JPH07293070A - 入退室管理システムの入退室管理方法及び入退室管理システム - Google Patents
入退室管理システムの入退室管理方法及び入退室管理システムInfo
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- JPH07293070A JPH07293070A JP8876494A JP8876494A JPH07293070A JP H07293070 A JPH07293070 A JP H07293070A JP 8876494 A JP8876494 A JP 8876494A JP 8876494 A JP8876494 A JP 8876494A JP H07293070 A JPH07293070 A JP H07293070A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビル等の各部屋への人の入退室を管理する入
退室管理方法及び入退室管理システムに関し、安全、か
つ、操作性が良好な入退室管理システムの入退室管理方
法及び入退室管理システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 錠制御装置14−1〜14−nを部屋a,
b,c毎に分割しておき、上位装置12及び錠制御装置
14−1〜14−nで錠制御装置14−1〜14〜nが
どの部屋a,b,cに属するかを示す部屋情報を管理し
ておき、最初入室時及び最終退室時には最初入室操作及
び最終退室操作により部屋情報に基づいて同一の部屋に
属する錠制御装置14−1〜14−nを同時に錠制御を
行なう。
退室管理方法及び入退室管理システムに関し、安全、か
つ、操作性が良好な入退室管理システムの入退室管理方
法及び入退室管理システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 錠制御装置14−1〜14−nを部屋a,
b,c毎に分割しておき、上位装置12及び錠制御装置
14−1〜14−nで錠制御装置14−1〜14〜nが
どの部屋a,b,cに属するかを示す部屋情報を管理し
ておき、最初入室時及び最終退室時には最初入室操作及
び最終退室操作により部屋情報に基づいて同一の部屋に
属する錠制御装置14−1〜14−nを同時に錠制御を
行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入退室管理システムの入
退室管理方法及び入退室管理システムに係り、特に、ビ
ル等の各部屋内への人間の入退室を管理する入退室管理
システムの入退室管理方法及び入退室管理システムに関
する。
退室管理方法及び入退室管理システムに係り、特に、ビ
ル等の各部屋内への人間の入退室を管理する入退室管理
システムの入退室管理方法及び入退室管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来の入退室管理システムの構成
図を示す。従来の入退室管理システムは上位装置41,
中継機42,錠制御装置43−1〜43−nより構成さ
れる。上位装置41は中継機42を介して複数の錠制御
装置42−1〜42−nと接続されると共に、防犯シス
テム,空調システム,照明等の他のシステム44と接続
され複数の錠制御装置の管理を行なうと共に、他のシス
テム44に管理情報を提供する。
図を示す。従来の入退室管理システムは上位装置41,
中継機42,錠制御装置43−1〜43−nより構成さ
れる。上位装置41は中継機42を介して複数の錠制御
装置42−1〜42−nと接続されると共に、防犯シス
テム,空調システム,照明等の他のシステム44と接続
され複数の錠制御装置の管理を行なうと共に、他のシス
テム44に管理情報を提供する。
【0003】錠制御装置43−1〜43−nは扉45−
1〜45−nの解/施錠を行なう錠駆動装置46−1〜
46−nと接続されており、上位装置41からの指令に
応じて錠駆動装置46−1〜46−nを制御して、扉4
5−1〜45−nの解/施錠の制御を行なう。錠制御装
置43−1〜43−nには操作キー47及びカードリー
ダ部48が設けられており、利用者が入退室する場合
は、錠制御装置43−1〜43−nの操作キー47を操
作しIDカードリーダ部48にIDカード49を読み込
ませる。錠制御装置43−1〜43−nは、IDカード
の読み込まれたIDカードの情報を上位装置に供給す
る。上位装置41ではIDカードの内容をチェックし、
有効な場合、錠制御装置43−1〜43−nに解錠許可
を与える。錠制御装置43−1〜43−nは上位装置4
1からの解錠許可に応じて操作キーに対応した処理を錠
に対して行ない、操作及び状態を上位装置に通知する。
1〜45−nの解/施錠を行なう錠駆動装置46−1〜
46−nと接続されており、上位装置41からの指令に
応じて錠駆動装置46−1〜46−nを制御して、扉4
5−1〜45−nの解/施錠の制御を行なう。錠制御装
置43−1〜43−nには操作キー47及びカードリー
ダ部48が設けられており、利用者が入退室する場合
は、錠制御装置43−1〜43−nの操作キー47を操
作しIDカードリーダ部48にIDカード49を読み込
ませる。錠制御装置43−1〜43−nは、IDカード
の読み込まれたIDカードの情報を上位装置に供給す
る。上位装置41ではIDカードの内容をチェックし、
有効な場合、錠制御装置43−1〜43−nに解錠許可
を与える。錠制御装置43−1〜43−nは上位装置4
1からの解錠許可に応じて操作キーに対応した処理を錠
