JPH07291247A - ラベリングマシン - Google Patents

ラベリングマシン

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JPH07291247A
JPH07291247A JP8117094A JP8117094A JPH07291247A JP H07291247 A JPH07291247 A JP H07291247A JP 8117094 A JP8117094 A JP 8117094A JP 8117094 A JP8117094 A JP 8117094A JP H07291247 A JPH07291247 A JP H07291247A
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shaft
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Abstract

(57)【要約】 【目的】引出しローラを間欠的でなく連続的に回転させ
ることができ、ラベルを被貼付物の所定の位置に正確に
圧着できる。 【構成】接着剤付ラベル11が剥離可能に貼付されたラ
ベル台紙12が引出しローラ14により引出され、引出
された台紙からラベルをラベル剥離手段16が剥離す
る。ラベル剥離手段に近接して設けられたラベル引取り
圧着手段18が剥離したラベルを吸引して引取り、かつ
引取ったラベルを到来する容器13に圧着する。ラベル
引取り圧着手段の回転軸46が鉛直方向に延びて設けら
れ、この回転軸の周囲に回転軸を中心に同一角度毎に設
けられた複数のラベル吸引ブロック47が回転軸ととも
に回転する。ラベル剥離手段にブロックが近付くときブ
ロックを回転軸に近付けてその周速を小さくするブロッ
ク移動手段48が被貼付物にブロックが近付くときブロ
ックを回転軸から離してその周速を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベル台紙に剥離可能に
貼付された接着剤付ラベルをこのラベル台紙から剥離し
てボトル等の被貼付物に貼付するラベリングマシンに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のラベリングマシンとして、本出
願人は接着剤付ラベルが剥離可能に貼付されたラベル台
紙が引出しローラにより引出され、引出されたラベル台
紙からラベル剥離手段がラベルを剥離し、更にラベル剥
離手段に近接して設けられたバキュームドラムが剥離し
たラベルを吸引して引取りかつ引取ったラベルを到来す
る被貼付物に圧着するように構成されたセルフラベラを
特許出願した(特開昭61−104936)。このセル
フラベラでは、台紙から剥離し始めたラベルをラベル検
出器が検出し、ラベル圧着位置に到来する被貼付物を被
貼付物検出器が検出し、更に引出しローラを被貼付物検
出器の出力により起動させるコントローラがその引出し
速度をバキュームドラムの周速と同一に制御しかつ引出
しローラをラベル検出器の出力により停止させるように
構成される。引出しローラはパルスモータやサーボモー
タ等の駆動手段により駆動される。
【0003】このように構成されたセルフラベラでは、
被貼付物の到来タイミングに合せて連続回転中のバキュ
ームドラムの所定位置でラベル台紙からラベルを剥離
し、かつこのラベルを引出しローラと同一速度でバキュ
ームドラムに受け渡し、次の新ラベル端が剥離したとき
に引出しローラを停止させる。この結果、ラベル台紙か
ら剥離したラベルを各被貼付物の所定位置に正確にかつ
高速で貼付することができ、しかもラベル長が変化して
も自動的にラベルの貼付タイミングを調整することがで
きるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のセ
ルフラベラでは、接着剤付ラベルは極めて小さい所定の
間隔をあけてテープ状のラベル台紙に剥離可能に貼付さ
れており、この間隔より大きい間隔で到来する被貼付物
の間隔に合せるために、引出しローラを間欠的に回転さ
せなければならない。この結果、バキュームドラムの回
転速度を大きくすると、ラベル台紙と引出しローラとの
間にスリップが発生したり、或いは引出しローラを駆動
するパルスモータやサーボモータ等の駆動手段の寿命が
