JPH07292768A - 外部空間ユニットシステムのデッキ構造 - Google Patents

外部空間ユニットシステムのデッキ構造

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JPH07292768A
JPH07292768A JP8342094A JP8342094A JPH07292768A JP H07292768 A JPH07292768 A JP H07292768A JP 8342094 A JP8342094 A JP 8342094A JP 8342094 A JP8342094 A JP 8342094A JP H07292768 A JPH07292768 A JP H07292768A
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JP
Japan
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deck
bundle
unit
showing
perspective
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JP8342094A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Sato
隆一 佐藤
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立て簡単として施工をシンプルにし、住
宅の外部空間全般にわたり容易に実現することができる
ユニットシステムにおけるデッキ構造を提供することを
目的とする。 【構成】 ツーバイフォー工法で使用する規格木材にて
構成したデッキユニットDを床位置に組み立てる構成で
あって、四隅に基礎ユニット25・25・・・を、その
他の所定位置に束石26・26・・・を配置し、前記基
礎ユニット25と束石26にデッキ束13を立設し、該
デッキ束13にデッキ根太14を架設し、該デッキ根太
14の外周方向にデッキエンド材12、上面にデッキ床
材11を取付固定して住宅の屋外空間にデッキを形成可
能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の様々な外部空間
に合わせてユニットを組み立てるだけでデッキを形成可
能とした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一戸建て住宅の外部空間にはアプ
ローチ、庭、洗濯干し場等が構成されているが、それら
外部空間を構成する為の外構部材は多種多様にわたり存
在し、その中でも木製の構成物だけで外構を構成するこ
とは少なく、その外部空間は家屋の玄関や軒や勝手口の
位置や敷地の面積に合わせて構成されており、前記アプ
ローチ、庭等の施工には、専門的な施工技術を必要とし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、アプローチ、庭等を構成するための外構部材は、そ
のほとんどが単品部品として流通し、好みに合わせて選
択していたので、互いに関連性がなく、トータル的な外
部空間を容易に構成することができなかった。例えば、
木製の外構部材を用いた場合には、そのほとんどが材料
的な部材であるので、木の種類や木目が合わなかった
り、板厚が異なったりして、釘や軸組でうまく組み付け
ることができなかった。また、専門的な施工技術を必要
としていたので、誰もがそのライフサイクルの変化に対
応した外部空間を得るために自作することは困難であっ
た。
【0004】そのために、アプローチ、庭等をトータル
的に形成することができる外構部材が望まれるところと
なる。そこで、本発明は、ツーバイフォー工法にて使用
する規格木材を用いて外構部材を構成し、組み立て簡単
として施工をシンプルにし、住宅の外部空間全般にわた
り容易に実現することができるユニットシステムにおけ
るデッキ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、次のような手段を用いるものである。即ち、ツー
バイフォー工法で使用する規格木材にて構成したデッキ
ユニットを床位置に組み立てる構成であって、基礎ユニ
ットと束石を所定位置に配置し、前記基礎ユニットと束
石にデッキ束を立設し、該デッキ束にデッキ根太を架設
し、該デッキ根太の外周方向にデッキエンド材、上面に
デッキ床材を取付固定して住宅の屋外空間にデッキを形
成可能としたものである。
【0006】
【作用】このように構成したことによって、住宅の外部
空間に簡単にデッキユニットを組み立てられ、アプロー
チ、リビングガーデン、サービスヤード等の床位置にデ
ッキユニットが配置されて、様々な方法で利用できる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面により説
明すると、図1は、本発明の実施例を示す斜視図、図2
は、パーゴラ受梁の施工状態を示す斜視図、図3は、デ
ッキ束とデッキ根太の施工状態を示す斜視図、図4は、
デッキ床材とデッキエンド材の施工状態を示す斜視図、
図5は、デッキ根太の取付部分を示す斜視図、図6は、
デッキ床材の取付部分を示す斜視図、図7は、デッキエ
ンド材の取付部分を示す斜視図、図8は、デッキエンド
