JPH0729286U - 扉の水返しビード取付構造 - Google Patents

扉の水返しビード取付構造

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JPH0729286U
JPH0729286U JP6090293U JP6090293U JPH0729286U JP H0729286 U JPH0729286 U JP H0729286U JP 6090293 U JP6090293 U JP 6090293U JP 6090293 U JP6090293 U JP 6090293U JP H0729286 U JPH0729286 U JP H0729286U
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JP6090293U
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五郎 藤田
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近畿アルミニューム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉に対する水返しビードの取付けがビスを用
いることなく確実に行なえるようにする。 【構成】 扉の下かまち3に水返しビード9の取付溝1
0を全長にわたって設け、該ビード9の取付部13を取
付溝10内に挿入することにより下かまち3に取付け、
下かまち3の端部に縦枠4の下端を直角に組み合せて結
合すれば、抜止部19が取付溝10の端部を閉鎖し、水
返しビード9の固定化が行なえる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、浴室用の扉に装着する水返しビードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室の出入口を開閉する扉は、浴室側の飛散湯水や扉に付着した湯水が浴室外 に流出するのを防止するため、扉の下かまちにおける下部で脱衣室側の位置に合 成樹脂やゴム等の水返しビードを取付け、扉の下部と開口部との隙間を閉鎖する ようにしている。
【0003】 従来、扉の下かまちに対する水返しビードの取付構造は、下かまちの脱衣室側 の面に水返しビードを重ね、このビードを適当な間隔で下かまちにビス止するよ うにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ビスによる取付け構造は、取付け作業に手間がかかると共に、時間が たつとビードのビス間の部分にたるみが発生し、見た目が不体裁になるだけでな く、水返し効果が低下するという問題がある。
【0005】 そこで、この考案の課題は、上記のような問題点を解決するため、水返しビー ドの全長を確実に安定よく固定することができ、ビードの浮上りの発生がない扉 の水返しビード取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、扉の下かまちに水返しビード の取付溝を長さ方向の全長にわたって設け、水返しビードに設けた取付部を取付 溝に挿入することによって下かまちの全長に水返しビードを取付け、前記下かま ちの端部と直角に結合する縦枠の下端部に、取付溝の端部を閉鎖するビード抜止 部を設けた構成を採用したものである。
【0007】
【作用】
下かまちに設けた取付溝に水返しビードの取付部を挿入して取付けたので、水 返しビードはその全長が固持されることになり、浮上り等の発生がないと共に、 縦枠の下端部にビードの抜止部を設けたので、ビス止の如き固定手段を用いるこ となくビードの取付けが行なえる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は浴室の出入口を開閉する扉1を示し、アルミ等を用いた上かまち2と下 かまち3及び両側の縦枠4、4で組んだ扉枠体内にガラス5を張設して形成され 、出入口の周囲に固定した固定枠体6内に組込み、一方縦枠4を蝶番7で枠体6 に取付けることにより、出入口を開閉自在としている。
【0010】 上記扉1における下かまち3は図2乃至図4に示すように、断面角形で上面に ガラス5の嵌合溝8が長手方向に沿って設けられ、この下かまち3の脱衣室内に 臨む面の下部に、水返しビード9の取付溝10が全長にわたって設けられている 。
【0011】 この取付溝10は、角形で外面に細幅の開口11を有する断面形状に形成され 、開口11よりも内部が広幅になっている。
【0012】 上記水返しビード9は、合成樹脂やゴム等の弾性材料を用い、帯状プレート1 2の上縁に取付溝10への取付部13を設けた構造になっている。
【0013】 この取付部13は、半円筒部14の背面に取付溝10に一致するT字状の挿入 片15を連成して形成され、取付溝10内に挿入片15を挿入することにより、 下かまち3の全長にわたって水返しビード9は取付けられ、図4のように帯状プ レート12は下かまち3の下部から脱衣室側に向けて傾斜状に突出し、扉体1を 閉鎖位置にしたとき、浴室側床面Aと脱衣室側床面Bとの段部Cに当接し、扉体 1の下部を防水状とする。