短くなったりする恐れがあった。この点を解消するため
に、引出しローラのラベル台紙に対する圧力を大きくし
ようとすると、引出しローラ等の剛性を大きくしなけれ
ばならず、製造コストを増大させる問題点があった。
【0005】本発明の目的は、接着剤付ラベルが極めて
小さい間隔をあけてラベル台紙に剥離可能に貼付され、
かつ到来する被貼付物の間隔が上記ラベルの間隔より大
きく形成されていても、引出しローラを間欠的でなく連
続的に回転させることができ、ラベルを被貼付物の所定
の位置に正確に圧着できるラベリングマシンを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1、図3及び図
4を用いて説明する。本発明は、図1及び図3又は図4
に示すように接着剤付ラベル11が剥離可能に貼付され
たラベル台紙12を引出す引出しローラ14と、引出さ
れたラベル台紙12からラベル11を剥離するラベル剥
離手段16と、ラベル剥離手段16に近接して設けられ
剥離したラベル11を吸引して引取りかつ引取ったラベ
ル11を到来する被貼付物13に圧着するラベル引取り
圧着手段18とを備えたラベリングマシンの改良であ
る。その特徴ある構成は、ラベル引取り圧着手段18
が、鉛直方向に延びて設けられた回転軸46又は86
と、回転軸46又は86の周囲に回転軸46又は86を
中心に同一角度毎に設けられ回転軸46又は86ととも
に回転可能な複数のラベル吸引ブロック47と、ブロッ
ク47がラベル剥離手段16に近付くときブロック47
を回転軸46又は86に近付けてその周速を小さくしか
つブロック47が被貼付物13に近付くときブロック4
7を回転軸46又は86から離してその周速を大きくす
るブロック移動手段48又は88とを備えたところにあ
る。
【0007】また、図1に示すようにブロック移動手段
48が回転軸46の周囲に回転不能に設けられたカム溝
53と回転軸46にこの回転軸46の半径方向に放射状
に延びて取付けられたガイド軸54とを有し、ラベル吸
引ブロック47がガイド軸54に回転軸46の半径方向
に移動可能に取付けられかつブロック47が回転軸46
を中心に回転するときカム溝53に案内されて回転軸4
6の半径方向に移動するように構成することが好まし
い。更に、図4に示すようにブロック移動手段88が回
転軸86の半径方向に延びるピストンロッド93aを有
しかつ回転軸86に固定された流体圧シリンダ93を備
え、ラベル吸引ブロック47をピストンロッド93aの
先端に取付けることもできる。
【0008】
【作用】図1及び図3に示されるラベリングマシンで
は、被貼付物13が所定の位置に到来すると、接着剤付
ラベル11を剥離可能に貼付したラベル台紙12が引出
しローラ14によりラベル剥離手段16に向って引出さ
れる。台紙12がラベル剥離手段16の先端に達する
と、台紙12のみが鋭角にUターンし、ラベル11はそ
の剛性により台紙12から剥離してラベル11に近付く
ラベル吸引ブロック47により引取られる。このときブ
ロック47はカム溝53に沿って回転軸46に近付く方
向に移動するので、その周速が小さくなり、ブロック4
7の周速とラベル台紙12の引出し速度が同一になる。
この結果、ブロック47はラベル11の所定の位置を正
確に引取ることができる。
【0009】ラベル11を引取ったブロック47はカム
溝53に案内され、回転軸46から離れる方向にガイド
軸54に沿って移動する。ブロック47が被貼付物13
に対向するとブロック47により引取られたラベル11
はその接着剤の接着力により上記被貼付物13に貼付さ
れる。このときブロック47は回転軸46から最も離れ
るので、ブロック47の周速は大きくなり、被貼付物1
3の周速と同一になる。この結果、ブロック47が引取
ったラベル11は被貼付物13の一面の所定の位置に正
確に圧着される。
【0010】
【実施例】次に本発明の第1実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。図1〜図3に示すように、ラベリングマ
シン10は接着剤付ラベル11をラベル台紙12から剥
離して被貼付物13に貼付する装置である。接着剤付ラ
ベル11はテープ状のラベル台紙12の一方の面に剥離
可能に極めて小さい所定の間隔をあけて貼付され、この
状態でラベル台紙12は巻かれてロール状に形成され