に対して行ない、操作及び状態を上位装置に通知する。
【0004】上位装置41及び錠制御装置43−1〜4
3−nが管理している状態は解錠,施錠,最終退室状態
の3種類である。
3−nが管理している状態は解錠,施錠,最終退室状態
の3種類である。
【0005】解錠状態は錠が解錠してある状態で、扉の
開閉が可能である状態で、通常、解錠後一定時間で施錠
に戻る。
開閉が可能である状態で、通常、解錠後一定時間で施錠
に戻る。
【0006】施錠状態は錠が施錠してある状態で、扉の
開閉するためには解錠操作が必要であり、通常、運用中
はこの状態である。
開閉するためには解錠操作が必要であり、通常、運用中
はこの状態である。
【0007】最終退室状態は物理的には施錠状態と同様
であるが、上位装置が警戒監視をしている状態であり、
不当解錠等があった場合にはアラーム表示を行なった
り、連携している防犯システム等への通知を行なう。な
お、解錠,施錠状態は非警戒、最終退室状態は警戒状態
となる。
であるが、上位装置が警戒監視をしている状態であり、
不当解錠等があった場合にはアラーム表示を行なった
り、連携している防犯システム等への通知を行なう。な
お、解錠,施錠状態は非警戒、最終退室状態は警戒状態
となる。
【0008】起動時、上位装置41は錠制御装置43−
1〜43−nごとに運用情報/セキュリティ情報をダウ
ンロードする。錠制御装置43−1〜43−nではこれ
らの情報を元に運用を行なう。
1〜43−nごとに運用情報/セキュリティ情報をダウ
ンロードする。錠制御装置43−1〜43−nではこれ
らの情報を元に運用を行なう。
【0009】利用者によるIDカード操作が行なわれた
場合、錠制御装置はIDカード情報とセキュリティ情報
と比較し、IDカード情報のチェックを行ない、IDカ
ード情報が無効ならば、無効である旨をLCD等に表示
を行ない、錠制御は行なわれない。有効ならば、操作キ
ーに対応する錠制御を行ない、使用者実績及び装置状態
を上位装置41に通知する。上位装置41では使用者実
績等をファイル等で管理する。また、最終退室状態でこ
じ開け等の異常が発生した場合には、錠制御装置ではア
ラーム発報後ホストへ異常の発生を通知し、上位装置4
1はディプレイ等の出力や防犯システムへの通知等を行
なう。
場合、錠制御装置はIDカード情報とセキュリティ情報
と比較し、IDカード情報のチェックを行ない、IDカ
ード情報が無効ならば、無効である旨をLCD等に表示
を行ない、錠制御は行なわれない。有効ならば、操作キ
ーに対応する錠制御を行ない、使用者実績及び装置状態
を上位装置41に通知する。上位装置41では使用者実
績等をファイル等で管理する。また、最終退室状態でこ
じ開け等の異常が発生した場合には、錠制御装置ではア
ラーム発報後ホストへ異常の発生を通知し、上位装置4
1はディプレイ等の出力や防犯システムへの通知等を行
なう。
【0010】例えば、1つの部屋に錠制御装置43−1
〜43−nが設置されている。
〜43−nが設置されている。
【0011】入室時には錠制御装置43−1〜43−n
の操作で解錠、退室時には錠制御装置の操作なしで施錠
する。
の操作で解錠、退室時には錠制御装置の操作なしで施錠
する。
【0012】従来のシステムで部屋内が防犯システムに
より侵入者の検知等を行っている警備状態から警備を解
除してカード入力等のの所定の操作により出入が可能な
状態とする最初入室を行なおうとすると錠制御装置43
−1を解錠操作して入室し、再び退室して錠制御装置4
3−2〜43−n夫々に対して同様な操作を行なってい
た。このようにしないと、錠制御装置43−2〜43−
n夫々は最終退室状態のままとなり、同じ部屋の錠制御
装置で通常状態と最終退室状態が混在することになり、
異常な状態となってしまう。
より侵入者の検知等を行っている警備状態から警備を解
除してカード入力等のの所定の操作により出入が可能な
状態とする最初入室を行なおうとすると錠制御装置43
−1を解錠操作して入室し、再び退室して錠制御装置4
3−2〜43−n夫々に対して同様な操作を行なってい
た。このようにしないと、錠制御装置43−2〜43−
n夫々は最終退室状態のままとなり、同じ部屋の錠制御
装置で通常状態と最終退室状態が混在することになり、
異常な状態となってしまう。
【0013】また最終退室を行なう場合、錠制御装置4
3−1から退室後、錠制御装置43−1〜43−n夫々
に最終退室操作を行なっていた。
3−1から退室後、錠制御装置43−1〜43−n夫々
に最終退室操作を行なっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の入退
室管理システムでは錠制御装置は単体で独立したもので
あり、一つの錠制御装置が他の錠制御装置の状態に影響
を及ぼすことがなかった。したがって、このようなシス
テムの場合、非警戒状態から警戒状態へ、または警戒状
態から非警戒状態への移行は、錠制御装置ごとに行なう
必要があった。このため、一つの部屋に複数の扉(錠制
御装置)がある場合、非警戒状態から警戒状態又は警戒
状態から非警戒状態へ移行させる場合、一つの扉でも操
作を忘れると、一方の扉は警戒状態で他方の扉は非警戒
状態であるというような矛盾した状態が発生してしま
い、部屋としてみるとセキュリティの低下及び運用の煩
雑さがある等の問題点があった。
室管理システムでは錠制御装置は単体で独立したもので
あり、一つの錠制御装置が他の錠制御装置の状態に影響
を及ぼすことがなかった。したがって、このようなシス