【0014】 図2は下かまち3と縦枠4の結合構造を示し、縦枠4は、角筒部分から突出す る両側の側壁16、16の下端に切欠部18を施し、下かまち3の端部に縦枠4 の下端部を直角に組合せたとき、両側壁16、16が下かまち3に外嵌すると共 に、取付溝10の突出部10aが切欠部18内に納まる。
【0015】 縦枠4の下端は、切欠部18を設けることにより、残った部分が取付溝10の 端部を閉鎖するビード抜止部19となる。即ち、両側壁16、16は下かまち3 に対して丁度外嵌するため、下かまち3の端部に縦枠4の下端部を直角に組み合 わせると、抜止部19における両側壁が取付溝10の端部に臨んでこれを閉鎖す ることになり、取付溝10の全長にわたって挿入した水返しビード9を抜止状に することができる。
【0016】 なお、下かまち3と縦枠4の固定は、下かまち3と縦枠4の外面にL字状の接 続金具20を沿わせ、この接続金具20と縦枠4のビス孔21、22に挿入した ビス23を下かまち3のビス用突条24にねじ込むことによって行なっている。
【0017】 この考案の水返しビード取付構造は上記のような構成であり、扉1の組立工程 において、下かまち3の両端部に切欠部17を設けて取付溝10の端部に突出部 10aを加工すると共に、縦枠4の下端にも切欠部18を設けて残した部分でビ ード抜止部19を形成する。
【0018】 下かまち3の取付溝10に対する全長にわたって、水返しビード9を挿入して 取付け、この後、下かまち3の端部と縦枠4の下端を直角に組合せ、接続金具2 0とビス23で両者を結合すれば、縦枠4のビード抜止部19における側壁が取 付溝10の端部を閉鎖し、水返しビード9は抜止状となる。
【0019】 水返しビード9はその取付部13の全長が取付溝10内に挿入されているため 、全長が確実に固持され、下かまち3に対する浮上り等の発生がなく安定した水 返し機能を発揮することになる。
【0020】 なお、両縦枠4、4と上かまち2はビス止等の周知の手段で結合され、これに よって扉1が組立てられることになる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、扉の下かまちに対する水返しビードの取付 けがビス等の固定手段を用いることなく行なえ、しかも取付部の全長が取付溝に よって嵌合保持されるので、ビードの途中に浮上りが生じるというようなことが なく、強固な固定が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水返しビードを取付けた扉の正面図
【図2】ビード取付部分の分解斜視図
【図3】ビード取付部分の斜視図
【図4】ビード取付部分の縦断側面図
【符号の説明】
1 扉 3 下かまち 4 縦枠 9 水返しビード 10 取付溝 10a 突出部 17、18 切欠部 19 抜止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉の下かまちに水返しビードの取付溝を
    長さ方向の全長にわたって設け、水返しビードに設けた
    取付部を取付溝に挿入することによって下かまちの全長
    に水返しビードを取付け、前記下かまちの端部と直角に
    結合する縦枠の下端部に、取付溝の端部を閉鎖するビー
    ド抜止部を設けた扉の水返しビード取付構造。
JP1993060902U 1993-11-12 1993-11-12 扉の水返しビード取付構造 Expired - Lifetime JP2524624Y2 (ja)

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JPH0729286U true JPH0729286U (ja) 1995-06-02
JP2524624Y2 JP2524624Y2 (ja) 1997-02-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002611A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 文化シヤッター株式会社 止水部材

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6061389U (ja) * 1983-10-05 1985-04-27 ワイケイケイ株式会社 フラツシユドア
JPS6320796U (ja) * 1986-07-28 1988-02-10
JPS6328789U (ja) * 1986-08-11 1988-02-25
JPH01131788U (ja) * 1988-03-04 1989-09-07

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JP2524624Y2 (ja) 1997-02-05

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