のフェンス下桟の取付部分を示す斜視図、図9は、パー
ゴラ、フェンス等の施工状態を示す斜視図、図10は、
小デッキセットD1の構成を示す斜視図、図11は、デ
ッキの貼り幅Xと施工方向Yを示す平面図、図12は、
中デッキセットD2の構成を示す斜視図、図13は、大
デッキセットD3の構成を示す斜視図である。
【0008】図1において、デッキユニットDが、例え
ば、住宅の外部空間の中でリビングルームに面する庭に
形成したリビングガーデンBに適用される場合について
説明すると、リビングガーデンBはリビングルームに面
する地面にデッキユニットDであるローデッキ1と該ロ
ーデッキ1より一段高くしたハイデッキ2を連続して配
置し、前記庭の外周にフェンスユニットFを巡らし、前
記ハイデッキ2の上方に格子状に組まれたパーゴラユニ
ットPを配設し、外周部分に手摺り10を配設すること
によって形成されており、前記リビングガーデンBはベ
ンチやテーブル等を配置して、屋外をリビングと同様に
活用できて、食事等を楽しんだりして積極的に活用する
ことができる。
【0009】前記のようにデッキユニットDは、ローデ
ッキ1とハイデッキ2の二種類あり、デッキ床材11、
デッキエンド材12、デッキ束13及びデッキ根太14
を組み立てることによって形成され、前記デッキ束13
の長短によりローデッキ1とハイデッキ2の高さが異な
るように構成されている。すなわち、ローデッキ束13
aを用いるとローデッキ1を形成することができ、ハイ
デッキ束13bを用いるとハイデッキ2を形成すること
ができる。
【0010】前記フェンスユニットFは、フェンス柱1
5、フェンス頭つなぎ材16、下桟17、中柱18及び
フェンスパネル9からなる部材を組み立てることによっ
て形成することができ、前記パーゴラユニットPは、パ
ーゴラ柱19、パーゴラ受梁20、パーゴラ材21及び
パーゴラつなぎ材22からなる部材を組み立てることに
よって形成することができる。なお、前記フェンスユニ
ットFは、周囲の状況やその設置場所に適するように、
高さの異なるハイフェンスとローフェンスを構成するこ
とができ、前記フェンスパネル9を斜め格子、下見板、
大和塀等の形状の中から選択することができる。
【0011】そして、前記デッキユニットD、フェンス
ユニットF及びパーゴラユニットPの構成部材すべて
は、ツーバイフォー工法にて使用する規格木材を利用し
て、それぞれ規定寸法に設定された基本的なフレームと
し、長手方向に所望の長さに切断して組み立てるだけで
よいようにし、外部空間ユニットシステムとしている。
ただし、これらそれぞれの部材は一定の長さの整数倍で
切断するようにしており、プレカットされている。
【0012】また、前記デッキユニットDは、敷地の面
積に合わせて選択できるようにセット化されており、大
きさを決めれば、例えば、図10に示す如く、デッキ床
材11を22本、デッキエンド材12を4本、デッキ根
太14を4本、デッキ束13を9本、束石26を9個で
一式とした小デッキセットD1を構成でき、図11に示
す如く、デッキ床材11の貼り幅Xを一定寸法に設定
し、施工(長手)方向Yを寸法制限なしとしている。ま
た他に、図12に示すデッキ床材11を32本、デッキ
エンド材12を4本、デッキ根太14を6本、デッキ束
13を16本、束石26を16個で一式とした中デッキ
セットD2や、図13に示すデッキ床材11を42本、
デッキエンド材12を4本、デッキ根太14を8本、デ
ッキ束13を25本、束石26を25個で一式とした大
デッキセットD3のように、相似形のデッキが同じ組み
立て方法で容易に構成できる。
【0013】そして、前述の外部空間ユニットシステム
は、基本的にデッキユニットD、フェンスユニットF及
びパーゴラユニットPを組み合わせることによって外部
空間を形成できるようにしているが、図1に示すように
複数組み合わせる場合には、強度を高めたり、施工工程
を減少させるために基本フレームから組み立てるように
している。すなわち、図2に示す如く、設計プランに合
わせて基礎ユニット25・25・・・と束石26・26
・・・を据え付け、前記基礎ユニット25・25・・・
にパーゴラ柱19・19・・・とフェンス柱15と手摺
り柱38をそれぞれの所定位置に立設し、前記パーゴラ
柱19の頂部と対向したパーゴラ柱19の頂部との間に
パーゴラ受梁20を架設する。
【0014】図3に示す如く、前記束石26・26・・
・にローデッキ束13a・13a・・・とハイデッキ束
13b・13b・・・をそれぞれの所定位置に立設し、
前記ローデッキ束13aとハイデッキ束13bそれぞれ
の所定位置にデッキ床材11の貼り方向に対して直交方
向となるようにデッキ根太14・14・・・を架設す
る。これで基本フレームができる。このとき、前記デッ
キ根太14は、図5に示す如く、デッキ束13に床レベ
ルに従って釘27・27・・・にて取り付けられ、中側
はデッキ束13の両側に2本、端部は内側に1本取り付
けられる。また、前記デッキ根太14は基礎ユニット2
5に立設されているパーゴラ柱19等にも取り付けられ
ており、本実施例においてはデッキとパーゴラとを組み
合わせる構造としているが、デッキだけを地面に配置す
る場合には、デッキの強度を確保するために、所定位置
に基礎ユニット25を配置し、それらにデッキ束13を
立設する構成とし、前記基礎ユニット25の配置位置
は、例えば、デッキの四隅となる位置が望ましい。