テムの場合、非警戒状態から警戒状態へ、または警戒状
態から非警戒状態への移行は、錠制御装置ごとに行なう
必要があった。このため、一つの部屋に複数の扉(錠制
御装置)がある場合、非警戒状態から警戒状態又は警戒
状態から非警戒状態へ移行させる場合、一つの扉でも操
作を忘れると、一方の扉は警戒状態で他方の扉は非警戒
状態であるというような矛盾した状態が発生してしま
い、部屋としてみるとセキュリティの低下及び運用の煩
雑さがある等の問題点があった。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、安全で、操作性の良好な入室管理システムの入退室
管理方法入退室管理システムを提供することを目的とす
る。
で、安全で、操作性の良好な入室管理システムの入退室
管理方法入退室管理システムを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。錠制御装置2−1〜2−nは入退室を行なう錠1
の開閉の制御を行なう。上位装置3は複数の錠制御装置
2−1〜2−nに錠1の制御を行なう指示を与える。
示す。錠制御装置2−1〜2−nは入退室を行なう錠1
の開閉の制御を行なう。上位装置3は複数の錠制御装置
2−1〜2−nに錠1の制御を行なう指示を与える。
【0017】請求項1は前記複数の錠制御装置2−1〜
2−nをグループ4−1〜4−nに分割しグループ毎に
前記上位装置3に指示を行なわせる。
2−nをグループ4−1〜4−nに分割しグループ毎に
前記上位装置3に指示を行なわせる。
【0018】請求項2は前記グループの分割の方が同一
の部屋に属する錠制御装置2−1〜2−nを、同一のグ
ループとなるように分割する。
の部屋に属する錠制御装置2−1〜2−nを、同一のグ
ループとなるように分割する。
【0019】請求項3は入退室を行なう錠1の開放/閉
鎖の制御を行なう複数の錠制御装置2−1〜2−nと、
複数の錠制御装置2−1〜2−nに入退室部1の制御を
行なう指示を与える上位装置3とを有する入退室管理シ
ステムにおいて、前記複数の錠制御装置2−1〜2−n
の属するグループを識別するグループ識別データを格納
したファイル部5を有し、前記上位装置3はファイル部
5に格納されたグループ識別データに従って前記複数の
錠制御装置2−1〜2−nのグループ識別データに応じ
た錠制御装置に指示を与える構成としてなる。
鎖の制御を行なう複数の錠制御装置2−1〜2−nと、
複数の錠制御装置2−1〜2−nに入退室部1の制御を
行なう指示を与える上位装置3とを有する入退室管理シ
ステムにおいて、前記複数の錠制御装置2−1〜2−n
の属するグループを識別するグループ識別データを格納
したファイル部5を有し、前記上位装置3はファイル部
5に格納されたグループ識別データに従って前記複数の
錠制御装置2−1〜2−nのグループ識別データに応じ
た錠制御装置に指示を与える構成としてなる。
【0020】
【作用】本発明の請求項1によれば、複数の錠制御装置
をグループに分割し、グループ毎に上位装置に指示を行
なわせるため、グループの設定の方法によって各種オペ
レーションに対応でき、多種多様な錠制御が可能とな
り、したがって、操作性を向上させることができる。
をグループに分割し、グループ毎に上位装置に指示を行
なわせるため、グループの設定の方法によって各種オペ
レーションに対応でき、多種多様な錠制御が可能とな
り、したがって、操作性を向上させることができる。
【0021】請求項2によれば、錠制御装置を部屋毎に
グループ分けして制御することにより例えば、同一の部
屋に属する扉を一斉に制御することができるため、最初
入室時や最終退室時に入退室しようとする室の一箇所の
錠制御装置を制御するだけで、部屋全体の最初入室又は
最終退室の制御が行なえ、入退室の操作性を向上させる
ことができる。
グループ分けして制御することにより例えば、同一の部
屋に属する扉を一斉に制御することができるため、最初
入室時や最終退室時に入退室しようとする室の一箇所の
錠制御装置を制御するだけで、部屋全体の最初入室又は
最終退室の制御が行なえ、入退室の操作性を向上させる
ことができる。
【0022】請求項3によれば、ファイル部に各錠制御
装置の属するグループを識別するグループ識別データを
格納しておき、上位装置によりグループを指定し、ファ
イルを参照することにより指定したグループに対応する
錠制御装置を選別し、指示を与えることができる。
装置の属するグループを識別するグループ識別データを
格納しておき、上位装置によりグループを指定し、ファ
イルを参照することにより指定したグループに対応する
錠制御装置を選別し、指示を与えることができる。
【0023】
【実施例】図2に本発明の一実施例の構成図を示す。本
実施例の入退室管理システム11は上位装置12,中継
機13,錠制御装置14−1〜14−nより構成され
る。上位装置12は中継機13を介して錠制御装置14
−1〜14−nと接続されると共に防災システム、空調
システム、照明等の他のシステム15と接続され、錠制
御装置14−1〜14−nに中継機13を介して制御信
号を供給し、各室への入退室の管理を行なうと共に、入
退室の状況に応じて他のシステムの制御を行なう。
実施例の入退室管理システム11は上位装置12,中継
機13,錠制御装置14−1〜14−nより構成され
る。上位装置12は中継機13を介して錠制御装置14
−1〜14−nと接続されると共に防災システム、空調
システム、照明等の他のシステム15と接続され、錠制