る。被貼付物13はこの例では角筒状の容器である。ラ
ベリングマシン10はラベル11が剥離可能に貼付され
たロール状のラベル台紙12を引出す引出しローラ14
と、引出されたラベル台紙12からラベル11を剥離す
るラベル剥離手段16と、容器13を搬送する容器搬送
手段17と、剥離したラベル11を吸引して引取りかつ
このラベル11を容器13の外周面に圧着するラベル引
取り圧着手段18とを備える。
【0011】図3に詳しく示すように、引出しローラ1
4及びラベル剥離手段16は第1ベース21に取付けら
れ、第1ベース21は略矩形の機台19上に取付けられ
る。第1ベース21は第1ハンドル21aを回転させる
ことにより実線矢印の方向に移動可能になっている。ロ
ール状のラベル台紙12は第1ベース21から突設され
た回転可能なロール台23上に載せられ、テンションロ
ーラ24、第1ガイドローラ31、第2ガイドローラ3
2、ラベル剥離手段16及び第3ガイドローラ33を介
して引出しローラ14により引出される。ラベル剥離手
段16はくさび状の剥離プレートであり、この剥離プレ
ート16によりラベル11が剥離された後、台紙12の
みが台紙巻取りリール26により巻取られるようになっ
ている(図1及び図3)。引出しローラ14はサーボモ
ータ27により駆動され、引出しローラ14には自由回
転の押えローラ28が圧接される。
【0012】容器搬送手段17は機台19を横切って設
けられたコンベヤ34と、機台19の略中央に鉛直方向
に延びる主軸36を中心に回転可能に設けられた一対の
ロータリテーブル37と、コンベヤ34上の容器13を
ロータリテーブル37に移送する供給側スターホイール
38と、ラベル11が貼付された容器13をコンベヤ3
4に移送する排出側スターホイール39とを有する(図
3)。コンベヤ34の容器供給側にはスクリュー43が
設けられ、このスクリュー43により容器13が所定の
間隔に維持される。一対のロータリテーブル37は鉛直
方向に所定の間隔をあけて設けられる。上側のロータリ
テーブル37のみを図示し、下側のロータリテーブルは
図示しない。上側のロータリテーブル37と下側のロー
タリテーブルには複数組の容器ホルダ44及び45が主
軸36を中心とする同一円周上に等間隔にかつ上下方向
で互いに対向して配設され、これらの容器ホルダ44,
45により容器13が保持される(図2)。容器ホルダ
44,45はこの例では主軸36を中心に45度毎に8
組配設され(図3)、隣り合う容器ホルダ44,45の
間隔は台紙12上に貼付されたラベル11の間隔より大
きく形成される。また主軸36、スターホイール38,
39及びスクリュー43は単一の電動モータ(図示せ
ず)によりギヤ(図示せず)を介して駆動される。
【0013】剥離プレート16の先端とロータリテーブ
ル37との間の機台19上には第2ベース22が取付け
られ、ラベル引取り圧着手段18は上記第2ベース22
上に設けられる(図1〜図3)。第2ベース22は第2
ハンドル22aを回転させることにより図3の破線矢印
の方向に移動可能になっている。ラベル引取り圧着手段
18は鉛直方向に延びて設けられた回転軸46と、回転
軸46の周囲に回転軸46を中心に同一角度毎に設けら
れ回転軸46とともに回転可能な複数のラベル吸引ブロ
ック47と、ブロック47が剥離プレート16の先端に
近付くときブロック47を回転軸46に近付けてその周
速を小さくしかつブロック47が容器13に近付くとき
ブロック47を回転軸46から離してその周速を大きく
するブロック移動手段48とを備える。回転軸46は第
2ベース22に固定された保持筒により回転可能に保持
された第1軸41と、第1軸41に嵌入されキー51に
より第1軸41に固定された筒状の第2軸42とを有す
る(図1及び図2)。第1軸41はギヤ(図示せず)を
介して上記電動モータにより駆動され、第1軸41には
ギヤ(図示せず)を介してロータリエンコーダ52が接
続される(図3)。ラベル吸引ブロック47はこの例で
は回転軸46を中心に60度毎に6個設けられる。
【0014】ブロック移動手段48は回転軸46の周囲
に回転不能に設けられたカム溝53と、第2軸42にこ
の軸42の半径方向に放射状に延びて取付けられたガイ
ド軸54とを有する(図1〜図3)。カム溝53は保持
筒49に嵌入された円板56の上面に環状に設けられ
(図1及び図3)、この円板56はキー57により保持