【0015】図4に示す如く、前記デッキ根太14・1
4・・・の外周方向にデッキエンド材12・12・・
・、上面にデッキ根太14の貼り方向に対して直交方向
となるようにデッキ床材11・11・・・を取付固定し
てローデッキ1及びハイデッキ2を形成する。このと
き、前記デッキ床材11は、図6に示す如く、デッキ根
太14に釘27・27・・・にて取り付けられ、前記デ
ッキエンド材12は、図7に示す如く、デッキ床材11
の厚み分上方に突出され、該デッキ床材11上面と一致
するようにデッキ束13(パーゴラ柱19等)に釘27
・27にて取り付けられる。なお、前記釘27は、腐食
し難い亜鉛メッキが施された釘が望ましい。
【0016】図9に示す如く、前記パーゴラ受梁20・
20・・・上にパーゴラ材21・21・・・とパーゴラ
つなぎ材22・22・・・を取付固定して格子状のパー
ゴラを形成し、前記フェンス柱15・15・・・の上下
位置にフェンス頭つなぎ材16・16・・・と下桟17
・17・・・を架設し、前記フェンス頭つなぎ材16と
下桟17との間の中央の上下方向に中柱18を架設し、
フェンスパネル9・9・・・を嵌め込み固定してフェン
スを形成する。このとき、デッキエンド部分の下桟17
は、図8に示す如く、デッキ床材11をデッキ根太14
までとし、デッキ束13の頂部でデッキ床材11とデッ
キエンド材12に挟まれた状態で架設される。そして、
前記手摺り柱38とパーゴラ柱19との間に手摺り頭つ
なぎ材39・39と中板40・40を架設して手摺り1
0を形成する。
【0017】このようなデッキユニットD、フェンスユ
ニットF及びパーゴラユニットPを基本構成とする外部
空間ユニットシステムは、前記手摺り10やベンチ、テ
ーブル、棚等の様々なオプション部品と組み合わせて、
利用性の向上が図れるようにしており、前記オプション
部品の構成部材はツーバイフォー工法にて使用する規格
木材を利用して、規定寸法に設定されパーツ化された組
み立て簡単なキットにて構成され、外部空間ユニットシ
ステムとして構成されている。よって、施工手順をシン
プル化することができる。すなわち、工場で完成された
各部材を現場にて組み立てるだけでよく、その調整、加
工も木材であるので簡単に行うことができる。また、前
記リビングガーデンBの他に、門扉から玄関までの空間
にアプローチを形成したり、ユーティリティに面する裏
庭に家事を行うためのサービスヤード等を形成したりし
て、外部空間全般にわたりトータルな生活の場を実現す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。即ち、ツーバイフォーの規格部材
を使用するので、入手し易くコストも低く抑えられ、所
望長さに切断するだけでよく、その規格木質部材を組み
立てるだけの簡単な構成であり、外観が綺麗で十分な強
度を有するデッキを床位置に配置したアプローチ、リビ
ングガーデン、サービスヤード等を住宅の外部空間に同
じ構成でトータル的に形成することができ、生活の場と
して積極的に活用することができるとともに、専門の業
者によらずとも一般の個人でも簡単に組立可能で、その
設計も規格の組み合わせなので簡単に立案することがで
きる。また、木質材で構成するので、和風・洋風にかか
わらず、建物と調和した外部空間を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】パーゴラ受梁の施工状態を示す斜視図である。
【図3】デッキ束とデッキ根太の施工状態を示す斜視図
である。
【図4】デッキ床材とデッキエンド材の施工状態を示す
斜視図である。
【図5】デッキ根太の取付部分を示す斜視図である。
【図6】デッキ床材の取付部分を示す斜視図である。
【図7】デッキエンド材の取付部分を示す斜視図であ
る。
【図8】デッキエンドのフェンス下桟の取付部分を示す
斜視図である。
【図9】パーゴラ、フェンス等の施工状態を示す斜視図
である。
【図10】小デッキセットD1の構成を示す斜視図であ
る。
【図11】デッキの貼り幅Xと施工方向Yを示す平面図
である。
【図12】中デッキセットD2の構成を示す斜視図であ
る。
【図13】大デッキセットD3の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ローデッキ 2 ハイデッキ 11 デッキ床材 12 デッキエンド材 13 デッキ束 14 デッキ根太 25 基礎ユニット 26 束石 D デッキユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツーバイフォー工法で使用する規格木材
    にて構成したデッキユニットを床位置に組み立てる構成
    であって、基礎ユニットと束石を地面の所定位置に配置
    し、前記基礎ユニットと束石にデッキ束を立設し、該デ
    ッキ束にデッキ根太を架設し、該デッキ根太の外周方向
    にデッキエンド材、上面にデッキ床材を取付固定して住
    宅の屋外空間にデッキを形成可能とした外部空間ユニッ
    トシステムのデッキ構造。
JP8342094A 1994-04-21 1994-04-21 外部空間ユニットシステムのデッキ構造 Pending JPH07292768A (ja)

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