御装置14−1〜14−nに中継機13を介して制御信
号を供給し、各室への入退室の管理を行なうと共に、入
退室の状況に応じて他のシステムの制御を行なう。
【0024】錠制御装置14−1〜14−nは扉16−
1〜16−nの錠を解/施錠する錠駆動部17−1〜1
7−nと接続され、上位装置12からの錠制御信号に応
じて錠駆動部17−1〜17−nの駆動制御を行ない、
扉16−1〜16−nの錠の解/施錠制御を行なう。
1〜16−nの錠を解/施錠する錠駆動部17−1〜1
7−nと接続され、上位装置12からの錠制御信号に応
じて錠駆動部17−1〜17−nの駆動制御を行ない、
扉16−1〜16−nの錠の解/施錠制御を行なう。
【0025】図3に上位装置12の構成図を示す。上位
装置12は操作キー18,ディスプレイ19,操作入力
部20,表示制御部21,管理制御部22,ファイル部
23,回線制御部24より構成される。
装置12は操作キー18,ディスプレイ19,操作入力
部20,表示制御部21,管理制御部22,ファイル部
23,回線制御部24より構成される。
【0026】操作キー18は操作入力部20を介して管
理制御部22と接続される。管理者がこの操作キー18
を操作することにより一斉解錠等の動作指示が行なえ
る。
理制御部22と接続される。管理者がこの操作キー18
を操作することにより一斉解錠等の動作指示が行なえ
る。
【0027】管理制御部22は主に部屋情報管理部22
a,入退室実績管理部22b,錠制御装置管理部22c
より構成される。管理制御部22には操作入力部20の
他に表示制御部21,ファイル部23,回線制御部24
が接続される。
a,入退室実績管理部22b,錠制御装置管理部22c
より構成される。管理制御部22には操作入力部20の
他に表示制御部21,ファイル部23,回線制御部24
が接続される。
【0028】部屋情報管理部22aはファイル部23に
格納された部屋情報の管理を行なう。図4に部屋情報の
構成図を示す。部屋情報は錠制御装置14−1〜14−
nが解錠,施錠,警戒のどの状態にあるかを示す状態情
報及び、錠制御装置14−1〜14−nがどの部屋に属
するかを示す部屋No.情報及び錠制御装置14−1〜
14−nが一斉解錠指令時にどのように制御されるかを
示す一斉解錠グループNo.情報より構成される。
格納された部屋情報の管理を行なう。図4に部屋情報の
構成図を示す。部屋情報は錠制御装置14−1〜14−
nが解錠,施錠,警戒のどの状態にあるかを示す状態情
報及び、錠制御装置14−1〜14−nがどの部屋に属
するかを示す部屋No.情報及び錠制御装置14−1〜
14−nが一斉解錠指令時にどのように制御されるかを
示す一斉解錠グループNo.情報より構成される。
【0029】このとき、解錠状態は錠が解錠しており、
扉の開閉が可能である状態を示し、通常、解錠後一定時
間で施錠に戻される。施錠状態は錠が施錠しており、扉
の開閉するためには解錠操作が必要である状態を示して
おり、通常、運用中はの状態とされる。
扉の開閉が可能である状態を示し、通常、解錠後一定時
間で施錠に戻される。施錠状態は錠が施錠しており、扉
の開閉するためには解錠操作が必要である状態を示して
おり、通常、運用中はの状態とされる。
【0030】警戒状態は物理的には施錠状態と同様であ
るが、上位装置12が警戒監視をしており、不当解錠等
があった場合にはアラーム表示を行なったり、連携して
いる防犯システム等への通知を行なう状態を示す。
るが、上位装置12が警戒監視をしており、不当解錠等
があった場合にはアラーム表示を行なったり、連携して
いる防犯システム等への通知を行なう状態を示す。
【0031】錠制御装置に対して最初入室/最終退室の
制御、つまり警戒/非警戒の切換制御が実施されると、
同一の部屋No.情報の錠制御装置が制御される。例え
ば、錠制御装置14−1で警戒/非警戒の切換制御を行
なうと錠制御装置14−1の部屋NO.情報aに対応し
た部屋No.情報aの錠制御装置14−2が連動して制
御される。
制御、つまり警戒/非警戒の切換制御が実施されると、
同一の部屋No.情報の錠制御装置が制御される。例え
ば、錠制御装置14−1で警戒/非警戒の切換制御を行
なうと錠制御装置14−1の部屋NO.情報aに対応し
た部屋No.情報aの錠制御装置14−2が連動して制
御される。
【0032】また、上位装置12により錠制御装置に対
して一斉解錠制御を行う場合、上位装置12でグループ
を指定すると、グループ毎に解錠制御を行なうことがで
きる。例えば、上位装置て12でグループNo.情報
‘3’を指示し、一斉解錠制御を行なうとグループN
o.情報‘3’に属する錠制御装置14−1,14−
2,14−4,14−5,14−6及び無条件で解錠さ
れる情報‘0’が設定された錠制御装置14−7が解錠
される。また、上位装置12でグループNo.情報
‘5’を指示し、一斉解錠制御を行なうとグループN
o.情報‘5’に属する錠制御装置14−6及び無条件
解錠が指示された錠制御装置14−7が制御される。入
退室実績管理部22bは錠制御装置14−1〜14−n
から供給される入退室管理情報の管理を行なう。入退室
実績情報は室への人の入退室の状態を示す情報で、錠制
御装置14−1〜14−nで解/施錠状態の変位に応じ
て生成される。
して一斉解錠制御を行う場合、上位装置12でグループ
を指定すると、グループ毎に解錠制御を行なうことがで
きる。例えば、上位装置て12でグループNo.情報
‘3’を指示し、一斉解錠制御を行なうとグループN
o.情報‘3’に属する錠制御装置14−1,14−