筒49に固定される(図2)。またカム溝53は剥離プ
レート16に対向する位置では回転軸46に近付くよう
に形成され、ロータリテーブル37に対向する位置では
回転軸46から離れるように、即ちロータリテーブル3
7に近付くように形成される。ガイド軸54は回転軸4
6を中心とする隣り合うブロック47,47間の角度と
同一の角度毎、即ち回転軸46を中心に60度毎に設け
られ、第2軸42の下部に鉛直方向に所定の間隔をあけ
て水平に2本ずつ挿着される。これらのガイド軸54に
は滑り軸受58を介してスライドプレート59の下部が
摺動可能に嵌入され、スライドプレート59の上部には
滑り軸受61及び固定ピン62を介してブロック47が
それぞれ取付けられる。スライドプレート59とブロッ
ク47の間の固定ピン62には圧縮コイルばね63が遊
嵌される。ブロック47はスライドプレート59に対し
て水平方向に移動可能に設けられ、上記ばね63はブロ
ック47をスライドプレート59から離す方向に付勢す
る。またスライドプレート59の下端にはカムフォロア
64が取付けられ、このカムフォロア64はカム溝53
に遊挿される(図2及び図3)。
【0015】ブロック47の上面には鉛直方向下向きに
第1バキューム穴47aが形成され、この穴47aには
ブロック47の外面から水平に形成された複数の第2バ
キューム穴47bが連通する(図2)。第2軸42の上
端には第2軸42と一体的にフランジ部42aが形成さ
れ、このフランジ部42aには略L字状のバキューム通
孔42bが形成される。第1バキューム穴47aの上端
とバキューム通孔42bの一端はチューブ65により接
続され、バキューム通孔42bの他端はバキューム開閉
手段66及びチューブ67を介して図示しないバキュー
ムポンプに接続される。バキューム開閉手段66は第2
軸42の上端から突出する第1軸41に軸受68を介し
て嵌入され、第2ベース22に固定されたフラットバー
69に固着されることにより回転不能になっている。第
2軸42が回転すると、バキューム通孔42aはブロッ
ク47が剥離プレート16に対向する直前からロータリ
テーブル37に対向した直後までの間でバキュームポン
プに連通するようになっている。
【0016】また第1ガイドローラ31と第2ガイドロ
ーラ32との間にはラベル台紙12に剥離可能に貼付さ
れたラベル11の位置を検出するラベル検出センサ73
が設けられ、コンベヤ34の供給側には容器13の有無
を検出する容器検出センサ74が設けられる(図3)。
ロータリエンコーダ52、ラベル検出センサ73及び容
器検出センサ74の各検出出力はコントローラ(図示せ
ず)の制御入力に接続され、コントローラの制御出力は
サーボモータ27に接続される。
【0017】このように構成されたラベリングマシンの
動作を説明する。コンベヤ34により搬送された容器1
3が所定の位置に到来すると、コントローラ(図示せ
ず)は容器検出センサ74、ロータリエンコーダ52及
びラベル検出センサ73の各検出出力に基づいてラベル
吸引ブロック47の周速及び回転位置にタイミングを合
せてサーボモータ27を回転させる。サーボモータ27
により引出しローラ14が駆動され、ラベル11が剥離
可能に貼付されたラベル台紙12は所定の引出し速度で
剥離プレート16に向って移動する。台紙12が剥離プ
レート16の先端に達すると、台紙12のみが鋭角にU
ターンし、ラベル11はその剛性により台紙12から剥
離し始める(図1)。剥離し始めたラベル11にはブロ
ック47が近付き、このブロック47は第1バキューム
穴47aにおける負圧によりラベル11を吸引して引取
る。このときブロック47はカム溝53に沿って回転軸
46に近付く方向に移動しているので、その周速が小さ
く、ブロック47の周速と台紙12の引出し速度が同一
になる。この結果、ブロック47はラベル11の所定の
位置を正確に引取ることができる。
【0018】ブロック47はラベル11を引取った後、
図3の実線矢印の方向に回転するに従って、カム溝53
に案内され回転軸46から離れる方向にガイド軸54に
沿って移動する。ブロック47がロータリテーブル37
に対向する位置に達すると同時に、スクリュー43及び
供給側スターホイール38を介して容器ホルダ44,4
5により搬送された上記容器13が上記ブロック47に
対向する位置に達し、ブロック47に吸引されたラベル
