の弁体32を押し上げてエアを吐出することとな
る。また、これを防止するために、アンローダバルブ2
0の閉鎖力を上昇させた場合には、圧縮室内の圧力が増
大することとなり、ピストン7の上死点時高圧が、約3
0〜40Kgwt/cm2となってしまい、駆動ピークトルクが
増大してエアコンプレッサでの動力損失が増大すること
となる。このために、前記アンローダバルブ19に所定
の径(所定の通路抵抗)を有するエアリーク孔40を形
成するものである。尚、この実施例においては、前記ア
ンローダバルブ19の弁体23にエアリーク孔40を形
成したが弁座24側に形成しても同様の効果を上げるこ
とができるものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、吸入側アンローダバルブの閉塞時に、この吸入側ア
ンローダバルブの弁体と弁座の間に所定の通気抵抗を有
するエアリーク孔を形成したことによって、アンロード
時の圧縮行程においてブローバイした空気量を、このエ
アリーク孔から圧縮室内に吸入補充することができるた
めに、圧縮室内へのオイル上がりを防止することができ
る。
【0029】また、吐出側アンローダバルブの開放時
に、この吐出側アンローダバルブの弁体を収容し、該ア
ンローダバルブの摺動部を前記吐出通路から遮断するシ
ート部を設けたことによって、ロード時に吐出側アンロ
ーダバルブの摺動部にオイル若しくはカーボン等が付着
することを防止できるために、この摺動部の作動不良を
防止でき、また吐出空気の圧力波若しくは流れによって
生じる弁体の微動による摩耗等を防止できるために、吐
出側アンローダバルブの作動を安定化を達成できると共
に、寿命を延ばすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエアコンプレッサの構成
を示した断面図である。
【図2】前記エアコンプレッサのロード時のピストンの
下降行程を説明した断面図である。
【図3】前記エアコンプレッサのロード時のピストンの
上昇行程を説明した断面図である。
【図4】前記エアコンプレッサのアンロード時のピスト
ンの上昇行程を説明した断面図である。
【図5】前記エアコンプレッサのアンロード時のピスト
ンの下降行程を説明した断面図である。
【図6】エアコンプレッサが用いられるエア配管系を示
す構成図である。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサ 2 エアタンク 5 ガバナ 7 ピストン 8 シリンダ 11 シリンダヘッド 14 吸入通路 15 吐出通路 17 吸入弁 18 吐出弁 19 吸入側アンローダバルブ 20 吐出側アンローダバルブ 21,30 ホルダ 22,31 アンロードピストン 23,32 弁体 24,33 弁座 27,35 スプリング 28 配管 40 エアリーク孔 50 シート部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの往復動で吸入弁を介してシリ
    ンダ内に空気を吸入する吸入通路と、吐出弁を介してエ
    アタンク側へ圧縮空気を吐出する吐出通路とを有し、さ
    らに前記エアタンク内の空気が所定以上になった場合
    に、前記吸入通路を閉塞する吸入側アンローダバルブ及
    び前記吐出側通路を閉塞する吐出側アンローダバルブと
    を有するエアコンプレッサにおいて、 吸入側アンローダバルブの閉塞時に、この吸入側アンロ
    ーダバルブの弁体と弁座の間に所定の通気抵抗を有する
    エアリーク孔を形成したことを特徴とするエアコンプレ
    ッサ。
  2. 【請求項2】 ピストンの往復動で吸入弁を介してシリ
    ンダ内に空気を吸入する吸入通路と、吐出弁を介してエ
    アタンク側へ圧縮空気を吐出する吐出通路とを有し、さ
    らに前記エアタンク内の空気が所定以上になった場合
    に、前記吸入通路を閉塞する吸入側アンローダバルブ及
    び前記吐出側通路を閉塞する吐出側アンローダバルブと
    を有するエアコンプレッサにおいて、 吐出側アンローダバルブの開放時に、この吐出側アンロ
    ーダバルブの弁体を収容し、該アンローダバルブの摺動
    部を前記吐出通路から遮断するシート部を設けたことを
    特徴とするエアコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 前記吐出側アンローダバルブの弁体を収
    容し、該アンローダバルブの摺動部を前記吐出通路から
    遮断するシート部を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のエアコンプレッサ。
JP6114179A 1994-04-28 1994-04-28 エアコンプレッサ Pending JPH07293446A (ja)

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JP6114179A JPH07293446A (ja) 1994-04-28 1994-04-28 エアコンプレッサ
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