2,14−4,14−5,14−6及び無条件で解錠さ
れる情報‘0’が設定された錠制御装置14−7が解錠
される。また、上位装置12でグループNo.情報
‘5’を指示し、一斉解錠制御を行なうとグループN
o.情報‘5’に属する錠制御装置14−6及び無条件
解錠が指示された錠制御装置14−7が制御される。入
退室実績管理部22bは錠制御装置14−1〜14−n
から供給される入退室管理情報の管理を行なう。入退室
実績情報は室への人の入退室の状態を示す情報で、錠制
御装置14−1〜14−nで解/施錠状態の変位に応じ
て生成される。
【0033】錠制御装置管理部22cは錠制御装置14
−1〜14−nの管理状態、錠制御装置14−1〜14
−nへの運用情報/セキュリティ情報のダウンロード、
及びIDカードのセキュリティチェックを行なう。
−1〜14−nの管理状態、錠制御装置14−1〜14
−nへの運用情報/セキュリティ情報のダウンロード、
及びIDカードのセキュリティチェックを行なう。
【0034】表示制御部21は管理制御部22に接続さ
れていて、管理制御部22で管理されている部屋情報や
入退室実績情報をディスプレイ19に表示させる。
れていて、管理制御部22で管理されている部屋情報や
入退室実績情報をディスプレイ19に表示させる。
【0035】回線制御部24は管理制御部22に接続さ
れ、管理制御部22と情報のやりとりを行ない、通信制
御を行なう。
れ、管理制御部22と情報のやりとりを行ない、通信制
御を行なう。
【0036】図5に錠制御装置14−1〜14−nの構
成図を示す。錠制御装置14−1〜14−nは夫々、回
線制御部31,管理制御部32,操作入力部33,表示
制御部34,錠制御部35,カードリーダ36,操作キ
ー37,表示部38より構成される。
成図を示す。錠制御装置14−1〜14−nは夫々、回
線制御部31,管理制御部32,操作入力部33,表示
制御部34,錠制御部35,カードリーダ36,操作キ
ー37,表示部38より構成される。
【0037】操作入力部33はIDカードを使用した解
錠、施錠等の利用者入力を制御する。表示制御部34は
操作ガイダンス,装置状態等をLCD,LED等よりな
る表示部38への出力を行なう。管理制御部32は、状
態管理、ホストからの運用情報/セキュリティ情報のダ
ウンロード、及びIDカードのセキュリティチェックを
行なう。錠制御部35は、錠駆動部17−1〜17−n
と接続され、IDカード操作、ホスト指示による解施錠
制御を行なう。回線制御部31は上位装置12との通信
制御を行なう。
錠、施錠等の利用者入力を制御する。表示制御部34は
操作ガイダンス,装置状態等をLCD,LED等よりな
る表示部38への出力を行なう。管理制御部32は、状
態管理、ホストからの運用情報/セキュリティ情報のダ
ウンロード、及びIDカードのセキュリティチェックを
行なう。錠制御部35は、錠駆動部17−1〜17−n
と接続され、IDカード操作、ホスト指示による解施錠
制御を行なう。回線制御部31は上位装置12との通信
制御を行なう。
【0038】図6は本発明装置の一実施例の入退室時の
動作説明図を示す。
動作説明図を示す。
【0039】まず、最初入退室の動作を説明する。ま
ず、錠制御装置14−1の操作キーを操作すると共にカ
ードリーダにIDカードを読み込ませる等の最初入室操
作を行なう。
ず、錠制御装置14−1の操作キーを操作すると共にカ
ードリーダにIDカードを読み込ませる等の最初入室操
作を行なう。
【0040】この操作により錠制御装置14−1から上
位装置12にカード情報の供給が行なわれる。上位装置
12はカード情報のチェックを行ないチェック結果がO
Kであれば、錠制御装置14−1に対して最初入室操作
通知を行う(ステップS1−1)。錠制御装置14−1
は上位装置12からの最初入室操作通知に基づいて最初
入室操作が可能な状態とされる。
位装置12にカード情報の供給が行なわれる。上位装置
12はカード情報のチェックを行ないチェック結果がO
Kであれば、錠制御装置14−1に対して最初入室操作
通知を行う(ステップS1−1)。錠制御装置14−1
は上位装置12からの最初入室操作通知に基づいて最初
入室操作が可能な状態とされる。
【0041】上位装置12はカード情報のセキュリティ
チェックを行ない、チェック結果がOKであれば、錠制
御装置14−1の状態変化を認識し、錠制御装置14−
1と同部屋の錠制御装置14−2を部屋情報の部屋N
o.情報を参照することにより検索する(ステップS1
−2)。
チェックを行ない、チェック結果がOKであれば、錠制
御装置14−1の状態変化を認識し、錠制御装置14−
1と同部屋の錠制御装置14−2を部屋情報の部屋N
o.情報を参照することにより検索する(ステップS1
−2)。
【0042】次に上位装置12は錠制御装置14−2に
最初入室の指示を行なう(ステップS1−3)。
最初入室の指示を行なう(ステップS1−3)。
【0043】錠制御装置14−2は上位装置12からの
最初入室指示に応じて警戒状態から解/施錠状態に状態
遷移が行なわれ、この状態遷移に応じて上位装置12に
非警戒状態である解/施錠状態への遷移の通知を行な
う。
最初入室指示に応じて警戒状態から解/施錠状態に状態
遷移が行なわれ、この状態遷移に応じて上位装置12に
非警戒状態である解/施錠状態への遷移の通知を行な
う。
【0044】上位装置12は錠制御装置14−2の状態
遷移通知を認識し、錠制御装置14−1に最初入室の許
可通知を供給する(ステップS1−4)。
遷移通知を認識し、錠制御装置14−1に最初入室の許