11はその接着剤の接着力により上記容器13に貼付さ
れる。このときブロック47は回転軸46から最も離れ
ているので、ブロック47の周速は大きく、ブロック4
7の周速と容器の周速が同一になる。この結果、ブロッ
ク47が引取ったラベル11は容器13の一面の所定の
位置に正確に圧着される。また容器13から突出するラ
ベル11の両端はロータリテーブル37周縁のうちラベ
ル11の圧着位置より下流側に機台19から立設された
圧着ローラ(図示せず)により容器11の上記一面に隣
接する両側面に圧着される。
【0019】容器11が連続して到来すると、これらの
容器11はスクリュー43により所定の間隔に維持され
るので、ラベル11が剥離可能に貼付された台紙12は
サーボモータ27にて駆動される引出しローラ14によ
り連続的に引出される。このときも上記と同様にブロッ
ク47が回転軸46の半径方向に移動するので、ラベル
11を容器13に正確に貼付することができる。また外
径の異なる容器(図示せず)にラベル11を貼付すると
きには、第1ハンドル21a及び第2ハンドル22aを
操作することにより第1ベース21及び第2ベース22
を移動させて、ブロック47を容器の外径に合せ、更に
カム溝53が形成された円板を交換してブロック47の
周速を容器の周速と同一にすればよい。
【0020】図4は本発明の第2実施例を示す。図4に
おいて図2と同一符号は同一部品を示す。この例では、
ブロック移動手段88は回転軸86の半径方向に延びる
ピストンロッド93aを有しかつ回転軸86の第2軸8
2に固定されたエアシリンダ93を備える。第2ベース
22には保持筒89が固定され、第2軸82はこの保持
筒89に回転可能に挿通された第1軸81にキー94を
介して固定される。エアシリンダ93は第2軸82の周
囲に第2軸82を中心に同一角度毎に複数個設けられ
る。シリンダ93はこの例では上記第1実施例と同様に
第2軸82を中心に60度毎に6個設けられ、これらの
シリンダ93は第2軸82の下端にこの軸82と一体的
に設けられたフランジ部82a上に固定される。また各
シリンダ93は鉛直方向に所定の間隔をあけて平行に一
対のピストンロッド93a,93aをそれぞれ有する。
【0021】これらのピストンロッド93a,93aの
先端にはプレート99、滑り軸受(図示せず)及び固定
ピン62を介してラベル吸引ブロック47がそれぞれ取
付けられる。シリンダ93への圧縮エアの給排はコント
ローラ(図示せず)により制御され、ブロック47が剥
離プレート16に接近するときにピストンロッド93a
をシリンダ93内に引込め、ブロック47がロータリテ
ーブル(図示せず)に接近するときにピストンロッド9
3aを突出させるようになっている。90は各シリンダ
93の下方に位置するようにフランジ部82aの外周面
から突設された調整ロッドであり、調整ロッド90には
第1ストッパ91及び第2ストッパ92がこのロッド9
0に沿って摺動可能に固定される。第1ストッパ91に
よりピストンロッド93aの突出位置が決定され、第2
ストッパ92によりピストンロッド93aの引込み位置
が決定される。
【0022】このように構成されたラベリングマシンの
動作は、ブロック移動手段88がエアシリンダ93を備
えることを除いて上記第1実施例と同様であるので、繰
返しの説明を省略する。また外径の異なる容器(図示せ
ず)にラベル11を貼付するときには、図示しない第1
ハンドル及び第2ハンドルを操作することにより第1ベ
ース(図示せず)及び第2ベース22を移動させて、ブ
ロック47を容器の外径に合せ、かつ第1ストッパ91
及び第2ストッパ92の位置を調整する。この結果、第
1実施例のカム溝が形成された円板を交換する煩わしい
作業が不要になるので、極めて簡単な作業で行える。
【0023】なお、上記第1及び第2実施例では被貼付
物として角筒状の容器を挙げたが、これに限らず円筒状
の容器でもよく、また接着剤付ラベルを貼付できれば上
記以外の被貼付物でもよい。また、上記第1実施例に挙
げたラベル吸引ブロックの数や容器ホルダの数、上記第
2実施例に挙げたエアシリンダの数やピストンロッドの
数は一例であって、これらに限定されるものではない。
更に、上記第2実施例では流体圧シリンダとしてエアシ
リンダを挙げたが、油圧シリンダ又はその他の流体圧シ