可通知を供給する(ステップS1−4)。
【0045】錠制御装置14−1は上位装置12からの
許可通知に応じて解錠制御を行なうと共に警戒状態から
解/施錠状態(非警戒状態)への遷移を行なう。
許可通知に応じて解錠制御を行なうと共に警戒状態から
解/施錠状態(非警戒状態)への遷移を行なう。
【0046】次に最終退室時の動作を説明する。まず、
錠制御装置の操作キーをキー操作すると共にカードリー
ダにIDカードを読み込ませる等の最終退室操作を行な
う。この操作により錠制御装置14−1から上位装置へ
最終退室操作の通知を行なう(ステップS1−1)。上
位装置12は錠制御装置14−1の状態変化を認識す
る。上位装置12は部屋情報の部屋No.情報を検索
し、錠制御装置14−1と同部屋に設置された錠制御装
置14−2を検索する(ステップS1−5)。次に上位
装置にはステップS1−5で検索した錠制御装置14−
2へ最終退室の指示を行なう(ステップS1−6)。錠
制御装置14−2から上位装置へ警戒状態遷移の通知を
行なう。上位装置12は錠制御装置14−2の状態変化
を認識する。上位装置12から錠制御装置14−1へ最
終退室の許可通知を行なう(ステップS1−7)。
錠制御装置の操作キーをキー操作すると共にカードリー
ダにIDカードを読み込ませる等の最終退室操作を行な
う。この操作により錠制御装置14−1から上位装置へ
最終退室操作の通知を行なう(ステップS1−1)。上
位装置12は錠制御装置14−1の状態変化を認識す
る。上位装置12は部屋情報の部屋No.情報を検索
し、錠制御装置14−1と同部屋に設置された錠制御装
置14−2を検索する(ステップS1−5)。次に上位
装置にはステップS1−5で検索した錠制御装置14−
2へ最終退室の指示を行なう(ステップS1−6)。錠
制御装置14−2から上位装置へ警戒状態遷移の通知を
行なう。上位装置12は錠制御装置14−2の状態変化
を認識する。上位装置12から錠制御装置14−1へ最
終退室の許可通知を行なう(ステップS1−7)。
【0047】錠制御装置14−1は上位装置12からの
許可通知に応じて施錠を行なうと共に解/施状態(非警
戒状態)から警戒状態への移行を行なう。
許可通知に応じて施錠を行なうと共に解/施状態(非警
戒状態)から警戒状態への移行を行なう。
【0048】図7は本発明の一実施例の一斉解錠時の動
作説明図を示す。上位装置12から一斉解錠の指示が指
示されたグループに対して行なわれる(ステップS2−
1)と、図4に示す上位装置12に記憶されている部屋
情報により一斉解錠の条件が検索される(ステップS2
−2)。
作説明図を示す。上位装置12から一斉解錠の指示が指
示されたグループに対して行なわれる(ステップS2−
1)と、図4に示す上位装置12に記憶されている部屋
情報により一斉解錠の条件が検索される(ステップS2
−2)。
【0049】一斉解錠の指示としては部屋情報の一斉解
錠グループNo.情報で設定された情報に応じたグルー
プの指示で行なわれる。このとき、錠制御装置14−1
〜14−nに予め、解錠不可の指示等がなされていれば
その錠制御装置14−1〜14−nより上位装置12に
対して解錠不可である旨の情報を応答する(ステップS
2−6)。
錠グループNo.情報で設定された情報に応じたグルー
プの指示で行なわれる。このとき、錠制御装置14−1
〜14−nに予め、解錠不可の指示等がなされていれば
その錠制御装置14−1〜14−nより上位装置12に
対して解錠不可である旨の情報を応答する(ステップS
2−6)。
【0050】また、指示されたグループに属し、特に条
件が指示されていない錠制御装置14−1〜14−nは
解錠制御を行なう(ステップS2−3)。
件が指示されていない錠制御装置14−1〜14−nは
解錠制御を行なう(ステップS2−3)。
【0051】錠制御装置14−1〜14−nは解錠が完
了すると解錠完了である旨の情報を上位装置12に供給
する(ステップS2−5)。また、解錠が完了していな
いときには不可である旨の情報を上位装置12に供給す
る(ステップS2−6)。上位装置12では解錠の状態
を示す表示がなされ、管理者に錠の状態を知らせる。管
理者は上位装置12で表示される錠の状態が正常に動作
しているかどうかを判断し解錠が行なえない等の異常が
ある場合には解錠が行なえない錠の点検を行なう。
了すると解錠完了である旨の情報を上位装置12に供給
する(ステップS2−5)。また、解錠が完了していな
いときには不可である旨の情報を上位装置12に供給す
る(ステップS2−6)。上位装置12では解錠の状態
を示す表示がなされ、管理者に錠の状態を知らせる。管
理者は上位装置12で表示される錠の状態が正常に動作
しているかどうかを判断し解錠が行なえない等の異常が
ある場合には解錠が行なえない錠の点検を行なう。
【0052】図8に本発明の一実施例の動作説明図を示
す。図8では図4にで説明したような部屋情報及びグル
ープNo.情報により分類されている。ここでは一階F
1に設置された錠制御装置14−11をグループNo.
1,5、二階F2に設置された錠制御装置14−21を
グループNo.2,5、三階F3に設置された錠制御装
置14−31〜14−37をグループNo.3,5と
し、さらに、三階ではF3の部屋a,b,c毎に錠制御
装置14−33〜14−37をグループ分けしてある。
す。図8では図4にで説明したような部屋情報及びグル
ープNo.情報により分類されている。ここでは一階F
1に設置された錠制御装置14−11をグループNo.