リンダでもよい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ラ
ベル引取り圧着手段の回転軸の周囲に回転軸を中心に同
一角度毎に設けられた複数のラベル吸引ブロックが回転
軸とともに回転し、ラベル剥離手段にブロックが近付く
ときブロックを回転軸に近付けてその周速を小さくする
ブロック移動手段が被貼付物にブロックが近付くときブ
ロックを回転軸から離してその周速を大きくするように
構成したので、接着剤付ラベルが極めて小さい間隔をあ
けてラベル台紙に剥離可能に貼付され、かつ到来する被
貼付物の間隔が上記ラベルの間隔より大きくても、引出
しローラを連続的に回転させることができる。この結
果、引出しローラを間欠的に回転させる従来のセルフラ
ベラと比較して、本発明のラベリングマシンではラベル
台紙の引出し速度及び被貼付物の搬送速度の比を一定に
することにより、ラベル吸引ブロックの周速を大きくし
ても、引出しローラとラベル台紙との間にスリップが発
生することがなく、ラベルを被貼付物の所定の位置に正
確に圧着できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例ラベリングマシンのラベル吸
引ブロック及びブロック移動手段を含む要部斜視図。
【図2】図3のA−A線断面図。
【図3】そのラベリングマシンの平面図。
【図4】本発明の第2実施例を示す図2に対応する断面
図。
【符号の説明】
10 ラベリングマシン 11 接着剤付ラベル 12 ラベル台紙 13 容器(被貼付物) 14 引出しローラ 16 剥離プレート(ラベル剥離手段) 18 ラベル引取り圧着手段 46,86 回転軸 47 ラベル吸引ブロック 48,88 ブロック移動手段 53 カム溝 54 ガイド軸 93 エアシリンダ(流体圧シリンダ) 93a ピストンロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤付ラベル(11)が剥離可能に貼付さ
    れたラベル台紙(12)を引出す引出しローラ(14)と、前記
    引出されたラベル台紙(12)から前記ラベル(11)を剥離す
    るラベル剥離手段(16)と、前記ラベル剥離手段(16)に近
    接して設けられ前記剥離したラベル(11)を吸引して引取
    りかつ引取った前記ラベル(11)を到来する被貼付物(13)
    に圧着するラベル引取り圧着手段(18)とを備えたラベリ
    ングマシンにおいて、 前記ラベル引取り圧着手段(18)が、 鉛直方向に延びて設けられた回転軸(46,86)と、 前記回転軸(46,86)の周囲に前記回転軸(46,86)を中心に
    同一角度毎に設けられ前記回転軸(46,86)とともに回転
    可能な複数のラベル吸引ブロック(47)と、 前記ブロック(47)が前記ラベル剥離手段(16)に近付くと
    き前記ブロック(47)を前記回転軸(46,86)に近付けてそ
    の周速を小さくしかつ前記ブロック(47)が前記被貼付物
    (13)に近付くとき前記ブロック(47)を前記回転軸(46,8
    6)から離してその周速を大きくするブロック移動手段(4
    8,88)とを備えたことを特徴とするラベリングマシン。
  2. 【請求項2】 ブロック移動手段(48)が回転軸(46)の周
    囲に回転不能に設けられたカム溝(53)と前記回転軸(46)
    にこの回転軸(46)の半径方向に放射状に延びて取付けら
    れたガイド軸(54)とを有し、ラベル吸引ブロック(47)が
    前記ガイド軸(54)に前記回転軸(46)の半径方向に移動可
    能に取付けられかつ前記ブロック(47)が前記回転軸(46)
    を中心に回転するとき前記カム溝(53)に案内されて前記
    回転軸(46)の半径方向に移動するように構成された請求
    項1記載のラベリングマシン。
  3. 【請求項3】 ブロック移動手段(88)が回転軸(86)の半
    径方向に延びるピストンロッド(93a)を有しかつ前記回
    転軸(86)に固定された流体圧シリンダ(93)を備え、ラベ
    ル吸引ブロック(47)が前記ピストンロッド(93a)の先端
    に取付けられた請求項1記載のラベリングマシン。
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