1,5、二階F2に設置された錠制御装置14−21を
グループNo.2,5、三階F3に設置された錠制御装
置14−31〜14−37をグループNo.3,5と
し、さらに、三階ではF3の部屋a,b,c毎に錠制御
装置14−33〜14−37をグループ分けしてある。
【0053】以上のようにグループ及び部屋分けされた
錠制御装置14−11,14−21,14−31〜14
−37を最初入室、最終退室時に警戒及び非警戒状態、
非警戒から警戒状態に切換えるときには例えば、3階F
3に設置された錠制御装置14−31〜14−37にお
いて錠制御装置14−31により警戒/非警戒、非警戒
/警戒の切換を操作を行なうと、錠制御装置14−31
での操作が上位装置12に通知され、上位装置12で各
錠制御装置14−31〜14−37夫々に設定された部
屋No.情報が参照され、錠制御装置14−31が属す
る部屋No.aと同一の部屋No.aを有する錠制御装
置14−32に対しても錠制御装置14−31の警戒/
非警戒、非警戒/警戒の切換え操作に応じた連動制御動
作が行なえわれる。以上により錠制御装置14−31に
対して警戒/非警戒、非警戒/警戒の切換動作を行なう
だけで錠制御装置14−31と同一の部屋No.情報a
に属する錠制御装置14−32も同時に制御できる。
錠制御装置14−11,14−21,14−31〜14
−37を最初入室、最終退室時に警戒及び非警戒状態、
非警戒から警戒状態に切換えるときには例えば、3階F
3に設置された錠制御装置14−31〜14−37にお
いて錠制御装置14−31により警戒/非警戒、非警戒
/警戒の切換を操作を行なうと、錠制御装置14−31
での操作が上位装置12に通知され、上位装置12で各
錠制御装置14−31〜14−37夫々に設定された部
屋No.情報が参照され、錠制御装置14−31が属す
る部屋No.aと同一の部屋No.aを有する錠制御装
置14−32に対しても錠制御装置14−31の警戒/
非警戒、非警戒/警戒の切換え操作に応じた連動制御動
作が行なえわれる。以上により錠制御装置14−31に
対して警戒/非警戒、非警戒/警戒の切換動作を行なう
だけで錠制御装置14−31と同一の部屋No.情報a
に属する錠制御装置14−32も同時に制御できる。
【0054】また、錠制御装置14−33に同様に最初
入室、最終退室操作が行なわれ最初入室、最終退室動作
が行なわれると錠制御装置14−33と同一部屋No.
情報bの錠制御装置14−34に対しても最初入室、最
終退室動作が行なわれる。錠制御装置14−35に最初
入室、最終退室の操作が行なわれ.場合においても錠制
御装置14−35と同一の部屋NO.情報cに属する錠
制御装置14−36,14−37に対しても錠制御装置
14−36、14−37と連動して最初入室、最終退室
操作が行なわれる。
入室、最終退室操作が行なわれ最初入室、最終退室動作
が行なわれると錠制御装置14−33と同一部屋No.
情報bの錠制御装置14−34に対しても最初入室、最
終退室動作が行なわれる。錠制御装置14−35に最初
入室、最終退室の操作が行なわれ.場合においても錠制
御装置14−35と同一の部屋NO.情報cに属する錠
制御装置14−36,14−37に対しても錠制御装置
14−36、14−37と連動して最初入室、最終退室
操作が行なわれる。
【0055】さらに、一斉解錠動作を行なう場合には各
錠制御装置14−11,14−21,14−31〜14
−37に上位装置12で設定されたグループNo.情報
‘1’,‘2’,‘3’,‘5’により制御される。
錠制御装置14−11,14−21,14−31〜14
−37に上位装置12で設定されたグループNo.情報
‘1’,‘2’,‘3’,‘5’により制御される。
【0056】例えば、錠制御装置14−11にグループ
No.情報‘1’,‘5’、錠制御装置14−21にグ
ループNo.情報‘2’,‘5’、錠制御装置14−3
1〜14−37にグループNo.情報‘3’,‘5’が
設定されていた場合において、上位装置12によりグル
ープNo.情報‘1’を指定して一斉解錠操作を行なう
とグループ‘1’に属する錠制御装置14−11が解錠
される。
No.情報‘1’,‘5’、錠制御装置14−21にグ
ループNo.情報‘2’,‘5’、錠制御装置14−3
1〜14−37にグループNo.情報‘3’,‘5’が
設定されていた場合において、上位装置12によりグル
ープNo.情報‘1’を指定して一斉解錠操作を行なう
とグループ‘1’に属する錠制御装置14−11が解錠
される。
【0057】次に、上位装置12によりグループNo.
情報‘2’を指定して一斉解錠操作を行なうとグループ
No.‘2’に属する錠制御装置14−21が解錠され
る。また、上位装置12によりグループNo.情報
‘3’を指定して一斉解錠操作を行なうとグループN
o.‘3’に属する錠制御装置14−31〜14−37
が解錠される。
情報‘2’を指定して一斉解錠操作を行なうとグループ
No.‘2’に属する錠制御装置14−21が解錠され
る。また、上位装置12によりグループNo.情報
‘3’を指定して一斉解錠操作を行なうとグループN
o.‘3’に属する錠制御装置14−31〜14−37
が解錠される。
【0058】さらに、上位装置12によりグループN
o.情報‘5’を指定して一斉解錠操作を行なうとグル
ープNo.‘5’に属する錠制御装置14−11,14
−21,14−31〜14−37が解錠される。このよ
うに、グループNo.情報を設定しておくことにより各
階F1〜F3夫々で一斉階錠を行なう場合には、グルー
プNo.情報‘1’,‘2’,‘3’を指定すればよ
く、F1〜F3の全階で一斉解錠を行なう場合にはグル
ープNo.情報‘5’を指定すればよい。
o.情報‘5’を指定して一斉解錠操作を行なうとグル
ープNo.‘5’に属する錠制御装置14−11,14
−21,14−31〜14−37が解錠される。このよ
うに、グループNo.情報を設定しておくことにより各
階F1〜F3夫々で一斉階錠を行なう場合には、グルー
プNo.情報‘1’,‘2’,‘3’を指定すればよ
く、F1〜F3の全階で一斉解錠を行なう場合にはグル
ープNo.情報‘5’を指定すればよい。
【0059】このように、一斉解錠を行なう場合におい
ても、グループNo.情報を指定することにより、指定
されたグループNo.に属する錠制御装置のみを解錠す
ることができるため、不要な錠制御装置を解錠してしま
うことがなくなる。
ても、グループNo.情報を指定することにより、指定
されたグループNo.に属する錠制御装置のみを解錠す
ることができるため、不要な錠制御装置を解錠してしま
うことがなくなる。
【0060】このようにグループ分けを行なうことによ
り、最初入室又は最終退室時には部屋情報に基づいて錠
制御装置を選択し、錠制御を行なえば、最初入室及び最
終退室時の操作を一つの錠制御装置の操作で可能とな
り、操作性を向上させることができる。
り、最初入室又は最終退室時には部屋情報に基づいて錠
制御装置を選択し、錠制御を行なえば、最初入室及び最
終退室時の操作を一つの錠制御装置の操作で可能とな
り、操作性を向上させることができる。
【0061】また、非常時や防災訓練時などに予め設定
しておいたグループNo.により、錠制御装置を選択
し、制御することにより、必要な部屋だけを解錠するこ
とができ、火災時などに危険物が保管された部屋は施錠
したままとしておき、避難時に誤って危険物が保管され
た部屋などに入ってしまわないようにでき、また防災訓
練時などで一斉解錠を行なった際に重要な書類等が保管
された部屋が解錠されてしまわないように制御できる。
しておいたグループNo.により、錠制御装置を選択
し、制御することにより、必要な部屋だけを解錠するこ
とができ、火災時などに危険物が保管された部屋は施錠
したままとしておき、避難時に誤って危険物が保管され
た部屋などに入ってしまわないようにでき、また防災訓
練時などで一斉解錠を行なった際に重要な書類等が保管
された部屋が解錠されてしまわないように制御できる。
【0062】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、複数の錠制御装置をグループに分割し、グループ毎
に上位装置に指示を行なわせるため、グループの設定の
方法によって各種オペレーションに対応でき、多種多様
な錠制御が可能となり、したがって、操作性を向上させ
ることができる等の特長を有する。
ば、複数の錠制御装置をグループに分割し、グループ毎
に上位装置に指示を行なわせるため、グループの設定の
方法によって各種オペレーションに対応でき、多種多様
な錠制御が可能となり、したがって、操作性を向上させ
ることができる等の特長を有する。
【0063】請求項2によれば、錠制御装置を部屋毎に
グループ分けして制御することにより例えば同一の部屋
に属する扉を一斉に制御することができるため、最初入
室時や最終退室時に入退室しようとする室の一箇所の錠
制御装置を制御するだけで、その室体の最初入室又は最
終退室の制御が行なえ、入退室の操作性を向上させるこ
とができる等の特長を有する。
グループ分けして制御することにより例えば同一の部屋
に属する扉を一斉に制御することができるため、最初入
室時や最終退室時に入退室しようとする室の一箇所の錠
制御装置を制御するだけで、その室体の最初入室又は最
終退室の制御が行なえ、入退室の操作性を向上させるこ
とができる等の特長を有する。
【0064】請求項3によれば、上位装置がファイル装
置を参照することにより指定したグループの選別が可能
となり、比較的簡単な構成での現実が可能となる等の特
長を有する。
置を参照することにより指定したグループの選別が可能
となり、比較的簡単な構成での現実が可能となる等の特
長を有する。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例の上位装置の構成図である。
【図4】本発明の一実施例の部屋情報の構成図である。
【図5】本発明の一実施例の錠制御装置の構成図であ
る。
る。
【図6】本発明の一実施例の入退室動作説明図である。
【図7】本発明の一実施例の一斉解錠動作説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図9】従来の一例の構成図である。
1 入退室部 2−1〜2−n 錠制御装置 3 上位装置 4−1〜4−n グループ 5 ファイル部 11 入退室管理システム 12 上位装置 13 中継機 14−1〜14−n 錠制御装置 16−1〜16−n 扉 17−1〜17−n 錠駆動部
Claims (3)
- 【請求項1】 錠(1)の開放/閉鎖の制御を行なう複
数の錠制御装置(2−1〜2−n)と、該複数の錠制御
装置(2−1〜2−n)に該錠(1)の制御を行なう指
示を与える上位装置(3)とを有する入退室管理システ
ムにおいて、 前記複数の錠制御装置(2−1〜2−n)をグループ
(4−1〜4−n)に分割し該グループ毎に前記上位装
置(3)に指示を行なわせることを特徴とする入退室管
理システムの入退室管理方法。 - 【請求項2】 前記グループ(4−1〜4−n)は同一
の部屋に属する錠制御装置(2−1〜2−n)を同一の
グループとなるように分割されることを特徴とする請求
項1記載の入退室管理システムの入退室管理方法。 - 【請求項3】 錠(1)の開放/閉鎖の制御を行なう複
数の錠制御装置(2−1〜2−n)と、該複数の錠制御
装置(2−1〜2−n)に該錠(1)の制御を行なう指
示を与える上位装置(3)とを有する入退室管理システ
ムにおいて、 前記複数の錠制御装置(2−1〜2−n)の属するグル
ープを識別するグループ識別データを格納したファイル
部(5)を有し、前記上位装置(3)は該ファイル部
(5)に格納された該グループ識別データに従って前記
複数の錠制御装置(2−1〜2−n)の該グループ識別
データに応じた錠制御装置に指示を与えることを特徴と
する入退室管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8876494A JPH07293070A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 入退室管理システムの入退室管理方法及び入退室管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8876494A JPH07293070A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 入退室管理システムの入退室管理方法及び入退室管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07293070A true JPH07293070A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13951944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8876494A Pending JPH07293070A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 入退室管理システムの入退室管理方法及び入退室管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07293070A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343929A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 家庭内情報システム |
JP2008176442A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Yamatake Corp | 部屋管理システムおよび部屋管理方法 |
JP2014211035A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 株式会社デンソーウェーブ | 入退管理システム |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP8876494A patent/JPH07293070A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343929A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 家庭内情報システム |
JP2008176442A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Yamatake Corp | 部屋管理システムおよび部屋管理方法 |
JP2014211035A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 株式会社デンソーウェーブ | 入退管理システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021015 |